JPH079384U - 遊戯台用不正防止装置 - Google Patents
遊戯台用不正防止装置Info
- Publication number
- JPH079384U JPH079384U JP4459893U JP4459893U JPH079384U JP H079384 U JPH079384 U JP H079384U JP 4459893 U JP4459893 U JP 4459893U JP 4459893 U JP4459893 U JP 4459893U JP H079384 U JPH079384 U JP H079384U
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- liquid crystal
- magnet
- magnetic sensor
- window
- crystal film
- Prior art date
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 磁石を用いた不正行為が行われた場合の遊戯
続行を防止する。 【構成】 遊戯台の窓1を、液晶フィルム2を2枚のガ
ラスの間に挟持した合わせガラスにより構成し、磁気セ
ンサ3を窓1の近傍の適所に設け、磁気センサ3の磁気
検出信号によりリレー6を介して液晶フィルム2に選択
的に電圧を印加する制御回路4を設ける。磁石が使用さ
れたことを磁気センサ3により検出したら、制御回路4
内のフリップフロップ5及びトランジスタTRを介して
リレー6を作動させて、液晶フィルム2への電圧印加を
停止し、液晶フィルム2を不透明状態にする。 【効果】 磁石使用が検出されると、遊戯台の窓が不透
明状態になり、即座に遊戯不能状態になり、不正行為を
効果的に防止し得る。
続行を防止する。 【構成】 遊戯台の窓1を、液晶フィルム2を2枚のガ
ラスの間に挟持した合わせガラスにより構成し、磁気セ
ンサ3を窓1の近傍の適所に設け、磁気センサ3の磁気
検出信号によりリレー6を介して液晶フィルム2に選択
的に電圧を印加する制御回路4を設ける。磁石が使用さ
れたことを磁気センサ3により検出したら、制御回路4
内のフリップフロップ5及びトランジスタTRを介して
リレー6を作動させて、液晶フィルム2への電圧印加を
停止し、液晶フィルム2を不透明状態にする。 【効果】 磁石使用が検出されると、遊戯台の窓が不透
明状態になり、即座に遊戯不能状態になり、不正行為を
効果的に防止し得る。
Description
【0001】
本考案は、遊戯台用不正防止装置に関し、特に、パチンコなどの遊戯台に於い て磁石を用いた不正行為を防止するのに適する遊戯台用不正防止装置に関する。
【0002】
従来、パチンコなどに於いて、パチンコ台の外部から磁石を用いて、玉を入賞 孔に導いて大量の出玉を得るという不正行為が行われることが多々あった。その ような不正行為に対しては、パチンコ台の適所に磁気センサを設けて磁石の使用 の有無を検知し、磁気検出信号が発生した場合には警報を発するようにしたもの がある。
【0003】 例えば、上記警報には、トラブル発生時に客がオン/オフ操作して店員に知ら せるべくパチンコ台毎に各上部に設置された上部表示灯を用いて点滅させるよう にしたものがあるが、その上部表示灯が点滅した場合には、台のトラブルなのか 磁石使用の不正行為によるものなのか、一見して区別することが困難であるとい う問題があった。また、上部表示灯の点滅のみでは、遊戯を続行することができ 、店員が到着するまでの間に不正行為による大量の出玉を得ることができてしま う。
【0004】 また、各台毎に出玉をコンピュータ管理し、異常な出玉が検出されたら、モニ タカメラにより不正行為を録画し、不正行為を働いた者に対して証拠となる映像 を見せることができるようにしたシステムもあるが、多数のモニタカメラの設置 など設備が煩雑化するという問題があるばかりでなく、この場合にも不正行為者 に対してその不正行為の発覚を知らせるまでの間に、上記と同様に遊戯を続行し 続けることができてしまう。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】 このような従来技術の問題点に鑑み、本考案の主な目的は、磁石を用いた不正 行為が行われた場合にその不正行為による遊戯の続行を防止し得る遊戯台用不正 防止装置を提供することにある。
【0006】
このような目的は、本考案によれば、遊戯台の窓の概ね全面を選択的に遮蔽状 態にするための遮蔽手段と、前記遊戯台に近づけられた磁石を検知するための磁 気センサと、前記磁気センサの磁気検出信号に応じて前記遮蔽手段を遮蔽状態に するための制御手段とを有することを特徴とする遊戯台用不正防止装置を提供す ることにより達成される。特に、前記遮蔽手段が、電圧印加の有無に応じて透明 状態と不透明状態とになる液晶体からなると良い。
【0007】
このようにすれば、磁石を使った不正行為が行われた場合には、磁石の使用を 磁気センサにより検出し、制御手段により遊戯台の窓を遮蔽手段により遮蔽する ことから、その遊戯台での遊戯を続行することができなくなる。
【0008】
以下、本考案の好適実施例を添付の図面を参照して詳しく説明する。
【0009】 図1は、本考案が適用された遊戯台用不正防止装置を示す概略ブロック図であ る。図1に示される遊戯台の窓1は、液晶体としての液晶フィルム2を2枚のガ ラスの間に挟持した合わせガラス構造により形成されており、例えばパチンコ台 の窓として用いられる。なお、本実施例の窓1は、パチンコ台の窓に限るもので はなく、鉄球を用いた他の種々のゲーム機に用い得る。
【0010】 本実施例では、窓1を支持する図示されない窓枠の適所に磁気センサ3が配設 されており、その磁気センサ3は、制御手段としての制御回路4内のフリップフ ロップ5のS端子にアンプを介して接続されている。フリップフロップ5のD端 子とT端子とが共に接地され、リセット端子Rには外部リセットスイッチSWが 接続されている。このフリップフロップ5にあっては、磁気センサ3からの磁気 検出信号が入力されるとQ端子が低(L)レベル状態になり、次にリセットスイ ッチSWからのリセット信号が入力されるとQ端子が高(H)レベル状態になる 。
