JP3080223U - 遊技用メダル貸出システム - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数台の遊戯用メダル貸出機の、紙幣収納部
およびメダル補給部の少なくとも一方の開錠を一斉に行
う。 【解決手段】 紙幣収納部（６）、メダル補給部（７）
およびメダル払出部（８）を具える少なくとも一台の遊
戯用メダル貸出機（２）と、遊戯用メダル貸出機（２）
の、紙幣収納部（６）およびメダル補給部（７）の少な
くとも一方の開錠を遠隔操作する操作機（４）とから構
成する。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【考案の属する技術分野】

この考案は、スロットマシンなどの遊技台の使用に際して用いる、遊技用メダ ルの貸出システムに関するものである。

【０００２】

【従来の技術】

図２は一般的な遊戯用メダル貸出機を示すものであり、この遊戯用メダル貸出 機は、紙幣収納部６、メダル補給部７およびメダル払出部８を具えるものであっ て、紙幣収納部６には、紙幣の種別および枚数を迅速かつ的確に認識する紙幣識 別機６ａが装備されているとともに、紙幣の回収および紙幣識別機６ａのメンテ ナンスを行う際に用いる紙幣取出し用扉６ｄが設けられており、また、メダル補 給部７にはメダル補給用扉７ａが設けられており、これらの扉６ｄ，７ａには防 犯目的のために錠が設けられていて、通常は施錠されている。

【０００３】 通常、遊技場には、スロットマシン一台もしくは二台に対して一台の遊戯用メ ダル貸出機が設置されており、このような設置にかかる、複数台の遊戯用メダル 貸出機２の、紙幣回収およびメダル補給は、防犯を考慮すべき営業時間中はもち ろんのこと、防犯上の問題の少ない閉店後においても、店内を移動しながら遊戯 用メダル貸出機２の一台ずつについて行う態様がとられていた。

【０００４】

【考案が解決しようとする課題】

しかるに、このような態様の下では、閉店後の、紙幣回収およびメダル補給に 、多大な時間がかるため、たとえば複数台の遊戯用メダル貸出機の、紙幣取出し 用扉およびメダル補給用扉の開錠を一斉に行う、より効率的な紙幣回収およびメ ダル補給に関する態様の開発が要請されていたところ、紙幣回収に関しては、紙 幣収納部に挿入された紙幣を、一枚ずつベルトで挟み、遊戯台二列を配設するブ ロック（島）の側部に設置された金庫部へ紙幣を収納する、紙幣搬送装置が提案 されるに到っているが、メダル補給に関してはとくに提案されていないのが現状 である。

【０００５】 しかも、この紙幣搬送装置を使用した場合には、紙幣回収自体は容易であるが 、紙幣が円滑かつ的確に金庫部に搬送されるとは限らず、紙幣の搬送中に、紙幣 が通路の側面に引っ掛かり、ときには通路自体が紙幣で詰まってしまうこともあ り、その後処理に手間がかかるという問題があった。

【０００６】 また、上記紙幣搬送装置を使用した場合には、店内のレイアウト変更、たとえ ば新台入替や、スロット島をパチンコ島に変更するに際し、大がかりな工事を要 するという問題があり、しかも最近の遊戯台の配列形状が直線状に限られず、非 直線状、たとえば円環状に遊戯台が配列されたスロット島には、当該装置を使用 することが困難であることに鑑みても、紙幣搬送装置の利用価値は低いものとな りつつある。

【０００７】 この考案は、従来技術が抱えるこのような問題点を解決することを課題とする ものであり、それの目的とするところは、複数台の遊戯用メダル貸出機の、紙幣 収納部およびメダル補給部の少なくとも一方の開錠を一斉に行うことができ、特 に後処理を必要とせず、店内のレイアウト変更に際しても大がかりな工事を必要 とすることもなく、しかも最近の遊戯台の配列形態に適宜対応することができる 、遊戯用メダル貸出システムを提供するにある。

