JPH0576236A - 収穫物積込み装置 - Google Patents

収穫物積込み装置

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JPH0576236A
JPH0576236A JP23649291A JP23649291A JPH0576236A JP H0576236 A JPH0576236 A JP H0576236A JP 23649291 A JP23649291 A JP 23649291A JP 23649291 A JP23649291 A JP 23649291A JP H0576236 A JPH0576236 A JP H0576236A
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harvest
container
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Yasunori Urano
保徳 浦野
Ryoichi Sato
亮一 佐藤
Katsuya Yokoyama
勝也 横山
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Matsuyama Plow Manufacturing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 収穫物をコンテナ内に収納する際に、コンテ
ナ内に収穫物を平らに均した状態に収納する。 【構成】 積込みコンベヤ12の搬出端部に対向してコン
テナ15内に収穫物Aを案内するシュート体17を上下方向
に回動自在に設ける。積込みコンベヤ12の搬出端部とシ
ュート体17との間に収穫物を左右方向に振分ける案内体
24を左右方向に移動自在に設ける。シュート体17の回動
中心部にシュート体17の上下方向の回動で案内体24を左
右方向に移動させるカム25を回動自在に設ける。 【効果】 積込みコンベヤ12から搬出される収穫物Aを
シュート体17に対して左右方向に振分けて案内搬出でき
る。収穫物Aはシュート体17にてコンテナ15内の前後左
右位置に確実に切替えられて収納できる。収穫物Aの積
込み作業を連続的に行うことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は収穫物積込み装置に係
り、主として収穫機において先金のような掘取体にて順
次掘取られる玉葱や馬鈴薯などの収穫物を順次コンテナ
内に積込むものに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の収穫物積込み装置として
は、たとえば、実開昭61ー77729号公報に記載さ
れているように、積込みコンベヤの搬出端部の下方部に
コンテナを配設し、前記積込みコンベヤの搬出端部に対
向して前記コンテナ内に収穫物を案内するシュート体を
シリンダー装置にて上下方向に回動自在に設けた構成が
知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記公報に記載の構成
では、収穫物は積込みコンベヤの搬出端部から左右方向
に振分けるように案内されることなく搬出端部から搬出
された状態のままシュート体に向けて搬出されるため、
この収穫物はコンテナ内の収納量に応じて次第に上昇回
動されるシュート体に案内されてコンテナ内に収納され
ることになり、したがって、収穫物は、コンテナ内の中
央部に集まって山盛り状態になり易く、コンテナ内に平
均的に搬出収納することができず、このような場合には
作業を中止して人手によって収穫物を平に均す作業が必
要になり、作業能率上好ましくなく、積込み作業を連続
的に行うことができない場合がある。
【0004】本発明は、このような点に鑑みてなされた
もので、積込みコンベヤの搬出端部から搬出される収穫
物をシュート体に対して左右方向に振分けて案内するこ
とができ、コンテナ内には人手によることなく収穫物を
平均的に搬出収納することができ、収穫物の積込み作業
を連続的に行うことができ、作業能率上好ましい収穫物
