JP2597284Y2 - 軟質床暖房マット - Google Patents

軟質床暖房マット

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JP2597284Y2
JP2597284Y2 JP1993076356U JP7635693U JP2597284Y2 JP 2597284 Y2 JP2597284 Y2 JP 2597284Y2 JP 1993076356 U JP1993076356 U JP 1993076356U JP 7635693 U JP7635693 U JP 7635693U JP 2597284 Y2 JP2597284 Y2 JP 2597284Y2
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JP
Japan
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floor heating
soft floor
heating mat
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mat
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Inventor
多加志 佐々木
滋子 羽成
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三菱化学産資株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は床上暖房用マットの大型
化に対処できるように改良した軟質床暖房マットに関す
る。
【0002】
【従来の技術】現在の軟質床暖房マット1枚の大きさ
は、基材シートである合成樹脂発泡体の幅が成形上の制
約を受ける関係で、約2〜3mが限度である。一方、最
近の室内床面積の増大傾向に対応するため、マット複数
枚を敷き並べて、各マットに給排湯管を接続しているの
が現状であり、敷設配管作業の煩雑さの面からマットの
大型化が要望されている。
【0003】ところで、基材シートである断熱板上に温
水を通す可撓性の導管が配管されている放熱ユニットを
その導管により相互に連結し、放熱ユニットの端縁同士
を突き合わせて敷き並べることができるように構成され
ている温水放熱器は公知であり(例えば、実公昭53−
47810号公報を参照)、この温水放熱器は敷き並べ
に便利であるように折り畳み可能であって、見掛け上は
マットの大型化が図られている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】上記公知の温水放熱器
のように端縁同士が突き合わされて敷き並べられると、
軟質床暖房マットでは温水を流した運転時の基材シート
と導管の熱膨張を吸収できないので、マット端縁同士が
強くぶつかり合い、遂には端縁部分が浮き上がってしま
うことになる。浮き上がり現象が発生すると、その上に
敷いたカーペット等を部分的に持ち上げ、これにつまず
いたりして危険であり、また、違和感が生じて居住性を
悪くするといった問題が起こる。
【0004】本考案はこのような問題を解決したもので
あって、その目的は敷き並べられるときに隣り合うマッ
ト同士が予め配管されている導管により連結されてい
て、マット大型化に見掛け上は対応できる一方、使用時
にはマット端縁の浮き上がり現象を解消できるように改
良した軟質床暖房マットを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本考案の特徴とする軟質床暖房マットは基材シートが
合成樹脂発泡体製である軟質床暖房マット体同士の突き
合わせ端縁間に所定間隔を設けると共に、その軟質床暖
房マット体同士は該マット体の基材シート上に配管され
た熱媒体流通用の導管により相互に連結され、その突き
合わせ端縁の一方又は双方には上記所定間隔を埋める
めに上記基材シートの発泡倍率より高発泡の緩衝材が取
付けられているものである。
【0006】そして、緩衝材としては後述するような
成樹脂発泡体が用いられる。
【0007】
【実施例】以下に、本考案の実施例を添付図面を参照し
ながら説明する。1は軟質床暖房マット体、2はその基
材シートであって、合成樹脂発泡体製である基材シート
2上には配管溝(図示省略)により熱媒体流通用の導管
3が配管され、その上に表面被覆材4が被着されてい
る。このように構成されている軟質床暖房マット体1の
隣り合って敷き並べられるもの同士の突き合わせ端縁1
a間に所定間隔を設ける。なお、軟質床暖房マツト体1
の大きさは縦が3000mm程度、横が2000mm程
度であって、図示の場合は、導管3が4本配管されてい
る。
【0008】軟質床暖房マツト体1同士の突き合わせ端
縁1aの一方または双方にその端縁1a,1a間の上記
所定間隔を埋める緩衝材5が取付けられ、この緩衝材5
上を横切り、一方の軟質床暖房マツト体1から他方の軟
質床暖房マツト体1に向かって、両軟質床暖房マツト体
1の接続用導管6が敷設されている。この接続用導管6
は供給ヘッダー7aと戻しヘッダー7bを介して両軟質
床暖房マツト体1,1の導管3,3と連通しており、双
方のヘッダー7a,7bは両軟質床暖房マツト体1の隅
部に設けた凹み部分8にそれぞれ装着されている。
【0009】緩衝材5は、例えば、図3に示すように一
方の軟質床暖房マツト体1の表面被覆材4を端縁1aよ
り張り出させ、その張り出した部分を上面に被着し、軟
質床暖房マツト体1の端縁1aに取付けられる。この場
合、表面被覆材4の張り出した部分は他方の軟質床暖房
マツト体1の表面被覆材4上に若干重なるように接着さ
れていてもよい。
【0010】なお、前述した所定間隔とは、その間隔部
分を埋める緩衝材5と接続用導管6の各々が折り曲げ可
能であり、この緩衝材5の部分で双方の軟質床暖房マッ
ト体1,1が折畳みできる間隔である。また、後述する
ように緩衝材5は基材シート1の発泡倍率より高発泡倍
率のものとして、図1に示されているように軟質床暖房
マット体1,1同士を長い直線方向配管と同方向に連結
することで、その緩衝材5はマットの熱膨張を効率的に
吸収できる。
【0011】上記構成において、基材シート2の素材で
ある合成樹脂発泡体は発泡倍率が10〜40倍のポリオ
レフィン、ポリスチチレン等の発泡体を用い、特に、低
密度ポリエチレンの架橋発泡体を用いるのが好ましく、
導管3,6はポリオレフィン管を用い、特に、低密度架
橋ポリエチレン管を用いるのが好ましい。表面被覆材4
の素材としてはアルミニウム箔、熱可塑性樹脂フイルム
及びその発泡体、不織布等が用いられ、また、緩衝材5
の素材としては基材シート2の発泡倍率より高発泡倍率
(20〜100倍)のもので、基材シート2と同様にポ
リエチレンの架橋発泡体を用いるのが好ましく、その幅
は10〜70mm程度である。
【0012】
【考案の効果】本考案は上記の如くであって、室内床面
積の増大傾向に対応する軟質床暖房マットを提供できる
と共に、敷設配管作業の簡易化を図る上にも有効であ
る。また、連結された軟質床暖房マット体の端縁間に存
在する緩衝材によりマットの熱膨張が吸収され、マット
浮き上がり現象による不具合は全面的に解消できて、そ
の上にカーペット等を敷いたとき、敷設状態での違和感
もなく、快適な暖房雰囲気を形成できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例を示すもので、表面被覆材を部
分的に引き剥がした略示的平面図である。
【図2】図1の要部拡大平面図である。
【図3】図2のA−A線断面図である。
【符号の説明】
1は軟質床暖房マット体、 1aは端縁 2は基材シート 3は導管 4は表面被覆材 5は緩衝材 6は接続用導管

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基材シートが合成樹脂発泡体製である軟
    質床暖房マット体同士の突き合わせ端縁間に所定間隔を
    設けると共に、その軟質床暖房マット体同士は該マット
    体の基材シート上に配管された熱媒体流通用の導管によ
    り相互に連結され、その突き合わせ端縁の一方又は双方
    には上記所定間隔を埋めるために上記基材シートの発泡
    倍率より高発泡の緩衝材が取付けられていることを特徴
    とする軟質床暖房マット。
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