JPH0573433B2 - - Google Patents
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- JPH0573433B2 JPH0573433B2 JP6257286A JP6257286A JPH0573433B2 JP H0573433 B2 JPH0573433 B2 JP H0573433B2 JP 6257286 A JP6257286 A JP 6257286A JP 6257286 A JP6257286 A JP 6257286A JP H0573433 B2 JPH0573433 B2 JP H0573433B2
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- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 47
- 239000011521 glass Substances 0.000 claims description 17
- 238000007689 inspection Methods 0.000 description 8
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 6
- 238000012423 maintenance Methods 0.000 description 6
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 4
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 230000001788 irregular Effects 0.000 description 3
- 230000002265 prevention Effects 0.000 description 3
- 230000002238 attenuated effect Effects 0.000 description 1
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 description 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
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Description
【発明の詳細な説明】
発明の目的
(産業上の利用分野)
この発明はパチンコ機に関するものである。
(従来の技術)
従来、パチンコ機において遊戯者の不正な行為
を防止する策として種々の不正防止装置が提案さ
れている。
を防止する策として種々の不正防止装置が提案さ
れている。
(発明が解決しようとする問題点)
ところが、従来の不正防止装置付のパチンコ機
においては保守点検のためにパチンコ台に開閉可
能に取付けられた枠体を開けると不正防止装置が
作動してしまうという問題があつた。
においては保守点検のためにパチンコ台に開閉可
能に取付けられた枠体を開けると不正防止装置が
作動してしまうという問題があつた。
そこで、この発明の目的はパチンコ台の枠体の
開閉動作を伴う保守点検を容易に行うことができ
るパチンコ機を提供するにある。
開閉動作を伴う保守点検を容易に行うことができ
るパチンコ機を提供するにある。
発明の構成
(問題点を解決するための手段)
この発明は上記目的を達成すべく、パチンコ台
に対し加えられる不正外力を検出する不正外力検
出手段と、同パチンコ台に開閉可能に設けられた
枠体の開閉状態を検出する開閉状態検出手段と、
同開閉状態検出手段が枠体の開状態を検出してい
るとき前記不正外力検出手段を無効化する無効化
手段とを設けたパチンコ機を採用したものであ
る。
に対し加えられる不正外力を検出する不正外力検
出手段と、同パチンコ台に開閉可能に設けられた
枠体の開閉状態を検出する開閉状態検出手段と、
同開閉状態検出手段が枠体の開状態を検出してい
るとき前記不正外力検出手段を無効化する無効化
手段とを設けたパチンコ機を採用したものであ
る。
(作用)
上記手段により、パチンコ台に対し不正外力が
加えられると不正外力検出手段がその不正外力を