積込み装置を提供することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の収穫物積込み装
置は、積込みコンベヤと、この積込みコンベヤの搬出端
部に対向して上下方向に回動自在に設けられ収穫物をコ
ンテナ内に案内するシュート体と、前記積込みコンベヤ
の搬出端部と前記シュート体との間に位置して左右方向
に移動自在に設けられ前記積込みコンベヤの搬出端部か
ら搬出される収穫物を前記シュート体に対して左右方向
に振分けて案内する案内体と、前記シュート体の回動中
心部に設けられ前記シュート体の上下方向の回動で前記
案内体を左右方向に切替え移動させるカムと、を具備し
たものである。
【0006】
【作用】本発明の収穫物積込み装置では、収穫物の積込
み開始時には、シュート体が下降回動されてコンテナに
対して低く下降した状態に設定されるとともに、カムの
回動で案内体は収穫物を前記シュート体の中間部に向け
て案内する位置に設定される。そして、積込みコンベヤ
に搬入された収穫物は、この積込みコンベヤの搬出端部
から案内体に向けて順次搬出されるとともに、これらの
収穫物は、案内体にて左右方向から中間部に向けて順次
集められながらシュート体に向かって案内され、このシ
ュート体の搬出端部からコンテナ内に順次搬出収納され
る。
【0007】つぎに、コンテナ内に収穫物が所定量収納
されることにより、前記シユート体が下降した方向とは
反対方向に回動され、シュート体がわずかに上昇回動さ
れるとともに、カムの回動で案内体が左右方向の一方側
に変位した位置に移動され、シュート体及び案内体がそ
れぞれの移動位置に設定される。そして、積込みコンベ
ヤの搬出端部から収穫物が案内体に向けて順次搬出され
るとともに、これらの収穫物は、案内体にて左右方向の
一方側に順次集められながらシュート体に向かって案内
され、このシュート体の搬出端部からコンテナ内の左右
方向の一方側に順次搬出収納される。
【0008】また、コンテナ内に収穫物が所定量収納さ
れることにより、シュート体がさらに上昇回動されると
ともに、カムの回動で案内体が左右方向の他方側に変位
した位置に移動され、シュート体及び案内体がそれぞれ
の移動位置に設定される。そして、収穫物は、案内体に
て左右方向の他方側に順次集められながらシュート体に
向かって案内され、このシュート体の搬出端部からコン
テナ内の左右方向の他方側に順次搬出収納される。
【0009】このように、シュート体が順次上昇回動さ
れるとともに、このシュート体の回動に連動されるカム
の回動によって、案内体が順次左右方向に移動されるの
で、積込みコンベヤの搬出端部から順次搬出される収穫
物は、コンテナ内に前後左右に振分けられながら搬出収
納され、コンテナ内には平に均した状態に収納される。
【0010】
【実施例】以下、本発明の一実施例の構成を図面を参照
して説明する。
【0011】図において、1は収穫機で、この収穫機1
は主フレーム2を有し、この主フレーム2の前側部には
収穫物Aを掘取る掘取り装置3が設けられているととも
に、前記主フレーム2の後側部には収穫物を積込む収穫
物積込み装置4が設けられている。前記掘取り装置3
は、前記主フレーム2の前側下部に前方から後方に順次
設けられた左右の接地輪5、先金6及び後方搬送コンベ
ヤ7と、前記主フレーム2の前側上部に設けられた入力
軸8を有するミッション9及びこのミッション9からの
出力を前記後方搬送コンベヤ7に伝達する出力伝達機構
10と、前記主フレーム2の前端下部に設けられたヒッチ
機構11とを備えて構成されている。
【0012】また、前記収穫物積込み装置4は、前記主
フレーム2の略中間部に設けられた積込みコンベヤ12
と、前記主フレーム2の後側下部に一体に形成された略
水平状の低床式の荷台13と、この荷台13の左右部に回転
自在に軸架された左右の車輪14と、前記荷台13上に搬出
入自在に載置された上面を開放したコンテナ15と、前記
積込みコンベヤ12の搬出端部の後方部に設けられた案内
装置16と、この案内装置16からの収穫物Aを前記コンテ
ナ15内に案内するシュート体17とを備えて構成されてい
る。
【0013】前記積込みコンベヤ12は、前記主フレーム