【０００８】

【課題を解決するための手段】

この考案の遊戯用メダル貸出システムは、紙幣収納部、メダル補給部およびメ ダル払出部を具える少なくとも一台の遊戯用メダル貸出機と、遊戯用メダル貸出 機の、紙幣収納部およびメダル補給部の少なくとも一方の開錠を遠隔操作する操 作機とから構成してなるものである。

【０００９】 この遊戯用メダル貸出システムでは、少なくとも一台の遊戯用メダル貸出機の 、紙幣収納部およびメダル補給部の少なくとも一方の開錠を、操作機によって遠 隔操作することで、従来、防犯上の問題の少ない閉店後においても、店内を移動 しながら遊戯用メダル貸出機の一台ずつについて行わなければならなかった、複 数台の遊戯用メダル貸出機の紙幣回収およびメダル補給を、より短時間に効率良 く行うことができるのみならず、従来の、紙幣搬送装置を使用することにより発 生する種々の問題、たとえば紙幣の詰まりによるその後処理対策もなく、しかも 遊戯台および遊戯用メダル貸出機を非直線状に配列した場合にも、確実に紙幣回 収およびメダル補給を実現することができる。

【００１０】 かかる遊戯用メダル貸出システムにおいてより好ましくは、遊戯用メダル貸出 機の、紙幣収納部およびメダル補給部のそれぞれに、紙幣取出し用扉およびメダ ル補給用扉のそれぞれを設ける。 たとえば紙幣収納部およびメダル補給部にそれぞれ窓を設けた場合には、窓枠 によって紙幣回収およびメダル補給に利用できるスペースを十分に確保すること ができないところ、この考案によれば、紙幣収納部およびメダル補給部のそれぞ れに、紙幣取出し用扉およびメダル補給用扉のそれぞれを設けることで、紙幣回 収およびメダル補給に利用できるスペースを十分に確保することができ、これが ため、紙幣回収およびメダル補給を容易に行うことができる。

【００１１】 さらに好ましくは、紙幣取出し用扉およびメダル補給用扉のそれぞれに、ロッ クカムを設けるとともに、紙幣収納部およびメダル補給部のそれぞれに、上記そ れぞれのロックカムと係合する電磁式ラッチ錠を設ける。 紙幣収納部およびメダル補給部の少なくとも一方の施錠および開錠を、モータ ーを用いた機構もしくはロータを用いた機構を採用して、電気的に制御する場合 には、その構造自体が複雑になるところ、上記ロックカムと電磁式ラッチ錠との 組合せによる機構を採用することで、より簡単な構造をもって紙幣収納部および メダル補給部の少なくとも一方の施錠および開錠を実現することができる。

【００１２】 また好ましくは、紙幣取出し用扉およびメダル補給用扉のそれぞれを、鍵によ って施錠もしくは開錠可能とする。 防犯を考慮すべき営業時間中には、紙幣取り出しおよびメダル補給の必要があ る遊戯用メダル貸出機一台ずつについて、紙幣取出し用扉およびメダル補給用扉 のそれぞれの開錠を行う必要があるところ、これによれば、必要に応じて問題の ある遊戯用メダル貸出機のみの、紙幣取出しおよびメダル補給のそれぞれを行う ことができ、営業時間内の防犯対策を十分に達成することができる。

【００１３】 以上のような構成を有する、遊戯用メダル貸出システムにおいてより好ましく は、操作機に、紙幣取出し用扉およびメダル補給用扉のそれぞれの開錠を遠隔操 作する開錠スイッチを設ける。 これによれば、たとえばボタン操作のみによって少なくとも一台の遊戯用メダ ル貸出機の、紙幣収納部およびメダル補給部の少なくとも一方の開錠を、簡易に おこなうことができる。

【００１４】 また好ましくは、操作機に、紙幣取出し用扉およびメダル補給用扉のそれぞれ の施錠および開錠を表示する表示灯を設ける。 かかる遊戯用メダル貸出システムによれば、各遊戯用メダル貸出機に設けた、 紙幣取出し用扉およびメダル補給用扉のそれぞれの開錠状態もしくは施錠状態を 的確に把握することができる。

