JPH11237060A - 折畳みと巻回が可能な床暖房用放熱体 - Google Patents
折畳みと巻回が可能な床暖房用放熱体Info
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- JPH11237060A JPH11237060A JP10038314A JP3831498A JPH11237060A JP H11237060 A JPH11237060 A JP H11237060A JP 10038314 A JP10038314 A JP 10038314A JP 3831498 A JP3831498 A JP 3831498A JP H11237060 A JPH11237060 A JP H11237060A
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Abstract
で、(2)折畳みと巻回が可能であり、その際にチューブ
の挫屈、破損などが生じ難く、(3)放熱効果が高く、(4)
施工作業が簡単な折畳みと巻回が可能な放熱体を提供す
る。 【解決手段】 狭幅で長尺の硬質発泡樹脂製平板を複数
枚幅方向端部を相互に接触させて並べ、平板の一方の面
には、平板の長さ方向に沿って溝を刻設し、かつ、平板
の長さ方向端部では隣接した平板の湾曲溝に連通させて
刻設し、この溝には熱媒体流通用チューブを埋設し、こ
の面には均熱材と裏打材とを順に積層して一体に被覆
し、平板の他方の面には、平板と実質的に同じ幅とした
表層材を積層してなる、折畳みと巻回が可能な放熱体を
要旨とする。 【効果】 上記課題が解決される。
Description
能な床暖房用放熱体(パネル)に関する。さらに詳しく
は、床暖房用や融雪用に使用され、表面が硬いにも拘ら
ず、軽量で、折畳みと巻回が可能で、梱包、保管、輸
送、敷設作業などが容易な床暖房用放熱体に関する。
住宅の寒冷期における居住性を向上させる目的で、住宅
の床面から暖房する床暖房技術が提案され、実用化され
ている。例えば、一戸建て住宅にあっては、大引と床板
との間、大引の上に敷いた下地合板の上などに床暖房用
放熱体(パネル)を組込む手法が採用され、マンション
などのような集合住宅にあっては、スラブ床面の上に直
接またはスラブ床面の上に敷いた下地合板の上などに、
床暖房用放熱体を敷設する方法が採用される。
長尺の板状成形体を基体とし、長尺の板状成形体の一方
の面に溝を刻設し、この溝に加熱流体用チューブを埋設
して、その表面をアルミニウム箔などの表面材で被覆し
た構造のものが提案されている。また、硬質樹脂発泡体
などの硬質素材を基体とし、この基体の一方の面に溝を
刻設し、この溝に加熱流体用チューブを埋設して、その
表面をアルミニウム箔などの表面被覆材で被覆した構造
のもが提案されている。この様な構造の床暖房用放熱体
を施工するには、工場で、発泡樹脂製の長尺板状成形体
の一方の面に刻設された溝に加熱流体用チューブを配置
した床暖房用放熱体をあらかじめ調製し、これを敷設現
場で敷設する方法が採られている。
所の大きさに応じて、例えば、長さ・幅ともに50cm×
600cmの範囲で適宜選択組合わせられるが、長さ・幅
のどちらかが200cm以上のものは、梱包・運搬・保管
性、施工性などの観点から、長さ・幅の少なくとも20
0cm以下に調節し、長さ方向または幅方向にに折り畳ん
で施工場所に運搬し、折り畳み状態を開放して敷設され
る。しかし、従来の床暖房用放熱体(パネル)は、全体
として重く、梱包、保管、輸送、敷設作業などが容易で
ない、などの欠点があった。
熱体を折り畳む際に、そのまま単純に折り畳んだ際に
は、チューブの部分が潰れ(挫屈し)たり、破損したり
するので、従来は、広幅の床暖房パネルの折り畳み部分
を挟んで、長尺の基体折り畳み部に近い部分の溝から一
部の加熱流体用チューブを外し、基体を折り畳み部で折
り畳む構造の床暖房パネルが提案されている(例えば、
実開平5−27514号公報参照)。この提案のパネル
によると、加熱流体用チューブを外す基体部分には、放
熱体が被着されていないので、床暖房パネル全体の放熱
効果が低下するばかりでなく、溝から外された導通管が
折り畳まれた基体に挟まれて圧迫され、潰されるという
欠点があった。
