JP2003265848A - 遊技媒体貸出装置 - Google Patents

遊技媒体貸出装置

Info

Publication number
JP2003265848A
JP2003265848A JP2002077885A JP2002077885A JP2003265848A JP 2003265848 A JP2003265848 A JP 2003265848A JP 2002077885 A JP2002077885 A JP 2002077885A JP 2002077885 A JP2002077885 A JP 2002077885A JP 2003265848 A JP2003265848 A JP 2003265848A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
game medium
medium lending
housing
medal
processing unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2002077885A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenji Fukuda
憲次 福田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Konami Amusement Co Ltd
Original Assignee
Abilit Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Abilit Corp filed Critical Abilit Corp
Priority to JP2002077885A priority Critical patent/JP2003265848A/ja
Publication of JP2003265848A publication Critical patent/JP2003265848A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Pinball Game Machines (AREA)
  • Slot Machines And Peripheral Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 コネクタ外れや断線を防止するとともに、保
守・点検時にケーブルにより作業が阻害されるのを防止
し得る遊技媒体貸出装置を提供する。 【解決手段】 遊技媒体貸出装置は、筐体1内に少なく
とも制御部及びメダルホッパー7などの遊技媒体貸出処
理部が配置され、貨幣又はプリペイドカード等のカード
類などの遊技媒体貸出用媒体の受付により制御部の制御
の下に遊技媒体貸出処理部から所定数の遊技媒体を筐体
外に排出するように構成されている。そして、上記筐体
の背面側に、遊技媒体貸出処理部の後側を上下方向に延
びる通路63を形成するカバー部材62を設け、上記通
路内に遊技媒体貸出処理部に接続されるケーブルを配線
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、遊技機に使用され
るメダルなどの遊技媒体を貸し出す遊技媒体貸出装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、パチンコホールなどの遊技場に
おいては、スロット島の隣接する2台のスロットマシン
の間などに遊技媒体としてのメダルを貸し出すメダル貸
出装置が設置されている。この種のメダル貸出装置は、
例えば特開2000−218027号公報に開示される
ように、筐体内に貨幣処理部、制御部及びメダルホッパ
ーが配置されていて、筐体の前面(正面)に設けた貨幣
投入口に千円札紙幣などの貨幣を投入すると貨幣処理部
で投入貨幣の適否を判別した後、制御部の制御の下にメ
ダルホッパーから所定枚数のメダルを筐体の前面に設け
たメダル受け皿などに払い出すようになっている。ま
た、近年、貨幣の代わりにプリペイドカードなどの投入
ないし受付によりメダルの貸出を行うメダル貸出装置も
知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、この種のメ
ダル貸出装置においては、内部機器同士又は外部機器
(例えばホールの管理装置など)との間で制御信号や電
源供給などの遣り取りを多く行うため、多数のケーブル
が筐体内に複雑に配線されている。特に、メダルホッパ
ーは、その駆動部の位置関係から接続コネクタが下部に
設けられ、上部にメダル補給のための空間を広く確保す
