JP3618258B2 - コイン精米設備 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はコイン精米設備に関する。
【0002】
【従来の技術】
コインや紙幣などの貨幣を投入することにより自動的に精米作業を行わせるコイン精米設備は知られている。図4〜図6に示すように、この精米設備は、利用客が玄米や籾米を張込ホッパ1に投入した状態で、貨幣を投入し、白度選択ボタンなどの利用客用の選択押ボタン2を押すことにより、自動的に精米作業が行われ、精米された白米が白米ホッパ3に排出されるようになっている。
【0003】
コイン精米設備をなす建屋4の内部は、利用客が自由に行き来できる客室5と、精米機本体6や糠用送風機7などが配設されており管理者や保守点検員などの限定した人しか入ることができない機械室8とに、仕切壁9で仕切られている。客室5には、貨幣の投入口11や利用客が操作する多数の選択押ボタン2などが設けられている操作盤10が、その前面だけが臨むように配設されている。また、操作盤10の内部には、コインなどの貨幣を収容した貨幣収容ボックス(図示せず)が設けられており、操作盤10に設けられたキーロック装置13などを管理者が解除して操作盤10の前扉を開けることなどで貨幣収容ボックス内の貨幣を回収できるようになっている。
【0004】
ところで、コイン精米設備は通常、無人であるため、貨幣収容ボックス内の貨幣の盗難を図る者により、キーロック装置13や貨幣収容ボックスが設けられている操作盤10が壊される場合がある。この場合には、貨幣収容ボックス内の貨幣が取られるだけでなく、製造コストが非常に高価である操作盤10が損傷するため、修理費用が極めて高価となってしまう。また、正常な操作盤10に交換するまでの期間はコイン精米設備を使用できなくなるという不具合も生じる。
【0005】
これに対処するものとして、コインなどの貨幣を収容した貨幣収容コインボックスを操作盤とは別途に設けたコイン精米設備が特開平9−201541号公報に開示されている。図7、図8に示すように、このコイン精米設備においては、利用者操作用の各種の選択ボタン51が設けられている操作盤52とは別の箇所に、コインなどの貨幣を溜める貨幣収容ボックス53が設けられている。また、貨幣収容ボックス53の一部にはキーロック装置54が設けられて、盗難できないように図られている。
【0006】
なお、このコイン精米設備においては、図7に示すように、貨幣収容ボックス53にコインの投入口55も設けられているタイプのものや、図8に示すように、操作盤52にコインの投入口55が設けられて、連通シュート56を介して操作盤52とコイン貨幣収容ボックス53とが連通されているタイプのものがある。
【0007】
このコイン精米設備によれば、貨幣収容コインボックス53を操作盤52とは別途に設けたので、盗難を図ろうとして、例え、貨幣収容コインボックス53が壊された場合でも、操作盤52の損傷を防ぐことができ、これによって、修理費用の低減を図ることができる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、図7、図8に示す構成のコイン精米設備においては、コイン貨幣収容ボックス53だけが単独で設けられているため、盗難対象として目立ちやすくなり、その結果、貨幣収容コインボックス53を壊すことによる盗難を発生させる可能性が若干高くなって、貨幣の盗難被害額が、図4〜図6に示す従来のコイン精米設備における貨幣収容ボックスからの盗難被害額よりもかえって増加するおそれがある。
【0009】
また、貨幣収容コインボックス53に設けられた構成部品と操作盤52とが機械的または電気的に連動するような構成である場合には、コイン精米設備を使用できなくなることもある。
本発明は上記問題を解決するもので、盗難行為が図られた場合でも、被害額を最小限に抑えることができて、コイン精米設備を使用できなくなることを防止できるコイン精米設備を提供することを目的とするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために請求項1記載の発明は、仕切壁により建屋の中が、利用客が自由に出入りできる客室と、利用客が自由には出入りできない機械室とに仕切られたコイン精米設備であって、客室に面し客操作用の操作盤とは別の箇所にダミーの貨幣収容ボックスが設けられているものである。
【0011】
請求項2記載の発明は、仕切壁により建屋の中が、利用客が自由に出入りできる客室と、利用客が自由には出入りできない機械室とに仕切られたコイン精米設備であって、客室に面し客操作用の操作盤とは別の箇所に、ダミーの貨幣収容ボックスを取り出すための扉が設けられているものである。
これらの請求項1、2の構成によれば、ダミーの貨幣収容ボックスが操作盤とは別の箇所に設けられているため、盗難を図ろうとした者にて、客室に面して設けられているダミーの貨幣収容ボックスが壊された場合でも、損害額は、ダミーの貨幣収容ボックスの費用だけで済み、また、貨幣収容ボックスが偽物であるため、コイン精米設備の営業を継続して行うことができる。なお、盗難を図ろうとした者は、たまたま、この盗難行為を行った時が、貨幣の回収作業の直後であって、貨幣が残っていないと思い違いをする可能性がある。
【0012】
請求項3記載の発明は、請求項1または2に記載のコイン精米設備において、ダミーの貨幣収容ボックスにおける客室に面する箇所またはダミー貨幣収容ボックスの取出用扉に、キーロック装置が形成されているものである。
請求項4記載の発明は、請求項1〜3の何れかに記載のコイン精米設備において、ダミーの貨幣収容ボックスに、操作盤側より連通されたダミーの連通シュートが形成されているものである。