状況にあって、上記従来法における諸欠点を排除し、床
暖房用に使用可能な放熱体(パネル)を提供すべく、鋭
意検討した結果、本発明を完成するに至った。本発明の
目的は、次の通りである。 1.表面が硬いにも拘らず、軽量で、折畳みと巻回が可
能で取扱いが容易な放熱体を提供すること。 2.折畳みと巻回が可能であるが、折畳んだり巻回する
際に熱媒体流通チューブが挫屈したり、破損したりし難
い放熱体を提供すること。 3.放熱効果の高い放熱体を提供すること。 4.施工作業が簡単な放熱体を提供すること。
に、本発明では、折畳みと巻回が可能な床暖房用放熱体
において、狭幅で長尺の硬質発泡樹脂製の平板を複数枚
幅方向の端部を相互に接触させて並べ、平板の一方の面
には、平板の長さ方向に沿って溝を刻設し、かつ、平板
の長さ方向の端部では隣接した平板の湾曲溝に連通させ
て刻設し、この溝には熱媒体流通チューブを埋設してな
り、この面には均熱材と裏打材とを順に積層して複数枚
の平板を一体に被覆し、平板の他方の面には、平板と実
質的に同じ幅とした硬質の表装材を積層してなることを
特徴とする、折畳みと巻回が可能な床暖房用放熱体を提
供する。
本発明に係る床暖房用放熱体(以下、単に「放熱体」と
いうことがある)を構成する狭幅で長尺の硬質発泡樹脂
製平板(以下、単に「平板」ということがある)は、熱
媒体流通用チューブ(以下、単に「チューブ」というこ
とがある)を埋設する機能を果たすものである。平板の
素材は、独立気泡を有し、かつ、優れた剛性を有する硬
質発泡樹脂製平板の中から選ぶものとする。具体的に
は、発泡ポリスチレン、発泡ポリスチレンと発泡ポリエ
チレンとの混合物、発泡ポリプロピレン、硬質ポリウレ
タン、発泡硬化ゴムなどなどが挙げられるが、これら例
示したものに限定されるものではない。硬質発泡樹脂製
平板の中では、発泡ポリスチレン製の平板は、独立気泡
であるので断熱性に優れていて熱媒体の熱を放散し難
く、また、軽量であるにも拘らず剛性に優れているの
で、特定以上の厚さにすると湾曲し難く、好ましい。
ぶことができ、一個の平板の幅は、巻回が可能な(巻回
型)の放熱体の場合は5〜15cm、折畳み可能な(折畳
み型)の放熱体の場合は15〜100cmの範囲で選ぶこ
とができ、平板の厚さはチューブの直径と同じ厚さ、な
いし、チューブの直径プラス10mmまでの範囲で選ぶこ
とができる。平板の厚さがチューブの直径プラス10mm
以上であると、平板が厚くなり過ぎて、チューブから表
装材側への伝熱が困難となり、好ましくない。平板の長
さは、100〜400cmの範囲で選ぶことができる。
相互の幅方向端部を接触させて並べ、一方の面(放熱体
の裏側となる面)に均熱材と裏打材とを順に積層し、1
00〜600cmの範囲の広幅に一体(一枚)としたもの
である。平板の幅方向端部の相互に隣接する部分は、接
触させるが接着させない。裏打材は、平板の放熱体の裏
側となる面に積層され、平板の裏側面を連続して被覆し
て、複数枚の平板を広幅に一体とする機能を果たし、同
時に、放熱体に衝撃の緩衝層、騒音の吸収層としての機
能を果たす。
熱可塑性樹脂フィルム、熱可塑性樹脂発泡フィルム、熱
可塑性樹脂シート、合成ゴムシート、金属フィルム
(箔)またはこれらを組合せたものなどが挙げられる。
均熱材と裏打材は、複数枚の平板の一方の面に積層する
ことによって、例えば6畳間の部屋の床面に付設する放
熱体を、一枚で一体のものとすることができる。
はチューブを埋設する。溝を刻設する面は、平板の表
側、裏側のいずれでもよい。平板の面に刻設する溝は、
平板の長さ方向に沿い、長さ方向の端部では隣接した平
板の湾曲させた溝に相互に連通させて刻設する。平板に
刻設する溝の密度は、一個の平板の幅、放熱体が使用さ
れる地域、放熱体を付設する部屋の使用目的などにより
変えることができる。例えば、一個の平板の幅が大きい
場合にはこれに刻設する溝の数を複数本とし、厳しい寒
冷地で使用する放熱体の場合は、寒冷地で使用するもの
に比べて密度を大きくすることができる。
の幅と深さとをチューブの直径にあわせ、延在する方向
に直角に切断した断面をU字型とするのが好ましい。平
板の長さ方向の端部では隣接した平板の湾曲溝に連通さ
せて刻設するが、この部分の湾曲溝の幅をチューブの直
