JPH09198558A - 回収装置 - Google Patents
回収装置Info
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- JPH09198558A JPH09198558A JP9057027A JP5702797A JPH09198558A JP H09198558 A JPH09198558 A JP H09198558A JP 9057027 A JP9057027 A JP 9057027A JP 5702797 A JP5702797 A JP 5702797A JP H09198558 A JPH09198558 A JP H09198558A
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- JP
- Japan
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- shutter
- cabinet
- take
- recovery
- box
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Abstract
(57)【要約】
【目的】この発明は、シャッタを閉め忘れて回収箱をキ
ャビネット内に収納しようとしても、回収箱の収納操作
を規制して、キャビネット引出し口縁とシャッタとの衝
突による相互の損傷を防止することができる回収装置の
提供を目的とする。 【解決手段】この発明は、キャビネットに対し引出し状
に形成されて出し入れ操作で収納する収納箱の底部に回
収物を取出す取出し口を形成し、この取出し口に該回収
箱の引出し方向に対し交差する方向に出し入れ操作して
取出し口を開閉するシャッタを備えた回収装置であっ
て、上記回収箱の下部でシャッタの装着位置よりもキャ
ビネット側の位置に、前記シャッタの開状態時にキャビ
ネット引出し下縁相当位置に達する下方位置に突出し、
また、前記シャッタの非開状態時にキャビネット引出し
下縁相当位置より上方に位置するストッパ部を形成し
た。
ャビネット内に収納しようとしても、回収箱の収納操作
を規制して、キャビネット引出し口縁とシャッタとの衝
突による相互の損傷を防止することができる回収装置の
提供を目的とする。 【解決手段】この発明は、キャビネットに対し引出し状
に形成されて出し入れ操作で収納する収納箱の底部に回
収物を取出す取出し口を形成し、この取出し口に該回収
箱の引出し方向に対し交差する方向に出し入れ操作して
取出し口を開閉するシャッタを備えた回収装置であっ
て、上記回収箱の下部でシャッタの装着位置よりもキャ
ビネット側の位置に、前記シャッタの開状態時にキャビ
ネット引出し下縁相当位置に達する下方位置に突出し、
また、前記シャッタの非開状態時にキャビネット引出し
下縁相当位置より上方に位置するストッパ部を形成し
た。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば、駅務で
使用する自動券売機など自動販売装置の硬貨回収部が、
硬貨回収時などの誤操作によって損傷してしまうのを阻
止するような回収装置に関する。
使用する自動券売機など自動販売装置の硬貨回収部が、
硬貨回収時などの誤操作によって損傷してしまうのを阻
止するような回収装置に関する。
【0002】
【従来の技術】自動販売装置の硬貨回収部は、回収金種
に対応した複数の回収箱によって構成し、これら各回収
箱の底部に各回収箱底部の取出し口を開閉するシャッタ
を出し入れ自在に装着して、これら回収箱を一体的に集
合させて硬貨回収部を形成し、この硬貨回収部を装置本
体に対して出し入れ可能に装置本体のキャビネット内に
収納することで、収納硬貨の回収を行ないやすくしてい
る。
に対応した複数の回収箱によって構成し、これら各回収
箱の底部に各回収箱底部の取出し口を開閉するシャッタ
を出し入れ自在に装着して、これら回収箱を一体的に集
合させて硬貨回収部を形成し、この硬貨回収部を装置本
体に対して出し入れ可能に装置本体のキャビネット内に
収納することで、収納硬貨の回収を行ないやすくしてい
る。
【0003】このように構成した硬貨回収部では、各回
収箱底部のシャッタの引出し方向を、硬貨回収部の横方
