JP2007135712A - 遊技媒体貸出装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】紙幣識別部は露出させず、紙幣収納部のみを前方へ突出させることにより、防犯上優れた遊技媒体貸出装置を提供する。
【解決手段】前面に紙幣投入口10とその下方に紙幣回収口12とを備える。紙幣投入口10の内側に紙幣処理部3、紙幣回収口12の内側に紙幣収納部4が配置される。紙幣処理部3には、紙幣投入口10へ投入された紙幣を取り込む紙幣取込機構30と、取り込まれた紙幣の適否を判別する紙幣識別器5と、適正判別された紙幣を紙幣収納部4へ搬送する紙幣搬送機構6とが設けられている。紙幣収納部4には、紙幣回収口12に対して進退可能に配備される金庫40と、金庫40を紙幣回収口12に向けて付勢する付勢機構と、紙幣回収口12に開閉可能に設けられる蓋2と、蓋2を閉じた状態に保持し外部からの解錠操作により解錠動作して蓋2を開放可能とするロック機構とが設けられている。
【選択図】図4

Description

この発明は、パチンコホールなどの遊技場において、パチンコ玉や遊技用メダルのような遊技媒体を貸し出すのに用いられる遊技媒体貸出装置に関し、特にこの発明は、特に、パチンコ機やスロットマシンなどの遊技機に隣接した状態で配備される遊技媒体貸出装置に関する。
この種の遊技媒体貸出装置は、一般に「台間機」と呼ばれ、貨幣の投入を受け付けて遊技媒体を直接放出するもの、貨幣の投入を受け付けて磁気カードのような記録媒体を発行した後、その記録媒体を受け付けて隣接する遊技機へ遊技媒体の貸出処理を行うもの、貨幣の投入を受け付けて隣接する遊技機へ遊技媒体の貸出処理を行うものなど、種々の方式のものが提案されている。
ところで、遊技場において、各遊技媒体貸出装置で受け付けられた紙幣を回収するのに、従来、紙幣を紙幣搬送機により島端の金庫まで搬送して一括して回収する方式と、各遊技媒体貸出装置の内部に設けられた金庫に紙幣を取り込んで個別に回収する方式とがある。後者の方式では、係員は各遊技媒体貸出装置から随時金庫を取り出し、金庫にストックされた紙幣を回収する作業が必要である。先般、その種の回収作業を効率化するため、係員の遠隔操作により遊技媒体貸出装置の前面より金庫を引き出して紙幣の回収を行うようにしたものが提案された(例えば、特許文献1参照)。
特開2005−124638号公報
この遊技媒体貸出装置では、前面に紙幣投入口を有する紙幣収納ユニットが前後方向に移動可能に組み付けられている。前記紙幣収納ユニットの内部には紙幣識別部と紙幣収納部(金庫)とが設けられている。遠隔操作により解錠操作信号が送られてくると、解錠動作して紙幣収納ユニットが前方へ突出する。
しかしながら、上記した構成の遊技媒体貸出装置では、紙幣の回収を可能かつ容易とするために、紙幣収納部が見える位置まで紙幣収納ユニットを前方へ突出させ。そのため、紙幣識別部および紙幣収納部を含む構成全体が衆目に晒され、内部機構の主要部が露出する結果となり、防犯上の観点から決して好ましいものではなかった。
この発明は、上記した問題に着目してなされたもので、紙幣識別部は露出させず、紙幣収納部のみを前方へ突出させることにより、防犯上優れた遊技媒体貸出装置を提供することを目的とする。
この発明による遊技媒体貸出装置は、遊技の実行に遊技媒体を介在させる遊技機に隣接した状態で配備されるものであり、前面に紙幣投入口とその下方または上方に紙幣回収口とを備えるとともに、前記紙幣投入口の内側に紙幣処理部、前記紙幣回収口の内側に紙幣収納部がそれぞれ配置されている。
前記紙幣処理部には、紙幣投入口へ投入された紙幣を取り込む紙幣取込機構と、取り込まれた紙幣の適否を判別する紙幣識別器と、適正判別された紙幣を前記紙幣収納部へ搬送する紙幣搬送機構とが設けられ、前記紙幣収納部には、前記紙幣回収口に対して進退可能に配備され前記紙幣処理部より搬送された紙幣を取り込みかつ収納することが可能な金庫と、前記金庫を前記紙幣回収口に向けて付勢する付勢機構と、前記紙幣回収口に開閉可能に設けられる蓋と、蓋を閉じた状態に保持し解錠動作により蓋を開放可能とするロック機構とが設けられている。
