JP2002331158A - 遊技場用台間機 - Google Patents

遊技場用台間機

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JP2002331158A
JP2002331158A JP2001139255A JP2001139255A JP2002331158A JP 2002331158 A JP2002331158 A JP 2002331158A JP 2001139255 A JP2001139255 A JP 2001139255A JP 2001139255 A JP2001139255 A JP 2001139255A JP 2002331158 A JP2002331158 A JP 2002331158A
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machine
stacker
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bill validator
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JP2001139255A
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Kenji Fukuda
憲次 福田
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Takasago Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Takasago Electric Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 紙幣識別機及びスタッカーが完全に閉じられ
ずに施錠操作が行われるのを防止し、紙幣の盗難を確実
に防止し得る遊技場用台間機を提供する。 【解決手段】 台間機は、紙幣投入口2aから投入され
た紙幣の真贋を識別する紙幣識別機2と、紙幣識別機で
真札であると識別した紙幣を収納するスタッカー3とを
備える。紙幣識別機を、紙幣投入口に紙幣を縦にして投
入するように設ける一方、スタッカーを、紙幣識別機の
後側に配置しかつ紙幣識別機から送り出された紙幣を台
間機の幅方向に重ね合わせて収納するように設ける。紙
幣識別機及びスタッカーを、台間機本体に対し前方に引
き出し可能に設けるとともに、これらの引き出し状態で
スタッカーに設けた開口部36から紙幣を取り出し可能
に設ける。紙幣識別機及びスタッカーを台間機本体側に
押し込んで閉じた状態で施錠する施錠装置40を備え
る。施錠装置を、紙幣識別機及びスタッカーの閉じ状態
が不完全なときには施錠操作が不能になるように構成す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、遊技機に隣接した
設置される遊技場用台間機に関し、特に、紙幣が使用可
能でかつ紙幣を収納するスタッカーを備えるものに係わ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の遊技場用台間機として、
例えば図14に示すように、前面パネルaの上部に設け
た紙幣投入口bから横置きで投入された紙幣cの真贋を
識別する紙幣識別機dと、この紙幣識別機dの下側に配
置されたスタッカーeと、上記紙幣識別機dで真札であ
ると識別した紙幣cをスタッカーeに搬送する搬送機f
とを備え、紙幣投入口bより投入された真札の紙幣cを
スタッカーe内で上下方向に重ね合わせて収納するよう
にしたものは一般によく知られている。この場合、遊技
場の従業員がスタッカーe内に収納された紙幣cを回収
するときには、前面パネルaに設けた錠付き開閉カバー
gの鍵穴hに鍵を挿入して解錠した後、開閉カバーgの
ツマミg1を掴んでヒンジg2を支点にして開閉カバー
gを開け、スタッカーe内の紙幣cを回収するようにな
っている。尚、図14中、iは前面パネルaの下部に設
けられたメダル排出口であって、紙幣識別機dで投入紙
幣が真札であると識別されたときこの排出口iより所定
枚数のメダルが排出される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記台間機
は、紙幣が使用可能で遊技者の利便性を高めることがで
きるとともに、島内に紙幣搬送回収装置などを装備する
必要がないなどの利点を有するが、横幅が90〜100
mm程度と比較的広いものであるために、島内での遊技
機の設置台数がその分少なくなるという欠点がある。こ
のため、横幅が40mm程度と比較的狭い台間機であっ
て、紙幣が使用可能でかつ紙幣を収納するスタッカーを
備えるものが要望されている。
【0004】そこで、この要望に答えるために、本出願
人等は、横幅の狭い台間機として、紙幣投入口に紙幣を
縦に投入する紙幣識別機と、この紙幣識別機の後側に紙
幣を台間機の幅方向に重ね合わせて収納するスタッカー
とを備え、またこの紙幣識別機及びスタッカーを台間機
本体に対し前方に引き出し可能に設け、これらの引き出
し状態でスタッカーの側面などに設けた開口部からその
内部に収納された紙幣を取り出すことができるようにし
たものを提案している(特願2001−67835の明
