JP2000293732A - 紙幣処理装置 - Google Patents

紙幣処理装置

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JP2000293732A
JP2000293732A JP11098198A JP9819899A JP2000293732A JP 2000293732 A JP2000293732 A JP 2000293732A JP 11098198 A JP11098198 A JP 11098198A JP 9819899 A JP9819899 A JP 9819899A JP 2000293732 A JP2000293732 A JP 2000293732A
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Akiyoshi Yabuta
晶慶 薮田
Takeshi Saito
武 斉藤
Yoshinori Azuma
義則 東
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Nippon Signal Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 紙幣処理装置におけるカセット金庫の重量を
できるだけ軽量化するとともに、モータから紙幣繰出し
機構への複雑な動力伝達機構をなくすようにする。 【解決手段】 カセット金庫(34)内の紙幣(B)を釣り札
として繰り出すための繰出し機構(30)と、該繰出し機構
(30)を回転駆動するための駆動源であるモータ(M)とを
紙幣処理装置本体(10a)側に設けて、カセット金庫(34)
側には繰出し機構(30)を設けないようにする。従って、
カセット金庫の軽量化が図れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、駅務機器として
の自動券売機あるいは自動精算機等に使用される紙幣処
理装置に対してワンタッチでもって装着若しくは取外し
が可能なカセット金庫の改良に関し、特に、該カセット
金庫内に収納された釣り札を繰出すための繰出し機構を
なくすようにした紙幣処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】千円、五千円および一万円などの高額紙
幣を取り扱うことのできる自動券売機および自動精算機
などにおいては、これら紙幣を処理するための紙幣処理
装置を備えている。この紙幣処理装置には、自動券売機
等から挿入された各紙幣を収納するための各種金庫が内
蔵されている。この金庫のうち、千円および五千円の紙
幣収納金庫については、一万円が挿入された場合に釣り
銭として利用客に放出するための繰出し機構が備えられ
ている。
【0003】この従来の紙幣処理装置のうち、カセット
金庫と繰出し機構との関係について、図9および図10
に基づき簡単に説明する。
【0004】図9は、紙幣処理装置本体100にカセッ
ト金庫102が装着された状態を示している。該カセッ
ト金庫102内には、釣り札として繰り出されるべき千
円紙幣Bが積層された状態で収納されている。該カセッ
ト金庫102は、前記紙幣Bを釣り札として繰り出すた
めの繰出し機構104を内部に備えている。
【0005】前記繰出し機構104は、繰出しローラ1
06と、分離ローラ108とを有している。前記繰出し
ローラ106は、積層された紙幣Bの前部下面に位置
し、下面の紙幣Bを前記分離ローラ108に向けて繰り
出す。分離ローラ108は搬送ローラ120と逆転ロー
ラ122とから構成されている。前記搬送ローラ120
は前記繰出しローラ106に対して下流に位置し、該繰
出しローラ106と同方向に回転する。前記逆転ローラ
122は前記搬送ローラ120と接触するよう上部に位
置し、図示しない駆動源(モータ)でもって搬送ローラ
120の回転方向とは逆に回転駆動するようになってい
る。この逆転ローラ122は駆動源を持たずに搬送ロー
ラ120に対して回転しないように固定されていてもよ
い。
【0006】前記搬送ローラ120は、例えばギヤ機構
からなる動力伝達機構124を介して駆動源であるモー
タMによって回転駆動される。この動力伝達機構124
はベルトにより回転伝達を行うようにしてもよい。この
動力伝達機構124およびモータMは紙幣処理装置の本
体100側に設けられている。
【0007】繰出しローラ106によって複数枚繰り出
された紙幣Bは、分離ローラ108によって1枚づつ分
離されて下流方向に繰り出され、釣り札として利用客に
排出される。
【0008】カセット金庫102を紙幣処理装置本体1
00から引き抜こうとすると、図10に示されるよう
に、動力伝達機構124と分離ローラ108の搬送ロー
ラ120との接触が解かれ、繰出し機構104はカセッ
