JP2001252440A - 可変入賞装置の防犯機構 - Google Patents
可変入賞装置の防犯機構Info
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Abstract
止すること。 【解決手段】駆動部18は、駆動部18が下端位置に位
置するとき、第1受動部15の後面15aと面当り状態
となって第1受動部15の後方への回動を阻止する。駆
動部18は、駆動部18が下端位置から上端位置へと移
動するとき、第1受動部15の後面15aとの面当り状
態を解除した後、第2受動部16を押し上げて開閉扉2
を開く。駆動部18は、駆動部18が上端位置から下端
位置へと移動するとき、第1受動部15を押し下げた
後、第1受動部15の後面15aと面当り状態となり開
閉扉2を閉じる。
Description
犯機構、詳しくは、パチンコ遊技機において可変入賞装
置の開閉扉を外部操作によって無理やり開き、この開状
態の入賞口に遊技球を入れて賞球(出玉)を不当に獲得
する不正行為を防止するための可変入賞装置の防犯機構
に関する。
の入賞口に可変入賞装置を備えるタイプのものがある。
般には電磁ソレノイド)が作動していないときには開閉
扉を全閉状態に保って遊技球が入賞口に入らないように
し、また、電磁ソレノイドを作動させることによって開
閉扉を開動作させて入賞口を開き、遊技球が入賞口に入
り易くなるようにする。
に示すように、電磁ソレノイド(図示せず)が作動して
いないときに、不正行為者が外部からピアノ線やセル板
等の不正道具50を遊技盤(図示せず)の盤面とガラス
板(図示せず)との間に侵入させて開閉扉2に引っ掛
け、図11(B)に示すように、開閉扉2を無理やりに
開けてこの入賞口7に遊技球60を入れ、賞球を不当に
獲得する不正行為が行われる場合があり、このような不
正行為が行われるとホール側は多大な損害を蒙ることに
なる。
して案出されたものであり、外部から可変入賞装置の開
閉扉を開けようとしても開閉扉が開かず不正行為を防止
することができる可変入賞装置の防犯機構を提供するこ
とを目的としている。なお、この種の防犯機構に関する
従来からの提案として、例えば、実公平4−31110
号公報、特開平10−225555号公報に記載のもの
がある。
置の防犯機構は、入賞口を開閉する開閉扉と、往復動可
能な駆動源と、前記駆動源の動きに連動して直線的に往
復動可能な往復動体と、前記往復動体の往復動に応じて
固定位置を中心として揺動する回動アームと、前記開閉
扉の裏面の左右いずれかの端部に突設された第1受動部
と、前記第1受動部の上方に位置するよう前記開閉扉の
裏面に突設された第2受動部と、前記回動アームに設け
られ、該回動アームの揺動動作に従ってほぼ上下方向に
揺動する駆動部とを備え、前記駆動部は、該駆動部が下
端位置に位置するとき、前記第1受動部の後面と面当り
状態となって該第1受動部の後方への回動を阻止し、ま
た、該駆動部は、該駆動部が下端位置から上端位置へと
移動するとき、前記第1受動部の後面との面当り状態を
解除した後、前記第2受動部を押し上げて前記開閉扉を
開き、さらに、該駆動部は、該駆動部が上端位置から下
端位置へと移動するとき、前記第1受動部を押し下げた
後、該第1受動部の後面と面当り状態となり前記開閉扉
を閉じることを特徴とする。
いて、全閉状態にある開閉扉に不正道具を用いて外部か
ら開方向への力が作用したとき、駆動部は第1受動部の
後面と面当り状態となって第1受動部の後方への回動を
阻止しているため、開閉扉は前方へ回動することができ
ず開かない。このため、不正行為を防止することができ
る。
長状の操作棒が挿通可能な挿通孔が穿設されているとと
もに、前記回動アームは前面側に傾斜面を有しており、
前記操作棒の先端を前記挿通孔に通して前記傾斜面に押
し当てることによって前記回動アームが上方へ移動し、
前記駆動部と前記第1受動部との面当り状態が解除さ
れ、前記開閉扉が開放可能になるよう構成すると、大入
賞口内での球詰まりやノーカウントエラー(大当たり中
に大入賞口が開いているにもかかわらず、遊技球が1つ
