JP3254149B2 - コイン検出装置 - Google Patents

コイン検出装置

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JP3254149B2
JP3254149B2 JP31303396A JP31303396A JP3254149B2 JP 3254149 B2 JP3254149 B2 JP 3254149B2 JP 31303396 A JP31303396 A JP 31303396A JP 31303396 A JP31303396 A JP 31303396A JP 3254149 B2 JP3254149 B2 JP 3254149B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本願発明は、回転ハンドルを
回転させて内部の物品を取り出す手動式販売機等に取り
付けられ、コインが所定の枚数挿入されている場合は回
転ハンドルの回転を可能とし、コインが所定の枚数挿入
されていない場合は回転ハンドルの回転を不能にするコ
イン検出装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のコイン検出装置は、実開平2−1
33774号公報に記載されているように、回転ハンド
ルの回転軸に回転盤が取り付けられている。この回転盤
には1枚のコインのみを受け止めるコイン受けが形成さ
れている。また、回転盤は、所定方向に回転可能に設け
られ、コイン受けにコインが入っていない場合には、リ
ンクによってロックされ回転不能となり、コイン受けに
1枚のコインが入っている場合には、コインの縁がリン
クを移動させてロックを解除するので回転可能となって
いる。
【0003】上記従来のコイン検出装置は、主に回転ハ
ンドルを回転させて内部の物品を取り出す手動式販売機
に取り付けられる。この手動式販売機は、挿入口からコ
インを挿入して回転盤のコイン受けにコインが入ると、
回転ハンドルが回転可能になるので、内部から物品を取
り出すことができる。回転板のコイン受けにコインが入
っていないと、回転ハンドルが回転不能なので、内部か
ら物品を取り出すことができない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来のコイン検出装置
は、コイン1枚のみしか検出することができず、従って
コイン1枚に相当する物品しか取り出すことができない
という問題点があった。
【0005】本願発明は、上記問題点に鑑み案出したも
のであって、コインが複数枚でも検出することができ、
コインの枚数が足りない場合は作動しないコイン検出装
置を提供することを第1の課題とする。また、挿入され
るコインの枚数を切り替えることができ、その切り替え
た枚数に応じたコインを検出することができ、コインの
枚数が足りない場合は作動しないコイン検出装置を提供
することを第2の課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1に係るコイン検
出装置は、上記第1の課題を達成するため、下記の構成
を有する。 (イ)装置本体には、上部に設けられたコイン挿入口
と、下部に設けられたコイン排出口と、コイン挿入口と
コイン排出口を連通するコイン通路を有すること。 (ロ)装置本体には、コイン通路を遮断し、コインの自
重による移動を阻止する第1の遮断部材がコイン通路内
に出没自在に設けられていること。 (ハ)装置本体の一側には、一方向のみに回転する回転
盤が設けられていること。 (ニ)回転盤と第1の遮断部材は連動するようになって
おり、第1の遮断部材がコイン通路内に突出してコイン
通路を遮断している状態の時の回転盤の位置が初期位置
となり、この初期位置で回転盤を回転させると、第1の
遮断部材が一旦コイン通路外に移動してコイン通路を開
放した後、又元のようにコイン通路内に突出してコイン
通路を遮断している状態に復帰させるようになっている
こと。 (ホ)装置本体には、第1の遮断部材よりもコイン挿入
口側の位置において、コイン通路内のコインを検出する
検出部材がコイン通路内に出没自在に設けられており、
前記検出部材はコイルスプリングによりコイン通路内に
突出する方向に付勢されており、また、コイン通路内の
コインと当接することによりコイン通路内に突出できな
いようになっていること。 (ヘ)装置本体には、前記回転盤に形成された係止部を
係止可能な係止部材が移動自在に設けられており、回転
盤の初期位置において前記係止部材が前記係止部を係止
する係止方向に前記係止部材を付勢する弾性部材が設け
られていること。 (ト)前記係止部材は前記回転盤が回転することにより
反係止方向に移動可能に設けられていること。 (チ)前記検出部材は前記係止部材と係合可能な第1の
係合部を有しており、該第1の係合部は前記検出部材が
コイン通路内に突出することにより前記係止部材と係合
し、前記係止部材の反係止方向への移動を阻止し前記係
止部と前記係止部材が係止している状態に保ち回転盤を
回転不可能にし、前記検出部材がコイン通 路内のコイン
と当接しコイン通路内に突出しないことにより、前記係
止部材と係合せず、前記係止部材の反係止方向への移動
を可能とし、前記係止部と前記係止部材の係止が外れ前
記回転盤を回転可能とすること。 請求項2に係るコイン
検出装置は、上記第1の課題を達成するため、上記構成
に下記の構成を付加した構成を有する。 (イ)前記回転盤の一方の側面には環状の摺動溝が設け
られており、該摺動溝の中心は前記回転盤の回転中心よ
り偏倚していること。 (ロ)前記第1の遮断部材には前記摺動溝と係合する係
合ピンが設けられていること。 (ハ)前記第1の遮断部材は、前記回転盤の回転に応じ
て前記摺動溝と係合ピンを介して移動可能であること。 (ニ)前記摺動溝は、前記係合ピンを介して、前記回転
盤の初期位置において前記第1の遮断部材を突出させコ
イン通路を遮断している状態とし、回転盤を初期位置か
ら1回転させると一旦前記第1の遮断部材をコイン通路
外に移動させコイン通路を開放した後、再び前記第1の
遮断部材を突出させコイン通路を遮断している状態に復
帰させる形状となっていること。
【0007】請求項3に係るコイン検出装置は、上記第
1の課題を達成するため、下記の構成を有する。 (イ)装置本体には、上部に設けられたコイン挿入口
と、下部に設けられたコイン排出口と、コイン挿入口と
コイン排出口を連通するコイン通路を有すること。 (ロ)装置本体には、コイン通路を遮断し、コインの自
重による移動を阻止する第1の遮断部材が、コイン通路
内に出没自在に設けられていること。 (ハ)装置本体の一側には、一方向のみ回転する回転盤
が設けられていること。 (ニ)回転盤と第1の遮断部材は連動するようになって
おり、第1の遮断部材がコイン通路内に突出してコイン
通路を遮断している状態の時の回転盤の位置が初期位置
となり、この初期位置で回転盤を回転させると、第1の
遮断部材が一旦コイン通路外に移動してコイン通路を開