細書及び図面参照)。
【0005】しかし、上記提案の台間機では、スタッカ
ー内から紙幣を回収することに関連して、上述した横幅
の広い台間機にない特有の問題がある。
【0006】すなわち、横幅の広い台間機では、開閉カ
バーgを開けて紙幣cを回収した後開閉カバーgを閉じ
て施錠操作(鍵を鍵穴hに挿入して施錠方向に回動する
操作)をする時、開閉カバーgの閉じ状態が不完全な状
態で施錠操作をした場合には、開閉カバーgが自重によ
り開くため、遊技場の従業員がそのことに気づくことに
なる。また、開閉カバーgが開かないときでもその開閉
カバーgと台間機の前面パネルaとの間にできる隙間が
台間機の横幅全体に亘って生じ、見え易いため、従業員
が気づき易く、特に問題になることはない。
【0007】これに対し、提案の台間機では、紙幣識別
機及びスタッカーを前方に引き出して紙幣を回収した後
これらを台間機本体側に押し込んで閉じて施錠操作をす
る時、紙幣識別機及びスタッカーの閉じ状態が不完全な
状態で施錠操作をした場合でもこれらが前側に飛び出て
くることはなく、また紙幣識別機側の前面パネルと台間
機本体側の前面パネルとの間にできる隙間も台間機の横
幅が狭い分見え難いため、遊技場の従業員が気づかない
という事態が生じる虞がある。特に、従業員がスタッカ
ー内から紙幣を回収しているときに、不正な遊技者によ
って開閉機構に異物が挿入されると完全に閉じられずに
施錠操作が行われる可能性が高くなるため、十分な対策
を講じる必要がある。
【0008】本発明はかかる諸点に鑑みてなされたもの
であり、その課題とするところは、上述の如き提案の台
間機に対し、紙幣識別機及びスタッカーが完全に閉じら
れずに施錠操作が行われるのを防止するための対策を講
じて、紙幣の盗難を確実に防止し得る遊技場用台間機を
提供せんとするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、請求項1に係る発明は、紙幣投入口から投入された
紙幣の真贋を識別する紙幣識別機と、この紙幣識別機で
真札であると識別した紙幣を収納するスタッカーとを備
えた遊技場用台間機において、上記紙幣識別機を、その
紙幣投入口に紙幣を縦にして投入するように設ける一
方、上記スタッカーを、この紙幣識別機の後側に配置し
かつ紙幣識別機から送り出された紙幣を台間機の幅方向
に重ね合わせて収納するように設ける。また、上記紙幣
識別機及びスタッカーを、台間機本体に対し前方に引き
出し可能に設けるとともに、これらの引き出し状態でス
タッカーに設けた開口部からその内部に収納された紙幣
を取り出し可能に設ける。さらに、上記紙幣識別機及び
スタッカーを台間機本体側に押し込んで閉じた状態で施
錠する施錠装置を備え、この施錠装置を、紙幣識別機及
びスタッカーの閉じ状態が不完全なときには施錠操作が
不能になるように構成する。
【0010】この構成では、紙幣識別機を、その紙幣投
入口に紙幣を縦に投入するように設けるとともに、この
紙幣識別機の後側に紙幣を台間機の幅方向に重ね合わせ
て収納するスタッカーを配置したことにより、台間機の
横幅を小さくすることができる。その上、紙幣識別機及
びスタッカーを前方に引き出してスタッカー内の紙幣を
回収した後これらを台間機本体側に押し込んで閉じ、施
錠装置により施錠をするときには、紙幣識別機及びスタ
ッカーを完全に閉じなければ施錠装置は施錠操作ができ
ないようになっているため、紙幣識別機及びスタッカー
の閉じ状態が不完全な状態(つまりこれらが実質的に開
いた状態)で施錠操作が行われかつ遊技場の従業員がそ
のことに気づかないという事態が生じるのを未然に防止
することができる。
【0011】請求項2に係る発明は、請求項1に係る発
明と同様に、紙幣投入口から投入された紙幣の真贋を識
別する紙幣識別機と、この紙幣識別機で真札であると識
別した紙幣を収納するスタッカーとを備えた遊技場用台
間機において、上記紙幣識別機を、その紙幣投入口に紙
幣を縦にして投入するように設ける一方、上記スタッカ
ーを、この紙幣識別機の後側に配置しかつ紙幣識別機か
ら送り出された紙幣を台間機の幅方向に重ね合わせて収
納するように設け、また、上記紙幣識別機及びスタッカ
ーを、台間機本体に対し前方に引き出し可能に設けると
ともに、これらの引き出し状態でスタッカーに設けた開
口部からその内部に収納された紙幣を取り出し可能に設
ける。そして、上記紙幣識別機及びスタッカーを台間機
本体側に押し込んで閉じた状態で施錠する施錠装置と、
上記紙幣識別機及びスタッカーが完全に閉じられず開い
た状態にあることを検出する検出手段と、この検出手段
の信号に基づいて紙幣識別機及びスタッカーの開状態を
報知する報知手段とを更に備える構成とする。
【0012】この構成では、台間機の横幅を小さくする
ことができる上、紙幣識別機及びスタッカーを前方に引
き出してスタッカー内の紙幣を回収した後これらを台間
機本体側に押し込んで閉じ、施錠装置により施錠をした
とき、紙幣識別機及びスタッカーが完全に閉じらず開い
た状態であれば検出手段がそのことを検出し、報知手段
が音や光などで報知するため、遊技場の従業員はそのこ
とに気づくことになる。
【0013】請求項3に係る発明は、請求項1に係る発
明と請求項2に係る発明とを組み合わせたものである。
すなわち、紙幣投入口から投入された紙幣の真贋を識別
する紙幣識別機と、この紙幣識別機で真札であると識別
