JPH057050A - 半導体レーザ素子及びその製造方法 - Google Patents
半導体レーザ素子及びその製造方法Info
- Publication number
- JPH057050A JPH057050A JP15659291A JP15659291A JPH057050A JP H057050 A JPH057050 A JP H057050A JP 15659291 A JP15659291 A JP 15659291A JP 15659291 A JP15659291 A JP 15659291A JP H057050 A JPH057050 A JP H057050A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- layer
- conductivity type
- stripe
- mask
- resist
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Semiconductor Lasers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】 Al2O3またはSiO2上再成長多結晶膜
を、レジストのアッシンングを用いたセルフアライン工
程で選択除去し、表面を平坦化することを特徴とする、
MBE2回成長による屈折率導波構造半導体レーザ素子
及びその製造方法。
を、レジストのアッシンングを用いたセルフアライン工
程で選択除去し、表面を平坦化することを特徴とする、
MBE2回成長による屈折率導波構造半導体レーザ素子
及びその製造方法。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は屈折率導波構造を有する
半導体レーザに係わり、特にMBE(分子線エピタキシ
ー)法による半導体レーザ素子及び、その製造方法に関
する。
半導体レーザに係わり、特にMBE(分子線エピタキシ
ー)法による半導体レーザ素子及び、その製造方法に関
する。
【0002】
【従来の技術】近年、光情報処理システム用の光源とし
て使用する半導体レーザ素子で、システムの高機能化を
目的として短波長域で発振する半導体レーザ素子が注目
されている。GaAs基板に格子整合する(AlXGa
1-X)0・5In0・5P結晶(0≦X≦1)は600nm帯
波長を有する光を放射する可視光半導体レーザのための
材料として有力視されている。
て使用する半導体レーザ素子で、システムの高機能化を
目的として短波長域で発振する半導体レーザ素子が注目
されている。GaAs基板に格子整合する(AlXGa
1-X)0・5In0・5P結晶(0≦X≦1)は600nm帯
波長を有する光を放射する可視光半導体レーザのための
材料として有力視されている。
【0003】AlGaInP結晶をGaAs基板上に成
長させる方法としてはMOCVD(有機金属気相成長)
法の他に、組成と膜厚制御性、界面急峻性、p型ドーピ
ング効率及び安全性に優れたMBE(分子線エピタキシ
ー)法が期待されている。
長させる方法としてはMOCVD(有機金属気相成長)
法の他に、組成と膜厚制御性、界面急峻性、p型ドーピ
ング効率及び安全性に優れたMBE(分子線エピタキシ
ー)法が期待されている。
【0004】図7にMBE法で作成された従来の屈折率
導波型半導体レーザの構造及び製造方法を示す。図中
(f)がその素子構造であり、第1導波型GaAs基板
1上に第1導電型GaAsバッファ層2、第1導電型G
aInPバッファ層3、第1導電型AlGaInPクラ
ッド層4、GaInP活性層5、第2導電型AlGaI
nPクラッド層6、第2導電型GaInP中間層9、第
2導電型GaAsコンタクト層10がこの順に基板1側
から積層されており、AlGaInPクラッド層6、G
aInP中間層9、及びGaAsコンタクト層10には
ストライプ状のメサが形成されている。該ストライプ状
のメサを埋め込むようにして第1導電型GaAs電流阻
止層11が形成されている。GaAsコンタクト層10
及びGaAs電流阻止層11上と基板1の裏面の各々に
は電極12、13が形成されている。
導波型半導体レーザの構造及び製造方法を示す。図中
(f)がその素子構造であり、第1導波型GaAs基板
1上に第1導電型GaAsバッファ層2、第1導電型G
aInPバッファ層3、第1導電型AlGaInPクラ
ッド層4、GaInP活性層5、第2導電型AlGaI
nPクラッド層6、第2導電型GaInP中間層9、第
2導電型GaAsコンタクト層10がこの順に基板1側
から積層されており、AlGaInPクラッド層6、G
