JP2524564Y2 - パチンコゲーム機用警報装置 - Google Patents

パチンコゲーム機用警報装置

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JP2524564Y2
JP2524564Y2 JP1989102268U JP10226889U JP2524564Y2 JP 2524564 Y2 JP2524564 Y2 JP 2524564Y2 JP 1989102268 U JP1989102268 U JP 1989102268U JP 10226889 U JP10226889 U JP 10226889U JP 2524564 Y2 JP2524564 Y2 JP 2524564Y2
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pachinko game
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JP1989102268U
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Inventor
新治 栢森
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ダイコク電機株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 [考案の目的] (産業上の利用分野) 本考案は、盤面を覆う扉が開放可能で且つ背面側を露
出させた開放位置へ回動可能なパチンコゲーム機に用い
られる警報装置に関する。
(従来の技術) パチンコゲーム機の盤面には、これを閉鎖するガラス
扉が回動可能に設けられており、このガラス扉は、例え
ば遊技中において盤面でのパチンコ玉の詰まりが発生し
た場合、或は所謂特賞状態にある電動役物の入賞孔を打
止発生に伴い強制閉鎖する場合などに、所定の解錠操作
を経た後に回動により開放される。また、パチンコゲー
ム機は、その解錠状態では機枠に設けられた丁番を介し
て回動できるように設置されるものであり、パチンコホ
ールの営業中にパチンコゲーム機の背面側で玉詰まりな
どの故障が発生したり、或はパチンコゲーム機へのパチ
ンコ玉の供給不良などが発生した場合には、そのパチン
コゲーム機を背面が露出した開放位置へ回動させて故障
原因を取り除くことが行われている。
(考案が解決しようとする課題) 上記のようなガラス扉或はパチンコゲーム機の回動操
作は、パチンコホール従業員が行うものであるが、パチ
ンコゲーム機の盤面を開放した位置へ回動された状態の
ガラス扉を元の閉鎖位置へ戻す場合、或はパチンコゲー
ム機をその背面を露出させた開放位置から元の閉鎖位置
へ戻す場合に、その戻し操作が不完全になることが往々
にしてある。このため、ガラス扉の戻し操作が不完全で
あった場合には、第三者が盤面の釘を入賞率が高くなる
ように曲げたり、或は電動役物を特賞状態へ切換えるた
めの特定入賞孔へパチンコ玉を投入するなどの不正行為
を行うことが可能となる。また、パチンコゲーム機を元
の位置へ戻す操作が不完全であった場合においても、当
該パチンコゲーム機へパチンコ玉を供給するための補給
器を手指などにより操作することによって、その補給器
からパチンコ玉を落下させることができるため、上記の
ように落下させたパチンコ玉を詐取するという不正行為
を働くことが可能となる。
本考案は、上記事情に鑑みてなされたものであり、そ
の目的は、パチンコゲーム機の盤面を覆う扉の閉鎖状態
が不完全であった場合並びにパチンコゲーム機がその背
面が露出した開放位置へ回動されたまま放置された場合
に警報を発することができ、以てパチンコゲーム機に対
する不正行為を未然に防止可能となるパチンコゲーム機
用警報装置を提供するにある。
[考案の構成] (課題を解決するための手段) 本考案は上記目的を達成するために、パチンコゲーム
機の盤面を覆う扉が開放された状態若しくはパチンコゲ
ーム機がその背面側を露出させた開放位置へ回動された
状態で検知信号を出力する検知手段を設けた上で、前記
検知信号が出力開始されたときに所定時間のタイマ動作
を開始するタイマ回路、並びにこのタイマ回路がタイマ
動作を停止した時点で前記検知信号が出力されていた場
合に警報信号を発生する信号発生回路を設ける構成とし
たものである。
(作用) パチンコゲーム機の盤面を覆う扉が開放されたとき、
若しくはパチンコゲーム機がその背面側を露出させた開
放位置へ回動されたときには、検知手段から検知信号が
出力され、これに応じてタイマ回路が所定時間のタイマ
動作を開始する。このようにタイマ回路がタイマ動作を
行っている期間には、信号発生回路が警報信号を発生す
ることはないが、その後に所定時間が経過してタイマ回
路のタイマ動作が停止された時点において、検知信号が
出力されていた場合、つまり、前記扉が開放された状態
若しくはパチンコゲーム機が前記開放位置へ回動された
状態にある場合には、信号発生回路が警報信号を発生す
るようになる。従って、前述のような扉の開放操作及び
パチンコゲーム機の回動操作が行われた後の所定時間内
に扉或はパチンコゲーム機が元の位置へ戻されなかった
場合には、警報信号が発生するものであり、これにてパ
チンコゲーム機に対する不正行為を未然に防止できるよ
うになる。
(実施例) 以下、本考案の一実施例について図面を参照しながら
説明する。
第2図において、1は多数台列設されたパチンコゲー
ム機で、そのロック機構2が解錠された状態では、盤面
1aを開閉するガラス扉3が開放可能になると共に、パチ
ンコゲーム機1全体が前方(特には背面側を露出させた
開放位置方向)へ回動可能となる。4はパチンコゲーム
機1の上方に各パチンコゲーム機1と1対1で対応する
ように設けられたランプユニットである。このランプユ
ニット4は、例えば押圧操作される毎にオン状態とオフ
