JP2506445B2 - 紙幣入出金機 - Google Patents

紙幣入出金機

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JP2506445B2
JP2506445B2 JP1125322A JP12532289A JP2506445B2 JP 2506445 B2 JP2506445 B2 JP 2506445B2 JP 1125322 A JP1125322 A JP 1125322A JP 12532289 A JP12532289 A JP 12532289A JP 2506445 B2 JP2506445 B2 JP 2506445B2
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【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 この発明は、循環式の紙幣入出金機に組み入れられる
紙幣の分類整理機能に関する。
「従来の技術」 従来、この種の循環式紙幣入出金機としては、実開昭
60−153376号公報に示すものが知られている。
この循環式紙幣入出金機は、入金投入部から投入され
て分類された入金紙幣を金種毎に一時貯留する複数のプ
ール部と、このプール部の下方にそれぞれ設けられて、
前記一時貯留された紙幣を出金紙幣として金種毎に収納
する複数のスタッカとを有するものであって、入金投入
部から投入された紙幣がプール部に貯留された場合に
は、テラー自身がこの一時貯留紙幣を受け入れて良いか
否かを判断する。
つまり、この循環式紙幣入出金機では、一時貯留紙幣
の金額が表示された金額表示部を参照して、テラーがこ
の金額値を正しいものと判定した場合に、この一時貯留
紙幣をスタッカ内に収納するようにし、また、前記金額
値をテラーが誤りであると判定した場合に、該一時貯留
紙幣をテラーに対して返却するようにしている。
「発明が解決しようとする課題」 ところで、上記のように構成された循環式紙幣入出金
機では、前記一時貯留紙幣をテラーに返却する場合に、
ロック装置によるプール部のロック状態を解除して、該
プール部全体を一括して支持しているユニットを前面側
に引き出し可能な状態にし、これによりテラー自らがユ
ニットを手で引き出し、該プール部内の紙幣をつかみ出
すようにしている。
しかしながら、このようなプール部を経由しての紙幣
の返却は、通常、鑑別結果である金額値を、テラーが誤
りであると判定した場合にのみ行われるものであり、こ
のような返却方式が他の目的に適用されることはなかっ
た。
この発明は、上記の事情に鑑みてなされたものであっ
て、入金紙幣がプール部を経由する機能を利用して紙幣
の分類、整理をすることが可能な汎用性の高い紙幣入出
金機の提供を目的とする。
「課題を解決するための手段」 上記目的を達成するために本発明では、入金投入部に
投入された入金紙幣を計数鑑別する鑑別部と、この鑑別
部からの出力データに基づき分類された紙幣を金種毎に
一時貯留する複数のプール部と、これらプール部に貯留
された紙幣を出金紙幣として収納するスタッカと、前記
プール部を装置本体にロックするとともに、ロック解除
の状態でこれらプール部を装置本体から一括して引き出
し可能とするロック装置と、を有する収納入出金機にお
いて、 紙幣をスタッカに対して入出金するための入出金モー
ドと、紙幣をプール部に整理分類するための整理計数モ
ードとのいずれかが選択されるモード選択スイッチと、 前記入金投入部に紙幣が無いことを検知する入金口紙
幣有無検知手段と、 前記鑑別部からの検出データに基づきプール部に紙幣
が存在し、また、プール部内の紙幣がフル状態になった
ことを検知するプール部検知手段と、 前記モード選択スイッチにより入出金モードが選択さ
れた場合に入金紙幣を各プール部に分類貯留させ、更
に、該入出金モードが選択されている状態で、操作者に
よって操作される返却釦から返却指示が出力された場合
に、ロック装置によるプール部のロック状態を解除させ
る入出金制御手段と、 前記モード選択スイッチにより整理計数モードが選択
された場合に入金紙幣を各プール部に分類貯留させ、更
に、該整理計数モードが選択されている状態で、前記入
金口紙幣有無検知手段により入金投入部に紙幣が無いこ
とが検知され、かつ、プール部検知手段によりプール部
に紙幣が存在することが検知された場合、あるいはプー
ル部検知手段によりプール部がフル状態になったことが
検知された場合に、ロック装置によるプール部のロック
状態を自動解除させる整理計数制御手段と、が設けられ
ていることを特徴とする。
「作用」 この発明によれば、モード選択スイッチにて入出金モ
ードを選択することにより、入金紙幣が各プール部に分
類貯留され、更に、この入出金モード下において、操作
者によって操作される返却釦から返却指示が出力された
場合に、ロック装置によるプール部のロック状態が解除
されて、該プール部が装置本体から引き出し可能とな
