JP2002260063A - 紙幣処理装置 - Google Patents

紙幣処理装置

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JP2002260063A
JP2002260063A JP2001062369A JP2001062369A JP2002260063A JP 2002260063 A JP2002260063 A JP 2002260063A JP 2001062369 A JP2001062369 A JP 2001062369A JP 2001062369 A JP2001062369 A JP 2001062369A JP 2002260063 A JP2002260063 A JP 2002260063A
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bill
reject
dispensing device
holding
temporary holding
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JP2001062369A
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Hiroshi Abe
寛 安部
Akito Terasawa
明人 寺澤
Yoshitaka Ito
美隆 伊藤
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Asahi Seiko Co Ltd
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Asahi Seiko Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ゲーム機の間に配置する薄型の紙幣払出装置を
提供することを目的とする。 【解決手段】紙幣のシート面がほぼ垂直状態に貯留され
る紙幣保留装置と、紙幣のシート面がほぼ垂直状態で位
置する紙幣処理口と、前記紙幣保留装置と前記紙幣処理
装置との間を紙幣のシート面がほぼ垂直状態で搬送する
搬送装置とにより紙幣処理装置を構成したものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、紙幣処理装置に関
する。詳しくは、紙幣払出装置に関し、更に詳しくはパ
チスロ等のゲーム機の間に配置する紙幣払出装置に関す
る。なお、本明細書で使用する「紙幣」は、通貨である
紙幣の他、小切手、クーポン券等の代用通貨または類似
のものをも包含する。
【0002】
【従来の技術】この種従来装置として、特開平6−47
36号に開示されている装置がある。この装置はパチン
コ機又はパチスロ機の間に配置する紙幣両替機である。
すなわち、この紙幣両替機は、高額紙幣を挿入する受付
口と、この受付口から挿入された高額紙幣を識別する高
額紙幣識別部と、この高額紙幣識別部で識別された前記
高額紙幣を保管する受付紙幣保管庫と、挿入された前記
高額紙幣と交換に払い出される払出紙幣を予め貯留して
おく払出紙幣貯留部と、前記払出紙幣を前記高額紙幣と
同一金額になる枚数だけ前記払出紙幣貯留部から取り出
す紙幣払出部と、この紙幣払出部から送り出される前記
払出紙幣を外部に排出する払出口とを有している。
【0003】しかしこの装置は、紙幣のシート面が水平
状態で取り扱われるため、両替機の幅を薄くするにも限
界があった。例えば一万円紙幣は、幅が76ミリある。
そのため、前記紙幣の幅に装置の機構や収納する筐体を
考慮すると、少なくとも100ミリ位になってしまう。
【0004】ゲーム機の間隔は、設置するゲーム機の台
数に直接影響がある。すなわち、ゲーム機を設置する室
内の広さは限られているのでゲーム機の設置台数は、ゲ
ーム機の大きさと、ゲーム機の間に設置される機器の大
きさと、通路等必要なスペースによって決定される。こ
のため、ゲーム機をより多く設置するため、ゲーム機間
に配置する両替機等の紙幣取扱装置は、可及的に狭くす
ることが強く要望されている。しかし、前記従来例のよ
うに紙幣をシート面が水平になるよう配置した場合、紙
幣の横幅にプラスして構成部品の占有空間が必要にな
る。このため、紙幣取扱装置の幅を狭くするにも限界が
ある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の第1の目的
は、紙幣処理装置の幅を狭くすることである。本発明の
第2の目的は、ゲーム機の間に配置する紙幣取扱装置の
幅を狭くすることである。本発明の第3の目的は、ゲー
ム機の間に配置する紙幣払出装置の幅を狭くすることで
ある。
【0006】
【課題を解決するための手段】これらの目的を達成する
ため本発明は以下のように構成したものである。すなわ
ち、紙幣のシート面がほぼ垂直状態に貯留される紙幣保
留装置と、紙幣のシート面がほぼ垂直状態で位置する紙
幣口と、前記紙幣保留装置と前記紙幣口との間を紙幣の
シート面をほぼ垂直状態で搬送する搬送装置と、により
紙幣処理装置を構成した。この構成によれば、紙幣は、
紙幣保留装置、紙幣口、搬送装置においてシート面がほ
ぼ垂直状態で位置している。よって、紙幣処理機の幅
は、紙幣の厚みと、収納紙幣の枚数と、構成部材の占有
空間によって決定される。したがって、収納紙幣の枚数
を適宜選択することにより幅が狭い紙幣処理装置を提供
できる。
【0007】 例えば、1000円紙幣100枚で約1
0ミリであるので、300枚収納する場合は約30ミリ
である。したがって、シート面をほぼ垂直状態に保留し
ても十分な量の紙幣を保留することができる。しかも、
シート面を水平にした従来装置では、紙幣自体で横幅を
76ミリ占有してしまうが、本発明では、300枚で約
30ミリであり、他の構成部材の占有部位を含めても十
分に薄型にすることができる。
【0008】 さらに本発明は、紙幣のシート面がほぼ
垂直状態に貯留される紙幣保留装置と、前記紙幣保留装
置から繰り出された紙幣のシート面がほぼ垂直状態に一
時保留される一時保留装置と、前記紙幣保留装置から一
時保留装置へ紙幣を搬送する運搬装置と、一時保留装置
から紙幣払出口へ紙幣を送り出す払出装置とにより紙幣
払出装置を構成することが好ましい。この構成によれ
ば、紙幣保留装置において紙幣はそのシート面がほぼ垂
直状態に配置されるから、紙幣払出装置の幅は、紙幣の
厚みと、収納紙幣の枚数と、構成部材の占有空間に依存
する。したがって、収納紙幣枚数を適宜選択することに
より請求項1の発明同様に、紙幣払出装置の幅を狭くで
きる。
【0009】 本発明は、紙幣払出装置において、前記
紙幣保留装置と一時保留装置とを上下方向にずらして配
置することが好ましい。本発明は、紙幣払出装置におい
て、紙幣保留装置とリジェクト紙幣保留装置とを上下関
係に配置することが好ましい。この構成によれば、紙幣
保留装置と一時保留装置とを上下にずらすことにより、
横幅方向においてオーバーラップして配置することがで
きるのでこれによってもさらに薄型にすることができ
る。
