JP2525421B2 - 防犯機能付自動機 - Google Patents

防犯機能付自動機

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Description

【発明の詳細な説明】 〔目次〕 概要 産業上の利用分野 従来の技術(第7図) 発明が解決しようとする問題点 問題点を解決するための手段(第1図) 作用 実施例(第2図〜第6図) 発明の効果 〔概要〕 現金自動支払い預金機等の自動機に関し、現金やカー
ド類の防犯を目的とし、 内部に媒体箱を収容したユニットを備え、シリンダキ
ー等のロック機構の解除によって該媒体箱を引出し可能
とした自動機において、電源スイッチのオン状態を出力
するスイッチ手段と、ユニットのセット状態を検知する
ユニットセット検知手段と、それらが共にオンのときに
キーの差込みを検知するとき解除信号を出力する条件手
段(10)を具備する電子ロックを設け、電源スイッチが
オンでありユニットがセットされているときにキーの差
込みを検知したとき電子ロックを解除して、ユニットを
保守位置に引出し可能となるように構成する。
〔産業上の利用分野〕
この発明は、金融機関等で使用している現金自動支払
・預入機等の自動機に関する。
現金自動支払・預入機では、装置内にかなりの額の現
金が入れられており、さらに、装置内にリジェクトされ
た取引カード等も保存されている。これら現金、取引カ
ード等の媒体は、装置内の媒体取扱い箱中に収容されて
いるが、第3者による盗難に対して充分な配慮が要請さ
れている。
〔従来の技術〕
現行の現金自動支払・預入機では、定期的に現金の補
給・回収、或いは装置内にリジェクトされた取引カード
の回収を行う必要があり、しかるべき者が、上記現金・
取引カード等を収容した媒体取扱い箱のカギを持ち、作
業を行っている。
第7図は、従来の現金自動支払・預入機の構成を模式
的に示したものである。第7図において、70は、現金自
動支払・預入機であり、その内部に、現金・カード等の
媒体を収容する媒体箱73をもつユニット71が収容されて
おり、この媒体箱73は、シリンダキー76を開とすること
により、ユニット71外に引出し可能に構成されている。
75は、シリンダキー76により開、閉するメカロック部で
あり、72は、自動支払・預入機の機構部分を収めたメカ
装置、74は、これらの機構部分をコントロールするため
の制御装置である。ユニット71は、引出し可能であり、
上記シリンダキー76は、電源のオン・オフ等にかかわら
ず操作できる。
第3者としては、このカギを手に入れないかぎり装置
内の現金或いはカードを盗むことはできなくなってい
る。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上述した従来の装置においては、カギによるロック機
構という一段構えの防犯方法が設けられているだけであ
り、(1)カギが盗み出された場合、(2)カギの形状
をコピーされた場合、(3)装置筺体が何らかの方法で
破壊された場合などは、現金、カードを装置内より取出
すことは容易であり、防犯上の問題点を有している。
この発明は、このような点に鑑みてなされたものであ
り、自動支払・預金機等の自動機の媒体(現金、カード
類)を扱うための条件を高度化して防犯上の安全性を高
めた自動機を提供することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
第1図は、この発明の原理図である。第1図において
10は、条件回路であり、この発明に従って設けた電子ロ
ックを解除するための条件が設定されている。この条件
回路10には、電子ロック解除のための条件(1)パワー
スイッチのオン・オフ検知信号、(2)ユニットのセッ
ト状態検知信号、(3)シリンダキー検知信号が入力さ
れており、これらの条件の状態によって、電子ロックが
解除されることになる。
即ち、パワースイッチがオン、ユニットセット検知信
号がオン、シリンダキー検知信号がオン(シリンダキー
が差込まれたとき)の場合のみ、電子ロックが解除さ
れ、ユニットが引出し可能となり(ケースA)、それ以
外の時は、電子ロックは解除されない。また、必要に応
じて、パワースイッチがオフで、ユニットセット検知が
オフ(ユニットが何らかの方法で強制的に引出されてい
るとき)の時に、シリンダキーのみがオンとなったとき
には、アラームを発生するように構成する。
〔作用〕
以上述べたとおり、この発明においては、単に、シリ
ンダキーのみによっては、ユニット中に収容された媒体
箱を取出すことはできず、一定の条件、即ち最低限パワ
ースイッチのオン、ユニットのセット検知信号のオンが
満たされた時のみに、解除される電子ロックを設けたの
で、盗難に対する予防効果が大きい。
〔実施例〕
第2図は、この発明の第1の実施例を示す図である。
第2図において、20は自動支払・預入機等の自動機で
あり、内部にユニット21を収容している。ユニット21内
には、現金或いは、リジェクトされた取扱いカードを収
めた媒体箱23、ユニット21の引出しをロックしたり解除
したりするための電子ロック装置27、シリンダキー26の
挿入によって解除されるメカロック25、現金等の取扱い
を行うメカニズム装置22、そのメカニズム装置をコント
ロールする制御装置24等が収容されている。28はユニッ
ト21がセット位置にあることを検知するセンサである。
第2図では、ユニット21が、現金自動機20から引出さ
れて保守エリアにある状態を示しているが、通常の動作
