JPH051672U - リヤマツドガードの取付構造 - Google Patents

リヤマツドガードの取付構造

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JPH051672U
JPH051672U JP5758691U JP5758691U JPH051672U JP H051672 U JPH051672 U JP H051672U JP 5758691 U JP5758691 U JP 5758691U JP 5758691 U JP5758691 U JP 5758691U JP H051672 U JPH051672 U JP H051672U
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敏男 青木
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Isuzu Motors Ltd
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Isuzu Motors Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 車体のリヤホイールアーチ後部に配設するマ
ッドガードの取付構造の改良を図る。 【構成】 車体10のリヤクオータパネル12の取付部
16にスライダ20を固着する。ブラケット40は、レ
ール42を有し、レール42をスライダ20に差し込む
ことによりブラケット40をリヤクオータパネルに固定
する。リヤバンパ30の側端部34はブラケット40に
固着され、マッドガード50もブラケット40に固着さ
れる。スライダ40はレール42の軸線方向に摺動自在
であり、かつ軸線まわりにも自由度を有する。この構造
により車体10とリヤバンパの振動の位相差が吸収され
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は車両の後輪側に設けるリヤマッドガードの取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
後輪がはね上げる土砂の飛散を防止するリヤマッドガードは、リヤホイールア ーチ後方のリヤクオータパネルに固定されるのが一般的な構造である。 近年バンパが大型化し、端部がリヤホイルアーチ付近まで延長されてきており 、このような車両にあっては、リヤマッドガードをリヤバンパの端部に配設し、 リヤクオータパネルに固定する構造が採用でき、例えば、実開昭58ー1608 76号公報にはこの種の構造が開示されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
上述した公報に記載されたものにあっては、リヤマッドガードに設けた溝でリ ヤバンパを挾持し、クリップで車体パネルに固定する構造となっている。 この取付構造をフレーム付の車両に適用した場合には、フレームと車体の振動 の位相差によりバンパとマッドガードの振動に位相が発生し、耐久性に問題が生 ずる。また、バンパとマッドガードの取付部の合せ精度が悪くなる等の不具合が あった。 そこで本考案は、このような不具合を解消するリヤマッドガードの取付構造を 提供するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案の取付構造は、車体パネルに固着されるスライダと、スライダに差し込 まれるレールを有するブラケットとを備える。そして、リヤバンパの側端部をブ ラケットに取付けるとともに、リヤマッドガードもブラケットに取付けた構成を 有する。
【0005】
【作用】
ブラケットはスライダに対してレールの軸線方向に摺動自在であり、軸線まわ りにも自由度を有する。そこで、車体とバンパとの間の振動の位相差が吸収され る。
【0006】
【実施例】
図1は本考案のマッドガード取付構造の全体を示す説明図、図2は取付状態を 示す説明図である。 車体10の後側部を構成するリヤクオータパネルには、リヤホイールアーチ1 4を有し、リヤクオータパネル12の下部にバンパの取付部16が形成される。 この取付部16には、スライダ20が設けられる。 リヤバンパ30は、フレーム32に固着され、その側端部34はリヤクオータ パネル12のリヤホイールアーチ14側に延びる。 金属板でつくられるブラケット40は、スライダ20に係合するレール42と 、マッドガードの取付面44とを有する。 ブラケット40は、レール42をリヤクオータパネル12のスライダ20に係 合することにより車体側にとりつけられる。リヤマッドガード50は、その取付 面52をブラケット40の取付面44に合わせ、ボルト60によりブラケット4 0に固着される。
【0007】 図3及び図4は、ブラケット40の詳細を示し、図5は取付構造の詳細を示す 。 ブラケット40に設けられるレール42は、テーパー部42Aを有し、スラ イダ20に対して容易に差し込みができる。ブラケット40の下部にはバンパの 取付面46が形成される。 バンパ30の側端部34は、ブラケット40の取付面46に対してボルト62 により固着される。 この構成により、バンパ30はブラケット40に固着され、マッドガード50 もブラケット40に固着される。 車両の走行時に、車体のリヤクオータパネル16とリヤバンパ30との間に、 振動の位相差が生ずると、ブラケット40は揺動を受ける。しかしながら、ブラ ケット40は、レール42によりスライダ20に係合しているのでレール42の 軸線方向への相対移動は自由であり、また、軸線まわりのねじりに対しても自由 度をもつ。 この構成によりブラケット40のねじり運動は、レールとスライダの間で吸収 され、他の部材に影響を与えない。そして、マッドガードもリヤバンパの振動に 合せて動き、ねじれ等の不統一な作動は発生しない。
【0008】
【考案の効果】
本考案は以上のように、リヤマッドガードの取付構造にあって、車体パネルに とりつけたスライダに対してレールを差し込んで固定するブラケットを備え、ブ ラケットがリヤバンパとリヤマッドガードを支持する構造を採用したものである 。ブラケットは車体の前後方向に摺動自在であるとともに、レールの軸線まわり の捩れに対しても自由度をもつ。 そこで、車体とリヤバンパの間に振動の位相差が生じても、リヤバンパの取付 部に無理な応力は発生せず、リヤマッドガードの動きもリヤバンパの動きに統一 される。 したがって、取付部の耐久性が向上し、リヤバンパとリヤマッドガードの整合 性もよくなる。 特にフレーム付きの車両にあっては、フレームとリヤバンパとの間で振動の位 相差が生じやすいが、この構造により位相差を吸収することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の取付構造を示す説明図。
【図2】取付状態を示す説明図。
【図3】ブラケットの正面図。
【図4】ブラケットの側面図。
【図5】車体後側から見たブラケットの取付部の断面
図。
【符号の説明】
10 車体 12 リヤクオータパネル 20 スライダ 30 リヤバンパ 40 ブラケット 50 マッドガード

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 【請求項1】 車体のリヤホイールアーチの後部に配設
    されるリヤマッドガードの取付構造であって、車体パネ
    ルに固着されるスライダと、スライダに差し込まれるレ
    ールを有するブラケットを備え、リヤバンパの側端部を
    ブラケットに取付けるとともに、リヤマッドガードをブ
    ラケットに取付けてなるリヤマッドガードの取付構造。
JP5758691U 1991-06-29 1991-06-29 リヤマッドガードの取付構造 Expired - Lifetime JP2534099Y2 (ja)

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JPH051672U true JPH051672U (ja) 1993-01-14
JP2534099Y2 JP2534099Y2 (ja) 1997-04-30

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4898387A (ja) * 1972-03-27 1973-12-13
JPS53114087U (ja) * 1977-02-18 1978-09-11
CN102874606A (zh) * 2012-09-21 2013-01-16 浙江大学 手动托盘车自动码垛装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4898387A (ja) * 1972-03-27 1973-12-13
JPS53114087U (ja) * 1977-02-18 1978-09-11
CN102874606A (zh) * 2012-09-21 2013-01-16 浙江大学 手动托盘车自动码垛装置

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JP2534099Y2 (ja) 1997-04-30

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