【００１５】 そして好ましくは、操作機に、紙幣取出し用扉およびメダル補給用扉のそれぞ れの開錠を一度に行う、遊戯用メダル貸出機を選択するとともに、前記電磁式ラ ッチ錠の動作を制御する、制御装置を設ける。 これによれば、紙幣取出しおよびメダル補給のそれぞれを行う必要がある遊戯 用メダル貸出機を、適宜選択・設定することができるとともに、電磁式ラッチ錠 の動作も同時に制御することができること、比較的簡易な遊戯用メダル貸出シス テムを実現することができる。

【００１６】

【考案の実施の形態】

以下に、この考案の実施の形態を図面に示すところに基づいて説明する。 図１は、この考案の実施の形態にかかる、遊技場の店内を示す平面図であり、 図中１は、直線状に整列配置された各スロットマシン、２は、各スロットマシン １のそれぞれの脇に整列設置された遊戯用メダル貸出機、３は、複数台のスロッ トマシン１の二列を配設する各ブロック（島）、４は、各ブロックに配設されて 遠隔操作を行う操作機、そして５は、店内カウンタをそれぞれ示すものである。

【００１７】 ここでは、図２に示すように、図１で示した各遊戯用メダル貸出機２を、紙幣 収納部６、メダル補給部７およびメダル払出部８から構成するとともに、紙幣収 納部６を、紙幣識別機６ａ、表示装置６ｂ、紙幣挿入口６ｃ、紙幣取出し用扉６ ｄ、および錠６ｅから構成し、またメダル補給部７を、メダル補給用扉７ａおよ び錠７ｂから構成し、そして紙幣払出部８を、メダル払出用ホッパー８ａ、メダ ル受け皿８ｂ、ホッパー８ａのメンテナンスを行う際に開けるホッパー用扉８ｃ 、および錠８ｄから構成する。

【００１８】 またここでは、図３に示すように、図１で示した操作機４を、紙幣取出し用扉 ６ｄの開錠用スイッチ４ａ、メダル補給用扉７ａの開錠用スイッチ４ｂ、各遊戯 用メダル貸出機２の開錠状態もしくは施錠状態を示す表示灯４ｃ、操作機扉４ｄ 、および錠４ｅとから構成する。

【００１９】 以上に記載した遊戯用メダル貸出機２および操作機４の構成を前提に、以下に 遊戯用メダル貸出システムの操作機構を説明する。 なお、この遊戯用メダル貸出システムを使用する前には、図１に示すように、 各島３に配列された、各遊戯用メダル貸出機２と操作機４とを、たとえば（図示 しない）ケーブルにて連通させて、図２に示す紙幣収納部６およびメダル補給部 ７の少なくとも一方の開錠を遠隔操作可能状態とする。 また、操作機４を店内カウンタ５内、もしくは事務室等に配設して、カウンタ 内等から遠隔操作を行うこともできる。

【００２０】 まず、使用に際しては、図３に示すように、操作機４の操作機扉４ｄを錠４ｅ の開錠により開き、紙幣の取出しを一度に行う遊戯用メダル貸出機２を選択する ように予め設定しておいた、紙幣取出し用扉６ｄの開錠用スイッチ４ａをオンに する。 また、これと同時もしくは別個に、メダル補給を一度に行う遊戯用メダル貸出 機２を選択するように予め設定しておいた、メダル補給用扉７ａの開錠用スイッ チ４ｂをオンにする。

【００２１】 ところで、図４は、遊戯用メダル貸出機２の紙幣収納部６を示す、（ａ）は正 面図、（ｂ）は側面図であり、図中６ｆは、錠６ｅと一体に取り付けたロックカ ム、６ｇは、ロックカム６ｆと係合し、操作機３からの信号によってラッチ部が 上下する電磁式ラッチ錠、６ｈは、ロックカム６ｆと電磁式ラッチ錠６ｇとの係 合が解除された際に正面側に飛び出すプッシュロッド、そして６ｉは、紙幣識別 機６ａと協働する紙幣識別板をそれぞれ示すものである。