【0011】 フリップフロップ5のQ端子は、電源ラインVccにリレー6のコイルを介して コレクタを接続されかつエミッタ接地されたトランジスタTRのベースに接続さ れている。そして、リレー6のB接点(常時閉接点)を介して、AC100V電 源と液晶フィルム2とが接続されている。なお液晶フィルム2は、液晶と樹脂と を混合してなる樹脂シートを2枚の透明電導膜により挟持したものであり、両電 導膜に電圧を印加すると液晶分子が整列して透明状態になり、通常状態では液晶 分子が不規則になり不透明な遮蔽状態になるものである。
【0012】 このようにして構成されたパチンコ台では、磁石を使って玉を不正に入賞孔に 入れようとして磁石をパチンコ台に近付けた際に、その磁石の使用を磁気センサ 3により検知する。すると、その磁気検出信号によるフリップフロップ5のQ端 子出力により、トランジスタTRがオンしてリレー6が作動し、液晶フィルム2 への電圧印加がオフ状態になって、液晶フィルム2が不透明になるため、窓1が 遮蔽状態になる。従って、不正行為の続行が不可能になる。その後店員がリセッ トスイッチSWを押すことにより、フリップフロップ5がリセットされ、窓1が 元の透明な状態になり、遊戯可能になる。
【0013】 なお、本実施例では遮蔽手段として液晶フィルムを用いたが、液晶フィルムに 限るものではなく、例えば、すだれ状のブラインドを設けて、通常は遊戯台の上 部に格納しておき、上記不正が検出されたらソレノイドなどにより格納蓋を開け てブラインドを下ろすようにすることもでき、選択的に窓を覆うことができるも のであれば良い。
【0014】
このように本考案によれば、遊戯台にて磁石を使用した不正が行われたら、磁 石の使用を磁気センサにより検出し、その検出信号に応じて制御手段により遊戯 台の窓を例えば液晶体からなる遮蔽手段にて不透明状態にすることから、遊戯の 続行が不可能になるため、不正時には直ちに遊戯不能とすることができ、不正に よる利益を一切受けることができず、不正防止効果が大である。
【図1】本考案が適用された不正防止装置を示す概略ブ
ロック図。
ロック図。
1 窓 2 液晶フィルム 3 磁気センサ 4 制御回路 5 フリップフロップ 6 リレー
Claims (2)
- 【請求項1】 遊戯台の窓の概ね全面を選択的に遮蔽状
態にするための遮蔽手段と、前記遊戯台に近づけられた
磁石を検知するための磁気センサと、前記磁気センサの
磁気検出信号に応じて前記遮蔽手段を遮蔽状態にするた
めの制御手段とを有することを特徴とする遊戯台用不正
防止装置。 - 【請求項2】 前記遮蔽手段が、電圧印加の有無に応じ
て透明状態と不透明状態とになる液晶体からなることを
特徴とする請求項1に記載の遊戯台用不正防止装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4459893U JPH079384U (ja) | 1993-07-23 | 1993-07-23 | 遊戯台用不正防止装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4459893U JPH079384U (ja) | 1993-07-23 | 1993-07-23 | 遊戯台用不正防止装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH079384U true JPH079384U (ja) | 1995-02-10 |
Family
ID=12695898
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4459893U Pending JPH079384U (ja) | 1993-07-23 | 1993-07-23 | 遊戯台用不正防止装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH079384U (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH11179038A (ja) * | 1997-12-17 | 1999-07-06 | Meiwa Electron:Kk | パチンコ店におけるセキュリティ装置 |
JP2009268752A (ja) * | 2008-05-08 | 2009-11-19 | Omron Corp | 遊技機及び遊技機に対する不正磁石の検知方法 |
JP2009279247A (ja) * | 2008-05-23 | 2009-12-03 | Sankyo Co Ltd | 遊技機 |
JP2009279205A (ja) * | 2008-05-22 | 2009-12-03 | Omron Corp | 遊技機の磁石検知装置及び遊技機の磁石検知方法 |
JP2009279245A (ja) * | 2008-05-23 | 2009-12-03 | Sankyo Co Ltd | 遊技機 |
JP2009279246A (ja) * | 2008-05-23 | 2009-12-03 | Sankyo Co Ltd | 遊技機 |
-
1993
- 1993-07-23 JP JP4459893U patent/JPH079384U/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH11179038A (ja) * | 1997-12-17 | 1999-07-06 | Meiwa Electron:Kk | パチンコ店におけるセキュリティ装置 |
JP2009268752A (ja) * | 2008-05-08 | 2009-11-19 | Omron Corp | 遊技機及び遊技機に対する不正磁石の検知方法 |
JP2009279205A (ja) * | 2008-05-22 | 2009-12-03 | Omron Corp | 遊技機の磁石検知装置及び遊技機の磁石検知方法 |
JP2009279247A (ja) * | 2008-05-23 | 2009-12-03 | Sankyo Co Ltd | 遊技機 |
JP2009279245A (ja) * | 2008-05-23 | 2009-12-03 | Sankyo Co Ltd | 遊技機 |
JP2009279246A (ja) * | 2008-05-23 | 2009-12-03 | Sankyo Co Ltd | 遊技機 |
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