この発明の上記した構成において、紙幣回収口は紙幣投入口のすぐ真下に設けるのが望ましいが、適当な距離を隔てて設けてもよく、また、紙幣投入口の上方側に設けてもよい。「紙幣識別器」は一般にビルバリと呼ばれ、紙幣の真偽や金種を判別する。「紙幣取込機構」および「紙幣搬送機構」はローラ、ベルトなどを用いて構成される。また、「付勢手段」はばねや弾性体などを用いて構成される。
上記した構成の遊技媒体貸出装置において、紙幣投入口に紙幣が投入されると、その紙幣は紙幣処理部の紙幣取込機構により内部に取り込まれ、紙幣識別器により真偽や金種が判別される。適正判別された紙幣は紙幣搬送機構によりその下方または上方の紙幣収納部へ搬送される。紙幣処理部より搬送されてきた紙幣は金庫に取り込まれて収納される。
つぎに、金庫に収納された紙幣を回収するには、外部からの解錠操作信号などによりロック機構を解錠動作させ、蓋を開放可能とする。金庫は付勢機構により紙幣回収口に向けて付勢されているので、解錠によって蓋が押し開かれて金庫が紙幣回収口より突出する。これにより金庫から紙幣を回収することが可能となる。
この発明の好ましい実施態様においては、前記ロック機構は、遠隔制御装置からの解錠操作信号を受信することにより解錠動作するものである。この実施態様によると、鍵を鍵穴へ差し込んで回すような操作を行うことなく、遠隔操作によりロック解除して金庫を引き出すことができるので、紙幣の回収作業を効率化できる。
なお、ロック機構は、必ずしも遠隔操作によって解錠するものに限らず、鍵操作により解錠するものを用いることもできる。また、各遊技媒体貸出装置が接続される管理装置において、全てまたは一部の遊技媒体貸出装置へ解錠操作信号を送信して解錠させることもできる。
また、この発明の好ましい実施態様においては、前記蓋は、前方へ起伏して開閉するように下端部が金庫の前端の下端部に枢支されている。この実施態様によると、蓋は金庫の進退動作と一体に開閉動作させることができる。また開放時、蓋は金庫によって支持されるので、蓋を紛失するおそれもない。
この発明によると、紙幣識別器は露出させず、金庫のみを前方へ突出させるので、紙幣処理部および紙幣収納部を含む構成全体が衆目に晒されることがなく、内部機構の主要部が露出するのを防止でき、防犯上優れた遊技媒体貸出装置が得られる。
図1および図2は、この発明の一実施例である遊技媒体貸出装置の外観とその構成を示すもので、図1が稼働時の状態を、図2が紙幣回収時の状態を、それぞれ示している。
図示例の遊技媒体貸出装置は、パチンコ機やスロットマシンのような遊技機(図示せず。)に一方または両方の側面が隣接した状態で配備されるもので、紙幣aの投入を受け付けて記録媒体bを発行して放出した後、その記録媒体bの挿入を受け付けて隣接する左右いずれかの遊技機へ遊技媒体の貸出処理を行うものである。
前記記録媒体bはICチップが埋め込まれた棒状のスティック体であり、この記録媒体bを後述する記録媒体挿排口14A,14Bへ挿入すると、前記ICチップと遊技媒体貸出装置内のリードライター97A,97B(図9参照)とはアンテナ(図示せず。)を介して貸出情報の送受信が可能となる。
なお、この発明は、紙幣の投入を受け付けて遊技媒体を直接外部へ放出する方式のものや、紙幣の投入を受け付けて記録媒体を発行することなく隣接する遊技機へ直接遊技媒体を貸し出す方式のものにも適用できる。また、記録媒体bはスティック状のものに限らず、カード状のもの、メダル状のものなど、種々の形態のものを用いることができる。
図示例の遊技媒体貸出装置は、縦に長く幅の狭い筐体1を有し、筐体1の前面に、紙幣aを縦向きにして受け付けるスリット状の紙幣投入口10と、矩形状の蓋2で塞がれた貨幣回収口12とが設けられている。前記蓋2は、図2に示すように、前方への起伏により開閉するもので、蓋2の下端部が後述する金庫40の前端の下端部にピン43により枢支されている。
前記紙幣回収口12の下方には、右隣の遊技機で遊技媒体の貸出を受けるために操作される第1の操作部13Aと、左隣の遊技機で遊技媒体の貸出を受けるために操作される第2の操作部13Bとが設けられている。
