JP7295822B2 - 紙葉類搬送システム - Google Patents

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本発明は、紙葉類を空気流で搬送する紙葉類搬送システムに関する。
紙葉類を空気流で搬送する紙葉類搬送装置は、ベルト方式やローラ方式に比べて搬送レイアウトの自由度が高いことなどから小型化に適しているとともにランニングコストを抑えて運用できるので、遊技場などに積極的に導入されている(特許文献1:特許第4130697号公報)。一例として、遊技場におけるホール内の遊技機グループ毎に配設された送り込み装置から搬送管内に送り込まれた紙幣等の紙葉類は、空気流で搬送されて、出入りが制限された部屋(金庫室)内に配設された金庫群にそれぞれ収容される。金庫室への出入りを許可された従業員等は、鍵によって金庫群の金庫を一台一台解錠し、各金庫内にそれぞれ収容された紙葉類を回収する。
特許第4130697号公報
しかしながら、従業員等が、鍵によって多数の金庫を一台一台解錠する作業は非常に煩雑である。また、金庫群をグループ分けして紙葉類を回収する場合があり、従業員等が、多数の金庫をグループ分けして解錠しつつ現金を扱うことはさらに骨の折れる作業であり、ヒューマンエラーを誘発しやすい。そのため、ダブルチェックなどの対策が必要になって、人件費が嵩むなどの問題がある。
本発明は、上記事情に鑑みてなされ、金庫群の解錠作業を簡素化しつつ、選択された金庫を解錠することが可能な構成の紙葉類搬送システムを提供することを目的とする。
一実施形態として、以下に開示するような解決手段により、前記課題を解決する。
本発明の紙葉類搬送システムは、紙葉類を空気流で搬送する搬送管と、前記紙葉類を前記搬送管の内部に送り込む送り込み装置と、前記搬送管の内部に空気流を生じさせる空気流発生装置とを有する紙葉類搬送装置が複数配設されているとともに、前記搬送管と接続されて前記紙葉類を収容する筐体と、前記筐体に取り付けられた開閉扉と、前記開閉扉の施錠動作および解錠動作を行う施錠部と、前記施錠部の動作を制御するコントローラとを有する金庫が複数配設されて、前記金庫が前記コントローラをそれぞれ収容した状態で金庫室に配設されつつ、前記コントローラが互いにネットワーク接続されており、前記コントローラのうちの一つから送信された指令によって前記金庫のうちの前記指令を受信した一つ以上が前記解錠動作を行う構成であることを特徴とする。
この構成によれば、各金庫に配されたコントローラのうちの一つによって選択された金庫を解錠することができる。また、一つのコントローラからの指令によって選択された複数の金庫を解錠することができる。さらに、一つのコントローラからの指令によってすべての金庫を解錠することができる。
前記コントローラは、それぞれ所定のグループに属するように予め設定登録されており、前記グループの範囲内で前記金庫が前記解錠動作を行う構成であることが好ましい。この構成によれば、同一グループに属するコントローラのうちの一つによって同一グループに属する選択された金庫を解錠することができる。また、一つのコントローラからの指令によって同一グループに属する選択された複数の金庫を解錠することができる。さらに、一つのコントローラからの指令によって同一グループに属するすべての金庫を解錠することができる一例として、前記指令を中継するハブと、前記指令のトリガーとなる操作を行う解錠ボックスを備え、前記解錠ボックスは、前記金庫が配設された棚に外付けされつつ、前記ハブを介して前記コントローラにネットワーク接続されており、前記解錠ボックスの操作によって前記金庫が一斉解錠可能な構成である。これにより、前記指令を一斉送信することが容易にできる。一例として、前記指令のトリガーとなる操作を行う端末がネットワーク接続されており、前記端末の操作によって前記指令が送信される構成である。これにより、前記指令を外部から制御することが容易にできる。一例として、前記金庫のうちの一つを解錠して前記コントローラのうちの露出した一つにおける操作パネルを操作することで前記指令が送信されて前記金庫が一斉解錠可能な構成である。一例として、前記施錠部は前記解錠動作を行うソレノイドと、前記ソレノイドと連動して前記開閉扉の片側を押す方向に作用するプッシャー機構とを有しており、前記ソレノイドによって前記解錠動作が行われると同時に前記プッシャー機構によって前記開閉扉の片側が半開き状態になって前記金庫の内部が負圧になることを防止する構成である。これにより、従業員は解錠したことが容易に視認できて、尚且つ、開閉扉が少し開いていることで金庫の内部が負圧になって意図せずに閉じることが防止できる。