検出するが、開閉状態検出手段が枠対の開状態を
検出しているときには無効化手段が不正外力検出
手段を無効化する。
加えられると不正外力検出手段がその不正外力を
検出するが、開閉状態検出手段が枠対の開状態を
検出しているときには無効化手段が不正外力検出
手段を無効化する。
(実施例)
以下、この発明を具体化したパチンコ機の一実
施例を図面に従つて説明する。
施例を図面に従つて説明する。
第1図及び第2図に示すように、パチンコ台の
機枠1はその前面に枠体としての前枠2が蝶番3
を介して開閉可能に取付けられている。又、機枠
2の内面隅部には開閉状態検出手段としての第1
のマイクロスイツチ4が固設され、このマイクロ
スイツチ4はプランジヤ4aが前方に突出し前枠
2が閉状態にあるときプランジヤ4aが押されオ
フ状態となり、反対に前枠2が開状態となるとプ
ランジヤ4aの押圧が解除されオンするようなつ
ている。
機枠1はその前面に枠体としての前枠2が蝶番3
を介して開閉可能に取付けられている。又、機枠
2の内面隅部には開閉状態検出手段としての第1
のマイクロスイツチ4が固設され、このマイクロ
スイツチ4はプランジヤ4aが前方に突出し前枠
2が閉状態にあるときプランジヤ4aが押されオ
フ状態となり、反対に前枠2が開状態となるとプ
ランジヤ4aの押圧が解除されオンするようなつ
ている。
前枠2には窓5が設けられ、その窓5の周縁に
は金枠6が取付けられている。この窓5には枠体
としてのガラス枠7が窓5の上方部を開閉可能に
金枠6の一側縁に蝶着されている。
は金枠6が取付けられている。この窓5には枠体
としてのガラス枠7が窓5の上方部を開閉可能に
金枠6の一側縁に蝶着されている。
又、窓5には枠体としての上皿支持板8が窓5
の下方部を回転可能に金枠6の一側縁に蝶着され
ている。この上皿支持板8には打球機構にパチン
コ球を供給するための球供給装置(図示しない)
が設けられるとともに、上皿支持板8の前面には
上皿9が配設され同上皿9に打球のためのパチン
コ球が蓄積される。
の下方部を回転可能に金枠6の一側縁に蝶着され
ている。この上皿支持板8には打球機構にパチン
コ球を供給するための球供給装置(図示しない)
が設けられるとともに、上皿支持板8の前面には
上皿9が配設され同上皿9に打球のためのパチン
コ球が蓄積される。
窓5の上下に隅部には開閉状態検出手段として
の第2及び第3のマイクロスイツチ10,11が
それぞれ固設され、各マイクロスイツチ10,1
1はプランジヤ10a,11aが前方に突出しガ
ラス枠7及び上皿支持板8が閉状態にあるときプ
ランジヤ10a,11aが押されオフ状態とな
り、反対にガラス枠7及び上皿支持板8が開状態
となるとプランジヤ10a,11aの押圧が解除
されオンするようになつている。
の第2及び第3のマイクロスイツチ10,11が
それぞれ固設され、各マイクロスイツチ10,1
1はプランジヤ10a,11aが前方に突出しガ
ラス枠7及び上皿支持板8が閉状態にあるときプ
ランジヤ10a,11aが押されオフ状態とな
り、反対にガラス枠7及び上皿支持板8が開状態
となるとプランジヤ10a,11aの押圧が解除
されオンするようになつている。
前枠2の下部には下皿12が配設され、この下
皿12には前記上皿9の容量以上となつたパチン
コ球が蓄積されるようになつている。
皿12には前記上皿9の容量以上となつたパチン
コ球が蓄積されるようになつている。
この下皿12及び前記上皿11には不正外力検
出手段としての振動検出装置13がそぞれ内蔵さ
れている。その振動検出装置13は第3図及び第
4図に示すように導電性の筒体14内に導電性の
球15が吊下支持され、振動によりその球15が
揺れ筒体14内面に接触すると電源16に接続さ
れたリレー17が励磁されるようになつている。
出手段としての振動検出装置13がそぞれ内蔵さ
れている。その振動検出装置13は第3図及び第
4図に示すように導電性の筒体14内に導電性の
球15が吊下支持され、振動によりその球15が
揺れ筒体14内面に接触すると電源16に接続さ
れたリレー17が励磁されるようになつている。
又、前枠2の右の縦枠には警報ランプ18が設
けられ、同警報ランプ18は不正行為によりパチ
ンコ台に振動が発生したときに点灯するようにな
つている。又、その警報ランプ18の下方にはシ
リンダ錠19が設けられ、この錠19に鍵を差込