径の2〜5倍の広幅とするのが好ましい。この部分の湾
曲溝の幅を大きくし、チューブを湾曲溝の外側壁(大径
側)に接触するように配置する(最長距離に配置する)
ことによって、放熱体を巻回する際にチューブが緊張し
ても(引張られても)、湾曲溝の内側壁に(小径側)に
移動することができ、この移動によってチューブの緊張
による破損、チューブの緊張に起因する平板の破損、な
どを防ぐことができる。
する前に、または、埋設した後に均熱材を配置するのが
好ましい。均熱材は、チューブから放熱される熱を反射
して、平板または表装材の温度を均一にする機能を果た
す。均熱材は、平板に溝を刻設し、この溝にチューブを
埋設した面と裏打材との間に配置してもよいし、この
際、平板に刻設した溝の表面に沿わせてもよいし、平板
の厚さがチューブの直径と同じ場合は、均熱材は表面側
に平面にして、または、表面側から溝の表面にも沿わせ
配置するのが好ましい。平板と均熱材との界面は、接着
剤を介在させて接着するのが好ましい。
箔、錫箔またはステンレススチール箔などが挙げられ
る。中でも製造の難易、コストの観点から、アルミニウ
ム箔が特に好ましい。均熱材の厚さは、余り薄いと熱伝
導、熱の放熱が十分でなく、厚すぎると製品が重くなる
ばかりでなく、製品コストも高くなるので、10〜50
0μmの範囲で選ぶのが好ましい。
する。表装材は平板の他方の面(表面側)、放熱体の表
面に堅さを付与し、平板が押しつぶされたり、変形しな
い様に保護する機能を果たす。表装材の具体例として
は、合板、木板、繊維板、樹脂板、パーチクルボードな
どが挙げられるが、これら例示したものに限定されるも
のではない。表装材は一枚の板で構成してもよいし、薄
い小片を組合せて一枚の薄板張合せて構成したものであ
ってもよい。その表面には塗料を塗布したり、木目模様
を印刷や、その他各種の模様を印刷したものが好まし
い。表装材の厚さは、余り薄過ぎると上記機能を発揮さ
せることができず、余り厚すぎると熱媒体流通チューブ
からの伝熱効率が低下するので、いずれも好ましくな
い。表装材の厚さは、1〜3mmの範囲で選ばれる。
さを同じにする。双方の一個の幅と長さを同じにするこ
とにより、平板の表面を表装材によって確実に保護する
ことができる。表装材の相互に隣接する部分は、平板に
おけると同様、接触させるが接着させない。平板の他方
の面(表面側)に表装材を積層するには、表装材の一方
の面に粘着剤を塗布し、これを平板の表面に接着する方
法によるのが好ましい。この際使用できる粘着剤は、平
板と表装材との接着力を高め、熱によって劣化し難い、
耐久性に優れたものが好ましい。
例えば、架橋ポリエチレン管、ポリブテン管、ポリプロ
ピレン管、ポリ塩化ビニル管、ポリカーボネート管など
からなり、その直径は放熱体を設置する建造物の場所、
放熱体の厚さ、加熱流体の種類、温度などによって変る
が、通常は、外径が6〜13mm、内径が4〜10mmの範
囲の管が一般的である。チューブに通す熱媒体として
は、温水、水蒸気、加熱オイルなどが挙げられる。
発泡樹脂製平板を、複数枚幅方向端部を接触させて広幅
とし、一方の面(裏面側)に裏打材が接着されて一体化
され、他方の面(表面側)には平板と同じ長さで同じ幅
の表装材が接着されている。表装材の相互に隣接する部
分は、接触してはいるが接着してはいないので、連続面
を形成している裏打材側を内側とし、2枚に折畳むこと
ができる。また、表装材側を外側として表装材が延在す
る方向に対して直角の方向にロール状に巻回すると、表
装材と平板の幅方向端部の相互に接触している部分が、
裏面側が離れず表面側が離れてV字状隙間を形成して離
隔する。放熱体を使用する場所に敷設する際には、ロー
ル状に巻回した放熱体を巻き戻しながら平坦にすれば、
上記のV字状隙間は元に戻り隙間がなくなる。
溝に埋設配置されているので、巻回しても露出すること
がない。平板の端部においては、隣接した平板に湾曲さ
せた溝を刻設し、これら湾曲溝を隣接した平板の湾曲溝
に連通させ、かつ、湾曲溝の幅を広幅としており、チュ
ーブは最長距離をとって配置されているので、放熱体を
巻回して折曲部でチューブが緊張しても(引張られて
も)、チューブは広幅の湾曲溝内で内側壁に(小径側)
に移動可能であるので、湾曲溝の内側壁に(小径側)に