向、すなわち、硬貨回収部の引出し方向(装置本体に対
する前後方向)と直交する方向に設定した場合、シャッ
タを閉め忘れて硬貨回収部をキャビネット内に収納しよ
うとすると、硬貨回収部から突出しているシャッタがキ
ャビネット引出し口縁に衝突して、衝突した部材相互を
破損させる問題点がある。
収箱底部のシャッタの引出し方向を、硬貨回収部の横方
向、すなわち、硬貨回収部の引出し方向(装置本体に対
する前後方向)と直交する方向に設定した場合、シャッ
タを閉め忘れて硬貨回収部をキャビネット内に収納しよ
うとすると、硬貨回収部から突出しているシャッタがキ
ャビネット引出し口縁に衝突して、衝突した部材相互を
破損させる問題点がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】そこでこの発明は、上
述の問題点を解決し、シャッタを閉め忘れて回収箱をキ
ャビネット内に収納しようとしても、回収箱の収納操作
を規制して、キャビネット引出し口縁とシャッタとの衝
突による相互の損傷を防止することができる回収装置の
提供を目的とする。
述の問題点を解決し、シャッタを閉め忘れて回収箱をキ
ャビネット内に収納しようとしても、回収箱の収納操作
を規制して、キャビネット引出し口縁とシャッタとの衝
突による相互の損傷を防止することができる回収装置の
提供を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明は、キャビネッ
トに対し引出し状に形成されて出し入れ操作で収納する
収納箱の底部に回収物を取出す取出し口を形成し、この
取出し口に該回収箱の引出し方向に対し交差する方向に
出し入れ操作して取出し口を開閉するシャッタを備えた
回収装置であって、上記回収箱の下部でシャッタの装着
位置よりもキャビネット側の位置に、前記シャッタの開
状態時にキャビネット引出し下縁相当位置に達する下方
位置に突出し、また、前記シャッタの非開状態時にキャ
ビネット引出し下縁相当位置より上方に位置するストッ
パ部を形成した回収装置であることを特徴とする。
トに対し引出し状に形成されて出し入れ操作で収納する
収納箱の底部に回収物を取出す取出し口を形成し、この
取出し口に該回収箱の引出し方向に対し交差する方向に
出し入れ操作して取出し口を開閉するシャッタを備えた
回収装置であって、上記回収箱の下部でシャッタの装着
位置よりもキャビネット側の位置に、前記シャッタの開
状態時にキャビネット引出し下縁相当位置に達する下方
位置に突出し、また、前記シャッタの非開状態時にキャ
ビネット引出し下縁相当位置より上方に位置するストッ
パ部を形成した回収装置であることを特徴とする。
【0006】この発明の請求項2記載の発明は、上記請
求項1記載の発明の構成に併せて、前記ストッパ部を、
シャッタが非開状態位置への操作に連動して上方に可動
し、また、開状態位置の操作に連動して下方への可動を
許容するべくシャッタに連動させた回収装置であること
を特徴とする。
求項1記載の発明の構成に併せて、前記ストッパ部を、
シャッタが非開状態位置への操作に連動して上方に可動
し、また、開状態位置の操作に連動して下方への可動を
許容するべくシャッタに連動させた回収装置であること
を特徴とする。
【0007】この発明の請求項3記載の発明は、上記請
求項1または2記載の発明の構成に併せて、前記回収箱
の複数個をその出し入れ方向に沿って並設した回収装置
であることを特徴とする。
求項1または2記載の発明の構成に併せて、前記回収箱
の複数個をその出し入れ方向に沿って並設した回収装置
であることを特徴とする。
【0008】
【作用】この発明の請求項1記載の回収装置では、回収
箱の底部のシャッタを引出し操作して回収物を取出した
後、シャッタを閉め忘れたり、あるいは完全に閉め切ら
なかった場合には、ストッパ部が下方に位置し、回収箱
をキャビネット内に収納しようとしても、そのストッパ
部が、シャッタが衝突する以前にキャビネット引出し下
縁に当接して回収箱のキャビネット内への収納操作を規
制するとともに、シャッタが閉まっていないことを作業
者に知らせる。
箱の底部のシャッタを引出し操作して回収物を取出した
後、シャッタを閉め忘れたり、あるいは完全に閉め切ら
なかった場合には、ストッパ部が下方に位置し、回収箱