み回動操作すると、前枠2、ガラス枠7、上皿支
持板8のロツク状態を解除することができるよう
になつている。
けられ、同警報ランプ18は不正行為によりパチ
ンコ台に振動が発生したときに点灯するようにな
つている。又、その警報ランプ18の下方にはシ
リンダ錠19が設けられ、この錠19に鍵を差込
み回動操作すると、前枠2、ガラス枠7、上皿支
持板8のロツク状態を解除することができるよう
になつている。
次に、パチンコ機の電気的構成を第5図に基づ
いて説明する。
いて説明する。
パチンコ台内に設けられる常閉のリセツトボタ
ンPBが直列に接続された電源20に対し打球用
モータM、打球モータ駆動スイツチS1及び後記
するリレーCR1の常閉接点CR11がそれぞれ直
列に接続されている。打球モータ駆動スイツチS
1は打球ハンドルの打球操作位置(回動位置)を
検出し、同ハンドルが遊戯者により打球操作位置
まで回動されたときオンし打球用モータMに電源
20を供給する。従つて、同打球用モータMの駆
動に基づいてパチンコ球の打球動作が行われる。
又、リレー接点CR11が開くと、打球用モータ
Mへの電源20の供給が停止される。
ンPBが直列に接続された電源20に対し打球用
モータM、打球モータ駆動スイツチS1及び後記
するリレーCR1の常閉接点CR11がそれぞれ直
列に接続されている。打球モータ駆動スイツチS
1は打球ハンドルの打球操作位置(回動位置)を
検出し、同ハンドルが遊戯者により打球操作位置
まで回動されたときオンし打球用モータMに電源
20を供給する。従つて、同打球用モータMの駆
動に基づいてパチンコ球の打球動作が行われる。
又、リレー接点CR11が開くと、打球用モータ
Mへの電源20の供給が停止される。
振動検出装置13の常開リレー接点17aと、
リレーCR1と、後記タイマTRの常閉の接点TR
1及び常閉の地震スイツチS2とが電源20に対
し直列に接続され、リレー接点17aにはもう一
つの振動検出装置13のリレー接点17bが並列
に接続されている。従つて、少なくとも一方の振
動検出装置13が振動を検出しそのリレー接点1
7a,17bが閉じると、リレーCR1が電源2
0の供給により励磁されるこになる。そして、同
リレーCR1の励磁により前記リレー接点CR11
が開き、打球用モータMを停止させるようになつ
ている。又、地震スイツチS2は遊戯場内に設け
られた地震感知機が地震を感知するとオフし、振
動検出装置13を無効化する。すなわち、振動検
出装置13が振動を検知することによつて振動検
出装置13のリレースイツチ17a,17bが閉
じてもリレーCR1への電源20の供給を行なわ
ないようになつている。従つて、振動検出装置1
3が地震を不正振動と誤検知しても、この場合は
打球用モータMの停止はない。
リレーCR1と、後記タイマTRの常閉の接点TR
1及び常閉の地震スイツチS2とが電源20に対
し直列に接続され、リレー接点17aにはもう一
つの振動検出装置13のリレー接点17bが並列
に接続されている。従つて、少なくとも一方の振
動検出装置13が振動を検出しそのリレー接点1
7a,17bが閉じると、リレーCR1が電源2
0の供給により励磁されるこになる。そして、同
リレーCR1の励磁により前記リレー接点CR11
が開き、打球用モータMを停止させるようになつ
ている。又、地震スイツチS2は遊戯場内に設け
られた地震感知機が地震を感知するとオフし、振
動検出装置13を無効化する。すなわち、振動検
出装置13が振動を検知することによつて振動検
出装置13のリレースイツチ17a,17bが閉
じてもリレーCR1への電源20の供給を行なわ
ないようになつている。従つて、振動検出装置1
3が地震を不正振動と誤検知しても、この場合は
打球用モータMの停止はない。
前記リレーCR1の常開のリレー接点CR12と
リレーCR2は電源20に対し直列に接続されて
おり、リレー接点CR12が閉じると電源20に
よりリレーCR2が励磁される。リレー接点CR1
2にはリレーCR2が励磁されると閉じ、同直列
回路を自己保持するためのリレー接点CR21が
並列に接続されている。
リレーCR2は電源20に対し直列に接続されて
おり、リレー接点CR12が閉じると電源20に
よりリレーCR2が励磁される。リレー接点CR1
2にはリレーCR2が励磁されると閉じ、同直列