した紙幣を収納するスタッカーとを備えた遊技場用台間
機において、上記紙幣識別機を、その紙幣投入口に紙幣
を縦にして投入するように設ける一方、上記スタッカー
を、この紙幣識別機の後側に配置しかつ紙幣識別機から
送り出された紙幣を台間機の幅方向に重ね合わせて収納
するように設け、また、上記紙幣識別機及びスタッカー
を、台間機本体に対し前方に引き出し可能に設けるとと
もに、これらの引き出し状態でスタッカーに設けた開口
部からその内部に収納された紙幣を取り出し可能に設け
る。そして、上記紙幣識別機及びスタッカーを台間機本
体側に押し込んで閉じた状態で施錠する施錠装置を備
え、この施錠装置を、紙幣識別機及びスタッカーの閉じ
状態が不完全なときには施錠操作が不能になるように構
成するとともに、上記紙幣識別機及びスタッカーが完全
に閉じられず開いた状態にあるこを検出する検出手段
と、この検出手段の信号に基づいて紙幣識別機及びスタ
ッカーの開状態を報知する報知手段とを更に備える構成
とする。
【0014】この構成では、紙幣識別機及びスタッカー
を前方に引き出してスタッカー内の紙幣を回収した後こ
れらを台間機本体側に押し込んで閉じ、施錠装置により
施錠をするときには、紙幣識別機及びスタッカーを完全
に閉じなければ施錠装置は施錠操作ができないようにな
っているため、紙幣識別機及びスタッカーの閉じ状態が
不完全な状態で施錠操作が行われることはなく、また紙
幣識別機及びスタッカーが完全に閉じられず開いた状態
であれば検出手段がそのことを検出し、報知手段が音や
光などで報知するため、紙幣識別機及びスタッカーの閉
じ状態が不完全な状態で施錠操作が行われかつ遊技場の
従業員がそのことに気づかないという事態が生じるのを
二重に防止することができる。
【0015】請求項4に係る発明は、請求項1又は3記
載の遊技場用台間機において、上記施錠装置の好ましい
具体的な形態を提供するものである。すなわち、施錠装
置は、鍵を鍵穴に挿入して回動したとき一体的に回動す
るレバーと、このレバーの回動を規制するばね部材とを
有し、紙幣識別機及びスタッカーが台間機本体側に完全
に閉じられた時ばね部材が台間機本体側に設けた施錠部
材に当接してレバーの回動を規制しない状態に変形し、
鍵の挿入回動によりレバーを回動させて上記施錠部材に
係合させることで施錠するように構成する。この構成で
は、レバーの回動を規制する部材としてばね部材を用い
ることにより、レバーの回動を規制する状態と規制しな
い状態との切替にアクチュエータを必要とせず、またば
ね部材の変形に供する部材に施錠部材を兼用することに
より、部品点数を少なくすることができる。
【0016】請求項5に係る発明は、請求項4記載の遊
技場用台間機において、上記施錠装置の鍵を、鍵穴に対
し凹凸部からなる係合構造により一旦挿入して解錠方向
に回動したときには施錠方向に回動して元に戻さなけれ
ば引き抜けないように構成する。この構成では、遊技場
の従業員がスタッカー内の紙幣を回収するために施錠装
置の鍵を鍵穴に一旦挿入して解錠したときには、紙幣識
別機及びスタッカーを閉じて施錠をしなければ鍵を鍵穴
から引き抜くことができないので、紙幣識別機及びスタ
ッカーの閉じ忘れや施錠忘れを防止できる。
【0017】請求項6に係る発明は、請求項2又は3記
載の遊技場用台間機において、紙幣識別機及びスタッカ
ーの開状態を報知する報知手段の好ましい形態を提供す
るものである。すなわち、上記施錠装置が施錠状態にあ
ることを検出する検出手段を備えており、上記報知手段
は、この検出手段の信号をも加味し、紙幣識別機及びス
タッカーの開状態でかつ施錠装置の施錠状態のときにの
み報知する構成とする。この構成では、紙幣識別機及び
スタッカーの閉じ状態が不完全な状態で施錠操作が行わ
れたときにのみ報知手段により報知が行われるため、不
要な報知により遊技者の遊技に支障を来たすのを防止で
きる。
【0018】請求項7に係る発明は、請求項1〜6のい
ずれか一つに記載の遊技場用台間機において、上記紙幣
識別機及びスタッカーを、台間機本体に対し前側から見
て左右方向に傾斜した状態に設ける構成とする。この構
成では、遊技場の従業者が紙幣識別機及びスタッカーを
前方に引き出し、スタッカー内の紙幣をスタッカーに設
けた開口部より取り出す時、スタッカーが傾斜した分取
り出し易くなる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1は本発明の第1の実施形態に
係る遊技場用台間機Aを示し、この台間機Aは、遊技場
の島でスロットマシン又はパチンコ機などの遊技機に隣
接して設置されるもので、通常右隣りの遊技機に対し通
信用ケーブルを介して信号授受可能に接続される。
【0020】上記台間機Aは、機枠1内に紙幣識別機
2、スタッカー3、カードユニット4及び主制御部5
(共に図11参照)などを装備しており、機枠1の前面
側は前面パネル6により構成され、この前面パネル6の
上部には紙幣識別機2の紙幣投入口2aが設けられてい
るとともに、前面パネル6の中央部にはカード挿入・排
出口7、カード挿入ボタン8、表示灯9及びスピーカー
10などが設けられている。そして、紙幣投入口2aに
紙幣を投入すると紙幣識別機2でその投入紙幣が真札で
あることを確認した後カードユニット4がカード挿入・
排出口7よりカードを発行し、またカード挿入ボタン8