放した後、又元のようにコイン通路内に突出してコイン
通路を遮断している状態に復帰させるようになっている
こと。 (ホ)装置本体には、回転盤の初期位置において、この
回転盤に形成された係止部を係止する係止部材と、この
係止部材を係止方向に付勢する弾性部材が設けられてい
ること。 (ヘ)装置本体には、第1の遮断部材よりもコイン挿入
口側の位置において、コイン通路内のコインを検出する
検出部材がコイン通路内に出没自在に設けられているこ
と。 (ト)検出部材には、上記係止部材に係合する第1の係
合部が設けられており、この第1の係合部は、検出部材
がコインを検出してコイン通路内に突出しない場合は、
係止部材に係合せず、検出部材がコインを検出しないで
コイン通路内に突出する場合は、係止部材に係合して係
止部材の反係止方向の移動を阻止するように形成されて
いること。(チ)前記回転盤の一方の側面には環状の摺動溝が設け
られており、該摺動溝の中心は前記回転盤の回転中心よ
り偏倚していること。 (リ)前記第1の遮断部材には前記摺動溝と係合する係
合ピンが設けられていること。 (ヌ)前記第1の遮断部材は、前記回転盤の回転に応じ
て前記摺動溝と係合ピン を介して移動可能であること。 (ル)前記摺動溝は、前記係合ピンを介して、前記回転
盤の初期位置において前記第1の遮断部材を突出させコ
イン通路を遮断している状態とし、回転盤を初期位置か
ら1回転させると一旦前記第1の遮断部材をコイン通路
外に移動させコイン通路を開放した後、再び前記第1の
遮断部材を突出させコイン通路を遮断している状態に復
帰させる形状となっていること。 請求項に係るコイン
検出装置は、上記第2の課題を達成するため、上記構成
に下記の構成を付加した構成を有する。 (イ)装置本体には、第1の遮断部材と検出部材の間の
位置において、コイン通路を遮断し、コインの自重によ
る移動を阻止する第2の遮断部材が、コイン通路内に出
没自在に設けられていること。 (ロ)装置本体には、第2の遮断部材をコイン通路内に
突出させてコイン通路を遮断する方向に付勢する弾性部
材と、第2の遮断部材をコイン通路内に出没させる切り
替えレバーが設けられていること。 (ハ)第2の遮断部材には第2の係合部が形成され、こ
の第2の係合部は、第2の遮断部材がコイン通路を遮断
していない時には第1の遮断部材と係合せず、第2の遮
断部材がコイン通路を遮断している時には第1の遮断部
材と係合して第1の遮断部材と第2の遮断部材を連動さ
せるように形成されていること。
【0008】
【発明の実施の形態】請求項1,2に係る発明の実施の
形態を、図1乃至図8に基づいて説明する。請求項1に
係るコイン検出装置1は、装置本体3を有する。装置本
体3には、上部に設けられたコイン挿入口5と、下部に
設けられたコイン排出口7と、コイン挿入口5とコイン
排出口7を連通するコイン通路9を有する。装置本体3
には、コイン通路9を遮断し、コインCの自重による移
動を阻止する第1の遮断部材41が、コイン通路9内に
出没自在に設けられている。
【0009】装置本体3の一側には、一方向のみ回転す
る回転盤45が設けられている。回転盤45と第1の遮
断部材41は連動するようになっており、第1の遮断部
材41がコイン通路9内に突出してコイン通路9を遮断
している状態の時の回転盤45の位置が初期位置とな
り、この初期位置で回転盤45を回転させると、第1の
遮断部材41が一旦コイン通路9外に移動してコイン通
路9を開放した後、又元のようにコイン通路9内に突出
してコイン通路9を遮断している状態に復帰させるよう
になっている。
【0010】装置本体3には、回転盤45の初期位置に
おいて、この回転盤45に形成された係止部87を係止
する係止部材91と、この係止部材91を係止方向に付
勢する弾性部材93が設けられている。装置本体3に
は、第1の遮断部材41よりもコイン挿入口5側の位置
において、コイン通路9内のコインCを検出する検出部
材95がコイン通路9内に出没自在に設けられている。
【0011】検出部材95には、上記係止部材91に係
合する第1の係合部101が設けられており、第1の係
合部101は、検出部材95がコインCを検出してコイ
ン通路9内に突出しない場合は、図5に示すように、係
止部材91に係合せず、検出部材95がコインCを検出
しないでコイン通路9内に突出する場合は、図6に示す
ように、係止部材91に係合して係止部材91の反係止
方向の移動を阻止するうに形成されている。
【0012】請求項2に係るコイン検出装置1は、上記
装置本体3の第1の遮断部材41と検出部材95の間の
位置において、コイン通路9を遮断し、コインCの自重
による移動を阻止する第2の遮断部材61が、コイン通
路9内に出没自在に設けられている。装置本体3には、
第2の遮断部材61をコイン通路9内に突出させてコイ
ン通路9を遮断する方向に付勢する弾性部材63と、第
2の遮断部材61をコイン通路9内に出没させる切り替
えレバー71が設けられている。第2の遮断部材61に
は、第2の係合部69が形成され、この第2の係合部6
9は、第2の遮断部材61がコイン通路9を遮断してい
ない時には第1の遮断部材41と係合せず、第2の遮断
部材61がコイン通路9を遮断している時には第1の遮
断部材41と係合して第1の遮断部材41と第2の遮断
部材61を連動させるように形成されている。
【0013】請求項1に係るコイン検出装置1は、第1
の遮断部材41がコイン通路9内に突出してコイン通路
9を遮断している状態の時の回転盤45の位置が初期位
置となっている。この位置においては、回転盤45の係
止部87に係止部材91が弾性部材93に付勢されて係
止されている。
【0014】コイン挿入口5からコインCを挿入しない
で、回転盤45を一方向に回転させると、回転盤45の
係止部87が係止部材91を弾性部材93の弾性に抗し
て反係止方向に移動させようとする。しかし、図6に示
すように、検出部材95がコインCを検出しないのでコ
イン通路9内に突出し、検出部材95の第1の係合部1
01が係止部材91に係合して係止部材91の反係止方
向の移動を阻止する。そのため、回転盤45は回転させ
ることができない。
【0015】コイン挿入口5からコインCを所定枚数挿
入すると、第1の遮断部材41によってコイン通路9内
が遮断されているため、図8(a)に示すように、コイ
ンCの移動が阻止される。この状態で、回転盤45を一
方向に回転させると、回転盤45の係止部87が係止部
材91を弾性部材93の弾性に抗して反係止方向に移動
させようとする。検出部材95が第1の遮断部材41に
よって溜められたコインCを検出するのでコイン通路9
内に突出せず、図8(b)に示すように、検出部材95
の第1の係合部101が係止部材91に係合しない。そ
のため、係止部材91の反係止方向の移動は阻止されな
い。従って、回転盤45は回転させることができる。
【0016】回転盤45を回転させると、図8(c)に
示すように、第1の遮断部材41が一旦コイン通路9外
に移動してコイン通路9を開放した後、図8(d)に示