回路を自己保持するためのリレー接点CR21が
並列に接続されている。
又、リレーCR2には警報ランプ18及びパチ
ンコ機の上方位置に設けられる警報ブザー21が
それぞれ並列に接続されている。従つて、振動検
出装置13のリレー接点17a,17bの閉動作
に伴うリレー接点CR12の閉動作により警報ラ
ンプ18及び警報ブザー21に電源20が供給さ
れ、警報ランプ18が点灯するとともに警報ブザ
ー21が鳴るようになつている。
ンコ機の上方位置に設けられる警報ブザー21が
それぞれ並列に接続されている。従つて、振動検
出装置13のリレー接点17a,17bの閉動作
に伴うリレー接点CR12の閉動作により警報ラ
ンプ18及び警報ブザー21に電源20が供給さ
れ、警報ランプ18が点灯するとともに警報ブザ
ー21が鳴るようになつている。
前記第1のマイクロスイツチ4とオフデイレー
(瞬時動作時限復帰)タイマTRとは電源20に
対し直列に接続されるとともに、第1のマイクロ
スイツチ4には第2及び第3のマイクロスイツチ
10,11がそれぞれ並列に接続されている。よ
つて、少なくとも一つのマイクロスイツチ4,1
0,11がオン、すなわち前枠2、ガラス枠7、
上皿支持板8のうち少なくとも1つが開状態とな
ると、電源20がタイマTRに供給される。する
と、前記タイマ接点TR1が瞬時に開く。従つ
て、振動検出装置13の振動検出によりリレー接
点17a,17bが閉じてもリレーCR1の励磁
がなく振動検出装置13が無効化される。
(瞬時動作時限復帰)タイマTRとは電源20に
対し直列に接続されるとともに、第1のマイクロ
スイツチ4には第2及び第3のマイクロスイツチ
10,11がそれぞれ並列に接続されている。よ
つて、少なくとも一つのマイクロスイツチ4,1
0,11がオン、すなわち前枠2、ガラス枠7、
上皿支持板8のうち少なくとも1つが開状態とな
ると、電源20がタイマTRに供給される。する
と、前記タイマ接点TR1が瞬時に開く。従つ
て、振動検出装置13の振動検出によりリレー接
点17a,17bが閉じてもリレーCR1の励磁
がなく振動検出装置13が無効化される。
又、逆にタイマTRの駆動状態から前枠2、ガ
ラス枠7、上皿支持板8の全てが閉じられ各マイ
クロスイツチ4,10,11が全てオフとなると
タイマTRへの電源20の供給が停止されタイマ
TRはタイマ接点TR1を一定時間経過後に閉じ
振動検出装置13の無効化が解除される。なお、
このタイマTRの設定時間は前枠2、ガラス枠
7、上皿支持板8が全て閉じられた後その動作に
よるパチンコ台の振動が完全に減衰するまでの時
間であり予め求められている。
ラス枠7、上皿支持板8の全てが閉じられ各マイ
クロスイツチ4,10,11が全てオフとなると
タイマTRへの電源20の供給が停止されタイマ
TRはタイマ接点TR1を一定時間経過後に閉じ
振動検出装置13の無効化が解除される。なお、
このタイマTRの設定時間は前枠2、ガラス枠
7、上皿支持板8が全て閉じられた後その動作に
よるパチンコ台の振動が完全に減衰するまでの時
間であり予め求められている。
このタイマTRとタイマ接点TR1とから無効
化手段が構成されている。
化手段が構成されている。
次に、このように構成したパチンコ機の作用を
説明する。
説明する。
今、遊戯者がパチンコ台を揺すつたり叩いたり
すると上皿9及び下皿12に設けた振動検出装置
13がその振動を検出しそのリレー接点17a,
17bを閉じる。すると、リレーCR1が励磁さ
れ、その励磁によりそのリレー接点CR11が開
き打球用モータMへ電源20の供給が停止され遊
戯できない状態となる。又、同時にリレーCR1
の励磁によりそのリレー接点のCR12が閉じ警
報ランプ18が点灯するとともに警報ブザー21
が鳴り、管理者に不正行為が行なわれたことを知
らせる。
すると上皿9及び下皿12に設けた振動検出装置
13がその振動を検出しそのリレー接点17a,
17bを閉じる。すると、リレーCR1が励磁さ
れ、その励磁によりそのリレー接点CR11が開
き打球用モータMへ電源20の供給が停止され遊
戯できない状態となる。又、同時にリレーCR1
の励磁によりそのリレー接点のCR12が閉じ警
報ランプ18が点灯するとともに警報ブザー21
が鳴り、管理者に不正行為が行なわれたことを知
らせる。