をキャビネット内に収納しようとしても、そのストッパ
部が、シャッタが衝突する以前にキャビネット引出し下
縁に当接して回収箱のキャビネット内への収納操作を規
制するとともに、シャッタが閉まっていないことを作業
者に知らせる。
【0009】この場合には、作業者がシャッタを閉め、
あるいは閉め直すと、ストッパ部がシャッタでキャビネ
ット引出し下縁に当接しない上方に位置するので、改め
て回収箱をキャビネット内に向けて押込んで収納操作を
行なえば、通常通り収納することができる。
あるいは閉め直すと、ストッパ部がシャッタでキャビネ
ット引出し下縁に当接しない上方に位置するので、改め
て回収箱をキャビネット内に向けて押込んで収納操作を
行なえば、通常通り収納することができる。
【0010】この発明の請求項2記載の回収装置によれ
ば、上記作用に併せて、シャッタを開状態位置に操作す
ることに連動してストッパ部は下方に可動し、また、シ
ャッタの非開状態位置に操作することに連動してストッ
パ部は上方に可動して、回収箱のキャビネットに対する
収納を規制しない位置に可動する。
ば、上記作用に併せて、シャッタを開状態位置に操作す
ることに連動してストッパ部は下方に可動し、また、シ
ャッタの非開状態位置に操作することに連動してストッ
パ部は上方に可動して、回収箱のキャビネットに対する
収納を規制しない位置に可動する。
【0011】この発明の請求項3記載の発明は、上記請
求項1または2記載の回収装置の作用を複数の回収箱に
対して動作する。
求項1または2記載の回収装置の作用を複数の回収箱に
対して動作する。
【0012】
【発明の効果】上述の結果、この発明によれば、シャッ
タの閉状態が不完全であれば回収箱をキャビネット内に
収納しようと押込んでも、ストッパ部がシャッタよりも
先にキャビネットの下縁に当接して収納操作を阻止する
ので、キャビネット引出し口縁およびシャッタの損傷を
未然に阻止することができ、回収箱の安全な収納操作が
得られる。
タの閉状態が不完全であれば回収箱をキャビネット内に
収納しようと押込んでも、ストッパ部がシャッタよりも
先にキャビネットの下縁に当接して収納操作を阻止する
ので、キャビネット引出し口縁およびシャッタの損傷を
未然に阻止することができ、回収箱の安全な収納操作が
得られる。
【0013】さらに、ストッパ部がシャッタの開閉操作
に連動するので、ストッパ部に対する特別な操作が不要
となり、作業者に対する操作負担がない。また、複数個
が並設された回収箱の1つのシャッタが閉め忘れたとし
ても、ストッパ部が確実に収納操作の阻止を行うので、
安心して回収作業ができる。
に連動するので、ストッパ部に対する特別な操作が不要
となり、作業者に対する操作負担がない。また、複数個
が並設された回収箱の1つのシャッタが閉め忘れたとし
ても、ストッパ部が確実に収納操作の阻止を行うので、
安心して回収作業ができる。
【0014】
【実施例】この発明の一実施例を以下図面に基づいて詳
述する。図面は、回収装置として駅務で使用する切符販
売用の自動券売機(自動販売装置)の硬貨回収部を示
し、図2に示すように、この硬貨回収部1とは、自動券
売機2の中央部に内蔵した硬貨処理部3の下方に位置し
ている。
述する。図面は、回収装置として駅務で使用する切符販
売用の自動券売機(自動販売装置)の硬貨回収部を示
し、図2に示すように、この硬貨回収部1とは、自動券
売機2の中央部に内蔵した硬貨処理部3の下方に位置し
ている。
【0015】投入された硬貨が検銭されて切符販売など
が行われた後、上述の硬貨処理部3で、回収する硬貨を
金種ごとに振り分けて、硬貨処理部3の下部に形成した
各金種に対応する落下口4…から回収硬貨が硬貨回収部
1に回収される。
が行われた後、上述の硬貨処理部3で、回収する硬貨を
金種ごとに振り分けて、硬貨処理部3の下部に形成した
各金種に対応する落下口4…から回収硬貨が硬貨回収部
1に回収される。
【0016】上述の各落下口4…は、図に示したように
自動券売機2の前後方向に沿って配列しているので、こ
れら落下口4…から直接回収される硬貨を受け入れる、
硬貨回収部1を構成する各回収箱5…も、図に示したよ
うに自動券売機2の前後方向に沿って配列している。
自動券売機2の前後方向に沿って配列しているので、こ
