JP2005332217A - 金庫付紙幣識別機 - Google Patents

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Mitsuaki Matsuzawa
光明 松澤
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Abstract

【課題】 開閉扉を施錠したままで金庫内に残留紙幣があるかどうか判断できるようにした金庫付紙幣識別機を提供する。
【解決手段】 金庫4内の残留紙幣を検知するセンサ13を設け、残留紙幣がある場合は、その旨を外部に表示する表示ランプ12を配置して、この表示ランプ12の表示に従って回収作業を行う。これにより、遊技場の店員や、自販機のオペレータは金庫4内の残留紙幣を回収するために金庫を開く必要があるかどうかの判断ができる。
【選択図】 図1

Description

この発明は、紙幣挿入口から挿入された紙幣を収納する金庫を備え、金庫に搬送される途中の紙幣の真偽判定を行う金庫付紙幣識別機に関し、特に、紙幣回収作業を補助する機能を持つ金庫付紙幣識別機に関する。
金庫付紙幣識別機は、両替機、玉貸機や自販機等に搭載されるものであって、例えばパチンコ店などの遊技場においては、玉貸機と一体に搭載して使用されている。
図3は、従来の金庫付紙幣識別機の構成を示す図である。
この金庫付紙幣識別機10は、図示しない玉貸機と一体に搭載されており、筐体正面に紙幣挿入口1が設けられている。玉貸機では、紙幣挿入口1から投入された紙幣金額に見合うパチンコ玉を吐き出すとともに、紙幣を搬送機構2により搬送通路3に沿って搬送し、金庫4内に格納するものである。
搬送機構2は、駆動ローラ21と、複数の従動ローラ22と、これらのローラ21,22に掛け渡された搬送ベルト23とから構成されており、搬送通路3の途中に設けられた識別部5では、搬送された紙幣の真贋を判定している。識別部5において贋券と判断された紙幣については、搬送ベルト23を逆転させるなどして紙幣挿入口1まで返却される。また、識別部5で真券と判断された紙幣は、図示しないマイコンからの収金指令によって、搬送通路3をさらに識別部5から札ガイド6a,6bの間まで搬送される。
札ガイド6a,6bの間に達した紙幣は、収金指令に連動して下方に移動する押込み機構7によって、搬送通路3からその下部に設けられた金庫4に押し込まれる。金庫4内には、スプリング8を備えた押え板9が設けられており、金庫4内の紙幣を札ガイド6b側に押し付けるとともに、この押え板9によって収納された紙幣を整列した状態に積み上げることができる。なお、この金庫付紙幣識別機10には施錠可能な開閉扉11が設けられ、金庫4内部の紙幣を回収する際には開扉される。
ところで、遊技場などでは、その営業終了時に金庫付紙幣識別機10から紙幣をすべて回収して、売上げ計算が行われている。従来の金庫付紙幣識別機10には、その金庫4内に収納された紙幣の枚数をマイコンで記憶することによって、それが搭載されている玉貸機における売上げデータを店内に別置された主制御部に適宜に送信するようにしているものがある。金庫付紙幣識別機10には、そこに収納されている紙幣の枚数を記憶して、そのデータを主制御部に送信して収納金額を計数する機能を有するものもある。
そのような金庫付紙幣識別機10では、開閉扉11の開閉操作によって、記憶データがクリアされるようになっているが、一回でも金庫4の開閉操作を行った後は、紙幣がすべて回収されたかどうかについては、紙幣識別機側で認識するような機能を備えていなかった。そのため、パチンコ店の店員や自販機のオペレータは紙幣回収作業にあたって、最終的にすべての金庫4の開閉扉11を開放して残留紙幣の有無を確認し、売上げデータと回収された金額とを照合する必要があった。
特許文献1には、金融機関等において用いられる紙幣入出金機であって、金種別に紙幣が収納されるカセットのそれぞれを、紙幣の存在しないカセットかどうかを目視し得るように開扉状態とすることによって、空のカセットを無駄に運搬することがないようにした発明の記載がある。
特開平8−263719号公報(段落番号〔0007〕〜〔0012〕)
遊技場における金庫付紙幣識別機は、パチンコ店のように一つの店舗だけで100台以上が設置されている場合もあり、閉店時の紙幣回収作業では、それぞれに施錠されている開閉扉を解錠し、かつ開放することで金庫内部の残留紙幣の有無を確認しなければならなかった。
しかも、開扉された金庫は、紙幣回収作業とその確認の後には再び施錠されなくてはならないから、遊技場での現金処理は相当な人力や時間が必要であるとともに、その作業効率が悪いといった問題があった。
自販機においても、紙幣回収作業には同様の問題があった。すなわち、金庫付紙幣識別機を備えた自販機では、一般に、一人のオペレータが複数箇所に設置された自販機のメンテナンスや現金回収を担当している。そこで、自販機からの紙幣回収や物品補給、点検などを行うオペレータにとっては、いちいち金庫を解錠して開閉扉を開けずに紙幣の有無を確認できることが好ましい。
この発明は、こうした問題を解決するためになされたものであって、開閉扉を施錠したままで金庫内に残留紙幣があるかどうか判断できるようにした金庫付紙幣識別機を提供することを目的にしている。
この発明によれば、紙幣挿入口から挿入された紙幣を収納する金庫を備え、前記金庫に搬送される途中の紙幣の真偽判定を行う金庫付紙幣識別機を提供できる。この金庫付紙幣識別機は、前記金庫内の紙幣の有無を検知する検知手段と、外部から目視可能な位置に設けられ、前記検知手段により検出された紙幣の有無を表示する表示手段とを備え、前記金庫から収納紙幣を回収する際、前記表示手段における表示にしたがって、回収作業を行うようにしたことを特徴とする。