【0010】 本発明は、紙幣払出装置において、紙幣
保留装置とリジェクト紙幣保留装置とを一体の金庫とし
て構成することが好ましい。この構成によれば、金庫を
払出機に装着する際及び取り外しの際に紙幣保留装置と
リジェクト紙幣保留装置とを一緒に装着、若しくは取り
外しできるので作業が簡単になる。また、ロックキーも
個別に装着しなくとも良いので安価にできる。
【0011】 本発明は、紙幣払出装置において、一時
保留装置とリジェクト保留装置とを並べて配置すること
が好ましい。この構成によれば、一時保留装置に送り込
まれる紙幣とリジェクト保留装置に送られる紙幣とを途
中まで同一経路を通過させ、途中から例えば左右に振り
分けることで分別が可能なため、構造を簡単化できる。
【0012】 本発明は、紙幣払出装置において、一時
保留装置とリジェクト保留装置との間に紙幣押込装置を
配置することが好ましい。この構成によれば、紙幣押込
装置の一部を一時保留装置とリジェクト保留装置とで共
有化できるので占有容積を少なくできると共に構成部品
を少なくできるので安価にできる。
【0013】 本発明は、紙幣払出装置において、保留
部から一時保留装置への紙幣通路は、紙幣保留装置から
一時保留装置と反対側に送り出して後反転させて一時保
留装置に向かう紙幣経路を有し、この経路に重送センサ
を配置することが好ましい。この構成により、紙幣は紙
幣保留装置から送り出されて後反転されるので、少なく
とも紙幣進行方向において1枚分以上の走行経路を取る
ことができる。これにより、この経路に重送センサを配
置することが出来るので、狭い空間に重送センサを配置
することができる。
【0014】
【発明の実施の形態】図1は、ゲーム機間に本発明の紙
幣処理装置を配置した斜視図。図2は、実施例の紙幣払
出装置を右上方から見た斜視図。図3は、実施例の紙幣
払出装置のカバーの一部を取り除いて左上方から見た斜
視図。図4は、実施例の紙幣払出装置の前側のカバーを
除去した状態の正面図。図5は、実施例の紙幣払出装置
の断面図 図6は、実施例の金庫を後方右側から見た斜視図。図7
は、実施例の金庫の一部カバーを削除した状態の左前方
から見た斜視図。図8は、実施例の金庫の一部カバーを
除去した状態の右後方から見た斜視図。図9は、実施例
の押込装置と払出装置との斜視図。図10は、実施例の
押込装置と払出装置の平面図。図11は、実施例の払出
装置を後方上方から見た斜視図。図12は、実施例の払
出装置を前方上方から見た斜視図。図13は、実施例の
制御装置のブロック図。図14は、実施例の各装置のタ
イミングチャート。
【0015】図1においてG1、G2はパチンコ機、パチス
ロ機等のゲーム機である。それらゲームの間の狭い隙間
にはメダル等のゲーム媒体の貸出装置Mが配置してあ
る。この貸出装置M内には、紙幣受入装置A、釣り銭用の
紙幣払出装置P、ゲーム媒体払出装置Nが配置してある。
貸出装置Mの前面ドアMWは、筐体にヒンジで取り付けら
れているので、ドアロック装置DRを開錠することにより
開くことができる。
【0016】すなわち、前面ドアMWを開くことにより、
紙幣受入装置Aからの紙幣回収作業や紙幣払出装置Pへの
紙幣補充作業、ゲーム媒体払出装置Nへの媒体補充作業
を行う。AMは、ドアMWに形成した紙幣受入装置A用の第
1紙幣処理口である。PMは、ドアMWに形成した紙幣払出
装置P用の第2紙幣処理口である。NMは、ドアMWに形成
したゲーム媒体払出装置Nの払出口である。
【0017】本発明は、前記紙幣受入装置Aにも適用で
きるが、紙幣払出装置Pに適用した例を以下に説明す
る。図2において、縦長ボックス状のケース2は、仕切板
2cで上側の機構部ボックス2aと下側の制御部ボックス2b
とに区切ってある。機構部ボックス2aは、縦長であり、
前面ドアMW側に金庫5装着用の開口20と、第2紙幣処理
口PMに連なる払出口2dを形成してある。機構部ボックス
2aの下側に、制御部ボックス2bが配置してある。
【0018】図3に図示するように、機構部ボックス2a
の内部空間には、紙幣保留装置3と、搬送装置7と、リ
ジェクト紙幣保留装置8とが配置してある。図4に図示す
るように、搬送装置7は後述の引出装置710と、運搬装置
740と、振分装置720と、送込装置760と、リジェクト送
込装置780と、一時保留装置10と、収納装置9と、払出装
置6とを含んでいる。紙幣保留装置3と一時保留装置10と
は紙幣のシート面の延長方向にずらして配置してある。
紙幣保留装置3とリジェクト紙幣保留装置8とは紙幣のシ
ート面の延長方向にずらして配置してある。上位の紙幣
保留装置3と下位のリジェクト紙幣保留装置8とは一体化
され、金庫5を構成している。
【0019】紙幣保留装置3は、紙幣のシート面がほぼ
垂直状態、すなわち立てた状態で保留する。紙幣が垂直
状態であれば、横長でも縦長でも紙幣の姿勢は問わな
い。紙幣を横長で保留した場合、紙幣払出装置Pの高さ
を低くすることができる。紙幣を縦長で保留した場合、
奥行きを短くできる。なお、紙幣保留装置3とリジェク
ト紙幣保留装置8とは別体でもよい。
【0020】搬送装置7は、紙幣のシート面がほぼ垂直
状態で搬送して紙幣払出口659へ送り出す。具体的に
は、引出装置710が紙幣保留装置3から紙幣を垂直状態で
引き出して運搬装置740に受け渡す。運搬装置740は、紙
幣をほぼ垂直状態で運搬し振分装置720に受け渡す。振
分装置720は、紙幣保留装置3から引き出された紙幣が正
常な場合、送込装置760に送り、異常な場合リジェクト
送込装置780に送り込む。
【0021】送込装置760は、収納装置9に紙幣をほぼ垂
直状態で受け渡す。収納装置9は、送込装置760からの紙
幣をほぼ垂直状態で一時保留装置10へ送り込む。払出装
置6は、一時保留装置10の紙幣をほぼ垂直状態で紙幣払
出口659へ払い出す。リジェクト紙幣送込装置780は、リ
ジェクト紙幣をほぼ垂直状態でリジェクト紙幣保留装置
8に送り込む。リジェクト紙幣保留装置8は紙幣をほぼ垂
直状態を保ったまま保留する。
【0022】実施例の更に具体的な構成を図5から図12
を参照して説明する。金庫5はケース2に対し着脱自在で
あり、搬送装置7はケース2内に固定されている。次に金
庫5の構造を図6、図7、図8を参照して説明する。金庫5
は、後述のように紙幣保留装置3とリジェクト紙幣保留
装置8とが紙幣シート面の延長方向にずらして配置して
ある。紙幣保留装置3は、基板300の上端部に固定した天
板301の下方にある上方板370と、開口20側に固定した前
方板302と、前方板302に相対している後方板303(図8)
と、天板301に相対している底板304と、保留ドア305と
により、例えば1000円紙幣を収納する紙幣保留室3bを構
成している。
【0023】紙幣biは、紙幣保留室3b内に横長にシート
面をほぼ垂直に立てた状態で保留される。天板301と前
方板302と後方板303と底板304は基板300にスクリュウ等
で固定してある。図7に図示するように、保留ドア305は
ケース2の開口20側のスライドベース360fにヒンジ306で
揺動可能に取り付けてある。スライドベース360fは、下