れら落下口4…から直接回収される硬貨を受け入れる、
硬貨回収部1を構成する各回収箱5…も、図に示したよ
うに自動券売機2の前後方向に沿って配列している。
【0017】図3は、硬貨回収部1を示す斜視図であ
り、この硬貨回収部1は図面に示したように引出し状に
形成し、自動券売機2のキャビネット6内に対して出し
入れ操作を行なうことで収納したりできるようにしてい
る。この硬貨回収部1を構成する上述の各回収箱5…
は、硬貨回収部1内を仕切り板7…で仕切ることによっ
てそれぞれ区分している。
り、この硬貨回収部1は図面に示したように引出し状に
形成し、自動券売機2のキャビネット6内に対して出し
入れ操作を行なうことで収納したりできるようにしてい
る。この硬貨回収部1を構成する上述の各回収箱5…
は、硬貨回収部1内を仕切り板7…で仕切ることによっ
てそれぞれ区分している。
【0018】各回収箱5…の上面には、落下した回収硬
貨を回収できるようにする回収孔8…をそれぞれ形成し
ており、図1に示したようにこの回収孔8は、硬貨回収
部1をキャビネット6内に収納したとき、落下口4の直
下位置に対応するように設定している。
貨を回収できるようにする回収孔8…をそれぞれ形成し
ており、図1に示したようにこの回収孔8は、硬貨回収
部1をキャビネット6内に収納したとき、落下口4の直
下位置に対応するように設定している。
【0019】また、各回収箱5の横断面形状は、略五角
形状で、下部の中央に回収硬貨の取出し口9を形成する
ように、この取出し口9の周囲の底板10を取出し口9
に向けて傾斜させている。
形状で、下部の中央に回収硬貨の取出し口9を形成する
ように、この取出し口9の周囲の底板10を取出し口9
に向けて傾斜させている。
【0020】こうした形状の各回収箱5の下部には、上
述の取出し口9に対応する部分を除いて略凹字状の取付
け板11を装着して、この取付け板11には、硬貨回収
部1の引出し入れのための2本のガイドレール12,1
2と、回収硬貨取出しのためのシャッタ13とを形成し
ている。各ガイドレール12,12は、キャビネット6
内両側のガイドローラ14,14に対応する上部位置に
形成しており、シャッタ13は、上述した取付け板11
の一側(図面右側)に形成している。
述の取出し口9に対応する部分を除いて略凹字状の取付
け板11を装着して、この取付け板11には、硬貨回収
部1の引出し入れのための2本のガイドレール12,1
2と、回収硬貨取出しのためのシャッタ13とを形成し
ている。各ガイドレール12,12は、キャビネット6
内両側のガイドローラ14,14に対応する上部位置に
形成しており、シャッタ13は、上述した取付け板11
の一側(図面右側)に形成している。
【0021】シャッタ13は図4に示すように、取出し
口9…を覆う幅と長さとを有した大きさで、また先端の
奥側一側に作用片15…を形成した形状で、取付け板1
1の底面に装着した2本で一組の断面L字状のガイド片
16…によって摺動可能にしている。そして、各シャッ
タ13…の断面形状は、図1に示したように後端が屈曲
した略L字状である。
口9…を覆う幅と長さとを有した大きさで、また先端の
奥側一側に作用片15…を形成した形状で、取付け板1
1の底面に装着した2本で一組の断面L字状のガイド片
16…によって摺動可能にしている。そして、各シャッ
タ13…の断面形状は、図1に示したように後端が屈曲
した略L字状である。
【0022】このL字状をなす後端部分は、シャッタ1
3の引出し操作時に手を掛ける掛止部17であり、この
掛止部17のやや前方のシャッタ13上面位置にロック
レバー18を軸支するとともに、この部分に対応する取
付け板11の部分(図面右側)には切欠部19を形成し
ている。上述のロックレバー18はネジリコイルバネ2
0で先端側が下方に回動するように付勢しており、その
先端側には係止凹部21を有している。この係止凹部2
1が係止するのは、前述の取付け板11の上面に形成し
た係止部22であり、この係止部22は、棒状の係止ピ
ン23を横架した構造である。すなわちシャッタ13
が、取出し口9を閉塞して非開状態にあるときにはロッ
クレバー18の先端の係止凹部21が係止ピン23に係
止して、シャッタ13の引出し動作は規制される。取出
し口9を開口するためシャッタ13を引出して、シャッ