また、紙幣挿入口から挿入された紙幣を収納する金庫を備え、前記金庫に搬送される途中の紙幣の真偽判定を行う金庫付紙幣識別機において、前記金庫内の紙幣の有無を検知する検知手段と、前記検知手段により検出された紙幣の有無に応じて、通常は施錠された前記金庫の扉を解錠する施解錠手段と、を備え、前記金庫から収納紙幣を回収する際、前記施解錠手段により解錠された金庫につき回収作業を行うようにしたことを特徴とする金庫付紙幣識別機を提供できる。
紙幣挿入口から挿入された紙幣を搬送して金庫に収納した後に、その回収作業において金庫内の残留紙幣を検知して、紙幣識別機の外部で金庫内に残留紙幣があることを表示したので、金庫付紙幣識別機における紙幣回収作業を補助するような表示動作を行うことができる。しかも、紙幣識別機のうち紙幣回収の必要がない空の金庫については、扉を開けて内部を確認しなくてもよくなるから、店員やオペレータの紙幣回収効率を高めることが可能になる。しがたって、両替機、玉貸機や自販機等からの紙幣回収作業を容易とし、かつその作業時間も短くできる利点がある。
以下、この発明の実施の形態を、図面を参照して詳細に説明する。図1は、この発明の実施の形態に係る金庫付紙幣識別機を示す側面図、上面図、および正面図である。
同図(a)の側面図、および同図(c)の正面図に示すように、金庫付紙幣識別機100の正面に設けた紙幣挿入口1に近接した位置に表示ランプ12が設けられ、金庫4内の紙幣の有無を知らせるようにしている。また、金庫付紙幣識別機100内で金庫4の押え板9と向かい合う位置にある札ガイド6bには、センサ13が配置されている。このセンサ13は、金庫4内での紙幣の有無を検知するものであって、反射型センサあるいは透過型センサによって構成できる。
図1(b)の上面図、および同図(c)の正面図に示すように、図示しない紙幣が押え板9によって押し付けられると、紙幣が札ガイド6bと接触するから、そこに配置されているセンサ13によって残留紙幣が検知できる。これらの表示ランプ12とセンサ13は、後述するマイコンと接続されている。なお、この金庫付紙幣識別機100の他の構成は、図3に示した従来の金庫付紙幣識別機10と同様であって、それらについては詳細な説明を省略する。
図2は、n台の金庫付紙幣識別機を主制御部と接続した制御システム構成を示すブロック図である。
各金庫付紙幣識別機101〜10nは、それぞれ表示ランプ12の点灯制御を行い、センサ13からの検知信号を処理するマイコン14を備えており、各マイコン14は搬送機構2、識別部5、および押込み機構7などの動作制御を行うとともに、バスライン15を介して主制御部16と接続されている。
各金庫付紙幣識別機101〜10nでは、挿入された紙幣が搬送機構2により搬送通路3内を搬送され、識別部5で真券か否かの判断がなされる。そして、各マイコン14からの収金指令を受信した時点で、真券とされた紙幣のみを札ガイド6a,6b間に搬送して、押込み機構7により金庫4に押し込むように動作する。このとき、スプリング8により札ガイド6bに押し付けられた押え板9によって、収納された紙幣は金庫4内で整列して積み上げられる。
金庫4に紙幣が収納されると、札ガイド6bに設けたセンサ13で札の有無を検知することができる。マイコン14では、センサ13からの検知信号が伝達されることにより、金庫4内の残留紙幣の有無を検知できる。したがって、マイコン14によって点灯された表示ランプ12を目視することによって、紙幣回収にあたる店員、あるいはオペレータ等は金庫4内の残留紙幣の有無を知ることになる。
また、各金庫付紙幣識別機101〜10nと主制御部16との間での通信データとして、金庫4の施錠と解錠の命令を設定しておけば、マイコン14から開閉扉11の施解錠操作を行うことが可能になる。その場合、主制御部16からの施錠、解錠命令を受けて、金庫4内に残留紙幣がある金庫付紙幣識別機100だけを選択して開閉扉11を解錠し、残留紙幣が無い金庫4については開閉扉11を施錠したままにすることができる。そうすれば、キーを用いていちいち解錠する必要はなくなる。
また、解錠したうえで、それらの開閉扉11を同時に自動で開放することによって、そこに回収すべき紙幣があることを知らせることもできる。その場合には、表示ランプ12の表示を目視で確認するまでもなく、残留紙幣がある金庫付紙幣識別機100を特定することができる。
さらに、表示ランプ12については、既設の紙幣受入れ可能を示すランプと兼用することが可能である。その場合、例えば表示ランプ12が常時点灯であれば、紙幣受入れ可能状態、表示ランプ12の点滅によって残留紙幣の検知状態とするなど、表示状態の切替えを行えばよい。
なお、検知結果の表示に表示ランプ12を使わないで、マイコン14にリモコン通信用のセンサ手段、例えば赤外線通信用の発光素子を追加して、ここから送受信機能を有するリモコン装置に対して検知結果を送信することによって、リモコン装置で札有表示を行うようにすることもできる。また、リモコン装置と表示ランプ12による表示とを併用することもできる。
この発明の実施の形態に係る金庫付紙幣識別機を示す側面図、上面図、および正面図である。 n台の金庫付紙幣識別機を主制御部と接続した制御システム構成を示すブロック図である。 従来の金庫付紙幣識別機の構成を示す図である。
符号の説明
1 紙幣挿入口
2 搬送機構
3 搬送通路
4 金庫
5 識別部
6a,6b 札ガイド
7 押込み機構
8 スプリング
9 押え板
11 開閉扉
12 表示ランプ
13 センサ
14 マイコン
15 バスライン
16 主制御部
100,101〜10n 金庫付紙幣識別機

