JP3769472B2 - 遊技機 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、遊技機に配備された制御手段と、外部から供給される主電源から所要の電源を生成して制御手段(前記記憶手段)に供給する電源手段と、主電源の供給が断たれた場合においても制御手段の記憶手段にバックアップ用電源を供給するバックアップ用電源供給手段とを備え、主電源の供給が断たれた際には、バックアップ用電源によって制御手段の記憶手段に記憶されている遊技データを保持し、主電源の供給が復帰した場合には、遊技データに従って制御手段が遊技に関わる各種処理を再開するように構成された遊技機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の遊技機においては、遊技機に配備された制御手段と、外部から供給される主電源から所要の電源を生成して制御手段に供給する電源手段と、主電源の供給が断たれた場合においても制御手段の記憶手段にバックアップ用電源を供給するバックアップ用電源供給手段とを備え、主電源の供給が断たれた際には、バックアップ用電源によって制御手段の記憶手段に記憶されている遊技データを保持し、主電源の供給が復帰した場合には、遊技データに従って制御手段が遊技に関わる各種処理を再開するように構成された遊技機がある。
【0003】
図11は、電源断発生時の電源断信号並びにリセット信号の応答を示すタイムチャートである。通常、電源断時にバックアップ制御を行っているシステムにおいては、停電や電源スイッチのオフなど電源断があると、制御手段に電源断信号が送出され(主電源の電圧が所定電圧以下に降下した時点で電源断信号がハイレベルからローレベルに立ち下がる)、応じて制御手段はバックアップ処理を行った後システム停止状態となる。このシステム停止状態において、リセット信号発生手段が制御手段に対してリセット信号を送出する(主電源の電圧が所定電圧以下に降下した時点から予め定めた遅延時間(例えば、70ms程度)だけ遅れてリセット信号がハイレベルからローレベルに立ち下がる)。応じて、制御手段は完全に動作停止となる。
【0004】
一方、電源断信号線或いは電源断検出手段にノイズ等が入り込むと、制御手段にノイズが入力される結果、制御手段は電源断信号と誤検出するので、バックアップ処理を行った後システム停止状態となる。図12は、ノイズ等が発生した場合の電源断信号並びにリセット信号の応答を示すタイムチャートである。しかし、ノイズ等が電源断信号線或いは電源断検出手段に入り込んだ場合には、正規の電源断ではないので、主電源の電圧降下はなく、したがってリセット信号発生手段はリセット信号を発生しない。リセット信号が制御手段に入力されないため、制御手段はシステム停止状態となった後もシステム停止状態のままとなる。よって、外部からは原因不明な状態で遊技機が停止した状態となり、係員等が電源をオフ/オンさせないと遊技機を正常に復帰させることができない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の目的は、電源断信号線或いは電源断検出手段にノイズ等が入り込み、誤って電源断を検知し、リセット信号発生手段が働かない場合、電源が供給されているのに遊技機が停止した状態であることを不具合発生として報知することができる遊技機を提供することにある。
【0006】
【課題を解決しようとする手段】
請求項1に係る遊技機は、遊技機に配備された制御手段と、外部から供給される主電源から所要の電源を生成して前記制御手段に供給する電源手段と、前記主電源の供給が断たれた場合においても前記制御手段の記憶手段にバックアップ用電源を供給するバックアップ用電源供給手段とを備え、前記主電源の供給が断たれた際には、前記バックアップ用電源によって前記制御手段の記憶手段に記憶されている遊技データを保持し、前記主電源の供給が復帰した場合には、前記遊技データに従って前記制御手段が遊技に関わる各種処理を再開するように構成されたものであって、上記課題を解決するために、前記主電源の電圧が所定電圧以下に降下すると前記制御手段に電源断信号を送出して前記記憶手段に遊技データを記憶するための電源断処理を行わせる一方、前記主電源の電圧が前記所定電圧以上に上昇すると前記電源断信号の送出を停止する電源断検出手段と、前記主電源の電圧が前記所定電圧以下に降下すると前記電源断信号の送出から予め定めた遅延時間だけ遅れて前記制御手段にリセット信号を送出する一方、前記主電源の電圧が前記所定電圧以上に上昇すると前記リセット信号の送出を停止するリセット信号発生手段と、報知手段とを備え、前記制御手段に、前記電源断信号が入力されてから、前記リセット信号が入力されないことにより前記予め定めた遅延時間よりも長い監視時間が経過したか否かを判別するリセット信号監視手段と、前記リセット信号監視手段により前記監視時間が経過したと判定された場合に、前記報知手段に、電源が供給されているにも拘らず遊技機が停止した状態であることを報知させるシステム停止状態報知手段とを設けたことを特徴とする。
【0007】
