JPH0218759Y2 - - Google Patents

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JPH0218759Y2
JPH0218759Y2 JP1984022673U JP2267384U JPH0218759Y2 JP H0218759 Y2 JPH0218759 Y2 JP H0218759Y2 JP 1984022673 U JP1984022673 U JP 1984022673U JP 2267384 U JP2267384 U JP 2267384U JP H0218759 Y2 JPH0218759 Y2 JP H0218759Y2
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JP
Japan
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frame
mirror
vehicle
seat
roll bar
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JP1984022673U
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JPS60134042U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、不整地走行用の車輌に取り付ける
バツクミラーに関するものである。
不整地の走行では、整地を走行する場合と比較
して、その路面の凹凸等によつて車体フレームに
加わる振動力が大になる。したがつて、不整地走
行用の車輌にバツクミラーを取り付けるような場
合には、振動防止に対する対策も考慮される。
一般に、振動の影響を軽減する手段として、取
付部に合成ゴム等で形成した防振部材を介在させ
ることが知られているが、このような手段による
と、防振部材の分だけ部品点数が増大し、それだ
け組立作業が繁雑化してコスト高になる。
この考案は、前記事情を鑑みてなされたもの
で、不整地走行用車輌にバツクミラーを装備する
場合に、車体フレームの振動が伝達されにくい位
置にバツクミラーを配置することによつて防振部
材の使用を避け、もつてバツクミラーの装備に要
する費用を、安価に済ませること、および外力の
影響を受けにくくすることを目的とする。
上記目的を達成するために、本考案では、車体
の前後方向に沿つて延設されて前後の車輪を支持
するフレームに対して付加的に接合される部材、
詳しくは、搭乗員の頭上を覆う如く前記フレーム
の前方部から後方部に橋渡しされるロールバー
に、バツクミラーを装備する構成とした。
以下、本考案の一実施例を図面に基づいて説明
する。
第1図は、本考案を適用した4輪式の不整地走
行用車輌の斜視図で、1はフレームである。
このフレーム1は、車体側部に前後方向に沿つ
て延設された上下2本のパイプフレーム1a,1
bと、これら上下のパイプフレーム1a,1bを
相互に接合する補強パイプ1c,1dと、左右の
パイプフレーム1a,1bを相互に接合するクロ
スメンバー1e,1f等とからなるもので、左右
が略対称形に形成されている。そして、このフレ
ーム1は、その前部および後部において緩衝器2
を介して前輪3および後輪4を支持している。ま
た、このフレーム1の前部側にはハンドル5が配
置され、かつ中間部には搭乗員の着座するシート
6が搭載され、該シート6の後方にはエンジン7
が搭載されている。
前記前輪3および後輪4の上方にはそれぞれ幅
広のフエンダー8,9が設けられ、また、第2図
および第3図にも示すように、前記フレーム1の
上方には左右に離間した2本のロールバー10,
11が車体の前後方向に延びて設けられている。
これらのロールバー10,11は、前記シート
6より上方に突出する搭乗員の頭上を覆う如く、
前記フレーム1の前方部から後方部に橋渡しさ
れ、パイプフレーム1aに立設した補助パイプ1
2,13等を介して付加的にフレーム1に接合さ
れたものであり、これらのロールバー10,11
相互間の間隔は左右のパイプフレーム1a,1a
間の間隔より狭く設定され、かつロールバー1
0,11相互はクロスメンバ14,15によつて
互いに連結された構成になつている。
これらのロールバー10,11は、フレーム1
に付加的に装備され、振動源となる前輪3、後輪
4、およびエンジン7等の支持に直接関係するも
のではないことから、一番振動の影響を受けにく
い状況にある。
本考案では、前記ロールバー10,11にバツ
クミラー16が取り付けられている。
このバツクミラー16は、第3図に示すよう
に、取り付ける高さ位置H1が搭乗員の目の高さ
位置H2より高く設定されて、各ロールバー10,
11の外側に取り付けられており、上方から見た
場合には、第4図に示すように車体の片側に在る
前輪3の中心と後輪4の中心とを結ぶ線Mより内