る必要上、上方に配置される制御部などとの間がある程
度離間することから、このメダルホッパーの接続コネク
タに接続されるケーブルの長さも長くなり、メダルホッ
パーの周囲にケーブルが乱雑に配線されるのが一般的で
ある。そして、メダルホッパーに対し、筐体の前面側に
設けた補給扉を開けてメダルを手作業で補給し、あるい
は島内に配置したメダル自動補給装置から筐体の背面側
に設けた補給口を通してメダルを自動補給するときにメ
ダルがメダルホッパーの周囲に散逸するとそれがケーブ
ルに当たったコネクタ外れや断線を誘発する虞があっ
た。また、メダルホッパーの保守・点検時に絡み合った
ケーブルにより作業が阻害されるという問題もある。
【0004】このような問題は、メダル貸出装置に限ら
ず、パチンコ球貸出装置において、球貸出処理部として
球供給装置を内蔵するものなどにも同様に生じる。特
に、パチンコ球貸出装置の場合、その横幅が40mm程
度と狭小であることから、保守・点検時に球供給装置を
出し入れする際にケーブルが引っ掛かって断線などを生
じる虞がある。
【0005】本発明はかかる点に鑑みてなされたもので
あり、その課題とするところは、特に、メダルホッパー
などの遊技媒体貸出処理部に接続されるケーブルの配線
を適切に行うことにより、コネクタ外れや断線を防止す
るとともに、保守・点検時にケーブルにより作業が阻害
されるのを防止し得る遊技媒体貸出装置を提供せんとす
るものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、請求項1に係る発明は、筐体内に少なくとも制御部
及び遊技媒体貸出処理部が配置され、遊技媒体貸出用媒
体(貨幣又はプリペイドカード等のカード類など)の受
付により制御部の制御の下に遊技媒体貸出処理部から所
定数の遊技媒体を筐体外に排出するように構成された遊
技媒体貸出装置において、上記筐体の背面側に、遊技媒
体貸出処理部の後側を上下方向に延びる通路を形成する
カバー部材を設け、上記通路内に遊技媒体貸出処理部に
接続されるケーブルを配線する構成とする。
【0007】この構成では、遊技媒体貸出処理部に接続
されるケーブルは、カバー部材により形成された上下方
向に延びる通路内に配線されているため、遊技媒体貸出
処理部に遊技媒体を補給するときに遊技媒体が遊技媒体
貸出処理部の周囲に散逸してもそれが遊技媒体貸出処理
部に接続されるケーブルに当たってコネクタ外れや断線
を誘発することはない。また、遊技媒体貸出処理部に接
続されるケーブルがコネクタ部以外の箇所で遊技媒体貸
出処理部に絡み合うことがないので、保守・点検時にケ
ーブルが引っ掛かって断線したり、作業がケーブルによ
り阻害されたりすることもない。
【0008】請求項2に係る発明は、請求項1記載の遊
技媒体貸出装置において、上記筐体内の制御部の後側に
中継基板を配置し、この中継基板を介して上記制御部と
遊技媒体貸出処理部とを通信可能に接続するとともに、
中継基板を介して遊技媒体貸出処理部に電源を供給する
ようにし、中継基板と遊技媒体貸出処理部との間を接続
する通信ケーブル及び電源ケーブルを上記通路内に配線
する構成とする。この構成では、遊技媒体貸出処理部に
接続されるケーブルは中継基板との間に接続される通信
ケーブル及び電源ケーブルに限定され、かつこの両ケー
ブルが共に通路内に配置されているため、遊技媒体貸出
処理部周辺のケーブル配線を簡素にすることができると
ともに、ケーブルの断線やコネクタ外れなどの防止を確
実にすることができる。
【0009】請求項3に係る発明は、請求項2記載の遊
技媒体貸出装置において、上記筐体の背面側を脱着可能
な背面板により構成し、この背面板に上記カバー部材と
上記中継基板を支持する中継基板支持部材とを共に固定
する構成とする。この構成では、遊技媒体貸出装置の組
み立て時には、予め筐体の背面板に中継基板を中継基板
支持部材を介して取り付けるとともに、この中継基板と
遊技媒体貸出処理部との間に接続される通信ケーブル及
び電源ケーブルをカバー部材により形成された背面板の
通路内に配線しておき、この背面板を筐体に装着するこ
とにより、組立作業を容易に行うことができる。
【0010】請求項4に係る発明は、請求項1〜3のい
ずれか一つに記載の遊技媒体貸出装置において、上記筐
体の背面側に、島内に配置される遊技媒体自動補給装置
から補給される遊技媒体を筐体内に導入するための補給
口を設けるとともに、この補給口の下側に補給される遊
技媒体を上記遊技媒体貸出処理部に導くガイド片を取り
付け、上記カバー部材を、補給口の少なくとも縦方向の
一側方に沿って配置する構成とする。この構成では、筐
体の背面側にカバー部材を補給口を回避して配置するこ