請求項2に係る遊技機は、請求項1に係る遊技機において、前記リセット信号監視手段による経過時間の判別が、前記監視時間が経過する前に前記リセット信号が入力されることにより停止されることを特徴とするものである。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。なお、本実施形態では、遊技機の一態様としてカード式パチンコ遊技機を用いて説明するが、本発明はカード式パチンコ遊技機に限らず、遊技機に配備された制御手段と、外部から供給される主電源から所要の電源を生成して制御手段(記憶手段を含む)に供給する電源手段と、主電源の供給が断たれた場合においても制御手段の記憶手段にバックアップ用電源を供給するバックアップ用電源供給手段とを備え、主電源の供給が断たれた際には、バックアップ用電源によって制御手段の記憶手段に記憶されている遊技データを保持し、主電源の供給が復帰した場合には、前記遊技データに従って制御手段が遊技に関わる各種処理を再開するように構成された遊技機であれば、すべて対象となる。
【0011】
以下、実施形態の遊技機について説明する。図1は、実施形態のカード式パチンコ遊技機の正面図である。図1に示すように、カード式パチンコ遊技機1は、パチンコ遊技機2とパチンコ遊技機の正面左方に隣接して配置されるカードユニット3により構成されている。カードユニット3の中央には、金銭と同様の有価価値を有するプリペイドカードが縦方向に挿入されるカード挿入口4が配備されている。
【0012】
パチンコ遊技機2の前面枠5には金枠6が設けられ、金枠6にはガラス扉7が開閉自在に設けられ、ガラス扉7を通して視認される遊技盤8が前面枠5の上部に装着されている。金枠6の前面下部には打球発射装置(後述)に供給する遊技球(パチンコ球)を貯留する上球受皿9が設けられ、前面枠5の下部には、上球受皿9の下方に該上球受皿9から溢れたパチンコ球を貯留する下球受皿10が設けられ、下球受皿10の右側部には打球発射装置の打球ハンドル11が設けられている。上球受皿9の前面中央には球貸操作部12が設けられ、球貸操作部12には球貸し時に操作する貸球スイッチ13、カードの残高を表示するカード残高表示器14及びカードの返却時に操作するカード返却スイッチ15が設けられている。
【0013】
遊技盤8面には、略中央に図柄表示ユニット16が配備され、図柄表示ユニット16の左方と右方とにそれぞれ左右ゲート17,18が設けられ、図柄表示ユニット16の下方にはチャッカにより構成された特別図柄に関する始動入賞口19が設けられ、該始動入賞口19の直下には普通電動役物20が設けられ、遊技盤面の下部には役物ユニット21が配設されている。
【0014】
図柄表示ユニット16は、中央にカラー液晶表示装置により構成された特別図柄表示装置22が組み付けられ、図柄表示ユニット16の上部にはセグメント形式の表示器からなる普通図柄表示装置23が配設されている。なお、始動入賞口19及び普通電動役物20の可変入賞口20aが特別図柄表示装置22における特別図柄の図柄変動の開始に関わる始動入賞口に設定されている。また、左右ゲート17,18が普通図表示装置23における普通図柄変動の開始に関わる始動ゲートに設定されている。
【0015】
また、役物ユニット21の中央には、開閉扉24により開成される大入賞口25が配備されている。大入賞口25の内部の一部には、特別入賞領域である特定領域(図示せず)が設けられ、該特定領域には特定領域を開閉する特定領域扉(図示せず)が設けられている。前記大入賞口25は、特別図柄表示装置22において図柄の変動停止が行われた結果が大当りとなった場合に、特別遊技状態(大当り遊技状態)となり、所定時間にわたって開放される。但し、大入賞口25は開放中に所定個数(例えば、10個)の入賞があった場合、又は、所定時間経過した時点で閉鎖される。
【0016】
また、大入賞口25の開放中に前記特定領域を遊技球が通過した場合には継続条件が成立し、この回に開成されている大入賞口が閉鎖された後、新たに大入賞口が開放される。特定領域を遊技球が通過したことに基く大入賞口の連続開放動作は、上限回数が設けられており、例えば、最初の開放を含めて最高16回までとなっている。また、大当り遊技状態は、大入賞口の開放中に特定領域への遊技球の通過がなかった場合には、この回の大入賞口が閉鎖した時点で大当り遊技状態の終了となる。また、大入賞口の連続開放動作が16回目まで続いた場合には、16回目の大入賞口が閉鎖した時点で大当り遊技状態の終了となる。
【0017】
なお、始動入賞口19及び普通電動役物20の可変入賞口20aへの遊技球の入賞に対する払出し数は、例えば、7個に設定されている。また、大入賞口25への遊技球の入賞に対する払出し数は、例えば、15個に設定されている。
【0018】
図2は、図1のカード式パチンコ遊技機2の裏面図である。パチンコ遊技機2の基枠44の裏面上部には球タンク27が取付けられ、該球タンク27内には賞品球あるいは貸球として排出するためのパチンコ球が貯留されている。球タンク27の下部から基枠44の右側に向けて傾斜が掛けられて前後方向に3条の球誘導樋(図示せず)を有するタンクレール28が設けられ、球タンク27内のパチンコ球がタンクレール28内に設けられた3条の球誘導樋のそれぞれに導かれる。
【0019】