を押すとカードをカードユニット4に取り込み、その後
右隣りの遊技機に設けられた貸出ボタンを押すとその遊
技機に対し遊技媒体(メダル又はパチンコ球)の貸出が
行われるようになっている。
【0021】上記紙幣識別機2は、その紙幣投入口2a
に紙幣を縦にして投入するように設けられており、この
紙幣識別機2の後側にスタッカー3が配置されている。
紙幣識別機2とスタッカー3とは、図2に示すように、
互いに連結されているとともに、上下一対のスライダー
機構11,11を介して、機枠1及び隣接する機器を含
む台間機本体12に対し前方に引き出し可能に設けられ
ている。スライダー機構11は、図示していないが、伸
縮可能な支持部材を有し、この支持部材が収縮して紙幣
識別機2及びスタッカー3を台間機本体12側に押し込
んで閉じた位置で支持する状態と、支持部材が伸張して
紙幣識別機2及びスタッカー3を図1に仮想線で示す如
く前方に引き出して開いた位置で支持する状態とに変更
されるようになっている。
【0022】上記紙幣識別機2は、図3に示すように、
側面に蓋2bが開閉可能に設けられていて、紙幣投入口
2aより投入された紙幣が内部で詰ったとき蓋2bを開
けて紙幣を取り出せるようになっている。この紙幣識別
機2の内部にはベルト21、ローラ22、磁気センサ2
3及び光センサ24が適宜配設されていて、紙幣投入口
2aより投入された紙幣の真贋を2種類のセンサ23,
24で識別し、真札であれば投入紙幣を縦にしたままベ
ルト21とローラ22とで挟持して後方のスタッカー3
側に送り出す一方、偽札であれば投入紙幣を紙幣投入口
2aに戻すようになっている。
【0023】上記スタッカー3は、紙幣識別機2から後
方に送り出された真札の紙幣を横方向つまり台間機Aの
幅方向に重ね合わせて収納するようになっている。すな
わち、スタッカー3は、図4に示すように、一側面に紙
幣取込口31aを有する収納ボックス31と、この収納
ボックス31の紙幣取込口31aに対応した押圧部32
aを有する押圧部材32と、この押圧部材32を収納ボ
ックス31に対し近接させる位置と離隔させる位置との
間で移動させる上下一対のばね付きソレノイド33,3
3と、収納ボックス31内に配置されかつばね34によ
り紙幣取込口31a側の側面に常時付勢された押え板3
5とを備えている。そして、紙幣識別機2から紙幣wが
収納ボックス31と押圧部材32との間に送り出されて
くるとソレノイド33の作動により押圧部材32が収納
ボックス31に近接する位置に移動することにより、そ
の紙幣wは、押圧部材32の押圧部32aによって収納
ボックス31の紙幣取込口31aから収納ボックス31
内に押し込められ、収納ボックス31内に既に収納され
ている紙幣wと台間機Aの幅方向に重ね合わされた状態
で押え板35により収納ボックス31内の紙幣取込口3
1a側側面に当接して収納される。
【0024】また、上記スタッカー3の収納ボックス3
1の前部には、図2に示すように、開口部としての紙幣
取り出し口36が設けられており、この紙幣取り出し口
36は、収納ボックス31と連通しかつ後端側を支点と
して側方に回動可能に接続されている。そして、紙幣識
別機2及びスタッカー3を台間機本体12より前方に引
き出した状態でこの紙幣取り出し口36を側方に回動さ
せると収納ボックス31内に収納された紙幣wの束の一
部が紙幣取り出し口36内でこれと共に側方に折り曲げ
られ、紙幣取り出し口36から紙幣wの束を前方に取り
出し可能になっている。
【0025】さらに、上記紙幣識別機2側には紙幣識別
機2及びスタッカー3を台間機本体12側に押し込んで
閉じた状態で施錠する施錠装置40が設けられている。
この施錠装置40は、図5ないし図10に詳示するよう
に、紙幣識別機2側に取付部材41を介して取り付けら
れかつ内周面に軸方向に延びるシリンダ溝42を有する
シリンダ43と、このシリンダ43内に回転可能に嵌入
されかつ鍵穴44及びこれと直交する複数の挿入穴(図
示せず)を有するプラグ45と、このプラグ45の各挿
入穴内にそれぞれ出没可能に挿入されかつ挿入穴より飛
び出したときシリンダ43のシリンダ溝42内に嵌入可
能な2つ1組で複数組(図では5組)のピンタンブラー
46,47と、上記プラグ45の鍵穴44に挿入される
鍵48とを備えている。
【0026】上記鍵48の左右両側面には同一形状の鍵
溝48aが形成されている。また、2つ1組のピンタン
ブラー46,47は、いずれも中央に鍵48が挿通可能
な鍵挿通孔46a,47aを有する矩形のチップ状のも
ので、一方のピンタンブラー46は、貫通孔46aの左
側に内側に突出する突起部46bと外側に突出するばね
座部46cとを有しており、他方のピンタンブラー47
は、貫通孔47aの右側に同様の突起部47bとばね座
部47cとを有している。そして、各ピンタンブラー4
6,47は、プラグ45の挿入穴内にその挿入穴に形成
したばね座部(図示せず)とピンタンブラー46,47
のばね座部46c,47cとの間に縮装されたコイルば
ね(図示せず)により常時挿入穴内よりシリンダ43の
シリンダ溝42側に突出する方向に付勢されており、プ
ラグ45の鍵穴44内に鍵48を挿入したとき、鍵48
の鍵溝48aに各ピンタンブラー46,47の突起部4
6b,47bが接触し、上記コイルばねの付勢力に抗し
て各ピンタンブラー46,47が挿入穴内に没入するこ