本発明の紙葉類搬送システムによれば、金庫群の解錠作業が簡素化されるとともに、選択された金庫を解錠することができる。この紙葉類搬送システムを採用することで、ヒューマンエラーを防止しつつ、解錠に係る労力が大幅に削減できる。
図1A~図1Bはそれぞれ本発明の実施形態に係る紙葉類搬送システムの一例を示す概略の構成図である。 図2A~図2Bはそれぞれ本実施形態におけるコントローラおよびハブの接続の一例を示す構成図である。 図3A~図3Cはそれぞれ本実施形態における金庫および周辺機器の一例を示す概略の構成図である。 図4A~図4Dはそれぞれ本実施形態における施錠部の一例を示す概略の構成図である。 図5A~図5Bはそれぞれ本実施形態における金庫の解錠動作手順の一例を示す概略のフローチャート図である。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態について詳しく説明する。図1A~図1Bはそれぞれ本発明の実施形態に係る紙葉類搬送システム1の一例を示す概略の構成図である。図1Aは平面視の図であり、図1Bは側面視の図である。本実施形態の紙葉類搬送システム1は、ホール51、金庫室52及び事務室53を有する商業施設に適用される。なお、実施形態を説明するための全図において、同一の機能を有する部材には同一の符号を付し、その繰り返しの説明は省略する場合がある。
図1A~図1Bに示すように、紙葉類搬送システム1は、ホール51に紙葉類搬送装置2が複数配設されているとともに、金庫室52に金庫4が複数配設されている構成である。この例では、金庫室52は事務室53からのみ出入り可能となっており、セキュリティを高めている。遊技台が複数並んでいる列を島54として、平面視で、ホール51に島54が複数配設されている。そして、島54毎に紙葉類搬送装置2が配設されており、また、紙葉類搬送装置2毎に金庫4が接続されている。
紙葉類搬送装置2は、紙幣などの紙葉類25を空気流9aで搬送する中空の搬送管7と、紙葉類25を搬送管7の内部に送り込む送り込み装置8と、搬送管7の内部に空気流9aを生じさせる空気流発生装置9と搬送制御ユニット3とを有している。搬送管7は立体的に配管されており、目立たないように上方に配置されている箇所がある。そのため、ブースタユニットを用いて紙葉類25をリフトアップする。この例では、金庫4と島54とを一対一で対応させている。これにより、空気流9aに伴う圧力変動が所定範囲内に収まるので、空気圧の圧力バランスが維持できる。なお、紙葉類搬送装置2の構成としては、上述の特許文献1など既知の技術が適用できる。
搬送制御ユニット3は、内蔵ファンによって搬送管7の内部への送風の制御を行い、また、紙葉類25の送り込み装置8から搬送管7への放出の制御を行う。そして、対応する金庫4の状態表示およびエラー表示を行う。
各金庫4は、ホール51と壁で隔離された金庫室52に集合して配設される。金庫4は、紙葉類25を収容する筐体11と、筐体11に蝶番によって取り付けられた開閉扉12と、開閉扉12の施錠動作および解錠動作を行う施錠部13と、施錠部13の動作を制御するコントローラ5とを有しており、筐体11と搬送管7とが接続されている構成である。そして、金庫4は互いにネットワーク接続されている。
図2A~図2Bはそれぞれ本実施形態における搬送制御ユニット3、コントローラ5及びハブ6の接続例を示す構成図である。この例では、複数の搬送制御ユニット3a、3b、3c、3d、3e、3f、3gと、複数のコントローラ5a、5b、5c、5d、5e、5f、5gとがハブ6を介してネットワーク接続されている。ハブ6は、一例として、スイッチングハブである。ネットワーク接続の方式としては、有線LAN、無線LAN、Ethernet、その他既知の信号接続方式が挙げられ、既知の通信プロトコルが適用できる。なお、上記の構成に限定されず、ルータ、ハブ、スイッチのいずれか一種またはいずれか一種以上の組み合わせによって必要なネットワーク接続を構成することができる。