る。
一方、モード選択スイッチにて整理計数モードを選択
することにより、入金紙幣が各プール部に分類貯留さ
れ、更に、この整理計数モード下において、入金口紙幣
有無検知手段により入金投入部に紙幣が無いことが検知
され、かつ、プール部検知手段によりプール部に紙幣が
存在することが検知された場合、あるいはプール部検知
手段によりプール部がフル状態になったことが検知され
た場合に、ロック装置によるプール部のロック状態が自
動解除されて、該プール部が装置本体から引き出し可能
となる。つまり、整理計数モードを選択することによ
り、紙幣を一時貯留するためのプール部を紙幣を分類整
理する目的に使用することができる。
「実施例」 この発明が適用される紙幣入出金機の全体概略構成を
第1図〜第3図を参照して説明する。
なお、この紙幣入出金機は、紙幣をスタッカに対して
紙幣を入出金する通常の入出金処理と、紙幣をプール部
に対して分類のみする整理計数処理とが選択可能であ
り、これら入出金処理、整理計数処理のいずれかを選択
を整理計数釦(45B)(モード選択スイッチ)(後述す
る)により行うものである。
また、以下の説明において、入出金処理を行うモード
を選択した場合に「入出金モード選択時」と、整理計数
処理を行うモードを選択した場合に「整理計数モード選
択時」とそれぞれ表現することにする。
第1図において、符号1で示す装置本体1の前面側に
は、テラーによって紙幣の入金、出金がなされる入金投
入部2、出金投出部3がそれぞれ設けられ、この装置本
体1の内部には、前者の入金投入部2を起点とする入金
ルート4、後者の出金投出部3を終点とする出金ルート
5が設けられている。
前記入金ルート4は、入金投入部2から投入された紙
幣をスタッカ(16〜18)(後述する)に入金するための
搬送経路であて、その搬送経路に沿うように、入金投入
部2に投入された紙幣を一枚ずつ繰り出す繰出機構8
と、この繰出機構8により繰り出された紙幣の金種、正
券損券、偽券等を鑑別しかつ計数する入金鑑別部34(鑑
別部)(後述する)と、この入金鑑別部34を経由した紙
幣を振り分ける第1の振分部10、第2の振分部11、第3
の振分部12とが順次設けられている。
これら第1の振分部10、第2の振分部11、第3の振分
部12は、前記入金鑑別部34の鑑別結果に基づいて正券の
万券を第1のプール部13に振り分け、正券の千券を第2
のプール部14に振り分け、正券の五千券を第3のプール
部15に振り分けるとともに(入出金モード選択時)、こ
れら第1のプール部13、第2のプール部14、第3のプー
ル部15に振り分けられなかった紙幣、つまり偽券、判別
不能券(二重送り券)等をリジェクト口16に案内するも
のである。
前記第1のプール部13、第2のプール部14、第3のプ
ール部15は、符号Mで示すユニットボックス内に並列状
態で一括して支持されるものであり、また振分部10〜12
により振り分けられた紙幣を、各底面を形成するシャッ
タ13A〜15A上にそれぞれ載置、一時貯留するものであ
る。
これらプール部13〜15には、ユニットボックスMを装
置本体1内にロックするとともに、ロック解除の状態で
該ユニットボックスMを、シャッタ13A〜15Aとともに二
点鎖線で示す突出位置に引き出し可能とする中間プール
ユニットロック装置(40)(第2図参照、第1図に図示
略)が設けられている。
なお、この中間プールユニットロック装置がユニット
ボックスMのロックを解除するのは、(i)前記入金鑑
別部34の鑑別結果(図示しない金額表示部に表示され
る)をテラーが参照して、プール部13〜15に一時貯留さ
れた紙幣を受け入れることをできないとする「返却釦」
(図示略)を押した場合(入出金モード選択時)、 (ii)入金投入部2から投入された紙幣を各プール部13
〜15に分類整理する処理が完了した場合、また、各プー
ル部13〜15がフル状態となった場合(整理計数モード選
択時)である。
なお、上記(ii)の検知については以下、入金口紙幣
有無検知手段35、入金鑑別部34、中間プール紙幣有無検
知手段38の説明を参照のこと。
一方、前記入金鑑別部34の鑑別結果(図示しない金額
表示部に表示される)をテラーが参照して、プール部13
〜15に一時貯留された紙幣を受け入れて良いとする「確
認釦」(図示略)を押した場合には、シャッタ開閉装置
(図示略)がシャッタ13A〜15Aを開放させて、該シャッ
タ13A〜15A上の一時貯留紙幣を下方のスタッカ16〜18に
落下させるようにしている(入出金モード選択時)。
前記プール部13〜15の下方に位置するスタッカ16〜18
は、プール部13〜15に一時貯留される金種に対応して設
けられたものであって、第1スタッカ16には万券が、第
2のスタッカ17には千券が、第3のスタッカ18には五千
券がそれぞれ収納されるようになっている(入出金モー
ド選択時)。
なお、前記スタッカ16〜18の内、万券が収納される第
1のスタッカ16と、千券が収納される第2のスタッカ17