【0013】
これらの請求項3、4の構成によれば、ダミーの貨幣収容ボックスなどに、キーロック装置やダミーの連通シュートが設けられているため、貨幣収容ボックスがダミーであることがわかりにくくなって、操作盤などの他の装置を損傷させる可能性をさらに減少させることができる。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態にかかるコイン精米設備を図面に基づき説明する。なお、従来のコイン精米設備と同様の機能のものには同符号を付し、その説明は一部省略する。
図1、図2に示すように、このコイン精米設備においては、客室5に面し、客操作用の操作盤10とは別の箇所、具体的には操作盤10よりも下方の箇所に、ダミーの貨幣収容ボックス20が設けられている。この貨幣収容ボックス20は、この貨幣収容ボックス20が配置される箇所に固定されたボックスケース21に対して客室5側に出退自在とされ、貨幣収容ボックス20の上部にはキーロック装置22が取り付けられている。そして、キーロック装置22にキー(図示せず)を差し込んでロックすることで、ロック用部材23がボックスケース21に係合して、貨幣収容ボックス20が取り出せないようになっている。
【0015】
また、ダミーの貨幣収容ボックス20には、操作盤10側より連通されたダミーの連通シュート24も形成されている。
この構成によれば、ダミーの貨幣収容ボックス20が操作盤10とは別の箇所に設けられているため、盗難を図ろうとした者にて、客室5に面して設けられているダミーの貨幣収容ボックス20が壊された場合でも、損害額は、ダミーの貨幣収容ボックス20の費用だけで済み、また、貨幣収容ボックス20が偽物であるため、コイン精米設備の営業を何ら支障なく継続して行うことができる。なお、盗難を図ろうとした者は、たまたま、この盗難行為を行った時が、貨幣の回収作業の直後であって、このコイン精米設備には貨幣が残っていないと思い違いをする可能性があり、これによっても、操作盤10などの他の装置に危害を及ぼすことを低減させることができる。また、ダミーの貨幣収容ボックス20に、キーロック装置22やダミーの連通シュート24が設けられているため、貨幣収容ボックス20がダミーであることがわかりにくくなって、他の装置に危害を及ぼすことを一層低減させることができる。
【0016】
なお、上記実施の形態においては、客室5に面し操作盤10とは別の箇所に貨幣収容ボックス20を配設した場合を述べたが、これに代えて、客室5に面し操作盤10とは別の箇所に、ダミーの貨幣収容ボックス20を取り出すための扉25を開閉自在に設け、この扉25にキーロック装置22を取り付けてもよい。これによれば、ダミーの貨幣収容ボックス20を取り出すための扉25が別途に設けられているため、貨幣収容ボックス20がダミーであることが一層わかりにくくなって、他の装置に危害を及ぼすことをさらに低減させることができる。
【0017】
なお、本物の貨幣収容ボックスは従来通り、操作盤10に内蔵してもよいが、これに限るものではなく、機械室側の他の箇所などの安全な場所に設けるとよい。
【0018】
【発明の効果】
以上のように本発明によれば、客室に面し客操作用の操作盤とは別の箇所にダミーの貨幣収容ボックスやダミーの貨幣収容ボックスを取り出すための扉を設けることにより、盗難を図ろうとした者にて、客室に面して設けられているダミーの貨幣収容ボックスや扉が壊された場合でも、損害額は、ダミーの貨幣収容ボックスや扉だけの最小限の費用で済み、また、貨幣収容ボックスが偽物であるため、コイン精米設備の営業を継続して行うことができる。
【0019】
また、ダミーの貨幣収容ボックスや扉における客室に面する箇所に、キーロック装置やダミーの連通シュートを設けることで、貨幣収容ボックスがダミーであることがわかりにくくなって、操作盤などの他の装置を損傷させる可能性をさらに減少させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態にかかるコイン精米設備の正面図である。
【図2】図1におけるA−A線矢視断面図である。
【図3】本発明の他の実施の形態にかかるコイン精米設備の要部断面図である。
【図4】従来のコイン精米設備の平面図である。
【図5】同従来のコイン精米設備の正面図である。
【図6】同従来のコイン精米設備の要部正面図である。
【図7】他の従来のコイン精米設備の要部正面図である。
【図8】他の従来のコイン精米設備の要部正面図である。
【符号の説明】
5 客室
10 操作盤
20 ダミーの貨幣収容ボックス
22 キーロック装置
24 ダミーの連通シュート
25 扉

Claims (4)

  1. 仕切壁により建屋の中が、利用客が自由に出入りできる客室と、利用客が自由には出入りできない機械室とに仕切られたコイン精米設備であって、客室に面し客操作用の操作盤とは別の箇所にダミーの貨幣収容ボックスが設けられているコイン精米設備。
  2. 仕切壁により建屋の中が、利用客が自由に出入りできる客室と、利用客が自由には出入りできない機械室とに仕切られたコイン精米設備であって、客室に面し客操作用の操作盤とは別の箇所に、ダミーの貨幣収容ボックスを取り出すための扉が設けられているコイン精米設備。
  3. ダミーの貨幣収容ボックスにおける客室に面する箇所またはダミー貨幣収容ボックスの取出用扉に、キーロック装置が形成されている請求項1または2に記載のコイン精米設備。
  4. ダミーの貨幣収容ボックスに、操作盤側より連通されたダミーの連通シュートが形成されている請求項1〜3の何れかに記載のコイン精米設備。
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