又、通常の遊戯状態において、地震が発生する
と、地震感知機が作動して地震スイツチS2がオ
フし、振動検出装置13を無効化させる。
と、地震感知機が作動して地震スイツチS2がオ
フし、振動検出装置13を無効化させる。
さらに、通常の遊戯状態において、保守点検の
為に前枠2、ガラス枠7、上皿支持板8の内一つ
でも開けられるとその開放を名マイクロスイツチ
4,10,11が検出し同様に振動検出装置13
を無効化させる。この開放状態から点検等の終了
後、前枠2、ガラス枠7、上皿支持板8を全て閉
じるとタイマTRにより一定時間経過後に振動検
出装置13の無効化が解除される。従つて、前枠
2、ガラス枠7、上皿支持板8を全て閉じた時に
生じる振動が振動検出装置13に検出され打球用
モータMの駆動の停止、警報ランプ18及び警報
ブザー21の作動が防止される。
為に前枠2、ガラス枠7、上皿支持板8の内一つ
でも開けられるとその開放を名マイクロスイツチ
4,10,11が検出し同様に振動検出装置13
を無効化させる。この開放状態から点検等の終了
後、前枠2、ガラス枠7、上皿支持板8を全て閉
じるとタイマTRにより一定時間経過後に振動検
出装置13の無効化が解除される。従つて、前枠
2、ガラス枠7、上皿支持板8を全て閉じた時に
生じる振動が振動検出装置13に検出され打球用
モータMの駆動の停止、警報ランプ18及び警報
ブザー21の作動が防止される。
又、リセツトボタンPBを押すことによりこれ
らの動作は初期化され元の状態に復帰させること
ができる。
らの動作は初期化され元の状態に復帰させること
ができる。
このように本実施例のパチンコ機においては、
遊戯中にパチンコ機を揺つたり叩いたりする不正
行為が行なわれるとそれに伴うパチンコ台の振動
を検出し打球用モータMへの電源20の供給を停
止し遊戯できない状態にするとともに警報ランプ
18及び警報ブザー21により管理者にその不正
行為の発生を知らせることができる。又、同時
に、これは継続的不正外力によるパチンコ機への
悪影響を防止することとなる。
遊戯中にパチンコ機を揺つたり叩いたりする不正
行為が行なわれるとそれに伴うパチンコ台の振動
を検出し打球用モータMへの電源20の供給を停
止し遊戯できない状態にするとともに警報ランプ
18及び警報ブザー21により管理者にその不正
行為の発生を知らせることができる。又、同時
に、これは継続的不正外力によるパチンコ機への
悪影響を防止することとなる。
又、保守点検のために前枠2、ガラス枠7、上
皿支持板8を開けると振動検出装置13を無効化
させる。よつて、その開放時においては警報装置
等の駆動が停止され通常の点検等を行なうことが
できる。さらに、その保守点検が終了し前枠2、
ガラス枠7、上皿支持板8を全て閉じた後所定時
間が経過しないとその無効化が解除されないので
前枠2等を閉じた時の振動で振動検出装置13が
作動することがない。さらに、地震が発生した場
合にも振動検出装置13を無効化することができ
る。
皿支持板8を開けると振動検出装置13を無効化
させる。よつて、その開放時においては警報装置
等の駆動が停止され通常の点検等を行なうことが
できる。さらに、その保守点検が終了し前枠2、
ガラス枠7、上皿支持板8を全て閉じた後所定時
間が経過しないとその無効化が解除されないので
前枠2等を閉じた時の振動で振動検出装置13が
作動することがない。さらに、地震が発生した場
合にも振動検出装置13を無効化することができ
る。
この発明は前記実施例に限定されるものでな
く、以下に述べるように不正外力を検出するよう
にしてもよい。
く、以下に述べるように不正外力を検出するよう
にしてもよい。
(イ) 第6図に示す上皿9の支持部を示す断面図に
おいて、基端側が上皿支持板8以外の例えば前
枠2に取着され、先端が上皿支持板8を前方
(第6図中左方向)に付勢するコイルスプリン
グ22を複数配設し、さらに、上皿支持板8の
同コイルスプリング22による付勢力に抗した
後方(第6図中右方向)への移動を検出する圧
力検出装置としてのマイクロスイツチ23を複
数前枠2に固設する。そして、遊戯者がパチン
コ台の傾きを変えようとして、上皿9を押しそ
のコイルスプリング22の付勢力以上の不正外
力が加えられるとその移動をマイクロスイツチ
23により検出するようにしてもよい。
おいて、基端側が上皿支持板8以外の例えば前