とは受け入れられた入金紙幣を出金紙幣として再利用す
ることができる還流型の金庫であり、また、第3のスタ
ッカ18は、内部を上下に二分する昇降板18Aを有し、こ
の昇降板18Aの上面に入金紙幣である五千券を収納し、
この昇降板18Aの下方位置に使用頻度の高い出金紙幣
(例えば万券あるいは千券)を収納するものである。
なお、前記昇降板18Aはスタッカ18を仕切る目的の
外、下部に位置する紙幣に対して上方から一定の圧力を
加えて、繰出機構(後述する)による紙幣の繰り出しを
円滑に行うビルプレス機構としても使用される。
次に、前記スタッカ16〜18内の紙幣を紙幣出金部3か
ら払出すための出金ルート5について説明すると、この
出金ルート5には、各スタッカ16〜18からそれぞれ紙幣
を一枚ずつ繰り出すための繰出機構19〜21と、この繰出
機構19〜21により繰り出された紙幣に損券が混入してい
るか否かを判別する出金判別部22と、この出金判別部22
で判別された損券を振り分ける振分部23とが、紙幣の搬
送経路に沿って順次配置されており、この振分部23によ
り振り分けられた損券紙幣は出金リジェクトボックス24
に収納され、また、正券紙幣は紙幣出金部3を通じてテ
ラーに払出される(入出金モード選択時)。
なお、前記入金ルート4と出金ルート5との間に設け
られたものは、第3のスタッカ18から繰り出された出金
紙幣を、万券が収納される第1のプール部13、千券が収
納される第2のプール部14にそれぞれ分配して、スタッ
カ16・17内の紙幣が不足した場合にこれを補うための分
配ルート25である。また、第1図に符号26で示すもの
は、入金ルート4を通じて紙幣を入金するための駆動源
である入金系高速搬送モータ、符号27で示すものは、出
金ルート5を通じて紙幣を出金するための駆動源である
出金系高速搬送モータである。
次に、第1図に示す循環式紙幣入出金機の制御装置に
ついて、第2図のブロック線図及び第3図の正面から視
た外観図を参照して説明する。
第2図に示す符号30で示すCPUには、記憶部としての
第1ROM31、第2ROM32、RAM33が設けられ、センサとして
の入金鑑別部34、入金口紙幣有無手段35、RJ(リジェク
ト)口紙幣有無検知手段36、中間プール紙幣有無検知手
段37(プール部検知手段)、中間プールユニット開閉検
知手段38が設けられ、また、これらセンサの検知信号及
び操作/表示部39からの操作信号に基づいて動作する、
中間プールユニットロック装置40、取込・搬送装置41、
振分装置42が設けられている。
前記CPU30に接続された各種構成要素について順に説
明すると、 (一)第1ROM31は、入金ルート4を通じて紙幣を入金さ
せるための入金プログラムと、出金ルート5を通じて紙
幣を出金させるための出金プログラムと、出金ルート
5、分配ルート25、入金ルート4を通じて第3のスタッ
カ18の下部に収納された使用頻度の高い紙幣を第1のス
タッカ16、第2のスタッカ17の分配するための分配プロ
グラムとを記憶するものである。
なお、これら入金、出金、分配プログラムは入出金モ
ードが選択されたときに実行される。
(二)第2ROM32は、入金ルート4を通じて入金された紙
幣をプール部13〜15に分配した上で、該紙幣を無条件で
テラーに返却するための整理計数プログラム(第4図〜
第7図を参照して後述する)を記憶するものである。
なお、この整理計数プログラムは、後述する整理計数
釦(45B)により整理計数モードが選択されたときに実
行される。
(三)RAM33は、入金鑑別部34から出力された紙幣の金
額を示すデータの積算値を記憶するものであって、この
RAM33に記憶された紙幣の積算値は、金額表示部(図示
略)に表示されるようになっている。
(四)入金鑑別部34は、入金ルート4を通じて搬送され
た紙幣の金種、正券損券、偽券などを鑑別しかつ計数す
るものである。
なお、前記CPU30、RAM33、入金鑑別部34により各プー
ル部13〜15に貯留される紙幣の枚数が計数できることか
ら、これらCPU30、RAM33、入金鑑別部34により、プール
部13〜15の一つあるいは全てがフル状態(通常一つのプ
ール部に付き200枚)になったことを、また、リジェク
ト口16がフル状態になったことを検知するプールフル検
知手段46(プール部検知手段)、リジェクトフル検知手
段47を構成する。
(五)入金口紙幣有無手段35は、テラーにより紙幣が投
入される受入口としての入金投入部2に、紙幣が有るか
否かを検出して、プール部13〜15への紙幣整理分類が終
了したことを検出するものである(整理計数モード選択
時)。
リジェクト口紙幣有無検知手段36は、リジェクト口16
にリジェクトされた紙幣が有るか否かを検出するもので
ある。
中間プール紙幣有無検知手段37は、プール部13〜15内
に一時貯留紙幣が有るか否かを検出するものである。
中間プールユニット開閉検知手段38はプール部13〜15
が装置本体1から引き出されているか否かを検出するも