ト金庫102に設けられているため、該カセット金庫1
02と共に引き抜かれる。従って、カセット金庫102
は、その重量が繰出し機構104の分だけ重たくなり、
取扱いなどの作業性が悪いという問題点があった。更
に、繰出し機構104への駆動力を紙幣処理装置本体1
00からカセット金庫102の内に伝達するための動力
伝達機構が必要であり、その構成も複雑であるいう問題
点がある。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記点に着目
してなされたものであって、カセット金庫の重量をでき
るだけ軽量化するとともに、複雑な動力伝達機構を必要
としない紙幣処理装置を提供することを課題とするもの
である。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
本発明は、カセット金庫(34)内に収納されている紙幣
(M)を釣り札として繰り出せるようにした紙幣処理装置
(10)であって、紙幣処理装置本体(10a)と、前記紙幣処
理装置本体(10a)に対して着脱自在となっており、前壁
(60)に開口部(62)を有するカセット金庫(34)と、前記紙
幣処理本体(10a)に設けられ、前記カセット金庫(34)内
の紙幣(B)を釣り札として繰り出すための繰出し手段(3
0)と、前記紙幣処理本体(10a)に設けられ、前記繰出し
手段(30)を駆動するための駆動手段(M)と、を備えてい
る紙幣処理装置とした。
【0011】前記カセット金庫(34)としては、前記開口
部(62)に向けて常時付勢するばね付き蝶番(68)を介して
前記開口部(62)を開閉するためのシャッタ(64)を有する
とともに、前記紙幣処理装置本体(10a)に装填されたカ
セット金庫(34)を引き抜くとき前記シャッタ(64)をロッ
クし、カセット金庫(34)を装填するときには前記繰出し
手段(30)の一部によって前記シャッタ(64)のロックを解
除するためのロック機構(70)を備えている。このロック
機構(70)を設けることによりカセット金庫を引出したと
きに金庫としてのセキュリティを備える。
【0012】前記ロック機構(70)の構成としては、前記
前壁(60)に設けられた支軸(72)を中心として回転するプ
レート状のシャッタロッカー(74)と、前記支軸(72)に巻
回されて該シャッタロッカー(74)の先端下部を前記シャ
ッタ(64)と係止する方向に常時付勢するばね手段(76)
と、前記カセット金庫(34)が前記紙幣処理装置本体(10
a)に装填する際に前記シャッタ(64)に対する前記シャッ
タロックカー(74)のロック状態を解除するために前記紙
幣処理装置本体(10a)側に設けられたロック解除バー(8
6)とを有している。
【0013】前記シャッタロッカー(74)は突出片(82)を
有し、前記ロック解除バー(86)はその先端部に傾斜面(8
8)を有し、前記突出片(82)前記傾斜面(88)に沿ってガイ
ドされることにより、前記シャッタロッカー(74)のロッ
ク状態が解除される。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図面に示した好ま
しい実施の形態に基づいて詳細に説明するが、本発明の
技術的範囲は、特許請求の範囲に記載された事項に基づ
くものであり、決して図面に示された実施の形態に限定
されるものではない。
【0015】図1は、本発明に係る紙幣処理装置10を
概略的に示したものであり、紙幣Bの流れを示してい
る。
【0016】紙幣処理装置10において、挿入口12に
挿入された紙幣Bは、紙幣鑑別機14により紙幣の真偽
および種類を識別された後、千円札は千円収納部16
に、五千円札は五千円収納部18に、および一万円札は
一万円収納部20にそれぞれ振り分けられて収納され
る。釣り札受取り口22には、例えば自動券売機の取消
しボタンの操作により挿入された紙幣Bが返却される
他、高額紙幣を挿入した場合の千円紙幣あるいは五千円
紙幣の釣り札が排出される。
【0017】千円収納部16および五千円収納部18に
は、一万円の高額紙幣が挿入された際に、釣り札として
排出するための繰出し機構30,32がそれぞれ設けら
れている。一万円収納部20には、該一万円紙幣が釣り
札の対象とならないため繰出し機構は設けられていな
い。前記千円収納部16における繰出し機構30は、紙
幣処理装置の本体10aに設けられている。
【0018】前記千円収納部16には収納室16aが形
成され、該収納室16aにカセット式の千円金庫34が
着脱自在に収納可能となっている。また、一万円収納部
20にも収納室20aが形成され、該収納室20aにカ
セットタイプの一万円金庫36が着脱自在に収納可能と
なっている。これらカセット金庫34,36は四角形状
をしたボックスである。
【0019】モータMは前記繰出し機構30と同様に紙
幣処理装置本体10aに設けられている。該モータMは