も入球しなかった場合)が発生したときの対応として通
常行われるホールの店員の行為、即ち、遊技盤の前面の
ガラス板を開け、開閉扉を強制的に開けて球詰まりを解
消したり、エラー状態から復帰させるために遊技球を大
入賞口に入れて、その後の遊技を続行可能にする行為が
可能になる。
当り状態が解除されたとき、前記開閉扉は第2の開放操
作によって開放可能な、開放予備状態を保持可能とする
構成をとると、単に操作棒を用いて駆動部と第1受動部
との面当り状態を解除しただけでは開閉扉が開かず、開
閉扉を開けるためには別の操作(前面から指などで開閉
扉を開ける操作)が必要となることから、二重の防犯機
能を発揮することができる。
結箇所付近を外部から操作できないよう覆うようにする
と、遊技盤の前面のみならず後面からの不正行為も防止
することができる。
に基づいて説明する。
要部の分解斜視図、図2〜図4は、同装置の通常の一連
の動作を説明するための主要部の斜視図であり、図2
は、開閉扉の全閉時に対応する斜視図、図3は、開閉扉
の開放開始時に対応する斜視図、図4は、開閉扉の全開
時に対応する斜視図をそれぞれ示す。図5〜図7は、同
じく同装置の通常の一連の動作を説明するための主要部
の側面図であり、図5は、図2に対応する側面図、図6
は、図3に対応する側面図、図7は、図4に対応する側
面図をそれぞれ示す。図8〜図10は、同装置のロック
状態を強制的に解除する際の一連の動作を説明するため
の主要部の側面図であり、図8は、解除前に対応する側
面図、図9は、解除途中に対応する側面図、図10は、
図9に対応する他の部位の側面図をそれぞれ示す。な
お、以下の説明における上下方向、左右方向及び前後方
向(表裏)の決め方は、パチンコ機を主体として決めて
いる。
ート1と開閉扉2と回動アーム3と後プレート4と駆動
源5とスライドプレート(往復動体)6とを備える。
実施形態では大入賞口である。)を形成する入賞口形成
枠部8を有している。大入賞口7は、遊技盤(図示せ
ず)の盤面と略面一になるよう配される。入賞口形成枠
部8の左右下端部には、それぞれ、開閉扉2の回転軸部
2a(図11等参照)を収容する軸受部9が形成されて
おり、開閉扉2は回転軸部2aを中心として前後方向へ
回動(傾動)可能とされ、前方への回動によって大入賞
口7を開き、後方への回動によって大入賞口7を閉じ
る。また、前プレート1の裏面(後面)1aには、回動
アーム3の前後方向の円筒部10の貫通孔10aに挿通
され、回動アーム3の揺動中心となる揺動軸部11が垂
直に突設されている。さらに、前プレート1の裏面1a
には、回動アーム3の下端の全閉ストッパー部12と当
接可能なストッパー壁部13が垂直に突設されており、
このストッパー壁部13に全閉ストッパー部12が当接
することによって回動アーム3の反時計方向への回動が
規制される。さらに、前プレート1の入賞口形成枠部8
の近傍には、操作棒29が通過可能な挿通孔30が形成
されている。その他、前プレート1の裏面1aには、前
プレート1へ後プレート4を取り付ける際に、取付ねじ
(図示省略)がねじ込まれる取付孔を有する取付脚部1
4が複数箇所に垂直に突設されている。
回転軸部2aの近傍に第1受動部15及び第2受動部1
6が突設されている。第1受動部15は、第2受動部1
6の下方に位置している。また、開閉扉2の表面(前
面)2cには、入賞口形成枠部8と当接可能な全開スト
ッパー部17が突設されており、開閉扉2が前方へ回動
して開くとき、全開ストッパー部17が入賞口形成枠部
8と当接することによって開閉扉2の全開開度が設定さ
れる。
ており、円筒部10の貫通孔10aに前プレート1の揺
動軸部11が挿通される。回動アーム3は、前プレート
1と平行な鉛直面上を揺動軸部11を中心として揺動し
得る。また、回動アーム3は、先端部に、第1受動部1
5及び第2受動部16と係合する駆動部18を有する。
さらに、回動アーム3には、後方に向かってボス19が
突設されている。さらに、回動アーム3の先端部の前面
下端には、ロック強制解除用の傾斜面20が前方斜め上
に向かって形成されている。