のである。
なお、これら入金口紙幣有無手段35、RJ(リジェク
ト)口紙幣有無検知手段36、中間プール紙幣有無検知手
段37、中間プールユニット開閉検知手段38は、具体的に
はフォトインタラプタ、マイクロスイッチなどにより構
成される。
(六)操作/表示部39は、左側テラー使用部43と、右側
テラー使用部44と、左右両テラーにより使用される共有
使用部45とから構成されたものであって、前記左側テラ
ー使用部43と右側テラー使用部44とには、入金占有ラン
プ43A・44A、アラームランプ43B・44B、リジェクトラン
プ43C・44C、占有/ST(スタート)ランプ43D・44D、占
有/ST釦43E・44Eがそれぞれ設けられて、また、前記共
有使用部45には、整理計数ランプ45A、整理計数釦45B
(モード選択スイッチ)、選択ランプ45C、選択釦45D、
ガイダンス表示部45E、モード切換スイッチ45Fなどがそ
れぞれ設けられている。
前記入金占有ランプ43A・44Aは、第3図に示すよう
に、入金ルート4を通じて入金投入部2からプール部13
〜15への紙幣の入金が行われていることを示すものであ
り(整理計数モード選択時)、アラームランプ43B・44B
は装置に異常が発生したことを示すものであり、また、
リジェクトランプ43C・44Cは、前記リジェクト口紙幣有
無検知手段36からの出力に基づいて、リジェクト口16に
紙幣が有ることを示すものである。
占有/STランプ43D・44D及び占有/ST釦43E・44Eは、第
3図に示すように、ランプと釦とが一体化したものであ
って、整理計数モードが選択されているときにランプが
点灯し、また、この点灯した釦を押したときに、紙幣の
整理計数処理を開始させるものである(整理計数モード
選択時)。
整理計数ランプ45A及び整理計数釦45Bは、ランプと釦
とが一体化したものであって、これを押すことにより入
出金モードから整理計数モードへのモード切換を行うも
のである。なお、ここで、この整理計数釦45Bを押すと
整理計数モードとなるが、この整理計数釦45Bを押さな
い限りは、入出金モードであり続ける。
選択ランプ45C及び選択釦45Dは、ランプと釦とが一体
化したものであって、整理計数モードが選択されている
ときに、更に、以下の6つの紙幣整理パターンの一つを
選択できるようになっている。つまり、 (I)第1のプール部13に万券(表)を、第2のプール
部14に千券(表)を、第3のプール部15に五千券(表)
を、リジェクト口16に鑑別不能券、裏券をそれぞれ振り
分ける(表指定)、 (II)第3のプール部15に指定金種(表)を、第2のプ
ール部14に第3のプール部15からオーバーフローした指
定金種(表)を、第1のプール部13に第2のプール部14
からオーバーフローした指定金種(表)を、リジェクト
口16に指定外金種、鑑別不能券、裏券をそれぞれ振り分
ける(表指定)、 (III)第3のプール部15に混合金種(表)を、第2の
プール部14に第3のプール部15からオーバーフローした
混合金種(表)を、第1のプール部13に第2のプール部
14からオーバーフローした混合金種(表)を、リジェク
ト口16に鑑別不能券、裏券をそれぞれ振り分ける(表指
定)、 (IV)第1のプール部13に万券を、第2のプール部14に
千券を、第3のプール15に五千券を、リジェクト口16に
鑑別不能券をそれぞれ振り分ける(表無指定)、 (V)第3のプール部15に指定金種を、第2のプール部
14に第3のプール部15からオーバーフローした指定金種
を、第1のプール部13に第2のプール部14からオーバー
フローした指定金種を、リジェクト口16に指定外金種、
鑑別不能券をそれぞれ振り分ける(表無指定)、 (VI)第3のプール部15に混合金種を、第2のプール部
14に第3のプール部15からオーバーフローした混合金種
を、第1のプール部13に第2のプール部14からオーバー
フローした混合金種を、リジェクト口16に鑑別不能券を
それぞれ振り分ける(表無指定)。
一方、操作/表示部39に設けられたガイダンス表示部
45Eは、第3図に示された、前記選択釦45Dにより選択さ
れる6つの紙幣整理パターン(I)〜(VI)の選択肢を
表示するものである。また、モード切換スイッチ45F
は、この紙幣入出金機をホストコンピュータに組み込ん
で使用するためのオンラインモード、単体で使用するた
めのローカルモードのいずれか一方を選択する切換であ
る。
(七)中間プールユニットロック装置40は、プール部13
〜15を装置本体1内に押し込んだ状態(第1図の実線位
置)で、該プール部13〜15を支持するユニットボックス
Mを装置本体1にロックするものであって、前述した整
理計数釦45Bからの指令(整理計数モード選択時)、
「返却釦」からの指令(入出金モード選択時)に基づい
て、プール部13〜15のロックを解除して、ユニットボッ
クスMを装置本体1から引き出し可能とするものであ
る。なお、前記中間プールユニットロック装置40は、装