第1、第2の各操作部13A,13Bには、スティック状の記録媒体bの出し入れを行うための記録媒体挿排口14A,14Bと、遊技機を指定するために紙幣の投入前に押される指定ボタン15A,15Bと、隣の遊技者からの視線を遮るための目隠し16A,16Bとがそれぞれ設けられている。なお、図中、18は紙幣aが受付可能かどうかなどを表示するためのランプ、17は情報を表示するための表示器であり、この表示器17の背後には、遠隔制御装置100からの解錠操作信号を受光する受光部が配置されている。また、11はシリンダ錠の鍵挿入孔であり、停電時などに鍵を差し込んで蓋2の開放を行うためのものである。
この実施例の遊技媒体貸出装置は、隣接する左右の遊技機に対して遊技媒体の貸出処理を行うために、筐体1の後面に、図3に示すように、左右の遊技機との間でそれぞれ信号のやりとりを行うためのハーネスケーブル110A,110Bが引き出されている。なお、ハーネスケーブル110A,110Bは、垂れ下がらないようにするため、適所が紐状の吊り具11により吊持されている。
前記筐体1の内部には、図4に示すように、紙幣投入口10の位置に対応させて紙幣処理部3が、紙幣回収口12の位置に対応させて紙幣収納部4が、それぞれ配置されている。なお、図4は、筐体1の側壁1aを破断することにより筐体1の内部を示したものである。
前記紙幣処理部3には、紙幣投入口10へ投入された紙幣aを紙幣処理部3に取り込む紙幣取込機構30と、取り込まれた紙幣aの適否を判別する紙幣識別器5と、適正判別された紙幣aを前記紙幣収納部4へ搬送する紙幣搬送機構6とが設けられている。
前記紙幣取込機構30は、モータ31を駆動源とするものであり、紙幣aの上端部を左右から挟む左右一対のベルト32,32と、紙幣aの下端部を左右から挟む左右一対のベルト33,33と、モータ31の回転を一方(例えば右側)のベルト32,33に伝達するための伝達機構34とを含んでいる。各ベルト32,33を駆動する駆動軸35上にローラ36が装着されており、前記ローラ36とモータ31により駆動されるローラ37との間に前記伝達機構34の伝導ベルト38が掛け渡されている。なお、左側のベルト32,33は走行自由な状態にあり、右側のベルト32,33との接触により従動するが、左側のベルト32,33にも駆動をかけてもよい。
前記紙幣識別器5は、上方のベルト32の近傍と下方のベルト33の近傍とにそれぞれ配置された磁気ヘッド51,52を有しており、各磁気ヘッド51,52が読み取った紙幣の磁気パターンによって紙幣の真偽および金種を判別する。
なお、図中、S1〜S3は光電センサより成る位置検出器であり、位置検出器S1,S2は紙幣aが紙幣投入口10へ挿入されたことを検出し、位置検出器S3は紙幣aが終端に達したことを検出する。位置検出器S1,S2が紙幣aを検出すると、紙幣取込機構30が始動する。また、位置検出器S3が紙幣aを検出すると、紙幣取込機構30の駆動が停止し、紙幣搬送機構6が始動する。なお、不適正であると判断された紙幣は紙幣投入口10へ返却される。
前記紙幣搬送機構6は、モータ60を駆動源とするもので、モータ60の回転が第1の伝導ベルト61により伝達される上方位置の駆動軸62と、さらに第2の伝導ベルト63により伝達される下方位置の駆動軸64と、各駆動軸62,64上にそれぞれ装着される複数個づつの駆動ローラ65,66と、各駆動ローラ65,66に対向位置させる従動ローラ67,68とで構成されている。前記従動ローラ67は、図5に示すように、駆動ローラ65との間で紙幣を挟んで紙幣収納部4へ搬送するもので、駆動ローラ65に対して接近、離間可能に構成されている。なお、図示していないが、各従動ローラ68も駆動ローラ65に対して接近、離間が可能である。
前記紙幣収納部4には、図6に示すように、前記紙幣処理部3から搬送されてきた紙幣aを取り込みかつ収納することが可能な金庫40と、前記金庫40を前記紙幣回収口12に向けてバネ力により付勢する付勢機構7と、前記紙幣回収口12に開閉可能に設けられる蓋2と、蓋2を閉じた状態に保持し遠隔制御装置100による解錠操作によって解錠動作して蓋2を開放可能な状態にするロック機構8とが設けられている。