図2Aの例は、複数のコントローラ5(5a、5b、5c、5d、5e、5f、5g)のうちの一つから送信された指令によって前記金庫のうちの前記指令を受信した一つ以上が前記解錠動作を行う構成である。各コントローラ5はそれぞれ所定のグループに属するように設定登録されている。この例では、すべてのコントローラ5a、5b、5c、5d、5e、5f、5gが属しているのはグループG1である。また、コントローラ5a、5b、5c、5dが属しているのはグループG1aである。そして、コントローラ5e、5f、5gが属しているのはグループG1bである。
各コントローラ5を予め所定のグループに属するように設定登録しておくことで、前記グループ毎に前記解錠動作を行う構成にできる。例えば、グループG1を選択することで、すべてのコントローラ5a、5b、5c、5d、5e、5f、5gのうちの一つによって、すべての金庫4を一斉解錠することができる。例えば、グループG1aを選択することで、コントローラ5a、5b、5c、5dのうちの一つによって、グループG1aに属している金庫4を一斉解錠することができる。一方、それ以外のグループG1bに属している金庫4は解錠されない。例えば、グループG1bを選択することで、コントローラ5e、5f、5gのうちの一つによって、グループG1bに属している金庫4を一斉解錠することができる。一方、それ以外のグループG1aに属している金庫4は解錠されない。このようにすることで、複数のコントローラ5のうちの任意の一つから送信した指令を、当該指令を送信した一つ以外のすべてのコントローラ5が受信する比較的単純な回線構成を採用しつつ、設定登録したグループ単位で金庫4の解錠動作を行う高度な管理ができる。
図2Bの例は、複数のコントローラ5(5a、5b、5c、5d、5e、5f、5g)のうちの一つから送信された指令によって前記金庫のうちの前記指令を受信した一つ以上が前記解錠動作を行う構成であるとともに、前記指令のトリガーとなる操作を行う端末17がハブ6を介してネットワーク接続されており、端末17の操作によって前記指令が送信される構成である。端末17の形態としては、金庫4など所定箇所に外付けされた解錠ボックスの場合があり、携帯可能な解錠ボックスの場合がある。また、スマートフォンなど既知の携帯情報端末に端末17の機能を持たせることも可能である。
図3A~図3Cはそれぞれ本実施形態における金庫4および周辺機器の一例を示す概略の構成図である。図3A~図3Cの例は、コントローラ5が金庫4の筐体11に収容されており、開閉扉12を閉めると施錠部13によって筐体11と開閉扉12とが施錠される構成である。
図3Aの例は、前記指令のトリガーとなる操作が可能な入力部がコントローラ5に備わっており、入力部に配された鍵、押釦、テンキー、電波受信ユニットのいずれか一種またはいずれか二種以上の組み合わせによって操作する構成である。従業員が所持する鍵で所定の金庫4を解錠し、露出したコントローラ5の操作パネルを操作して、複数の金庫4のうちの選択した特定の金庫に対して解錠の指令を送信する。複数のコントローラ5のうちの前記指令を受信した特定のコントローラは当該コントローラが属する特定の金庫の施錠部を解錠する制御を行う。または、露出したコントローラ5の操作パネルを操作して、すでに解錠された金庫4以外のすべての金庫4に対して一斉解錠の指令を送信する。
図3Bの例は、端末17の形態として、シリンダー錠17aと押釦17bとが配された解錠ボックス17が金庫4の棚に外付けされている構成である。従業員が所持する鍵で解錠ボックス17におけるシリンダー錠17aを回動させることによって押釦17bを作動可能にした後、押釦17bを押すと、解錠ボックス17に内蔵された通信回路が作動し、配下の金庫4に対して一斉解錠の指令を送信する。前記指令を受信したコントローラ5は当該コントローラが属する金庫4の施錠部13を解錠する。または、押釦17bに代えたテンキーによって、所定のコードを入力すると、解錠ボックス17に内蔵された通信回路が作動し、複数の金庫4のうちの選択した特定の金庫に対して解錠の指令を送信する。複数のコントローラ5のうちの前記指令を受信した特定のコントローラは当該コントローラが属する特定の金庫の施錠部を解錠する制御を行う。
図3Cの例は、端末17の形態として、RFリーダなどの電波受信ユニット17cとテンキー17dとが配された解錠ボックス17が金庫4の棚に外付けされている構成である。従業員が所持するICカードで電波受信ユニット17cを起動させることによってテンキー17dを作動可能にした後、テンキー17dで解錠したい金庫4の番号を入力すると、解錠ボックス17に内蔵された通信回路が作動し、指定された特定の金庫4に対して解錠の指令を送信する。前記指令を受信した特定のコントローラ5は当該コントローラが属する特定の金庫4の施錠部13を解錠する制御を行う。または、テンキー17dですべての金庫4を一斉解錠する。