すように、又元のコイン通路9内に突出してコイン通路
9を遮断している状態に復帰する。コイン通路9が開放
されるので、第1の遮断部材41によって溜められてい
たコインCがコイン排出口7から排出される。上記検出
部材95は、第1の遮断部材41によって溜められたコ
インCの内の最後のコインCを検出するようになってい
る。そのため、コイン検出装置1は、検出部材95を設
ける位置によって、コイン2枚用3枚用等のコイン挿入
枚数を決定することができる。
【0017】請求項2に係るコイン検出装置1は、上記
構成において、第1の遮断部材41と検出部材95の間
に、コイン通路9を遮断し、コインCの自重による移動
を阻止する第2の遮断部材61を設け、さらに第2の遮
断部材61をコイン通路9内に出没させる切り替えレバ
ー71を設け、第2の遮断部材61と第1の遮断部材4
1を連動させるようにしたので、切り替えレバー71を
操作して第2の遮断部材61をコイン通路9外に移動さ
せ、第2の遮断部材61がコイン通路9を遮断していな
い時には、上記したのと同様に動作する。
【0018】請求項2に係るコイン検出装置1は、図7
(a)に示すように、切り替えレバー71を操作して第
2の遮断部材61をコイン通路9内に突出させ、第2の
遮断部材61でコイン通路9を遮断することができる。
上記したように、コイン挿入口5からコインCを挿入し
ないで、回転盤45を一方向に回転させようとしても、
回転盤45は回転させることができない。
【0019】コイン挿入口5からコインCを所定枚数挿
入すると、第2の遮断部材61によってコイン通路9内
が遮断されているため、コインCの移動が阻止される。
この状態で、回転盤45を一方向に回転させると、回転
盤45の係止部87が係止部材91を弾性部材93の弾
性に抗して反係止方向に移動させようとする。検出部材
95が第2の遮断部材61によって溜められたコインC
を検出するのでコイン通路9内に突出せず、図7(b)
に示すように、検出部材95の第1の係合部101が係
止部材91に係合しない。そのため、係止部材91の反
係止方向の移動は阻止されない。従って、回転盤45は
回転させることができる。
【0020】回転盤45を回転させると、図7(c)に
示すように、第1の遮断部材41が一旦コイン通路9外
に移動してコイン通路9を開放した後、図7(d)に示
すように、又元のコイン通路9内に突出してコイン通路
9を遮断している状態に復帰する。第2の遮断部材61
は、第1の遮断部材41と連動するので、第1の遮断部
材41と同様に、一旦コイン通路9外に移動してコイン
通路9を開放した後、又元のコイン通路9内に突出して
コイン通路9を遮断している状態に復帰する。コイン通
路9が開放されるので、第2の遮断部材61によって溜
められていたコインCがコイン排出口7から排出され
る。
【0021】請求項2に係るコイン検出装置1は、切り
替えレバー71を操作することによって、コイン通路9
を遮断する第1の遮断部材41と第2の遮断部材61を
切り替えることができ、第2の遮断部材61でコインC
を遮断する場合は、コインCを少なくすることができ
る。
【0022】上記したコイン検出装置1は、主に回転ハ
ンドルを回転させて内部の物品を取り出す手動式販売機
に取り付けられ、上記回転盤45が回転ハンドルに直接
又は間接的に連動させられ、コインが所定枚数挿入され
ている場合は回転ハンドルの回転を可能とし、コインが
所定枚数挿入されていない場合は回転ハンドルの回転を
阻止するようになっている。
【0023】
【実施例】以下、本発明の好適な一実施例を図1乃至図
13に基づいて説明する。図1は、本発明の一実施例に
係るコイン検出装置の一方向からみた斜視図である。図
2は、前記コイン検出装置の分解斜視図である。図3
は、前記コイン検出装置の要部分解斜視図である。図4
は、前記コイン検出装置の他方向からみた斜視図であ
る。図5は、前記コイン検出装置の一部省略した平面断
面図である。図6は、図5の動きを説明する平面断面図
である。図7,8はコインの動きを説明する説明図であ
る。図9は、上記コイン検出装置を組み込んだ手動式販
売機の全体斜視図である。図10は、前記手動式販売機
の一部を引き出した斜視図である。図11,12は、前
記手動式販売機の内部構造を示す斜視図である。図13
は、前記手動式販売機の内部構造を示す側面断面図であ
る。
【0024】コイン検出装置1は、装置本体3を有して
いる。装置本体3は、図1における右側面が後記手動式
販売機201の正面側に位置するようになっている。装
置本体3には、上面右側に設けられたコイン挿入口5
と、下面左側に設けられたコイン排出口7と、コイン挿
入口5とコイン排出口7を連通するコイン通路9が形成
されている。
【0025】また装置本体3には、後記第1の遮断部材
41の近傍においてコイン通路9に形成された開口11
と、装置本体3の右側面下部に形成されたコイン返却口
13とを連通するコイン返却通路15が形成されてい
る。この開口11は、扇状の蓋部材17によって開閉自
在に塞がれるようになっている。蓋部材17には、図4
に示すように、装置本体3に形成された円弧状の長孔1
23から突出する支軸125が設けられている。この支
軸125は、装置本体3の裏側において、支軸122に
より基部が回動自在に取り付けられた揺動部材121の
先部に回動自在に取り付けられている。
【0026】この揺動部材121は、コイルスプリング
124によって、蓋部材17を閉じる方向に付勢されて
いる。さらに、装置本体3の上面であって、コイン挿入
口5近傍には、不正コイン落下口19が形成され、この
不正コイン落下口19は、落下通路21を介してコイン
返却通路15と連通するようになっている。
【0027】装置本体3の右側上部には、公知のコイン
選別装置23を取り付ける取付枠25が形成されてい
る。コイン選別装置23は、取付枠25の係止爪27に
よって着脱自在に取り付けられている。コイン選別装置
23は、正しいコインと不良のコインを選別する装置で
あって、上面にコインを入れる入り口29があり、下面
に正しいコインを取り出す取出口31と、不良のコイン
を取り除く除去口33が形成されている。この取出口3
1は、装置本体3のコイン挿入口5と対向し、除去口3
3は、装置本体3の不正コイン落下口19と対向してい
る。
【0028】取付枠25の上壁には、コイン落下通路3
5が形成されている。このコイン落下通路35は、一方
に後記手動式販売機201の正面から突出するコイン払
い口37が形成され、他方にコイン選別装置23の入り
口29と対向する落下口39が形成されている。
【0029】装置本体3には、コイン通路9を遮断し、
コインCの自重による移動を阻止する第1の遮断部材4
1が、コイン通路9内に出没自在に設けられている。こ
の第1の遮断部材41は、上部に係合ピン43が突設さ
れている。この係合ピン43は、装置本体3の一側に一
方向のみ回転する回転盤45の一方の側面に形成された
環状の摺動溝47に係合している。摺動溝47の中心