とにより、プラグ45が鍵48の回動操作に伴いシリン
ダ43内で回動するようになっている。
【0027】上記プラグ45の一端部(鍵穴44への鍵
48の挿入方向前側)には、図5に詳示するように、レ
バー49が回転一体に装着されており、このレバー49
は、台間機本体12側に突設された施錠部材50の切欠
き部50aに挿入して施錠するようになっている。ま
た、取付部材41にはばね部材としてのU字状の板ばね
51の一端部がナット52によりシリンダ43と一緒に
共止めされており、この板ばね51の他端部には、上記
施錠部材50の先端に対応した第1当接部51aと、上
記レバー49に対応した第2当接部51bとが形成され
ている。そして、紙幣識別機2及びスタッカー3の閉じ
状態が不完全なときには、図5(b)に示すようにレバ
ー49が板ばね51の第2当接部51bに当接してレバ
ー49の回動ひいてはプラグ45の鍵穴44に挿入した
鍵48の施錠操作が規制される一方、紙幣識別機2及び
スタッカー3が台間機本体12側に完全に閉じられたと
きには、図5(a)に示すように、板ばね51がその第
1当接部51aで台間機本体12側の施錠部材50の先
端に当接してレバー49の回動を規制しない状態に変形
し、鍵48の鍵穴44への挿入回動によりレバー49が
回動して施錠が行われるようになっている。
【0028】さらに、上記鍵48には握り部48bの近
傍に凸部48cが突設されている一方、上記プラグ45
の鍵穴44入り口側には、この凸部48cに対応して、
鍵穴44の一部を切り欠いた縦溝53と、この縦溝53
の一端に連続する環状溝54とが形成されている。そし
て、鍵48をプラグ45の鍵穴44に一旦挿入して解錠
方向に回動したときには、上記凸部48cがプラグ45
側の縦溝53より環状溝54に嵌入することにより、鍵
48を施錠方向に回動して元に戻さなければ引き抜けな
いようになっている。
【0029】図11は台間機Aの制御系のブロック構成
を示し、この台間機Aの主制御部5は、制御主体である
CPU56と、プログラム及び固定データなどを格納す
るROM57と、データの読み書きなどに用いられるR
AM58とを有している。
【0030】上記CPU56にはバス60を介して、上
述した紙幣識別機2、スタッカー3、カードユニット
4、カード挿入ボタン8、表示灯9及びスピーカー10
の他、紙幣識別機2及びスタッカー3の開状態を検出す
る第1の検出手段としての開検知センサ61、施錠装置
40の施錠状態を検出する第2の検出手段としての施錠
検知センサ62、右隣りの遊技機などの外部機器と通信
するための通信用ケーブルが接続される送受信部63な
どがそれぞれ信号授受可能に接続されている。開検知セ
ンサ61は、紙幣識別機2及びスタッカー3が完全に閉
じられたときにのみ閉状態として検知し、不完全な閉じ
状態では開状態にあるとして検知するようになってい
る。また施錠検知センサ62は、例えばレバー49の回
動位置などにより施錠装置40が施錠状態にあることを
検出するようになっている。
【0031】上記主制御部5は、ROM57に格納され
たプログラムに基づいて、カードユニット4によるカー
ドの発行及び右隣りの遊技機に対する遊技媒体の貸出処
理を制御すること以外に、スタッカー3内から紙幣wを
回収するときに上記開検知センサ61及び施錠検知セン
サ62の検知信号を受けながら、紙幣識別機2及びスタ
ッカー3の開状態を報知する報知手段としての表示灯9
及びスピーカー10を制御するようになっており、この
制御は、図12に示すフローチャートに従って行われ
る。
【0032】すなわち、図12において、スタートした
後、先ず、ステップS1で施錠検知センサ62の検知信
号に基づいて施錠装置40が解錠されたか否かを判定
し、その判定がYESのときには、ステップS2で表示
灯9を点灯して施錠装置40が解錠状態であることを報
知する。
【0033】続いて、ステップS3で紙幣識別機2及び
スタッカー3が一度開いた後閉じられたか否か、つまり
遊技場の従業員が紙幣識別機2及びスタッカー3を前方
に引き出して開き、スタッカー3内から紙幣wを取り出
した後、この紙幣識別機2及びスタッカー3を台間機本
体12側に押し込んで閉じたか否かを判定する。この判
定は、開検知センサ61の検知信号に基づいて行われ
る。そして、この判定がYESのときには、ステップS
4で更に施錠検知センサ62の検知信号に基づいて施錠
装置40が施錠されるのを待った後、ステップS5で表
示灯9を消灯し、制御を終了する。
【0034】上記ステップS3の判定がNOのとき、つ
まり紙幣識別機2及びスタッカー3が一度開かれた後、
未だ完全に閉じられていないときには、ステップS6で
更に施錠検知センサ62の検知信号に基づいて施錠装置
40が施錠されたか否かを判定し、この判定がYESの
ときには、表示灯9を点灯したままにするとともに、ス
テップS7でスピーカー10により警報音を発し、制御
を終了する一方、判定がNOのときにはステップS3に
戻る。尚、ステップS7で警報音が発せられたときは、
遊技場の従業員が警報音に気づいてリセットスイッチを
押すことなどによって警報音が停止し、また表示灯9が
消灯する。
【0035】次に、上記台間機Aの作動、特に紙幣wの
投入及び回収について説明するに、台間機Aの前面パネ
ル6に開口する紙幣識別機2の紙幣投入口2aに紙幣w