端部を前方板302にねじ込んだスクリュウ361fに回転自
在に取り付けてある。スライドベース360fの上端部の弧
状孔362fには前方板302にネジ込んだスクリュウ363fを
挿入してある。
【0024】図8に図示するように、後方板303の外側の
スライドベース360bは、下端部を後方板303にねじ込ん
だスクリュウ361bに回転可能に取り付けてある。スライ
ドベース360bの上端部の弧状孔362bには後方板303にね
じ込んだスクリュウ363bを挿入してある。スライドベー
ス360fと360bの上端部にチャンネル状の上方板370を固
定してある。
【0025】その上方板370の上側開放部にチャンネル
状のベース381を固定してある。保留ドア305の先端部に
は金庫ロック307を構成する、上部が開放した長溝308を
形成したロックプレート309が設けてある。後板312は後
方板303と間隔を空けて基板300にスクリュウ等で固定
し、ロック機構室313を形成している。前板312fは、前
方板302と間隔を空けて基板300にスクリュウ等で固定し
てある。
【0026】保留ドア305は、保留ドア305を閉じてロッ
クプレート309をスライドベース360bの外側に臨ませ、
保留部キー機構320を図8で時計回り方向に回してロック
ピン311を長溝308に挿入することでロックする。紙幣保
留室3b内には、紙幣よりも少し小さい矩形の紙幣押圧板
328が配置してある。紙幣押圧板328は、圧縮スプリング
329により保留ドア305側へ付勢されている。
【0027】すなわち、内部に保留した紙幣biのシート
面を保留ドア305に押し付けるようにしてある。紙幣保
留装置3は、さらに、天板301と上方板370との間に紙幣
を1枚ずつ出すための1枚出し装置380が配置してあ
る。1枚出し装置380は、上方板370の上面に固定したL
字状ステー383と、ステ-383に固定した円柱状の規制体3
84とにより単位ユニット385を構成している。
【0028】この単位ユニット385を紙幣の長手方向、
すなわちシャフト382に沿って所定の間隔で複数配置し
て1枚出し装置380を構成している。この実施例では、
単位ユニット385が2つ配置してある。そして、規制体3
84の外周面と閉じた保留ドア305の内面との間に紙幣1
枚のみが通過できる間隙を形成している。
【0029】次に紙幣押付ユニット387の構造を説明す
る。スライドベース360f、360bに固定したチャンネル状
のベース381に固定したシャフト382に回転自在に取り付
けたステ-388の先端に、回転自在にローラ389が取り付
けてある。ステ-388は、図示しないスプリングにより図
8において反時計回り方向に回転力を付与されている。
これらステ-388とローラ389とよりなる押し付けユニッ
ト387をシャフト382の長手方向に所定の間隔で複数、実
施例では3ユニット配置してある。
【0030】このローラ389は、保留ドア305の内面に所
定の力で圧接して紙幣biを案内する。また、上方板370
の下面に自由端をスキー板状に形成した板バネ390を固
定してある。この板バネ390は、保留ドア305の凹部305h
から突出し、後述の搬送ベルト743に接触可能である。
板バネ390は、この実施例では保留ドア305に沿って4個
配置してある。板バネ390は、後述のように紙幣biを搬
送ベルト743に押し付ける第1紙幣押付装置pr1である。
【0031】次にリジェクト紙幣保留装置8の構造を説
明する。基板300の下部を折り曲げた底板330と、開口20
側に固定した前方板332fと、前方板332fに相対している
後方板332bと、底板330に相対している天板334と、リジ
ェクトドア335とにより、紙幣保留室3bよりも収容枚数
が少ないリジェクト紙幣室3cを構成している。
【0032】前方板332fと後方板332bと天板334は基板3
00にスクリュウ等で固定してある。335sは、リジェクト
ドア335に形成した後述の押込片が突入する押込開口で
ある。リジェクトドア335は、前後端部を直角に折り曲
げたフランジ336fと336bを有している。各フランジ336
f、336bには、上側のガイドL孔341f、341bと下側のガ
イド溝342f、342bが形成してある。ガイドL孔341f、34
1bは、垂直方向と水平方向の長溝とを組み合わせたL字
状をしている。
【0033】ガイド溝342f、342bは上下方向に長く、か
つ下側が開放している。さらに、基板300の図示しない
軸受に固定したシャフト343と344の前後端部にそれぞれ
レバー339f、339bと340f、340bが固定してある。レバー
339f、339bと340f、340bの先端部にはガイドピン346f、
346b、347f、347bが固定してある。ガイドピン346fはガ
イドL孔341fに、ガイドピン347fはガイド溝342fに、ガ
イドピン346bはガイドL孔341bに、ガイドピン347bはガ
イド溝342bに挿入してある。
【0034】ガイドピン346bは、リンク部材としての上
下方向に移動可能なロックプレート349bに固定したピン
350bに対し回転自在なアーム351bに枢着してある。ま
た、ガイドピン346f、347f、347bも同様の構造になって
いる。したがって、ガイドピン346bはロックプレート34
9bの上方移動により、レバー339bとアーム351bとのなす
角度が小さくなり、ガイドピン346bは横方向、図8で右
方向に移動する。
【0035】ガイドピン347f、346f、347bも、ロックプ
レート349f、349bの上方動により、同方向に移動する。
すなわち、ガイドピン346f、346bがガイド長孔341f、34
1bの上下長孔部に、ガイドピン347f、347bがガイド溝34
2f、342bに位置し、かつ、ロックプレート349f、349bが
下方に位置しているとき、リジェクトドア335はリジェ
クト保留室3cを閉じている。この状態でロックプレート
349f、349bが上方に位置しているとき(図7の状態)、す
なわち金庫5がケース2内にロックされているときは、リ
ジェクトドア335が平行移動してリジェクト保留室3cの
上方のリジェクト紙幣受入開口333を開放している。
【0036】また、金庫5をケース2から取り出し、ピン
346f、346bをガイドL孔341f、341bの水平長孔部の最右
端(図8)に位置させると、リジェクトドア335の上端部は
天板334から外れて上方に移動させることができる。こ
れにより、ピン347f、347bからガイド溝342f、342bを外
すことができる。
【0037】この後、リジェクトドア335をガイドピン3
46f、346bを支点に反時計回り方向に回動することによ
り、リジェクト保留室3cの下部を大きく開いてリジェク
ト紙幣を取り出すことができる。前記金庫ロック320の
レバー321にリンク352がピン353によって枢着してあ
る。このリンク352の先端に固定したピン353は、後板31
2に固定したガイド板354の上下方向に長い長孔354hに挿
入してある。
【0038】また、リンク352の中間にはリジェクト紙
