JPH0574733A - 金属配線の形成方法 - Google Patents

金属配線の形成方法

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JPH0574733A
JPH0574733A JP23522391A JP23522391A JPH0574733A JP H0574733 A JPH0574733 A JP H0574733A JP 23522391 A JP23522391 A JP 23522391A JP 23522391 A JP23522391 A JP 23522391A JP H0574733 A JPH0574733 A JP H0574733A
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JP
Japan
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film
hole
deposited
wiring
metallic wiring
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Withdrawn
Application number
JP23522391A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Kudo
寛 工藤
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 多層金属配線において,半導体基板と金属配
線,または第1層金属配線と第2層金属配線とのコンタ
クトを行うレーザプラグ形成法に関し,微細なスルーホ
ールに対しても良好なコンタクトがとれるようにする。 【構成】 Si基板11上に,SiO2 膜12,第1層
Al配線13,およびPSG膜14を順次形成した後,
PSG膜にスルーホール15を形成する。その後,全面
に第1のAl膜を堆積した後,PSG膜14上に堆積さ
れた第1のAl膜をエッチバックする。そして,全面に
第2のAl膜17を堆積し,エキシマレーザ光18を照
射して,第2のAl膜17を溶融させてスルーホール1
5内へ埋め込む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は,金属配線の形成方法,
特にレーザプラグ形成法に関する。多層金属配線におい
て,半導体基板と金属配線とのコンタクト,または第1
層金属配線と第2層金属配線とのコンタクトを良好に行
えると共に良好な平坦性が得られる方法として,レーザ
プラグ形成法が提案されている。しかし,微細なスルー
ホールに対しては適用できないのが現状である。
【0002】本発明は,レーザプラグ形成法を微細なス
ルーホールに対しても適用できるようにしたものであ
る。
【0003】
【従来の技術】図7〜図10を用いて,従来のレーザプ
ラグ形成法を工程順に説明する。 [工程1,図7]半導体基板または第1層Al配線から
成る下地21上に形成された絶縁膜22に,フォトリソ
グラフィ技術によるパターニングによって,下地21に
到達するスルーホール23を形成する。
【0004】[工程2,図8]全面に,スパッタ法によ
りAl膜24を堆積する。図8に示すように,Al膜2
4は,絶縁膜22上には充分厚く堆積されるが,スルー
ホール23内には薄く堆積される。また,Al膜24
は,スルーホール23内を埋めるまでには至らない。
【0005】[工程3,図9]エキシマレーザ光25を
照射して,Al膜24を溶融させてスルーホール23内
へAlを埋め込むと共に,スルーホール23上のAl膜
24を平坦化する。
【0006】[工程4,図9,図10]Al膜24をフ
ォトリソグラフィ技術よりパターニングして,Al配線
26を形成する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来のレーザプラグ形
成法には,半導体装置の微細化が進み,スルーホールの
径が小さくなると共にアスペクト比が大きくなると,A
l膜の堆積時にシャドウ効果によってスルーホールの途
中からAl膜が不連続に成ってしまい,この状態でレー
ザ照射を行ってもプラグが形成できない,という問題が
あった。
【0008】この問題点を図11を用いて,より詳細に
説明する。図(a)はレーザ照射前の状態を示し,図
(b)はレーザ照射後の状態を示している。図中,31
はスルーホール,32はAl膜,33は連続膜の端部で
ある。
【0009】微細なスルーホール31に対して,スパッ
タ法によりAl膜32を堆積すると,図(a)に示すよ
うに,Al膜32はスルーホール31の側壁では連続膜
の端部33の位置までしか連続的に堆積されない。この
状態で,レーザ照射を行うと,図(b)に示すように,
Al膜32は,スルーホール31側壁の連続膜の端部3
3の位置までしか埋め込まれないので,プラグ形成を達
成することができない。
【0010】本発明は,上記の問題点を解決して,微細
なスルーホールに対しても良好なコンタクトがとれるよ
うにした金属配線の形成方法,特にレーザプラグ形成法
を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに,本発明に係る金属配線の形成方法は,半導体基板
または導電層から成る下地上に堆積された絶縁膜に,下
地に到達するスルーホールを形成する工程と,全面に第
1の金属膜を堆積する工程と,絶縁膜上に堆積された第