置本体1から引き出されたユニットボックスMを装置本
体1に押し込むことによって、再度、ユニットボックス
Mを装置本体1に対してロックする。
(八)、取込・搬送装置41は、第1ROM31、第2ROM32に記
憶された各プログラムに基づき、入金ルート4に設けら
れた繰出機構8、搬送ベルト(図示略)、出金ルート5
に設けられた繰出機構19〜21、搬送ベルト(図示略)、
第3のスタッカ18に設けられた昇降板18Aをそれぞれ駆
動するものである。
(九)振分装置42は、前記取込・搬送装置41と同様に、
第1ROM31、第2ROM32に記憶された各プログラムに基づ
き、振分部10〜12、振分部23を構成する振分フオーク
(図示略)を切換動作させるものである。
次に、第4図〜第7図のフローチャートを参照して第
2ROM32に記憶された整理計数プログラムの内容について
説明する。
なお、以下の説明で示すステップNは図面のSPnに対
応している。
〈ステップ1〉 開始 〈ステップ2〉 整理計数釦45Bが押下されて整理計数モードが選択さ
れたか否かを判断し、YESの場合に次のステップ3に進
む。
〈ステップ3〉〜〈ステップ4〉 以下の条件〜が満たされない場合に、ステップ4
に進んでステップ2の整理計数釦45B押下を無効として
(ステップ4)、元のステップ2に戻り、また、以下の
条件〜が満たされた場合に次のステップ5に進む。
条件;入金投入部2に紙幣が無い(入金口紙幣有無検
知手段35の出力に基づく)、 条件;左右側の入金占有ランプ43A・44Aが消灯してい
る(入出金モードが選択されていない)、 条件;アラームランプ43B・44Bが消灯している(装置
異常が発生していない)、 〈ステップ5〉 入金口紙幣有無検知手段35の出力に基づき、入金投入
部2に紙幣がセットされたか否かを判断し、YESの場合
に次のステップ6に進む。
〈ステップ6〉 テラーが、点灯している選択釦45Dを押下することに
よって、ガイダンス表示部45Eに表示された紙幣整理パ
ターン(I)〜(VI)の一つを選択し、次のステップ7
に進む。
〈ステップ7〉 点灯している占有/ST釦43E・44Eが押下されたか否か
を判断し、YESの場合に次のステップ8に進む。
なお、これらのステップ6〜ステップ7では、選択釦
45D、占有/ST釦43E・44E(のいずれか)が押下されるこ
とにより、選択ランプ45C、占有/STランプ43D・44Dが消
灯する。また、整理計数ランプ45A、及び占有/ST釦43E
・44Aが押下された側(右側あるいは左側)と同じ側の
入金占有ランプ43A・44Aは継続して点灯される。
〈ステップ8〉 ステップ6により選択された紙幣整理パターン(I)
〜(VI)を示すステップ27〜90に進む(第5図〜第7図
参照)(後述する)。
〈ステップ9〉 プールフル検知手段46の出力(プール部13〜15に一時
貯留される各紙幣の計数値)に基づき、プール部13〜15
のいずれか一つが、あるいは全てがフル状態となったか
否かを判断し、YESの場合にステップ10〜12に進み、ま
たNOの場合にステップ13に進む。
〈ステップ10〉 中間プールユニットロック装置40によるユニットボッ
クスMのロックを解除し、該ユニットボックスMに支持
されるプール部13〜15を装置本体1から引き出し可能と
する。
〈ステップ11〉 テラーに対して、プール部13〜15からフル状態になっ
たプール部13〜15の紙幣、あるいはプール部13〜15の全
てから紙幣を抜き取らせる。
〈ステップ12〉 中間プールユニット開閉検知手段38の出力に基づい
て、プール部13〜15が装置本体1から引き出された状態
にあるか否かを判断し、YESの場合に次のステップ13に
進む。
〈ステップ13〉 リジェクトフル検知手段47の出力に基づいて、リジェ
クト口16の紙幣がフル状態になったか否かを判断し、YE
Sの場合にステップ14に進む。
なお、リジェクト口16の紙幣がフル状態になった場合
には、該当する側(ステップ7で占有/ST釦43E・44Eを
押下した側)のリジェクトランプ43C・44Cが点滅する。
また、整理計数ランプ45A及び該当する側の入金占有ラ
ンプ43A・44Aは継続して点灯される。
〈ステップ14〉 リジェクト口紙幣有無検知手段36の出力に基づいて、
リジェクト口16から紙幣が抜き取られたか否かを判断
し、YESの場合にステップ15に進む。
〈ステップ15〉〜〈ステップ16〉 再度(ステップ7での押下とは別に)、整理計数処理
を行っている側の占有/ST釦43E・44Eが押されたか否か
を判断し、YESの場合にステップ16に進んで、入金ルー
ト4を通じての紙幣の整理計数処理を中止させ、また、
NOの場合に次のステップ17に進む。
なお、このステップ15では、フル状態となったプール
部13〜15の紙幣を抜き取った後、入金投入部2に残存す
る紙幣の整理計数を続行させたくない場合に、占有/ST
釦43E・44Eを再度押下して、紙幣の整理計数処理を中止
させるものである。
