JPH0575127B2 - - Google Patents

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ この発明は、例えば内部データや、伝送装置に
より外部から送られてきた外部データをわかりや
すい形に変換して表示するデイスプレイ装置に関
するものである。

［従来の技術］ 従来、この種のデイスプレイ装置としては、特
願昭58−198664号に記載されるものがあつて、こ
れを第２図および第３図に示す。第２図におい
て、１は画面作成を行なう中央処理装置、２は画
面作成プログラム装置、３は中央処理装置１へデ
ータを入力する入力装置、４は中央処理装置１の
作成画面を表示する表示装置、５は画面作成用デ
ータを格納する補助記憶装置、６は中央処理装置
１に取り込まれる補助記憶装置５に格納された画
面作成用データで、この画面作成用データ６は、
第３図に示すごとく、画面の表示構成を示す画面
構成用データ６ａと、各データ毎に、その表示位
置、表示種類コード、表示色等を示す表示データ
変換用データ６ｂとからなつている。

次に動作について説明する。まず、オペレータ
が入力装置３より、例えば、第１の画面を選択す
ると、中央処理装置１は補助記憶装置５より選択
された第１の画面の画面作成用データ６を画面作
成エリアに取り込み、この画面作成用データをも
とに画面作成プログラム装置２を走らせて画面を
作成する。このようにして作成された画面は表示
装置４で表示される。

［発明が解決しようとする問題点］ しかしながら、このような従来の装置は一つの
表示画面に対し、一対の画面構成用データと表示
データ変換用データとが必要となるため、画面構
成用データが同一でも表示データ変換用データが
異なれば、別画面として新たに画面構成用データ
と表示データ変換用データを用意する必要があつ
た。

この発明は上記のような問題点を解消するため
になされたもので、画面構成用データが同一の表
示画面に対して表示データ変換用データのみを用
意することにより画面データを作成できるように
したデイスプレイ装置を得ることを目的とする。

［問題点を解決するための手段］ この発明に係るデイスプレイ装置は、画面構成
用データと表示データ変換用データとを分離し、
各々を画面構成用データフアイルと表示データ変
換用データフアイルに記憶させ、各画面との対応
をつける画面対応データフアイルポインタテーブ
ルにより、オペレータの選択した画面の画面構成
用データと表示データ変換用データを取り出せる
ようにしたものである。

［作用］ この発明におけるデイスプレイ装置では、その
画面対応データフアイルポインタテーブルによつ
て、画面構成用データフアイルの中の一画面構成
用データと、表示データ変換用データフアイルの
中の上記画面構成用データに対応する一表示デー
タ変換用データとを指示する。これにより複数個
の表示画面において、同一の画面構成用データま
たは表示データ変換用データを指示できる。

［発明の実施例］ 以下、この発明の一実施例を図について説明す
る。第１図において、１は画面作成を行なう中央
処理装置、２は画面作成プログラム装置、３は中
央処理装置１へデータを入力する入力装置、４は
中央処理装置１の作成画面を表示する表示装置、
５は画面作成用データを格納する補助記憶装置、
５ａは後述の画面構成用データ６ａと表示データ
変換用データ６ｂとの対応関係を複数（ｎ）個の
画面データポイントとして記憶する画面対応デー
タフアイルポインタテーブル、５ｂは複数（ｌ）
個の画面構成用データを記憶する画面構成用デー
タフアイル（第１のデータフアイル）、５ｃは複
数（ｍ）個の表示データ変換用データを記憶する
表示データ変換用データフアイル（第２のデータ
フアイル）、６は中央処理装置１に取り込まれる
補助記憶装置５から取り出された画面作成用デー
タで、この画面作成用データ６は、画面の表示構
成を示す画面構成用データ６ａと各データ毎にそ
の表示位置、表示種類コード、表示色等を示す表
示データ変換用データ６ｂとからなつている。

次に動作について説明する。まずオペレータが
入力装置３より、例えば第１の画面を選択する
と、中央処理装置１は補助記憶装置５より選択さ
れた第１の画面に対応する画面データポイントを
取り込み、それの指示する画面構成用データおよ
び表示データ変換用データを取り込む。そして、
画面構成用データおよび表示データ変換用データ
をもとに画面作成プログラム装置２を走らせて画
面を作成する。このようにして作成された画面は
表示装置４で表示される。

なお、上記実施例では、画面対応データフアイ
ルポインタテーブル５ａ、画面構成用データフア
イル５ｂ、表示データ変換用データフアイル５ｃ
を補助記憶装置５にそなえるようにしたが、これ
らを主記憶装置にそなえるようにしてもよいし、
また、伝送装置を介して別のホストコンピユータ
にそなえるようにしてもよい。

［発明の効果］ 以上のようにこの発明によれば、画面作成用デ
ータを記憶する記憶装置に、画面対応データフア
イルポインタテーブルを設け、各画面対応の画面
構成用データ、表示データ変換用データを指示す
るように構成したので、同一の画面構成用データ
または同一の表示データ変換用データを持つ表示
画面が複数個ある場合は、それら画面の画面対応
データフアイルポインタテーブルが同一の画面構
成用データまたは表示データ変換用データを指示
すればよく、これにより画面の追加、変更が簡単
に行なえるとともに画面作成用データを記憶する
ための容量を縮小できる効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例によるデイスプレ
イ装置のブロツク図であり、第２図は従来のデイ
スプレイ装置のブロツク図、第３図は表示データ
変換用データの詳細な構成図である。 図において、１……中央処理装置、２……画面
作成プログラム装置、３……入力装置、４……表
示装置、５……補助記憶装置、５ａ……画面対応
データフアイルポインタテーブル、５ｂ……画面
構成用データフアイル（第１のデータフアイル）、
５ｃ……表示データ変換用データフアイル（第２
のデータフアイル）、６……画面作成用データ、
６ａ……画面構成用データ、６ｂ……表示データ
変換用データ。なお、図中、同一符号は同一、又
は相当部分を示す。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １ 画面作成を行なう中央処理装置と、同中央処
   理装置に画面作成を行なわせる画面作成プログラ
   ム装置と、画面選択を行なう入力装置と、作成さ
   れた画面を表示する表示装置と、画面作成用デー
   タを格納する記憶装置とをそなえ、同記憶装置
   が、画面構成用データを記憶する第１のデータフ
   アイルと、上記画面構成用データとともに上記画
   面作成用データを構成する表示データ変換用デー
   タを記憶する第２のデータフアイルとを有すると
   ともに、上記の画面構成用データと表示データ変
   換用データとの対応関係を記憶する画面対応デー
   タフアイルポインタテーブルを有していることを
   特徴とするデイスプレイ装置。