タ13開状態にする時には、仮想線で示したように、ロ
ックレバー18の後端をネジリコイルバネ20の付勢力
に抗して押下して、ロックレバー18先端の係止凹部2
1の係止ピン23に対する係止状態を解除して引出せば
よい。
3の引出し操作時に手を掛ける掛止部17であり、この
掛止部17のやや前方のシャッタ13上面位置にロック
レバー18を軸支するとともに、この部分に対応する取
付け板11の部分(図面右側)には切欠部19を形成し
ている。上述のロックレバー18はネジリコイルバネ2
0で先端側が下方に回動するように付勢しており、その
先端側には係止凹部21を有している。この係止凹部2
1が係止するのは、前述の取付け板11の上面に形成し
た係止部22であり、この係止部22は、棒状の係止ピ
ン23を横架した構造である。すなわちシャッタ13
が、取出し口9を閉塞して非開状態にあるときにはロッ
クレバー18の先端の係止凹部21が係止ピン23に係
止して、シャッタ13の引出し動作は規制される。取出
し口9を開口するためシャッタ13を引出して、シャッ
タ13開状態にする時には、仮想線で示したように、ロ
ックレバー18の後端をネジリコイルバネ20の付勢力
に抗して押下して、ロックレバー18先端の係止凹部2
1の係止ピン23に対する係止状態を解除して引出せば
よい。
【0023】つぎに硬貨回収部1の損傷を防止するスト
ッパ部24の構造について説明する。ストッパ部24は
図4に示すように、各シャッタ13…ごとに形成してい
る。
ッパ部24の構造について説明する。ストッパ部24は
図4に示すように、各シャッタ13…ごとに形成してい
る。
【0024】各ストッパ部24…の構成は、断面コ字状
の収納規制部材25…と、これを軸支する支持部材26
…とで成しており、このストッパ部24…を装着した位
置は、前述した各シャッタ13…の作用片15…に対応
する位置である。
の収納規制部材25…と、これを軸支する支持部材26
…とで成しており、このストッパ部24…を装着した位
置は、前述した各シャッタ13…の作用片15…に対応
する位置である。
【0025】収納規制部材25…の幅(図面上下方向)
は、上述の各作用片15…の幅よりも大で、また長さ
は、この軸支部27…を中心に回転して後端(図面右
側)が前述したキャビネット引出し下縁6a(図1参
照)に達する長さに設定し、収納規制部材25…を軸支
する位置は、収納規制部材25…の長さ方向(図面左右
方向)の中央ではなく、上述の作用片15…先端方向に
偏らせている。また軸支位置の高さについては、収納規
制部材25…の上面25a(図中一番下のストッパ部2
4、および図1参照)と前述の取付け板11の下面との
間にシャッタ13…先端の作用片15…が差込まれる隙
間を形成できるように設定して、シャッタ13…の非開
状態時に作用片15…が差込まれて、収納規制部材25
…の後端が上方に回動し、キャビネット引出し下縁6a
(図1参照)よりも上方に位置するようにしている。
は、上述の各作用片15…の幅よりも大で、また長さ
は、この軸支部27…を中心に回転して後端(図面右
側)が前述したキャビネット引出し下縁6a(図1参
照)に達する長さに設定し、収納規制部材25…を軸支
する位置は、収納規制部材25…の長さ方向(図面左右
方向)の中央ではなく、上述の作用片15…先端方向に
偏らせている。また軸支位置の高さについては、収納規
制部材25…の上面25a(図中一番下のストッパ部2
4、および図1参照)と前述の取付け板11の下面との
間にシャッタ13…先端の作用片15…が差込まれる隙
間を形成できるように設定して、シャッタ13…の非開
状態時に作用片15…が差込まれて、収納規制部材25
…の後端が上方に回動し、キャビネット引出し下縁6a
(図1参照)よりも上方に位置するようにしている。
【0026】すなわちこれは、シャッタ13…が開状態
の時、つまり上述の作用片15…が収納規制部材25…
の上面25aと取付け板11の下面との間に差込まれて
おらず、シャッタ13の後端が突出し、硬貨回収部1を
キャビネット6内に収納操作した場合にシャッタ13が
キャビネット引出し口縁に当たって、その収納操作が阻
害される時に、収納規制部材25…が自重によりその後
端を90度程度回転し、図1に仮想線で示したように、