枠2に取着され、先端が上皿支持板8を前方
(第6図中左方向)に付勢するコイルスプリン
グ22を複数配設し、さらに、上皿支持板8の
同コイルスプリング22による付勢力に抗した
後方(第6図中右方向)への移動を検出する圧
力検出装置としてのマイクロスイツチ23を複
数前枠2に固設する。そして、遊戯者がパチン
コ台の傾きを変えようとして、上皿9を押しそ
のコイルスプリング22の付勢力以上の不正外
力が加えられるとその移動をマイクロスイツチ
23により検出するようにしてもよい。
さらに、このコイルスプリング22及びマイ
クロスイツチ23に追加して、上皿9を後方に
付勢するコイルスプリングを設けるとともに手
前側への上皿支持板8の移動を検出する圧力検
出装置としてのマイクロスイツチを設け、上皿
9の前後方向への不正外力を検出するようにし
てもよい。
クロスイツチ23に追加して、上皿9を後方に
付勢するコイルスプリングを設けるとともに手
前側への上皿支持板8の移動を検出する圧力検
出装置としてのマイクロスイツチを設け、上皿
9の前後方向への不正外力を検出するようにし
てもよい。
(ロ) 第7図に示す下皿12の支持部を示す平面図
において、前枠2に孔を設け、その孔を介して
下皿12から機枠1内部に延びる突起12aを
設けるとともに、前枠2以外の部材に固設され
その突起の上下左右の移動を検出する変位量検
出装置としてのマイクロスイツチ24を複数設
ける。そして、遊戯者がパチンコ台の傾きを変
えようとして、下皿12を上下左右に力を加え
前枠2を移動させると、突起12aがマイクロ
スイツチ24をオンさせてその下皿12の移動
を検出するようにしてもよい。
において、前枠2に孔を設け、その孔を介して
下皿12から機枠1内部に延びる突起12aを
設けるとともに、前枠2以外の部材に固設され
その突起の上下左右の移動を検出する変位量検
出装置としてのマイクロスイツチ24を複数設
ける。そして、遊戯者がパチンコ台の傾きを変
えようとして、下皿12を上下左右に力を加え
前枠2を移動させると、突起12aがマイクロ
スイツチ24をオンさせてその下皿12の移動
を検出するようにしてもよい。
(ハ) パチンコ機に傾斜角検出装置を設置し、同装
置により不正行為によるパチンコ台の傾きの変
化を検出するようにしてもよい。
置により不正行為によるパチンコ台の傾きの変
化を検出するようにしてもよい。
なお、この発明は上記実施例に限定されるもの
でなく、例えば、上記実施例では不正外力が加え
られると警報ランプ18の点灯、警報ブザー21
の駆動及び打球用モータMの駆動停止を行つた
が、いずれか一つ、あるいはその内の二つだけを
行わせるようにしてもよい。
でなく、例えば、上記実施例では不正外力が加え
られると警報ランプ18の点灯、警報ブザー21
の駆動及び打球用モータMの駆動停止を行つた
が、いずれか一つ、あるいはその内の二つだけを
行わせるようにしてもよい。
又、上記実施例ではシーケンス制御としたが、
マイクロコンピユータによるプログラム制御、す
なわち、第1〜第3のマイクロスイツチ4,1
0,11の検出信号、振動検出装置13の検出信
号及び地震感知機からの感知信号を同マイクロコ
ンピユータが入力し、その各入力信号に基づいて
警報ランプ18、警報ブザー21への駆動信号の
出力及び打球用モータMへの停止信号の出力を行
うとともに振動検出装置13の無効化(タイマ機
能を含む)を行うようにしてもよい。
マイクロコンピユータによるプログラム制御、す
なわち、第1〜第3のマイクロスイツチ4,1
0,11の検出信号、振動検出装置13の検出信
号及び地震感知機からの感知信号を同マイクロコ
ンピユータが入力し、その各入力信号に基づいて
警報ランプ18、警報ブザー21への駆動信号の
出力及び打球用モータMへの停止信号の出力を行
うとともに振動検出装置13の無効化(タイマ機
能を含む)を行うようにしてもよい。
さらには、上記実施例では前枠2、ガラス枠
7、上皿支持板8のその開閉状態を検出する開閉
状態検出手段としてのマイクロスイツチ4,1
0,11をそれぞれ設けたが、そのうち1つだけ
あるいは2つだけに開閉状態検出手段を設けても
よい。
7、上皿支持板8のその開閉状態を検出する開閉
状態検出手段としてのマイクロスイツチ4,1
0,11をそれぞれ設けたが、そのうち1つだけ