とにより、島内に配置される遊技媒体自動補給装置から
筐体背面側の補給口を通しかつガイド片のガイドの下に
遊技媒体を遊技媒体貸出処理部に自動補給することを確
保しながら、自動補給される遊技媒体が跳ね上がって遊
技媒体貸出処理部に接続されるケーブルに衝突するのを
防止することができる。
【0011】請求項5に係る発明は、請求項1〜4のい
ずれか一つに記載の遊技媒体貸出装置を、メダル貸出装
置に適用したものである。すなわち、上記遊技媒体貸出
処理部は、メダルの貸出処理を行うメダルホッパーから
なる構成とする。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1ないし図3は本発明の一実施
形態に係わる遊技媒体貸出装置としてのメダル貸出装置
Aの全体構成を示し、このメダル貸出装置Aは、遊技場
のスロット島の横並びに隣接する2台のスロットマシン
の間にいわゆる台間機として設置されるものである。
【0013】上記メダル貸出装置Aは、鋼板などの金属
板からなる筐体1を有し、この筐体1内には内部機器と
して上側に貨幣処理部としての紙幣収納部付き紙幣識別
機2が、略中央に制御部としての主制御基板部3、電源
回路部4(図5及び図7参照)、中継基板5及びカード
処理機6が、下側に遊技媒体貸出処理部としてのメダル
ホッパー7がそれぞれ配置されている。筐体1の前面側
(正面側)は3つの開閉扉つまり上部扉11、中央扉1
2及び下部扉13と、1つの前面パネル14とにより構
成されており、筐体1の背面側は1つの背面板15によ
り構成されている。
【0014】上記上部扉11は、筐体1内の紙幣識別機
2を前方に引き出して紙幣収納部からの紙幣の回収や点
検などを行うためのもので、下端を回動軸側として開閉
可能に取り付けられており、この上部扉11には施錠装
置17及び紙幣投入口18が設けられている。そして、
この紙幣投入口18に紙幣(例えば千円札)を投入する
と紙幣識別機2が投入紙幣の適否を識別し、不適切なも
のであれば紙幣投入口18より戻す一方、適切なものは
紙幣識別機2の紙幣収納部内に収納するようになってい
る。
【0015】上記中央扉12は、図4ないし図8にも示
すように、主制御基板部3及び電源回路部4などの検査
等のために上部扉11と同様に下端を回動軸側として開
閉可能に取り付けられたものであり、この中央扉12に
は施錠装置21、各種の表示部22a,22b,22
c,22d及びカード排出・挿入口23が設けられてい
る。施錠装置21は、中央扉12の施錠以外に、図5に
示す検出器24,25との協働により施錠キーを左側に
回すと遊技媒体貸出装置Aの管理状態を独立状態(入金
データなどをデータ集計管理装置に通信しない状態)に
切り替える機能と、施錠キーを右側に回すとエラー解除
をする機能とを発揮するようになっている。カード排出
・挿入口23はカード処理機6と連通するものであり、
上記紙幣識別機2で投入紙幣が適切なものと判断された
とき主制御基板部3の制御の下にカード処理機6が内蔵
するカードに所定事項を記憶させた後そのカードをカー
ド排出・挿入口23から発行し、またこのカード排出・
挿入口23に自機又は他のカード発行機などで発行され
たカードを挿入するとメダルホッパー7に対しメダルの
排出を指令するようになっている。
【0016】また、上記中央扉12の裏面側には表示部
22a〜22dを駆動制御する表示制御基板26が表裏
面を前後方向に向けた状態で取り付けられている。上記
主制御基板部3及び電源回路部4は、この表示制御基板
26の後方で左右に並べて配置され、上記カード処理機
6は、この主制御基板部3及び電源回路部4の下方近傍
に配置されており、また中継基板5は、これらの後方に
配置されている。主制御基板部3及び電源回路部4は、
共にケース31,32内に基板ボックス33又は基板3
4を収納してなり、この両部のケース31,32の高さ
寸法及び幅寸法は、共に略同一に設定されている。また
両部のケース31,32は、共に筐体1内に設けた上下
2つの仕切り板35,36の間に前方に引き出し得るよ
うに摺動可能に支持されている。
【0017】上記前面パネル14は、図9ないし図11
にも示すように、メダルホッパー7に対応して筐体1の
前面側の下部に脱着可能に設けられたものであり、この
前面パネル14の下部にはメダル受け皿41が設けられ
ているとともに、前面パネル14の裏面側には前面パネ
ル14との間にメダル受け皿41に通じるメダル排出通
路42を形成する通路形成部材43が取り付けられてい
て、メダルホッパー7からメダルがメダル排出通路42
内を通してメダル受け皿41に排出されるようになって
いる。前面パネル14の上端には下部扉13の下端がヒ