幣保留装置8側に突出するピン355を固定してある。この
ピン355は、保留部キー機構320がロック状態のとき図8
の位置よりも下方のリジェクトドア335のフランジ336b
の直ぐ上に位置し、リジェクトドア335の上方への移動
を阻止してロックする。金庫5は、ケース2内の所定の位
置で制御ボックス2bに配置した金庫ロック装置360でロ
ックされる。
【0039】図5に図示するように、この金庫ロック装
置360は底板2dに固定した軸受361に回転自在に支持した
シャフト362と、このシャフト362に固定したリンク363
と、リンク363上端のピン364に回転自在に取り付けた第
2リンク365と、第2リンク365上端部の押上片366と、
第2リンク365から突出するガイドピン367と、ガイドピ
ン367を上下方向に案内する長孔368を形成したガイドプ
レート369と、シャフト362の端部に固定した操作レバー
370とより構成されている。
【0040】なお、図示は省略してあるが、後側のロッ
クプレート349bについても同様に押上片を配置してあ
る。図3において、操作レバー370を反時計回り方向に回
転させるとリンク363とピン364と第2リンク365とが一
直線上に並び、押上片366がロックプレート349f、349b
を押し上げる。これにより、ロックプレート349f、349b
の上端部がケース2の横梁2e(図3)よりも上方に突出して
金庫5をケース2から抜き出せないようにする。
【0041】この状態で、制御部ボックス2bに取り付け
た金庫ロック機構372を時計回り方向に回転して金庫ロ
ック装置360の前記位置を保持することにより、金庫5を
ケース2にロック状態に保つ。さらに図7に図示するよう
に、この状態においてロックプレート349fの傾斜長孔38
1fを貫通しているスライドベース360fから突出するピン
382fは、傾斜長孔381fの下端部に位置し、図7において
左方へ押し出されている。同様にスライドベース360bか
ら突出しているピン382bはロックプレート349bの傾斜長
孔381bの下端部に位置し、同様に押し出されている。
【0042】これにより、保留ドア305はスクリュウ361
f、361bを支点に回動され、上端部に紙幣出口399を形成
する。この保留ドア305の移動に連動して、一枚出し装
置380の紙幣押付けユニット387の規制体384と紙幣押付
ユニット387とが移動し、保留ドア305内面との前記関係
を維持する。
【0043】次に搬送装置7の構造を主に図3、図4、図5
を参照して説明する。図4に図示するように搬送装置7
は、紙幣保留装置3から紙幣を1枚ずつ引き出す引出装
置710と、振分装置720と、引き出した紙幣を振分装置72
0へ搬送する運搬装置740と、振り分けた紙幣を保留部66
1に送り込む送込装置760と、振り分けた紙幣をリジェク
ト紙幣保留装置8に送り込むリジェクト送込装置780と、
保留部661の紙幣を払出装置6へ受け渡す収納装置9と、
紙幣を紙幣口659に送り出す払出装置6を含んでいる。
【0044】図5に図示するように、引出装置710は、回
転軸711と、回転軸711に固着したゴム製の引出ローラ71
2とを含んでいる。回転軸711は、払出信号に基づいて図
13の引出モーター701により回転される。引出ローラ712
は、約3分の1周が大径になった円筒形である。また、引
出ローラー712は高摩擦係数及び高耐摩耗性を有する弾
性体、例えばEPDMゴムにより成形してある。引出ローラ
712は、反時計回り方向に回転したとき、その一過程で
保留ドア305の窓3wから紙幣保留室3b内に進入して保留
されている紙幣を摩擦力で上方へ引きずり上げる。
【0045】次に運搬装置740の構造を説明する。搬送
装置740は、紙幣保留装置3の側方に配置してある。すな
わち、ガイドローラ741と、その下方に配置したドライ
ブローラ742と、それらガイドローラ間に巻きかけた搬
送ベルト743と、ガイドローラ741の上側のほぼ半周を所
定の間隔を隔てて囲っている上側ガイド744と、上側ガ
イド744に回転自在に固定し、かつ、搬送ベルト743に接
触する第1プレスローラ745と、搬送ベルト743に隣接し
ている上下方向に長い棒状のガイド板746とを含んでい
る。この第1プレスローラ745が第2紙幣押付装置pr2で
ある。
【0046】ドライブローラ742は、シャフト747に固着
してある。シャフト747は払出信号を受けると回転する
図13の搬送モーター748により回転される。ガイドロー
ラ741は、シャフト749に回転自在に取り付けられてい
る。ガイド板746はケース2に固定されており、このガイ
ド板746に固定したシャフト754には第2プレスローラ75
3が回転自在に取り付けられ、搬送ベルト743に圧接して
いる。この第2プレスローラ753が第3紙幣押付装置pr3
である。ガイド板746の下端部は、L字状にドライブロ
ーラ742のほぼ4分の1周を取り囲むように曲げてあ
る。ガイド板746の長孔748にシャフト748sが移動可能に
支持されている。
【0047】シャフト748sには第3プレスローラ750が
回転自在に取り付けられている。シャフト748sは板バネ
751から力を受けてドライブローラ742に第3プレスロー
ラ750を押し付けている。この第3プレスローラ750が第
4紙幣押付装置pr4である。ガイドローラ741と、上側ガ
イド744と、搬送ベルト743と、ドライブローラ742、ガ
イド板746、第1プレスローラ745、第2プレスローラ75
3、第3プレスローラ750とでチャンネル状の運搬通路p
を有する1つの運搬ユニット740uを構成し、この運搬ユ
ニット740uを紙幣保留室3bに沿って複数、この例では6
セット所定の間隔で配置して運搬装置740を構成してい
る。第1乃至第4紙幣押付装置pr1〜pr4は、それらのう
ち必ず1つが搬送ベルト743に紙幣biを圧接するように
間隔を設定してある。
【0048】運搬通路pは、ガイドローラ741上の搬送ベ
ルト743の上側半分と上側ガイド744とでほぼ半円の半円
通路p1を構成している。ほぼ垂直の搬送ベルト743とガ
イド板746とで垂直通路p2を構成している。ドライブロ
ーラ742のほぼ4分の1周とガイド板746の下部とで水平
方向に方向転換する転換通路p3を構成している。垂直通
路p2は、紙幣の横幅以上の距離を有するよう構成してあ
る。
【0049】すなわち、半円通路p1の入口に重送センサ
S1を、垂直通路p2の上端部の始まりに長さセンサS2を、
垂直通路p2の下端部の終焉部に通過センサS3を配置して
ある。長さセンサS2と通過センサS3は、それら間に紙幣
の横幅が跨らないように間隔を設定してある。前記セン
サS1、S2、S3は透過型の光電センサであって、光の透過
量によって紙幣の厚みも検知できる。通過センサS3は、
垂直通路p2及び弧状案内通路p4又はリジェクト通路rp1
での紙幣ジャムを検出するためのものである。
【0050】次に振分装置720の構造を説明する。回転
自在に取り付けられたシャフト721にそらせ板722を固定
