JPH05727Y2 - - Google Patents
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- JPH05727Y2 JPH05727Y2 JP1986196765U JP19676586U JPH05727Y2 JP H05727 Y2 JPH05727 Y2 JP H05727Y2 JP 1986196765 U JP1986196765 U JP 1986196765U JP 19676586 U JP19676586 U JP 19676586U JP H05727 Y2 JPH05727 Y2 JP H05727Y2
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- conduit
- laid
- density polyethylene
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- Expired - Lifetime
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- 229920001684 low density polyethylene Polymers 0.000 claims description 13
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- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 12
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- 235000008331 Pinus X rigitaeda Nutrition 0.000 description 4
- 235000011613 Pinus brutia Nutrition 0.000 description 4
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Landscapes
- Steam Or Hot-Water Central Heating Systems (AREA)
Description
【産業上の利用分野】
本考案は、室内の床面状に敷設して用いる床暖
房マツト、特に温水等の加熱流体を熱媒体として
用いる軟質床暖房マツトの改良に関する。
房マツト、特に温水等の加熱流体を熱媒体として
用いる軟質床暖房マツトの改良に関する。
例えば、実開昭60−60608号公報に開示されて
いるように温水等の加熱流体を熱媒体として用い
る可撓性の軟質床暖房マツトは、マツトの断熱層
となる熱可塑性樹脂発泡体製の基材シート上に熱
媒体を導通する導管を蛇行状に敷設し、その表面
側に柔軟性を有する被覆材を被着した構造であ
り、一方、導管は剛性の高いポリエチレン架橋体
を用いることも知られている（例えば、実開昭59
−116714号公報を参照）。
いるように温水等の加熱流体を熱媒体として用い
る可撓性の軟質床暖房マツトは、マツトの断熱層
となる熱可塑性樹脂発泡体製の基材シート上に熱
媒体を導通する導管を蛇行状に敷設し、その表面
側に柔軟性を有する被覆材を被着した構造であ
り、一方、導管は剛性の高いポリエチレン架橋体
を用いることも知られている（例えば、実開昭59
−116714号公報を参照）。
剛性の高いポリエチレン架橋体製の導管を用い
た場合には、熱媒体の導通時の導管が熱膨脹して
伸びると、この熱膨張力は蛇行状に敷設されてい
る導管の曲がり角部分に移行して集中し、該曲が
り角部分の導管が膨出してマツトは局部的に浮き
上がつて異常に変形するという不具合が起こり、
使用時に違和感を生じさせたりして居住性を悪く
するといつた問題がある。
た場合には、熱媒体の導通時の導管が熱膨脹して
伸びると、この熱膨張力は蛇行状に敷設されてい
る導管の曲がり角部分に移行して集中し、該曲が
り角部分の導管が膨出してマツトは局部的に浮き
上がつて異常に変形するという不具合が起こり、
使用時に違和感を生じさせたりして居住性を悪く
するといつた問題がある。
本考案は上記の問題を解決したものであつて、
その目的は低密度ポリエチレンの架橋発泡体によ
り形成されている基材シートの上に蛇行状に敷設
されている低密度ポリエチレンの架橋体製導管の
熱膨脹力を該導管の全長にわたつてほぼ均等に分
散させ、マツトの局部的変形を防止できるように
改良した軟質床暖房マツトを提供することにあ
る。 しかして、本考案の上記目的は低密度ポリエチ
レンの架橋発泡体製である基材シート上に熱媒体
を導通する低密度ポリエチレンの架橋体製の導管