を縦にして投入したときには、その紙幣wは紙幣識別機
2内で適正なものであるかどうかつまり真贋が識別さ
れ、真札であれば紙幣識別機2からその後側のスタッカ
ー3に送り出される。このスタッカー3において、紙幣
識別機2から送り出された紙幣wは収納ボックス31内
に既に収納されている紙幣wと台間機Aの幅方向に重ね
合わせて収納される。
【0036】一方、遊技場の従業員がスタッカー3の収
納ボックス31内に収納された紙幣wを回収するときに
は、先ず、施錠装置40を解錠した後、紙幣識別機2及
びスタッカー3を台間機本体12から前方に引き出す。
続いて、スタッカー3の収納ボックス31の紙幣取り出
し口36を側方に回動し、その紙幣取り出し口36から
収納ボックス31内の紙幣wの束を前方に取り出す。紙
幣wを取り出した後は、紙幣取り出し口36を収納ボッ
クス31側に回動して閉じた後、紙幣識別機2及びスタ
ッカー3を台間機本体12側に押し込んで閉じ、施錠装
置40を施錠することにより、元の状態に戻す。
【0037】その際、紙幣識別機2及びスタッカー3が
完全に閉じられた状態でなければ施錠装置40は、その
板ばね51の第2当接部51bにレバー49が当接して
レバー49の回動ひいては施錠操作ができないようにな
っているため、紙幣識別機2及びスタッカー3の閉じ状
態が不完全な状態で施錠操作が行われるのを防止するこ
とができる。この結果、不完全な閉じ状態で施錠をしか
つ遊技場の従業員がそのことに気づかないという事態の
発生を未然に防止することができ、これに起因するスタ
ッカー3内からの紙幣wの盗難を防止することができ
る。
【0038】しかも、上記施錠装置40は、レバー49
の回動を規制する部材として板ばね51を用い、この板
ばね51を、紙幣識別機2及びスタッカー3を完全に閉
じた時台間機本体12側の施錠部材50と当接させてレ
バー49の回動を規制しない状態にまで変形させるよう
にしたことにより、レバー49の回動を規制する状態と
規制しない状態との切替に特別なアクチュエータを必要
とせず、また板ばね51の変形に供する部材に台間機本
体12側の施錠部材50を兼用することにより、部品点
数を少なくすることができるので、コスト的に安価に実
施できるなど、実施化を図る上で有利である。また、施
錠装置40は、鍵48をプラグ45の鍵穴44に一旦挿
入して解錠方向に回動したときには、鍵48の凸部48
cがプラグ45側の縦溝53より環状溝54に嵌入する
ことにより、鍵48を施錠方向に回動して元に戻さなけ
れば引き抜けないようになっているため、スタッカー3
などの閉じ忘れや施錠忘れを防止することでき、安全性
をより高めることができる。
【0039】さらに、施錠装置40を解錠して紙幣識別
機2及びスタッカー3を開けたときには、常に表示灯9
が点灯し、紙幣識別機2及びスタッカー3を完全に閉じ
なければ表示灯9が消灯しないため、紙幣識別機2及び
スタッカー3の閉じ状態が不完全な状態で施錠操作が行
われかつ遊技場の従業員がそのことに気づかないという
事態が生じるのをこの表示灯9の点灯による報知と上述
した施錠装置40の構造とで二重に防止することができ
る。その上、施錠装置40の故障などにより紙幣識別機
2及びスタッカー3の閉じ状態が不完全な状態で施錠操
作が行われたときには、上記表示灯9の点灯に加えて、
スピーカー10から警報音が発せられるため、従業員の
注意を十分に喚起することができるとともに、不要な報
知により遊技者の遊技に支障を来たすのを防止すること
ができる。
【0040】加えて、上記台間機Aは、紙幣識別機2
を、その紙幣投入口2aに紙幣wを縦に投入するように
設けるとともに、この紙幣識別機2の後側に紙幣wを台
間機Aの幅方向に重ね合わせて収納するスタッカー3を
配置してなるため、台間機Aの横幅を40mm程度に小
さくすることができる。
【0041】図13は本発明の第2の実施形態に係る遊
技場用台間機A’を示す。この台間機A’では、紙幣識
別機2’及びスタッカー3’が、台間機本体12に対し
前側から見て左右方向に傾斜した状態に設けられてい
る。すなわち、紙幣識別機2’の紙幣投入口2a’に紙
幣が垂直に立てた状態より若干傾けた状態で投入される
とともに、この紙幣識別機2’で真札である識別された
紙幣は、スタッカー3’内で台間機A’の幅方向に若干
傾けた状態で重ね合わせて収納されるようになってい
る。台間機A’のその他の構成は、第1の実施形態に係
る台間機Aと同じであり、同一部材には同一符号を付し
てその説明は省略する。
【0042】そして、上記台間機A’においては、遊技
場の従業者が紙幣識別機2’及びスタッカー3’を前方
に引き出し、スタッカー3’内の紙幣をスタッカー3’
に設けた紙幣取り出し口36(図2参照)より取り出す
時、スタッカー3’が傾斜した分紙幣wが側方に飛び出
して取り出し易くなるので、紙幣wの回収作業の容易化
を図ることができるという特有の効果を奏する。
【0043】尚、本発明は上記第1及び第2の実施形態
に限定されるものではなく、その他種々の実施形態を包
含するものである。例えば上記第1の実施形態では、施
錠装置40の構造と表示灯9の点灯及びスピーカー10
の警報音による報知との両方によって、紙幣識別機2及
びスタッカー3の閉じ状態が不完全な状態で施錠操作が
行われかつ遊技場の従業員がそのことに気づかないとい
う事態が生じるのを防止するようにしたが、本発明は、
