JP3753491B2 - キャッシュボックスの警報装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明はゲーム機や自動販売機等に装着されるキャッシュボックスの警報装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
ゲーム機や自動販売機等の現金収納部の強度アップには、いろいろな工夫がなされているが、低コストでの構造的対策には限界があるし、盗難行為の抑止という点であまり期待できないものである。
通常無人で現金を扱う機構には、警報装置が取り付けられているが必ずしも全ての装置に付いているわけではない。
【0003】
従来までは、ハイコストで要求が少ないということで警報器の取付けは見送られてきたものが多い。盗難防止用の警報器が取り付けられないのではゲーム機全体の信頼感が損失していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ゲーム機において、現金を取り扱う上で、盗難される危険性があり、今までは、現金収納部の強度アップにより対処していた。
しかし、ゲーム市場での盗難は、相変わらずなくならず、根本的な対策が必要となっている。
キャッシュボックス内の硬貨の盗難を防止するために警報装置を取り付ける事で、盗難現場の発見と、盗難行為の抑止の両面からのアプローチを行うことを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
この発明の請求項1では、開口部を有する箱体1と、この箱体1に前記開口部を通して出し入れ可能に収納されるとともに上方が開口したキャッシュボックス3と、前記箱体1の上部に形成されコインが投入されると前記キャッシュボックス3の中に入るようにしたコイン投入部19と、前記箱体1の前記開口部周辺に設けられたドアフレーム2と、このドアフレーム2の一部に一端部が回動可能に取り付けられているドア部4と、このドア部4の他端部に装着されたロック機構5とを備え、このロック機構5と前記ドアフレーム2とはキー操作により係合されて、前記ドア部4が前記箱体1の前記開口部をロックするようにした自動販売機に取り付けられる金銭受領庫20であって、前記ロック機構5は、前記ドア部4から略直角方向に回動可能に支持される軸と、この軸とその軸線延長上に一体形成された角柱と、この角柱に一端が固定されるとともに他端がドアフレーム2の一部と係合可能なロックプレート14と、この角柱に中央部が固定されるとともに外周の一部に凸部を有するカム状のスイッチプレート13とから構成し、前記ロック機構5の近傍でドア部4の裏側には、可動片が押された位置で電気回路がオンとなる第一マイクロスイッチ6と、可動片が押された位置で電気回路がオフとなる第二マイクロスイッチ7と、通電により音を発するブザー8とバッテリー(電池)9とが設け、これらバッテリー9とブザー8と前記第一マイクロスイッチ6と前記第二マイクロスイッチ7とは電気的に直列に接続した構成とし、前記軸に前記キーを挿入して右又は左に回動して前記角柱とともに前記ロックプレート14を、前記ドアフレーム2から離れた状態にし、次に前記ドア部4を前記一端部を中心に回動して前記箱体1の前記開口部を閉止し、前記第二マイクロスイッチ7の可動片が前記ドアフレーム2の前面15に当接し押されてその電気回路がオフとなり、更に前記キーを左又は右に回動して前記角柱とともに前記ロックプレート14及びスイッチプレート13が回動し、ついには前記ロックプレート14が前記ドアフレームと係合し、同時に前記スイッチブレート13の凸部が前記第一マイクロスイッチ6の可動片を押してその電気回路がオンとなる状態とし、前記ロックプレート14及びスイッチプレート13を回動することなく、前記ドア部4を前記ドアフレーム2の前面15から離して前記箱体1の前記開口部を開くと、前記第二マイクロスイッチ7の可動片が前面15から離れて開放され電気回路がオンとなり、前記バッテリー9から前記ブザー8に前記第一マイクロスイッチ6と前記第二マイクロスイッチ7を介して通電され、前記ブザー8が音を発することを特徴とする。