は、回転盤45の回転中心よりも偏倚している。
【0030】この回転盤45は、他方の側面略中央に筒
状の回転軸46が設けられ、回転軸46が装置本体3に
設けられた中心軸49に回転自在に取り付けられてい
る。この回転軸46には、大ウォーム歯車305が固定
されている。回転盤45の一方の側面には、略C字状の
ガイドストッパー51が形成されており、このガイドス
トッパー51は装置本体3の側面に形成されたガイド溝
53によって案内されるようになっている。ガイドスト
ッパー51は、コイン通路9内に所定枚数より多く入れ
てしまったコインCが連続してコイン排出口7から落下
するのを防止するためのものである。ガイドストッパー
51は、回転盤45の初期位置において、コイン通路9
を開放し、回転板45が回転するとコイン通路9内に突
出してコイン通路9を塞ぎ、コイン通路9内の過剰なコ
インCの移動を阻止する。
【0031】回転盤45は、他方の側面に爪車55が形
成されており、この爪車55の爪57・・・にコイルス
プリング60によって付勢されたストッパー部材59の
先端59aが係止され、時計方向のみ回転できるように
なっている。回転盤45と第1の遮断部材41は、図5
に示すように、第1の遮断部材41がコイン通路9内に
突出してコイン通路9を遮断している状態で回転盤45
を回転させると、第1の遮断部材41が一旦コイン通路
9外に移動してコイン通路9を開放した後、又元のコイ
ン通路9内に突出してコイン通路9を遮断している状態
に復帰させるように連係されている。
【0032】装置本体3には、第1の遮断部材41のコ
イン挿入口5側に隣接して、コイン通路9を遮断し、コ
インCの自重による移動を阻止する第2の遮断部材61
が、コイン通路9内に出没自在に設けられている。第2
の遮断部材61は、コイルスプリング63によってコイ
ン通路9内に突出させてコイン通路9を遮断する方向に
付勢されている。
【0033】第2の遮断部材61には、図3に示すよう
に、係合凹部65が形成されている。第1の遮断部材4
1には、前記係合凹部65内に突出する係合突起67が
形成されている。この係合突起67は、第2の遮断部材
61がコイン通路9を遮断している時に、第2の遮断部
材61の係合凹部65の上端69(第2の係合部)と係
合し、第1の遮断部材41が上方に移動すると、第2の
遮断部材61を上方に押し上げて連動させる。
【0034】また、係合突起67は、第2の遮断部材6
1がコイン通路9を遮断していない時に、第2の遮断部
材61の係合凹部65内において、どことも係合せず、
第2の遮断部材61に影響を与えることがない。
【0035】取付枠25の後壁73には、両側壁75、
77の切り欠き開口76、78から両端が突出する切り
替えレバー71が支軸72により回動自在に取り付けら
れている。切り替えレバー71は、右側面側の側壁77
から突出する一端が操作部79となり、他方の側壁75
から突出する他端が作動部81となっている。この作動
部81には、作動軸83が設けられており、この作動軸
83は第2の遮断部材61の上部に形成された長手方向
に伸びる長孔85に摺動自在に取り付けられている。第
2の遮断部材61は、コイルスプリング63によってコ
イン通路9側に付勢されているので、これの長孔85の
上縁が作動軸83に圧接している。
【0036】装置本体3には、第1の遮断部材41がコ
イン通路9を遮断している時の回転盤45の初期位置に
おいて、この回転盤45の周縁の一側に形成された略V
字状の係止部87を係止する係止部材91が摺動自在に
設けられている。この係止部材91は、コイルスプリン
グ93によって係止方向に付勢されている。
【0037】装置本体3には、第2の遮断部材61より
もコイン挿入口5側の位置において、コイン通路9内の
コインCを検出する検出部材95がコイン通路9内に出
没自在に設けられている。検出部材95は、図4に示す
ように、装置本体3の裏面に設けられたコイルスプリン
グ97によってコイン通路9内側に先端99が突出する
ように付勢されている。
【0038】検出部材95は、前記係止部材91の上縁
に係合する第1の係合部101が形成されている。係止
部材91の上縁には、係合段部103が形成されてい
る。この係合段部103は、略コ字状に形成され、底壁
105と、回転盤45側の前壁107と、傾斜している
後壁109とで形成されている。
【0039】装置本体3の取付枠25には、コイン返却
釦111が設けられている。このコイン返却釦111
は、先端が回動片113に押圧するようになっている。
この回動片113は取付枠25内に支軸114により回
動自在に設けられており、これの一側に設けられた突出
ピン115が取付枠25の後壁73に形成された円弧状
の長穴117から突出している。この突出ピン115に
は、リンク部材119の一端が回動自在に取り付けら
れ、リンク部材119の他端は前記揺動部材121の一
側に回動自在に取り付けられている。
【0040】上記コイン検出装置1は、手動式販売機2
01に組み込まれて使用される。手動式販売機201
は、箱型形状の枠体203を有している。枠体203の
前面上部には、物品収納ケース205が引き出し自在に
設けられている。枠体203の前壁207の上部と両側
壁209,211の上部の略半分が切り欠かれて形成さ
れている。また、枠体203の両側壁209,211内
部には、物品収納ケース205の底壁221両側部を載
置する係合段部215,217が形成されている。係合
段部215,217には、ガイドレール216,218
が設けられ、物品収納ケース205の底壁221両側部
にはガイドレール216,218に係合する係合溝22
3,225が形成されている。
【0041】物品収納ケース205は、上面が開放され
た形の透過性を有する矩形箱形状をなしており、前壁部
227及び両側壁部229,231の前部が枠体203
の前壁207の開口207aと側面209,211の開
口209a,211aに嵌合するようになっている。物
品収納ケース205の底壁221には、円形状の凹部2
33が形成され、この底壁221は凹部233に向かっ
て傾斜している。凹部233内には、回転台235が底
壁221に突設された中心軸237によって回動自在に
設けられている。回転台235の中心軸237を中心と
した周囲には、内部に小玩具を収容したカプセル等の物
品Aを一つずつ収容することのできる収容孔239が所
定間隔あけて設けられている。回転台235の下面周縁
には、環状のラック241が形成されている。
【0042】物品収納ケース205の底壁221には、
回転台235の周囲に設けられた複数の収容孔239の
一つに対向する落下口243が形成されている。また、
物品収納ケース205の底壁221には、回転台235
の下面周縁に設けられたラック241を突出させる開口
245が形成されている。物品収納ケース205内の前
記落下口243の上方の位置には、この落下口243に
対向する回転台235の収容孔239に物品Aが入らな
いようにするためのカバー部材247が側壁に固定して