キャビネット引出し下縁6aに収納規制部材25の奥側
の側面が当接して、硬貨回収部1の収納操作を規制す
る。
の時、つまり上述の作用片15…が収納規制部材25…
の上面25aと取付け板11の下面との間に差込まれて
おらず、シャッタ13の後端が突出し、硬貨回収部1を
キャビネット6内に収納操作した場合にシャッタ13が
キャビネット引出し口縁に当たって、その収納操作が阻
害される時に、収納規制部材25…が自重によりその後
端を90度程度回転し、図1に仮想線で示したように、
キャビネット引出し下縁6aに収納規制部材25の奥側
の側面が当接して、硬貨回収部1の収納操作を規制す
る。
【0027】なお、上述の収納規制部材25の回転が阻
害されないように、軸支部7の上方に対応する取付け板
11の部分には、切欠部11aを適宜形成している。
害されないように、軸支部7の上方に対応する取付け板
11の部分には、切欠部11aを適宜形成している。
【0028】また、上述の収納規制部材25は剛体で形
成され、しかもその形状が断面コ字状であるため、硬貨
回収部1の収納操作を規制するに充分な強度を有し、軸
支状態も良好である。さらに、収納規制部材25が当接
するキャビネット引出し下縁6a部分には、剛体や緩衝
体からなる当たり部材28を装着している。
成され、しかもその形状が断面コ字状であるため、硬貨
回収部1の収納操作を規制するに充分な強度を有し、軸
支状態も良好である。さらに、収納規制部材25が当接
するキャビネット引出し下縁6a部分には、剛体や緩衝
体からなる当たり部材28を装着している。
【0029】以上のように構成した硬貨回収部1から回
収硬貨を取出す操作にそって、作用を説明する。
収硬貨を取出す操作にそって、作用を説明する。
【0030】まず始めに、図3に示すように、硬貨回収
部1を自動券売機2のキャビネット6から引出して、取
出す収納硬貨を回収した回収箱5…の下にバケット29
を置き、その上方のシャッタ13…を、ロックレバー1
8…の後端を押下しながら引出す。すると、回収硬貨
は、図1に示したように取出し口9に向けて傾斜させた
底板10のために取出し口9から落下し、バケット29
(図3参照)内に収納される。
部1を自動券売機2のキャビネット6から引出して、取
出す収納硬貨を回収した回収箱5…の下にバケット29
を置き、その上方のシャッタ13…を、ロックレバー1
8…の後端を押下しながら引出す。すると、回収硬貨
は、図1に示したように取出し口9に向けて傾斜させた
底板10のために取出し口9から落下し、バケット29
(図3参照)内に収納される。
【0031】またこれと同時に、シャッタ13が引出さ
れたことで収納規制部材25の後端が自重により下方に
回転する。
れたことで収納規制部材25の後端が自重により下方に
回転する。
【0032】これは、収納規制部材25の上面25aと
取付け板11との間に差込まれていたシャッタ13先端
の作用片15が引き抜かれ支えを失ったためであり、こ
れによって、下方に回転した収納規制部材25の後端の
奥側の側面が、キャビネット引出し下縁6aに達する長
さに位置し、しかもその引出し方向における位置は、シ
ャッタ13の奥側の辺との対比において、シャッタ13
の奥側の辺よりも奥の位置である。
取付け板11との間に差込まれていたシャッタ13先端
の作用片15が引き抜かれ支えを失ったためであり、こ
れによって、下方に回転した収納規制部材25の後端の
奥側の側面が、キャビネット引出し下縁6aに達する長
さに位置し、しかもその引出し方向における位置は、シ
ャッタ13の奥側の辺との対比において、シャッタ13
の奥側の辺よりも奥の位置である。
【0033】回収硬貨の取出しをそれぞれの回収箱5に
ついて終えたならば、シャッタ13を押込んでシャッタ
13を非開状態にする。そして、硬貨回収部1をキャビ
ネット6内に押込んで収納操作をする。
ついて終えたならば、シャッタ13を押込んでシャッタ
13を非開状態にする。そして、硬貨回収部1をキャビ
ネット6内に押込んで収納操作をする。
【0034】しかし、シャッタ13を非開状態にするこ
とを忘れたり、あるいは、完全に非開状態になし得なか
ったりして、一つでも開状態のシャッタ13があれば、
シャッタ13先端の作用片15が収納規制部材25の上
面25aと取付け板11の下面との間に差込まれて収納