拘束されて緊張することがなく、破損することがない。
板の上、スラブ床面の上、スラブ床面の上に敷いた下地
合板の上などに敷設して活用することができる。これら
の場所に敷設する際には、ロール状に巻回されている放
熱体を巻き戻しつつ所定の場所に広げて敷設し、熱媒体
流通チューブの端部を熱媒体流通用の主チューブに繋げ
ばよい。熱媒体流通チューブが埋設されていない場所に
あらかじめ穴を穿設しておくと、放熱体を所定の場所に
敷設した後に、釘打ちなどで土台に固定するのに都合が
よい。
ては、壁面近傍に各種の棚類、家具類などを配置するこ
とがあるので、この部分には熱媒体流通チューブを埋設
しないで、複数本の木製根太を配置して重量物を支える
様な構造とすることができる。また、放熱体は部屋の中
央部に敷設し、壁面近傍には表装材と同じ外観の合板、
木板などを配置することもできる。
て詳細に説明するが、本発明はその趣旨を越えない限
り、以下の記載例に限定されるものではない。
て直角の方向に切断したものの部分拡大断面図であり、
図2は、図1に示した放熱体を巻回する状態を示す側面
図であり、図3は、本発明に係る放熱体の一例の平面図
である。
り、厚さが10mmで、一枚の平板の幅は30cmであっ
て、長さが180cmの狭幅で長尺のものである。2は平
板に刻設された溝であり、溝2には外形が8mm、内径が
6.5mmの熱媒体流通チューブ3が埋設されている。複
数枚の平板1を幅方向の端部を相互に接触させて並べ、
平板1の溝2が刻設された面(裏面)に均熱材4と裏打
材5とを積層して、広幅の放熱体とされている。均熱材
4は厚さが50μmのアルミニウム箔であり、裏打材5
は厚さが0.5mmのポリエステル繊維製の不織布であ
る。この例では、均熱材4は硬質発泡樹脂製平板1の裏
面側に平面に配置しているが、溝2の壁面にも沿わせて
もよいことは、前記した通りである。平板1の他方の面
(表面)には、平板1と実質的に同じ幅とした厚さが2
mmの合板製の表装材6が積層されている。
平板1と実質的に同じ幅の表装材6が積層され、裏面に
は均熱材4と裏打材5とによって複数の平板を一体に積
層しているので、図2に側面図として示したように、表
面側の表装材を外側とし、裏面側の均熱材と裏打材とを
内側にしてロール状に巻回することができる。平板1と
表装材6の幅方向の端部は、接触してはいるが接着して
いないので、図2から明らかな通り、V字状隙間を形成
して離隔する。
として示した様に、発泡樹脂製平板21を複数相互に隣
接させて並べたもので、平板21の長さ方向に沿って平
行とし、長さ方向の端部においては蛇行させて刻設した
溝に、熱媒体流通チューブ22を埋設した例を示した。
この例では、幅方向の両端部には溝を刻設せず、熱媒体
流通チューブを埋設していない。熱媒体流通チューブ
は、放熱体の適所からその端部23、24が引き出さ
れ、熱媒体用主チューブに繋がれる。
様な極めて有利な効果を奏し、その産業上の利用価値は
極めて大である。 1.本発明に係る放熱体は、硬質発泡樹脂製平板によっ
て構成しているので、全体としては軽量で、梱包、保
管、輸送、敷設作業などが容易である。 2.本発明に係る放熱体は、複数の発泡樹脂製平板に均
熱材を配置した場合は、熱媒体流通チューブからの熱を
放散させないで反射させて発泡樹脂製平板の温度を均一
にし、放熱効果を高めることができる。 3.本発明に係る放熱体は、狭幅で長尺の硬質発泡樹脂
製平板を複数枚幅方向の端部を相互に接触させて並べ、
この表面に硬質の表装材が積層されてなるので、放熱体
の表面は堅く、硬質発泡樹脂製平板が押しつぶされた
り、変形したりしない。 4.本発明に係る放熱体は、硬質発泡樹脂製平板の長さ
方向の端部では湾曲溝の幅を他の部分より広幅としたと
きは、放熱体を折畳んだり、巻回するときに熱媒体流通
チューブが湾曲溝の内側壁に(小径側)に拘束されて緊
張することがなく、破損することがない。 5.本発明に係る放熱体は、ロール状に巻回可能であ
り、ロール状にして施工現場に搬入し、巻き戻しながら
敷設できるので、敷設作業が簡単である。 6.本発明に係る放熱体は、2つに折畳むことができる
ので、折畳んで施工現場に搬入し、折畳みを解放して、
あらかじめ穿設した穴に釘打ちして固定すればよいの
で、敷設作業が簡単である。