設けられている。
【0043】枠体203には、物品収納ケース205の
落下口243と対向する落下通路249が形成され、こ
の落下通路249は、枠体203の前壁207下部に形
成された物品取出口251に連通している。枠体203
には、前記物品収納ケース205の落下口243を狭め
ることができる開閉部材253が設けられている。この
開閉部材253は、アーム状に形成され、枠体203の
一側に設けられた受台255に突設された支軸257に
基端が回動自在に取り付けられ、回転台235の下側に
設けられている。開閉部材253は、支軸257の近傍
に係止軸259が設けられ、この係止軸259を係止す
る略U字状の係合穴261を先端に備えた連結杆263
によって傾動するようになっている。
【0044】連結杆263の後端は、枠体203の前壁
207に回動自在に設けられた半円柱状の表示部材26
5の中心軸267のクランク状に折れ曲がった端部26
9に連結されている。表示部材265の表面には、コイ
ン払い口37から挿入すべき金額が表示されている。表
示部材265の一側には、アーム片271が一体に突設
され、このアーム片271と枠体203の前壁207か
ら突出する切り替えレバー71が略L字状の連結部材2
75によって連結されている。
【0045】枠体203の前壁207には、円盤状の回
転ハンドル281が設けられている。この回転ハンドル
281の回転軸283は、枠体203の後壁213まで
伸びて、後壁213で回動自在に取り付けられている。
この回転軸283の後壁213近傍には平歯車285が
固設されている。この平歯車285は、この平歯車28
5の上部の後壁213に回動自在に設けられた小歯車2
87とかみ合っている。この小歯車287は、この小歯
車287の上部の後壁213に回動自在に設けられた平
歯車289とかみ合っている。この平歯車289には、
一体に駆動歯車291が設けられており、この駆動歯車
291は、物品収納ケース205の底壁221の開口2
45から突出する回転台235の下面周縁に形成された
環状のラック241とかみ合っている。
【0046】コイン検出装置1の回転盤45の回転は、
前記回転ハンドル281の回転によって行われる。前記
回転ハンドル281の回転軸283と平行に中間軸29
7が設けられ、この中間軸297は枠体203の前壁2
07と後壁213に回動自在に設けられている。この中
間軸297の後壁213近傍には、前記回転軸283の
平歯車285とかみ合う小歯車299が固設されてい
る。この中間軸297の略中間には小ウォーム歯車30
1が固設され、この小ウォーム歯車301は、コイン検
出装置1の回転軸46に設けられた大ウォーム歯車30
5とかみ合っている。
【0047】前壁207の下部には、開閉扉310が設
けられている。この開閉扉310は、表示部材265、
回転ハンドル281、コイン払い口37を表出させる開
口が形成されている。切り替えレバー71は、開閉扉3
10によって塞がれ、開閉扉310を開けないと操作で
きないようになっている。開閉扉310の下部には、前
壁207に形成された物品取出口251と連通する窓部
313が形成され、この窓部313には、開閉板315
が後方に回動自在に取り付けられている。開閉板315
の下部は、後方に回動すると物品取出口251に回動自
在に設けられた蓋体317を押し上げ、物品取出口25
1から枠体203内に手が入らないようになっている。
また、開閉扉310の上端が、物品収納ケース205の
底壁221前部に設けられた突起219と係合し、開閉
扉310が開かないと物品収納ケース205を引き出せ
ないようになっている。
【0048】コイン検出装置1及び手動式販売機201
は、上記構成からなり、開閉扉310を開け、枠体20
3の前壁207開口207aから、安価な小玩具を内蔵
したカプセル等の小さい物品Aを収納した物品収納ケー
ス205を押し込むと、物品収納ケース205内の回転
台235のラック241が枠体203内の駆動歯車29
1とかみ合うことになる。物品収納ケース205内の物
品Aは安価なので、切り替えレバー71の操作部79を
上方に押し上げると、切り替えレバー71の作動部81
及び作動軸83が下方に移動し、図7(a)に示すよう
に、第2の遮断部材61がコイルスプリング63によっ
てコイン通路9内に突出し、コイン通路9が第2の遮断
部材61によって遮断される。
【0049】このため、コイン検出装置1は、コイン1
枚用となり、連結部材275、アーム片271を介して
表示部材265を回転させて、この物品収納ケース20
5内に収納された物品Aの安い方の値段、内容等の表示
面が前面側に位置する。さらに、表示部材265の中心
軸267、クランク状の端部269を介して連結杆26
3を前方に引っ張り、開閉部材253を物品収納ケース
205の落下口243の狭める方向に回動させる。落下
口243が開閉部材253によって狭められているの
で、小さい物品Aのみが落下可能になる。
【0050】開閉扉310を閉じると、開閉扉310の
上端が物品収納ケース205の突起219に係合し、物
品収納ケース205は引き出せなくなる。この状態で、
回転ハンドル281を回転させると、回転ハンドル28
1の回転が、回転軸283、平歯車285、小歯車29
9、中間軸297、小ウォーム歯車301、大ウォーム
歯車305、回転軸46を介してコイン検出装置1の回
転盤45を回転させようとする。回転盤45は、初期位
置では、これの係止部87がコイルスプリング93によ
って付勢されている係止部材91によって係止され、こ
の係止部材91の上縁には、コイルスプリング97によ
って付勢されている検出部材95の第1の係合部101
が圧接している。
【0051】コインCが挿入されていない状態で回転盤
45が時計方向に回転させられると、図6に示すよう
に、回転盤45が係止部材91をコイルスプリング93
の弾性に抗して反係止方向に移動させようとする。係止
部材91の係合段部103に前記検出部材95の第1の
係合部101が落ち込み、係止部材91の前壁107が
第1の係合部101に当接する。係止部材91は、検出
部材95の第1の係合部101に当接するため、反係止
方向の移動が阻止される。このように、コインCが挿入
されていないと、回転盤45は回転することができず、
従って回転ハンドル281は回転しない。回転ハンドル
281の回転をやめると、回転盤45はコイルスプリン
グ93によって付勢されている係止部材91によって押
し戻され、初期位置に復帰する。係止部材91が係止方
向に移動すると、傾斜している後壁109が第1の係合
部101を押し上げ、検出部材95を図5に示す元の状
態に復帰させる。
【0052】コイン払い口37にコインCを1枚払い込
む。払い込まれたコインCは、コイン落下通路35、落
下口39を通ってコイン選別装置23の入り口29に入
る。このコインCが正しいものであれば、取出口31、
コイン挿入口5を経てコイン通路9内に入り込む。コイ
ンCが不正のものであれば、除去口33、落下通路2
