JPH11353542A - 自動販売機 - Google Patents
自動販売機Info
- Publication number
- JPH11353542A JPH11353542A JP16033798A JP16033798A JPH11353542A JP H11353542 A JPH11353542 A JP H11353542A JP 16033798 A JP16033798 A JP 16033798A JP 16033798 A JP16033798 A JP 16033798A JP H11353542 A JPH11353542 A JP H11353542A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- door
- lock
- outer door
- vending machine
- money
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
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- Control Of Vending Devices And Auxiliary Devices For Vending Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】自動販売機の外扉に組付けた金銭管理機器に対
して高い防盗性とセキュリティが確保できるよう改良す
る。 【解決手段】庫内に商品収納ラックを搭載したキャビネ
ット１の前面に配したロック付きの外扉２に対し、その
裏側の一角にコインメック７，ビルバリデータ８，およ
びキャッシュボックス９の金銭管理機器を集中して組付
けた自動販売機において、前記の各金銭管理機器を一括
して覆うように外扉の背面側にロック１２付きの防盗小
扉１１を設けるものとし、ここで防盗小扉のロックを外
扉のハンドルロックと異なるキーで施錠，解錠するよう
にする。
して高い防盗性とセキュリティが確保できるよう改良す
る。 【解決手段】庫内に商品収納ラックを搭載したキャビネ
ット１の前面に配したロック付きの外扉２に対し、その
裏側の一角にコインメック７，ビルバリデータ８，およ
びキャッシュボックス９の金銭管理機器を集中して組付
けた自動販売機において、前記の各金銭管理機器を一括
して覆うように外扉の背面側にロック１２付きの防盗小
扉１１を設けるものとし、ここで防盗小扉のロックを外
扉のハンドルロックと異なるキーで施錠，解錠するよう
にする。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明は、キャビネットの
外扉にコインメックなどの金銭管理機器を組付けた自動
販売機、詳しくはその金銭管理機器に対する防盗装置に
関する。
外扉にコインメックなどの金銭管理機器を組付けた自動
販売機、詳しくはその金銭管理機器に対する防盗装置に
関する。
【０００２】
【従来の技術】周知のように、自動販売機にはコインメ
ック（硬貨選別機），ビルバリデータ（紙幣識別機），
およびキャッシュボックス（コインの回収箱）などの金
銭管理機器を装備しており、通常はこの金銭管理機器が
商品収納ラックを搭載したキャビネットの前面外扉の裏
側の一角に集中して配備されている。
ック（硬貨選別機），ビルバリデータ（紙幣識別機），
およびキャッシュボックス（コインの回収箱）などの金
銭管理機器を装備しており、通常はこの金銭管理機器が
商品収納ラックを搭載したキャビネットの前面外扉の裏
側の一角に集中して配備されている。
【０００３】図３はかかる自動販売機の構成図であり、
図において、１は自動販売機のキャビネット、２はその
前面外扉、３は断熱内扉、４はキャビネット１の庫内に
搭載した商品収納ラック、５は商品搬出シュータ、６は
外扉２に備えた商品取出口であり、外扉２の裏面一角に
はコインメック７，ビルバリデータ８，およびキャッシ
ュボックス９が組み込まれている。なお、１０は外扉２
に画成したディスプレイ室の背面扉である。また、図示
されてないが、外扉２の前面にはロック（錠）付きの開
閉ハンドルを備えている。
図において、１は自動販売機のキャビネット、２はその
前面外扉、３は断熱内扉、４はキャビネット１の庫内に
搭載した商品収納ラック、５は商品搬出シュータ、６は
外扉２に備えた商品取出口であり、外扉２の裏面一角に
はコインメック７，ビルバリデータ８，およびキャッシ
ュボックス９が組み込まれている。なお、１０は外扉２
に画成したディスプレイ室の背面扉である。また、図示
されてないが、外扉２の前面にはロック（錠）付きの開
閉ハンドルを備えている。
【０００４】ここで、前記の金銭管理機器は、図４(a),
(b) で示すように外扉２を開放した状態で、直接アクセ
スして硬貨，紙幣の回収，釣銭の補給，機器の点検作業