1の金属膜を除去する工程と,全面に第2の金属膜を堆
積する工程と,レーザ光を照射して,第2の金属膜を溶
融させてスルーホール内へ埋め込む工程とを含むように
構成する。
【0012】
【作用】レーザプラグ形成法において,プラグが形成さ
れるか否かは,スルーホール側壁の金属の堆積状態に依
存している。すなわち,スルーホールの側壁に金属膜を
連続した状態で堆積できればプラグ形成を達成できる
が,そうでない場合には,レーザ照射を行ってもスルー
ホールへの金属の埋め込みは連続膜の端部までしかなさ
れないので,プラグ形成を達成できない。
【0013】本発明では,第1の金属膜を堆積した後,
絶縁膜上に堆積された第1の金属膜を除去し,さらに第
2の金属膜を堆積している。これにより,スルーホール
側壁の金属膜を連続状態にすることができる。
【0014】その後,レーザ光を照射して,第2の金属
膜を溶融させてスルーホール内へ埋め込むことにより,
プラグ形成が達成される。
【0015】
【実施例】図1〜図6を用いて,本発明の一実施例を工
程順に説明する。 [工程1,図1]シリコン基板11を熱酸化して表面に
厚さ1μmのSiO2 膜12を形成した。
【0016】SiO2 膜12上にスパッタ法によりAl
を0.6μmの厚さに堆積した後,フォトリソグラフィ
技術によりパターニングして第1層Al配線13を形成
した。
【0017】第1層Al配線13上にCVD法により厚
さ0.7μmのPSG膜14を堆積した。PSG膜14
をフォトリソグラフィ技術によりパターニングして0.
4μm径のスルーホール15を形成した。(従来のレー
ザプラグ形成法では,0.4μm以下の径のスルーホー
ルに対しては,側壁にAlが連続状態で堆積されないた
め,プラグを形成することはできていない。) [工程2,図2]全面にスパッタ法によりAl膜16を
1.0μmの厚さに堆積した。
【0018】[工程3,図2,図3]PSG膜14上の
Al膜16をドライエッチングによってエッチバックし
た。 [工程4,図4]全面にスパッタ法によりAl膜17を
0.6μmの厚さに堆積した。2度のAlの堆積によっ
て,スルーホール15の側壁にAl膜17を連続状態で
堆積することができた。
【0019】[工程5,図5]Al膜17にエキシマレ
ーザ光18を照射して溶融させた。照射は,レーザ強度
密度2.8J/cm2 のXeClエキシマレーザを用
い,10-4Torrの真空中で行った。
【0020】その結果,スルーホール15内にAlを充
分に埋め込むことができ,また,スルーホール15上の
Al膜17を平坦にすることができた。 [工程6,図5,図6]Al膜17をフォトリソグラフ
ィ技術によりパターニングして第2層Al配線19を形
成した。
【0021】以上の各工程を経て,レーザプラグの形成
が達成された。従来のレーザプラグ形成法では,Alに
関しては0.6μm径のスルーホールに対するプラグの
形成が限界であったが,本発明では,0.4μm径のス
ルーホールに対してもプラグの形成が可能となった。
【0022】本実施例では,Alの堆積−エッチバック
の工程は1回しか行っていないが,スルーホールの径が
より小さくなると,シャドウ効果によって,さらにスル
ーホール側壁に対する連続状態での金属膜の堆積が困難
になるので,Alの堆積−エッチバックの工程を複数回
行う必要がある。
【0023】
【発明の効果】本発明によれば,レーザプラグ形成法に
おいて,スルーホール側壁に金属膜を連続状態で堆積で
きるので,微細なスルーホールに対してもプラグを形成
することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の工程1を示す図である。
【図2】本発明の一実施例の工程2を示す図である。
【図3】本発明の一実施例の工程3を示す図である。
【図4】本発明の一実施例の工程4を示す図である。
【図5】本発明の一実施例の工程5を示す図である。
【図6】本発明の一実施例の工程6を示す図である。
【図7】従来例の工程1を示す図である。
【図8】従来例の工程2を示す図である。
【図9】従来例の工程3を示す図である。
【図10】従来例の工程4を示す図である。
【図11】微細なスルーホールに対してレーザプラグ形
成法を用いた場合を示す図である。
【符号の説明】
11 シリコン基板 12 SiO2 膜 13 第1層Al配線 14 PSG膜 15 スルーホール 16 Al膜 17 Al膜 18 エキシマレーザ光 19 第2層Al配線

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体基板または導電層から成る下地上
    に堆積された絶縁膜に,下地に到達するスルーホールを
    形成する工程と, 全面に第1の金属膜を堆積する工程と, 絶縁膜上に堆積された第1の金属膜を除去する工程と, 全面に第2の金属膜を堆積する工程と, レーザ光を照射して,第2の金属膜を溶融させてスルー
    ホール内へ埋め込む工程とを含むことを特徴とする金属
    配線の形成方法。
  2. 【請求項2】 請求項1において, 全面に第1の金属膜を堆積した後,絶縁膜上に堆積され
    た第1の金属膜を除去する工程を複数回繰り返すことを
    特徴とする金属配線の形成方法。
JP23522391A 1991-09-17 1991-09-17 金属配線の形成方法 Withdrawn JPH0574733A (ja)

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