〈ステップ17〉 入金口紙幣有無検知手段35の出力に基づいて、入金投
入部2に紙幣が有るか否かを判断して、紙幣の整理計数
が終了したか否かを判断し、NOの場合に元のステップ8
に戻り、また、YESの場合に次のステップ18に進む。
〈ステップ18〉 整理計数釦45Bが押下されているか否かを判断し、NO
の場合にステップ19に進み、また、YESの場合にステッ
プ21に進む。
なお、このとき、該当する側の入金占有ランプ43A・4
4A、占有/STランプ43D・44Dは点灯している。また、整
理計数ランプ45AはNOの場合に消灯し、YESの場合に点灯
している。
〈ステップ19〉 更に、追加して紙幣の整理をしたい場合に、入金投入
口2に紙幣を投入する。
〈ステップ20〉 占有/ST釦43E・44Eを押下することによりステップ8
に戻り、再度、紙幣の整理計数処理を行う。
〈ステップ21〉 中間プール紙幣有無検知手段37の出力に基づいて、プ
ール部13〜15に残留する一時貯留紙幣が有るか否かを判
断し、YESの場合にステップ22に進み、また、NOの場合
にステップ25に進む。
〈ステップ22〉〜〈ステップ24〉 中間プールユニットロック装置40によるユニットボッ
クスMのロックを解除し、プール部13〜15を装置本体1
から引き出し可能として(ステップ22)、テラーに対し
て、プール部13〜15の全てから紙幣を抜き取らせる(ス
テップ23)。
そして、中間プールユニット開閉検知手段38の出力に
基づいて、プール部13〜15が装置本体1内に押し込まれ
た場合に次のステップ25に進む(ステップ24)。
〈ステップ25〉 入金口紙幣有無検出手段35、リジェクト口紙幣有無検
知手段36の出力に基づいて、入金投入部2及びリジェク
ト口16に紙幣が有るか否かを判断し、NOの場合に元のス
テップ2に戻り、またYESの場合に次のステップ26に進
む。
なお、このとき、入金投入部2に紙幣が無い場合に該
当する側の入金占有ランプ43A・44Aに継続して点灯し、
入金投入部2に紙幣が有る場合に該当する側の入金占有
ランプ43A・44Aは点滅する。また、リジェクト口16に紙
幣が有る場合に該当する側のリジェクトランプ43C・44C
は点滅する。
〈ステップ26〉 入金口紙幣有無検知手段35、リジェクト口紙幣有無検
知手段36の出力に基づいて、入金投入部2、リジェクト
口16からそれぞれ紙幣が抜き取られたか否かを判断し、
YESの場合にステップ2に戻る。
次に、上記ステップ8でなされる処理を第5図〜第7
図のフローチャートを参照して工程順に説明する。
まず、第5図のフローチャートについて説明すると、
このフローチャートは、上述した選択釦45Dにより紙幣
整理パターン(I)あるいは(VI)が選択された場合に
適用される「整理計数1ルーチン」である。
〈ステップ27〉 表指定がなされているか否かを判断し、NOの場合に紙
幣整理パターン(VI)が選択されているとしてステップ
28に進み、YESの場合に紙幣整理パターン(I)が選択
されているとしてステップ38に進む。
〈ステップ28〉 入金鑑別部34で検出されたデータを取り込む。
〈ステップ29〉〜〈ステップ30〉 ステップ28で取り込んだデータから紙幣が万券である
か否かを判断し(ステップ29)、YESの場合にこの紙幣
を第1のプール部13に振り分けた後ステップ36に進み
(ステップ30)、またステップ29でNOの場合に次のステ
ップ31に進む。
〈ステップ31〉〜〈ステップ32〉 ステップ28で取り込んだデータから紙幣が千券である
か否かを判断し(ステップ31)、YESの場合にこの紙幣
を第2のプール部14に振り分けた後ステップ36に進み
(ステップ32)、またステップ31でNOの場合に次のステ
ップ33に進む。
〈ステップ33〉〜〈ステップ35〉 ステップ28で取り込んだデータから紙幣が五千券であ
るか否かを判断し(ステップ33)、YESの場合にこの紙
幣を第3のプール部15に振り分けた後ステップ36に進み
(ステップ34)、またステップ33でNOの場合に、この紙
幣は鑑別不能券であるとしてリジェクト口16に案内した
後(ステップ35)、次のステップ36に進む。
〈ステップ36〉〜〈ステップ37〉 プールフル検知手段46の出力に基づき、プール部13〜
15のいずれかがフル状態となったか否かを判断し、NOの
場合にステップ28に戻り、YESの場合にステップ37に進
んで、第4図のフローにリターンする。
〈ステップ38〉〜〈ステップ46〉 これらステップ38〜ステップ46では、各ステップ39、
ステップ41、ステップ43において表の万券であるか、表
の千券であるか、表の五千券であるかを判断し、この判
断結果に基づき該当する紙幣を各プール部13〜15に案内
し、かつ、リジェクト口16に鑑別不能券と裏券とを案内
するようにした点が、上記ステップ28〜ステップ36と異
なるのみであり、それ以外はステップ28〜ステップ36と
同様の処理を行う。
次に、第6図のフローチャートについて説明すると、