が行えるように露出した状態に組付けられており、具体
的には外扉２の扉板に植設したボルトにコインメック７
を引っ掛けて取り外し可能に支持されている。
(b) で示すように外扉２を開放した状態で、直接アクセ
スして硬貨，紙幣の回収，釣銭の補給，機器の点検作業
が行えるように露出した状態に組付けられており、具体
的には外扉２の扉板に植設したボルトにコインメック７
を引っ掛けて取り外し可能に支持されている。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】最近になり、自動販売
機から金銭を盗み出す盗難事故が多発している。その手
口は、周囲に人けのない時間帯にバールなどの道具を使
って自動販売機のロック（錠）を破壊し、外扉２を無理
やりにこじ開けてコインメック，ビルバリデータ，キャ
ッシュボックスに入っている金銭を盗み出す。
機から金銭を盗み出す盗難事故が多発している。その手
口は、周囲に人けのない時間帯にバールなどの道具を使
って自動販売機のロック（錠）を破壊し、外扉２を無理
やりにこじ開けてコインメック，ビルバリデータ，キャ
ッシュボックスに入っている金銭を盗み出す。
【０００６】そこで、従来では金銭の防盗対策として、
自動販売機のキャビネット１と外扉２とを太い鎖で繋
ぐ，あるいは外扉２にハンドルロックとは別に補助ロッ
クを設けて二重に施錠するなどの防護措置を採っている
が、このような対策を施しても、外扉２のロックが破壊
された場合には金銭管理機器自身は無防備なのでそのま
ま金銭が盗みだされてしまう。
自動販売機のキャビネット１と外扉２とを太い鎖で繋
ぐ，あるいは外扉２にハンドルロックとは別に補助ロッ
クを設けて二重に施錠するなどの防護措置を採っている
が、このような対策を施しても、外扉２のロックが破壊
された場合には金銭管理機器自身は無防備なのでそのま
ま金銭が盗みだされてしまう。
【０００７】また、前記の盗難とは別に、自動販売機の
商品補給，メンテナンスと金銭管理を別々に管理するセ
ミオペレーション方式では、外扉ロックの解錠キーを複
数の人が別々に保管していることから、金銭管理者以外
のオペレータが金銭を盗み出す不正行為のおそれもあ
る。この発明は上記の点に鑑みなされたものであり、そ
の目的は前記課題を解決し、外扉に組付けた金銭管理機
器に対して高い防盗性とセキュリティが確保できるよう
改良した自動販売機を提供することにある。
商品補給，メンテナンスと金銭管理を別々に管理するセ
ミオペレーション方式では、外扉ロックの解錠キーを複
数の人が別々に保管していることから、金銭管理者以外
のオペレータが金銭を盗み出す不正行為のおそれもあ
る。この発明は上記の点に鑑みなされたものであり、そ
の目的は前記課題を解決し、外扉に組付けた金銭管理機
器に対して高い防盗性とセキュリティが確保できるよう
改良した自動販売機を提供することにある。
【０００８】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、この発明によれば、庫内に商品収納ラックを搭載し
たキャビネットの前面に配したロック付き外扉に対し、
その裏側の一角にコインメック，ビルバリデータ，およ
びキャッシュボックスの金銭管理機器を集中して組付け
た自動販売機において、前記の各金銭管理機器を一括し
て覆うように外扉の背面にロック付きの防盗小扉を設け
る（請求項１）ものとする。
に、この発明によれば、庫内に商品収納ラックを搭載し
たキャビネットの前面に配したロック付き外扉に対し、
その裏側の一角にコインメック，ビルバリデータ，およ
びキャッシュボックスの金銭管理機器を集中して組付け
た自動販売機において、前記の各金銭管理機器を一括し
て覆うように外扉の背面にロック付きの防盗小扉を設け
る（請求項１）ものとする。
【０００９】これにより、金銭管理機器に保存されてい
る金銭を狙って犯行者が外扉を無理やりこじ開けても、
金銭管理機器が別なロック付きの防盗小扉で防護されて
いるで直ちに金銭を盗み出すことができず、それだけ防
盗性が向上する。なお、防盗小扉でコインメック，ビル
バリデータ，キャッシュボックスを一括して覆っている
ので、金銭管理者がキーを使って防盗小扉のロックを解
錠することにより、各金銭管理機器に直ちにアクセスで
きる。
る金銭を狙って犯行者が外扉を無理やりこじ開けても、
金銭管理機器が別なロック付きの防盗小扉で防護されて
いるで直ちに金銭を盗み出すことができず、それだけ防
盗性が向上する。なお、防盗小扉でコインメック，ビル
バリデータ，キャッシュボックスを一括して覆っている
ので、金銭管理者がキーを使って防盗小扉のロックを解
錠することにより、各金銭管理機器に直ちにアクセスで
きる。
【００１０】また、先記したセミオペレーション方式に
おける不正行為の防止策として、この発明では前記した
防盗小扉のロックを外扉のハンドルロックと異なるキー
で施錠，解錠するようにする（請求項２）。すなわち、