前記繰出し機構30を回転駆動するための駆動源であ
る。
【0020】繰出し機構30と千円紙幣用のカセット金
庫34との構造について図2乃至図4に示されている。
【0021】繰出し機構30は、繰出しローラ40と、
分離ローラ42とを有している。繰出しローラ40は、
カセット金庫34を紙幣処理装置本体10aの収納室1
6a内に装填した際に、図1に示すようにカセット金庫
34内に収納積層された紙幣Bの前部下面に位置し、下
面の紙幣Bを前記分離ローラ42に向けて繰り出す。従
って、少なくとも繰出しローラ40は前記収納室16a
内に突出している。
【0022】前記分離ローラ42は搬送ローラ44と制
止ローラ46とから構成されている。前記搬送ローラ4
4は前記繰出しローラ40に対して下流に位置し、該繰
出しローラ40とチェーンあるいはベルト48により接
続され繰出しローラ40と同方向に回転する。この搬送
ローラ44と繰出しローラ40とはローラアーム50に
取り付けられている。制止ローラ46は前記搬送ローラ
44と接触するようその上部に位置している。この制止
ローラ46は、図示しない駆動源(モータ)でもって搬
送ローラ44の回転とは逆の回転をするようにしてもよ
く、駆動源を持たずに搬送ローラ44に対して回転しな
いように固定するようにしてもよい。
【0023】前記搬送ローラ44は、紙幣処理装置本体
10aに設けられたモータMとチェーンまたはベルト5
2により連結し、該モータMにより回転駆動される。従
って、モータMの駆動により搬送ローラ44と繰出しロ
ーラ40とは同方向に回転駆動する。
【0024】カセット金庫34の前壁60の下部には、
幅方向(図4参照)に開口部62が形成されている。こ
の開口部62の内側には、該開口部62を開閉するため
のシャッタ64が設けられている。該シャッタ64は、
その下端部においてカセット金庫34の底部66に2つ
のばね付き蝶番68,68を介して連結されている。こ
のばね付き蝶番68は前記シャッタ64を前記開口部6
2を閉じる方向に付勢している。
【0025】前記シャッタ64の上方の前壁60には、
自動ロック機構70が設けられている。この自動ロック
機構70は、前記シャッタ64が閉じた際に、該シャッ
タ64の閉鎖状態を保持する。
【0026】前記自動ロック機構70は、図4に示され
るようにシャッタ64の前壁60に取り付けられた支軸
72と、該支軸72に対して回転可能に取付けられたシ
ャッタロッカー74と、シャッタ64を閉鎖状態にロッ
クする方向に該シャッタロッカー74を常時付勢するた
めの付勢手段であるねじりばね76とを有している。
【0027】前記シャッタロッカー74はプレートであ
り、下部に切欠きを有するコ字形状をしている。このシ
ャッタロッカー74はシャッタ64の略々中央部分にお
いて該シャッタ64の上部分と係脱する係止部78を有
している。シャッタロッカー74は、この係止部78と
反対方向の上部である角部分において前記支軸72に回
転可能に枢支されている。シャッタロッカー74は前記
係止部78と反対方向の下部にカセット金庫34の側壁
80に向けて突出する突出片82を有している。
【0028】カセット金庫34の前壁60には、前記突
出片82と対応する位置に貫通した通し孔84が形成さ
れている。カセット金庫34を紙幣処理装置本体10a
の収納室16a内に装填するときに、該収納室16a内
に突出するよう紙幣処理装置本体10aに設けられたロ
ック解除バー86が前記通し孔84を貫通し、カセット
金庫34内に入り込む。
【0029】前記ロック解除バー86は前記シャッタ6
4に対するシャッタロッカー74のロック状態を解除す
るものである。このロック解除バー86の先端部は、図
3に拡大されて示されているように前記突出片82に対
向する面が傾斜面88となっている。この傾斜面88は
突出片82と接触して該突出片82をガイドすることに
よりシャッタロッカー74をねじりばね76の付勢力に
抗して支軸72を中心にして図4において時計方向に回
転させ、シャッタロッカー74とシャッタ64とのロッ
ク状態を自動的に解除する機能を有している。
【0030】次に、図2乃至図6に基づいてカセット金
庫34を紙幣処理装置本体10aに装填するとき、およ
び引き抜くときの繰出し機構30とシャッタ64との動
作について説明する。
【0031】図2に示すようにカセット金庫34を紙幣
処理装置本体10aの収納室16a内に装填するときに
は、カセット金庫34を収納室16a内に押し込む。す
ると、先ず、処理装置本体10aに設けられ、収納室1
6a内に突出するロック解除バー86の先端がカセット
金庫34の前壁60に形成された通し孔84内を貫通し
シャッタロッカー74の突出片82と接触する。更に、
カセット金庫34を押し込むと、前記突出片82はロッ
ク解除バー86の傾斜面に沿って該ロック解除バー86
の肉厚部側にガイドされる。この突出片82が傾斜面8
