JPH057310B2 - - Google Patents
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- JPH057310B2 JPH057310B2 JP61217193A JP21719386A JPH057310B2 JP H057310 B2 JPH057310 B2 JP H057310B2 JP 61217193 A JP61217193 A JP 61217193A JP 21719386 A JP21719386 A JP 21719386A JP H057310 B2 JPH057310 B2 JP H057310B2
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- JP
- Japan
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- temporary
- car
- elevator
- existing
- floor
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- Expired - Lifetime
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- 238000004804 winding Methods 0.000 claims description 19
- 238000007634 remodeling Methods 0.000 claims description 16
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 8
- 238000012986 modification Methods 0.000 claims description 2
- 230000004048 modification Effects 0.000 claims description 2
- 239000000872 buffer Substances 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 3
- 238000004891 communication Methods 0.000 description 1
- 238000013461 design Methods 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 238000002715 modification method Methods 0.000 description 1
- 238000005192 partition Methods 0.000 description 1
- 238000002360 preparation method Methods 0.000 description 1
- 238000004904 shortening Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Lift-Guide Devices, And Elevator Ropes And Cables (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明は、既設エレベータを改造して新規の
エレベータにするエレベータの改造方法に関す
る。
エレベータにするエレベータの改造方法に関す
る。
エレベータはビル内の移動手段として重要視さ
れ、5階建以上のビル全てに取付けられている。
このエレベータが長年稼働している間に、乗かご
に傷みが生じたり、性能の低下やデザインの陳腐
化を来たしたり、あるいは新しいニーズ、例えば
スピードの向上や省エネ化への対応が求められる
等の理由によりエレベータの改造が行なわれるこ
とがある。従来、この改造を実施するために、エ
レベータをある期間、例えば1ケ月位、完全に止
めて、この期間に既設の乗かご、巻上機、出入口
部品等を撤去した後、新設の乗かご、巻上機、出
入口部品等の組立てを行なつていた。しかしなが
らこの方法では、エレベータが2台以上併設され
ているビルは1台休止させ実施できるのでそれ程
問題ないが、小規模ビルのように1台だけのエレ
ベータの場合、改造のために長期に亘つてエレベ
ータが使えず、利用者に対し多大の迷惑を掛ける
という問題があつた。
れ、5階建以上のビル全てに取付けられている。
このエレベータが長年稼働している間に、乗かご
に傷みが生じたり、性能の低下やデザインの陳腐
化を来たしたり、あるいは新しいニーズ、例えば
スピードの向上や省エネ化への対応が求められる
等の理由によりエレベータの改造が行なわれるこ
とがある。従来、この改造を実施するために、エ
レベータをある期間、例えば1ケ月位、完全に止
めて、この期間に既設の乗かご、巻上機、出入口