を蛇行状に敷設し、その表面側に柔軟性を有する
被覆材を被着した軟質床暖房マツトにおいて、上
記導管は、その外径ｄに対して該導管自体の振幅
ａ及び被形ピツチｐが１／4d≦ａ≦10d、2d≦ｐ
≦125dに限定される範囲で、波状に敷設された
構造の軟質床暖房マツトにより達成される。
その目的は低密度ポリエチレンの架橋発泡体によ
り形成されている基材シートの上に蛇行状に敷設
されている低密度ポリエチレンの架橋体製導管の
熱膨脹力を該導管の全長にわたつてほぼ均等に分
散させ、マツトの局部的変形を防止できるように
改良した軟質床暖房マツトを提供することにあ
る。 しかして、本考案の上記目的は低密度ポリエチ
レンの架橋発泡体製である基材シート上に熱媒体
を導通する低密度ポリエチレンの架橋体製の導管
を蛇行状に敷設し、その表面側に柔軟性を有する
被覆材を被着した軟質床暖房マツトにおいて、上
記導管は、その外径ｄに対して該導管自体の振幅
ａ及び被形ピツチｐが１／4d≦ａ≦10d、2d≦ｐ
≦125dに限定される範囲で、波状に敷設された
構造の軟質床暖房マツトにより達成される。
以下に、本考案の実施例を添付図面を参照しな
がら説明する。 床暖房マツトの断熱層である基材シート１は低
密度ポリエチレンの架橋発泡体により形成されて
おり、この基材シート１の表面側には蛇行状か波
状に敷設せれる後記導管５の配管ピツチ及び波形
ピツチと振幅に対応させて配管溝２を設けてあ
る。図示の場合は配管溝２を３本設けてあり、こ
れら配管溝２は互いに平行した状態でそれぞれ蛇
行状かつ波状に穿設され、各々の配管溝２は両端
部が基材シート１の端縁１ａに臨んだ部分で集合
し、この集合部分３にはヘツダー４を設けてあ
る。 温水等の熱媒体を導通する導管５は低密度ポリ
エチレンの架橋体により形成されており、この導
管５は、その外径ｄに対して該導管２自体の振幅
ａ及び波形ピツチｐが１／4d≦ａ≦10d，2d≦ｐ
≦125dに限定される範囲で、配管溝２に波状に
敷設し、その始端部と終端部をヘツダー４の導入
口部４ａと戻し口部４ｂにそれぞれ接続する一
方、基材シート１の表面側に柔軟性を有する被覆
材６を被着して本考案を実施する。 上記構成において、振幅ａが１／4d未満では
導管５の実質的に直線状となり、導管５の熱膨脹
力をその長さ方向にわたつて分散させる効果はな
く、また、振幅ａが10dを超過すると配管形状が
複雑化し、実用的な配管パターンが得られない。 一方、波形ピツチｐが2d未満では配管作業が
困難で実用性がなく、導管５の熱膨脹力の分散効
果も小さい。また、波形ピツチｐが125dを超過
すると、導管５の熱膨脹力の分散効果が小さい。
なお、基材シート１の素材である低密度ポリエチ
レンの架橋発泡体は、例えば発泡倍率が10〜40
倍、厚さが３〜20mmであるものを用いるのが好ま
しく、導管５の素材である低密度ポリエチレンの
架橋体は、例えば基材シート１の厚さが10mmの場
合には、外径が８mm、内径が５mmであるものを用
いるのが好ましい。また、柔軟性を有する被覆材
６には熱可塑性樹脂フイルム及びその発泡体、織
布、不織布等が用いられる。 因みに、本願考案における低密度ポリエチレン
の架橋発泡体製基材シート上の前述の従来技術の
実開昭60−60608号公報に記載の可撓性ホース、
及び実開昭59−116714号公報記載のポリエチレン
架橋体からなる各導管を単に蛇行状にのみ敷設し
た軟質床暖房マツト（可撓性ホースものを比較例
１、ポリエチレン架橋体のものを比較例２）と、
本願考案の軟質床暖房マツトについての、使用時
における導管蛇行部のマツト端縁の浮き上がり量
は次表の如くであり、本願考案は、従来の可撓性
ホース等に比し耐熱老化性及び耐圧性に優れる低
密度ポリエチレン架橋体を導管としていて剛性が
高いにも拘らず、可撓性ホース等を用いたと同様
のマツト端縁の耐浮き上がり性を有していること
が明らかである。
がら説明する。 床暖房マツトの断熱層である基材シート１は低
密度ポリエチレンの架橋発泡体により形成されて
おり、この基材シート１の表面側には蛇行状か波
状に敷設せれる後記導管５の配管ピツチ及び波形
ピツチと振幅に対応させて配管溝２を設けてあ
る。図示の場合は配管溝２を３本設けてあり、こ
れら配管溝２は互いに平行した状態でそれぞれ蛇
行状かつ波状に穿設され、各々の配管溝２は両端
部が基材シート１の端縁１ａに臨んだ部分で集合
し、この集合部分３にはヘツダー４を設けてあ
る。 温水等の熱媒体を導通する導管５は低密度ポリ
エチレンの架橋体により形成されており、この導
管５は、その外径ｄに対して該導管２自体の振幅
ａ及び波形ピツチｐが１／4d≦ａ≦10d，2d≦ｐ
≦125dに限定される範囲で、配管溝２に波状に
