JPH06215252A - 紙幣カセットのロック機構 - Google Patents
紙幣カセットのロック機構Info
- Publication number
- JPH06215252A JPH06215252A JP814393A JP814393A JPH06215252A JP H06215252 A JPH06215252 A JP H06215252A JP 814393 A JP814393 A JP 814393A JP 814393 A JP814393 A JP 814393A JP H06215252 A JPH06215252 A JP H06215252A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cassette
- paper money
- banknote
- unit
- lock
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 15
- 238000012423 maintenance Methods 0.000 abstract 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 230000002265 prevention Effects 0.000 description 2
- 239000000470 constituent Substances 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Financial Or Insurance-Related Operations Such As Payment And Settlement (AREA)
- Control Of Vending Devices And Auxiliary Devices For Vending Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 通常の鍵操作以外にもロックと解除操作が自
在で、防犯性の優れた紙幣カセットのロック機構。 【構成】 CDのフロントパネル6、前扉7の開閉、紙
幣支払機1、伝票発行機2などのユニットの出し入れを
位置を、定位置検知センサ9、10、11、12が予め
入力した順序で検知した場合に限り、紙幣カセット13
との係合が解除されるロック機構。
在で、防犯性の優れた紙幣カセットのロック機構。 【構成】 CDのフロントパネル6、前扉7の開閉、紙
幣支払機1、伝票発行機2などのユニットの出し入れを
位置を、定位置検知センサ9、10、11、12が予め
入力した順序で検知した場合に限り、紙幣カセット13
との係合が解除されるロック機構。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は現金自動支払装置に設け
た紙幣カセットのロック機構に係り、特に、固有のロッ
ク機構と直接関係のない操作で実施可能な紙幣カセット
のロック機構に関する。
た紙幣カセットのロック機構に係り、特に、固有のロッ
ク機構と直接関係のない操作で実施可能な紙幣カセット
のロック機構に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の紙幣カセットのロック機構は、図
5に示すように、鍵18を挿入し回転することにより、
紙幣カセット13のロックを解除することが可能な構造
を有するのみであった。
5に示すように、鍵18を挿入し回転することにより、
紙幣カセット13のロックを解除することが可能な構造
を有するのみであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術は、鍵1
8さえ所持していれば、容易に紙幣カセット13を取外
すことは可能であるから、盗難や紛失の場合、セキュリ
ティ確保の点では不十分であり問題があった。また、暗
証番号の入力操作と組合せてロックを解除する方式もあ
るが、構造的に複雑になるから製造原価が高くなる点で
問題があり、しかもロック解除手順の変更を容易に行な
うことには考慮がなされていなかった。本発明は上記問
題点を解決するためになされたもので、ロック機構の単
純化と保安性が優れ、しかも通常の鍵操作以外にもロッ
クと解除操作が自在な紙幣カセットのロック機構を提供
することにある。
8さえ所持していれば、容易に紙幣カセット13を取外
すことは可能であるから、盗難や紛失の場合、セキュリ
ティ確保の点では不十分であり問題があった。また、暗
証番号の入力操作と組合せてロックを解除する方式もあ
るが、構造的に複雑になるから製造原価が高くなる点で
問題があり、しかもロック解除手順の変更を容易に行な
うことには考慮がなされていなかった。本発明は上記問
題点を解決するためになされたもので、ロック機構の単
純化と保安性が優れ、しかも通常の鍵操作以外にもロッ
クと解除操作が自在な紙幣カセットのロック機構を提供
することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、通常の鍵操作
機構以外に電気的にロックを解除する機構を備え、現金
自動支払装置の扉ほか構成ユニットの定位置を検知する
手段と、前記検知手段を制御する制御装置を設け、検知
手段による検知順序を入力することにより、所定の入力
順序操作がなされたときにロック解除を可能とするもの