ンジ44を介して回動自在に連結支持されている。下部
扉13はメダルホッパー7のホッパー部7b内にメダル
を補給するためのものであり、この下部扉13には施錠
装置45が設けられている。また、メダルホッパー7
は、筐体1の底板上に固定された駆動部7aと、この駆
動部7a上に設けられメダルを収容するホッパー部7b
とを備え、ホッパー部7bに収容されたメダルを駆動部
7aの作動により排出部7cから通路形成部材43に設
けた導入口47を通してメダル排出通路42ひいてはメ
ダル受け皿41に排出するように構成されている。駆動
部7aの背面側下部には接続コネクタ46が設けられて
いる。
【0018】一方、上記背面板15は、図12ないし図
14にも示すように、筐体1の背面側全体を覆って脱着
可能に設けられたものであり、この背面板15の上部に
は後方に開口する基板収納部51が形成され、この基板
収納部51は上部蓋部材52により閉鎖されている。基
板収納部51内には、上側に呼び番などの設定基板53
が、下側に上記中継基板5がそれぞれ表裏面を前後方向
に向けた状態で取り付けられており、基板収納部51
は、本発明にいう中継基板5を支持する中継基板支持部
材としての機能を有する。
【0019】上記中継基板5は、14個の接続コネクタ
54a,54b,54c,54d,54e,54f,5
4g,54h,54i,54j,54k,54l,54
m,54nを有し、これらの接続コネクタ54a〜54
nを通して、主制御基板部3と他の内部機器との間の通
信及び電源回路部4から他の内部機器への電源供給を行
うとともに、主制御基板部3などの内部機器と図示して
いない外部機器、例えばホールのデータ集計管理装置と
の間の通信を行うようになっている。詳しくは、図15
に示すように、接続コネクタ54aは設定基板53との
間の通信及び設定基板53側への電源供給を行うための
ものであり、接続コネクタ54bは主制御基板部3との
間の通信及び主制御基板部3側への電源供給を行うため
のものであり、接続コネクタ54cはメダルホッパー7
への電源供給を行うためのものであり、接続コネクタ5
4d及び54eは共にメダルホッパー7との間の通信を
行うためのものであり、接続コネクタ54fは検出器2
4,25との間の通信を行うためのものであり、接続コ
ネクタ54g,54h,54i及び54jはいずれも外
部機器との間の通信を行うためのものであり、接続コネ
クタ54k及び54lは電源回路部4との間での電源供
給を行うためのものであり、接続コネクタ54mはカー
ド処理機6との間の通信及びカード処理機6への電源供
給を行うためのものであり、接続コネクタ54nは電源
ケーブル55と接続するためのものである。尚、図15
に示すように、設定基板53は紙幣識別機2と、主制御
基板部3は表示制御基板26とそれぞれ電気的に接続さ
れている。
【0020】また、上記背面板15には基板収納部51
の下方近傍に、スロット島内に配置されるメダル自動補
給装置(図示せず)から補給されるメダルを筐体1内に
導入するための補給口56が設けられ、この補給口56
は、メダル自動補給装置からのメダルの補給を行わない
場合図示の如く下部蓋部材57により閉鎖されている。
背面板15の内面側には、上記補給口56から導入補給
されるメダルをメダルホッパー7のホッパー部7bに導
くガイド片61が取り付けられているとともに、このガ
イド片61を挟んでメダルホッパー7のホッパー部7b
後側から基板収納部51の下方近傍にまで上下方向に延
びるカバー部材62が取り付けられており、このカバー
部材62は、図10及び図11に詳示するように、補給
口56の左右側方を各々縦方向つまり上下方向に延びる
閉断面の配線通路63,63を背面板15と協働して形
成するようになっている。また、図8に示すように、基
板収容部51の下側側壁51aには、上記配線通路6
3,63に対応して2つの連通孔64,64が形成され
ている。そして、メダルホッパー7の周囲に配線すべき
ケーブル、つまり図15に示すように、メダルホッパー
7の駆動部7aの接続コネクタ46に接続される通信ケ
ーブル65,66及び電源ケーブル67と、背面板15
の下部から筐体1内に導入される電源ケーブル55と
は、いずれも上記配線通路63,63内に配線されてい
るとともに、上記連通孔64,64から基板収納部51
内に配線されて、中継基板5の接続コネクタ54c〜5
4e,54nに接続されている。
【0021】従って、上記実施形態のメダル貸出装置A
においては、筐体1の背面板15にメダルホッパー7の
ホッパー部7b後側を上下方向に延びる2つの配線通路
63,63を形成するカバー部材62が設けられ、この