してある。そらせ板722は、図13のソレノイド723により
選択的に図5の位置、すなわち、ガイド板746の下部との
間に弧状案内通路p4を形成する払出位置と、図5に一点
鎖線示した案内通路p4を形成しないリジェクト位置とを
とる。
【0051】次に送込装置770の構造を説明する。送込
装置770は、ドライブローラ771と第4プレスローラ775
を有する。ドライブローラ771は、シャフト773に固定さ
れている。第4プレスローラ775は、シャフト774に回転
自在に支持されている。これらドライブローラ771と第
4プレスローラ775とで1つのユニットを構成し、紙幣
保留室3bに沿って複数ユニット配置してある。シャフト
773は、ドライブシャフト747から紙幣を弛ませたり引っ
張りすぎないようドライブローラ742と同周速度で回転
される。送込装置770の直下の紙幣通路を挟んで透過型
の送込センサS4を配置してある。
【0052】次にリジェクト送込装置780を説明する。
リジェクト送込装置780は、ドライブローラ781と第5プ
レスローラ782を有する。ドライブローラ781は、シャフ
ト783に固定されている。第5プレスローラ782は、金庫
5に取り付けられたシャフト784に回転自在に支持された
レバー785の先端に回転自在に取り付けてある。このレ
バー785の長孔787には、スライドプレート349bから突出
するピン786が移動可能に挿入してある。
【0053】すなわち、スライドプレート349bが上方に
移動されて金庫5がケース2にロック状態の場合、ピン78
6によりレバー785を反時計回り方向に回転させ、第5プ
レスローラ782を金庫5内から突出させてドライブローラ
781に接触させる。これらドライブローラ781と第5プレ
スローラ782とで1つのユニットを構成し、紙幣保留室3
bに沿って複数ユニット配置してある。
【0054】シャフト783は、ドライブシャフト747から
紙幣を弛ませたり引っ張りすぎないようドライブローラ
742と同周速度で回転駆動される。リジェクト送込装置7
80の直下の紙幣通路を挟んで透過型のリジェクトセンサ
S5を配置してある。725は、ドライブローラ742の間に配
置し、そらせ板722上面との間に直線状のリジェクト通
路rp1を形成するリジェクトガイド板である。726は、ド
ライブローラ781との間に弧状リジェクト通路rp2を形成
する弧状ガイド板であり、金庫5に固定されている。
【0055】次に払出装置6の構造を図5及び図9〜12を
参照して説明する。払出装置6は、保留部661と、収納装
置9としての押込装置610と、一時保留装置660と、紙幣
押出装置670とを有している。押込装置610を図9及び図1
0を参照して説明する。押込装置610は、上下に配置され
た上ベース611と下ベース612間に垂直状態に配置した第
1垂直シャフト613と第2垂直シャフト614の中間にスラ
イドブロック616を往復動可能に挿入してある。すなわ
ち、スライドブロック616の長孔616fを貫通して前記第
1垂直シャフト613が、長孔616bを貫通して前記第2垂
直シャフト614が配置してある。
【0056】押込ユニット617は同一構造であり、第1
垂直シャフト613及び第2垂直シャフト614のそれぞれに
4ユニット取り付けてある。次に押込ユニット617の1つ
を代表して説明する。第1押込片618及び第2押込片619
は、中間を第1垂直シャフト613に回転自在に取り付け
られている。第1押込片618及び619は、X字状に配置
し、それぞれの長孔618h、619hにスライドブロック616
と一体に移動する駆動シャフト620、621が貫通してい
る。
【0057】この押込装置610の一時保留装置660側には
ほぼ垂直状態に仕切板622が配置してある。仕切板622に
は、第1押込片618と第2押込片619が通過できる押込開
口623が形成してある。この仕切板622と一時保留装置66
0とは所定の間隔を空け、送込装置770から送られた紙幣
をシート面がほぼ垂直状態で保留する保留部661を形成
してある。したがって、一時保留部660とリジェクト紙
幣室3cとは並んでいる。
【0058】624は、仕切板622の一時保留装置660側に
配置固定した紙幣ガイド板である。紙幣ガイド板624
は、前記押込開口623を挟んで複数配置してあり、下端
部ほど一時保留装置660側に近づく斜面624sを有し、送
込装置770から送り出された紙幣の先端部が前記斜面624
sに案内されて押込開口623に進入しないようにしてい
る。
【0059】スライドブロック616が図9に図示するよう
に最も左側に移動した状態にあっては、長孔618h、619h
の先端部側に駆動シャフト620、621が位置するので、最
も幅が狭いX字状になる。しかし、スライドベース616
が右側にスライドされると駆動シャフト620、621は長孔
618h、619hの根本に移動するので、第1押込片618と第
2押込片619は最も幅の広いX字状になる。
【0060】この最も幅の広いX字状になるときに送込
装置770から保留部661に送り込まれた紙幣biを一時保留
装置660へ、或いはリジェクト送込装置780から送り込ま
れたリジェクト紙幣室3c内の紙幣biをリジェクト紙幣室
3cの奥に押し込む。すなわち、第1押込片618と第2押
込片619の先端部は、仕切板622の押込開口623を通り、
保留部661を横切って一時保留装置660内、及び、リジェ
クトドア335に形成した押込開口335Sからリジェクト紙
幣室3c内に進入することができる。
【0061】次にスライドブロック616の駆動機構629を
説明する。スライドブロック616の右側端部には縦長の
長孔630を有する被動レバー631を固定してある。長孔63
0にはクランク633先端のピン634が挿入してある。クラ
ンク633は、駆動軸635に回転自在に取り付けてある。
【0062】駆動軸635は、フレーム600に固定したチャ
ンネル状のサポート601に回転自在に支持されている。
駆動軸635に第1コイルスプリング637を被せてある。こ
のコイルスプリング637の一端は、前記クランク633に固
定してある。第1コイルスプリング637の他端は、駆動
軸635の周面に対し密着する内径にしてある。駆動軸635
が第1コイルスプリング637を巻き込む方向に回転した
場合、第1コイルスプリング637は駆動軸635との摩擦に
より、巻き込まれて内径が縮まるよう変形する。
【0063】この変形により駆動軸635から第1コイル
スプリング637への伝達トルクが増加することによりク
ランク633を回転することができる。駆動軸635が逆方向
に回転した場合、第1コイルスプリング637の内径が大
きくなる方向であるため、伝達トルクは小さく、クラン
ク633を回転させることは出来ない。駆動軸635と第1コ
イルスプリング637とで第1ワンウエイクラッチ639を構
成している。
【0064】駆動軸635に固定したベベルギヤ640に回転
軸641に固定したベベルギヤ642が噛み合っている。光電
センサS6は、クランク633が一回転したことを検知する
ためのセンサである。回転軸641は、図13の押込モータ