状態とに交互に切換えられるプッシュロック形の呼出ス
イッチ5と、この呼出スイッチ5のオン状態で点灯され
る呼出ランプ6と、対応するパチンコゲーム機1の台番
号が表示されたプレート7とを含んで構成されている。
尚、8はパチンコ玉の自動貸出を行うために各パチンコ
ゲーム機1間に設置された台間玉貸機で、これは2台の
パチンコゲーム機1に対して1台宛設けられている。
さて、第1図には電気的構成の概略が示されており、
以下これについて説明する。即ち、9は検知手段たる第
1の検知スイッチで、これはパチンコゲーム機1のガラ
ス扉3が開放された状態でオンして検知信号S1(ハイレ
ベル信号)を出力する。10は同じく検知手段たる第2の
検知スイッチで、これはパチンコゲーム機1が前方へ回
動された状態でオンして検知信号S2(ハイレベル信号)
を出力する。
上記のように出力される各信号S1,S2は、ランプユニ
ット4と対応するように設けられた警報装置11に入力さ
れるようになっており、この警報装置11は次のような構
成となっている。
即ち、12はタイマ回路で、これは第1の検知スイッチ
9及び第2の検知スイッチ10からの出力をOR回路13を介
して受けるように接続されており、その入力信号が立上
がったとき(つまり前記検知信号S1及びS2の少なくとも
一方が出力開始されたとき)に所定時間のタイマ動作を
行うと共に、そのタイマ動作期間中はハイレベル信号よ
り成るタイマ信号Stを出力する。13は信号発生回路たる
Dフリップフロップで、そのデータ入力端子Dには前記
OR回路13の出力が与えられ、且つクロック端子CKには前
記タイマ回路12の出力がインバータ14を介して与えられ
るようになっている。尚、Dフリップフロップ13は、ラ
インLを通じて与えられるリセット信号によりリセット
されるように構成されているが、上記リセット信号は、
例えばパチンコホールの責任者或はこれに準ずる者のみ
が入力できるようになっている。
Dフリップフロップ13は、出力端子Qからハイレベル
信号より成る警報信号Saを出力するものであり、斯様な
警報信号Saが出力されたときには、ブザーなどから成る
報知装置15がドライバ16を通じて駆動される構成となっ
ている。
上記構成において、パチンコホール従業員がロック機
構2を解錠してガラス扉3の開放操作或はパチンコゲー
ム機1の開放位置への回動操作を行った場合には、第1
の検知スイッチ9或は第2の検知スイッチ10から検知信
号S1或はS2(何れもハイレベル信号)が出力され、これ
に応じてタイマ回路12が所定時間のタイマ動作を開始
し、そのタイマ動作期間中はタイマ信号St(ハイレベル
信号)が出力されるようになる。このようにタイマ信号
Stが出力された期間には、Dフリップフロップ13のクロ
ック端子CKにインバータ14により反転されたローレベル
信号が入力されたままの状態となるため、そのDフリッ
プフロップ13から警報信号Saが出力されることはない。
一方、その後に所定時間が経過してタイマ回路12のタイ
マ動作が停止し、以てタイマ信号Stが消失したときに
は、Dフリップフロップ13のクロック端子CKに対する入
力が立上がる。このような入力信号の立上がり時点にお
いて、検知信号S1及びS2の何れかが出力されていた場
合、つまりガラス扉3が開放され若しくはパチンコゲー
ム機1が開放位置へ回動されていた場合には、Dフリッ
プフロップ13のデータ入力端子Dにハイレベル信号が与
えられているから、その出力端子Qから警報信号Saが出
力されて報知装置15が駆動されるようになる。従って、
前述のようなガラス扉3の開放操作及びパチンコゲーム
機1の開放位置への回動操作が行われた後の所定時間内
にガラス扉3或はパチンコゲーム機1が元の位置へ戻さ
れなかった場合には、報知装置15が駆動されるものであ
り、これにてパチンコゲーム機1に対する不正行為を未
然に防止できるようになる。
[考案の効果] 本考案によれば以上の説明によって明らかなように、
パチンコゲーム機の盤面を覆う扉の閉鎖状態が不完全で
あった場合並びにパチンコゲーム機をその背面が露出し
た開放位置へ回動されたまま放置された場合に警報を発
することができ、以てパチンコゲーム機の盤面を覆う扉
が開放された状態での不正行為、並びにパチンコゲーム
機をその背面が露出した開放位置へ回動させた状態での
不正行為について、これらを未然に防止可能となる実用
的効果を奏するものである
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示すもので、第1図は電気的
構成の概略的なブロック図、第2図はパチンコゲーム機
の正面図である。 図中、1はパチンコゲーム機、2はロック機構、3はガ
ラス扉、5は呼出スイッチ、6は呼出ランプ、9は第1
の検知スイッチ(検知手段)、10は第2の検知スイッチ
(検知手段)、11は警報装置、12はタイマ回路、13はD
フリップフロップ(信号発生回路)、15は報知装置を示
す。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】パチンコゲーム機の盤面を覆う扉が開放さ
    れた状態若しくは前記パチンコゲーム機がその背面側を
    露出させた開放位置へ回動された状態で検知信号を出力
    する検知手段と、 前記検知信号が出力開始されたときに所定時間のタイマ
    動作を開始するタイマ回路と、 このタイマ回路がタイマ動作を停止した時点で前記検知
    信号が出力されていた場合に警報信号を発生する信号発
    生回路とを備えて成るパチンコゲーム機用警報装置。
JP1989102268U 1989-08-31 1989-08-31 パチンコゲーム機用警報装置 Expired - Lifetime JP2524564Y2 (ja)

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