この発明の請求項2では、開口部とこれと対面する奥壁とを有する箱体21と、この箱体21の前記開口部周辺に設けられたドアフレーム22と、この箱体21に前記開口部を通して出し入れ可能に収納され上方が開口するとともに前記ドアフレーム22と当接可能な平面状のドア部24とこのドア部24と対面する奥面41とを備えたキャッシュボックス23と、このドア部24の端部に装着されたロック機構25とを備え、前記箱体21に前記キャッシュボックス23が収納された状態で前記奥面41が前記奥壁と当接し、キーが操作されると前記ロック機構25と前記ドアフレーム22とは係合されて、前記ドア部24が前記箱体21の前記開口部をロックするようにした自動販売機に取り付けられる金銭受領庫であって、前記ロック機構25は、前記ドア部24から略直角方向に回動可能に支持される軸と、この軸にその軸線延長上に一体形成された角柱と、この角柱に一端部が固定されこの一端部の外方周縁にはカム状の凸部を有する基端部を備えるともに対向する先端部が前記ドアフレーム24の一部と係合可能なロックプレート34とから構成し、前記ロック機構25の近傍でドア部24の裏側には、可動片が押された位置で電気回路がオンとなる第一マイクロスイッチ26と、通電により音を発するブザー28とバッテリー(電池)29とを設け、前記キャッシュボックス23の前記奥面41には可動片が押された位置で電気回路がオフとなる第二マイクロスイッチ27を設け、これらバッテリー29とブザー28と前記第一マイクロスイッチ26と前記第二マイクロスイッチ27とは電気的に直列に接続した構成とし、前記軸に前記キーを挿入して右又は左に前記角柱とともに前記ロックプレート24を回動して、前記ドアフレーム22から離れた状態にし、前記ドア部24により前記箱体21の前記開口部を閉止し、前記第二マイクロスイッチ27の可動片が箱体21の前記奥壁に当接し押されてその電気回路がオフとなり、更に前記キーを左又は右に回動して前記角柱とともに前記ロックプレート34が回動し、ついには前記ロックプレート34の先端部が前記ドアフレームと係合し、同時に前記ロックプレート34の基端部の前記凸部が前記第一マイクロスイッチ26の可動片を押してその電気回路がオンとなる状態とし、前記ロックプレート34を回動することなく、前記キャッシュボックス23を前記箱体21から引き出して前記開口部を開くと、前記第二マイクロスイッチ27の可動片が前記箱体21の奥壁にから離れて開放され電気回路がオンとなり、前記バッテリー29から前記ブザー28に前記第一マイクロスイッチ26と前記第二マイクロスイッチ27を介して通電され、前記ブザー28が音を発する。
【0006】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.
以下この発明のキャッシュボックスの警報装置を図面に従って説明する。
図1はゲーム機や自動販売機に取り付けられる金銭受領庫20である。
金銭受領庫20は箱体1とキャッシュボックス3とコイン投入部19とドア4とロック機構5とから構成されている。
【0007】
キャッシュボックス3は箱体1に出し入れ可能に収納され、コイン投入部19から送られてくる100円、500円等硬貨を受け入れる。
コイン投入部19はコイン投入口16とコイン検出部18、コイン戻し口17とからなり、コイン投入口16に入れられた硬貨は、コイン検出部18で所定のコインかどうか判別される。
【0008】
1円玉、5円玉その他不良コインはコイン戻し口17から排出される。箱体1の開口部周辺にはドアフレーム2が設けられ、ドアフレーム2にドア部4の一端部が矢印A方向に回動可能に取り付けられている。
ドア部4の他端部にはロック機構5が装着され、このロック機構5はドアフレーム2と係合して、ドア部4が箱体1の入口をロックする。
【0009】
ロック機構5はキーが挿入されて回動する軸と、ロックプレート14が係合される軸と一体の角柱と、スイッチプレート13とこれらを締めるネジとから構成される。
ロック機構5の近傍でドア部4の裏側にはブザーベース11がネジ等で固定されブザーベース11には第一スイッチ手段となる第一マイクロスイッチ6が設けられている。
【0010】
スイッチプレート13はカム状であり凸部を有し、スイッチプレート13がキーとともに回動したとき、この凸部が第一マイクロスイッチ6の可動片に当接して、押したり、離れたりする。