前記3条の球誘導樋は、基枠44の右側に至って後、左側下方に向けて斜めに屈曲され、図示していないが前後に2条の球誘導樋と1条の球誘導樋との2つに分岐する。なお、前記各2条の球誘導樋内には、これらの球誘導樋内のパチンコ球を検出する空切り防止スイッチ29(29a〜29c)が配設されている。なお、空切り防止スイッチ29a〜29cは、パチンコ球がない場合にオフとなる。
【0020】
また、基枠44の裏面の右方寄りには賞球払出装置30が配設され、該賞球払出装置30の下方に貸球払出装置31が配設されており、前後に2条の球誘導樋の一方の終端が賞球払出装置30に連結され、1条の球誘導樋の他方の終端が貸球払出装置31に連結されている。
【0021】
また、パチンコ遊技機2の裏面中央には、ランプ制御基板(ランプ制御装置)32、音声制御基板(音声制御装置)33が配設され、ランプ制御基板32の下方にはメイン制御基板(メイン制御装置)34を収納した主制御基板収納ボックス35が設けられ、主制御基板収納ボックス35の裏側(遊技機前面側)に発射装置制御基板36が配設され、主制御基板収納ボックスの右方上部には電源装置37が配設され、該電源装置37の下方に賞球払出制御基板(払出制御装置)38が配設されている。
【0022】
前記電源装置37には、RAMクリアスイッチ39が設けられている。パチンコ遊技機2の裏面上部の右寄りには、枠用外部出力端子基板40が設けられ、枠用外部出力端子基板40の右方にはAC24V用の受電基板41が配設されている。さらに、賞球払出装置30の上方には盤面用外部出力端子基板42が設けられ、貸球払出装置31の側方にはフォト分配基板43が配設されている。
【0023】
図3は、実施形態のカード式パチンコ遊技機に配備された制御系統の要部ブロック図である。請求項1に記載された制御手段を構成するメイン制御装置34は、ワンチップマイクロコンピュータ45と、入出力回路46及び入出力回路47等により構成されている。ワンチップマイクロコンピュータ45は、その内部にCPU48,RAM49,ROM50を備えている。ワンチップマイクロコンピュータ45は、入出力回路45を介して各種制御回路、各種駆動装置及び各種スイッチ等に結ばれている。
【0024】
すなわち、入出力回路46には、前述の始動入賞口及び普通電動役物の入賞口に対して設けられた始動口センサ51、その他入賞センサ類(例えば、左右ゲート17,18への遊技球の通過を検出する普通図柄始動スイッチ)が接続されている。
【0025】
また、入出力回路46には中継回路52が接続され、中継回路52には各ソレノイド(大入賞口25を開放動作するためのソレノイド及び特定領域に対して設けられた扉を開閉するためのソレノイド)53、大入賞口25へ入賞した遊技球を検出するカウントセンサ54、大入賞口25内に設けられた特定領域への遊技球の通過を検出する特定領域センサ55が接続されている。さらに、入出力回路46には、枠飾りランプ26、賞球LED71(図1参照)、左サイドランプ、右サイドランプ、遊技機に配備されている各種表示ランプやLED等を点灯制御するランプ制御装置32、スピーカより各種の効果音を拡声させるための音声制御を行う音声制御装置33及びその他ソレノイド類(例えば、普通電動役物を拡開動作させるソレノイド)が接続されている。
【0026】
また、入出力回路47には払出制御装置38及び表示制御装置56が接続されている。表示制御装置56は、メイン制御装置34からの表示制御用コマンドに応じて特別図柄表示装置22及び普通図柄表示装置23を各々表示制御するもので、入出力回路47を介してメイン制御装置34と接続された入力回路57、液表示制御用CPUと、画像データ及び前記CPUによる作業領域等を備えたRAMと、各コマンドに対応した表示制御データ及びキャラクタや図柄が記憶されたROMなどを備えた制御回路58及び出力回路59を備えている。表示制御装置56は、メイン制御装置34からストローブ信号が入力されると、前記表示制御用CPUは前記信号により表示制御用コマンドを認識する。なお、前記表示制御用コマンドは、特別図柄用のものと普通図柄用のものとがある。特別図柄用の表示制御用コマンドの場合、前記表示制御用CPUは該表示制御用コマンドに対応するデータエリアから表示制御データ及びキャラクタや図柄が前記ROMから読み出され、前記画像データを記憶するRAMに格納される。前記格納された画像データは表示順がくるとRAMから画像データが読み出され、液晶表示画面に表示される。
【0027】
払出制御装置38は、賞球払出制御、球貸操作に応じた貸球払出制御、打球発射装置の動作停止/動作停止解除の制御を行うもので、内部に制御用CPU(図示せず)、前記CPUによる作業領域や各賞球コマンドに対応した賞品球数等を保持記憶するための記憶エリアを備えたRAM及び制御データ及び賞球払出しや貸球払出しのための制御プログラム等が記憶されたROMなどを備えている。払出制御装置38は、メイン制御装置34から指令される賞球コマンドに従って賞球払出装置30を駆動制御し、賞品球の払出制御を行う。また、払出制御装置38には球貸し操作に応じて貸球要求信号を払出制御装置38に送るカードユニット3が接続されている。払出制御装置38は、カードユニット3からの貸球要求信号に応じて貸球ソレノイドを駆動制御し、貸球の払出制御を行う。さらに、払出制御装置38には、発射制御回路60を介して遊技盤面に向けてパチンコ球を弾発するための打球発射装置61が接続されており、打球発射装置61の動作停止/動作停止解除を制御する。