ー643によって回転される。
【0065】次に一時保留装置650を図11、図12を参照
して説明する。一時保留装置650は、ほぼ垂直に配置さ
れている側壁651、底壁652、上壁653、立上壁654、立下
壁655、後壁656とで一端面が閉じ、かつ、側壁651に相
対して紙幣受入開口657を有するチャンネル状の一時保
留体658を構成している。一時保留体658の前方端部は紙
幣口659になっている。一時保留体658の軸線が横になっ
た内部空間が、一時保留部660を構成している。
【0066】一時保留体658は、前記押込装置610に対し
保留部661を間に挟んでフレーム600に固定してある。こ
の保留部661は、前記送込装置770のほぼ真下に位置す
る。すなわち、ドライブローラ771と第4プレスローラ7
75との接触部の下方に立下壁655が位置している。ま
た、第1押込片618と第2押込片619とは、最大幅になっ
たときに一時保留部660に進入する。すなわち、一時保
留部660に押込装置610により紙幣を押し込んで一時保留
する。
【0067】次に紙幣押出装置670の構造を図11及び図1
2を参照して説明する。側壁651には一部保留部660に沿
って伸びる長孔662a、662bが上下に配置してある。長孔
662aを通って第1押出片663aが一時保留部660に水平に
突出している。同様に長孔662bを通って第2押出片663b
が一時保留部660に水平に突出している。第1及び第2
押出片663a、663bの先端は、フック状に紙幣口659側へ
曲がっている。
【0068】次に、第1及び第2押出片663a、663bの支
持装置671を、図11を参照して説明する。上壁653から水
平方向に、かつ、一時保留体658の長手方向に間隔を空
けて突出する一対のステー671fと671bの下面側に丸棒状
の上側ガイドレール672uを固定してある。同様に、底壁
652から突出する一対のステー673fと673bの上面側に丸
棒状の下側ガイドレール672lを固定してある。ほぼ矩形
板状のスライドベース674の上部には周面が鼓形のガイ
ドローラ675f、675bが回転自在に取り付けてある。
【0069】スライドベース674の下部には周面が鼓型
のガイドローラ676f、676bが回転自在に取り付けてあ
る。これらガイドローラは、前記上側ガイドレール672u
と下側ガイドレール672lとの間に挿入することにより、
それらに案内されつつ一時保留体658に沿って移動でき
る。前記押出片663a、663bは、スライドベース674に固
定してある。
【0070】次にスライドベース674の駆動機構690を説
明する。一時保留体658の背面に固定した軸683と前記駆
動軸635にはタイミングプーリ677fと677bがそれぞれ回
転自在に取り付けられている。これらタイミングプーリ
ーにはタイミングベルト678が巻掛けられている。タイ
ミングベルト678の外周面には1つの突起679が形成され
ている。スライドベース674の背面には、突起680を有す
る上被動体681uと突起682を有する下被動体681lが固定
してある。
【0071】これにより、タイミングベルト678が時計
回りに進行し、かつ突起679が上側にある場合、突起679
が突起680を押すことによりスライドベース674を図11に
おいて右方に移動させることができる。また、突起679
が下側にある場合、突起679が突起682を押すことにより
スライドベース674を図11において左方に移動させるこ
とができる。タイミングプーリ677bと駆動軸635との間
には、第2ワンウエイクラッチ684を介在してある。
【0072】第2ワンウエイクラッチ684は、第2コイ
ルスプリング685である。第2コイルスプリング685は、
一端がタイミングプーリ677bに固定してある。他端部の
内周面は駆動軸635の外周面と摩擦接触している。そし
て、駆動軸635の前記第1ワンウエイクラッチ639が接続
状態となる逆方向の回転により第2ワンウエイクラッチ
684が接続状態となるように構成してある。
【0073】スライドベース674が長孔662a、662bの前
方端部に押し出されたことを検知するための押出センサ
S7が配置してある。押出センサS7は、スライドベース67
4が光線を遮ったことを検知する透過型のセンサであ
る。リターンセンサS8は、スライドベース674が最後方
に戻ったことを検知するためのセンサであり、例えば透
過型の光電センサである。図10に図示するように、紙幣
口659の直ぐ外側には、ゲーム者が受け取ったことを間
接的に検知する透過型の抜取センサS9が配置してある。
【0074】次に制御装置を、図13を参照して説明す
る。前記した搬送モーター748、引出モーター701、ソレ
ノイド723、押込モーター643は、マイクロプロセッサCP
Uからの信号に基づいて作動する。センサS1、S2、S3、S
4、S5、S6、S7、S8、S9は、マイクロプロセッサCPUに検
出信号を送る。
【0075】マイクロプロセッサCPUは、ROMに記憶され
たプログラムに基づいてRAMを用いて所定の動作を指示
する。すなわち、払出信号を受けた後、センサS1、S2、
S3、S4、S5、S6、S7、S8、S9からの信号を受けて所定の
タイミングで前記搬送モーター748、引出モーター701、
ソレノイド723、押込モーター643を選択的に作動させ、
もって所定の処理を行う。
【0076】次に説明を簡単化するため、紙幣二枚を払
い出すケースを図14も参照しつつ説明する。まず、払出
信号poを受けて正常に紙幣が払い出される場合を説明す
る。紙幣の払出信号poが出力されると、マイクロプロセ
ッサCPUは搬送モーター748を作動させる。これにより、
運搬装置740が作動される。すなわち、シャフト747、し
たがってドライブローラ742が回転され、搬送ベルト743
が図5において反時計回り方向に循環する。
【0077】また、シャフト773を介してドライブロー
ラ771が時計回り方向に回転される。また、シャフト783
を介してドライブローラ781が時計回り方向に回転され
る。運搬装置740が作動を開始した後、引出モーター701
が作動され、回転軸711を反時計回り方向に一回転す
る。この回転により引出ローラー712の周面が反時計回
り方向に回転する過程で窓3wから紙幣保留室3b内に進出
して摩擦力で最外側の紙幣biをほぼ垂直上方へ引きずり
上げる。引きずり上げられた紙幣biの上端は、保留ドア
305と規制体384との間に進入する。
【0078】もし、紙幣biが二枚一緒に引きずり上げら
れた場合、友連れされた二枚目の紙幣biは、規制体384
によって通過を阻止され、最外側の紙幣biのみが保留ド
ア305にローラー389により押し付けられつつ紙幣口399
に達する。ことのき、板バネ390の先端部は保留室3bか
ら突出して搬送ベルト743に圧接しているので、紙幣bi
は板バネ390により搬送ベルト743に押し付けられて搬送
ベルト743によっても引きずり上げられる。次いで、搬
送ベルト743と上側ガイド744との間の半円通路p1を進行