又ブザーベース11内には小型のブザー8とバッテリー(電池)9とサポート10とが設けられ、ブザーカバー12により被われている。
これらブザー8とバッテリー(電池)9とで警報音発生手段を構成する。
【0011】
次にブザーベース11下方には第二スイッチ手段の第二マイクロスイッチ7が取り付けられている。
この第二マイクロスイッチ7は図3に示すように、ドア部4が閉められた状態のとき、その可動片が箱体1の前面15に当接して、破線位置から実践位置に矢印B方向に押されるようになっている。この可動片が押された位置で第二マイクロスイッチ7はオフである。
【0012】
逆に、ドア部4が開くと第二マイクロスイッチ7は前面15から離れ、可動片も元に戻り、第二マイクロスイッチ7はオンとなる。
さて第一マイクロスイッチ6は、スイッチブレート13の凸部がその可動片を押したときは、同時にロックプレート14がドアフレームと係合し(ロック状態)オンである。
図7に示すようにバッテリー9とブザー8と第一マイクロスイッチ6と、第二マイクロスイッチ7とは電気的に直列に接続されて接地を含めて閉回路を構成してる。
【0013】
次に第一実施例の動作を説明する。
キャッシュボックス3が箱体1内に収納されてロック機構5の鍵を施錠している図3の状態では、第二マイクロスイッチ7の可動片は前面15に押されて、第二マイクロスイッチ7はオフとなる。
又ロックプレート14はドアフレーム2と係合し、箱体1キャッシュボックス3の凸部が第一マイクロスイッチ6の可動片を押して、第一マイクロスイッチ6はオンとなり、電気回路は図7の(a)となる。
従ってバッテリー9からブザー8への電流は、第二マイクロスイッチ7によりオフされて、ブザー8は鳴らない。
【0014】
次に正当に鍵を使用し、ロック機構5を解除している図1の状態では、第二マイクロスイッチ7の可動片は前面15から離れて元に戻りオンとなる。
このときロックプレート14は回動してドアフレーム2から外れており、スイッチプレート13の凸部は第一マイクロスイッチ6の可動片を解除して、第一マイクロスイッチ6はオフとなり、電気回路は図7の(b)となる。
従ってバッテリー9からブザー8への電流は、今度は第一マイクロスイッチ6によりオフとされて、ブザー8は鳴らない。
【0015】
この状態で正当な鍵の使用者は、箱体1からキャッシュボックス3を外部に取り出し、キャッシュボックス3内の売上金のコインを回収する。
ところが、不当に、回動可能なドア部4と箱体1のドアフレームドアフレーム2との間の隙間に、バール等の工具を無理に押し込んで、ロックプレート14を折り曲げてドア部4をこじ開ける場合を仮定する。
鍵を使用しないので、ロックプレート14もスイッチプレート13も回動していないので、その凸部は第一マイクロスイッチ6の可動片と当接した状態であり、第一マイクロスイッチ6はオンのままである。
【0016】
更にドア部4が回動して開かれると、第二マイクロスイッチ7は前面15より離れるので第二マイクロスイッチ7の可動片は元に戻り、第二マイクロスイッチ7はオンとなり、電気回路は図7の(c)となる。
従ってバッテリー9からの電流はブザー8、第一マイクロスイッチ6、第2マイクロスイッチ7、グランドへと流れ、ブザー8は警報音を発生する。
【0017】
ブザーが鳴っているときに第一マイクロスイッチ6をオフにしようとしても、第一マイクロスイッチ6、ブザー8、バッテリー9等はブザーベース11とブザーカバー12の間に納められて外部から触れられない。
そのために簡単には第一マイクロスイッチ6をオフに出来ず、不正な者がキャッシュボックス3を持ち出そうとしている間に、この音により警備員が気付くことになる。
【0018】
従って無理矢理ドア部4を開けてもブザー8から警報音が鳴る為、容易にキャッシュボックス3を盗む事は出来ない。
又本装置はコンパクトに出来ていて、キャッシュ側ドア部4の内側に設ける為、又キーによるドア開閉では警報音は鳴らない為、通常のキャッシュ回収作業の邪魔にはならない。
【0019】
ブザー8の電源にバッテリー9を使っている為、本装置を取り付けたゲーム機等の主体の電源が切れていても、本装置はバッテリー9が切れない限り、働きを保つ事が出来る。
【0020】
次に本発明の他の実施例について図4、5、6、7に従って説明する。
実施例2