【００２２】 上述したように、スイッチ４ａを押すと、図４に示す電磁式ラッチ錠６ｇのラ ッチ部が上方に変位し、これによってロックカム６ｆと電磁式ラッチ錠６ｇとの 係合が解除されるとともに、プッシュロッド６ｈが正面側に飛び出して、紙幣取 出し用扉６ｄが自動的に開く。

【００２３】 ここでは、電磁式ラッチ錠６ｇの動作をより詳細に説明する。 図５はこの考案にかかる電磁式ラッチ錠６ｇの、（ａ）はロックカム６ｆとの 係合状態、および（ｂ）はロックカム６ｆとの係合解除状態をそれぞれ示す側面 図であり、図中６ｋは、プッシュロッド６ｈを正面側に押し出すばね、そして６ ｌは、プッシュロッド６ｈが正面側に押し出されたことを感知するとともに、そ の情報を操作機４の表示灯４ｃに送信するセンサースイッチをそれぞれ示すもの である。 開錠に際しては、図５（ａ）の状態から、図５（ｂ）に示す如く、電磁式ラッ チ錠６ｇのラッチ部が上方に変位することによって、ロックカム６ｆと電磁式ラ ッチ錠６ｇとの係合が解除され、この際に、ばね６ｋによってプッシュロッド６ ｈが正面側に飛び出すとともに、プッシュロッド６ｈの正面側とは反対側の端部 がセンサースイッチ６ｌから離間することで、センサースイッチがオンとなり、 その情報が操作機４に送信されて、表示灯４ｃの色が変化する。

【００２４】 そして、紙幣回収および紙幣識別機６ａのメンテナンスの、少なくとも一方の 終了後には、紙幣取出し用扉６ｄを手前に押して、ロックカム６ｆによって電磁 式ラッチ錠６ｇを押し上げ、これにより、ロックカム６ｆと電磁式ラッチ錠６ｇ とを再び係合させて、紙幣取出し用扉６ｄの施錠を行う。

【００２５】 これに対して、営業時間中に、必要に応じて問題のある遊戯用メダル貸出機の みの、紙幣取出しを行う際には、鍵（図示せず）を錠６ｅに差し込んで錠６ｅを 回転させることで、ロックカム６ｆと電磁式ラッチ錠６ｇとの係合を解除して、 紙幣取出し用扉６ｄの開錠を行い、紙幣回収および紙幣識別機６ａのメンテナン スの、少なくとも一方の終了後には、この鍵によって錠６ｅを回転させて、ロッ クカム６ｆと電磁式ラッチ錠６ｇとの係合を行い、再び紙幣取出し用扉６ｄの施 錠を行う。

【００２６】 さらに、図６は、遊戯用メダル貸出機２の紙幣収納部６を示す、斜視図であり 、６ｊは、紙幣取出し用扉６ｄを紙幣収納部６に対して回動自在とするストッパ ーステーを示すものであり、このストッパーステー６ｊの配設によって、安全性 の確保が担保される。 なお、ストッパーステー６ｊは、たとえばその長さを適宜調整して、紙幣取出 し用扉６ｄを所望の開き状態とすることができる。

【００２７】 以上に記載した遊戯用メダル貸出システムを構成する遊戯用メダル貸出機２、 操作機４は、上記実施の形態に記載した態様に限られず、この考案の範囲内にお いて適宜設計変更することができ、また上述した紙幣取出し用扉６ｄの開錠およ び施錠機構については、メダル補給用扉７の開錠および施錠機構についても適用 することができる。

【００２８】

【考案の効果】

かくして、この考案により、複数台の遊戯用メダル貸出機の、紙幣収納部およ びメダル補給部の少なくとも一方の開錠を一斉に行うことができ、特に後処理を 必要とせず、店内のレイアウト変更に際しても大がかりな工事を必要とすること もなく、しかも最近の遊戯台の配列形態に適宜対応することができる、遊戯用メ ダル貸出システムを提供することができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】 この考案の実施の形態にかかる、遊技場の店
内を示す平面図である。

