JPH0587422U - 床下敷込み用軟質床暖房マット - Google Patents

床下敷込み用軟質床暖房マット

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JPH0587422U
JPH0587422U JP7164891U JP7164891U JPH0587422U JP H0587422 U JPH0587422 U JP H0587422U JP 7164891 U JP7164891 U JP 7164891U JP 7164891 U JP7164891 U JP 7164891U JP H0587422 U JPH0587422 U JP H0587422U
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JP
Japan
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conduit
laid
laying
heating mat
floor heating
Prior art date
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Pending
Application number
JP7164891U
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English (en)
Inventor
和夫 青山
潔 服部
昭広 韮沢
高橋淨
多加志 佐々木
滋子 羽成
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokyo Gas Co Ltd
Original Assignee
Tokyo Gas Co Ltd
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Publication date
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Priority to JP7164891U priority Critical patent/JPH0587422U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 導管敷設部の曲がり部分を占める面積を大巾
に狭め、軟質床暖房マットの床下敷込み作業時に、誤っ
て上記曲がり部分の導管が釘打ちされる危険性を解消で
きるようにする。 【構成】 断熱層である熱可塑性樹脂発泡体製の基材シ
ート1上に導管2の複数本を平行させて蛇行状に敷設
し、その表面側に柔軟性を有する被覆材4が被着されて
いる軟質床暖房マットにおいて、同一方向へ直線状に敷
設されている大部分の導管(その敷設部を符号cにより
示す)の敷設方向に対して異なった方向に敷設されてい
る小部分の導管(その敷設部を符号dにより示す)は、
頂上部分では5〜30mmの配管ピッチにより敷設し
て、その曲がり部の占める面積を大巾に狭めた。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、床下敷込み作業時に誤って導管に釘打ちされる危険を防止できる ように改良した床下敷込み用軟質床暖房マットに関する。
【0002】
【従来の技術】
図2に示すように、断熱層である熱可塑性樹脂発泡体製の基材シート11上 に熱媒体を流通させる導管12の複数本を平行させて蛇行状に敷設し、その表面 側に柔軟性を有する被覆材13が被着されている軟質床暖房マットは公知(実開 平2−57808号公報を参照)であり、この軟質床暖房マットを床下に敷込む には、図3に示すように、軟質床暖房マットを被覆材13側が上面となるように して床基台14上に敷き、その上に表面床材15を敷設して釘16打ちにより固 定する方法が一般に採用されている。なお、導管12は予め基材シート11上に 設けられている配管溝11a内に敷設される。
【0003】 そして、この公知の軟質床暖房マットは、同一方向に向かって直線状に敷設 されている大部分の導管敷設部aと、この大部分の導管敷設部aにおける導管の 敷設方向に対して異なった方向に導管が敷設されている小部分の導管敷設部bは 、床表面の温度分布を均一ならしめるために配管ピッチが同一(通常は30〜1 50mmとされている(図2を参照)。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
小部分の導管敷設部bは一般に導管の曲がり部であり、この部分の配管ピッ チが他の大部分の導管敷設部aにおける配管ピッチと同一であると、上記小部分 の導管敷設部bの占める面積が比較的に広くなることは避けられない。そのため に、軟質床暖房マットを床下に敷込む作業では、この小部分の導管敷設部bにも 釘打ちしてマットを固定する必要がある。
【0005】 導管が直線状に敷設されている大部分の導管敷設部aは床表面材により隠蔽 されていても、導管の敷設されている方向が容易に判別できるので、導管が釘打 ちされるといったトラブルの起こることはないが、導管が湾曲して敷設されてい る小部分の導管敷設部bでは、その敷設位置をはっきりと確認できないので、感 に頼って釘打ちすることが往々にしてあるため、誤って導管が釘打ちされるとい った問題が起こり易い。
【0006】 本考案はこのような問題を解決したものであって、その目的は導管の曲がり 部である小部分の導管敷設部では、該敷設部を場合によっては釘打ちにより固定 する必要がないように、配管ピッチをできるだけ小さくして導管の敷設面積を大 巾に狭め、該部分での釘打ちによるトラブルが起こらないように改良した床下敷 込み用軟質床暖房マットを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本考案の特徴とする床下敷込み用軟質床暖房マ ットは断熱層である熱可塑性樹脂発泡体製の基材シート上に熱媒体を流通させる 導管の複数本を平行させて蛇行状に敷設し、その表面側に柔軟性を有する被覆材 が被着されている軟質床暖房マットにおいて、同一方向へ直線状に敷設されてい る大部分の導管の敷設方向に対して異なった方向に敷設されている小部分の導管 は、その曲がり部の頂上部分では5〜30mmの配管ピッチで敷設されて成るも のである。