aInP中間層9、及びGaAsコンタクト層10には
ストライプ状のメサが形成されている。該ストライプ状
のメサを埋め込むようにして第1導電型GaAs電流阻
止層11が形成されている。GaAsコンタクト層10
及びGaAs電流阻止層11上と基板1の裏面の各々に
は電極12、13が形成されている。
【0005】製造工程はまず第1導電型GaAs基板1
上に、第1導電型GaAsバッファ層2、第1導電型G
aInPバッファ層3、第1導電型AlGaInP第1
クラッド層4、GaInP活性層5、第2導電型AlG
aInP第2クラッド層6、第2導電型GaInP中間
層9、第2導電型GaAsコンタクト層10が図7
(a)のように基板1側からMBE法により成長され
る。次に、図7(b)のようにGaAsコンタクト層1
0上にレジストパターンを形成し、それをマスクとして
図7(c)のようにGaAsコンタクト層10、GaI
nP中間層9及びAlGaInPクラッド層6の途中ま
でをエッチングする。次にレジスト膜17を除去し図7
(d)のように第1導電型GaAs電流阻止層11をM
BE法により成長する。この時GaAsコンタクト層1
0上にも結晶が成長するためにマスク合わせを用いたフ
ォトリソグラフィーにより図7(e)のようにGaAs
コンタクト層10上の不要層を取り除き、図7(f)の
ように上面及び基板1の裏面に電極12、13を形成す
ることにより屈折率導波型の半導体レーザが得られる。
上に、第1導電型GaAsバッファ層2、第1導電型G
aInPバッファ層3、第1導電型AlGaInP第1
クラッド層4、GaInP活性層5、第2導電型AlG
aInP第2クラッド層6、第2導電型GaInP中間
層9、第2導電型GaAsコンタクト層10が図7
(a)のように基板1側からMBE法により成長され
る。次に、図7(b)のようにGaAsコンタクト層1
0上にレジストパターンを形成し、それをマスクとして
図7(c)のようにGaAsコンタクト層10、GaI
nP中間層9及びAlGaInPクラッド層6の途中ま
でをエッチングする。次にレジスト膜17を除去し図7
(d)のように第1導電型GaAs電流阻止層11をM
BE法により成長する。この時GaAsコンタクト層1
0上にも結晶が成長するためにマスク合わせを用いたフ
ォトリソグラフィーにより図7(e)のようにGaAs
コンタクト層10上の不要層を取り除き、図7(f)の
ように上面及び基板1の裏面に電極12、13を形成す
ることにより屈折率導波型の半導体レーザが得られる。
【0006】ところでMOCVD法では図7(d)のG
aAs電流阻止層11を成長する際には一般に選択成長
が可能であり図8(a)〜(d)に示す製造工程のよう
にリッジストライプ上にSiO2等の誘電体膜16を形
成しておけばGaAs電流阻止層11成長時に、SiO
2膜16上に結晶は成長しないためにセルフアラインプ
ロセスで行うことができる。
aAs電流阻止層11を成長する際には一般に選択成長
が可能であり図8(a)〜(d)に示す製造工程のよう
にリッジストライプ上にSiO2等の誘電体膜16を形
成しておけばGaAs電流阻止層11成長時に、SiO
2膜16上に結晶は成長しないためにセルフアラインプ
ロセスで行うことができる。
【0007】ところがMBE法ではAlGaInP系材
料上へのGaAs選択成長は困難であり、誘電体膜上に
は多結晶が積層される。そして特に誘電体膜としてSi
3N4を用いた場合は多結晶と共に針状結晶が同時に成長
し、GaAs電流阻止層11の成長に支障をきたす。し
たがって、MBE法を使用する場合は、一般に、図7
(a)〜(f)に示すような工程が用いられてきた。
料上へのGaAs選択成長は困難であり、誘電体膜上に
は多結晶が積層される。そして特に誘電体膜としてSi
3N4を用いた場合は多結晶と共に針状結晶が同時に成長
し、GaAs電流阻止層11の成長に支障をきたす。し
たがって、MBE法を使用する場合は、一般に、図7
(a)〜(f)に示すような工程が用いられてきた。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上述したようにMBE
法を用いて図7(f)のような屈折率導波構造を作製す
る場合、マスク合わせを用いたフォトリソグラフィーを
用いる必要がある。したがってそれを行うには相応の熟
練を要し、またリッジ型のGaAsコンタクト層10上
に成長する不要な結晶は表面が平坦でないため、不要層
をエッチング除去した後の形状も平坦でない。したがっ
て電極形成に支障をきたす、あるいはマウント時のマウ
ント台との密着が悪いため熱放散が悪くまた接触抵抗が