第2実施例は図6に示すように、箱体21にキャッシュボックス23をスライドして格納し、この箱体21をゲーム機等にはめ込む型である。
図6において、一面が欠けて開口した箱体21には、開口部の周辺にドアフレーム22が設けられ、キャッシュボックス23が取り外し可能に矢印C方向に出し入れされる。
【0021】
キャッシュボックス23の上方は開いており、所定のコイン通路から100円玉、500円玉等が落下して来てためられるようになっている。
箱体21にキャッシュボックス23が収納された状態では、キャッシュボックス23の正面はドアフレーム22に密着し、箱体21のドア部24となっている。
【0022】
図4、5において、このドア部24の裏面上方にはロック機構25が設けられ、このロック機構ム25はドアフレーム22と係止して、キャッシュボックス23は箱体21から抜き出せないロック状態にする。
図6において、ドアフレーム22の後方で箱体21の天井面には切欠33が形成されている。
【0023】
ロック機構25はキー軸35と、その内部の回動する内軸と、この内軸とともに回動可能なロックプレート34と、これらを格納するブザーボック38とこれらを締め付けるネジと、ロックプレート34と係合するブラケット7とから構成される。
【0024】
ブラケット37はドア部24の裏面に固定され、切欠39が形成されている。このブラケット37のドア部24の穴と連通する穴には、キー軸35が挿入され、切欠39はドア部24から垂直に立設した平面に設けられている。
ブラケット37にはブザーボックス38が取りつけられ、ブザーボックス38穴もドア部24の穴と連通する。
【0025】
キー軸35がこれら連通した穴に挿入され、この軸の先の角柱部にロックプレート34の一端部が係合している。
更に角柱部の先はオスネジになっており、ここにナット締め付けてロックプレート34を角柱部に固定する。
キー軸35にキーを差して回すと角柱部とともにロックプレート34が回動し、その先端部が切欠39に入り込むようになる。
さて、ブザーボックス38の内には、第一マイクロスイッチ26とブザード28と電池29が納められ、ブザーカバー32により被われている。
これらブザード28と電池29とで警報音発生装置を構成する。
【0026】
更に、詳しくはロックプレート34の先端部はL字状になり、その基端部にはカム状の凸部40に形成されている。
ロックプレート34がキーとともに回動したとき、この凸部40が第一マイクスイッチ26の可動片に当接して押したり、離れたりできる位置にこれらを配置する。
【0027】
図5、6において、キャッシュボックス23のドア部24と対向する奥面41には、小型のスイッチカバー36が配置され、その上に第二マイクロスイッチ27が取り付けられる。
キャッシュボックス23が箱体21に収納された状態では、奥面41は箱体21の奥壁と最接近し、第二マイクロスイッチ27の可動片が奥壁と当接し、押されて、そのスイッチ回路はオフとなる。
【0028】
キャッシュボックス23が箱体21から引き出されて、奥面41が奥壁から離れると、第二マイクロスイッチ27の可動片は自由になり元に戻り、そのスイッチ回路はオンになる。
第二マイクロスイッチ27と電池29、ブザー28、第一マイクロスイッチ26との間の配線は箱体21を二重板で構成し、その間を通すか、又は、箱体21の箱内の各面上に粘り付けして、コイン出し入れの邪魔にならないようにする。
【0029】
電池29とブザー28と第一マイクロスイッチ26と第二マイクロスイッチ27との電気配線は、第一実施例と同様に図7の通りである。
【0030】
次に第2実施例の動作を説明する。
キャッシュボックス23が箱体21内に収納されロック機構25が施錠している図5の状態(箱体21は省略)では、ロックプレート34が上方に回動し、その先端部がブラケット37の切欠39に入り込み、更に箱体21の切欠33にも入り込み係合する。
【0031】
このとき、第二マイクロスイッチ27の可動片は箱体21の奥壁と当接し押されて、第二マイクロスイッチ27はオフとなり、又ロックプレート34の基端部の凸部40が第一マイクロスイッチ26の可動片を押して、第一マイクロスイッチ26はオンとなり、電気回路は図7の(a)となる。
従って電池29からブザー28への電流は、第二マイクロスイッチ27によりオフされ、ブザー28は鳴らない。
【0032】
