JP7192430B2 - ロック機構および媒体処理装置 - Google Patents
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≪第1実施形態に係る現金自動預払機の構成≫
図1ないし図7を参照して、第1実施形態に係る現金自動預払機1の構成について説明する。現金自動預払機1の説明における「上下」、「左右」、「前後」は、図1の矢印に従う。当該方向は、説明の便宜上定めるものであり、本発明を限定するものではない。
上部ユニット12は、顧客との間で紙幣を授受する入出金部12aと、紙幣を鑑別する鑑別部12bと、紙幣を一時的に収納する一時保留部12cと、損傷の程度が大きく再利用すべきで無いと判断された紙幣(いわゆるリジェクト紙幣)を収納するリジェクトカセット12dと、紙幣を各部へ搬送する搬送部12eと、を主に備える。
下部ユニット13は、紙幣を金種毎に収納する金種カセット13a,13b,13cと、出金用の紙幣を金種カセット13a,13b,13cへ補充または金種カセット13a,13b,13cから出金用の紙幣を回収するための補充回収カセット13dと、を主に備える。
図1ないし図7を参照して、作業員による現金自動預払機1を用いた保守作業および現金自動預払機1の動作について説明する。ここで、保守を行う作業員は、図7に示す錠27の鍵Kを所持している。
最初に、作業員は、現金自動預払機1が商用電源に接続されていることを確認すると共に、現金自動預払機1の扉9(図1参照)を開放し、所持する鍵Kを用いて錠27を開錠する。錠27の開錠を検知した制御部8は、アクチュエータ24を駆動し、ロックレバー23がスプリング26の弾性力に抗してロック解除方向(図5のα1方向)に回動する。そして、ロックレバー23が許容位置まで移動することで上部ユニット12および下部ユニット13の規制が解除される(図6(b)参照)。この際に、制御部8は、例えば、錠27を開錠した日時や時刻を履歴として記憶する。
鍵Kを所持していない第三者は、錠27を開錠できない。そのため、上部ユニット12および下部ユニット13を引き出すことができず、リジェクトカセット12d、金種カセット13a,13b,13c、および補充回収カセット13dを抜き取ることができない。
第1実施形態では、図4に示すように、ロックレバー23の回動軸部23aを上部ユニット12および下部ユニット13の配置方向(上下方向)に設定し、ロックレバー23を配置方向に直交する平面(水平面)上を移動させていた。第2実施形態では、ロックレバーが配置方向を含んだ平面(垂直面)上を移動する。なお、第1実施形態との違いは、ロック機構の構成であるので、以下では相違点であるロック機構について説明する。
図8を参照して(適宜、図1および図2参照)、第2実施形態に係るロック機構31について説明する。ロック機構31は、上部ユニット12および下部ユニット13の引き出しを規制する(ロックする)第一ロックレバー33Aおよび第二ロックレバー33Bと、第一ロックレバー33Aおよび第二ロックレバー33Bをロック解除方向(図8(b)のα3方向)に変位させるためのアクチュエータ24と、第一ロックレバー33Aおよび第二ロックレバー33Bとアクチュエータ24とを連結する連結部材35と、第一ロックレバー33Aおよび第二ロックレバー33Bをロック方向(図8(a)のα4方向)に引き寄せる図示しないスプリングとからなる。
以上、本発明の各実施形態について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、特許請求の範囲の趣旨を変えない範囲で実施することができる。
2 接客部
8 制御部
9 扉
10 紙幣入出金機
11 筐体
12 上部ユニット(第一ユニット)
13 下部ユニット(第二ユニット)
14,15 スライド機構
16 上部ブラケット(関連部材)
17 下部ブラケット(関連部材)
20 電磁ロック機構
21,31 ロック機構
22 トリガー機構
23 ロックレバー
24 アクチュエータ
27 錠
28 スイッチ
33A 第一ロックレバー
33B 第二ロックレバー
Claims (7)
- 筐体に収納される第一ユニットおよび第二ユニットの引き出しを規制するロック機構であって、
前記筐体に回動可能な状態で取り付けられているロックレバーと、
前記ロックレバーを第一位置と第二位置とに移動させるアクチュエータと、を備え、
前記ロックレバーは、
前記第一ユニットと前記第二ユニットとの間に配置され、
前記第一位置で前記第一ユニットおよび前記第二ユニットの引き出しを規制し、
前記第二位置で前記第一ユニットおよび前記第二ユニットの引き出しを許容する、
ことを特徴とするロック機構。 - 前記ロックレバーは、
前記第一ユニットまたは当該第一ユニットに関連する関連部材に係合することで、前記第一ユニットの引き出しを規制する第一係合部と、
前記第二ユニットまたは当該第二ユニットに関連する関連部材に係合することで、前記第二ユニットの引き出しを規制する第二係合部と、を備える、
ことを特徴とする請求項1に記載のロック機構。 - 前記ロックレバーの回動量に対する前記第一係合部の移動量と前記第二係合部の移動量とが同じである、
ことを特徴とする請求項2に記載のロック機構。 - 前記ロックレバーは、断面視でコの字状の単一部品として構成されており、
基部と、
前記基部から連続して形成されており、回動軸部が軸通すると共に前記第一係合部が形成されている第一レバー部と、
前記基部から連続して形成されており、前記回動軸部が軸通すると共に前記第二係合部が形成されている第二レバー部と、を有する、
ことを特徴とする請求項2または請求項3に記載のロック機構。 - 前記ロックレバーは、複合部品で構成されており、
第一回動軸部が軸通すると共に前記第一係合部が形成されている第一ロックレバーと、
第二回動軸部が軸通すると共に前記第二係合部が形成されている第二ロックレバーと、を有する、
ことを特徴とする請求項2または請求項3に記載のロック機構。 - 前記アクチュエータを駆動するトリガーとなるトリガー機構をさらに備え、
前記トリガー機構は、錠と、前記錠の施錠状態と開錠状態とでONとOFFとが切り替わるスイッチと、を有し、
前記アクチュエータは、前記スイッチの動作を検出した場合に前記ロックレバーを移動させる、
ことを特徴とする請求項1ないし請求項5の何れか一項に記載のロック機構。 - 請求項1ないし請求項6の何れか一項に記載のロック機構を備えることを特徴とする媒体処理装置。
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JP2020084482A JP2020084482A (ja) | 2020-06-04 |
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Family Cites Families (2)
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JPH082358Y2 (ja) * | 1989-05-30 | 1996-01-24 | 株式会社岡村製作所 | 多段引出しキャビネットにおける引出しの施解錠装置 |
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