の長さ方向に対する直角の断面図である。
面図である。
Claims (4)
- 【請求項1】 折畳みと巻回が可能な床暖房用放熱体に
おいて、狭幅で長尺の硬質発泡樹脂製の平板を複数枚幅
方向の端部を相互に接触させて並べ、平板の一方の面に
は、平板の長さ方向に沿って溝を刻設し、かつ、平板の
長さ方向の端部では隣接した平板の湾曲溝に連通させて
刻設し、この溝には熱媒体流通チューブを埋設してな
り、この面には裏打材を積層して複数枚の平板を一体に
被覆し、平板の他方の面には、平板と実質的に同じ幅と
した硬質の表装材を積層してなることを特徴とする、折
畳みと巻回が可能な床暖房用放熱体。 - 【請求項2】 硬質発泡樹脂製の平板が、発泡ポリスチ
レンまたは発泡ポリスチレンと発泡ポリエチレンとの混
合物であり、裏打材が、不織布、織布、熱可塑性樹脂フ
ィルム、熱可塑性樹脂発泡フィルム、熱可塑性樹脂シー
ト、合成ゴムシート、金属フィルムまたはこれらを組合
せたものであり、熱媒体流通チューブが架橋ポリエチレ
ンチューブまたはポリブテンチューブであり、硬質の表
装材が合板、木板、繊維板、樹脂板またはパーチクルボ
ードである、請求項1に記載の折畳みと巻回が可能な床
暖房用放熱体。 - 【請求項3】 硬質発泡樹脂製の平板は、幅が3〜40
cm、長さが50〜400cm、厚さが熱媒体流通チューブ
の直径と同じか、または10mmまで大きくされてなる、
請求項1または請求項2に記載の折畳みと巻回が可能な
床暖房用放熱体。 - 【請求項4】 硬質発泡樹脂製の平板の一方の面に刻設
された溝が、長さ方向の端部では他の部分より広幅とさ
れてなる、請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記
載の折畳みと巻回が可能な床暖房用放熱体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP03831498A JP3771033B2 (ja) | 1998-02-20 | 1998-02-20 | 折畳みと巻回が可能な床暖房用放熱体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP03831498A JP3771033B2 (ja) | 1998-02-20 | 1998-02-20 | 折畳みと巻回が可能な床暖房用放熱体 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11237060A true JPH11237060A (ja) | 1999-08-31 |
JP3771033B2 JP3771033B2 (ja) | 2006-04-26 |
Family
ID=12521837
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP03831498A Expired - Fee Related JP3771033B2 (ja) | 1998-02-20 | 1998-02-20 | 折畳みと巻回が可能な床暖房用放熱体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3771033B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH11264558A (ja) * | 1998-03-18 | 1999-09-28 | Sanyo Electric Co Ltd | 上敷式木質床暖房パネル |
-
1998
- 1998-02-20 JP JP03831498A patent/JP3771033B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH11264558A (ja) * | 1998-03-18 | 1999-09-28 | Sanyo Electric Co Ltd | 上敷式木質床暖房パネル |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3771033B2 (ja) | 2006-04-26 |
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