両配線通路63,63内にメダルホッパー7の周囲に配
線すべき通信ケーブル65,66及び電源ケーブル6
7,55が全て配線されているため、下部扉13を開け
てメダルホッパー7のホッパー部7bにメダルを手作業
で補給するときにメダルがメダルホッパー7の周囲に散
逸してもそれが上記通信ケーブル65,66及び電源ケ
ーブル67,55に当たってコネクタ外れや断線などを
誘発することはない。また、通信ケーブル65,66及
び電源ケーブル67,55がメダルホッパー7に絡み合
うこともないので、保守・点検時にこれらのケーブル6
5〜67,55が引っ掛かって断線したり、作業がケー
ブル65〜67,55により阻害されたりすることもな
い。
【0022】しかも、上記背面板15に、スロット島内
に配置されるメダル自動補給装置から補給されるメダル
を筐体1内に導入するための補給口56が設けられてい
るとともに、この補給口56の下方近傍に補給されるメ
ダルをメダルホッパー7のホッパー部7bに導くガイド
片61が取り付けられており、また上記カバー部材62
は、補給口56の両側方に沿って上下方向に配置されて
いるため、メダル自動補給装置からメダルホッパー7へ
のメダルの自動補給を確保しながら、自動補給されるメ
ダルが跳ね上がって通信ケーブル65,66及び電源ケ
ーブル67,55に衝突するのを確実に防止することが
できる。
【0023】その上、上記筐体1内の主制御基板部3の
後側に中継基板5が配置され、この中継基板5を介して
主制御基板部3とメダルホッパー7の駆動部7aとが通
信可能に接続されているとともに、中継基板5を介して
メダルホッパー7の駆動部7aに電源が供給されるよう
になっているため、メダルホッパー7周囲のケーブル配
線を簡素にすることができ、配線作業の簡易化を図るこ
とができる。
【0024】さらに、上記背面板15は筐体1の他の部
位に脱着可能に設けられ、この背面板15に上記カバー
部材62と上記中継基板5を収納支持する基板収納部5
1とが取り付けられる構造であるため、メダル貸出装置
Aの組み立て時には、背面板15の装着前に予めその背
面板15にカバー部材62と基板収納部51とを取り付
けるとともに、カバー部材62により形成された背面板
15の配線通路63,63内に上記通信ケーブル65,
66及び電源ケーブル65,55を配線することがで
き、組立作業の容易化を図ることができる。
【0025】尚、本発明は上記実施形態に限定されるも
のではなく、その他種々の実施形態を包含するものであ
る。例えば上記実施形態では、背面板15にメダル自動
補給装置から補給されるメダルを筐体1内に導入するた
めの補給口56を設ける場合、この補給口56の左右側
方に各々上下方向に延びる閉断面の配線通路63,63
を形成するようにカバー部材62を背面板15に設けた
が、本発明は、補給口56の左右いずれか一方の側方に
のみ上下方向に延びる配線通路を形成するようにカバー
部材を背面板15に設けてもよい。また、配線通路63
は、必ずしも閉断面のものでなくてもよく、この通路内
に配線するケーブルに対しメダルの衝突を回避できるも
のであれば形状などは問わない。
【0026】さらに、本発明は、カード仕様でなく現金
専用のメダル貸出装置にも適用できるのは勿論のこと、
メダル貸出装置以外に、パチンコ球貸出装置などにも適
用することができる。その際、遊技媒体貸出用媒体は、
貸出装置の投入口に投入することに限らず、無接触カー
ドの如く貸出装置の所定個所に接触させるなどの受付行
為をするものでもよい。
【0027】
【発明の効果】以上のように、本発明の遊技媒体貸出装
置によれば、遊技媒体貸出処理部に接続されるケーブル
は、カバー部材により形成された上下方向に延びる通路
内に配線されているため、遊技媒体貸出処理部に遊技媒
体を補給するときに遊技媒体が遊技媒体貸出処理部の周
囲に散逸してもそれがケーブルに当たってコネクタ外れ
や断線を誘発することはなく、また保守・点検時にケー
ブルにより作業が阻害されることもなく、実施化を図る
上で有効なものである。
【0028】特に、請求項2に係る発明では、遊技媒体
貸出処理部に接続されるケーブルは中継基板との間に接
続される通信ケーブル及び電源ケーブルに限定され、か
つこの両ケーブルが共に通路内に配置されているため、
遊技媒体貸出処理部周辺のケーブル配線を簡素化するこ
とができるとともに、ケーブルの断線やコネクタ外れな
どの防止を確実に図ることができる。
【0029】また、請求項3に係る発明では、遊技媒体
貸出装置の組み立て時に予め筐体の背面板に中継基板を
中継基板支持部材を介して取り付けるとともに、この中
継基板と遊技媒体貸出処理部との間に接続される通信ケ