防盗小扉のロックと外扉のロックを同じキーで施錠，解
錠できるようにしておけば、キー，オペレーションの管
理には便利である反面、外扉のロックキーを専任の金銭
管理者と別なオペレータが別々に保管しているセミオペ
レーション方式では、先記のように金銭管理者と別なオ
ペレータが金銭を盗む不正行為を防げない。かかる点、
防盗小扉のロックを外扉のロックと異なるキーで施錠，
解錠するようにし、かつ防盗小扉専用のキーを金銭管理
者のみが保管するようにすれば、このような不正行為を
防止できて高いセキュリティが確保できる。
おける不正行為の防止策として、この発明では前記した
防盗小扉のロックを外扉のハンドルロックと異なるキー
で施錠，解錠するようにする（請求項２）。すなわち、
防盗小扉のロックと外扉のロックを同じキーで施錠，解
錠できるようにしておけば、キー，オペレーションの管
理には便利である反面、外扉のロックキーを専任の金銭
管理者と別なオペレータが別々に保管しているセミオペ
レーション方式では、先記のように金銭管理者と別なオ
ペレータが金銭を盗む不正行為を防げない。かかる点、
防盗小扉のロックを外扉のロックと異なるキーで施錠，
解錠するようにし、かつ防盗小扉専用のキーを金銭管理
者のみが保管するようにすれば、このような不正行為を
防止できて高いセキュリティが確保できる。
【００１１】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
１，図２の実施例で説明する。なお、実施例の図中で図
３に対応する同一部材には同じ符号が付してある。この
実施例においては、外扉２の裏側の一角に集中配備した
コインメック７，ビルバリデータ８，キャッシュボック
ス９に対して、外扉２の背面にはこれら金銭管理機器を
一括して覆う防盗小扉１１を装備している。この防盗小
扉１１は鋼板で作られた堅牢な扉板であって、その側縁
がヒンジ金具１１ａを介して外扉２の扉フレームに取付
けられ、ロック（シリンダ錠）１２で外扉２に施錠でき
るようにしている。また、防盗小扉１１のロック１２は
専用キー１３でのみ施錠，解錠でき、外扉２のハンドル
ロック用のキーでは解錠できないようにしている。
１，図２の実施例で説明する。なお、実施例の図中で図
３に対応する同一部材には同じ符号が付してある。この
実施例においては、外扉２の裏側の一角に集中配備した
コインメック７，ビルバリデータ８，キャッシュボック
ス９に対して、外扉２の背面にはこれら金銭管理機器を
一括して覆う防盗小扉１１を装備している。この防盗小
扉１１は鋼板で作られた堅牢な扉板であって、その側縁
がヒンジ金具１１ａを介して外扉２の扉フレームに取付
けられ、ロック（シリンダ錠）１２で外扉２に施錠でき
るようにしている。また、防盗小扉１１のロック１２は
専用キー１３でのみ施錠，解錠でき、外扉２のハンドル
ロック用のキーでは解錠できないようにしている。
【００１２】そして、常時は図２で示すように防盗小扉
１１を閉じた上で施錠しておく。これにより、外扉２を
開放しても直ちにコインメック７，ビルバリデータ８，
およびキャッシュボックス９には手を触れることができ
ない。したがって、機内の金銭管理機器に保管されてい
る金銭を狙って不正に外扉２を無理やりにこじ開けて
も、直ちに金銭を盗み出すことができない。
１１を閉じた上で施錠しておく。これにより、外扉２を
開放しても直ちにコインメック７，ビルバリデータ８，
およびキャッシュボックス９には手を触れることができ
ない。したがって、機内の金銭管理機器に保管されてい
る金銭を狙って不正に外扉２を無理やりにこじ開けて
も、直ちに金銭を盗み出すことができない。
【００１３】一方、専任の金銭管理者が自動販売機から
金銭回収，釣銭補給などを行う場合には、外扉２を開放
した上で、金銭管理者のみが保管している専用のキー１
３を使ってロック１２を解錠し、防盗小扉１１を開放
（図１参照）する。
金銭回収，釣銭補給などを行う場合には、外扉２を開放
した上で、金銭管理者のみが保管している専用のキー１
３を使ってロック１２を解錠し、防盗小扉１１を開放
（図１参照）する。
【００１４】
【発明の効果】以上述べたように、この発明によれば、
外扉に組付けたコインメック，ビルバリデータ，キャッ
シュボックスなどの金銭管理機器に対して、これら機器
を覆って外扉の背面側にロック付きの防盗小扉を設けた
ことにより、金銭管理機器に対する防盗性が向上する。
また、防盗小扉のロックを外扉のロックと異なるキーで
施錠，解錠するようにしたことにより、自動販売機の管
理にセミオペレーション方式を採用した場合でも、金銭
管理者以外のオペレータが金銭を盗む不正行為を未然に
防ぐことができ、これにより高いセキュリティが確保で
きる。
外扉に組付けたコインメック，ビルバリデータ，キャッ
シュボックスなどの金銭管理機器に対して、これら機器
を覆って外扉の背面側にロック付きの防盗小扉を設けた