あるいは2つだけに開閉状態検出手段を設けても
よい。
又、上記実施例では枠体としての前枠2、ガラ
ス枠7及び上皿支持板8の開閉状態を検出するた
めに閉状態で枠体にプランジヤが押圧されるマイ
クロスイツチ4,10,11を使用したが、シリ
ンダ錠19の解除動作に基づいてオンオフする検
出器を設け、錠19の解錠動作が行なわれたこと
を検出することにより不正外力検出装置を無効化
してもよい。
ス枠7及び上皿支持板8の開閉状態を検出するた
めに閉状態で枠体にプランジヤが押圧されるマイ
クロスイツチ4,10,11を使用したが、シリ
ンダ錠19の解除動作に基づいてオンオフする検
出器を設け、錠19の解錠動作が行なわれたこと
を検出することにより不正外力検出装置を無効化
してもよい。
発明の効果
以上詳述したように、この発明は枠体の閉状態
では不正外力を検出することができるとともに、
枠体を開け保守点検等を行う際には不正外力検出
手段が無効化されることによりその行為は不正外
力とはみなされず作業等を容易に行うことができ
る優れた効果を発揮する。
では不正外力を検出することができるとともに、
枠体を開け保守点検等を行う際には不正外力検出
手段が無効化されることによりその行為は不正外
力とはみなされず作業等を容易に行うことができ
る優れた効果を発揮する。
第1図はこの発明を具体化したパチンコ機の正
面図、第2図はパチンコ機の斜視図、第3図は振
動検出装置の概略図、第4図は振動検出装置の作
用を示す概略図、第5図はパチンコ機の電気的構
成を示す電気回路図、第6図は別例を示す上皿の
支持部周辺部の縦断面図、第7図は他の別例を示
す下皿の支持部周辺部の平面図である。 前枠……2、第1のマイクロスイツチ……4、
ガラス枠……7、上皿支持板……8、上皿……
9、第2のマイクロスイツチ……10、第3のマ
イクロスイツチ……11、振動検出装置……1
3、マイクロスイツチ……23,24、タイマ…
…TR、タイマ接点……TR1。
面図、第2図はパチンコ機の斜視図、第3図は振
動検出装置の概略図、第4図は振動検出装置の作
用を示す概略図、第5図はパチンコ機の電気的構
成を示す電気回路図、第6図は別例を示す上皿の
支持部周辺部の縦断面図、第7図は他の別例を示
す下皿の支持部周辺部の平面図である。 前枠……2、第1のマイクロスイツチ……4、
ガラス枠……7、上皿支持板……8、上皿……
9、第2のマイクロスイツチ……10、第3のマ
イクロスイツチ……11、振動検出装置……1
3、マイクロスイツチ……23,24、タイマ…
…TR、タイマ接点……TR1。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 パチンコ台に対し加えられる不正外力を検出
する不正外力検出手段13,23,24と、 同パチンコ台に開閉可能に設けられた枠体2,
7,8の開閉状態を検出する開閉状態検出手段
4,10,11と、 同開閉状態検出手段4,10,11が枠体2,
7,8の開状態を検出しているとき前記不正外力
検出手段13,23,24を無効化する無効化手
段TR,TR1と を設けたことを特徴とするパチンコ機。 2 不正外力検出手段はパチンコ台の振動を検出
する振動検出装置13である特許請求の範囲第1
項に記載のパチンコ機。 3 枠体は前枠2である特許請求の範囲第1項に
記載のパチンコ機。 4 枠体はガラス枠7である特許請求の範囲第1
項に記載のパチンコ機。 5 枠体は上皿支持板8である特許請求の範囲第
1項に記載のパチンコ機。 6 枠体は前枠2とガラス枠7と上皿支持板8で
ある特許請求の範囲第1項に記載のパチンコ機。 7 無効化手段は枠体が開状態から閉状態になつ
たとき一定時間経過後に無効化を解除するもので
ある特許請求の範囲第1項に記載のパチンコ機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6257286A JPS62221381A (ja) | 1986-03-20 | 1986-03-20 | パチンコ機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6257286A JPS62221381A (ja) | 1986-03-20 | 1986-03-20 | パチンコ機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62221381A JPS62221381A (ja) | 1987-09-29 |