次に正当にキーを使用して、キー軸35の内軸とロックプレート34を回動したロック機構25を解除している状態(図6)では、第二マイクロスイッチ27の可動片は箱体21の奥壁から離れて元に戻りオンとなる。
このときロックプレート34は回動して箱体21の切欠33、及びブラケット37の切欠39から抜け出ており、ロックプレート34の凸部40は第一マイクロスイッチ6の可動片を解放して、第一マイクロスイッチ26はオフとなり、電気回路は図7の(b)となる。
【0033】
従って電池29からブザー28への電流は今度は第一マイクロスイッチ26になりオフされてブザー28は鳴らない。
これは正当な者がキーで、ロック機構25を解除してコインを回収している状態である。
ところが不当に、バール等の工具を使用してドア部24をこじ開けた場合、キーを使用しないので、ロックプレート34は回動しないままブラケット37の切欠39及び箱体21の切欠33と係合している。
【0034】
このためロックプレート34の凸部40は第一マイクロスイッチ26の可動片に当接したままであり、第一マイクロスイッチ26はオンである。
コインを盗もうとしてキャッシュボックス23を引き出すと、第2マイクロスイッチ27の可動片が箱体21の奥壁から離れて、第二マイクロスイッチ7はオンとなり、電気回路は図7の(c)となる。
従って電池29から電流がブザー28に流れて警報音が発生する。
【0035】
この装置は、電池29を備えているので、外部から電源をとる必要がなく、自給自足ができる。逆に電池29の消耗により、機構低下時は、電池交換をしないといけないので、完全密閉にせず、ブザーカバー32による半密閉とし、このカバー32をはずすことで、電池交換が容易に出来るようにする。
【0036】
この発明によれば、盗難現場の早期発見並びに、盗難行為の抑止が期待でき、又自動販売機やゲーム機全体の盗難行為抑止による信頼感の向上が図れる。
更に自社製品(既存、新規ともに)のイメージアップと販売促進(付加価値)ノ先駆者となり、ゲーム機への警報装置取付の推進をすることになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のキャッシュボックスの警報装置の第1実施例の分解斜視図である。
【図2】本発明のキャッシュボックスの警報装置の第1実施例の内部の裏面図である。
【図3】本発明のキャッシュボックスの警報装置の第1実施例の内部の側面図である。
【図4】本発明のキャッシュボックスの警報装置の第2実施例の分解斜視図である。
【図5】本発明のキャッシュボックスの警報装置の第2実施例の要部の破断図である。
【図6】本発明のキャッシュボックスの警報装置の第2実施例の格納の様子を示す斜視図である。
【図7】本発明の動作を説明する電気回路図である。
【符号の説明】
1、21 箱体
2、22 ドアフレーム
3、23 キャッシュボックス
4、24 ドア部
5、25 ロック機構
6、26 第一マイクロスイッチ
7、27 第二マイクロスイッチ
8、28 ブザー
9、29 電池
10、30 サポート
11 ブザーベース
12、22 ブザーカバー
13 スイッチプレート
14、24 ロックプレート
15 前面
16 コイン投入口
17 コイン戻し口
18 コイン検出機構
19 コイン投入部
20 金銭受領庫
33、39 切欠
35 キー軸
36 スイッチカバー
37 ブラケット
38 ブザーボックス
40 凸部
41 奥面

Claims (2)

  1. 開口部を有する箱体と、この箱体に前記開口部を通して出し入れ可能に収納されるとともに上方が開口したキャッシュボックスと、前記箱体の上部に形成されコインが投入されると前記キャッシュボックスの中に入るようにしたコイン投入部と、前記箱体の前記開口部周辺に設けられたドアフレームと、このドアフレームの一部に一端部が回動可能に取り付けられているドア部と、このドア部の他端部に装着されたロック機構とを備え、このロック機構と前記ドアフレームとはキー操作により係合されて、前記ドア部が前記箱体1の前記開口部をロックするようにした自動販売機に取り付けられる金銭受領庫であって、