ことにより、金銭管理機器に対する防盗性が向上する。
また、防盗小扉のロックを外扉のロックと異なるキーで
施錠，解錠するようにしたことにより、自動販売機の管
理にセミオペレーション方式を採用した場合でも、金銭
管理者以外のオペレータが金銭を盗む不正行為を未然に
防ぐことができ、これにより高いセキュリティが確保で
きる。
【図１】この発明の実施例による自動販売機の構成斜視
図で、その外扉，および防盗小扉を開放した状態を表す
図
図で、その外扉，および防盗小扉を開放した状態を表す
図
【図２】図１における防盗小扉を閉じて施錠した状態を
表す部分斜視図
表す部分斜視図
【図３】従来における自動販売機の扉開放状態を表す構
成斜視図
成斜視図
【図４】図３における金銭管理機器の取付構造図であ
り、(a) は組付け状態，(b) はコインメックを取り外し
た状態を表した斜視図
り、(a) は組付け状態，(b) はコインメックを取り外し
た状態を表した斜視図
１ キャビネット ２ 外扉 ７ コインメック ８ ビルバリデータ ９ キャッシュボックス １１ 防盗小扉 １２ ロック １３ キー
Claims (2)
- 【請求項１】庫内に商品収納ラックを搭載したキャビネ
ットの前面に配したロック付き外扉に対し、その裏側の
一角にコインメック，ビルバリデータ，およびキャッシ
ュボックスの金銭管理機器を集中して組付けた自動販売
機において、前記の各金銭管理機器を一括して覆うよう
に外扉の背面にロック付きの防盗小扉を設けたことを特
徴とする自動販売機。 - 【請求項２】請求項１記載の自動販売機において、防盗
小扉のロックを外扉のハンドルロックと異なるキーで施
錠，解錠するようにしたことを特徴とする自動販売機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16033798A JPH11353542A (ja) | 1998-06-09 | 1998-06-09 | 自動販売機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16033798A JPH11353542A (ja) | 1998-06-09 | 1998-06-09 | 自動販売機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11353542A true JPH11353542A (ja) | 1999-12-24 |
Family
ID=15712805
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16033798A Withdrawn JPH11353542A (ja) | 1998-06-09 | 1998-06-09 | 自動販売機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11353542A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006244367A (ja) * | 2005-03-07 | 2006-09-14 | Fuji Electric Retail Systems Co Ltd | 自動販売機 |
| CN109788687A (zh) * | 2019-02-19 | 2019-05-21 | 桐城市畅润电力工程有限公司 | 一种通信设备用防盗装置 |
-
1998
- 1998-06-09 JP JP16033798A patent/JPH11353542A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006244367A (ja) * | 2005-03-07 | 2006-09-14 | Fuji Electric Retail Systems Co Ltd | 自動販売機 |
| CN109788687A (zh) * | 2019-02-19 | 2019-05-21 | 桐城市畅润电力工程有限公司 | 一种通信设备用防盗装置 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A977 | Report on retrieval |
Effective date: 20040625 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Effective date: 20041130 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 |
|
| A761 | Written withdrawal of application |
Effective date: 20050201 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761 |