1、コイン返却通路15を経てコイン返却口13に送ら
れる。コイン通路9内に入ったコインCは、図7(a)
に示すように、第2の遮断部材61によって止められ
る。
【0053】回転ハンドル281を回転させると、上記
したようにコイン検出装置1の回転盤45を回転させよ
うとする。回転盤45は、これの係止部87が係止部材
91によって係止され、この係止部材91の上縁には、
検出部材95の第1の係合部101が圧接している。コ
インCが挿入されていると、検出部材95の先端99が
コインCの周縁に当接するため、コイン通路9内に突出
することがなく、そのため、回転盤45が時計方向に回
転させられ、回転盤45が係止部材91をコイルスプリ
ング97の弾性に抗して反係止方向に移動させても、図
7(b)に示すように、係止部材91の係合段部103
に前記検出部材95の第1の係合部101が落ち込むこ
とないため、係止部材91は反係止方向に移動し、回転
盤45はスムーズに回転する。
【0054】回転盤45が回転すると、図7(c)に示
すように、第1の遮断部材41が一旦コイン通路9外に
移動してコイン通路9を開放した後、又元のコイン通路
9内に突出してコイン通路9を遮断している状態に復帰
する。第2の遮断部材61は、第1の遮断部材41と連
動するので、第1の遮断部材41と同様に、一旦コイン
通路9外に移動してコイン通路9を開放した後、又元の
コイン通路9内に突出してコイン通路9を遮断している
状態に復帰する(図7(d)参照)。コイン通路9が開
放されるので、第2の遮断部材61によって溜められて
いたコインCがコイン排出口7から排出され、図示しな
いコインC貯留室に貯えられる。
【0055】回転盤45が1回転して初期位置に戻る
と、回転盤45の周縁によって側方に移動していた係止
部材91がコイルスプリング93によって係止方向に移
動し、回転盤45の係止部87に係止される。係止部材
91が移動すると、コイン通路9内にコインCがないた
め、一旦検出部材95の第1の係合部101が係止部材
91の係合段部103に落ち込み検出部材95の先端9
9がコイン通路9内に突出するが、傾斜している後壁1
09が第1の係合部101を押し上げ、検出部材95の
先端99をコイン通路9外に移動させ、検出部材95を
元の位置に復帰させる。
【0056】コイン検出装置1の回転盤45が回転可能
となるため、回転ハンドル281は回転可能となる。回
転ハンドル281を回転させると、回転ハンドル281
の回転が、回転軸283、平歯車285、小歯車28
7、平歯車289、駆動歯車291、ラック241を介
して回転台235を僅かに回転させる。回転台235の
収容孔239に収容された物品Aが物品収納ケース20
5の落下口243の上部に運ばれて落下口243に落下
し、落下通路249を介して物品取出口251に落下す
る。物品取出口251に落下した物品Aは、開閉板31
5を押し開いて取り出すことができる。
【0057】高価な玩具を内蔵したカプセル等の大きい
物品Aを収納した物品収納ケース205に取り替える場
合は、前述したように、開閉扉310を開け、枠体20
3の前壁207開口207aから、安価な小玩具を内蔵
したカプセル等の小さい物品Aを収納した物品収納ケー
ス205を引き出して、次の物品収納ケース205を押
し込む。物品収納ケース205内の回転台235のラッ
ク241が枠体203内の駆動歯車291とかみ合うこ
とになる。
【0058】物品収納ケース205内の物品Aは高価で
大きいので、切り替えレバー71の操作部79を下方に
押し下げると、切り替えレバー71の作動部81及び作
動軸83が上方に移動し、図8(a)に示すように、第
2の遮断部材61がコイルスプリング63の弾性に抗し
てコイン通路9内に移動し、コイン通路9が第1の遮断
部材41のみによって遮断される。このため、コイン検
出装置1は、コイン2枚用となり、連結部材275、ア
ーム片271を介して表示部材265を回転させて、こ
の物品収納ケース205内に収納された物品Aの高い方
の値段、内容等の表示面が前面側に位置する。さらに、
表示部材265の中心軸267、クランク状の端部26
9を介して連結杆263を前方に押し出し、開閉部材2
53を物品収納ケース205の落下口243の広げる方
向に回動させる。落下口243が開閉部材253によっ
て広げられているので、大きい物品Aが落下可能にな
る。
【0059】開閉扉310を閉じて、回転ハンドル28
1を回転させようとしても、コイン通路9内にコインC
が存在しないと上記したように、回転盤45が回転しな
いため、回転ハンドル281は回転しない。また、コイ
ン払い口37から不正なコインをいれると上記したよう
にコイン返却口13に送られる。コイン払い口37に正
しいコインを2枚払い込む。払い込まれたコインCは、
コイン落下通路35、落下口39、コイン選別装置2
3、コイン挿入口5を経てコイン通路9内に入り込む。
【0060】コイン通路9内に入った2枚のコインC
は、第1の遮断部材41によって止められる。回転ハン
ドル281を回転させると、上記したようにコイン検出
装置1の回転盤45を回転させようとする。回転盤45
は、これの係止部87が係止部材91によって係止さ
れ、この係止部材91の上縁には、検出部材95の第1
の係合部101が圧接している。2枚のコインCが挿入
されていると、検出部材95の先端99が2枚目のコイ
ンCの周縁に当接するため、コイン通路9内に突出する
ことがなく、そのため、回転盤45が時計方向に回転さ
せられ、回転盤45が係止部材91をコイルスプリング
97の弾性に抗して反係止方向に移動させても、図8
(b)に示すように、係止部材91の係合段部103に
前記検出部材95の第1の係合部101が落ち込むこと
ないため、係止部材91は反係止方向に移動し、回転盤
45はスムーズに回転する。
【0061】回転盤45が回転すると、図8(c)に示
すように、第1の遮断部材41が一旦コイン通路9外に
移動してコイン通路9を開放した後、又元のコイン通路
9内に突出してコイン通路9を遮断している状態に復帰
する(図8(d)参照)。コイン通路9が開放されるの
で、第1の遮断部材41によって溜められていた2枚の
コインCがコイン排出口7から排出され、図示しないコ
インC貯留室に貯えられる。回転盤45が1回転して初
期位置に戻ると、回転盤45の周縁によって側方に移動
していた係止部材91が回転盤45の係止部87に係止
される。
【0062】コイン検出装置1の回転盤45が回転可能
となるため、回転ハンドル281は回転可能となる。回
転ハンドル281を回転させると、回転ハンドル281
の回転が、回転軸283、平歯車285、小歯車28
7、平歯車289、駆動歯車291、ラック241を介
して回転台235を僅かに回転させる。回転台235の
収容孔239に収容された物品Aが物品収納ケース20
5の落下口243の上部に運ばれて落下口243に落下
し、落下通路249を介して物品取出口251に落下す
る。物品取出口251に落下した物品Aは、開閉板31
5を押し開いて取り出すことができる。