ーブル及び電源ケーブルをカバー部材により形成された
背面板の通路内に配線しておき、この背面板を筐体に装
着することにより、組立作業を容易に行うことができる
という効果を併有する。
【0030】さらに、請求項4に係る発明では、島内に
配置される遊技媒体自動補給装置から遊技媒体貸出処理
部への遊技媒体の自動補給を確保しながら、自動補給さ
れる遊技媒体が跳ね上がって遊技媒体貸出処理部に接続
されるケーブルに衝突するのを防止することができ、実
施化を図る上で非常に有利なものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係るメダル貸出装置の正面
図である。
【図2】上記メダル貸出装置の内部構成を示す縦断側面
図である。
【図3】メダル貸出装置の背面図である。
【図4】図2の主制御基板部付近の拡大図である。
【図5】図4のX方向から中央扉を取り外して見た矢視
図である。
【図6】図4のY−Y線における断面図である。
【図7】図4のZ−Z線における断面図である。
【図8】図4のK−K線における断面図である。
【図9】図2のメダルホッパー付近の拡大図である。
【図10】図9のM−M線における断面図である。
【図11】図9のN−N線における断面図である。
【図12】筐体の背面板を内面側から見た正面図であ
る。
【図13】同じく背面板の縦断側面図である。
【図14】図13のP方向から上部蓋部材を取り外して
見た拡大矢視図である。
【図15】メダル貸出装置の内部配線図である。
【符号の説明】
A メダル貸出装置(遊技媒体貸出装置) 1 筐体 3 主制御基板部(制御部) 5 中継基板 7 メダルホッパー(遊技媒体貸出処理部) 15 背面板 51 基板収納部(中継基板支持部材) 55,67 電源ケーブル 56 補給口 61 ガイド片 62 カバー部材 63 配線通路 65,66 通信ケーブル

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 筐体内に少なくとも制御部及び遊技媒体
    貸出処理部が配置され、遊技媒体貸出用媒体の受付によ
    り制御部の制御の下に遊技媒体貸出処理部から所定数の
    遊技媒体を筐体外に排出するように構成された遊技媒体
    貸出装置において、 上記筐体の背面側には遊技媒体貸出処理部の後側を上下
    方向に延びる通路を形成するカバー部材が設けられてお
    り、上記通路内には遊技媒体貸出処理部に接続されるケ
    ーブルが配線されていることを特徴とする遊技媒体貸出
    装置。
  2. 【請求項2】 上記筐体内には制御部の後側に中継基板
    が配置され、この中継基板を介して上記制御部と遊技媒
    体貸出処理部とが通信可能に接続されているとともに、
    中継基板を介して遊技媒体貸出処理部に電源が供給され
    るようになっており、中継基板と遊技媒体貸出処理部と
    の間を接続する通信ケーブル及び電源ケーブルが上記通
    路内に配線されている請求項1記載の遊技媒体貸出装
    置。
  3. 【請求項3】 上記筐体の背面側は脱着可能な背面板に
    より構成されており、この背面板に上記カバー部材と上
    記中継基板を支持する中継基板支持部材とが共に固定さ
    れている請求項2記載の遊技媒体貸出装置。
  4. 【請求項4】 上記筐体の背面側には島内に配置される
    遊技媒体自動補給装置から補給される遊技媒体を筐体内
    に導入するための補給口が設けられているとともに、こ
    の補給口の下側に補給される遊技媒体を上記遊技媒体貸
    出処理部に導くガイド片が取り付けられており、上記カ
    バー部材は、補給口の少なくとも縦方向の一側方に沿っ
    て配置されている請求項1〜3のいずれか一つに記載の
    遊技媒体貸出装置。
  5. 【請求項5】 上記遊技媒体貸出処理部は、メダルの貸
    出処理を行うメダルホッパーである請求項1〜4のいず
    れか一つに記載の遊技媒体貸出装置。
JP2002077885A 2002-03-20 2002-03-20 遊技媒体貸出装置 Withdrawn JP2003265848A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002077885A JP2003265848A (ja) 2002-03-20 2002-03-20 遊技媒体貸出装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002077885A JP2003265848A (ja) 2002-03-20 2002-03-20 遊技媒体貸出装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003265848A true JP2003265848A (ja) 2003-09-24