【0028】
賞球払出装置30は、例えば、賞球モータM1を回転駆動することにより、回転球受体(例えば、スクリュー形式のもの)を回転し、回転球受体の球受部に受け入れたパチンコ球を回転球受体の回転により球送りして1球ずつ排出する公知ものである。また、賞球払出装置30は、排出する賞球を実際に検出するために、当該賞球払出装置30に設けられた前後2条の賞球用排出路にそれぞれ臨ませて配置した賞球センサ62a,62b(図示せず、例えば、フォトセンサにより構成)を有している。該賞球センサ62a,62bの検出信号は、フォト分配回路63によって2つに分配され、払出制御装置38及びメイン制御装置34の両方に入力される。
【0029】
貸玉払出装置31は、例えば、貸玉ソレノイド64を励磁駆動することにより、装置ケースに設けられた球通路の途中を回動可能な貸球ストッパ(図示せず)で開閉して球を排出すると共に、払出遊技球の数を貸球センサ65で検出する公知のものである。
【0030】
なお、図3において示されている電源装置37については、図4及び図5を参照して説明する。図4は、電源装置37を含む電源供給系統のブロック図であり、図5は、電源装置37と、メイン制御装置34、払出制御装置38、ランプ制御装置32、音声制御装置33及び表示制御装置56との電源供給並びに制御信号の関係を示すブロック図である。
【0031】
図4に示すように、電源装置37は、電源回路66、バックアップ用電源回路67及び電源監視回路68を備える他、RAMクリアスイッチ信号発生回路69を備えている。電源回路66は、受電回路(図2の受電基板に配備される)40を経由して供給される主電源AC24Vを基にして、各制御対象や駆動要素の作動電源(例えば、DC34V,全波24V,DC12V,DC5V)を生成して供給する。なお、受電回路40には、当該受電回路40から電源回路66への主電源AC24Vの供給を導通/非導通にオンオフさせる手動操作式の電源スイッチ70が接続されている。
【0032】
バックアップ用電源回路67は、電源回路66で生成されたDC5Vを充電し、バックアップ対象にバックアップ用電源(DC5V)として供給するものである。電源監視回路68は、図5に示すように、主電源の電圧(24V)が所定電圧(例えば、12V)以下に降下すると前記制御手段に電源断信号を送出する(ハイレベルからローレベルに立ち下がる)一方、前記主電源の電圧が前記所定電圧(12V)以上に上昇すると電源断信号の送出を停止する(ローレベルからハイレベルに立ち上がる)電源断検出手段71と、主電源の電圧が所定電圧(12V)以下に降下した時点から予め定めた遅延時間(例えば、70ms)だけ遅れてリセット信号を送出する(ハイレベルからローレベルに立ち下がる)一方、主電源の電圧が所定電圧(12V)以上に上昇するとリセット信号の送出を停止する(ローレベルからハイレベルに立ち上がる)リセット信号発生手段72とを備える。なお、本実施形態では、電源断信号はローレベルでアクティブであり、リセット信号はローレベルでアクティブである。
【0033】
RAMクリアスイッチ信号発生回路69は、手動操作式のRAMクリアスイッチ39の操作に応じてRAMクリアスイッチ信号を出力する。なお、RAMクリアスイッチ信号発生回路69は、必ずしも電源装置37に設けていなくともよい。
【0034】
図5に示すように、電源装置37は、メイン制御装置34及び払出制御装置38に対して作動電源(DC5V)及びバックアップ用電源(DC5V)を供給する。また、電源装置37は、ランプ制御装置32、音声制御装置33および特別図柄表示装置22及び普通図柄表示装置23を表示制御する表示制御装置56に対して作動電源(DC5V)を供給する。電源装置37の電源断検出手段71は、メイン制御装置34及び払出制御装置38に接続されており、電源断検出手段71の電源断信号がメイン制御装置34及び払出制御装置38に入力されるように構成されている。また、電源装置37のリセット信号発生手段72は、メイン制御装置34、払出制御装置38、ランプ制御装置32、音声制御装置33および表示制御装置56の各々に接続されており、リセット信号発生手段72から出力されたリセット信号が、メイン制御装置34、払出制御装置38、ランプ制御装置32、音声制御装置33および表示制御装置56に入力されるように構成されている。
【0035】
以上のように構成された実施形態のパチンコ遊技機における主電源(AC24V)の供給が断たれた場合(電源断となった場合)のメイン制御装置34及び払出制御装置38が行う処理について説明する。図11に示すように、電源断となる場合、主電源の電圧(24V)が降下し、所定電圧(12V)以下となると、電源断検出手段71が電源断信号を出力する(ハイレベルからローレベルに立ち下がる)。この電源断信号は、メイン制御装置34及び払出制御装置38に入力され、メイン制御装置34及び払出制御装置38においてNMI割込みによる電源断処理が行われる。
【0036】