【0008】
【作用】
小部分の導管敷設部では、導管の曲がり部頂上部分の配管ピッチが5〜30 mmであるので、該部での導管の敷設面積を大巾に減らすことができ、マットの 床下敷込み作業ではこの部分を釘打ちして固定する必要性がほとんどなくなるた め、誤って導管を釘打ちする危険性を解消できる。
【0009】
【実施例】 図1を参照して説明すると、1は独立気泡構造の架橋ポリエチレン等の熱可 塑性樹脂発泡体製の基材シートであって、この基材シート1上には温水等の熱媒 体を各別に流通させる導管2の複数本(通常は2〜5本であるが、図示の場合は 2本)が互いに平行して蛇行状に敷設されている 導管2は予め基材シート1上 に設けられている配管溝(図示せず)により所定の配管状態で敷設されていると 共に、その両端は敷設部中途に設けたヘッダー3にそれぞれ接続されている。
【0010】 そして、各々の導管2を敷設した後で、基材シート1上に柔軟性を有する被 覆材4を被着して床下敷込み用の軟質床暖房マットを構成し、この軟質床暖房マ ットの同一方向へ直線状に敷設されている大部分の導管(その敷設部を符号cに より示す)の敷設方向に対して異なった方向に敷設されている小部分の導管(そ の敷設部を符号dにより示す)は、その曲がり部の頂上部分では5〜30mmの 配管ピッチ(導管の中心間距離)により敷設して本考案を実施する。
【0011】 上記構成において、基材シート1は発泡倍率が10〜40倍、厚さが3〜2 0mmである低密度ポリエチレンの架橋発泡体を、導管2は、例えば基材シート 1の厚さが10mmの場合には外径が8mm,内径が5mmである低密度ポリエ チレンの架橋体をそれぞれ用いるのが好ましい。また、被覆材4には熱可塑性樹 脂フイルムやその発泡シート、織布、不織布、金属箔等が用いられるが、特にア ルミニウム箔が好ましい。
【0012】 なお、大部分の導管の敷設部cにおける導管の配管ピッチは30〜150m m、好ましくは50〜100mmであり、また、小部分の導管の敷設部dにおけ る導管の曲がり部の頂上部分の上記配管ピッチは好ましくは5〜15mmである 。そして、小部分の導管の敷設部dにおける導管の長さの総和は、基材シート1 上に敷設された導管の全長の30%以下、好ましくは15%以下である(従来は 40〜50%)。
【0013】
【考案の効果】 本考案は上記の如くであって、敷設された導管の曲がり部における頂上部分 の配管ピッチを他の大部分の導管敷設よりかなり小さく設定したことで、該部で の導管敷設面積を大巾に狭めることができる。したがって、誤って導管に釘打ち される危険個所も可及的に少なくすることができて、軟質床暖房マットの床下敷 込み作業を安全に行なう上に有効である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の1実施例を示す図で、被覆材を部分的
に引き剥がした略字的平面図である。
【図2】被覆材を部分的に引き剥がして示す従来の軟質
床暖房マットを示す略字的平面図である。
【図3】図2に示す従来の軟質床暖房マットを用いて構
成した床下敷込み部の部分断面図である。
【符号の説明】
1は基材シート 2は導管 4は被覆材 cは大部分の導管の敷設部 dは小部分の導管の敷設部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 高橋淨 茨城県稲敷郡阿見町中央8丁目3番2号 菱和産資株式会社商品研究所内 (72)考案者 佐々木 多加志 茨城県稲敷郡阿見町中央八丁目3番2号 菱和産資株式会社商品研究所内 (72)考案者 羽成 滋子 茨城県稲敷郡阿見町中央八丁目3番2号 菱和産資株式会社商品研究所内

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 断熱層である熱可塑性樹脂発泡体製
    の基材シート上に熱媒体を流通させる導管の複数本を平
    行させて蛇行状に敷設し、その表面側に柔軟性を有する
    被覆材が被着されている軟質床暖房マットにおいて、同
    一方向へ直線状に敷設されている大部分の導管の敷設方
    向に対して異なった方向に敷設されている小部分の導管
    は、その曲がり部の頂上部分では5〜30mmの配管ピ
    ッチで敷設されていることを特徴とする床下敷込み用軟
    質床暖房マット。
JP7164891U 1991-05-30 1991-05-30 床下敷込み用軟質床暖房マット Pending JPH0587422U (ja)

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JPH0587422U true JPH0587422U (ja) 1993-11-26

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ID=13466657

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61107017A (ja) * 1984-10-30 1986-05-24 ドナルト・ヘルプスト 温水式床暖房装置の加熱体の製造法

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61107017A (ja) * 1984-10-30 1986-05-24 ドナルト・ヘルプスト 温水式床暖房装置の加熱体の製造法

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