前記金庫40は、図2に示すように、左右の支持板41,41間に複数枚の紙幣aを縦向きの姿勢で積層して収納することが可能に構成されており、前記紙幣処理部3から搬送されてきた紙幣aを取り込むことが可能なように上面が開放され、また、前部から紙幣を取り出すことが可能なように前面が開放されている。なお、金庫40の内部には、図示していないが、紙幣を幅寄せして積層するための機構が組み込まれている。
この金庫40は、水平な床板部19上に前後方向へスライド自由に支持され、前記紙幣回収口12に対して進退可能となっている。前記筐体1の両側壁1aの内側には、左右の側板部22,22がそれぞれ設けられ、各側板部22にスライド溝23がそれぞれ形成されるとともに、各スライド溝23に金庫40の両側面に突設された突軸24がそれぞれスライド自由に係合されている。
前記蓋2はその下端部が金庫40の前端の下端部に枢支されており、図6に示す金庫収納時は金庫40の前端は蓋2の手前に位置し、また、図7に示す回収時は金庫40の全長のほぼ半分近くが紙幣回収口12より突き出る。
前記した左右の側板部22にはバネ固定部71がそれぞれ設けてあり、各バネ固定部71と左右の各突軸24との間に引っ張りバネ70がそれぞれ張設されている。各引っ張りバネ70は、前記金庫40を前記紙幣回収口12に向けて付勢するための付勢機構7を構成している。
前記ロック機構8は、蓋2の内面の上端部両側に設けられた左右の係合凹部21,21と、昇降動作により上端のフック部81が各係合凹部21,21に係脱する左右一対の中空のロック棒80,80と、ロック棒80,80の中空内部に上端部が挿入されロック棒80を上下動自由に支持する左右の支持軸82と、各ロック棒80を上方へそれぞれ付勢する左右の圧縮バネ83と、揺動により前記支持軸82を上下動させる左右の揺動部材84と、各揺動部材84を揺動させる左右のソレノイド85とで構成されている。各ソレノイド85は前記床板部19上に設置されている。
蓋2を閉じた図6の金庫収納状態のとき、左右の揺動部材84は起き上がり、各ロック棒80のフック部81は左右の係合凹部21にそれぞれ係合し、蓋2は閉じた状態に保持される。遠隔制御装置100からの解錠操作信号を受信したとき、左右のソレノイド85が駆動されて揺動部材84が揺動し、各ロック棒80が引き下げられてフック部81が係合凹部21より脱出する。これにより蓋2は付勢機構7により付勢された金庫40によって押し開かれる(図7)。
なお、金庫40を押し込んで蓋2を閉じると、係合凹部21の近傍に形成されたテーパ状の押圧面86によりロック棒80のフック部81が圧縮バネ83のバネ力に抗して押し下げられ、その後、フック部81が圧縮バネ83の復元力を受けて係合凹部21に係合する。これにより蓋2は閉じた状態に保持される。
なお、図示していないが、蓋2の開閉状態は、筐体1と蓋2との間に配置される開閉検知センサにより検出されるもので、その検出信号は後述するメイン基板9を介して記録媒体管理装置に送信されて管理される。
図8は、上記した遊技媒体貸出装置および遠隔制御装置100の電気的構成の概略を示している。同図中、9はメイン基板であり、装置全体の制御を実行するメインCPU90が実装されている。91は受光基板であり、前記受光部に配備された受光素子92と、メインCPU90との間で信号のやり取りを行うワンチップマイクロプロセッサである周辺機器接続制御用IC93とが実装されている。メイン基板9と受光基板91とにはそれぞれコネクタ94.95が設けてある。コネクタ94,95間はハーネスケーブル96で接続され、周辺機器接続制御用IC93とメインCPU90とが接続される。
前記遠隔制御装置100は、周辺機器接続制御用IC102により駆動される発光素子101を備えており、解錠キー103を押すと、解錠操作信号が前記受光素子92に向けて送出される。なお、図中、104は他の機能キーである。
前記解錠操作信号には、送信データとして解錠コードと店コードとが含まれている。遊技媒体貸出装置では、メインCPU90がコード照合を行い、それが一致していれば、ロック機構8に対して解錠動作を実行させる。なお、セキュリティの向上をはかるため、解錠コードは暗号化するのが望ましい。
