JP2020199986A - センサ用ブラケット - Google Patents

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朝康 藤野
Tomoyasu Fujino
朝康 藤野
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【課題】センサ用ブラケットにおいて、センサの振動を抑制する。【解決手段】車両の側方の物体を検知するセンサ6をサイドフレーム2に取り付けるためのセンサ用ブラケット1は、サイドフレーム2から側方へ延出した腕部1aと、腕部1aの先端に設けられたセンサ取付部1bと、腕部1aの基端に設けられた締結部1cとを備えている。センサ取付部1bには、センサ6が取り付けられる。締結部1cは、クロスメンバ4と共にサイドフレーム2に締結される。【選択図】図2

Description

本開示は、車両の側方の物体を検知するセンサをサイドフレームに取り付けるためのブラケットに関する。
従来、車両の運転手のブラインドスポット内に存在する他車両や歩行者等の物体を、カメラやセンサ(以下、単に「センサ」という)で検知し、運転手に知らせる技術(いわゆるブラインドスポットアシスト)が知られている(例えば特許文献1参照)。一般に、このような技術で用いられるセンサは、ブラケットを介して車両のフレームに取り付けられる。
特開2009−151606号公報
ところで、車両のサイドフレームに前述のセンサを取り付けて車両の側方の物体を検知する場合、センサの検知範囲内に余計な車載装置が入り込まないように、ブラケットをサイドフレームから側方(左右方向の外側)へ延出させ、その先端にセンサを取り付けることが望ましい。しかしながら、このような片持ち支持のブラケットでは、先端のセンサがサイドフレームの振動によって振動しやすくなる。このため、センサの検知精度の低下を招く虞がある。
本開示のセンサ用ブラケットは、前述のような課題に鑑み創案されたものであり、センサの振動を抑制することを目的の一つとする。
ここで開示するセンサ用ブラケットは、車両の側方の物体を検知するセンサを前記車両のサイドフレームに取り付けるためのものであって、前記サイドフレームから前記側方へ延出した腕部と、前記腕部の先端に設けられ、前記センサが取り付けられるセンサ取付部と、前記腕部の基端に設けられ、前記車両のクロスメンバと共に前記サイドフレームに締結される締結部と、を備えている。
サイドフレームのうちクロスメンバが締結される部分は、クロスメンバによって剛性が高められているため振動しにくい。このため、センサ用ブラケットの締結部をクロスメンバと共にサイドフレームに締結することで、センサ用ブラケットの締結部の振動が抑制される。これにより、センサの振動が抑制される。
本開示のセンサ用ブラケットによれば、センサの振動を抑制できる。
実施形態としてのセンサ用ブラケットが適用された車両の下部構造を示す模式的な上面図である。 図1の車両の要部を斜め後方から見た斜視図である。 図1の車両の要部の側面図である。 変形例としてのセンサ用ブラケットが適用された車両の要部の側面図(図3に対応する図)である。
図面を参照して、実施形態としてのセンサ用ブラケットについて説明する。以下に示す実施形態はあくまでも例示に過ぎず、この実施形態で明示しない種々の変形や技術の適用を排除する意図はない。本実施形態の各構成は、それらの趣旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。また、必要に応じて取捨選択することができ、あるいは適宜組み合わせることができる。
[1.構成]
本実施形態のセンサ用ブラケット1(以下、単に「ブラケット1」という)は、図1に示す車両10に適用されている。以下、車両10の前進方向を前方とし、前方を向いた状態を基準にして左右を定める。また、前後方向と左右方向とのいずれにも直交する方向を上下方向とする。
車両10は、運転席が設けられたキャブ11と、キャブ11の後方に配置された荷箱12とを備えるトラックである。本実施形態では、車両10が右ハンドル車であり、車両10の運転手にとって、荷箱12の左方(側方)がブラインドスポットとなる場合について説明する。
車両10は、図示しないエンジンの動力で後輪13を駆動する後輪駆動車である。したがって、例えば車両10の走行時は、後輪13を支持するリアアクスル14が、前輪15を支持するフロントアクスル16と比べて大きく振動する。
