JPH0528404Y2 - - Google Patents

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JPH0528404Y2
JPH0528404Y2 JP13395088U JP13395088U JPH0528404Y2 JP H0528404 Y2 JPH0528404 Y2 JP H0528404Y2 JP 13395088 U JP13395088 U JP 13395088U JP 13395088 U JP13395088 U JP 13395088U JP H0528404 Y2 JPH0528404 Y2 JP H0528404Y2
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base sheet
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conduit
floor heating
rubber plate
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  • Steam Or Hot-Water Central Heating Systems (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本考案は、温水等の加熱流体を熱媒体として室
内の床面上に敷設して用いる軟質床暖房マツトの
改良に関する。
【従来の技術】
温水等の加熱流体を熱媒体として用いる可撓性
の軟質床暖房マツトは、マツトの断熱層となる熱
可塑性樹脂発泡体製の基材シート上に配管溝を蛇
行状に設け、この配管溝に熱媒体を流通させる導
管を敷設し、その表面側に被覆材を被着した構造
のものが一般に知られている(例えば実開昭60−
60608号公報を参照)。
【考案が解決しようとする課題】
可撓性が要求される軟質床暖房マツトは肉厚を
薄く形成する必要があり、これを巻いて保管する
とか、使用時に展開する操作が繰り返されると、
導管が敷設されている部分の基材シートの肉厚が
非常に薄いために、曲げ応力によつて基材シート
に破損の生ずる心配がある。また、マツトの使用
時には導管内を流れる温水の流水音やバルブを急
に開いたり閉じたりするときに強い衝撃音が発生
し、これらの騒音が基材シートから床に伝わり、
居住者に不快感を与えるといつた問題もある。 そこで、本考案の目的は曲げ応力の作用によつ
て基材シートが破損する心配を解消すると共に、
床を通しての騒音伝播を抑制できるように、か
つ、基材シートにヘツダーを安定させて装着でき
るように改良した軟質床暖房マツトを提供するこ
とにある。
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本考案の特徴とす
る軟質床暖房マツトは断熱層である熱可塑性樹脂
発泡体製の基材シート上に配管溝を設け、この配
管溝には熱媒体を流通させる導管を敷設すると共
に、該導管の始端部をヘツダーの導入口部に終端
部をヘツダーの戻し口部にそれぞれ接続し、上記
基材シートの表面側に被覆材を被着した軟質床暖
房マツトにおいて、上記基材シートの下面にゴム
板を積層接着して成るものである。
【作用】 基材シートの下面に積層接着したゴム板によつ
て本軟質床暖房マツトを床面上に安定させて敷設
することができ、また、巻くとか展開したときに
基材シートに作用する曲げ応力をゴム板により受
け止めて基材シートの破損を防止できると共に、
流水音や衝撃音の伝播もゴム板によつて抑制でき
る。そして、ゴム板はヘツダーの保持部材として
も機能する。
【実施例】
以下に、本考案の実施例を添付図面を参照しな
がら説明する。 軟質床暖房マツトの断熱層である基材シート1
は熱可塑性樹脂発泡体によつて形成され、この基
材シート1の表面側には配管溝2を設けてある。 図示の場合は配管溝2を3本設けてあり、これ
らの配管溝2は互いに平行した状態で蛇行状に穿
設され、各々の配管溝2は両端部が基材シート1
の周縁1aに臨んだ部分で集合し、この集合部分
に臨んだ基材シート1にはヘツダー4を装着する
切欠き部3を設けてある。各々の配管溝2には温
水等の熱媒体を流通させる導管5をそれぞれ敷設
し、これら導管5の始端部と終端部を上記切欠き
部3に装着したヘツダー4の導入口部4aと戻し
口部4bにそれぞれ接続する。そして、基材シー
ト1の表面側に被覆材6を被着すると共に、該基
材シート1の下面にゴム材7を積層接着して本考
案を実施する。 上記構成において、基材シート1の素材である
熱可塑性樹脂発泡体は、例えば発泡倍率が10〜40
倍、肉厚が3〜20mmである低密度ポリエチレンの
架橋発泡体を用いるのが好ましく、導管5は、例
えば基材シート1の肉厚が10mmの場合には外径が
8mm、内径が5mmの熱可塑性樹脂管、特に低密度
架橋ポリエチレン管を用いるのが好ましい。ま
た、被覆材6は熱可塑性樹脂フイルム及びその発
泡体、織布、不織布等により形成されている。そ
して、ゴム板7の肉厚は0.5〜5mmである。
【考案の効果】
本考案は上記の如くであつて、床面上に安定さ
せて(滑りを防止して)敷設することができ、ま
た、基材シートに生じ易い破損はゴム板の存在に
よつて防止できると共に、使用時における流水音
や衝撃音の伝播もゴム板によつて抑制できる効果
がある。そして、基材シートに装着されるヘツダ
ーをゴム板によつて保持できるため、ヘツダーの
装着状態は安定してがた付きを完全に防止できる
利点もあり、敷設面に対する良好な適合性によつ
て違和感なく使用できる等、その実用的価値は極
めて多大である。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示すもので、第1図は
被覆材を部分的に引き剥した略示的平面図、第2
図は第1図A−A線断面図である。 図中、1は基材シート、2は配管溝、4はヘツ
ダー、4aは導入口部、4bは戻し口部、5は導
管、6は被覆材、7はゴム板である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 断熱層である熱可塑性樹脂発泡体製の基材シー
    ト上に配管溝を設け、この配管溝には熱媒体を流
    通させる導管を敷設すると共に、該導管の始端部
    をヘツダーの導入口部に終端部をヘツダーの戻し
    口部にそれぞれ接続し、上記基材シートの表面側
    に被覆材を被着した軟質床暖房マツトにおいて、
    上記基材シートの下面にゴム板を積層接着して成
    ることを特徴とする軟質床暖房マツト。
JP13395088U 1988-10-13 1988-10-13 Expired - Lifetime JPH0528404Y2 (ja)

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JP13395088U JPH0528404Y2 (ja) 1988-10-13 1988-10-13

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JP13395088U JPH0528404Y2 (ja) 1988-10-13 1988-10-13

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Publication Number Publication Date
JPH0255016U JPH0255016U (ja) 1990-04-20
JPH0528404Y2 true JPH0528404Y2 (ja) 1993-07-21

Family

ID=31392284

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