時には、ユニット21はセット位置に挿込まれており、セ
ンサ28がそれを検知している。このような動作時の自動
機に対し、現金の引出し或いは補給のために、ユニット
21を引出し、媒体箱を取出すことになる。
このとき、発明の原理図と共に説明したように(1)
自動機の電源がオンであること、(2)ユニット21がセ
ット位置に挿込まれていて、センサ28がオンであるこ
と、(3)シリンダキー26が前方から巻込まれていて、
シリンダキー検知信号がオンであることを条件として、
電子ロック27を解除する。これによりユニット21が保守
エリアに引出される。そして、その後シリンダキーによ
るロック機構の解除により媒体箱23をユニットから取出
し、現金の補給等の保守作業を行う。
第3図(a)、(b)は、以上の動作を実現するため
の、ブロック図である。第3図(a)に示すように,ユ
ニット21のセット状態を検知するユニットセット検知部
31、シリンダキー検知部33からの信号をレシーバ34、3
4′で受けて、電気的なオン信号としてアンド回路35に
入力させ、同時にパワースイッチのオン・オフ状態を示
す信号をアンド回路に入力する。この出力信号を電子ロ
ック部36に導き、電子ロックメカニズムを解除させる。
この条件を満たさない時は、当然電子ロックは解除され
ない。
なおこの場合、第3図(b)に示す如く、アンド回路
35−0〜35−2及びインバータ39−0〜39−2を使用し
て、(1)パワースイッチがオフであり、(2)ユニッ
ト21がセット位置にない(ユニットセット検知オフ)の
に(3)シリンダキーのみが差込まれた時には、アラー
ムを発生するようにしても良い。即ち、第3図(b)に
より第1図に示す条件回路10が構成される。なお、第3
図(b)では説明簡略化のためレシーバ等は省略してい
る。
第4図は、この発明の第2の実施例である。この発明
においては、第2図に示す第1の実施例に加えて、パネ
ル41、電子ロック42を設けている。パネル41は、第6図
に示すようにテンキー部及び表示部を有しており、暗証
をキーインできるように構成されている。
ユニット21を引出すための条件は、第2図に示す第1
の実施例の場合と同様であるが、ユニット21を引出して
保守エリアにセットした後、さらに媒体箱23を引出す際
にさらに電子ロックを解除する必要があるように構成し
た点で異なる。即ち、パネルのテンキー部から暗証番号
を入力し、表示部に比較結果を表示して、一致した時に
のみ、シリンダキーのアクセスが可能となるように構成
する。
第5図は、媒体箱23を引出すための電子ロック部のブ
ロック図である。図示のとおり、キー入力部51からの入
力と、暗証番号記憶部52からの出力とを比較回路部55で
比較し、さらにこの比較回路部55の出力とシリンダキー
検知部54よりのシリンダキー検知信号との存在を条件と
して、条件回路部56から、電子ロック制御部に、ロック
オン信号を送り、ロック解除が可能となる。
〔発明の効果〕
以上述べたとおり、この発明によれば自動機内の媒体
(現金、カード)を取扱い可能とするための条件とし
て、メカロックのキーを有することだけでなく、自動機
の電源がオンとなっていること、ユニットが所定位置に
セットされていること、さらに必要に応じてユニットに
設けた暗証番号付の電子ロックを解除することを条件と
したため、第3者による盗難の確立を大巾に低くするこ
とができる。
また、電源オンのみアクセス可能にすることで、自動
機内のCPUにて監視が可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の原理図、 第2図はこの発明の第1の実施例を示す図、 第3図は第1の実施例の異なるブロック図、 第4図は第2の実施例の機構図、 第5図は第2実施例のブロック図、 第6図は電子ロックのパネルの例を示す図、 第7図は従来例を示す図である。 20……自動機、21……ユニット 22……メカ装置、23……媒体箱 24……制御装置、25……メカロック 26……シリンダキー、27……電子ロック

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】内部に媒体箱を収容したユニットを備え、
    シリンダキー等のロック機構の解除によって該媒体箱を
    引出し可能とした自動機において、 電源スイッチのオン状態を出力するスイッチ手段と、 ユニットのセット状態を検知するユニットセット検知手
    段と、 それらが共にオンのときにキーの差込みを検知するとき
    解除信号を出力する条件手段(10)を具備する電子ロッ
    クを設け、 電源スイッチがオンでありユニットがセットされている
    ときにキーの差込みを検知したとき電子ロックを解除し
    て、ユニットを保守位置に引出し可能とした防犯機能付
    自動機。
  2. 【請求項2】ユニットからの媒体箱取出部に、さらに電
    子ロック装置を設けたことを特徴とする特許請求の範囲
    第1項に記載の防犯機能付自動機。
JP20392687A 1987-08-17 1987-08-17 防犯機能付自動機 Expired - Fee Related JP2525421B2 (ja)

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JP2577885Y2 (ja) * 1992-10-22 1998-08-06 沖電気工業株式会社 施錠機構

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