JPH0573433B2 true JPH0573433B2 (ja) | 1993-10-14 |
Family
ID=13204147
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6257286A Granted JPS62221381A (ja) | 1986-03-20 | 1986-03-20 | パチンコ機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62221381A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007289431A (ja) * | 2006-04-25 | 2007-11-08 | Abilit Corp | パチンコ遊技機 |
Families Citing this family (15)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH067787U (ja) * | 1992-01-28 | 1994-02-01 | 株式会社丸加商会 | パチンコ機の防犯システム |
JP4570762B2 (ja) * | 2000-11-24 | 2010-10-27 | 株式会社スリーストン | パチンコ遊技機 |
JP4532867B2 (ja) * | 2003-09-18 | 2010-08-25 | 株式会社ニューギン | 遊技機 |
JP2005137394A (ja) * | 2003-11-04 | 2005-06-02 | Sanyo Product Co Ltd | 遊技機 |
JP4568854B2 (ja) * | 2003-11-07 | 2010-10-27 | 株式会社大一商会 | 遊技機 |
JP4570575B2 (ja) * | 2006-02-20 | 2010-10-27 | 株式会社オリンピア | 遊技機 |
JP2008119118A (ja) * | 2006-11-09 | 2008-05-29 | Samii Kk | 遊技機 |
JP5154125B2 (ja) * | 2007-03-30 | 2013-02-27 | 高砂電器産業株式会社 | 遊技場システム |
JP2009028346A (ja) * | 2007-07-27 | 2009-02-12 | Olympia:Kk | 遊技機 |
JP5164170B2 (ja) * | 2009-03-04 | 2013-03-13 | 株式会社大都技研 | 遊技台 |
JP4565454B2 (ja) * | 2009-06-19 | 2010-10-20 | サミー株式会社 | 弾球遊技機の制御方法 |
JP2010057994A (ja) * | 2009-12-18 | 2010-03-18 | Sanyo Product Co Ltd | 遊技機 |
JP5263981B2 (ja) * | 2010-02-23 | 2013-08-14 | サミー株式会社 | 弾球遊技機 |
JP5263982B2 (ja) * | 2010-02-23 | 2013-08-14 | サミー株式会社 | 弾球遊技機 |
JP4988006B2 (ja) * | 2010-05-10 | 2012-08-01 | 京楽産業.株式会社 | 遊技機 |
-
1986
- 1986-03-20 JP JP6257286A patent/JPS62221381A/ja active Granted
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007289431A (ja) * | 2006-04-25 | 2007-11-08 | Abilit Corp | パチンコ遊技機 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS62221381A (ja) | 1987-09-29 |
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