このフローチャートは、上述した選択釦45Dにより紙幣
整理パターン(II)あるいは(V)が選択された場合に
適用される「整理計数2ルーチン」である。
〈ステップ47〉 表指定がなされているか否かを判断し、NOの場合に紙
幣整理パターン(V)が選択されているとしてステップ
48に進み、また、YESの場合に紙幣整理パターン(II)
が選択されているとしてステップ59に進む。
〈ステップ48〉 入金鑑別部34で検出されたデータを取り込む。
〈ステップ49〉 ステップ48で取り込んだデータに基づき、紙幣が予め
指定された金種であるか否かを判断し、YESの場合にス
テップ50に進み、また、NOの場合にステップ56に進む。
〈ステップ50〉〜〈ステップ51〉 プールフル検知手段46の出力に基づき、第3のプール
部15がフル状態となったか否かを判断し、NOの場合に該
紙幣を第3のプール部15に振り分け(ステップ51)、ま
たYESの場合にステップ52に進む。
〈ステップ52〉〜〈ステップ54〉 プールフル検知手段46の出力に基づき、第2のプール
部14がフル状態となったか否かを判断し(ステップ5
2)、NOの場合に該紙幣を第2のプール部14に振り分け
(ステップ53)、また、YESの場合に第1のプール部13
に振り分けた後(ステップ54)、次のステップ55に進
む。
〈ステップ55〉 第1のプール部13がフル状態となったか否かを判断
し、NOの場合に元のステップ48に戻り、YESの場合にス
テップ58に進んで、第4図のフローにリターンする。
〈ステップ56〉 前記ステップ49で指定金種でないと判断された場合
に、この紙幣は指定外金種、鑑別不能券であるとしてリ
ジェクト口16に返却した後、次のステップ57に進む。
〈ステップ57〉〜〈ステップ58〉 リジェクトフル検知手段47の出力に基づいて、リジェ
クト口16の紙幣がフル状態になったか否かを判断し、NO
の場合に元のステップ48に進み、また、YESの場合にス
テップ58に進んで、第4図のフローにリターンする。
〈ステップ59〉〜〈ステップ66〉 これらステップ59〜ステップ66では、各ステップ60に
おいて表の指定金種であるか否かを判断し、この判断結
果に基づき該当する紙幣を各プール部13〜15に案内し、
かつ、指定外金種、鑑別不能券、裏券をリジェクト口16
に案内するようにした点が、上記ステップ48〜ステップ
58と異なるのみであり、それ以外は同様の処理を行う。
次に、第7図のフローチャートについて説明すると、
このフローチャートは、上述した選択釦45Dにより紙幣
整理パターン(III)あるいは(VI)が選択された場合
に適用される「整理計数3ルーチン」である。
〈ステップ69〉 表指定がなされているか否かを判断し、NOの場合に紙
幣整理パターン(VI)が選択されているとしてステップ
70に進み、また、YESの場合に紙幣整理パターン(III)
が選択されているとしてステップ81に進む。
〈ステップ70〉〜〈ステップ80〉 鑑別部ステップ48で取り込んだデータに基づき(ステ
ップ70)、紙幣が正券であるか否かを判断し(ステップ
71)、YESの場合に第3のプール部15に当該紙幣を案内
する。なお、この場合に、第3のプール部15がフル状態
となっていると、当該紙幣を第2のプール部14に案内し
(ステップ72・73)、また、第2のプール部14がフル状
態となっていると、当該紙幣を第1のプール部13に案内
し(ステップ74〜76)、更に、第1のプール部13がフル
状態となっていると、ステップ80に進んで、第4図のフ
ローにリターンする(ステップ77)。また、ステップ71
で正券でないと判断された場合には、当該紙幣は鑑別不
能券であるとしてリジェクト口16に案内するが(ステッ
プ78)、このときリジェクト口16がフル状態になると、
ステップ80に進んで第4図のフローにリターンする(ス
テップ79)。
〈ステップ81〉〜〈ステップ90〉 これらステップ81〜ステップ90では、各ステップ60に
おいて表の正券であるか否かを判断し、この判断結果に
基づき該当する紙幣を各プール部13〜15に案内するよう
にし、かつ、鑑別不能券、裏券をリジェクト口16に案内
するようにした点が、上記ステップ70〜ステップ79と異
なるのみであり、それ以外は同様の処理を行う。
以上説明したように、本実施例に示す紙幣入出金機に
よれば、整理計数釦45Bを押下して整理計数モードを選
択することにより(ステップ2)、入金紙幣が各プール
部13〜15に分類貯留され(ステップ8)、更に、この整
理計数モード下において、前記入金口紙幣有無検知手段
35により入金投入部に紙幣が無いことが検知され(ステ
ップ17)、かつ、中間プール紙幣有無検知手段38により
プール部に紙幣が存在することが検知された場合(ステ
ップ21)、あるいはプールフル検知手段46によりプール
部13〜15がフル状態になったことが検知された場合に、
中間プールユニットロック装置40によるプール部13〜15
のロックが解除されて(ステップ10・22)、該プール部