図4A~図4Dはそれぞれ本実施形態における施錠部13の一例を示す概略の構成図である。図4A~図4Dの例は、金庫4の開閉扉12に鍵部21が取り付け固定されており、且つ、金庫4の筐体11にロックユニット22が取り付け固定されている構成である。
図4Aは、シリンダー構造の鍵部21とボックス構造のロックユニット22とが施錠された状態を示す例である。鍵部21には軸上にロック板23が取り付けられており、ロックユニット22にはロック爪24が内蔵されている。そして、ロック爪24を動かすソレノイド16がロックユニット22に内蔵されている。つまり、鍵部21に配されたロック板23とロックユニット22に配されたロック爪24とが係合して施錠する。そして、ロック板23からロック爪24が外れて解錠する。
図4Bは、手動で解錠し、そして施錠する動作を示す例である。従業員が所持する鍵で鍵部21のシリンダーをc1方向に回すとロック板23からロック爪24が外れて解錠するので、従業員は開閉扉12をa1方向に引いて開ける。そして、施錠する際は、開閉扉12をa1方向と逆方向に押して閉めてから、従業員が鍵で鍵部21のシリンダーをc1方向と逆方向に回して施錠する。
図4Cは、ソレノイド16によって解錠し、そして施錠する動作を示す例である。この例は、ソレノイド16と連動する板状の押出部18aを有することによって、開閉扉12の片側を押す方向に作用するプッシャー機構を備えた構成である。板状の押出部18aは、ギヤ、リンク、カム、その他既知のメカ機構によってソレノイド16と連動させることができる。解錠時は、コントローラ5からの制御信号によってソレノイド16が作動してロック爪24がc2方向に動いて、ロック板23からロック爪24が外れて解錠する。それと同時に、板状の押出部18aがソレノイド16と連動してa1方向に動いて開閉扉12の片側を押して半開き状態にする。解錠時に開閉扉12が半開き状態になることで、従業員は解錠したことが容易に視認できる。また、開閉扉12が少し開いていることで筐体11の内部が負圧になって意図せずに閉じることが防止できる。施錠時は、開閉扉12を閉めると、付勢手段(不図示)によってc2方向と逆方向に付勢されたロック爪24がロック板23に係合して施錠する。
図4Dは、ソレノイド16によって解錠し、そして施錠する動作を示す例である。この例は、棒状の押出部18bの軸上にコイルバネ15が配されていることによって、開閉扉12の片側を押す方向に作用するプッシャー機構を備えた構成である。この例は、棒とバネの比較的単純な組み合わせで開閉扉12の片側を押す方向に付勢させておくことで、所望の動作が可能になる。解錠時は、コントローラ5からの制御信号によってソレノイド16が作動してロック爪24がc2方向に動いて、ロック板23からロック爪24が外れて解錠する。それと同時に、棒状の押出部18bがコイルバネ15によってa1方向に動いて開閉扉12の片側を押して半開き状態にする。解錠時に開閉扉12が半開き状態になることで、従業員は解錠したことが容易に視認できる。また、開閉扉12が少し開いていることで筐体11の内部が負圧になって意図せずに閉じることが防止できる。施錠時は、開閉扉12を閉めると、付勢手段(不図示)によってc2方向と逆方向に付勢されたロック爪24がロック板23に係合して施錠する。
図5A~図5Bは本実施形態における金庫4の解錠動作の一例を示す概略のフローチャート図である。いずれの場合も、コントローラ5が解錠可否を判断し、そして、金庫4が解錠する。
図5Aの例は、金庫4のいずれか一つを解錠する解錠ステップS1と、金庫4に収容されたコントローラ5を操作して指令を送出する指令送出ステップS2と、複数の金庫4それぞれに収容されたコントローラ5が解錠可否を判断する解錠可否判断ステップS4と、解錠可否判断ステップS4において解錠可と判断された場合に、複数の金庫4それぞれに収容されたコントローラ5の制御によって施錠部13が解錠動作する解錠動作ステップS5の順に解錠動作する。