2に固定されて後上方に向かって傾斜した状態で立設さ
れたコンベヤフレーム18を有し、このコンベヤフレーム
18の下端近傍部には駆動輪19が回転自在に軸架されてい
るとともに、このコンベヤフレーム18の上端近傍部には
従動輪20が回転自在に軸架され、前記駆動輪19と前記従
動輪20との間には多数の持上げ体21を間隔をおいて設け
た無端回行体22が回行自在に懸架されている。また、前
記駆動輪19は、前記出力伝達機構10からの出力によって
回転駆動されるとともに、前記無端回行体22が収穫物A
を持上げる方向に向かって回行されるようになってい
る。また、この積込みコンベヤ12の搬入部は、前記後方
搬送コンベヤ7の搬出端部に近接した状態で配設され、
この後方搬送コンベヤ7の搬出端部から前記積込みコン
ベヤ12の搬入部に収穫物が搬入されるようになってい
る。
【0014】また、前記案内装置16は、前記コンベヤフ
レーム18の上端後側部に後下りに傾斜して設けられた分
離コンベヤ23と、この分離コンベヤ23の上方部に設けら
れた案内体24と、この案内体24をカム25に連動されて左
右方向に移動する連動機構26と、を備えて構成されてい
る。前記分離コンベヤ23は、前記積込みコンベヤ12の搬
出端部から搬出される収穫物Aと茎葉とを分離して収穫
物Aだけを後下方に向けて搬送するようになっている。
また、前記案内体24は、左右に配設する前後方向に長い
案内板27と、この左右の案内板27の後端上部を左右方向
に回動自在に連結した連動杆28とからなり、前記左右の
案内板27の前端部が前記連動杆28の長さより拡開した状
態で前記コンベヤフレーム18の上端後側部の内側部に上
下方向の支軸29にてそれぞれ左右方向に回動自在に軸支
されている。
【0015】前記カム25に連動される連動機構26は、L
字形状のリンク30を有し、このリンク30の折曲角部31が
前記コンベヤフレーム18の上端後側外部に突出された上
下方向の回動中心軸32にて左右方向に回動自在に軸支さ
れ、このリンク30の一方側の突出片33の先端部に前記コ
ンベヤフレーム18の一側部に対して左右方向に進退自在
に挿通した作動杆34の一端部が回動自在に取着されてい
るとともに、この作動杆34の他端部が前記一側部の案内
板27の途中に突設された取付片35に回動自在に取着され
ている。また前記リンク30の他方側の突出片36の先端部
に連杆37の一端部が支軸37a にて回動自在に軸着されて
いるとともに、この連杆37の他端部にコイルスプリング
38の一端部が係止され、このコイルスプリング38の他端
部に係止した調節螺杆39が前記コンベヤフレーム18の一
側部の後端部に突設されたねじ板40に進退調節自在に螺
着されている。
【0016】また、前記回動中心軸32より前方部に位置
して前記コンベヤフレーム18の一側部には案内支片41が
突設され、この案内支片41に固着された中空筒状のガイ
ド42内にはワイヤー43の一側部が前後方向に進退自在に
挿通され、このワイヤー43の一端部に連結した連結片44
が前記リンク30の他方の突出片36の先端部に軸45にて回
動自在に軸着されている。また、前記ワイヤー43の前方
に向けて延在された他端部には回動杆46の途中部が回動
自在に連結され、この回動杆46の上端部に形成された回
動中心軸47が前記前記コンベヤフレーム18の一側前部に
回動自在に軸支され、この回動杆46の下端部に形成され
た支軸部48にはローラ49が回転自在に軸架されている。
【0017】つぎに、前記主フレーム2の後側左右部支
柱50がそれぞれ相対して一体に立設され、この左右の支
柱の上端部が前記コンベヤフレーム18の上側後部の左右
部に支持枠51にて連結されている。また、この左右の支
持枠51には取付板52がそれぞれ垂直状に一体に固着さ
れ、この左右の取付板52には回動軸53が外方に向かって
水平状に一体に突設され、この左右部の回動軸53には前
記シュート体17の回動アーム54の先端部がカラー54a を
介して上下方向に回動自在に取着されている。
【0018】前記シュート体17は、左右部に前記回動軸
53の両端部に先端部を固着した回動アーム54を有し、こ
