JPH0575072U - 車両のフェンダ構造 - Google Patents

車両のフェンダ構造

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Publication number
JPH0575072U
JPH0575072U JP1511492U JP1511492U JPH0575072U JP H0575072 U JPH0575072 U JP H0575072U JP 1511492 U JP1511492 U JP 1511492U JP 1511492 U JP1511492 U JP 1511492U JP H0575072 U JPH0575072 U JP H0575072U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cab
curved
curved surface
air reservoir
fender
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Pending
Application number
JP1511492U
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English (en)
Inventor
雅美 駿河
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
UD Trucks Corp
Original Assignee
UD Trucks Corp
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Filing date
Publication date
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Publication of JPH0575072U publication Critical patent/JPH0575072U/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 キャブ背面のフェンダにエアリザーバを取付
けられるようにして、キャブ後方の架装スペースの拡大
を図る。 【構成】 キャブ1の背面に取付けられる前輪のフェン
ダ11を、キャブ11の背面に沿う接合面11Aと、こ
の接合面11Aに連なって後方に向けて湾曲する湾曲面
11Bと、湾曲面11Bより下方に垂下する泥除面11
Cとで構成し、前記湾曲面11Bの背面に沿って筒型の
エアリザーバ13を配設保持した。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は車両のフェンダ構造の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
トラック等の車両において、ブレーキ機器の一部であるエアリザーバは、実開 昭64−52866号公報のように、キャブ後方の車体のフレームの内側に取付 けることもあるが、一般的にはキャブ後方の車体フレームの外側に取付れらるこ とが多い。つまり、図2に示すように、キャブ1の後方の車体フレーム2の外側 に、エアリザーバ3,4を取付ける。エアリザーバ3と4は、前輪5と後輪6の ブレーキに対して、互いに独立してエアを供給するもので、万一いずれかが故障 してもブレーキ動作が不能に陥ることのないようにしている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、車体フレーム2には、この他にも燃料タンク7やバッテリ8を架装す る必要があり、とくに特殊車両等にあっては、車体フレーム2の外側に例えばア ウトリガー9を配置したり、車体フレーム2に架装用のUボルト10を取付けた りする関係から、エアリザーバ3,4が邪魔になることがあった。
【0004】 このため、場合によってはエアリザーバ3,4を移動したり、架装物を変更し なければならないことがあった。
【0005】 本考案はこのような問題に対して、キャブ背面のフェンダにエアリザーバを取 付けられるようにして、キャブ後方の架装スペースの拡大を図ることを目的とす る。
【0006】
【課題を解決するための手段】
そこで本考案は、キャブの背面に取付けられる前輪のフェンダを、キャブの背 面に沿う接合面と、この接合面に連なって後方に向けて湾曲する湾曲面と、湾曲 面より下方に垂下する泥除面とで構成し、前記湾曲面の背面に沿って筒型のエア リザーバを配設保持した。
【0007】
【作用】
筒型のエアリザーバは、湾曲面の背面に沿って車体フレームと直交して配設保 持されるので、フェンダによって走行中の路面からの飛び石等から保護され、ま た、車体フレームの架装スペースもそれだけ拡大される。
【0008】
【実施例】
図1は本考案の実施例を示すもので、キャブ1の背面に位置して取付けられる 前輪5のフェンダ11は、キャブ1の背面に直接的に取付けられる、これと平行 な接合面11Aと、この接合面11Aからキャブ1の後方に向けて湾曲する湾曲 面11Bと、この湾曲面11Bから垂下して泥除プレート(図示せず)が取付け られる泥除面11Cから構成される。
【0009】 そして、このうち一方のフェンダ11の湾曲面11Bの背面(上面)には、車 体フレーム2と直交するようにして、筒型のエアリザーバ13が配置され、車体 フレーム2の外側に直角方向に延びる支持ブラケット14に、図示しない締結ボ ルト等によって取付けられる。なお、フェンダ11の湾曲面の曲率は、筒型のエ アリザーバ13の外周面の曲率とほぼ一致させることにより、安定して支持する ことができる。
【0010】 エアリザーバ14の内部には仕切り壁が設けられ、前輪側と後輪側のブレーキ エアを独立して供給することができるようになっている。
【0011】 また、他方のフェンダ11の湾曲面11Bの背面に位置して、エンジンの吸入 空気を濾過する筒型のエアクリーナ16が、やはりエアリザーバ13と同じよう にして、支持ブラケット17を介して取付けられる。
【0012】 このようにして、湾曲したフェンダ13の背面にそれぞれ筒型をしたエアリザ ーバ13とエアクリーナ16とを配置したので、車体フレーム2に対する架装ス ペースにそれだけ余裕ができ、車体フレーム2に対しては、その他の架装機器を 自由に取付配置することができる。
【0013】 また、エアリザーバ13とエアクリーナ16は、フェンダ11の湾曲面11B の背面に保持されるので、フェンダ11によって前輪5の回転による泥跳ねや、 路面からの飛び石から保護され、その耐久性も向上する。
【0014】 なお、この実施例では左右のフェンダ11の背面に、それぞれエアリザーバ1 3とエアクリーナ16を保持したが、前輪用と後輪用のエアリザーバ13をそれ ぞれ配置してもよい。
【0015】
【考案の効果】
以上のように本考案によれば、キャブの背面に取付けられる前輪のフェンダを 、キャブの背面に沿う接合面と、この接合面に連なって後方に向けて湾曲する湾 曲面と、湾曲面より下方に垂下する泥除面とで構成し、前記湾曲面の背面に沿っ て筒型のエアリザーバを配設保持したので、エアリザーバはフェンダによって、 走行中の路面からの飛び石等から保護され、また、車体フレームの架装スペース もそれだけ拡大され、スペースの有効利用が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例を示す要部の斜視図である。
【図2】従来例の平面図である。
【符号の説明】
1 キャブ 2 車体フレーム 11 フェンダ 11A 接合面 11B 湾曲面 11C 泥除面 13 エアリザーバ 16 エアクリーナ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 キャブの背面に取付けられる前輪のフェ
    ンダを、キャブの背面に沿う接合面と、この接合面に連
    なって後方に向けて湾曲する湾曲面と、湾曲面より下方
    に垂下する泥除面とで構成し、前記湾曲面の背面に沿っ
    て筒型のエアリザーバを配設保持したことを特徴とする
    車両のフェンダ構造。
JP1511492U 1992-03-23 1992-03-23 車両のフェンダ構造 Pending JPH0575072U (ja)

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JP (1) JPH0575072U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007261349A (ja) * 2006-03-28 2007-10-11 Mitsubishi Fuso Truck & Bus Corp 燃料フィルタ取り付け構造

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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