図5Bの例は、金庫4の外部に配された解錠ボックス17を操作して指令を送出する指令送出ステップS3と、複数の金庫4それぞれに収容されたコントローラ5が解錠可否を判断する解錠可否判断ステップS4と、解錠可否判断ステップS4において解錠可と判断された場合に、複数の金庫4それぞれに収容されたコントローラ5の制御によって施錠部13が解錠動作する解錠動作ステップS5の順に解錠動作する。
上述の実施形態は、コントローラ5が解錠可否を判断し、そして、金庫4が解錠する構成であるので、例えば、スマートフォンなど既知の携帯情報端末に所定のアプリをインストールすることによって端末17の機能の一部を持たせて、そして、端末17の機能を持たせた携帯情報端末で起動したアプリによって電波受信ユニット17cを作動させるとともに解錠したい特定の金庫4の番号をデータ転送し、解錠ボックス17に内蔵された通信回路を作動させて、複数の金庫4のうちの選択した特定の金庫に対して解錠の指令を送信して、複数のコントローラ5のうちの前記指令を受信した特定のコントローラによって当該コントローラが属する特定の金庫の施錠部を解錠する制御を行う構成にすることができる。
また例えば、モバイルコンピュータなど既知の携帯情報端末に所定のコンピュータプログラムをインストールすることによって端末17の機能の一部を持たせて、そして、端末17の機能を持たせた携帯情報端末で起動したコンピュータプログラムによって電波受信ユニット17cを作動させるとともに一斉解錠したい場合のコードをデータ転送し、配下の金庫4に対して一斉解錠の指令を送信することができる。
このように、本発明は、上述した実施の形態に限定されるものではない。
1 紙葉類搬送システム
2 紙葉類搬送装置
3 搬送制御ユニット
4 金庫
5 コントローラ
6 ハブ
7 搬送管
8 送り込み装置
9 空気流発生装置、9a 空気流
11 筐体
12 開閉扉
13 施錠部
14 入力部
15 コイルバネ
16 ソレノイド
17 端末(解錠ボックス)
18a、18b 押出部
21 鍵部
22 ロックユニット
23 ロック板
24 ロック爪
25 紙葉類
51 ホール
52 金庫室
53 事務室
54 島
G1、G1a、G1b グループ

Claims (5)

  1. 紙葉類を空気流で搬送する搬送管と、前記紙葉類を前記搬送管の内部に送り込む送り込み装置と、前記搬送管の内部に空気流を生じさせる空気流発生装置とを有する紙葉類搬送装置が複数配設されているとともに、前記搬送管と接続されて前記紙葉類を収容する筐体と、前記筐体に取り付けられた開閉扉と、前記開閉扉の施錠動作および解錠動作を行う施錠部と、前記施錠部の動作を制御するコントローラとを有する金庫が複数配設されて、前記金庫が前記コントローラをそれぞれ収容した状態で金庫室に配設されつつ、前記コントローラが互いにネットワーク接続されており、
    前記コントローラのうちの一つから送信された指令によって前記金庫のうちの前記指令を受信した一つ以上が前記解錠動作を行う構成であること
    を特徴とする紙葉類搬送システム。
  2. 前記コントローラは、それぞれ所定のグループに属するように予め設定登録されており、
    前記グループの範囲内で前記金庫が前記解錠動作を行う構成であること
    を特徴とする請求項1記載の紙葉類搬送システム。
  3. 前記指令を中継するハブと、前記指令のトリガーとなる操作を行う解錠ボックスを備え
    前記解錠ボックスは、前記金庫が配設された棚に外付けされつつ、前記ハブを介して前記コントローラにネットワーク接続されており、
    前記解錠ボックスの操作によって前記金庫が一斉解錠可能な構成であること
    を特徴とする請求項1記載の紙葉類搬送システム。
  4. 前記金庫のうちの一つを解錠して前記コントローラのうちの露出した一つにおける操作パネルを操作することで前記指令が送信されて前記金庫が一斉解錠可能な構成であること
    を特徴とする請求項1に記載の紙葉類搬送システム。
  5. 前記施錠部は前記解錠動作を行うソレノイドと、前記ソレノイドと連動して前記開閉扉の片側を押す方向に作用するプッシャー機構とを有しており、
    前記ソレノイドによって前記解錠動作が行われると同時に前記プッシャー機構によって前記開閉扉の片側が半開き状態になって前記金庫の内部が負圧になることを防止する構成であること
    を特徴とする請求項1~4のいずれか一項記載の紙葉類搬送システム。
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