の左右の回動アーム54の後端部間には上下方向に長い矩
形状のフレーム55の中間部が固着され、このフレーム55
は上部が前側部に向けて傾斜した状態に折曲形成されて
いるとともに、このフレーム55の下部が前側部に向けて
傾斜した状態に折曲形成され、これら形状のフレーム55
にはゴム板などの弾性体56が張設されている。また、前
記フレーム55の下端部にセンサー57が取着され、このセ
ンサー57にて前記コンテナ15内に収納された収穫物Aの
収納量を検知するようになっている。
【0019】また、前記左右の回動軸53に取着した前記
左右の回動アーム54のカラー54a にはフランジ58がそれ
ぞれ一体に固着され、この左右のフランジ58には前記カ
ム25の要部が複数のボルト・ナット59にて着脱可能に固
着されている。このカム25は、略扇形状に形成され、前
記フランジ58に固着した要部と反対側の外縁部には前記
案内装置16のローラ49が当接するカム部60が略波形状に
形成されている。しかして、このカム部60は、一端部に
前記案内体24を中間部に位置させる中立部60aと、この
一端部の中立部60a から他端部にかけて前記案内体24を
進行方向に対して左側に偏位させる凸部60b 及び前記案
内体24を進行方向に対して右側に偏位させる凹部60c が
案内斜面60d を介してそれぞれ順次繰返し形成され、他
端部には前記案内体24を中間部に位置させる中立部60a
が形成されている。そして、前記カム25のカム部60には
前記案内装置16のローラ49が常時当接するように前記コ
イルスプリング38にて付勢されている。
【0020】さらに、前記一方側の支柱50の上部には取
付台61が着され、この取付台61には電動シリンダー装置
62の基端部が固着され、この電動シリンダー装置62の進
退杆63の先端部が前記カム25の一側部に回動自在に取着
されている。また、この電動シリンダー装置62は、前記
センサー57からの検知信号によって作動されるようにな
っている。そして、前記電動シリンダー装置62の進退杆
63の進退動作によって前記カム25が回動軸53を中心とし
て回動されるようになっており、このカム25の回動によ
って前記シュート体17が前記回動軸53を中心として上下
方向に回動されるとともに、前記案内装置16の案内体24
が左右方向に移動されるようになっている。
【0021】つぎに、前記実施例の作用を説明する。
【0022】収穫物の積込み開始時には、電動シリンダ
ー装置62を作動して進退杆63を伸長すると、カム25が回
動軸53を中心として図1時計方向に回動され、このカム
25にてシュート体17の左右の回動アーム54がそれぞれの
回動軸53を中心として図1時計方向に下降回動され、こ
のシュート体17はコンテナ15に対して低く下降した状態
に設定されるとともに、案内装置16のローラ49がカム25
のカム部60における一端部の中立部60a に当接され、こ
のローラ49にて連動される案内体24は収穫物を前記シュ
ート体17の中間部に向けて案内する左右方向に偏らない
中間位置に設定される。また、トラクタの連結部にヒッ
チ機構11を連結するとともに、トラクタのPTO軸にミ
ッション9の入力軸8を動力伝達軸を介して連結する。
【0023】つぎに、トラクタにて収穫機1が牽引され
るとともに、トラクタのPTO軸からの出力によって入
力軸8が回転されると、ミッション9からの出力が出力
伝達機構10を介して後方搬送コンベヤ7、積込みコンベ
ヤ12及び分離コンベヤ23の駆動部にそれぞれ伝達され、
これら後方搬送コンベヤ7及び積込みコンベヤ12の無端
回行体22が図1時計方向に回行され、分離コンベヤ23の
無端回行体が図1反時計方向に回行される。
【0024】そして、先金6にて収穫物としての玉葱A
が順次掘り起こされるとともに、これら玉葱Aは、先金
6から後方搬送コンベヤ7に搬入され土をふるい落とし
ながら後方に向かって順次搬送され、この搬出端部から
積込みコンベヤ12に順次搬入される。また、これら玉葱
Aは積込みコンベヤ12の無端回行体22における各持上げ
体21にて順次持上げられ土をふるい落としながら後上方
に向けて搬送されるとともに、この搬出端部から分離コ