する。次に、紙幣biの先端部は、第1プレスローラ745
と搬送ベルト743との間に挟まれる。
【0079】ガイドローラー741を半周した紙幣biは、
搬送ベルト743とガイド板746との間の垂直通路p2を案内
されてシート面がほぼ垂直状態で下方へ進行する。重送
センサS1は、紙幣biが通過する間、紙幣biの透過光信号
sg1を出力している。今回は正貨であるため、マイクロ
プロセッサCPUは、正常信号を出力する。また、長さセ
ンサS2が紙幣biの横幅以上の信号sg2を継続して出力し
た場合、マイクロプロセッサCPUは二重払出として異常
信号を出力するが、今回は正常に一枚のみであるので異
常信号を出力しない。
【0080】長さセンサS2が紙幣biを検知した信号sg2
をトリガーとしてソレノイド723を励磁する。ソレノイ
ド723の励磁により、シャフト721が時計回り方向へ回転
され、そらせ板722は図5の実線示位置になる。すなわ
ち、ガイド板746の下端部との間に弧状案内通路p4を形
成する。垂直通路p2を下方に進行して来た紙幣biは、第
2プレスローラ753についで第3プレスローラ750と搬送
ベルト743との間に挟まれて送られる。そして紙幣bi
は、転換通路p3に続いて弧状案内通路p4に案内されつつ
ドライブローラ771と第4プレスローラ775との間に進入
する。
【0081】紙幣biは、これらドライブローラ771と第
4プレスローラ775とに挟まれて垂直下方に送り出さ
れ、一時保留装置650と押込装置610との間の保留部661
に送り込まれる。この保留部661において紙幣biは、仕
切板2C上にシート面がほぼ垂直状態で支持されている。
送込センサS4は、保留部661への紙幣biの通過を検知す
る。マイクロプロセッサCPUは、送込センサS4の立ち下
がり信号sg4を紙幣biが通過したと判定し、かつその信
号sg4をトリガーにして押込モーター643を正転させる。
押込モーター643が正転すると、第1ワンウエイクラッ
チ639がつながってクランク633が回転する。
【0082】クランク633の回転によりスライドブロッ
ク616が図9の位置から右方へ移動して再び図9の位置へ
戻る。スライドブロック616が図9の位置から右方へ移動
した場合、駆動シャフト620は第1押込片618の長孔618h
を移動しつつ第1押込片618を第1垂直シャフト613回り
を反時計回り方向に回転させる。一方、駆動シャフト62
1は第2押込片619の長孔619hを移動しつつ第2押込片61
9を時計回り方向に回転させる。同様に他の押込ユニッ
ト617も作動する。
【0083】これにより、図10に図示するように第1押
込片618と第2押込片619の先端部は保留部661を横切っ
て一時保留部660へ進出する。この過程で保留部661に位
置している紙幣biは受入開口657を通って一時保留部660
へ押し込まれる。押し込まれた紙幣biは、立上壁654と
立下壁655により一時保留部660内にシート面がほぼ垂直
になった状態で保留される。クランク633が図9の位置に
戻ったことを検知した押込センサS6は信号sg6を出力す
る。
【0084】この信号sg6により、押込モーター643は正
転を停止される。これにより、紙幣1枚目の一時保留作
業が完了する。次に、二枚目の一時保留作業に入る。す
なわち、押込センサS6からの信号sg6をトリガーとして
引出モーター701が回転され、前述のように引出ローラ
ー712が1回転される。これにより紙幣biが紙幣保留部3
bから引きずりあげられる。この引きずり上げられた紙
幣biが規制体384による規制が機能せずに二枚であった
場合、重送センサS1の受光量が設定値よりも少ないた
め、マイクロプロセッサCPUは厚さ異常信号se1を出力す
る。
【0085】また、一部が重なった二枚出しの場合、マ
イクロプロセッサCPUは長さセンサS2の紙幣検出時間が
正常時よりも長くなったことを判定した時に長さ異常信
号を出力する。これら異常信号によりソレノイド723は
励磁されず、そらせ板722は図5の一点鎖線示の位置を継
続する。したがって、二枚重なって進行してきた紙幣bi
は、リジェクト通路rp1、rp2を通って、ドライブローラ
781と第5プレスローラ782との間に達する。
【0086】そしてリジェクト紙幣受入開口333からリ
ジェクト紙幣室3c内に送り込まれる。リジェクト紙幣の
通過を検知したリジェクトセンサS5の信号sg5をトリガ
ーとして押込モーター643が正転される。これにより前
述のように押込装置610が押し込み運動を行い、リジェ
クト保留室3cに突入した第1押込片618と第2押込片619
との先端部が新たに送り込まれたリジェクト紙幣をリジ
ェクト紙幣受入開口333から離れた奥の位置へ押しや
る。
【0087】リジェクトセンサS5の信号sg5をトリガー
として再び引出モーター701が回転されて引出ローラー7
12が1回転され、紙幣biが引きずり上げられ、前述同様
搬送通路p1、p2を運搬される。センサS1、S2から異常信
号が出力されなければ、そらせ板722が図5の位置に移動
される。これにより一枚目と同様、紙幣biは送込装置77
0によって保留部661に送り込まれる。
【0088】次いで、押込モーター643が正転されて押
込装置610の押込運動により一時保留部660に紙幣biを押
し込む。押込センサS6からの信号sg6により押込モータ
ー643の正転が停止される。また、マイクロプロセッサC
PUはセンサS6からの信号sg6をカウントして一時保留部6
60への紙幣保留枚数を間接的に検知している。したがっ
て、カウント数が2になったので押込モーター643を逆転
駆動する。
【0089】この逆転により、第2ワンウエイクラッチ
684を介してタイミングプーリー677bを図11において時
計回り方向に回転する。これにより、タイミングベルト
678が図11において時計回り方向に進行し、突起679で突
起680を押す。スライドベース674は、紙幣口659側へ移
動されるので、第1押出片663a、第2押出片663bは一時
保留部660の二枚の紙幣を紙幣口659側へ押し出す。スラ
イドベース674が最前進位置に移動すると、押出センサS
7が検知して信号sg7を出力する。
【0090】この信号sg7を受けてマイクロプロセッサC
PUは押込モーター643の逆転を停止する。第1押出片663
a、第2押出片663bに押し出された紙幣biは、紙幣口659
とケース2の払出口2dを通って第2紙幣処理口PMから紙
幣長さの約3分の1が突出する。ゲーム者が第2紙幣処
理口PMから紙幣を抜き取ると、抜取センサS9から抜き取
り信号sg9が出力されるので、この信号sg9をトリガーに
して押込モーター643を再度逆転する。
【0091】これにより、タイミングベルト678は時計
回り方向に移動するので、第1押出片663a、第2押出片
663bが長孔662a、662bの端部に突き当たって移動を阻止
される。この後もタイミングベルト678はさらに移動し
ようとするので、突起679と突起680の斜面により、タイ
ミングベルト678は下方に撓んで突起679は突起680の下
方を通過する。そしてタイミングプーリー677fを回って