増大するといった問題が発生するために素子特性が悪
く、また駆動電圧の素子間変動も大きく、突発的な劣化
が生じる場合があり、信頼性に乏しかった。
法を用いて図7(f)のような屈折率導波構造を作製す
る場合、マスク合わせを用いたフォトリソグラフィーを
用いる必要がある。したがってそれを行うには相応の熟
練を要し、またリッジ型のGaAsコンタクト層10上
に成長する不要な結晶は表面が平坦でないため、不要層
をエッチング除去した後の形状も平坦でない。したがっ
て電極形成に支障をきたす、あるいはマウント時のマウ
ント台との密着が悪いため熱放散が悪くまた接触抵抗が
増大するといった問題が発生するために素子特性が悪
く、また駆動電圧の素子間変動も大きく、突発的な劣化
が生じる場合があり、信頼性に乏しかった。
【0009】またMOCVD法においても、図8(a)
〜(d)に示すような選択成長を用いたセルフアライン
プロセスが可能であり、リッジ型のGaAsコンタクト
層10上は平坦となるが、リッジ型GaAsコンタクト
層10の両サイド付近のGaAs電流素子層11は盛り
上がるため平坦とならず、上記と同様の問題があった。
したがってMOCVD法では一般に3回成長、すなわち
図9のようにGaAsコンタクト層10及びGaAs電
流阻止層11上に第2導電型GaAs第2コンタクト層
519を厚く成長させることにより平坦化を行ってい
る。しかしこの場合GaAs第2コンタクト層が厚いた
めに熱放散が悪くなるという問題や、3回成長のため成
長装置の稼働効率が低下するという問題があった。
〜(d)に示すような選択成長を用いたセルフアライン
プロセスが可能であり、リッジ型のGaAsコンタクト
層10上は平坦となるが、リッジ型GaAsコンタクト
層10の両サイド付近のGaAs電流素子層11は盛り
上がるため平坦とならず、上記と同様の問題があった。
したがってMOCVD法では一般に3回成長、すなわち
図9のようにGaAsコンタクト層10及びGaAs電
流阻止層11上に第2導電型GaAs第2コンタクト層
519を厚く成長させることにより平坦化を行ってい
る。しかしこの場合GaAs第2コンタクト層が厚いた
めに熱放散が悪くなるという問題や、3回成長のため成
長装置の稼働効率が低下するという問題があった。
【0010】本発明は上記事情を考慮してなされたもの
で、目的とするところは、MBE法2回成長及びセルフ
アラインプロセスを用いた表面が平坦な半導体レーザ素
子及びその製造方法を提供し、良好な電極及び良好なマ
ウントを可能にすることにより、熱放散を良好にし、接
触抵抗を低減させ、素子特性及び信頼性を向上させるこ
とにある。
で、目的とするところは、MBE法2回成長及びセルフ
アラインプロセスを用いた表面が平坦な半導体レーザ素
子及びその製造方法を提供し、良好な電極及び良好なマ
ウントを可能にすることにより、熱放散を良好にし、接
触抵抗を低減させ、素子特性及び信頼性を向上させるこ
とにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】まず本発明の第一の骨子
を説明する。図8(a)に示したMOCVD法の選択成
長に利用する誘電体膜16をMBE法の場合も作成し、
図8(b)のように電流阻止層11を成長させる。この
場合誘電体膜16上へは多結晶15がリッジ状に成長す
る。以下にそれをセルフアラインプロセスで除去する方
法を説明する。まず、スピナー等により表面にレジスト
を塗布する。この時多結晶15以外の部分にはレジスト
は塗布されるが、リッジ状の多結晶15上にはレジスト
はほとんど塗布されない。したがって次にO3−UVア
ッシングまたはO2プラズマアッシングを行えば、多結
晶15上にわずかに残るレジストを除去して、レジスト
マスクを作成することができる。したがって多結晶のみ
のエッチング除去が可能である。この時誘電体膜16は
エッチストップ層としても働く。最後にこの誘電体膜1
6はエッチングにより除去することにより、MBE法2
回成長で、しかもセルフアラインプロセスで表面が平坦
な半導体レーザ素子が得られる。
を説明する。図8(a)に示したMOCVD法の選択成
長に利用する誘電体膜16をMBE法の場合も作成し、
図8(b)のように電流阻止層11を成長させる。この
場合誘電体膜16上へは多結晶15がリッジ状に成長す
る。以下にそれをセルフアラインプロセスで除去する方
法を説明する。まず、スピナー等により表面にレジスト
を塗布する。この時多結晶15以外の部分にはレジスト
は塗布されるが、リッジ状の多結晶15上にはレジスト
はほとんど塗布されない。したがって次にO3−UVア