また、主電源の電圧が所定電圧(12V)以下に降下した時点から予め定めた遅延時間(例えば、70ms)だけ遅れて前述のリセット信号発生手段72がリセット信号を出力する(ハイレベルからローレベルに立ち下がる)。該リセット信号は、メイン制御装置34、払出制御装置38、ランプ制御装置32、音声制御装置33および表示制御装置56に入力される。
【0037】
図6は、メインCPUが実行する電源断処理のフローチャートである。メインCPUは、まず、各レジスタ及びスタックポインタを保存し(ステップS01)、RAM49の使用領域を全て加算した結果の1バイト値を全ビット反転してバックアップ検証値を算出し(ステップS02)、算出したバックアップ検証値をRAM49に設定されたバックアップ検証値記憶エリアに記憶し(ステップS03)、同じくRAM49に設定された電源断処理フラグをセットして電源断処理が行われたことを記憶し(ステップS04)、RAM49をアクセス禁止にする(ステップS05)。
【0038】
次いで、メインCPUは、リセット信号監視タイマに監視時間Trに相当する値をセットし(ステップS06)、リセット信号監視タイマに関するタイマ減算処理を行い(ステップS07)、リセット信号監視タイマがタイムアップしたか否かを判別する(ステップS08)。なお、リセット信号監視タイマにセットされる監視時間Trは、電源断発生時に、電源断信号が入力されてからリセット信号が入力されるまでの時間に比べて長い時間(例えば、70ms)であり、該監視時間Tr内にリセット信号の入力がない場合には、正規の電源断ではなく、ノイズ等により電源断検出手段だけが電圧降下を検出したり、電源断信号線にノイズが入り込んで電源断を検出した場合などに起きる電源断誤認識であると判断する。
【0039】
メインCPUは、リセット信号監視タイマがタイムアップしていなければ、ステップS07のタイマ減算処理とステップS08のリセット信号監視タイマがタイムアップしたか否かの判別処理を繰り返す。正規の電源断発生である場合には、監視時間Trが経過する前に前述のリセット信号がメイン制御装置34に入力され、これに応じて、メインCPUは完全に動作停止となる。
【0040】
図7は、払出CPUが実行する電源断処理のフローチャートである。払出CPUは、まず、各レジスタ及びスタックポインタを保存する(ステップA01)。なお、RAMの使用領域の払出情報(賞球コマンド記憶エリア、賞球コマンド数カウンタj及び払出数減算カウンタC2により構成されている)は、バックアップ用電源によって保持される。そして、払出CPUは、RAMの使用領域を全て加算した結果の1バイト値を全ビット反転してバックアップ検証値を算出し(ステップA02)、算出したバックアップ検証値をRAMに設定されたバックアップ検証値記憶エリアに記憶し(ステップA03)、同じくRAMに設定された電源断処理フラグをセットして電源断処理が行われたことを記憶し(ステップA04)、RAMをアクセス禁止にする(ステップA05)。
【0041】
次いで、払出CPUは、リセット信号監視タイマに監視時間Trに相当する値をセットし(ステップA06)、リセット信号監視タイマに関するタイマ減算処理を行い(ステップA07)、リセット信号監視タイマがタイムアップしたか否かを判別する(ステップA08)。なお、リセット信号監視タイマにセットされる監視時間Trは、電源断発生時に、電源断信号が入力されてからリセット信号が入力されるまでの時間に比べて長い時間(例えば、70ms)であり、該監視時間Tr内にリセット信号の入力がない場合には、正規の電源断ではなく、ノイズ等により電源断検出手段だけが電圧降下を検出したり、電源断信号線にノイズが入り込んで電源断を検出した場合などに起きる電源断誤認識であると判断する。
【0042】
払出CPUは、リセット信号監視タイマがタイムアップしていなければ、ステップA07のタイマ減算処理とステップA08のリセット信号監視タイマがタイムアップしたか否かの判別処理を繰り返す。正規の電源断発生である場合には、監視時間Trが経過する前に前述のリセット信号が払出制御装置38に入力され、これに応じて、払出CPUは完全に動作停止となる。
【0043】
次に、電源断信号線にノイズ等が入り込むことによって誤って電源断を検出した場合のメイン制御装置34及び払出制御装置38が行う処理について説明する。図12に示すように、この場合、ノイズ等が電源断信号線を通じて制御手段の1つであるメイン制御装置34及び払出制御装置38に入力され、メイン制御装置34及び払出制御装置38が電源断信号として誤検出することにより、NMI割込みによる電源断処理が行われる。しかし、ノイズ等の場合には、前述のようにリセット信号発生手段72はリセット信号を出力しない。
【0044】
メイン制御装置34において電源断処理が行われる結果、メインCPUは前述のステップS01乃至ステップS08を実行すると、ステップS07のタイマ減算処理とステップS08のリセット信号監視タイマがタイムアップしたか否かの判別処理を繰り返す。しかし、ノイズ等が電源断信号線を通じて入力された場合にはリセット信号の入力がないので、監視時間Trが経過した時点でリセット信号監視タイマがタイムアップする。
【0045】