である。すなわち、上記の課題を解決するための手段
は、開閉手段を備える筐体内に、紙幣カセットを含む紙
幣支払ユニット機構を収容する現金自動支払装置の紙幣
カセットのロック機構において、前記開閉手段の開閉位
置ならびに前記紙幣支払ユニット機構の引出し位置を検
知する検知手段と、前記開閉手段ならびに紙幣支払ユニ
ット機構の検知位置と検知順序を記憶する制御部と、前
記制御部からの指令により前記紙幣カセットをロックす
る手段を有することを特徴とする紙幣カセットのロック
機構によって達成される。
機構以外に電気的にロックを解除する機構を備え、現金
自動支払装置の扉ほか構成ユニットの定位置を検知する
手段と、前記検知手段を制御する制御装置を設け、検知
手段による検知順序を入力することにより、所定の入力
順序操作がなされたときにロック解除を可能とするもの
である。すなわち、上記の課題を解決するための手段
は、開閉手段を備える筐体内に、紙幣カセットを含む紙
幣支払ユニット機構を収容する現金自動支払装置の紙幣
カセットのロック機構において、前記開閉手段の開閉位
置ならびに前記紙幣支払ユニット機構の引出し位置を検
知する検知手段と、前記開閉手段ならびに紙幣支払ユニ
ット機構の検知位置と検知順序を記憶する制御部と、前
記制御部からの指令により前記紙幣カセットをロックす
る手段を有することを特徴とする紙幣カセットのロック
機構によって達成される。
【0005】
【作用】前記開閉手段と紙幣支払ユニットの定位置を検
知する検知手段が、予め入力した順序にしたがって前記
定位置検知をすることにより、紙幣カセットのロックが
解除される。これにより通常の鍵操作によるのみではロ
ック状態は解除されず、紙幣カセットの取外しは不可能
になるため紙幣カセットの安全性が確保される。
知する検知手段が、予め入力した順序にしたがって前記
定位置検知をすることにより、紙幣カセットのロックが
解除される。これにより通常の鍵操作によるのみではロ
ック状態は解除されず、紙幣カセットの取外しは不可能
になるため紙幣カセットの安全性が確保される。
【0006】
【実施例】以下、本発明の実施例を図1〜図4により説
明する。図1は本発明に係る現金自動支払装置(CD以
下と記す)の内部を示す斜視図である。CDは紙幣支払
機1、伝票発行機2、制御部3および筐体4から構成さ
れ、紙幣支払機1、伝票発行機2はそれぞれレール5
a、5bにより筐体4からの出し入れ操作を行なうこと
ができる。筐体4のフロントパネル6、前扉7は図1に
示すように、ヒンジ8aを支点として開閉し、フロント
パネル6はヒンジ8aを支点として開閉される。また前
扉7、フロントパネル6、紙幣支払機1および伝票発行
機2が所定の位置にあることを検知する定位置検知セン
サ9、10、11、12が設けられている。
明する。図1は本発明に係る現金自動支払装置(CD以
下と記す)の内部を示す斜視図である。CDは紙幣支払
機1、伝票発行機2、制御部3および筐体4から構成さ
れ、紙幣支払機1、伝票発行機2はそれぞれレール5
a、5bにより筐体4からの出し入れ操作を行なうこと
ができる。筐体4のフロントパネル6、前扉7は図1に
示すように、ヒンジ8aを支点として開閉し、フロント
パネル6はヒンジ8aを支点として開閉される。また前
扉7、フロントパネル6、紙幣支払機1および伝票発行
機2が所定の位置にあることを検知する定位置検知セン
サ9、10、11、12が設けられている。
【0007】図3に示すように、紙幣支払機1は紙幣を
装填した複数の紙幣カセット13、紙幣を1枚ずつ分
離、搬送、集積する本体機構部14からなっており、紙
幣カセット13を本体機構部14にセットすると、図2
に示したロックレバー15とロックピン16とが係合す
ることによりロックされる。図2に示すように、ロック
ピン16は、ソレノイド17によって作動可能のように
配設されている。CDの筐体4内部から紙幣カセット1
3を取出すには、前扉7、フロントパネル6を開放し、
紙幣支払機1、伝票発行機2を引き出す操作を行なう
が、予め設定した順序に従って、前記操作を行なったこ
とを定位置検知センサ9〜12が検知した場合に限り、
制御部3からの指令を受けてソレノイド17が通電し、
起動動作を行なうことにより、ロックピン16と紙幣カ
セット13との係合が解除される。係合が解除された以
後は、通常操作の通りカセット取外し用の鍵18を本体
機構部14に挿入し、ロックレバ15の解除操作を実施
すれば紙幣カセット13は本体機構部14から取外しが
可能となる。
装填した複数の紙幣カセット13、紙幣を1枚ずつ分
離、搬送、集積する本体機構部14からなっており、紙
幣カセット13を本体機構部14にセットすると、図2
に示したロックレバー15とロックピン16とが係合す
ることによりロックされる。図2に示すように、ロック
ピン16は、ソレノイド17によって作動可能のように
配設されている。CDの筐体4内部から紙幣カセット1
3を取出すには、前扉7、フロントパネル6を開放し、
紙幣支払機1、伝票発行機2を引き出す操作を行なう
が、予め設定した順序に従って、前記操作を行なったこ
とを定位置検知センサ9〜12が検知した場合に限り、
制御部3からの指令を受けてソレノイド17が通電し、
起動動作を行なうことにより、ロックピン16と紙幣カ
セット13との係合が解除される。係合が解除された以
後は、通常操作の通りカセット取外し用の鍵18を本体