部品等を撤去した後、新設の乗かご、巻上機、出
入口部品等の組立てを行なつていた。しかしなが
らこの方法では、エレベータが2台以上併設され
ているビルは1台休止させ実施できるのでそれ程
問題ないが、小規模ビルのように1台だけのエレ
ベータの場合、改造のために長期に亘つてエレベ
ータが使えず、利用者に対し多大の迷惑を掛ける
という問題があつた。
このため、近時、土、日曜日の休日だけを利用
し、部分的に改造を行なうというものが提案され
ているが、土、日曜日が休日となる事務所ビル等
には適用できても、アパート等の休日のないビル
には適用できないという問題があつた。また、
土、日曜日の休日作業には作業者の確保が難しい
という問題もあつた。
し、部分的に改造を行なうというものが提案され
ているが、土、日曜日が休日となる事務所ビル等
には適用できても、アパート等の休日のないビル
には適用できないという問題があつた。また、
土、日曜日の休日作業には作業者の確保が難しい
という問題もあつた。
これらの問題を解決する方法として、既設の昇
降路上層階に仮設の巻上機を備えた仮設機械室を
設け、この仮設巻上機によつて既設又は仮設の乗
かごを昇降させてサービスさせ、このサービス期
間中に新設の巻上機や乗かごを組立てるというも
のが提案されている。この方法であれば、仮設巻
上機と乗かごの据付け、又、これらの撤去時等の
限られた期間のみエレベータを休止すればよく、
利用者への迷惑を掛ける期間を短縮できるという
効果がある。
降路上層階に仮設の巻上機を備えた仮設機械室を
設け、この仮設巻上機によつて既設又は仮設の乗
かごを昇降させてサービスさせ、このサービス期
間中に新設の巻上機や乗かごを組立てるというも
のが提案されている。この方法であれば、仮設巻
上機と乗かごの据付け、又、これらの撤去時等の
限られた期間のみエレベータを休止すればよく、
利用者への迷惑を掛ける期間を短縮できるという
効果がある。
なお、この種の改造方法として関連するものに
は、例えば、特開昭61−64686号、特開昭61−
64687号及び特開昭61−55079号公報に記載のもの
等が挙げられる。
は、例えば、特開昭61−64686号、特開昭61−
64687号及び特開昭61−55079号公報に記載のもの
等が挙げられる。
上記提案されたものでは、昇降路の最上階に近
い階床に仮設の巻上機などからなる仮設機械室を
設置する作業が必要であつた。従つて、小規模ビ
ル等の場合、その重量の重い仮設の巻上機等を上
層階まで搬入したり、上層階から搬出するために
多大の労力を要するばかりか、狭い場所での作業
のため、重量の重いこの仮設の巻上機等の取扱い
が容易でなく、作業性や安全性の面でも問題があ
つた。
い階床に仮設の巻上機などからなる仮設機械室を
設置する作業が必要であつた。従つて、小規模ビ
ル等の場合、その重量の重い仮設の巻上機等を上
層階まで搬入したり、上層階から搬出するために
多大の労力を要するばかりか、狭い場所での作業
のため、重量の重いこの仮設の巻上機等の取扱い
が容易でなく、作業性や安全性の面でも問題があ
つた。
本発明の目的は、昇降路最上部での仮設機械室
の設置、撤去作業を廃し、この作業に伴う作業性
や安全性の改善を図ることにある。
の設置、撤去作業を廃し、この作業に伴う作業性
や安全性の改善を図ることにある。
上記目的は、既設エレベータの少なくとも最上
階を除く昇降路上部に、滑車を枢着した仮設機械
台を設け、この機械台の滑車に仮設乗かごに連結
された主ロープを巻掛け、一方、前記昇降路下部
階床に、ロープの他端を巻取り、巻戻す仮設巻胴
式巻上機を設け、しかる後、この仮設巻胴式巻上
機によつて前記仮設乗かごを昇降させてサービス
させ、このサービス期間中に前記既設エレベータ
の巻上機を新設の巻上機に変更すると共に、前記
仮設機械台上部で新設の乗かごの組立てを行な
い、この後、前記の仮設機械台、仮設巻胴式巻上
機、仮設乗かごを取除くことにより、達成され
る。
階を除く昇降路上部に、滑車を枢着した仮設機械
台を設け、この機械台の滑車に仮設乗かごに連結
された主ロープを巻掛け、一方、前記昇降路下部
階床に、ロープの他端を巻取り、巻戻す仮設巻胴
式巻上機を設け、しかる後、この仮設巻胴式巻上
機によつて前記仮設乗かごを昇降させてサービス
させ、このサービス期間中に前記既設エレベータ
の巻上機を新設の巻上機に変更すると共に、前記
仮設機械台上部で新設の乗かごの組立てを行な
い、この後、前記の仮設機械台、仮設巻胴式巻上
機、仮設乗かごを取除くことにより、達成され
る。
昇降路下部階床に仮設巻胴式巻上機を設け、こ
の巻胴式巻上機によつて仮設乗かごが運転され、
改造作業中のサービスを行なう。
の巻胴式巻上機によつて仮設乗かごが運転され、
改造作業中のサービスを行なう。
従つて、改造が長引いても利用者にそれ程の問
題を生じさせないばかりか、仮設巻胴式巻上機が
昇降路下部階床に取付けられるため、この搬入、
搬出が容易であり、作業性や安全性の向上を図る
