JP2534099Y2 - リヤマッドガードの取付構造 - Google Patents

リヤマッドガードの取付構造

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JP2534099Y2
JP2534099Y2 JP5758691U JP5758691U JP2534099Y2 JP 2534099 Y2 JP2534099 Y2 JP 2534099Y2 JP 5758691 U JP5758691 U JP 5758691U JP 5758691 U JP5758691 U JP 5758691U JP 2534099 Y2 JP2534099 Y2 JP 2534099Y2
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JP
Japan
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bracket
bumper
mudguard
mounting structure
vehicle body
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JP5758691U
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敏男 青木
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Isuzu Motors Ltd
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Isuzu Motors Ltd
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は車両の後輪側に設けるリ
ヤマッドガードの取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】後輪がはね上げる土砂の飛散を防止する
リヤマッドガードは、リヤホイールアーチ後方のリヤク
オータパネルに固定されるのが一般的な構造である。近
年バンパが大型化し、端部がリヤホイルアーチ付近まで
延長されてきており、このような車両にあっては、リヤ
マッドガードをリヤバンパの端部に配設し、リヤクオー
タパネルに固定する構造が採用でき、例えば、実開昭5
8ー160876号公報にはこの種の構造が開示されて
いる。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】上述した公報に記載さ
れたものにあっては、リヤマッドガードに設けた溝でリ
ヤバンパを挾持し、クリップで車体パネルに固定する構
造となっている。この取付構造をフレーム付の車両に適
用した場合には、フレームと車体の振動の位相差により
バンパとマッドガードの振動に位相が発生し、耐久性に
問題が生ずる。また、バンパとマッドガードの取付部の
合せ精度が悪くなる等の不具合があった。そこで本考案
は、このような不具合を解消するリヤマッドガードの取
付構造を提供するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本考案の取付構造は、車
体パネルに固着されるスライダと、スライダに差し込ま
れるレールを有するブラケットとを備える。そして、リ
ヤバンパの側端部をブラケットに取付けるとともに、リ
ヤマッドガードもブラケットに取付けた構成を有する。
【0005】
【作用】ブラケットはスライダに対してレールの軸線方
向に摺動自在であり、軸線まわりにも自由度を有する。
そこで、車体とバンパとの間の振動の位相差が吸収され
る。
【0006】
【実施例】図1は本考案のマッドガード取付構造の全体
を示す説明図、図2は取付状態を示す説明図である。車
体10の後側部を構成するリヤクオータパネルには、リ
ヤホイールアーチ14を有し、リヤクオータパネル12
の下部にバンパの取付部16が形成される。この取付部
16には、スライダ20が設けられる。リヤバンパ30
は、フレーム32に固着され、その側端部34はリヤク
オータパネル12のリヤホイールアーチ14側に延び
る。金属板でつくられるブラケット40は、スライダ2
0に係合するレール42と、マッドガードの取付面44
とを有する。ブラケット40は、レール42をリヤクオ
ータパネル12のスライダ20に係合することにより車
体側にとりつけられる。リヤマッドガード50は、その
取付面52をブラケット40の取付面44に合わせ、ボ
ルト60によりブラケット40に固着される。
【0007】図3及び図4は、ブラケット40の詳細を
示し、図5は取付構造の詳細を示す。 ブラケット40
に設けられるレール42は、テーパー部42Aを有し、
スライダ20に対して容易に差し込みができる。ブラケ
ット40の下部にはバンパの取付面46が形成される。
バンパ30の側端部34は、ブラケット40の取付面4
6に対してボルト62により固着される。この構成によ
り、バンパ30はブラケット40に固着され、マッドガ
ード50もブラケット40に固着される。車両の走行時
に、車体のリヤクオータパネル16とリヤバンパ30と
の間に、振動の位相差が生ずると、ブラケット40は揺
動を受ける。しかしながら、ブラケット40は、レール
42によりスライダ20に係合しているのでレール42
の軸線方向への相対移動は自由であり、また、軸線まわ
りのねじりに対しても自由度をもつ。この構成によりブ
ラケット40のねじり運動は、レールとスライダの間で
吸収され、他の部材に影響を与えない。そして、マッド
ガードもリヤバンパの振動に合せて動き、ねじれ等の不
統一な作動は発生しない。
【0008】
【考案の効果】本考案は以上のように、リヤマッドガー
ドの取付構造にあって、車体パネルにとりつけたスライ
ダに対してレールを差し込んで固定するブラケットを備
え、ブラケットがリヤバンパとリヤマッドガードを支持
する構造を採用したものである。ブラケットは車体の前
後方向に摺動自在であるとともに、レールの軸線まわり
の捩れに対しても自由度をもつ。そこで、車体とリヤバ
ンパの間に振動の位相差が生じても、リヤバンパの取付
部に無理な応力は発生せず、リヤマッドガードの動きも
リヤバンパの動きに統一される。したがって、取付部の
耐久性が向上し、リヤバンパとリヤマッドガードの整合
性もよくなる。特にフレーム付きの車両にあっては、フ
レームとリヤバンパとの間で振動の位相差が生じやすい
が、この構造により位相差を吸収することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の取付構造を示す説明図。
【図2】取付状態を示す説明図。
【図3】ブラケットの正面図。
【図4】ブラケットの側面図。
【図5】車体後側から見たブラケットの取付部の断面
図。
【符号の説明】
10 車体 12 リヤクオータパネル 20 スライダ 30 リヤバンパ 40 ブラケット 50 マッドガード

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体のリヤホイールアーチの後部に配設
    されるリヤマッドガードの取付構造であって、車体パネ
    ルに固着されるスライダと、スライダに差し込まれるレ
    ールを有するブラケットを備え、リヤバンパの側端部を
    ブラケットに取付けるとともに、リヤマッドガードをブ
    ラケットに取付けてなるリヤマッドガードの取付構造。
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JPH051672U JPH051672U (ja) 1993-01-14
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JPS4898387A (ja) * 1972-03-27 1973-12-13
JPS53114087U (ja) * 1977-02-18 1978-09-11
CN102874606B (zh) * 2012-09-21 2014-08-06 浙江大学 手动托盘车自动码垛装置

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JPH051672U (ja) 1993-01-14

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