メインCPUは、リセット信号監視タイマがタイムアップすると、システム停止状態(電源が供給されているのに遊技機が稼動しない停止状態であることを報知する)の報知コマンドを、表示制御装置56、ランプ制御装置32及び音声制御装置33に送信し(ステップS09)、無限ループとなる。したがって、メイン制御装置34は、システム停止状態の報知コマンドを送信すると、システム停止状態となる。
【0046】
ステップS09によりをシステム停止状態を報知させるための報知コマンドが表示制御装置56に送信されると、表示制御装置56は、報知コマンドを受信すると共に受信した報知コマンドに応じてシステムエラー発生中(システム停止状態の意味)の報知表示を行う。図10は、特別図柄表示装置22の液晶表示画面において表示されるシステム停止中の報知表示の一態様を示す図である。画面にて「システムエラー発生中!店員をお呼び下さい。」の内容が文字表示される。
【0047】
また、システム停止中を報知させるための報知コマンドがランプ制御装置32に送信されると、ランプ制御装置32は、報知コマンドを受信すると共に受信した報知コマンドに応じてシステム停止状態の報知表示として所定のランプの点灯や点滅を行う。例えば、システム停止状態中、賞球LED71等予め定めておいた所定のランプやLEDを点灯または点滅する。
【0048】
システム停止中を報知させるための報知コマンドが音声制御装置33に送信されると、音声制御装置33は、報知コマンドを受信すると共に受信した報知コマンドに応じてシステム停止中の報知音声の発音を行う。例えば、システム停止中「システムエラー発生中です。」というセリフを発生する。または、「ピッピッ」音などのアラーム音を発生する。
【0049】
以上のように、ノイズ等により電源断信号を誤検出することに起因したシステム停止中は、遊技機が停止した状態にある不具合発生中を報知する。上記報知を確認した係員等が、遊技機本体裏面から電源オフ→電源オン(電源スイッチ70による)するのに伴ってRAMクリアスイッチ39をオンする。
【0050】
また、電源装置37から払出制御装置38への電源断信号線にノイズが入り、払出制御装置38だけが停止状態となる場合がある。この場合も、払出制御装置38において電源断処理が行われる結果、払出CPUは前述のステップA01乃至ステップA08を実行すると、ステップA07のタイマ減算処理とステップA08のリセット信号監視タイマがタイムアップしたか否かの判別処理を繰り返す。しかし、ノイズ等が電源断信号線を通じて入力された場合にはリセット信号の入力がないので、監視時間Trが経過した時点でリセット信号監視タイマがタイムアップする。
【0051】
払出CPUは、リセット信号監視タイマがタイムアップすると、システム停止状態(電源が供給されているのに払出装置が稼動しない停止状態であることを報知する)の報知コマンドを、表示制御装置56、ランプ制御装置32及び音声制御装置33に送信し(ステップA09)、無限ループとなる。したがって、払出制御装置38は、システム停止状態の報知コマンドを送信すると、システム停止状態となる。
【0052】
前述のように報知コマンドが表示制御装置56に送信されると、表示制御装置56は、報知コマンドを受信すると共に受信した報知コマンドに応じてシステムエラー発生中(システム停止状態の意味)の報知表示を行う。また、システム停止中を報知させるための報知コマンドがランプ制御装置32に送信されると、ランプ制御装置32は、システム停止状態の報知表示として所定のランプの点灯や点滅を行う。さらに、システム停止中を報知させるための報知コマンドが音声制御装置33に送信されると、音声制御装置33は、システム停止中の報知音声の発音を行う。上記報知を確認した係員等が、遊技機本体裏面から電源オフ→電源オン(電源スイッチ70による)するのに伴ってRAMクリアスイッチ39をオンする。
【0053】
図11に示すように、主電源が電源断から復帰すると、主電源の電圧が上昇し所定電圧以上となると、これに応じて電源断信号がハイレベルに復帰し(電源断信号がオフとなり)、リセット信号がハイレベルに復帰し(リセット信号がオフとなり)、メインCPU及び払出CPUも復帰して動作を開始する。
【0054】
次に、主電源が電源断から復帰した場合のメイン制御装置34が行う処理について説明する。図8は、メインCPUが実行する電源投入時処理のフローチャートである。電源投入時、メインCPUは、まず、RAMクリアスイッチ39がオンであるか否かを判別する(ステップS10)。なお、RAMクリアスイッチ39は、開店時、或いは上述のシステム停止中からの復旧時に係員等により手動でオン操作されるもので、RAMクリアスイッチ39がオンである場合には初回の電源投入時と見做し、ステップS11の初期化処理(全RAM領域のクリア、作業領域の初期設定等)を行い、初期化処理を終えるとタイマ割込みを待つ。そして、メインCPUはタイマ割込みが発生すると、ステップS12の遊技制御処理に移行する。
【0055】