車両10には、前後方向に延びる二つのサイドフレーム2と、左右方向に延びる複数のクロスメンバ3〜5とが設けられる。二つのサイドフレーム2は、左右方向に互いに離隔して配置される。各クロスメンバ3〜5は、前後方向に互いに離隔して配置されるとともに、サイドフレーム2の間に延在し、各サイドフレーム2に結合される。本実施形態では、三つのクロスメンバ3〜5が設けられている例を示す。
以下、三つのクロスメンバ3〜5を前側から順に、「No.1クロスメンバ3」,「No.2クロスメンバ4」,「No.3クロスメンバ5」ともいう。No.1クロスメンバ3は、フロントアクスル16よりも前方に設けられている。No.2クロスメンバ4は、フロントアクスル16とリアアクスル14との間であって、フロントアクスル16寄りの位置に設けられている。No.3クロスメンバ5は、フロントアクスル16とリアアクスル14との間であって、リアアクスル14寄りの位置に設けられている。
No.1クロスメンバ3はキャブ11の下方に設けられるのに対し、No.2クロスメンバ4及びNo.3クロスメンバ5は荷箱12の下方に設けられる。No.2クロスメンバ4とリアアクスル14との距離は、No.3クロスメンバ5とリアアクスル14との距離よりも、長く設定されている。
本実施形態のサイドフレーム2は、弾性変形することで路面からの入力を吸収するように構成された、いわゆるスーパーフレームである。サイドフレーム2は、横断面が略コ字状であって、上下のフランジ2aと、上下のフランジ2aを接続するウェブ2bとを有する。各クロスメンバ3〜5の端部は、サイドフレーム2の弾性変形を許容するために、サイドフレーム2のウェブ2bに結合されている。
サイドフレーム2には、燃料タンク17やバッテリボックス18等の様々な車載装置が取り付けられる。本実施形態では、左のサイドフレーム2よりも左方に配置された燃料タンク17及びバッテリボックス18を例示する。
車両10には、ブラインドスポット内の物体(例えば他車両や歩行者)を検知するセンサ6が搭載される。ここでいうセンサ6には、レーダやカメラが含まれる。本実施形態のセンサ6は、車両10の左方(側方)に存在する物体を検知するように、荷箱12の左側面の略真下に配置されている。センサ6は、路面からの距離が所定の範囲内となるように、その高さ位置が設定される。
ブラケット1は、サイドフレーム2にセンサ6を取り付けるための部材である。本実施形態のブラケット1は、燃料タンク17やバッテリボックス18と干渉しない位置で、左のサイドフレーム2から左方へ延設されている。より具体的には、ブラケット1は、No.2クロスメンバ4と左右方向に並んで配置されている。したがって、ブラケット1とNo.2クロスメンバ4とは、上面視で左右方向に延びる一直線上に設けられている。
図2に示すように、ブラケット1は、左のサイドフレーム2から左方(側方)へ延出した腕部1aと、腕部1aの左端(先端)に設けられたセンサ取付部1bと、腕部1aの右端(基端)に設けられた締結部1cとを備えている。ブラケット1は、例えば、鋼板をプレス加工することで形成される。
腕部1aは、センサ6の最適な搭載位置まで延びるように形成される。本実施形態の腕部1aは、左のサイドフレーム2から荷箱12の左側面の略真下まで緩やかに下降傾斜して延びている。これにより、センサ取付部1bは、荷箱12の左側面の略真下であって、路面から所定の範囲内の距離に配置される。センサ取付部1bには、センサ6が取り付けられる。
締結部1cは、平板状に形成され、左のサイドフレーム2のウェブ2bに対して外方(本実施形態では左方)から当接配置される。本実施形態では、前後二つの締結部1cが設けられている例を示す。各締結部1cには、二つの貫通孔1hが形成されている。
各締結部1cは、ボルト7が貫通孔1hに挿通されて図示しないナットと締結されることにより、No.2クロスメンバ4と共に左のサイドフレーム2に締結される。ボルト7は、より具体的には、締結部1cの貫通孔1hと、左のサイドフレーム2のウェブ2bに形成された貫通孔(図示略)と、No.2クロスメンバ4の左端部に形成された貫通孔(図示略)とのそれぞれに挿通されたうえで、ナットと締結される。これにより、ブラケット1は、左のサイドフレーム2にNo.2クロスメンバ4と共締めされる。
図3に示すように、本実施形態では、前後の締結部1cがいずれも上下二つのボルト7により左のサイドフレーム2及びNo.2クロスメンバ4に共締めされている。このように、本実施形態では、ブラケット1を左のサイドレール2に締結する合計四つのボルト7のそれぞれが、No.2クロスメンバ4にも締結されている。