Claims (4)

  1. 紙幣挿入口から挿入された紙幣を収納する金庫を備え、前記金庫に搬送される途中の紙幣の真偽判定を行う金庫付紙幣識別機において、
    前記金庫内の紙幣の有無を検知する検知手段と、
    外部から目視可能な位置に設けられ、前記検知手段により検出された紙幣の有無を表示する表示手段と、
    を備え、前記金庫から収納紙幣を回収する際、前記表示手段における表示にしたがって、回収作業を行うようにしたことを特徴とする金庫付紙幣識別機。
  2. 前記金庫とは別体であって、送受信機能を有するリモコン装置を備え、
    前記リモコン装置に前記検知手段から検知結果を通知して、紙幣の有無を表示するようにしたことを特徴とする請求項1記載の金庫付紙幣識別機。
  3. 紙幣挿入口から挿入された紙幣を収納する金庫を備え、前記金庫に搬送される途中の紙幣の真偽判定を行う金庫付紙幣識別機において、
    前記金庫内の紙幣の有無を検知する検知手段と、
    前記検知手段により検出された紙幣の有無に応じて、通常は施錠された前記金庫の扉を解錠する施解錠手段と、
    を備え、前記金庫から収納紙幣を回収する際、前記施解錠手段により解錠された金庫につき回収作業を行うようにしたことを特徴とする金庫付紙幣識別機。
  4. 前記施解錠手段は、前記検知手段により紙幣有と検知されたとき、前記金庫の扉を解錠するとともに開扉するようにしたことを特徴とする請求項3記載の金庫付紙幣識別機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009237793A (ja) * 2008-03-26 2009-10-15 Toyo Networks & System Integration Co Ltd 紙幣処理装置、及び紙幣取扱装置

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