側に位置している。
また、バツクミラー16は、第5図に示すよう
に、ミラー本体17を保持したミラーホルダー1
8、頭部19aが球状に形成されて該頭部19a
がミラーホルダー18の基部にボール嵌合した取
付けボルト19、該ボルト19に螺合する雌ねじ
部20aを有して前記ロールバー10,11に溶
接された取付けナツト20、ボルト19がナツト
20から抜けることを防止するロツクナツト2
1、ボルト19およびナツト20等の周囲を覆う
ゴムブーツ22等から構成されて、ミラー本体1
7が頭部19aの周囲に回動自在になつており、
回動によつて、車輪の外上端とロールバーの外上
端とを結ぶ線L(第2図参照)の内側に入るよう
に取り付けられている。このような線分Lの内側
は、外力の影響を受けにくく、前記ミラー16に
外力が作用した場合にも線分L内に回動すること
によつて、外力の影響を回避することができる。
以上説明したように、本考案のバツクミラー
は、一番振動の影響を受けにくい状況にあるロー
ルバーに取り付けられる構成となつているから、
振動防止等のために特に防振部材を設けるような
必要がなく、バツクミラーの装備に要する費用を
安価に済ませることができる。また、バツクミラ
ーの取付位置を車輌の外端に位置する車輪やロー
ルバーを結ぶ線よりも内側に設定しているので、
外力の影響を受けにくく、たとえ、バツクミラー
に外力が作用した場合でも前後輪やロールバーを
結ぶ線より内側に回動することによつて外力から
回避できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例が装備された不整地
走行用車輌の斜視図、第2図は同後面図、第3図
は同右側面図、第4図はバツクミラーの配置を示
す平面図、第5図は一実施例の拡大断面図であ
る。 1…フレーム、1a,1b…パイプフレーム、
2…緩衝器、3…前輪、4…後輪、6…シート、
7…エンジン、10,11…ロールバー、16…
バツクミラー、17…ミラー本体、18…ミラー
ホルダー、19…取付けボルト、19a…頭部、
20…取付けナツト、20a…雌ねじ部、21…
ロツクナツト、22…ゴムブーツ、M…前輪の中
心と後輪の中心を結ぶ線、N…前輪の外上端とロ
ールバーの外上端とを結ぶ線。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 前後に配設された車輪を支持するフレームが車
    体の前後方向に延設され、該フレームの中間部に
    シートを、また該シートの後方にエンジンを各々
    搭載した不整地走行用車輌におけるバツクミラー
    であつて、前記シートより上方へ突出する搭乗員
    の頭上を覆う如く前記フレームの前方部と後方部
    とに橋渡しされたロールバー上に取り付けられ、
    しかも、バツクミラーの取付位置が、上方から見
    た場合車体の片側に在る前輪の中心と後輪の中心
    とを結ぶ線より内側で、かつ前輪の外上端とロー
    ルバーの外上端とを結ぶ線より内側に設定されて
    いることを特徴とする不整地走行用車輌における
    バツクミラー。
JP2267384U 1984-02-20 1984-02-20 不整地走行用車輌におけるバツクミラ− Granted JPS60134042U (ja)

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JP2267384U JPS60134042U (ja) 1984-02-20 1984-02-20 不整地走行用車輌におけるバツクミラ−

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Publication Number Publication Date
JPS60134042U JPS60134042U (ja) 1985-09-06
JPH0218759Y2 true JPH0218759Y2 (ja) 1990-05-24

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS573027B2 (ja) * 1973-07-31 1982-01-19

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS573027U (ja) * 1980-06-06 1982-01-08

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS573027B2 (ja) * 1973-07-31 1982-01-19

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JPS60134042U (ja) 1985-09-06

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