8にガイドされることにより、シャッタロッカー74
は、図6に示されるように支軸72を中心としてねじり
ばね76の反発力に抗して矢印で示されるように時計方
向に回転される。その結果シャッタロッカー74の係止
部78とシャッタ64とのロック状態は外れる。
【0032】更に、カセット金庫34を押し込むと、繰
出し機構30の繰出しローラ40と搬送ローラ44とを
取付けているローラアーム50の先端部がカセット金庫
34の開口部62に臨み、シャッタ64と衝突する。更
に、カセット金庫を34を押し込むと、シャッタ64は
ローラアーム50によりカセット金庫34の内部側に押
され、シャッタ64を開口部62側に閉鎖するよう付勢
するばね付き蝶番68の付勢力に抗してシャッタ64は
図5に示すように開放する。そして、繰出し機構30の
一部である少なくとも繰出しローラ40はカセット金庫
34の内部に位置する。そして、繰出しローラ40は鎖
線で示す積層された紙幣Bの下面に位置し、釣り札排出
指令の信号に基づきモータMが駆動し、積層された紙幣
Bの下面の紙幣Bを分離ローラ42に向けて繰り出す。
【0033】次に、カセット金庫34を引き出すときの
作用について説明する。図5に示す状態の収納室16a
からカセット金庫34を引き抜こうとすると、シャッタ
64は、ばね付き蝶番68の付勢力によりカセット金庫
34の開口部62方向に回転する。
【0034】繰出しローラ40が開口部62から抜け出
た後、更にカセット金庫34を引き抜こうとすると、ロ
ック機構70のシャッタロッカー74の突出片82がロ
ック解除バー86の傾斜面88に沿って肉厚が薄くなる
方向にガイドされる。従って、シャッタロッカー74
は、ねじりばね76の付勢力により支軸72を中心とし
て反時計方向に回転し、該シャッタロッカー74の係止
部78はシャッタ64の内側に位置し、シャッタ64を
カセット金庫34の前壁60とシャッタロッカー74と
でもって挟持するようにしてロックする。従って、カセ
ット金庫34を完全に抜き取ったときにもシャッタ64
を外側から押しても該シャッタ34は開かずシャッタ3
4のロック状態を保持するため、金庫としてのセキュリ
ティーが確保される。
【0035】図7および図8は、従来例として示した図
9および図10に対応する本発明の紙幣処理装置10の
一部の模式図を示している。
【0036】図7は、カセット金庫34が紙幣処理装置
本体10aの収納室16a内に装填された状態を示して
いる。処理装置本体10aに設けられた繰出し機構30
の一部分がカセット金庫34内に入り込み、モータMの
駆動により繰出し機構30は、下に位置する紙幣Bを繰
り出す。
【0037】図8は、このカセット金庫34の装填状態
から、該カセット金庫34を引き抜いた状態を示してい
る。カセット金庫34を紙幣処理装置本体10aから引
き抜くと、繰出し機構30、および該繰出し機構30の
駆動手段であるモータMは、前記処理装置本体10aに
あり、カセット金庫34内から繰出し機構30は外れ
る。従って、繰出し機構30分の重量がカセット金庫3
4からなくなり、それだけカセット金庫30の軽量化が
図れる。
【0038】図に示した実施の形態においては、カセッ
ト金庫34にシャッタ64およびロック機構70を設け
た例を示したが、本発明においてはカセット金庫34に
開口部62のみを形成し、シャッタ64およびロック機
構70を設けないようにしてもよい。
【0039】
【発明の効果】以上説明したように本発明の紙幣処理装
置によれば、紙幣処理装置本体側に紙幣を釣り銭として
繰出すための繰出し機構を設け、他着脱式のカセット金
庫側に繰出し機構を設けないようにしているため、カセ
ット金庫の小型、軽量化を図ることができる他、モータ
から繰出し機構へ回転駆動力を直接伝達して駆動伝達を
行う動力伝達機構をなくしているため、紙幣処理装置自
体の構造の簡素化も図れるという本発明特有の作用効果
を発揮する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る紙幣処理装置の概略図である。
【図2】図1に示された紙幣処理装置のうち、釣り札と
して排出するための繰出し機構とカセット金庫との関係
を示した部分拡大図である。
【図3】図2における3−3線による断面図であり、ロ
ック解除バーの拡大された一部断面図である。
【図4】図2において矢印4から見た図であり、シャッ
タとロック機構との関係を示した図である。
【図5】図2に対応し、カセット金庫が紙幣処理装置本
体に装填された状態を示した作用図である。
【図6】図4に対応し、シャッタのロック状態が解除さ
れた作用を示す図である。
【図7】カセット金庫が紙幣処理装置本体に装填された
ときの概略を示す模式図である。
【図8】図7に対応し、カセット金庫を紙幣処理装置本
体から引き抜いたときの概略を示す模式図である。