機構部14に挿入し、ロックレバ15の解除操作を実施
すれば紙幣カセット13は本体機構部14から取外しが
可能となる。
【0008】ここで、定位置検知センサ9〜12の検知
順序は、図4に示すようにフロントパネル6に配設した
顧客操作キー19(主としてテンキー)のNO.を、(1)
前扉7→(2)フロントパネル6→(3)紙幣支払機1→
(4)伝票発行機2のように対応させておき、テンキー
の入力順序を個々の取扱者が任意に組合せて制御部3に
入力し、表示部20に入力状態を表示する。
順序は、図4に示すようにフロントパネル6に配設した
顧客操作キー19(主としてテンキー)のNO.を、(1)
前扉7→(2)フロントパネル6→(3)紙幣支払機1→
(4)伝票発行機2のように対応させておき、テンキー
の入力順序を個々の取扱者が任意に組合せて制御部3に
入力し、表示部20に入力状態を表示する。
【0009】以上、述べたように本実施例によれば、カ
セット取外し用の鍵18による操作と直接関連しない操
作、すなわち、前扉7の開閉、フロントパネル6の開
閉、紙幣支払機1の引き出し、伝票発行機2の引き出し
といった操作を、前記入力順序に従って実施し、この所
定順序が正しいことを制御部3が確認の後、電気的にロ
ックを解除し、次にカセット取外し用の鍵18を操作
後、紙幣カセット13を取外すことが可能となるので防
犯性を向上させ、セキュリティの確保に極めて有効であ
る。
セット取外し用の鍵18による操作と直接関連しない操
作、すなわち、前扉7の開閉、フロントパネル6の開
閉、紙幣支払機1の引き出し、伝票発行機2の引き出し
といった操作を、前記入力順序に従って実施し、この所
定順序が正しいことを制御部3が確認の後、電気的にロ
ックを解除し、次にカセット取外し用の鍵18を操作
後、紙幣カセット13を取外すことが可能となるので防
犯性を向上させ、セキュリティの確保に極めて有効であ
る。
【0010】
【発明の効果】本発明の実施により、ロック機構の単純
化と保安性が図られ、しかも通常の鍵操作以外にもロッ
クと解除操作が自在な、紙幣カセットのロック機構を低
原価で提供することができるので防犯性向上に極めて効
果的である。
化と保安性が図られ、しかも通常の鍵操作以外にもロッ
クと解除操作が自在な、紙幣カセットのロック機構を低
原価で提供することができるので防犯性向上に極めて効
果的である。
【図1】本発明に係るCDの内部を示す斜視図である。
【図2】本発明に係る紙幣カセットのロック機構を示す
斜視図である。
斜視図である。
【図3】本発明に係る紙幣支払機の概略を示す側面断面
図である。
図である。
【図4】本発明に係るCDの前面を示す斜視図である。
【図5】従来の紙幣カセットのロック機構を示す斜視図
である。
である。
1…紙幣支払機 2…伝票発行
機 3…制御部 4…筐体 5…レール 6…フロント
パネル 7…前扉 8…ヒンジ 9〜12…定位置検知センサ 13…カセット 14…本体機構部 15…ロック
レバー 16…ロックピン 17…ソレノ
イド 18…鍵 19…顧客操
作キー 20…表示部
機 3…制御部 4…筐体 5…レール 6…フロント
パネル 7…前扉 8…ヒンジ 9〜12…定位置検知センサ 13…カセット 14…本体機構部 15…ロック
レバー 16…ロックピン 17…ソレノ
イド 18…鍵 19…顧客操
作キー 20…表示部
Claims (1)
- 【請求項1】 開閉手段を備える筐体内に、紙幣カセッ
トを含む紙幣支払ユニット機構を収容する現金自動支払
装置の紙幣カセットのロック機構において、 前記開閉手段の開閉位置ならびに前記紙幣支払ユニット
機構の引出し位置を検知する検知手段と、 前記開閉手段ならびに紙幣支払ユニット機構の検知位置
と検知順序を記憶する制御部と、 前記制御部からの指令により前記紙幣カセットをロック
する手段を有することを特徴とする紙幣カセットのロッ
ク機構。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP814393A JPH06215252A (ja) | 1993-01-21 | 1993-01-21 | 紙幣カセットのロック機構 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP814393A JPH06215252A (ja) | 1993-01-21 | 1993-01-21 | 紙幣カセットのロック機構 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06215252A true JPH06215252A (ja) | 1994-08-05 |
Family
ID=11685088
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP814393A Pending JPH06215252A (ja) | 1993-01-21 | 1993-01-21 | 紙幣カセットのロック機構 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06215252A (ja) |
-
1993
- 1993-01-21 JP JP814393A patent/JPH06215252A/ja active Pending
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