ッシングまたはO2プラズマアッシングを行えば、多結
晶15上にわずかに残るレジストを除去して、レジスト
マスクを作成することができる。したがって多結晶のみ
のエッチング除去が可能である。この時誘電体膜16は
エッチストップ層としても働く。最後にこの誘電体膜1
6はエッチングにより除去することにより、MBE法2
回成長で、しかもセルフアラインプロセスで表面が平坦
な半導体レーザ素子が得られる。
【0012】次に本発明の第2の骨子を説明する。上記
で使用する誘電体膜16は窒化物であるSi3N4ではな
く酸化膜であるAl2O3及びSiO2であるということ
である。
で使用する誘電体膜16は窒化物であるSi3N4ではな
く酸化膜であるAl2O3及びSiO2であるということ
である。
【0013】なぜならばMBE法を用いた場合窒化物で
あるSi3N4上へは多結晶の他に針状結晶が成長し、G
aAs電流阻止層11の成長に支障をきたすためであ
る。
あるSi3N4上へは多結晶の他に針状結晶が成長し、G
aAs電流阻止層11の成長に支障をきたすためであ
る。
【0014】
【作用】本発明によれば、組成と膜厚制御性、界面急峻
性、p型ドーピング効率及び安全性に優れたMBE法を
用いて2回成長で表面が平坦な半導体レーザ素子をセル
フアラインプロセスで作成することが可能となる。
性、p型ドーピング効率及び安全性に優れたMBE法を
用いて2回成長で表面が平坦な半導体レーザ素子をセル
フアラインプロセスで作成することが可能となる。
【0015】そして上記要領で作製した半導体レーザ素
子は2回成長であるため熱放散に優れ、また表面が平坦
であるために良好な電極が作成可能であり、更にマウン
ト時のマウント台との密着もよいためより熱放散が良好
となり、接触抵抗も低減できるため素子特性及び信頼性
の向上に有効である。
子は2回成長であるため熱放散に優れ、また表面が平坦
であるために良好な電極が作成可能であり、更にマウン
ト時のマウント台との密着もよいためより熱放散が良好
となり、接触抵抗も低減できるため素子特性及び信頼性
の向上に有効である。
【0016】
【実施例】以下に本発明の実施例について説明するが、
本発明はこれに限定されるものではない。
本発明はこれに限定されるものではない。
【0017】<実施例1>図1(a)〜(d)、図2
(e)〜(i)、及び図3(j)〜(m)は、本発明の
実施例1の半導体レーザ素子の製造方法を示す要部断面
図である。本実施例の方法により作製される半導体レー
ザ素子に於いては、図3(m)に示すように、第1導電
型GaAs基板1上に、第1導電型GaAsバッファ層
2、第1導電型GaInPバッファ層3、第1導電型A
lGaInP第1クラッド層4、GaInP活性層5、
第2導電型AlGaInP第2クラッド層6、GaIn
Pエッチングストップ層7、第2導電型AlGaInP
第3クラッド層8、第2導電型GaInP中間層9、及
び第2導電型GaAsコンタクト層10が、この順番で
基板1側から積層されている。AlGaInP第3クラ
ッド層8、GaInP中間層9、及びGaAsコンタク
ト層10にはストライプ状のメサ(幅4μm)が形成さ
れている。
(e)〜(i)、及び図3(j)〜(m)は、本発明の
実施例1の半導体レーザ素子の製造方法を示す要部断面
図である。本実施例の方法により作製される半導体レー
ザ素子に於いては、図3(m)に示すように、第1導電
型GaAs基板1上に、第1導電型GaAsバッファ層
2、第1導電型GaInPバッファ層3、第1導電型A
lGaInP第1クラッド層4、GaInP活性層5、
第2導電型AlGaInP第2クラッド層6、GaIn
Pエッチングストップ層7、第2導電型AlGaInP
第3クラッド層8、第2導電型GaInP中間層9、及
び第2導電型GaAsコンタクト層10が、この順番で
基板1側から積層されている。AlGaInP第3クラ
ッド層8、GaInP中間層9、及びGaAsコンタク
ト層10にはストライプ状のメサ(幅4μm)が形成さ
れている。
【0018】該ストライプ状のメサを埋め込むようにし
て第1導電型GaAs電流阻止層11が形成されてい
る。GaAsコンタクト層10及びGaAs電流阻止層
11上と基板1の裏面の各々には電極12、13が形成
されている。
て第1導電型GaAs電流阻止層11が形成されてい
る。GaAsコンタクト層10及びGaAs電流阻止層
11上と基板1の裏面の各々には電極12、13が形成
されている。
【0019】次に、図1(a)〜(d)、図2(e)〜
(i)、図3(j)〜(m)を参照しながら、上記半導
体レーザ素子の製造方法を説明する。まず、図1(a)