図9は、遊技媒体貸出装置のさらに詳細な回路構成を示している。前記したメイン基板9には、前記紙幣識別器5や、第1、第2の各操作部13A,13Bの記録媒体挿排口14A,14Bに挿入された記録媒体に対する情報の読み書きを行うための記録媒体リードライター97A,97Bなどが接続されている。また、メイン基板9は中継基板99を介してホールコンピュータ、記録媒体管理装置、左右の遊技機などに接続されており、例えば、紙幣aの投入を受け付けると紙幣受付信号がホールコンピュータへ送信され、また、記録媒体bが発行されると記録媒体に関わる各種情報が記録媒体管理装置へ送信される。
さらに、閉店時などの紙幣回収時、記録媒体管理装置から各遊技媒体貸出装置へ解錠操作信号を一斉に送信することも可能であり、これにより全ての遊技媒体貸出装置において蓋2が開いて金庫40が一斉に突出する。なお、図中、98は電源基板であり、メイン基板9の対して電源を供給する。
上記した構成の遊技媒体貸出装置において、紙幣投入口10に紙幣aが投入されると、その紙幣aは紙幣処理部3の紙幣取込機構30により内部に取り込まれ、紙幣識別器5により真偽および金種の判別が行われる。適正判別された紙幣aは紙幣搬送機構6によりその下方位置の紙幣収納部4へ搬送され、紙幣収納部4の金庫40に取り込まれて収納される。
つぎに、金庫40に収納された紙幣aを回収するには、遠隔制御装置100の解錠キー103を押し、解錠操作信号を前記受光素子92に向けて送出する。遠隔制御装置100からの解錠操作信号を受光部11で受信すると、ロック棒80,80が駆動し、各係合凹部21,21より脱出する。このとき、金庫40は付勢機構7により紙幣回収口12に向けて付勢されているので、蓋2は金庫40によって押し開かれ、金庫40が紙幣回収口12より突出する。これにより金庫40から紙幣aを回収することが可能となる。
この発明の一実施例である遊技媒体貸出装置の外観を示す斜視図である。 蓋が押し開かれた状態を示す遊技媒体貸出装置の斜視図である。 遊技媒体貸出装置の背面図である。 紙幣処理部および紙幣収納部の内部構造を示す側壁の一部を破断した側面図である。 紙幣搬送機構における駆動ローラと従動ローラとを示す断面図である。 蓋が閉まった状態を示す側壁の一部を破断した側面図である。 蓋が開いた状態を示す側壁の一部を破断した側面図である。 遊技媒体貸出装置および遠隔制御装置の電気的構成の概略を示すブロック図である。 遊技媒体貸出装置の回路構成を示すブロック図である。
符号の説明
2 蓋
3 紙幣処理部
4 紙幣収納部
5 紙幣識別器
7 付勢機構
8 ロック機構
10 紙幣投入口
12 紙幣回収口
30 紙幣取込機構
40 金庫

Claims (3)

  1. 遊技の実行に遊技媒体を介在させる遊技機に隣接した状態で配備される遊技媒体貸出装置であって、
    前面に紙幣投入口とその下方または上方に紙幣回収口とを備えるとともに、前記紙幣投入口の内側に紙幣処理部、前記紙幣回収口の内側に紙幣収納部がそれぞれ配置され、
    前記紙幣処理部には、紙幣投入口へ投入された紙幣を取り込む紙幣取込機構と、取り込まれた紙幣の適否を判別する紙幣識別器と、適正判別された紙幣を前記紙幣収納部へ搬送する紙幣搬送機構とが設けられ、
    前記紙幣収納部には、前記紙幣回収口に対して進退可能に配備され前記紙幣処理部より搬送された紙幣を取り込みかつ収納することが可能な金庫と、前記金庫を前記紙幣回収口に向けて付勢する付勢機構と、前記紙幣回収口に開閉可能に設けられる蓋と、蓋を閉じた状態に保持し解錠動作により蓋を開放可能とするロック機構とが設けられて成る遊技媒体貸出装置。
  2. 前記ロック機構は、遠隔制御装置からの解錠操作信号を受信することにより解錠動作するものである請求項1に記載された遊技媒体貸出装置。
  3. 前記蓋は、前方へ起伏して開閉するように下端部が金庫の前端の下端部に枢支されている請求項1に記載された遊技媒体貸出装置。
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