ことができる。
題を生じさせないばかりか、仮設巻胴式巻上機が
昇降路下部階床に取付けられるため、この搬入、
搬出が容易であり、作業性や安全性の向上を図る
ことができる。
以下、本発明の一実施例を第1図により説明す
る。第1図において、1は昇降路で、この昇降路
1の上部には機械室2が形成され、機械台4を介
して巻上機3、そらせ車5、巻上機3を制御する
制御盤6が設けられている。7は昇降路1に立設
されたつり合いおもり用ガイドレール、8は乗か
ご用カイドレール、9は乗場敷居、10は乗場の
戸、11は三方枠、12は昇降路最上部13で組
立てられている新設のかごである。14は一端が
8階の床15に置かれ、他端が昇降路1の正面壁
に当接された仮設の機械台、16は仮設の機械台
14に枢着された滑車、17は仮設の機械台14
を固定しているブラケツトである。既設の乗かご
18とつり合いおもり19は、滑車16に巻掛け
られた仮設用の主ロープ20により吊られてお
り、この既設の乗かご18でサービスするため
に、昇降路最下部階床(この実施例では1階の階
床)に設置された仮設の巻胴式巻上機22の巻胴
23とつり合いおもり19を第2のロープ24に
より連結している。25は仮設の巻胴式巻上機2
2を制御するための仮設の制御盤、26と27は
ピツトに設けられた緩衝器である。
る。第1図において、1は昇降路で、この昇降路
1の上部には機械室2が形成され、機械台4を介
して巻上機3、そらせ車5、巻上機3を制御する
制御盤6が設けられている。7は昇降路1に立設
されたつり合いおもり用ガイドレール、8は乗か
ご用カイドレール、9は乗場敷居、10は乗場の
戸、11は三方枠、12は昇降路最上部13で組
立てられている新設のかごである。14は一端が
8階の床15に置かれ、他端が昇降路1の正面壁
に当接された仮設の機械台、16は仮設の機械台
14に枢着された滑車、17は仮設の機械台14
を固定しているブラケツトである。既設の乗かご
18とつり合いおもり19は、滑車16に巻掛け
られた仮設用の主ロープ20により吊られてお
り、この既設の乗かご18でサービスするため
に、昇降路最下部階床(この実施例では1階の階
床)に設置された仮設の巻胴式巻上機22の巻胴
23とつり合いおもり19を第2のロープ24に
より連結している。25は仮設の巻胴式巻上機2
2を制御するための仮設の制御盤、26と27は
ピツトに設けられた緩衝器である。
しかして今、本発明の改造方法について説明す
る。エレベータ改造前は、周知のように既設の乗
かご18とつり合いおもり19は、巻上機3に取
付けられたシーブとそらせ車5に巻掛けられた既
設の主ロープで吊られている。そこで、既設の乗
かご18を最上階である9階まで上昇させ、次い
でチエーンブロツク(図示せず)により9階階床
より多少上の位置まで吊上げ、つり合いおもり1
9を下げて緩衝器27で支持させると共に、既設
の主ロープを取外す。次に、チエーンブロツクを
操作して、既設の乗かご18を下げて6階階床よ
り多少上の位置で保持する。そして、滑車16の
枢着した仮設の機械台14を、一端を8階の床1
5に、他端を昇降路1の正面壁にブラケツト17
を介して固定する。その後、仮設の主ロープ20
を滑車16に巻掛け、既設の乗かご18とつり合
いおもり19と連結する。このつり合いおもり1
9は、既設乗かご18の重量より軽くなるように
調節する。新設の乗かご12を組立てるための作
業床を仮設の機械台14に取付ける。次に、巻胴
23の取付けられた仮設の巻胴式巻上機22と仮
設の制御盤25を1階の階床21に設置した後、
つり合いおもり19に連結した第2のロープ24
の片端を巻胴23に連結する。さらに、既設の乗
かご18から吊るされた通信用ケーブル、各階床
の呼び釦や位置表示灯のケーブル等(図示せず)
を仮設の制御盤25に接続し、仮設エレベータの
準備が完了する。
る。エレベータ改造前は、周知のように既設の乗
かご18とつり合いおもり19は、巻上機3に取
付けられたシーブとそらせ車5に巻掛けられた既
設の主ロープで吊られている。そこで、既設の乗
かご18を最上階である9階まで上昇させ、次い
でチエーンブロツク(図示せず)により9階階床
より多少上の位置まで吊上げ、つり合いおもり1
9を下げて緩衝器27で支持させると共に、既設
の主ロープを取外す。次に、チエーンブロツクを
操作して、既設の乗かご18を下げて6階階床よ
り多少上の位置で保持する。そして、滑車16の
枢着した仮設の機械台14を、一端を8階の床1
5に、他端を昇降路1の正面壁にブラケツト17
を介して固定する。その後、仮設の主ロープ20
を滑車16に巻掛け、既設の乗かご18とつり合
いおもり19と連結する。このつり合いおもり1
9は、既設乗かご18の重量より軽くなるように
調節する。新設の乗かご12を組立てるための作
業床を仮設の機械台14に取付ける。次に、巻胴
23の取付けられた仮設の巻胴式巻上機22と仮
設の制御盤25を1階の階床21に設置した後、