Family

ID=29205865

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002077885A Withdrawn JP2003265848A (ja) 2002-03-20 2002-03-20 遊技媒体貸出装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003265848A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005192683A (ja) * 2003-12-26 2005-07-21 Oizumi Corp 紙幣識別装置付呼出表示装置
JP2005342242A (ja) * 2004-06-03 2005-12-15 Nippon Leisure Card-System Co Ltd 遊技台用台間機
JP2007135712A (ja) * 2005-11-15 2007-06-07 Abilit Corp 遊技媒体貸出装置
JP2016083151A (ja) * 2014-10-24 2016-05-19 株式会社ユニバーサルエンターテインメント 遊技機
JP2016105794A (ja) * 2016-01-20 2016-06-16 株式会社三洋物産 遊技機
JP2019115690A (ja) * 2019-03-04 2019-07-18 株式会社ユニバーサルエンターテインメント 遊技機

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005192683A (ja) * 2003-12-26 2005-07-21 Oizumi Corp 紙幣識別装置付呼出表示装置
JP2005342242A (ja) * 2004-06-03 2005-12-15 Nippon Leisure Card-System Co Ltd 遊技台用台間機
JP2007135712A (ja) * 2005-11-15 2007-06-07 Abilit Corp 遊技媒体貸出装置
JP2016083151A (ja) * 2014-10-24 2016-05-19 株式会社ユニバーサルエンターテインメント 遊技機
JP2016105794A (ja) * 2016-01-20 2016-06-16 株式会社三洋物産 遊技機
JP2019115690A (ja) * 2019-03-04 2019-07-18 株式会社ユニバーサルエンターテインメント 遊技機

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2002301246A (ja) 遊技機
JP2003265848A (ja) 遊技媒体貸出装置
JPH11333126A (ja) メダル遊技機
JP5858063B2 (ja) 遊技機
JP2012130816A (ja) 遊技機
JP2000189659A (ja) 遊技媒体貸出用台間機
US20210295632A1 (en) Coin handling apparatus
JP2008206708A (ja) 遊技機
JP6116844B2 (ja) 各台対応装置
JP2009213601A (ja) メダル貸出機、並びにメダル貸出機及びスロットマシンを備えたスロットマシンユニット
JP6716265B2 (ja) 遊技用装置
JP2006312104A (ja) 弾球遊技機
JP2008048889A (ja) ノズルシュートおよび台間メダル貸機
JP6367387B2 (ja) 遊技媒体貸出装置及び遊技システム
JP4610177B2 (ja) 遊技媒体貸出機と携帯型の小型景品交換装置
JP2799297B2 (ja) 弾球遊技機
JP4056265B2 (ja) メダル貸し出し機
JP5211490B2 (ja) 遊技機
JPH03222982A (ja) パチンコ機
JP6076401B2 (ja) 遊技媒体貸出装置
JP2003236221A (ja) 遊技媒体貸出装置
JP2003260260A (ja) 遊技媒体貸出装置
JP2004081415A (ja) 遊技媒体貸し出し装置
JP2942540B1 (ja) 弾球遊技機
JPH10244034A (ja) 弾球遊技機

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20050607