    前記ロック機構は、前記ドア部から略直角方向に回動可能に支持される軸と、この軸とその軸線延長上に一体形成された角柱と、この角柱に一端が固定されるとともに他端がドアフレームの一部と係合可能なロックプレートと、この角柱に中央部が固定されるとともに外周の一部に凸部を有するカム状のスイッチプレートとから構成し、
    前記ロック機構の近傍でドア部の裏側には、可動片が押された位置で電気回路がオンとなる第一マイクロスイッチと、可動片が押された位置で電気回路がオフとなる第二マイクロスイッチと、通電により音を発するブザーとバッテリーとが設け、
    これらバッテリーとブザーと前記第一マイクロスイッチと前記第二マイクロスイッチとは電気的に直列に接続した構成とし、
    前記軸に前記キーを挿入して右又は左に回動して前記角柱とともに前記ロックプレートを、前記ドアフレームから離れた状態にし、
    次に前記ドア部を前記一端部を中心に回動して前記箱体の前記開口部を閉止し、前記第二マイクロスイッチの可動片が前記ドアフレームの前面に当接し押されてその電気回路がオフとなり、
    更に前記キーを左又は右に回動して前記角柱とともに前記ロックプレート及びスイッチプレートが回動し、ついには前記ロックプレートが前記ドアフレームと係合し、同時に前記スイッチブレートの凸部が前記第一マイクロスイッチの可動片を押してその電気回路がオンとなる状態とし、
    前記ロックプレート及びスイッチプレートを回動することなく、前記ドア部を前記ドアフレームの前面から離して前記箱体の前記開口部を開くと、前記第二マイクロスイッチの可動片が前面から離れて開放され電気回路がオンとなり、前記バッテリーから前記ブザーに前記第一マイクロスイッチと前記第二マイクロスイッチを介して通電され、前記ブザーが音を発することを特徴とするキャッシュボックスの警報装置。
  2. 開口部とこれと対面する奥壁とを有する箱体と、この箱体の前記開口部周辺に設けられたドアフレームと、この箱体に前記開口部を通して出し入れ可能に収納され上方が開口するとともに前記ドアフレームと当接可能な平面状のドア部とこのドア部と対面する奥面とを備えたキャッシュボックスと、このドア部の端部に装着されたロック機構とを備え、前記箱体に前記キャッシュボックスが収納された状態で前記奥面が前記奥壁と当接し、キーが操作されると前記ロック機構と前記ドアフレームとは係合されて、前記ドア部が前記箱体の前記開口部をロックするようにした自動販売機に取り付けられる金銭受領庫であって、
    前記ロック機構は、前記ドア部から略直角方向に回動可能に支持される軸と、この軸にその軸線延長上に一体形成された角柱と、この角柱に一端部が固定されこの一端部の外方周縁にはカム状の凸部を有する基端部を備えるともに対向する先端部が前記ドアフレームの一部と係合可能なロックプレートとから構成し、
    前記ロック機構の近傍でドア部の裏側には、可動片が押された位置で電気回路がオンとなる第一マイクロスイッチと、通電により音を発するブザーとバッテリーとを設け、
    前記キャッシュボックスの前記奥面には可動片が押された位置で電気回路がオフとなる第二マイクロスイッチを設け、
    これらバッテリーとブザーと前記第一マイクロスイッチと前記第二マイクロスイッチとは電気的に直列に接続した構成とし、
    前記軸に前記キーを挿入して右又は左に前記角柱とともに前記ロックプレートを回動して、前記ドアフレームから離れた状態にし、
    前記ドア部により前記箱体の前記開口部を閉止し、前記第二マイクロスイッチの可動片が箱体の前記奥壁に当接し押されてその電気回路がオフとなり、
    更に前記キーを左又は右に回動して前記角柱とともに前記ロックプレートが回動し、ついには前記ロックプレートの先端部が前記ドアフレームと係合し、同時に前記ロックプレートの基端部の前記凸部が前記第一マイクロスイッチの可動片を押してその電気回路がオンとなる状態とし、
    前記ロックプレートを回動することなく、前記キャッシュボックスを前記箱体から引き出して前記開口部を開くと、前記第二マイクロスイッチの可動片が前記箱体の奥壁にから離れて開放され電気回路がオンとなり、前記バッテリーから前記ブザーに前記第一マイクロスイッチと前記第二マイクロスイッチを介して通電され、前記ブザーが音を発することを特徴とする。
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