つり合いおもり19に連結した第2のロープ24
の片端を巻胴23に連結する。さらに、既設の乗
かご18から吊るされた通信用ケーブル、各階床
の呼び釦や位置表示灯のケーブル等(図示せず)
を仮設の制御盤25に接続し、仮設エレベータの
準備が完了する。
これにより、上記仮設エレベータによるサービ
スと並行して改造作業が実施される。すなわち、
機械室2において、仮設エレベータの運転に関係
なく、機械台4、巻上機3、そらせ車5、制御盤
6を既設より新設のものに改造できる。一方、新
設の乗かご12については、仮設の機械台14に
取付けられた作業床に作業者が乗つて組立作業を
行なう。なお、仮設エレベータの直上で改造作業
が行なわれるが、仕切床を兼ねた作業床により工
具等の落下事故を防止する。
スと並行して改造作業が実施される。すなわち、
機械室2において、仮設エレベータの運転に関係
なく、機械台4、巻上機3、そらせ車5、制御盤
6を既設より新設のものに改造できる。一方、新
設の乗かご12については、仮設の機械台14に
取付けられた作業床に作業者が乗つて組立作業を
行なう。なお、仮設エレベータの直上で改造作業
が行なわれるが、仕切床を兼ねた作業床により工
具等の落下事故を防止する。
このようにして機械室2内の改造及び新設の乗
かご12の組立てが完了したならば、既設の乗か
ご18を7階で停止させ、機械室2に取付けたチ
エーンブロツクにより7階階床より多少上まで吊
上げて保持する。この時、つり合いおもり19は
緩衝器27により支持される。この状態で、仮設
の主ロープ20、作業床、滑車16、仮設の機械
台14等を取外す。その後、チエーンブロツクを
操作して、既設の乗かご18を1階まで吊下げて
取外し、仮設の巻胴式巻上機22、制御盤25も
取外す。
かご12の組立てが完了したならば、既設の乗か
ご18を7階で停止させ、機械室2に取付けたチ
エーンブロツクにより7階階床より多少上まで吊
上げて保持する。この時、つり合いおもり19は
緩衝器27により支持される。この状態で、仮設
の主ロープ20、作業床、滑車16、仮設の機械
台14等を取外す。その後、チエーンブロツクを
操作して、既設の乗かご18を1階まで吊下げて
取外し、仮設の巻胴式巻上機22、制御盤25も
取外す。
そして、新設の主ロープ(図示せず)を新設の
巻上機3に取付けられたシーブとそらせ車5に巻
掛けて、新設の乗かご12と見合つた重量に調節
されたつり合いおもり19を吊る。取外された既
設部品と仮設部品を外部に搬出することにより改
造作業が完了する。
巻上機3に取付けられたシーブとそらせ車5に巻
掛けて、新設の乗かご12と見合つた重量に調節
されたつり合いおもり19を吊る。取外された既
設部品と仮設部品を外部に搬出することにより改
造作業が完了する。
上記一実施例によれば、昇降路下部階床に設け
られた仮設巻胴式巻上機によつて、既設の乗かご
を昇降させることができる。このため、最上階付
近では滑車16を有する機械台14の取付けだけ
ですみ、最上階付近まで巻上機を持上げたり、こ
れらを組立て、取外す必要がなく、作業性や安全
性の面で優れたものを提供できる。
られた仮設巻胴式巻上機によつて、既設の乗かご
を昇降させることができる。このため、最上階付
近では滑車16を有する機械台14の取付けだけ
ですみ、最上階付近まで巻上機を持上げたり、こ
れらを組立て、取外す必要がなく、作業性や安全
性の面で優れたものを提供できる。
なお、上記実施例では、既設の乗かごを仮設用
の乗かごに用いたが、この既設乗かごは取外し、
仮設専用の乗かごを組込み利用するようにしても
良い。又、既設のつり合いおもりを用いたが、必
要によつては、この既設つり合いおもりを用い
ず、直接主ロープ20の一端を巻胴23に連結す
るようにしても良い。さらに、巻胴式巻上機を1
階床に設けたが、必要に応じ、地下階床あるいは
2階床に設けても良い。
の乗かごに用いたが、この既設乗かごは取外し、
仮設専用の乗かごを組込み利用するようにしても
良い。又、既設のつり合いおもりを用いたが、必
要によつては、この既設つり合いおもりを用い
ず、直接主ロープ20の一端を巻胴23に連結す
るようにしても良い。さらに、巻胴式巻上機を1
階床に設けたが、必要に応じ、地下階床あるいは
2階床に設けても良い。
本発明によれば、昇降路の最上階付近に、滑車
を備えた仮設機械台、昇降路下部階床に仮設巻胴
式巻上機を設けるようにしてあり、特に仮設機械
台は巻上機等に比べてはるかに軽量の滑車を支持
することから取扱いが容易であり、上層階への搬
入、上層階からの搬出を簡単におこなうことがで
き、これらの仮設機械台及び仮設巻胴式巻上機の
据付け、撤去作業を安全に、しかも効率良く行な
うことができる。又、仮設巻胴式巻上機を階床に
取付けるようにしたため、既設エレベータを休止
させる以前に据付け作業を行なうこともでき、エ
レベータの休止日数を少なくできる。
を備えた仮設機械台、昇降路下部階床に仮設巻胴