13〜15が装置本体1から引き出し可能となる。
つまり、整理計数モードを選択することにより、紙幣
を一時貯留するためのプール部13〜15を紙幣を分類整理
する目的に使用することができ、紙幣入出金機の汎用性
を高めることが可能となる。
なお、本実施例では、整理計数モードの選択時に、前
記プールフル検知手段46により計数される計数値(例え
ば総額、金種毎の計数値)を金額表示部に表示させ、プ
ール部13〜15にいくらの紙幣が分類されたかを直ちに認
識できるようにすることが好ましい。また、このとき、
ステップ11で示すように、紙幣が分類途中で抜き取られ
る操作があった場合には、紙幣の抜き取られたプール部
13〜15の計数値を、中間プール紙幣有無検知手段37の出
力に基づきクリアすることが好ましい。
また、本実施例では、整理計数モードの選択時に、入
金投入部2に投入された紙幣を各プール部13〜15に分類
させるようにしたが、これに限定されずに、スタッカ16
〜18に収納されている紙幣(入金紙幣)を出金ルート
5、分配ルート25、入金ルート4を経由して、各プール
部13〜15に分類させるようにしても良い。
なお、上記実施例において、CPU30、第1ROM31、RAM33
によって「入出金制御手段」が構成され、また、CPU3
0、第2ROM32、RAM33によって「整理計数制御手段」が構
成される。
「発明の効果」 以上詳細に説明したように、この発明によれば、モー
ド選択スイッチにより整理計数モードを選択することに
より、入金紙幣が各プール部に分類貯留され、更に、各
プール部に一時貯留された紙幣が、整理された状態で一
括してテラーに返却されるようになっている。
つまり、この紙幣入出金機では、整理計数モードを選
択することにより、紙幣を一時貯留するためのプール部
を紙幣を分類整理する目的に使用することができ、紙幣
入出金機の汎用性を高めることが可能となるという効果
が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第7図は本発明の一実施例を示す図であって、
第1図は紙幣入出金機の全体概略構成図、第2図はその
制御装置を示すブロック線図、第3図は紙幣入出金機の
正面図、第4図〜第7図は制御装置の第2ROMに記憶され
ているプログラムの内容を示すフローチャートである。 1……装置本体、2……入金投入部、13……第1のプー
ル部、14……第2のプール部、15……第3のプール部、
34……入金鑑別部(鑑別部)、35……入金口紙幣有無検
知手段、37……中間プール紙幣有無検知手段(プール部
検知手段)、40……中間プールユニットロック装置、45
B……整理計数釦(モード選択スイッチ)、46……プー
ルフル検知手段(プール部検知手段)。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】入金投入部に投入された入金紙幣を計数鑑
    別する鑑別部と、この鑑別部からの出力データに基づき
    分類された紙幣を金種毎に一時貯留する複数のプール部
    と、これらプール部に貯留された紙幣を出金紙幣として
    収納するスタッカと、前記プール部を装置本体にロック
    するとともに、ロック解除の状態でこれらプール部を装
    置本体から一括して引き出し可能とするロック装置と、
    を有する紙幣入出金機において、 紙幣をスタッカに対して入出金するための入出金モード
    と、紙幣をプール部に整理分類するための整理計数モー
    ドとのいずれかが選択されるモード選択スイッチと、 前記入金投入部に紙幣が無いことを検知する入金口紙幣
    有無検知手段と、 前記鑑別部からの検出データに基づきプール部に紙幣が
    存在し、また、プール部内の紙幣がフル状態になったこ
    とを検知するプール部検知手段と、 前記モード選択スイッチにより入出金モードが選択され
    た場合に入金紙幣を各プール部に分類貯留させ、更に、
    該入出金モードが選択されている状態で、操作者によっ
    て操作される返却釦から返却指示が出力された場合に、
    ロック装置によるプール部のロック状態を解除させる入
    出金制御手段と、 前記モード選択スイッチにより整理計数モードが選択さ
    れた場合に入金紙幣を各プール部に分類貯留させ、更
    に、該整理計数モードが選択されている状態で、前記入
    金口紙幣有無検知手段により入金投入部に紙幣が無いこ
    とが検知され、かつ、プール部検知手段によりプール部
    に紙幣が存在することが検知された場合、あるいはプー
    ル部検知手段によりプール部がフル状態になったことが
    検知された場合に、ロック装置によるプール部のロック
    状態を自動解除させる整理計数制御手段と、が設けられ
    ていることを特徴とする紙幣入出金機。
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