【0063】第1の遮断部材41又は第2の遮断部材6
1によって止められたコインCは、コイン返却釦111
を押圧すると、回動片113、リンク部材119、揺動
部材121を介して蓋部材17を開き、開口11、コイ
ン返却通路15を通ってコイン返却口13から返却され
る。
【0064】コインCをコイン通路9内に所定枚数より
も多く入れてしまった場合、例えばコイン1枚用に切り
替えたにも拘わらず2枚入れてしまった場合、又は例え
ばコイン2枚用に切り替えたにも拘わらず3枚入れてし
まった場合などは、回転盤45が回転するとガイドスト
ッパー51が必ずコイン通路9内に突出して所定枚数の
コインCとそれ以上のコインCの間を仕切るようにして
コイン通路9内を塞ぐことになる。そのため、回転盤4
5が1回転すると、第1の遮断部材41で遮断すること
によって移動が阻止されていた2枚のコインのみが、又
は第2の遮断部材61で遮断することによって移動が阻
止されていた1枚のコインのみが移動してコイン排出口
7から落下し、所定枚数以上のコインCはガイドストッ
パー51によって移動が阻止され、コイン排出口7から
連続的に排出されるのを防止する。
【0065】ガイドストッパー51によって移動が阻止
された所定枚数以上のコインCは、回転盤45が1回転
して初期位置に戻ると、ガイドストッパー51がコイン
通路9を開放するので、コイン通路9内を下方に移動す
るが、第1の遮断部材41又は第2の遮断部材61がコ
イン通路9を遮断しているので、これに当接して移動が
阻止される。上記したように、第1の遮断部材41又は
第2の遮断部材61によって止められたコインCは、コ
イン返却釦111を押圧すると、回動片113、リンク
部材119、揺動部材121を介して蓋部材17を開
き、開口11、コイン返却通路15を通ってコイン返却
口13から返却される。
【0066】
【発明の効果】以上説明してきたように、本願請求項
乃至3記載のコイン検出装置は、コインを挿入して回転
ハンドルを回転させると内部の物品を取り出すことがで
きる手動式販売機等に組み込まれ、コインが挿入された
か否かを検出し、コインを検出した場合は回転ハンドル
の回転を可能とし、コインを検出しない場合は回転ハン
ドルの回転を不可能とするものであって、従来のコイン
1枚しか検出しないコイン検出装置と異なり、コインが
複数枚でも検出することができ、コインの挿入枚数が足
りない場合又はコインが全く挿入されていない場合は、
回転ハンドルの回転を不可能とするという効果がある。
【0067】本願請求項記載のコイン検出装置は、挿
入されるコインの枚数を切り替えることができ、その切
り替えた枚数に応じたコインを検出することができ、コ
インの挿入枚数が足りない場合は回転ハンドルの回転を
不可能とするという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るコイン検出装置の一方
向からみた斜視図である。
【図2】前記コイン検出装置の分解斜視図である。
【図3】前記コイン検出装置の要部分解斜視図である。
【図4】前記コイン検出装置の他方向からみた斜視図で
ある。
【図5】前記コイン検出装置の一部省略した平面断面図
である。
【図6】図5の動きを説明する平面断面図である。
【図7】コインの動きを説明する説明図である。
【図8】コインの動きを説明する説明図である。
【図9】上記コイン検出装置を組み込んだ手動式販売機
の全体斜視図である。
【図10】前記手動式販売機の一部を引き出した斜視図
である。
【図11】前記手動式販売機の内部構造を示す斜視図で
ある。
【図12】前記手動式販売機の内部構造を示す斜視図で
ある。
【図13】前記手動式販売機の内部構造を示す側面断面
図である。
【符号の説明】
A 物品 C コイン 1 コイン検出装置 3 装置本体 5 コイン挿入口 7 コイン排出口 9 コイン通路 11 開口 13 コイン返却口 15 コイン返却通路 17 蓋部材 19 不正コイン落下口 21 落下通路 23 コイン選別装置 25 取付枠 27 係止爪 29 入り口 31 取出口 33 除去口 35 コイン落下通路 37 コイン払い口 39 落下口 41 第1の遮断部材 43 係合ピン 45 回転盤 46 回転軸 47 摺動溝 49 中心軸 51 ガイドストッパー 53 ガイド溝 55 爪車 57 爪 59 ストッパー部材 59a 先端 60 弾性部材(コイルスプリング) 61 第2の遮断部材 63 弾性部材 65 係合凹部 67 係合突起 69 上端(第2の係合部) 71 切り替えレバー 72 支軸 73 後壁 75 側壁 76 切り欠き開口 77 側壁 78 切り欠き開口 79 操作部 81 作動部 83 作動軸 85 長孔 87 係止部 91 係止部材 93 弾性部材(コイルスプリング) 95 検出部材 97 弾性部材(コイルスプリング) 99 先端 101 第1の係合部 103 係合段部 105 底壁 107 前壁 109 後壁 111 コイン返却釦 113 回動片 114 支軸 115 突出ピン 117 長穴 119 リンク部材 121 揺動部材 122 支軸 123 長孔 124 コイルスプリング 125 支軸 201 手動式販売機 203 枠体 205 物品収納ケース 207 前壁 207a 開口 209 側壁 209a 開口 211 側壁 211a 開口 213 後壁 215 係合段部 216 ガイドレール 217 係合段部 218 ガイドレール 219 突起 221 底壁 223 係合溝 225 係合溝 227 前壁部 229 側壁部 231 側壁部 233 凹部 235 回転台 237 中心軸 239 収容孔 241 ラック 243 落下口 245 開口 247 カバー部材 249 落下通路 251 物品取出口 253 開閉部材 255 受台 257 支軸 259 係止軸 261 係合穴 263 連結杆 265 表示部材 267 中心軸 269 端部 271 アーム片 275 連結部材 281 回転ハンドル 283 回転軸 285 平歯車 287 小歯車 289 平歯車 291 駆動歯車 297 中間軸 299 小歯車 301 小ウォーム歯車 305 大ウォーム歯車 310 開閉扉 313 窓部 315 開閉板 317 蓋体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭52−22999(JP,A) 実開 昭61−55769(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G07F 5/04

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下記の要件を備えたことを特徴とするコ
    イン検出装置。 (イ)装置本体には、上部に設けられたコイン挿入口
    と、下部に設けられたコイン排出口と、コイン挿入口と
    コイン排出口を連通するコイン通路を有すること。 (ロ)装置本体には、コイン通路を遮断し、コインの自