式巻上機を設けるようにしてあり、特に仮設機械
台は巻上機等に比べてはるかに軽量の滑車を支持
することから取扱いが容易であり、上層階への搬
入、上層階からの搬出を簡単におこなうことがで
き、これらの仮設機械台及び仮設巻胴式巻上機の
据付け、撤去作業を安全に、しかも効率良く行な
うことができる。又、仮設巻胴式巻上機を階床に
取付けるようにしたため、既設エレベータを休止
させる以前に据付け作業を行なうこともでき、エ
レベータの休止日数を少なくできる。
第1図は本発明の一実施例になるエレベータの
改造方法を用いて改造作業中の状態を示すエレベ
ータの全体縦断面図である。 1……昇降路、3……巻上機、12……新設乗
かご、13……昇降路上部、14……仮設の機械
台、16……滑車、18……既設乗かご、19…
…つり合いおもり、20……仮設主ロープ、21
……昇降路下部階床、22……仮設巻上機、23
……巻胴、24……第2のロープ。
改造方法を用いて改造作業中の状態を示すエレベ
ータの全体縦断面図である。 1……昇降路、3……巻上機、12……新設乗
かご、13……昇降路上部、14……仮設の機械
台、16……滑車、18……既設乗かご、19…
…つり合いおもり、20……仮設主ロープ、21
……昇降路下部階床、22……仮設巻上機、23
……巻胴、24……第2のロープ。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 既設エレベータの乗かごと巻上機とを、新設
の乗かごと巻上機とに改造するものにおいて、前
記既設エレベータの少なくとも最上階を除く昇降
路上部に、滑車を枢着した仮設機械台を設け、こ
の機械台の滑車に、仮設乗かごに連結された主ロ
ープを巻掛け、一方、前記昇降路下部階床に、ロ
ープの他端を巻取り、巻戻す仮設巻胴式巻上機を
設け、しかる後、この仮設巻胴式巻上機によつて
前記仮設乗かごを昇降させてサービスさせ、この
サービス期間中に前記既設エレベータの巻上機を
新設の巻上機に変更すると共に、前記仮設機械台
上部で新設の乗かごの組立てを行ない、この後、
前記仮設機械台、前記仮設巻胴式巻上機、前記仮
設乗かごを取除くようにしたことを特徴とするエ
レベータの改造方法。 2 前記仮設乗かごは、既設の乗かごであること
を特徴とする特許請求の範囲第1項記載のエレベ
ータの改造方法。 3 前記主ロープの一端を仮設の乗かごに、他端
を既設のつり合いおもりに連結すると共に、この
つり合いおもりの重量を前記仮設乗かごの重量よ
り軽くし、かつ、前記既設つり合いおもりに、前
記仮設巻胴式巻上機により巻取り、巻戻される第
2のロープを連結したことを特徴とする特許請求
の範囲第1項記載のエレベータの改造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21719386A JPS6374885A (ja) | 1986-09-17 | 1986-09-17 | エレベ−タの改造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21719386A JPS6374885A (ja) | 1986-09-17 | 1986-09-17 | エレベ−タの改造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6374885A JPS6374885A (ja) | 1988-04-05 |
JPH057310B2 true JPH057310B2 (ja) | 1993-01-28 |
Family
ID=16700314
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21719386A Granted JPS6374885A (ja) | 1986-09-17 | 1986-09-17 | エレベ−タの改造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6374885A (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6155079A (ja) * | 1984-08-28 | 1986-03-19 | 三菱電機株式会社 | 仮設エレベ−タ |
-
1986
- 1986-09-17 JP JP21719386A patent/JPS6374885A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6155079A (ja) * | 1984-08-28 | 1986-03-19 | 三菱電機株式会社 | 仮設エレベ−タ |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6374885A (ja) | 1988-04-05 |
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