【図２】 この考案の遊戯用メダル貸出システムの構成
要素である、遊戯用メダル貸出機を示す斜視図である。

【図３】 この考案の遊戯用メダル貸出システムの構成
要素である、操作機を示す斜視図である。

【図４】 （ａ）この考案にかかる操作機の開錠および
施錠機構を示す正面図である。 （ｂ）この考案にかかる操作機の開錠および施錠機構を
示す側面図である。

【図５】 （ａ）この考案にかかる遊戯用メダル貸出機
に使用する電磁式ラッチ錠の、ロックカムとの係合状態
を示す側面図である。 （ｂ）この考案にかかる遊戯用メダル貸出機に使用する
電磁式ラッチ錠の、ロックカムとの係合解除状態を示す
側面図である。

【図６】 この考案にかかる操作機の開錠状態を示す斜
視図である。

【符号の説明】

１ スロットマシン ２ 遊戯用メダル貸出機 ３ ブロック（島） ４ 操作機 ４ａ 紙幣取出し用扉６ｄの開錠用スイッチ ４ｂ メダル補給用扉７ａの開錠用スイッチ ４ｃ 表示灯 ４ｄ 操作機扉 ４ｅ 錠 ５ 店内カウンタ ６ 紙幣収納部 ６ａ 紙幣識別機 ６ｂ 表示装置 ６ｃ 紙幣挿入口 ６ｄ 紙幣取出し用扉 ６ｅ 錠 ６ｆ ロックカム ６ｇ 電磁式ラッチ錠 ６ｈ プッシュロッド ６ｉ 紙幣識別板 ６ｊ ストッパーステー ６ｋ ばね ６ｌ センサースイッチ ７ メダル補給部 ７ａ メダル補給用扉 ７ｂ 錠 ８ メダル払出部 ８ａ メダル払出用ホッパー ８ｂ メダル受け皿 ８ｃ ホッパー用扉 ８ｄ 錠

Claims (7)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 紙幣収納部、メダル補給部およびメダル
   払出部を具える少なくとも一台の遊戯用メダル貸出機
   と、遊戯用メダル貸出機の、紙幣収納部およびメダル補
   給部の少なくとも一方の開錠を遠隔操作する操作機とか
   ら構成してなる遊戯用メダル貸出システム。
2. 【請求項２】 前記遊戯用メダル貸出機の、紙幣収納部
   およびメダル補給部のそれぞれに、紙幣取出し用扉およ
   びメダル補給用扉のそれぞれを設けてなる請求項１に記
   載の遊戯用メダル貸出システム。
3. 【請求項３】 前記紙幣取出し用扉およびメダル補給用
   扉のそれぞれに、ロックカムを設けるとともに、紙幣収
   納部およびメダル補給部のそれぞれに、前記それぞれの
   ロックカムと係合する電磁式ラッチ錠を設けてなる請求
   項２に記載の遊戯用メダル貸出システム。
4. 【請求項４】 前記紙幣取出し用扉およびメダル補給用
   扉のそれぞれを、鍵によって施錠もしくは開錠可能とし
   てなる請求項２もしくは３に記載の遊戯用メダル貸出シ
   ステム。
5. 【請求項５】 前記操作機に、紙幣取出し用扉およびメ
   ダル補給用扉のそれぞれの開錠を遠隔操作する開錠スイ
   ッチを設けてなる請求項２〜４のいずれかに記載の遊戯
   用メダル貸出システム。
6. 【請求項６】 前記操作機に、紙幣取出し用扉およびメ
   ダル補給用扉のそれぞれの施錠および開錠を表示する表
   示灯を設けてなる請求項２〜５のいずれかに記載の遊戯
   用メダル貸出システム。
7. 【請求項７】 前記操作機に、紙幣取出し用扉およびメ
   ダル補給用扉のそれぞれの開錠を一度に行う、遊戯用メ
   ダル貸出機を選択するとともに、前記電磁式ラッチ錠の
   動作を制御する、制御装置を設けてなる請求項２〜６の
   いずれかに記載の遊戯用メダル貸出機。