一方、正規の電源断からの復帰時には、RAMクリアスイッチ39がオンではないので、メインCPUは、ステップS10を偽と判別し、ステップS13に移行する。ステップS13に移行したメインCPUは、電源断処理フラグがオンであるか否かを判別する。電源断時に行われた電源断処理により電源断処理フラグがオンである結果、メインCPUは、ステップS13を真と判別し、ステップS14に移行する。ステップS14において、メインCPUは、バックアップにより保持されているRAM49の内容が正しいか否かを判別する。すなわち、メインCPUは、RAM49の使用領域を全て加算した結果の1バイト値を全ビット反転した結果が、電源断時に保管したバックアップ検証値と比較して同じ場合は、バックアップにより保持しているRAMの内容が正常と判断し、ステップS15に移行する。また、前記比較結果が異なる場合は、バックアップにより保持しているRAMの内容が異常と判断し、初回の電源投入時と見做してステップS11の初期化処理に移行する。
【0056】
バックアップにより保持しているRAMの内容が正常と判断した場合、メインCPUは、電源断フラグをクリアし(ステップS15)、各レジスタを電源断となった時点に戻し(ステップS16)、電源断時の割込み設定状態に設定し(ステップS17)、電源断となったアドレスの次のアドレスへ戻って制御処理を再開する。
【0057】
次に、主電源が電源断から復帰した場合の払出制御装置38が行う処理について説明する。図9は、払出CPUが実行する電源投入時処理のフローチャートである。電源投入時、払出CPUは、まず、RAMクリアスイッチ39がオンであるか否かを判別する(ステップA10)。RAMクリアスイッチ39がオンである場合には初回の電源投入時と見做し、ステップA11の初期化処理(全RAM領域のクリア、作業領域の初期設定等)を行い、初期化処理を終えるとタイマ割込みを待つ。
【0058】
そして、タイマ割込みが発生すると、ステップA12の通常の制御処理(賞球コマンドの受信処理、賞球の払出処理、貸球の払出処理等)に移行する。払出CPUは、ステップA12の通常の制御処理を終えると、再び、タイマ割込みを待ちとなる。従って、払出CPUは、タイマ割込みが発生する毎に、ステップA12の通常の制御処理を繰り返し実行する。
【0059】
一方、電源断からの復帰時には、RAMクリアスイッチ39がオンではないので、払出CPUは、ステップA10を偽と判別し、ステップA13に移行する。ステップA13に移行した払出CPUは、電源断処理フラグがオンであるか否かを判別する。電源断時に行われた電源断処理により電源断処理フラグがオンである結果、払出CPUは、ステップA13を真と判別し、ステップA14に移行する。ステップA146において、払出CPUは、バックアップにより保持されているRAMの内容が正しいか否かを判別する。すなわち、払出CPUは、RAMの使用領域を全て加算した結果の1バイト値を全ビット反転した結果が、電源断時に保管したバックアップ検証値と比較して同じ場合は、バックアップにより保持しているRAMの内容が正常と判断し、ステップA15に移行する。また、前記比較結果が異なる場合は、バックアップにより保持しているRAMの内容が異常と判断し、初回の電源投入時と見做してステップA11の初期化処理に移行する。
【0060】
ステップA14において、バックアップにより保持しているRAMの内容が正常と判断した場合、払出CPUは、電源断フラグをクリアし(ステップA15)、各レジスタを電源断となった時点に戻し(ステップA16)、電源断時の割込み設定状態に設定し(ステップA17)、電源断となったアドレスの次のアドレスへ戻って制御処理を再開する。従って、賞球コマンドの受信処理、賞球の払出処理、貸球の払出処理等が再開され、バックアップ用電源によって保持されたRAMの使用領域の払出情報に基いて賞球の払出動作が再開される。
【0061】
以上、実施形態の遊技機について説明したが、本発明は、上述した実施形態に限定されるものでなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲内で種々の変更が可能である。上記実施形態では、カード式のパチンコ遊技機としいるが、通常のパチンコ遊技機としても本発明は成立する。
【0062】
上記実施形態では、報知手段として文字表示又は絵柄表示が可能である表示手段を用いる形態として液晶表示装置を採用しているが、液晶表示装置に限らず、例えば、CRT表示装置、プラズマディスプレイ、EL(エレクトロ ルミネッセンス)、7セグメント式のLED表示器、ドットマトリクス式等のLED表示装置等による表示手段を用いることができる。また、上記実施形態では、報知内容を文字表示で行っているが、文字表示に限らず、図柄、色等によって報知する構成とすることができる。
【0063】
さらに、上記実施形態では、報知手段として装飾発光手段を用いる形態として賞球ランプ26を採用しているが、これに限らず、例えば、大当りランプ、サイドランプ、ランプ風車、入賞口用ランプ等のランプ類やLEDを用いて報知する構成としてもよい。また、報知手段をパチンコ遊技機に既存の遊技目的のために配備されている図柄表示装置や装飾発光手段や音声表示のためのスピーカで兼ねた構成としているが、これらに関係なく、システム停止中を報知する専用の報知手段として設けてもよい。前記専用の報知手段を別途設ける場合、払出制御装置38からの制御指令によって報知させる構成としてもよい。
【0064】
【発明の効果】