ンベヤ23に搬出され、この分離コンベヤ23にて玉葱Aと
茎葉に分離され、玉葱Aは転動されながら後方に向けて
搬送されるとともに、茎葉は前方に向けて搬送搬出され
る。
【0025】また、分離コンベヤ23にて後方に向けて搬
送される各玉葱Aは、案内体24の左右の案内板27にて左
右方向から中間部に向けて順次集められながらシュート
体17に向かって案内され、このシュート体17の下端部の
搬出端部からコンテナ15内に順次搬出収納される。
【0026】つぎに、コンテナ15内に玉葱Aが所定量収
納されて積上げられると、これら玉葱Aにてセンサー57
が作動されるとともに、このセンサー57からの出力信号
によって電動シリンダー装置62が作動され、この電動シ
リンダー装置62の進退杆63が収縮され、この進退杆63に
てカム25が回動軸53を中心として図1反時計方向に回動
され、このカム25にてシュート体17の左右の回動アーム
54がそれぞれの回動軸53を中心として上昇回動され、こ
のシュート体17が図1反時計方向にわずかに上昇回動さ
れた所定の位置に設定される。
【0027】また、前記カム25の回動により、案内装置
16のローラ49がカム部60の一端部の中立部60a から凸部
60b を経て凹部60c に当接されるとともに、このローラ
49を有する回動杆46がコイルスプリング38の復帰力によ
ってワイヤー43にて牽引され、この回動杆46が回動中心
軸47を中心として後方に回動され、L字形状のリンク30
が回動中心軸32を中心として後方に回動され、このリン
ク30の一方の突出片33にて作動杆34が押動され、この作
動杆34にて案内体24の一側部の案内板27が進行方向の右
側に押動され、この一側部の案内板27が支軸29を中心と
して進行方向の右側に回動されるとともに、連動杆28を
介して他側部の案内板27が支軸29を中心として進行方向
の右側に回動され、案内体24は進行方向の右側に変位し
た状態に移動される。
【0028】したがって、カム25の回動によって、シュ
ート体17が上昇回動されるとともに、案内体24は進行方
向の右側に変位した状態に移動され、電動シリンダー装
置62の作動が停止されるとともに、シュート体17及び案
内体24がそれぞれの移動位置に設定される。そして、前
記の場合と同様に、積込みコンベヤ12の搬出端部から分
離コンベヤ23に玉葱Aが搬入されるとともに、この分離
コンベヤ23上の各玉葱Aは、進行方向の右側に変位した
状態の案内体24にて右側方に順次集められながらシュー
ト体17に向かって案内され、このシュート体17の下端部
の搬出端部からコンテナ15内の右側に順次搬出収納され
る。
【0029】また、コンテナ15内に玉葱Aが所定量収納
されて積上げられると、これら玉葱Aにてセンサー57が
作動されるとともに、このセンサー57からの出力信号に
よって電動シリンダー装置62が作動され、この電動シリ
ンダー装置62の進退杆63がさらに収縮され、この進退杆
63にてカム25が回動軸53を中心として図1反時計方向に
回動され、このカム25にてシュート体17の左右の回動ア
ーム54がそれぞれの回動軸53を中心として上昇回動さ
れ、このシュート体17が図1反時計方向にわずかに上昇
回動された所定の位置に設定される。
【0030】また、前記カム25の回動により、案内装置
16のローラ49がカム部60の前記凹部60c から凸部60b に
当接されるとともに、このローラ49を有する回動杆46が
コイルスプリング38に抗してワイヤー43を牽引しつつ、
この回動杆46が回動中心軸47を中心として前方に回動さ
れ、L字形状のリンク30が回動中心軸32を中心として前
方に回動され、このリンク30の一方の突出片33にて作動
杆34が牽引され、この作動杆34にて案内体24の一側部の
案内板27が進行方向の左側に牽引され、この一側部の案
内板27が支軸29を中心として進行方向の左側に回動され
るとともに、連動杆28を介して他側部の案内板27が支軸
29を中心として進行方向の左側に回動され、案内体24は
進行方向の左側に変位した状態に移動される。
【0031】したがって、カム25の回動によって、シュ