規制部材25の後端を上方に回転させることができず、
収納規制部材25は、硬貨回収部1の収納操作を行なえ
ばキャビネット引出し下縁6aに当接する位置にある。
とを忘れたり、あるいは、完全に非開状態になし得なか
ったりして、一つでも開状態のシャッタ13があれば、
シャッタ13先端の作用片15が収納規制部材25の上
面25aと取付け板11の下面との間に差込まれて収納
規制部材25の後端を上方に回転させることができず、
収納規制部材25は、硬貨回収部1の収納操作を行なえ
ばキャビネット引出し下縁6aに当接する位置にある。
【0035】このため、シャッタ13開状態のままで硬
貨回収部1の収納操作を行なえば、シャッタ13の奥側
の辺がキャビネット引出し口縁に当たるよりも先に、収
納規制部材25がキャビネット引出し下縁6aの当たり
部材28に当接し、その収納操作が規制されるととも
に、シャッタ13が開状態であることを作業者に知らせ
る。
貨回収部1の収納操作を行なえば、シャッタ13の奥側
の辺がキャビネット引出し口縁に当たるよりも先に、収
納規制部材25がキャビネット引出し下縁6aの当たり
部材28に当接し、その収納操作が規制されるととも
に、シャッタ13が開状態であることを作業者に知らせ
る。
【0036】作業者は、図1に実線で示すように、シャ
ッタ13を非開状態にすれば、収納規制部材25の後端
は上方に回転し、硬貨回収部1のキャビネット6内への
収納を許容する状態になる。改めて収納操作を行なえば
よい。
ッタ13を非開状態にすれば、収納規制部材25の後端
は上方に回転し、硬貨回収部1のキャビネット6内への
収納を許容する状態になる。改めて収納操作を行なえば
よい。
【0037】このように、シャッタ13が開状態のとき
には、たとい開状態のシャッタ13が奥側のものであっ
ても手前側のものであっても、硬貨回収部1の収納操作
を行なえば、それぞれのシャッタ13に設けたストッパ
部24の収納規制部材25が、対応するシャッタ13が
キャビネット引出し口縁に当たる前に、その収納操作を
規制するので、シャッタ13やキャビネット引出し口縁
の相互の損傷を未然に防止でき、安全に収納操作をする
ことができる。
には、たとい開状態のシャッタ13が奥側のものであっ
ても手前側のものであっても、硬貨回収部1の収納操作
を行なえば、それぞれのシャッタ13に設けたストッパ
部24の収納規制部材25が、対応するシャッタ13が
キャビネット引出し口縁に当たる前に、その収納操作を
規制するので、シャッタ13やキャビネット引出し口縁
の相互の損傷を未然に防止でき、安全に収納操作をする
ことができる。
【0038】また、ストッパ部24の構成は、収納規制
部材25を軸支したものであるため部品点数が少なく、
また、製造も容易であるから、安価に目的を達成するこ
とが可能である。
部材25を軸支したものであるため部品点数が少なく、
また、製造も容易であるから、安価に目的を達成するこ
とが可能である。
【0039】なお、この発明の構成において、例えば、
自重により回転するようにした収納規制部材25を、硬
貨回収部1の収納操作を規制する方向にばねで付勢して
おくも、また、先の実施例ではストッパ部24の収納規
制部材25を各シャッタ13…にそれぞれ設けたが、各
シャッタ13…の作用片15…に連動するようにした収
納規制部材を一番奥のシャッタ13部分だけに設けてお
くもよい。
自重により回転するようにした収納規制部材25を、硬
貨回収部1の収納操作を規制する方向にばねで付勢して
おくも、また、先の実施例ではストッパ部24の収納規
制部材25を各シャッタ13…にそれぞれ設けたが、各
シャッタ13…の作用片15…に連動するようにした収
納規制部材を一番奥のシャッタ13部分だけに設けてお
くもよい。
【0040】この発明の回収装置は、実施例の硬貨回収
部1に対応するも、この発明は上述の実施例の構成みに
限定されるものではない。
部1に対応するも、この発明は上述の実施例の構成みに
限定されるものではない。
【図1】 硬貨回収部を示す断面図。
【図2】 自動券売機を示す側面図。
【図3】 硬貨回収部を示す一部切欠き斜視図。
【図4】 硬貨回収部を示す底面図。