請求項1に記載の構成によれば、ノイズ等によって誤って電源断を検知し、リセット信号発生手段が働かない場合、遊技機が停止した状態であることを不具合発生として報知するので、遊技客や遊技店関係者が異常状態の発生を速やかに確認することができ、迅速に復旧作業を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係るカード式パチンコ遊技機の正面図
【図2】図1のカード式パチンコ遊技機2の裏面図
【図3】同上の実施形態のカード式パチンコ遊技機に配備された制御系統の要部ブロック図
【図4】電源装置を含む電源供給系統のブロック図
【図5】同実施形態における電源装置と、メイン制御装置、払出制御装置、ランプ制御装置、音声制御装置及び表示制御装置との電源供給並びに制御信号の関係を示すブロック図
【図6】メインCPUが実行する電源断処理のフローチャート
【図7】払出CPUが実行する電源断処理のフローチャート
【図8】メインCPUが実行する電源投入時処理を示すフローチャート
【図9】払出CPUが実行する電源投入時処理のフローチャート
【図10】特別図柄表示装置の液晶表示画面において表示されるシステム停止中の報知表示の一態様を示す図
【図11】電源断発生時の電源断信号並びにリセット信号の応答を示すタイムチャート
【図12】電源断信号線にノイズ等が発生した場合の電源断信号並びにリセット信号の応答を示すタイムチャート
【符号の説明】
1 カード式パチンコ機
2 パチンコ遊技機
3 カードユニット
4 カード挿入口
5 前面枠
6 金枠
7 ガラス扉
8 遊技盤
9 上球受皿
10 下球受皿
11 打球ハンドル
12 球貸操作部
13 貸球スイッチ
14 カード残高表示器
15 カード返却スイッチ
16 図柄表示ユニット
17 左ゲート
18 右ゲート
19 始動入賞口
20 普通電動役物
20a 可変入賞口
21 役物ユニット
22 特別図柄表示装置
23 普通図柄表示装置
24 開閉扉
25 大入賞口
26 枠飾りランプ
27 球タンク
28 タンクレール
29 空切り防止スイッチ
30 賞球払出装置
31 貸球払出装置
32 ランプ制御基板(ランプ制御装置)
33 音声制御基板(音声制御装置)
34 メイン制御基板(メイン制御装置)
35 主制御基板収納ボックス
36 発射装置制御基板
37 電源装置
38 払出制御装置
39 RAMクリアスイッチ
40 枠用外部出力端子基板
41 受電基板
42 盤面用外部出力端子基板
43 フォト分配基板
44 基枠
45 ワンチップマイクロコンピュータ
46 入出力回路
47 入出力回路
48 CPU
49 RAM
50 ROM
51 始動口センサ
52 中継回路
53 ソレノイド
54 カウントセンサ
55 特定領域センサ
56 表示制御装置
57 入力回路
58 制御回路
59 出力回路
60 発射制御回路
61 打球発射装置
62 賞球センサ
63 フォト分配回路
64 貸玉ソレノイド
65 貸玉センサ
66 電源回路
67 バックアップ用電源回路
68 電源監視回路
69 RAMクリアスイッチ信号発生回路
70 電源スイッチ
71 賞球LED

Claims (2)

  1. 遊技機に配備された制御手段と、外部から供給される主電源から所要の電源を生成して前記制御手段に供給する電源手段と、前記主電源の供給が断たれた場合においても前記制御手段の記憶手段にバックアップ用電源を供給するバックアップ用電源供給手段とを備え、前記主電源の供給が断たれた際には、前記バックアップ用電源によって前記制御手段の記憶手段に記憶されている遊技データを保持し、前記主電源の供給が復帰した場合には、前記遊技データに従って前記制御手段が遊技に関わる各種処理を再開するように構成された遊技機において、
    前記主電源の電圧が所定電圧以下に降下すると前記制御手段に電源断信号を送出して前記記憶手段に遊技データを記憶するための電源断処理を行わせる一方、前記主電源の電圧が前記所定電圧以上に上昇すると前記電源断信号の送出を停止する電源断検出手段と、前記主電源の電圧が前記所定電圧以下に降下すると前記電源断信号の送出から予め定めた遅延時間だけ遅れて前記制御手段にリセット信号を送出する一方、前記主電源の電圧が前記所定電圧以上に上昇すると前記リセット信号の送出を停止するリセット信号発生手段と、報知手段とを備え、前記制御手段に、前記電源断信号が入力されてから、前記リセット信号が入力されないことにより前記予め定めた遅延時間よりも長い監視時間が経過したか否かを判別するリセット信号監視手段と、前記リセット信号監視手段により前記監視時間が経過したと判定された場合に、前記報知手段に、電源が供給されているにも拘らず遊技機が停止した状態であることを報知させるシステム停止状態報知手段とを設けたことを特徴とする遊技機。
  2. 前記リセット信号監視手段による経過時間の判別は、前記監視時間が経過する前に前記リセット信号が入力されることにより停止されることを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
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