いずれか一方のみを採用するだけでもよく、十分な防止
効果を確保することができる。
【0044】また、上記各実施形態では、カード発行機
能を有するCR対応の台間機A,A’に適用した場合に
ついて述べたが、本発明は、カード発行機能の有無に拘
らずカード及び紙幣の両方の投入を受け付けるCR及び
現金共用型の台間機、紙幣の投入を受け付けことによっ
て使用中のカードに追加入金可能なCR型台間機、カー
ドなどの記憶媒体の取扱いを一切行わず紙幣の投入のみ
によってパチンコ球やメダルなどの遊技媒体の貸出を行
う台間機、及び遊技媒体の貸出を一切行わず記憶媒体の
発行のみを行う台間機などにも適用することができるも
のである。
【0045】
【発明の効果】以上のように、本発明の遊技場用台間機
によれば、紙幣が使用可能でかつ紙幣を収納するスタッ
カーを備えながら、横幅を小さくすることができる上、
スタッカー内の紙幣を回収した後スタッカーなどを完全
に閉めずに施錠をしかつ遊技場の従業員がそのことに気
づかないという事態の発生を施錠装置の構造、報知手段
などの付設又はこれらの併用により防止することができ
るので、スタッカー内からの紙幣の盗難の危険性をなく
すことができ、実用性に優れた効果を有するものであ
る。
【0046】特に、請求項4に係る発明では、レバーの
回動を規制する部材としてばね部材を用いることによ
り、レバーの回動を規制する状態と規制しない状態との
切替にアクチュエータを必要とせず、またばね部材の変
形に供する部材に施錠部材を兼用することにより、部品
点数を少なくすることができるので、実施化を図る上で
有効なものである。
【0047】請求項5に係る発明では、スタッカー内の
紙幣を回収するために施錠装置の鍵を鍵穴に一旦挿入し
て解錠したときには、スタッカーなどを閉じて施錠をし
なければ鍵を鍵穴から引き抜くことができないので、ス
タッカーなどの閉じ忘れや施錠忘れを防止することで
き、安全性をより高めることができる。
【0048】請求項6に係る発明では、スタッカーなど
の閉じ状態が不完全な状態で施錠操作が行われたときに
のみ報知が行われるため、不要な報知により遊技者の遊
技に支障を来たすのを防止することができ、特に音や音
声による報知の場合に有効なものである。
【0049】さらに、請求項7に係る発明では、スタッ
カー内の紙幣をスタッカーに設けた開口部より取り出す
時、スタッカーが傾斜した分紙幣の取り出しを容易に行
うことができるという効果をも併有するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係る遊技場用台間機
の斜視図である。
【図2】上記台間機の要部の側面図である。
【図3】紙幣識別機の斜視図である。
【図4】スタッカーの構成を示す断面図である。
【図5】施錠装置の側面図であり、(a)は紙幣識別機
及びスタッカーの閉じた状態を示し、(b)は同じく開
いた状態を示す。
【図6】施錠装置のシリンダを示し、(a)は一部切開
側面図、(b)は(a)のK方向から見た矢視図であ
る。
【図7】施錠装置のプラグを示し、(a)は正面図、
(b)は側面図、(c)は背面図である。
【図8】上記プラグの鍵穴入り口部分の構造を示し、
(a)は図7(b)のL−L線における断面図、(b)
は(a)のM−M線における断面図である。
【図9】2つ1組のピンタンブラーの平面図である。
【図10】施錠装置の鍵を示し、(a)は側面図、
(b)は(a)のN−N線における断面図である。
【図11】台間機の制御系のブロック構成図である。
【図12】紙幣識別機及びスタッカーの開状態を報知す
るための制御を示すフローチャート図である。
【図13】第2の実施形態を示す図1相当図である。
【図14】従来例を示す遊技場用台間機を示し、(a)
は正面図、(b)は一部切開側面図である。
【符号の説明】
A,A’ 遊技場用台間機 w 紙幣 2,2’ 紙幣識別機 2a,2a’ 紙幣投入口 3,3’ スタッカー 9 表示灯(報知手段) 10 スピーカー(報知手段) 12 台間機本体 36 紙幣取り出し口(開口部) 40 施錠装置 44 鍵穴 48 鍵 48c 凸部 49 レバー 50 施錠部材 51 板ばね(ばね部材) 53 縦溝 54 環状溝 61 開検知センサ(検出手段) 62 施錠検知センサ(検出手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) A63F 5/04 A63F 5/04 512S E05B 15/00 E05B 15/00 A 65/00 65/00 E G07D 7/00 G07D 7/00 A 9/00 403 9/00 403F G07F 17/32 G07F 17/32

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 紙幣投入口から投入された紙幣の真贋を
    識別する紙幣識別機と、この紙幣識別機で真札であると
    識別した紙幣を収納するスタッカーとを備えた遊技場用
    台間機において、 上記紙幣識別機は、その紙幣投入口に紙幣を縦にして投
    入するように設けられている一方、上記スタッカーは、
    この紙幣識別機の後側に配置されかつ紙幣識別機から送
    り出された紙幣を台間機の幅方向に重ね合わせて収納す