する部位に窓21が形成されている。また、後プレート
4には、後プレート4を前プレート1に取り付ける際
に、取付ねじ(図示省略)のねじ部が通る取付孔4cが
穿設されている。さらに、後プレート4の後面4aに
は、電磁ソレノイド22が収容、固定されるブラケット
23を後プレート4に取り付ける際、取付ねじ(図示省
略)がねじ込まれる取付孔(図示省略)が穿設されてい
る。また、後プレート4の後面4aには、コ字状のリブ
34が突設されており、後面4aとリブ34とブラケッ
ト23とによって電磁ソレノイド22のプランジャー2
4が覆われている。また、後プレート4の前面4bは、
回動アーム3の円筒部10の後端面10bよりも僅かに
後方に位置するよう配され、回動アーム3の後方への移
動を規制する。
ジャー24とリターンばね25とを備える。電磁ソレノ
イド22は、ブラケット23に収容されねじ止めされ、
ブラケット23は、後プレート4の後面4aに固定され
る。プランジャー24は、鉛直方向に沿って配されてお
り、電磁ソレノイド22が励磁されると、その磁気吸引
力によってリターンばね25の付勢力に抗して電磁ソレ
ノイド22の内部に進入し、一方、電磁ソレノイド22
が消磁されると、リターンばね25の付勢力によって電
磁ソレノイド22の外部に突出する動作を行う。換言す
ると、プランジャー24は、電磁ソレノイド22の励磁
時は上方へ移動し、消磁時は下方へ移動する。
面4a上を摺動可能な平板状の基部26を有する。基部
26の後面には、駆動源側連結部27が垂直に立設され
ている。駆動源側連結部27は、プランジャー24の先
端フランジ部24aを収容する係止凹部27aを有して
いる。基部26の前面26aには、回動アーム側連結部
28が垂直に立設されている。回動アーム側連結部28
は、窓21を通って回動アーム3側に突出している。回
動アーム側連結部28は、回動アーム3のボス19の先
端を上下方向から挟み込むコ字状片により構成されてい
る。
置の作動を、通常時、不正行為時及びロック強制解除時
に大別して説明する。
入賞装置は、図2、図5及び図8にそれぞれ示すような
状態となっている。
24aは、プランジャー24が電磁ソレノイド22の磁
気吸引力を受けていないため、リターンばね25の付勢
力のみを受け、下端位置に位置しており、ボス19は、
スライドプレート6を介して下方へ付勢されている。回
動アーム3の全閉ストッパー部12は、ボス19に作用
している付勢力及び回動アーム3の自重により、ストッ
パー壁部13に上方から当接している。このため、駆動
部18は下端位置に位置し、その略鉛直な前面(駆動側
ロック面)18aは、第1受動部15の後面15a(開
閉扉2の全閉時、鉛直面となる。受動側ロック面ともい
う。)と面当り状態となっており、開閉扉2は全閉状態
となっている。
22が励磁されると、プランジャー24は電磁ソレノイ
ド22から磁気吸引力を受けるようになり、フランジ部
24aはリターンばね25の付勢力に抗して下端位置か
ら上昇を開始する。このフランジ部24aの上昇開始に
より、スライドプレート6は、後プレート4の後面4a
上を摺動しながら上昇開始し、回動アーム側連結部28
がボス19を上方へ持ち上げることにより、回動アーム
3は揺動軸部11を中心として裏面より見て時計方向へ
回動開始する。
18が上昇開始し、駆動部18の前面18aと第1受動
部15の後面15aとの面当り状態が解除され、その
後、駆動部18が第2受動部16の下面16aと当接す
るようになる(図3及び図6参照)。そして、駆動部1
8が第2受動部16を持ち上げてゆくことによって、開
閉扉2は前方へ回動し開いてゆく。そして、開閉扉2の
全開ストッパー部17が入賞口形成枠部8と当接する
と、開閉扉2はそれ以上開くことができなくなり全開状
態となる(図4及び図7参照)。この全開状態は、電磁
ソレノイド22が消磁されるまで継続される。なお、こ
の全開状態のとき、フランジ部24aは上端位置に位置
する。
磁されたとき 開閉扉2が全開状態(図4及び図7)の下で、電磁ソレ
ノイド22を消磁すると、それまでプランジャー24に