敷設し、その始端部と終端部をヘツダー４の導入
口部４ａと戻し口部４ｂにそれぞれ接続する一
方、基材シート１の表面側に柔軟性を有する被覆
材６を被着して本考案を実施する。 上記構成において、振幅ａが１／4d未満では
導管５の実質的に直線状となり、導管５の熱膨脹
力をその長さ方向にわたつて分散させる効果はな
く、また、振幅ａが10dを超過すると配管形状が
複雑化し、実用的な配管パターンが得られない。 一方、波形ピツチｐが2d未満では配管作業が
困難で実用性がなく、導管５の熱膨脹力の分散効
果も小さい。また、波形ピツチｐが125dを超過
すると、導管５の熱膨脹力の分散効果が小さい。
なお、基材シート１の素材である低密度ポリエチ
レンの架橋発泡体は、例えば発泡倍率が10〜40
倍、厚さが３〜20mmであるものを用いるのが好ま
しく、導管５の素材である低密度ポリエチレンの
架橋体は、例えば基材シート１の厚さが10mmの場
合には、外径が８mm、内径が５mmであるものを用
いるのが好ましい。また、柔軟性を有する被覆材
６には熱可塑性樹脂フイルム及びその発泡体、織
布、不織布等が用いられる。 因みに、本願考案における低密度ポリエチレン
の架橋発泡体製基材シート上の前述の従来技術の
実開昭60−60608号公報に記載の可撓性ホース、
及び実開昭59−116714号公報記載のポリエチレン
架橋体からなる各導管を単に蛇行状にのみ敷設し
た軟質床暖房マツト（可撓性ホースものを比較例
１、ポリエチレン架橋体のものを比較例２）と、
本願考案の軟質床暖房マツトについての、使用時
における導管蛇行部のマツト端縁の浮き上がり量
は次表の如くであり、本願考案は、従来の可撓性
ホース等に比し耐熱老化性及び耐圧性に優れる低
密度ポリエチレン架橋体を導管としていて剛性が
高いにも拘らず、可撓性ホース等を用いたと同様
のマツト端縁の耐浮き上がり性を有していること
が明らかである。
【表】
以上の構成によれば、本軟質床暖房マツトを部
屋の床面上に直接敷設し、その上に通常のカーペ
ツトを敷設して導管５に熱媒体を導通すると、被
覆材６を通してカーペツトが暖められ、快適な暖
房雰囲気を形成できる。この場合、導管５は波状
に敷設されているため、導管５の熱膨脹力は自体
の波形部分を通してその全長にわたつて分散さ
れ、敷設された導管５の曲がり角部分に熱膨脹力
の集中する不具合がなくなり、マツトが局部的に
浮き上がる変形を完全に防止できる。
屋の床面上に直接敷設し、その上に通常のカーペ
ツトを敷設して導管５に熱媒体を導通すると、被
覆材６を通してカーペツトが暖められ、快適な暖
房雰囲気を形成できる。この場合、導管５は波状
に敷設されているため、導管５の熱膨脹力は自体
の波形部分を通してその全長にわたつて分散さ
れ、敷設された導管５の曲がり角部分に熱膨脹力
の集中する不具合がなくなり、マツトが局部的に
浮き上がる変形を完全に防止できる。
本考案は上記の如くであつて、導管が熱膨脹し
た際の伸びを導管の全長にわたつてほぼ均一に分
散させることができるため、マツトが導管の熱膨
脹力によつて局部的に浮き上がるといつた不具合
の生ずる心配が全面的に解消され、マツトを常に
整然とした敷設状態に保持することが可能であつ
て、軟質床暖房マツトを違和感なく使用する上に
極めて有効である。
た際の伸びを導管の全長にわたつてほぼ均一に分
散させることができるため、マツトが導管の熱膨
脹力によつて局部的に浮き上がるといつた不具合
の生ずる心配が全面的に解消され、マツトを常に
整然とした敷設状態に保持することが可能であつ
て、軟質床暖房マツトを違和感なく使用する上に
極めて有効である。
図面は本考案の実施例を示すもので、第１図は
被覆材を部分的に引き剥した略示的平面図、第２
図は第１図Ａ−Ａ線断面図、第３図は敷設時にお
ける導管の一部拡大平面図である。 図中、１は基材シート、２は配管溝、５は導
管、６は被覆材、ａは振幅、ｄは外径、ｐは波形
ピツチである。
被覆材を部分的に引き剥した略示的平面図、第２
図は第１図Ａ−Ａ線断面図、第３図は敷設時にお
ける導管の一部拡大平面図である。 図中、１は基材シート、２は配管溝、５は導
管、６は被覆材、ａは振幅、ｄは外径、ｐは波形
ピツチである。
Claims (1)
- 低密度ポリエチレンの架橋発泡体製である基材
シート上に熱媒体を導通する低密度ポリエチレン
の架橋体製の導管を蛇行状に敷設し、その表面側
に柔軟性を有する被覆材を被着した軟質床暖房マ
ツトにおいて、上記導管は、その外径ｄに対して
該導管自体の振幅ａ及び波形ピツチｐが１／4d
≦ａ≦10d、2d≦ｐ≦125dに限定される範囲で、
波状に敷設されていることを特徴とする軟質床暖
房マツト。