    るように設けられており、 上記紙幣識別機及びスタッカーは、台間機本体に対し前
    方に引き出し可能に設けられているとともに、これらの
    引き出し状態でスタッカーに設けた開口部からその内部
    に収納された紙幣を取り出し可能になっており、 上記紙幣識別機及びスタッカーを台間機本体側に押し込
    んで閉じた状態で施錠する施錠装置を備え、この施錠装
    置は、紙幣識別機及びスタッカーの閉じ状態が不完全な
    ときには施錠操作が不能になるように構成されているこ
    とを特徴とする遊技場用台間機。
  2. 【請求項2】 紙幣投入口から投入された紙幣の真贋を
    識別する紙幣識別機と、この紙幣識別機で真札であると
    識別した紙幣を収納するスタッカーとを備えた遊技場用
    台間機において、 上記紙幣識別機は、その紙幣投入口に紙幣を縦にして投
    入するように設けられている一方、上記スタッカーは、
    この紙幣識別機の後側に配置されかつ紙幣識別機から送
    り出された紙幣を台間機の幅方向に重ね合わせて収納す
    るように設けられており、 上記紙幣識別機及びスタッカーは、台間機本体に対し前
    方に引き出し可能に設けられているとともに、これらの
    引き出し状態でスタッカーに設けた開口部からその内部
    に収納された紙幣を取り出し可能になっており、 上記紙幣識別機及びスタッカーを台間機本体側に押し込
    んで閉じた状態で施錠する施錠装置と、 上記紙幣識別機及びスタッカーが完全に閉じられず開い
    た状態にあることを検出する検出手段と、 この検出手段の信号に基づいて紙幣識別機及びスタッカ
    ーの開状態を報知する報知手段とを備えたことを特徴と
    する遊技場用台間機。
  3. 【請求項3】 紙幣投入口から投入された紙幣の真贋を
    識別する紙幣識別機と、この紙幣識別機で真札であると
    識別した紙幣を収納するスタッカーとを備えた遊技場用
    台間機において、 上記紙幣識別機は、その紙幣投入口に紙幣を縦にして投
    入するように設けられている一方、上記スタッカーは、
    この紙幣識別機の後側に配置されかつ紙幣識別機から送
    り出された紙幣を台間機の幅方向に重ね合わせて収納す
    るように設けられており、 上記紙幣識別機及びスタッカーは、台間機本体に対し前
    方に引き出し可能に設けられているとともに、これらの
    引き出し状態でスタッカーに設けた開口部からその内部
    に収納された紙幣を取り出し可能になっており、 上記紙幣識別機及びスタッカーを台間機本体側に押し込
    んで閉じた状態で施錠する施錠装置を備え、この施錠装
    置は、紙幣識別機及びスタッカーの閉じ状態が不完全な
    ときには施錠操作が不能になるように構成されており、 さらに、上記紙幣識別機及びスタッカーが完全に閉じら
    れず開いた状態にあることを検出する検出手段と、 この検出手段の信号に基づいて紙幣識別機及びスタッカ
    ーの開状態を報知する報知手段とを備えたことを特徴と
    する遊技場用台間機。
  4. 【請求項4】 上記施錠装置は、鍵を鍵穴に挿入して回
    動したとき一体的に回動するレバーと、このレバーの回
    動を規制するばね部材とを有し、紙幣識別機及びスタッ
    カーが台間機本体側に完全に閉じられた時ばね部材が台
    間機本体側に設けた施錠部材に当接してレバーの回動を
    規制しない状態に変形し、鍵の挿入回動によりレバーを
    回動させて上記施錠部材に係合させることで施錠するよ
    うに構成されている請求項1又は3記載の遊技場用台間
    機。
  5. 【請求項5】 上記施錠装置の鍵は、鍵穴に対し凹凸部
    からなる係合構造により一旦挿入して解錠方向に回動し
    たときには施錠方向に回動して元に戻さなければ引き抜
    けないようになっている請求項4記載の遊技場用台間
    機。
  6. 【請求項6】 上記施錠装置が施錠状態にあることを検
    出する検出手段を備えており、上記報知手段は、この検
    出手段の信号をも加味し、紙幣識別機及びスタッカーの
    開状態でかつ施錠装置の施錠状態のときにのみ報知する
    ように設けられている請求項2又は3記載の遊技場用台
    間機。
  7. 【請求項7】 上記紙幣識別機及びスタッカーは、台間
    機本体に対し前側から見て左右方向に傾斜した状態に設
    けられている請求項1〜6のいずれか一つに記載の遊技
    場用台間機。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006350835A (ja) * 2005-06-17 2006-12-28 Aruze Corp 紙幣処理装置
JP2010118066A (ja) * 2009-12-24 2010-05-27 Universal Entertainment Corp 紙幣処理装置
US9776820B2 (en) 2013-04-19 2017-10-03 Universal Entertainment Corporation Paper stock processing device

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