図11において左方向に進行してきた突起679は、突起682
を引っかけてスライドベース674を同方向に移動させ、
図11の最右方に位置したところでリターンセンサS8が検
知信号sg8を出力するので、この信号sg8をトリガーにし
て押込モーター643の回転を停止する。
【0092】これにより2枚の紙幣払出処理が終了す
る。2枚以上の所定枚数を払い出す場合は、一時保留部
660に紙幣biが所定枚保留されるまで引き出しから収納
までの作業を所定回行う。なお本発明は、本発明の趣旨
の範囲で適宜変更可能である。例えば、保留部661に所
定枚数の紙幣が送り込まれた後、押込装置610を作動し
て一時保留部660に紙幣を押し込むようにしてもよい。
また、引出装置710も切欠ローラーに代えて円筒形のロ
ーラを用いてもよい。
【0093】
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、ゲーム機間に本発明の紙幣処理装置を
配置した斜視図。
【図2】図2は、実施例の紙幣払出装置を右上方から見
た斜視図。
【図3】図3は、実施例の紙幣払出装置のカバーの一部
を取り除いて左上方から見た斜視図。
【図4】図4は、実施例の紙幣払出装置の前側のカバー
を除去した状態の正面図。
【図5】図5は、実施例の紙幣払出装置の断面図
【図6】図6は、実施例の金庫を後方右側から見た斜視
図。
【図7】図7は、実施例の金庫の一部カバーを削除した
状態の左前方から見た斜視図。
【図8】図8は、実施例の金庫の一部カバーを除去した
状態の右後方から見た斜視図。
【図9】図9は、実施例の押込装置と払出装置との斜視
図。
【図10】図10は、実施例の押込装置と払出装置の平
面図。
【図11】図11は、実施例の払出装置を後方上方から
見た斜視図。
【図12】図12は、実施例の払出装置を前方上方から
見た斜視図。
【図13】図13は、実施例の制御装置のブロック図。
【図14】図14は、実施例の各装置のタイミングチャ
ート。
【符号の説明】
紙幣 bi ケース 2 紙幣保留装置 3 リジェクト紙幣室 3c ロック装置 360 リンク装置 349f,349b 金庫 5 払出装置 6 押込装置 610 押込片 618,619 紙幣払出口 659 一時保留部 660 紙幣押出装置 670 押出片 663a,663b 搬送装置 7 リジェクト紙幣保留装置 8 一時保留装置 10 紙幣通路 p1,p2,p3,p4 重送センサ S1
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B65H 1/02 B65H 1/02 Z 5/02 5/02 R 5/06 5/06 Q Fターム(参考) 2C088 BC79 EA48 3E040 AA01 BA01 FC07 FC11 FE01 FG07 3F049 AA10 DA03 DB13 LA16 LB04 3F343 FA04 FB07 GA04 GB01 GC02 GD04 HA37 HD09 HD15 HE12 HE25 LA04 LA13 LC11 LC12 LD04 MA03 MA15 MA27 MB15 MC27

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】紙幣(bi)のシート面がほぼ垂直状態に貯留
    される紙幣保留装置(3)と、紙幣(bi)のシート面がほぼ
    垂直状態で位置する紙幣口(659)と、 前記紙幣保留装置(3)と前記紙幣口(659)との間を紙幣の
    シート面をほぼ垂直状態で搬送する搬送装置(7)と、 を有する紙幣処理装置。
  2. 【請求項2】紙幣(bi)のシート面がほぼ垂直状態に貯留
    される紙幣保留装置(3)と、前記紙幣保留装置(3)から繰
    り出された紙幣のシート面がほぼ垂直状態に一時保留さ
    れる一時保留装置(10)と、前記紙幣保留装置(3)から一
    時保留装置(10)へ紙幣を搬送する運搬装置(7)と、一時
    保留装置(10)から紙幣口(659)へ紙幣を送り出す払出装
    置(6)と、からなる紙幣払出装置。
  3. 【請求項3】紙幣保留装置(3)は、ケース(2)に着脱自在
    である請求項1または2の紙幣払出装置。
  4. 【請求項4】紙幣保留装置(3)は、紙幣出口(399)とケー
    ス(2)に対するロック装置(307,360)を備え、ロック装置
    (360)のロック操作に連動して紙幣出口(399)を開口する
    リンク装置(349f,349b)を有している請求項3の紙幣払
    出装置。
  5. 【請求項5】紙幣保留装置(3)と一時保留装置(10)とを
    紙幣シート面の延長方向にずらして配置した請求項2の
    紙幣払出装置。
  6. 【請求項6】紙幣保留装置(3)とリジェクト紙幣保留装
    置(8)とを紙幣シート面の延長方向にずらして配置した
    請求項2または3の紙幣払出装置。
  7. 【請求項7】リジェクト紙幣保留装置(8)は、ケース(2)
    に着脱自在である請求項4の紙幣払出装置。
  8. 【請求項8】紙幣払出装置(6)は、紙幣の端部に係合し
    て押し出す紙幣押出装置(670)を有する請求項2の紙幣
    払出装置。
  9. 【請求項9】紙幣押出装置(670)は、間隔を空けて配置
    したフック状の一対の押出片(663a,663b)である請求項
    5の紙幣払出装置。
  10. 【請求項10】紙幣保留装置(3)とリジェクト紙幣保留
    装置(8)とを一体の金庫(5)にした請求項4の紙幣払出装
    置。
  11. 【請求項11】一時保留部(660)とリジェクト紙幣室(3
    c)とを並べて配置した請求項4の紙幣払出装置。
  12. 【請求項12】一時保留部(660)とリジェクト保留部(3
    c)との間に押込装置(610)を配置してある請求項6の紙
    幣払出装置。
  13. 【請求項13】押込装置(610)は、中間の支点を中心に
    回動する棒状の押込片(618,619)である請求項12の紙
    幣払出装置。
  14. 【請求項14】保留部(3)から一時保留部(660)への紙幣
    通路(p1,p2,p3,p4)は、保留部(3)から一時保留部(660)
    と反対側に送り出して後反転させて一時保留部(660)に
    向かう経路を有し、この経路に重送センサ(S1)を配置し
    た請求項4の紙幣払出装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016087447A (ja) * 2015-10-15 2016-05-23 株式会社三洋物産 遊技機

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JP2016087447A (ja) * 2015-10-15 2016-05-23 株式会社三洋物産 遊技機

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