[2.作用,効果]
サイドフレーム2のうちクロスメンバ3〜5が締結される部分は、クロスメンバ3〜5によって剛性が高められているため、クロスメンバ3〜5が締結されない部分と比べて振動しにくい。この点、ブラケット1は、No.2クロスメンバ4と共に左のサイドフレーム2に締結される締結部1cを備えているため、サイドフレーム2において振動しにくい部分に締結部1cが締結される。よって、ブラケット1の締結部1cの振動が抑制されることから、センサ6の振動を抑制できる。これにより、センサ6の検知精度の低下を抑制できる。
また、前述のようにブラケット1の締結部1cをサイドフレーム2及びNo.2クロスメンバ4に共締めすることで、No.2クロスメンバ4をサイドフレーム2に締結する既存のボルトをブラケット1の取り付けに兼用できる。よって、部品点数の増加を抑えられる。
さらに、ブラケット1は、No.2クロスメンバ4及びNo.3クロスメンバ5のうち、リアアクスル14からより離隔したNo.2クロスメンバ4に締結されるため、No.3クロスメンバ5に締結される場合と比べて、リアアクスル14の振動から受ける影響を低減できる。よって、センサ6の振動をより抑制できる。
また、ブラケット1は、荷箱12の下方に設けられるNo.2クロスメンバ4に締結されるため、キャブ11の下方に設けられるNo.1クロスメンバ3に締結される場合と比べて、センサ6の検知範囲を適切に設定しやすくできる。よって、センサ6の検知精度の向上に寄与できる。
[3.変形例]
締結部1cをサイドフレーム2及びクロスメンバ4に共締めする構造は、前述したものに限定されない。締結部1cは、少なくとも一つのボルト7でサイドフレーム2及びクロスメンバ4に共締めされればよく、例えば図4に示すブラケット1′のように、後方の締結部1cのみが、上下二つのボルト7でサイドフレーム2及びクロスメンバ4に共締めされてもよい。なお、このブラケット1′には、前方の締結部1cに代えて、上下二つのボルト8でサイドフレーム2のみに締結される平板状の固定部1dが設けられている。
ブラケット1′によっても、前述のように締結部1cがサイドフレーム2のうち振動しにくい部分に締結されるため、センサ6の振動を抑制できる。また、ブラケット1′は、前述の実施形態のブラケット1よりもやや前方に配置されるため、後方の部材(例えば燃料タンク17)との干渉を防止しやすくできる。反対に、前述の実施形態のブラケット1よりもやや後方にブラケットを配置すれば、前方の部材(例えばバッテリボックス18)との干渉を防止しやすくできる。
ブラケット1,1′を取り付けるためのボルト7,8の各個数は、図3及び図4に示すものに限定されない。また、ブラケット1,1′は、No.2クロスメンバ4以外のクロスメンバと共にサイドフレーム2に締結されてもよい。この場合であっても、ブラケット1,1′によれば、センサ6の振動を抑制できる。
ブラケット1,1′が適用される車両10は、前述のトラックに限定されない。
車両10が左ハンドル車である場合は、運転手のブラインドスポットが車両10の右方(側方)となるため、ブラケット1,1′をクロスメンバ3〜5のいずれか一つと共に右のサイドレール2に締結し、センサ6の検知範囲を車両10の右方に設定してもよい。
1,1′ ブラケット(センサ用ブラケット)
1a 腕部
1b センサ取付部
1c 締結部
1d 固定部
1h 貫通孔
2 サイドフレーム
2a フランジ
2b ウェブ
3 No.1クロスメンバ(クロスメンバ)
4 No.2クロスメンバ(クロスメンバ)
5 No.3クロスメンバ(クロスメンバ)
6 センサ
7 ボルト
8 ボルト
10 車両
11 キャブ
12 荷箱
13 後輪
14 リアアクスル
15 前輪
16 フロントアクスル
17 燃料タンク
18 バッテリボックス

Claims (1)

  1. 車両の側方の物体を検知するセンサを前記車両のサイドフレームに取り付けるためのセンサ用ブラケットであって、
    前記サイドフレームから前記側方へ延出した腕部と、
    前記腕部の先端に設けられ、前記センサが取り付けられるセンサ取付部と、
    前記腕部の基端に設けられ、前記車両のクロスメンバと共に前記サイドフレームに締結される締結部と、
    を備えたことを特徴とするセンサ用ブラケット。
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