ート体17が上昇回動されるとともに、案内体24は進行方
向の左側に変位した状態に移動され、電動シリンダー装
置62の作動が停止されるとともに、シュート体17及び案
内体24がそれぞれの移動位置に設定される。そして、前
記の場合と同様に、積込みコンベヤ12の搬出端部から分
離コンベヤ23に玉葱Aが搬入されるとともに、この分離
コンベヤ23上の各玉葱Aは、進行方向の左側に変位した
状態の案内体24にて左側方に順次集められながらシュー
ト体17に向かって案内され、このシュート体17の下端部
の搬出端部からコンテナ15内の左側に順次搬出収納され
る。
【0032】このように、カム25の回動によって、シュ
ート体17が順次上昇回動されるとともに、案内体24が順
次左右方向に移動されるので、積込みコンベヤ12の搬出
端部から順次搬出される玉葱Aは、コンテナ15内に前後
左右に振分けられながら搬出収納され、コンテナ15内に
は平に均した状態に収納される。
【0033】
【発明の効果】本発明によれば、積込みコンベヤの搬出
端部に対向して収穫物をコンテナ内に案内するシュート
体を上下方向に回動自在に設けるとともに、前記積込み
コンベヤからの収穫物を前記シュート体に案内する案内
体を左右方向に移動自在に設け、前記シュート体の回動
中心部に前記シュート体の上下方向の回動で前記案内体
を左右方向に切替え移動させるカムを設けたので、収穫
物の積込み作業時には、シュート体を順次上昇回動させ
るとともに、カムにて案内体を左右方向に切替え移動さ
せることにより、積込みコンベヤの搬出端部から搬出さ
れる収穫物をシュート体に対して左右方向に振分けて案
内搬出することができ、これら収穫物はシュート体にて
コンテナ内の前後左右位置に確実に切替えられて収納す
ることができ、したがって、コンテナ内には収穫物を平
らに均した状態で収納することができ、収穫物がコンテ
ナ内に山盛り状態に収納されることがなく、コンテナ内
の収穫物を人手によって平らに均す作業を必要とせず、
収穫物の積込み作業を連続的に行うことができ、作業能
率上好ましい収穫物積込み装置を提供することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す収穫物積込み装置の側
面図である。
【図2】同上案内装置の一部の平面図である。
【図3】同上カム機構の拡大側面図である。
【図4】同上案内体の動作状態を示す平面図である。
【符号の説明】
12 積込みコンベヤ 15 コンテナ 17 シュート体 24 案内体 25 カム 62 シリンダー装置

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 積込みコンベヤと、この積込みコンベヤ
    の搬出端部に対向して上下方向に回動自在に設けられ収
    穫物をコンテナ内に案内するシュート体と、前記積込み
    コンベヤの搬出端部と前記シュート体との間に位置して
    左右方向に移動自在に設けられ前記積込みコンベヤの搬
    出端部から搬出される収穫物を前記シュート体に対して
    左右方向に振分けて案内する案内体と、前記シュート体
    の回動中心部に設けられ前記シュート体の上下方向の回
    動で前記案内体を左右方向に切替え移動させるカムと、
    を具備したことを特徴とする収穫物積込み装置。
JP23649291A 1991-09-17 1991-09-17 収穫物積込み装置 Expired - Fee Related JP2682914B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007202405A (ja) * 2006-01-30 2007-08-16 Yanmar Co Ltd 根菜収穫機
JP2016135113A (ja) * 2015-01-23 2016-07-28 八鹿鉄工株式会社 野菜収穫機
JP2020186997A (ja) * 2019-05-14 2020-11-19 キヤノンメディカルシステムズ株式会社 自動分析装置

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