    重による移動を阻止する第1の遮断部材がコイン通路内
    に出没自在に設けられていること。 (ハ)装置本体の一側には、一方向のみに回転する回転
    盤が設けられていること。 (ニ)回転盤と第1の遮断部材は連動するようになって
    おり、第1の遮断部材がコイン通路内に突出してコイン
    通路を遮断している状態の時の回転盤の位置が初期位置
    となり、この初期位置で回転盤を回転させると、第1の
    遮断部材が一旦コイン通路外に移動してコイン通路を開
    放した後、又元のようにコイン通路内に突出してコイン
    通路を遮断している状態に復帰させるようになっている
    こと。 (ホ)装置本体には、第1の遮断部材よりもコイン挿入
    口側の位置において、コイン通路内のコインを検出する
    検出部材がコイン通路内に出没自在に設けられており、
    前記検出部材はコイルスプリングによりコイン通路内に
    突出する方向に付勢されており、また、コイン通路内の
    コインと当接することによりコイン通路内に突出できな
    いようになっていること。 (ヘ)装置本体には、前記回転盤に形成された係止部を
    係止可能な係止部材が移動自在に設けられており、回転
    盤の初期位置において前記係止部材が前記係止部を係止
    する係止方向に前記係止部材を付勢する弾性部材が設け
    られていること。 (ト)前記係止部材は前記回転盤が回転することにより
    反係止方向に移動可能に設けられていること。 (チ)前記検出部材は前記係止部材と係合可能な第1の
    係合部を有しており、該第1の係合部は前記検出部材が
    コイン通路内に突出することにより前記係止部材と係合
    し、前記係止部材の反係止方向への移動を阻止し前記係
    止部と前記係止部材が係止している状態に保ち回転盤を
    回転不可能にし、前記検出部材がコイン通路内のコイン
    と当接しコイン通路内に突出しないことにより、前記係
    止部材と係合せず、前記係止部材の反係止方向への移動
    を可能とし、前記係止部と前記係止 部材の係止が外れ前
    記回転盤を回転可能とすること。
  2. 【請求項2】 下記の要件を備えたことを特徴とする請
    求項1記載のコイン検出装置。 (イ)前記回転盤の一方の側面には環状の摺動溝が設け
    られており、該摺動溝の中心は前記回転盤の回転中心よ
    り偏倚していること。 (ロ)前記第1の遮断部材には前記摺動溝と係合する係
    合ピンが設けられていること。 (ハ)前記第1の遮断部材は、前記回転盤の回転に応じ
    て前記摺動溝と係合ピンを介して移動可能であること。 (ニ)前記摺動溝は、前記係合ピンを介して、前記回転
    盤の初期位置において前記第1の遮断部材を突出させコ
    イン通路を遮断している状態とし、回転盤を初期位置か
    ら1回転させると一旦前記第1の遮断部材をコイン通路
    外に移動させコイン通路を開放した後、再び前記第1の
    遮断部材を突出させコイン通路を遮断している状態に復
    帰させる形状となっていること。
  3. 【請求項3】 下記の要件を備えたことを特徴とするコ
    イン検出装置。 (イ)装置本体には、上部に設けられたコイン挿入口
    と、下部に設けられたコイン排出口と、コイン挿入口と
    コイン排出口を連通するコイン通路を有すること。 (ロ)装置本体には、コイン通路を遮断し、コインの自
    重による移動を阻止する第1の遮断部材が、コイン通路
    内に出没自在に設けられていること。 (ハ)装置本体の一側には、一方向のみ回転する回転盤
    が設けられていること。 (ニ)回転盤と第1の遮断部材は連動するようになって
    おり、第1の遮断部材がコイン通路内に突出してコイン
    通路を遮断している状態の時の回転盤の位置が初期位置
    となり、この初期位置で回転盤を回転させると、第1の
    遮断部材が一旦コイン通路外に移動してコイン通路を開
    放した後、又元のようにコイン通路内に突出してコイン
    通路を遮断している状態に復帰させるようになっている
    こと。 (ホ)装置本体には、回転盤の初期位置において、この
    回転盤に形成された係止部を係止する係止部材と、この
    係止部材を係止方向に付勢する弾性部材が設けられてい
    ること。 (ヘ)装置本体には、第1の遮断部材よりもコイン挿入
    口側の位置において、コイン通路内のコインを検出する
    検出部材がコイン通路内に出没自在に設けられているこ
    と。 (ト)検出部材には、上記係止部材に係合する第1の係
    合部が設けられており、この第1の係合部は、検出部材
    がコインを検出してコイン通路内に突出しない場合は、
    係止部材に係合せず、検出部材がコインを検出しないで
    コイン通路内に突出する場合は、係止部材に係合して係
    止部材の反係止方向の移動を阻止するように形成されて
    いること。(チ)前記回転盤の一方の側面には環状の摺動溝が設け
    られており、該摺動溝の中心は前記回転盤の回転中心よ
    り偏倚していること。 (リ)前記第1の遮断部材には前記摺動溝と係合する係
    合ピンが設けられていること。 (ヌ)前記第1の遮断部材は、前記回転盤の回転に応じ
    て前記摺動溝と係合ピンを介して移動可能であること。 (ル)前記摺動溝は、前記係合ピンを介して、前記回転
    盤の初期位置において前記第1の遮断部材を突出させコ
    イン通路を遮断している状態とし、回転盤を初期位置か
    ら1回転させると一旦前記第1の遮断部材をコイン通路
    外に移動させコイン通路を開放した後、再び前記第1の
    遮断部材を突出させコイン通路を遮断している状態に復
    帰させる形状となっていること。
  4. 【請求項4】 下記の要件を備えたことを特徴とする請
    求項1、2又は3記載のコイン検出装置。 (イ)装置本体には、第1の遮断部材と検出部材の間の
    位置において、コイン通路を遮断し、コインの自重によ
    る移動を阻止する第2の遮断部材が、コイン通路内に出
    没自在に設けられていること。 (ロ)装置本体には、第2の遮断部材をコイン通路内に
    突出させてコイン通路を遮断する方向に付勢する弾性部
    材と、第2の遮断部材をコイン通路内に出没させる切り
    替えレバーが設けられていること。 (ハ)第2の遮断部材には第2の係合部が形成され、こ
    の第2の係合部は、第2の遮断部材がコイン通路を遮断
    していない時には第1の遮断部材と係合せず、第2の遮
    断部材がコイン通路を遮断している時には第1の遮断部
    材と係合して第1の遮断部材と第2の遮断部材を連動さ
    せるように形成されていること。
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