Priority Applications (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1986196765U JPH05727Y2 (ja) | 1986-12-23 | 1986-12-23 | |
| US07/099,018 US4817707A (en) | 1986-09-26 | 1987-09-21 | Heating soft floor mat |
| EP87308520A EP0261985B1 (en) | 1986-09-26 | 1987-09-25 | Soft, heating floor-mats |
| DE8787308520T DE3767634D1 (de) | 1986-09-26 | 1987-09-25 | Weicher heizteppich. |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1986196765U JPH05727Y2 (ja) | 1986-12-23 | 1986-12-23 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63101713U JPS63101713U (ja) | 1988-07-02 |
| JPH05727Y2 true JPH05727Y2 (ja) | 1993-01-11 |
Family
ID=31155868
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1986196765U Expired - Lifetime JPH05727Y2 (ja) | 1986-09-26 | 1986-12-23 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05727Y2 (ja) |
Citations (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4722851U (ja) * | 1971-03-26 | 1972-11-14 | ||
| JPS5838882U (ja) * | 1981-09-09 | 1983-03-14 | 関西コンクリ−ト工業株式会社 | 迂回用側溝の溝形ブロツク |
| JPS5849126B2 (ja) * | 1977-01-26 | 1983-11-02 | 株式会社クボタ | 対地作業機 |
| JPS5913543U (ja) * | 1982-07-19 | 1984-01-27 | 金子 茂 | 重層式自転車収納棚 |
Family Cites Families (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5039048U (ja) * | 1973-08-03 | 1975-04-22 | ||
| JPS56112489U (ja) * | 1980-01-28 | 1981-08-31 | ||
| JPS5849126U (ja) * | 1981-09-29 | 1983-04-02 | 横浜ゴム株式会社 | 温水マツト |
| JPS58158216U (ja) * | 1982-04-16 | 1983-10-21 | 三菱電機株式会社 | 床暖房システムの熱媒回路 |
| JPS6060608U (ja) * | 1983-10-03 | 1985-04-26 | タイガ−スポリマ−株式会社 | 床暖房装置の放熱体 |
-
1986
- 1986-12-23 JP JP1986196765U patent/JPH05727Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4722851U (ja) * | 1971-03-26 | 1972-11-14 | ||
| JPS5849126B2 (ja) * | 1977-01-26 | 1983-11-02 | 株式会社クボタ | 対地作業機 |
| JPS5838882U (ja) * | 1981-09-09 | 1983-03-14 | 関西コンクリ−ト工業株式会社 | 迂回用側溝の溝形ブロツク |
| JPS5913543U (ja) * | 1982-07-19 | 1984-01-27 | 金子 茂 | 重層式自転車収納棚 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63101713U (ja) | 1988-07-02 |
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