作用していた磁気吸引力が消失する。このため、フラン
ジ部24aはリターンばね25の付勢力により上端位置
から下降を開始する。このフランジ部24aの下降開始
により、スライドプレート6は、後プレート4の後面4
a上を摺動しながら下降開始し、回動アーム側連結部2
8がボス19を下方へ押し下げることにより、回動アー
ム3は揺動軸部11を中心として裏面より見て反時計方
向へ回動開始する。
18は下降を開始し、第2受動部16の下面から離れ、
第1受動部15の上面15bを押し下げてゆくことによ
って、開閉扉2は後方へ回動し閉じてゆく。そして、回
動アーム3の全閉ストッパー部12がストッパー壁部1
3に上方から当接したとき、駆動部18の前面18aは
第1受動部15の後面15aと面当り状態となり、開閉
扉2は全閉状態となる(図2及び図5参照)。
消磁状態にあるときの状態と同じ状態となっている。
不正行為者がピアノ線、セル板等の不正道具50を開閉
扉2の上端と入賞口形成枠部8との隙間に侵入させ開閉
扉2を前方へ回動させる力を加えたとする。このような
操作が行われると、第1受動部15は後方へ回動しよう
とし、後方の駆動部18に後方への押圧力が加わる。し
かし、回動アーム3の円筒部10が後プレート4の前面
4bに押圧されることよって回動アーム3の後方への移
動が規制されているため、駆動部18は後方へ移動する
ことができず、第1受動部15は駆動部18との面当り
状態を解除することができない。このため、開閉扉2に
開方向への力が外部から加えられても、第1受動部15
は後方へ回動することができず、開閉扉2は開かない。
状態にあるときの状態と同じ状態である。
に、前プレート1の表面(前面)1bから操作棒29の
先端部を挿通孔30に通し傾斜面20に押し当てると、
回動アーム3は、その自重及びリターンばね25の付勢
力に抗して裏面より見て時計方向に回動し、図9に示す
ように、傾斜面20が上方へ移動する。これにより、駆
動部18は、僅かな距離ではあるが上方へ移動し、駆動
部18と第1受動部15との面当り状態が解除され、開
閉扉2は前方へ回動可能な状態となる(図10参照)。
なお、挿通孔30の裏面側に、図8等に示すように、操
作棒29を傾斜面20に案内するような筒状のリブ33
(先端が傾斜面20に沿ってカットされたような形状の
ものが望ましい。)を設けると、該操作棒29が前プレ
ート1に対して垂直に挿入されるので、操作棒29の不
正操作により駆動部18を必要以上に上方に移動させ
て、開閉扉2を全開状態にさせる行為を防止することが
できるのでなお良い。また、この面当り状態の解除時、
開閉扉2は、開放予備状態に保持される。したがって、
開閉扉2を開けるためには、前面から指などを使って開
閉扉2を前方へ回動させる別の操作(第2の開放操作)
が必要であり、このような操作をすることによって始め
て開閉扉2を開けることができる。
変入賞装置の防犯機構は、入賞口7を開閉する開閉扉2
と、往復動可能な駆動源5と、駆動源5の動きに連動し
て直線的に往復動可能なスライドプレート(往復動体)
6と、往復動体6の往復動に応じて固定位置を中心とし
て揺動する回動アーム3と、開閉扉2の裏面2bの左右
いずれかの端部に突設された第1受動部15と、第1受
動部15の上方に位置するよう開閉扉2の裏面2bに突
設された第2受動部16と、回動アーム3に設けられ、
回動アーム3の揺動動作に従ってほぼ上下方向に揺動す
る駆動部18とを備え、駆動部18は、駆動部18が下
端位置に位置するとき、第1受動部15の後面15aと
面当り状態となって第1受動部15の後方への回動を阻
止し、また、駆動部18は、駆動部18が下端位置から
上端位置へと移動するとき、第1受動部15の後面15
aとの面当り状態を解除した後、第2受動部16を押し
上げて開閉扉2を開き、さらに、駆動部18は、駆動部
18が上端位置から下端位置へと移動するとき、第1受
動部15を押し下げた後、第1受動部15の後面15a
と面当り状態となり開閉扉2を閉じるよう構成される。
において、全閉状態にある開閉扉2に不正道具50を用
いて外部から開方向への力が作用したとき、駆動部18