1…硬貨回収部 2…自動券売機(自動販売装置) 5…回収箱 6…キャビネット 6a…キャビネット引出し下縁 9…取出し口 13…シャッタ 15…作用片 24…ストッパ部 25…収納規制部材 26…支持部材 27…軸支部 28…当たり部材
Claims (3)
- 【請求項1】キャビネットに対し引出し状に形成されて
出し入れ操作で収納する収納箱の底部に回収物を取出す
取出し口を形成し、この取出し口に該回収箱の引出し方
向に対し交差する方向に出し入れ操作して取出し口を開
閉するシャッタを備えた回収装置であって、上記回収箱
の下部でシャッタの装着位置よりもキャビネット側の位
置に、前記シャッタの開状態時にキャビネット引出し下
縁相当位置に達する下方位置に突出し、また、前記シャ
ッタの非開状態時にキャビネット引出し下縁相当位置よ
り上方に位置するストッパ部を形成した回収装置。 - 【請求項2】前記ストッパ部を、シャッタが非開状態位
置への操作に連動して上方に可動し、また、開状態位置
の操作に連動して下方への可動を許容するべくシャッタ
に連動させた請求項1記載の回収装置。 - 【請求項3】前記回収箱の複数個をその出し入れ方向に
沿って並設した請求項1または2記載の回収装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9057027A JP2930047B2 (ja) | 1997-02-24 | 1997-02-24 | 回収装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9057027A JP2930047B2 (ja) | 1997-02-24 | 1997-02-24 | 回収装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09198558A true JPH09198558A (ja) | 1997-07-31 |
JP2930047B2 JP2930047B2 (ja) | 1999-08-03 |
Family
ID=13043960
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9057027A Expired - Fee Related JP2930047B2 (ja) | 1997-02-24 | 1997-02-24 | 回収装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2930047B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007260445A (ja) * | 2007-07-17 | 2007-10-11 | Sophia Co Ltd | 遊技機 |
JP2016212590A (ja) * | 2015-05-07 | 2016-12-15 | レシップホールディングス株式会社 | 発券機 |
CN113101220A (zh) * | 2021-05-20 | 2021-07-13 | 潘泽强 | 一种具有祛湿机构的中药制丸机及中药制丸工艺 |
-
1997
- 1997-02-24 JP JP9057027A patent/JP2930047B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007260445A (ja) * | 2007-07-17 | 2007-10-11 | Sophia Co Ltd | 遊技機 |
JP2016212590A (ja) * | 2015-05-07 | 2016-12-15 | レシップホールディングス株式会社 | 発券機 |
CN113101220A (zh) * | 2021-05-20 | 2021-07-13 | 潘泽强 | 一种具有祛湿机构的中药制丸机及中药制丸工艺 |
CN113101220B (zh) * | 2021-05-20 | 2024-02-02 | 浙江三溪堂中药有限公司 | 一种具有祛湿机构的中药制丸机及中药制丸工艺 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2930047B2 (ja) | 1999-08-03 |
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