【図9】従来における紙幣処理装置を示し、カセット金
庫が処理本体に収納されたときの概略を示す模式図であ
る。
【図10】図9に対応し、カセット金庫を紙幣処理装置
本体から引き抜いたときの概略を示す模式図である。
【符号の説明】
10…紙幣処理装置、10a…紙幣処理装置本体、16
a…収納室、30…繰出し機構、34…カセット金庫、
40…繰出しローラ、42…分離ローラ、44…搬送ロ
ーラ、46…制止ローラ、50…ローラアーム、60…
前壁、62…開口部、64…シャッタ、66…底部、6
8…ばね付き蝶番、70…ロック機構、72…支軸、7
4…シャッタロッカー、76…ねじりばね、78係止
部、80…側壁、82…突出片、84…通し孔、86…
ロック解除バー、88…傾斜面。B…紙幣、M…モー
タ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 東 義則 栃木県宇都宮市平出工業団地11番地2 日 本信号株式会社宇都宮事業所内 Fターム(参考) 3E040 AA01 BA13 BA20 CA04 CA05 FA02 FB01 FB17 FC05 FC07 FC09 FC10 FC11 FD02 FF01 FG08

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カセット金庫(34)内に収納されている紙
    幣(M)を釣り札として繰り出せるようにした紙幣処理装
    置(10)であって、 紙幣処理装置本体(10a)と、 前記紙幣処理装置本体(10a)に対して着脱自在となって
    おり、前壁(60)に開口部(62)を有するカセット金庫(34)
    と、 前記紙幣処理本体(10a)に設けられ、前記カセット金庫
    (34)内の紙幣(B)を釣り札として繰り出すための繰出し
    手段(30)と、 前記紙幣処理本体(10a)に設けられ、前記繰出し手段(3
    0)を駆動するための駆動手段(M)と、を備えていること
    を特徴とする紙幣処理装置。
  2. 【請求項2】 前記カセット金庫(34)は、前記開口部(6
    2)に向けて常時付勢するばね付き蝶番(68)を介して前記
    開口部(62)を開閉するためのシャッタ(64)を有するとと
    もに、前記紙幣処理装置本体(10a)に装填されたカセッ
    ト金庫(34)を引き抜くとき前記シャッタ(64)をロック
    し、カセット金庫(34)を装填するときには前記繰出し手
    段(30)の一部によって前記シャッタ(64)のロックを解除
    するためのロック機構(70)を備えていることを特徴とす
    る紙幣処理装置。
  3. 【請求項3】 前記ロック機構(70)は、前記前壁(60)に
    設けられた支軸(72)を中心として回転するプレート状の
    シャッタロッカー(74)と、前記支軸(72)に巻回されて該
    シャッタロッカー(74)の先端下部を前記シャッタ(64)と
    係止する方向に常時付勢するばね手段(76)と、前記カセ
    ット金庫(34)が前記紙幣処理装置本体(10a)に装填する
    際に前記シャッタ(64)に対する前記シャッタロックカー
    (74)のロック状態を解除するために前記紙幣処理装置本
    体(10a)側に設けられたロック解除バー(86)とを有して
    いることを特徴とする請求項2に記載の紙幣処理装置。
  4. 【請求項4】 前記シャッタロッカー(74)は突出片(82)
    を有し、前記ロック解除バー(86)はその先端部に傾斜面
    (88)を有し、前記突出片(82)前記傾斜面(88)に沿ってガ
    イドされることにより、前記シャッタロッカー(74)のロ
    ック状態が解除されることを特徴とする請求項3に記載
    の紙幣処理装置。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004038493A (ja) * 2002-07-02 2004-02-05 Birukon Kk 紙幣払出機
JP2010118066A (ja) * 2009-12-24 2010-05-27 Universal Entertainment Corp 紙幣処理装置
KR101126082B1 (ko) 2006-02-10 2012-03-30 노틸러스효성 주식회사 지폐류 자동 수납처리기의 반송로 오픈유지장치
KR101183985B1 (ko) * 2006-02-10 2012-09-18 노틸러스효성 주식회사 지폐류 자동수납처리기의 카세트 구동장치
JP2016170737A (ja) * 2015-03-13 2016-09-23 グローリー株式会社 貨幣処理システム

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