は第1受動部15の後面15aと面当り状態となって第
1受動部15の後方への回動を阻止しているため、開閉
扉2は前方へ回動することができず開かない。このた
め、不正行為を防止することができる。
の操作棒29が挿通可能な挿通孔30が穿設されている
とともに、回動アーム3は前面側に傾斜面20を有して
おり、操作棒29の先端を挿通孔30に通して傾斜面2
0に押し当てることによって回動アーム3が上方へ移動
し、駆動部18と第1受動部15との面当り状態が解除
され、開閉扉2が開放可能になるよう構成される。この
ため、大入賞口7内での球詰まりやノーカウントエラー
が発生したときの対応として通常行われるホールの店員
の行為、即ち、遊技盤の前面のガラス板を開け、開閉扉
2を強制的に開けて球詰まりを解消したり、エラー状態
から復帰させるために遊技球を大入賞口7に入れて、そ
の後の遊技を続行可能にする行為が可能になる。
当り状態が解除されたとき、開閉扉2が開放可能な開放
予備状態を保持するよう構成される。このため、単に操
作棒29を用いて駆動部18と第1受動部15との面当
り状態を解除しただけでは開閉扉2が開かず、開閉扉2
を開けるためには第2の開放操作(前面から指などで開
閉扉2を開ける操作)が必要となることから、二重の防
犯機能を発揮することができる。
復動体)6との連結箇所(プランジャー24)付近は、
後面4aとリブ34とブラケット23とによって外部か
ら操作できないよう覆われているため、遊技盤の前面の
みならず後面からの不正行為も防止できる。
の開閉扉を開けようとしても開閉扉が開かず不正行為を
防止することができる。
の分解斜視図である。
作を説明するための主要部の斜視図であり、開閉扉の全
閉時に対応する斜視図である。
作を説明するための主要部の側面図であり、図2に対応
する側面図である。
強制的に解除する際の一連の動作を説明するための主要
部の側面図であり、解除前に対応する側面図である。
ある。
Claims (4)
- 【請求項1】 入賞口を開閉する開閉扉と、 往復動可能な駆動源と、 前記駆動源の動きに連動して直線的に往復動可能な往復
動体と、 前記往復動体の往復動に応じて固定位置を中心として揺
動する回動アームと、 前記開閉扉の裏面の左右いずれかの端部に突設された第
1受動部と、 前記第1受動部の上方に位置するよう前記開閉扉の裏面
に突設された第2受動部と、 前記回動アームに設けられ、該回動アームの揺動動作に
従ってほぼ上下方向に揺動する駆動部と、 を備え、 前記駆動部は、該駆動部が下端位置に位置するとき、前
記第1受動部の後面と面当り状態となって該第1受動部
の後方への回動を阻止し、 また、該駆動部は、該駆動部が下端位置から上端位置へ
と移動するとき、前記第1受動部の後面との面当り状態
を解除した後、前記第2受動部を押し上げて前記開閉扉
を開き、 さらに、該駆動部は、該駆動部が上端位置から下端位置
へと移動するとき、前記第1受動部を押し下げた後、該
第1受動部の後面と面当り状態となり前記開閉扉を閉じ
ることを特徴とする可変入賞装置の防犯機構。 - 【請求項2】 請求項1において、前記開閉扉の近傍
に、前面から細長状の操作棒が挿通可能な挿通孔が穿設
されているとともに、前記回動アームは前面側に傾斜面
を有しており、前記操作棒の先端を前記挿通孔に通して
前記傾斜面に押し当てることによって前記回動アームが
上方へ移動し、前記駆動部と前記第1受動部との面当り
状態が解除され、前記開閉扉が開放可能になることを特
徴とする可変入賞装置の防犯機構。 - 【請求項3】 請求項2において、前記駆動部と前記第
1受動部との面当り状態が解除されたとき、前記開閉扉
は第2の開放操作によって開放可能な、開放予備状態を
保持可能としたことを特徴とする可変入賞装置の防犯機
構。 - 【請求項4】 請求項3において、前記駆動源と前記往
復動体との連結箇所付近は外部から操作できないよう覆
われていることを特徴とする可変入賞装置の防犯機構。
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