に示すように、第1導電型GaAs基板1上に第1導電
型GaAsバッファ層2(0.5μm)、第1導電型G
aInPバッファ層3(0.5μm)、第1導電型Al
GaInP第1クラッド層4(1μm)、GaInP活
性層5(0.08μm)、第2導電型AlGaInP第
2クラッド層6(0.3μm)、GaInPエッチング
ストップ層7(80Å)、第2導電型AlGaInP第
3クラッド層8(0.5μm)、第2導電型GaInP
中間層9(0.05μm)、及び第2導電型GaAsコ
ンタクト層10(0.5μm)をこの順番で基板1側か
ら、MBE法により成長させる。
(i)、図3(j)〜(m)を参照しながら、上記半導
体レーザ素子の製造方法を説明する。まず、図1(a)
に示すように、第1導電型GaAs基板1上に第1導電
型GaAsバッファ層2(0.5μm)、第1導電型G
aInPバッファ層3(0.5μm)、第1導電型Al
GaInP第1クラッド層4(1μm)、GaInP活
性層5(0.08μm)、第2導電型AlGaInP第
2クラッド層6(0.3μm)、GaInPエッチング
ストップ層7(80Å)、第2導電型AlGaInP第
3クラッド層8(0.5μm)、第2導電型GaInP
中間層9(0.05μm)、及び第2導電型GaAsコ
ンタクト層10(0.5μm)をこの順番で基板1側か
ら、MBE法により成長させる。
【0020】次いで、GaAsコンタクト層10上に電
子ビーム蒸着法でAl2O3膜14を3000Å〜600
0Åの膜厚で蒸着する。この時基板温度は300℃〜3
50℃の範囲となるようにする。そしてAl2O3膜14
の上に幅4μmのストライプ状のレジストパターン17
を形成する。
子ビーム蒸着法でAl2O3膜14を3000Å〜600
0Åの膜厚で蒸着する。この時基板温度は300℃〜3
50℃の範囲となるようにする。そしてAl2O3膜14
の上に幅4μmのストライプ状のレジストパターン17
を形成する。
【0021】この後、図1(b)に示すように熱リン酸
によりAl2O3膜14をストライプ状にエッチングし、
次いで図1(c)に示すようにアッシャーによりレジス
トパターン17を除去する。そして図1(d)に示すよ
うにAl2O3膜をマスクとして、アンモニア系または硫
酸系のGaAs選択エッチャントを用いてGaAsコン
タクト層10をストライプ状にエッチングする。更に図
2(e)に示すように塩酸系または臭素系エッチャント
を用いてGaInP中間層9及びAlGaInP第3ク
ラッド層8の途中までをストライプ状にエッチングす
る。そして次に図2(f)に示すように、フッ酸系エッ
チャントを用いてAl2O3膜14をエッチングし、Ga
Asコンタクト層10そしてGaInP中間層9及びA
lGaInP第3クラッド層8の途中までをエッチング
した際に生じたAl2O3膜14のひさしを除去する。
によりAl2O3膜14をストライプ状にエッチングし、
次いで図1(c)に示すようにアッシャーによりレジス
トパターン17を除去する。そして図1(d)に示すよ
うにAl2O3膜をマスクとして、アンモニア系または硫
酸系のGaAs選択エッチャントを用いてGaAsコン
タクト層10をストライプ状にエッチングする。更に図
2(e)に示すように塩酸系または臭素系エッチャント
を用いてGaInP中間層9及びAlGaInP第3ク
ラッド層8の途中までをストライプ状にエッチングす
る。そして次に図2(f)に示すように、フッ酸系エッ
チャントを用いてAl2O3膜14をエッチングし、Ga
Asコンタクト層10そしてGaInP中間層9及びA
lGaInP第3クラッド層8の途中までをエッチング
した際に生じたAl2O3膜14のひさしを除去する。
【0022】その後、硫酸系あるいはリン酸系のAlG
aInP選択エッチャントを用いて図2(g)に示すよ
うにAlGaInP第3クラッド層8をストライプ状に
エッチングしGaInPエッチングストップ層7が露出
するまで行う。次いで、MBE法により図2(h)に示
すように第1導電型GaAs電流阻止層11(1.05
μm)を成長する。この時、成長前には充分な量のAs
分子線を照射しながら、基板温度を500〜580℃の
範囲に上昇させ約5分間待機してGaInP表面を清浄
化する。その結果、Al2O3膜14の上にはGaAs多
結晶15が成長する。そして次にレジスト18をスピナ
ーにより塗布する。この場合図2(i)に示すようにG
aAs電流阻止層11上にはレジストが塗布されるがG
aAs多結晶ストライプ15上にはレジストはほとんど
塗布されない。この後、表面全体のレジストをO3−U
Vでアッシングして、図3(j)に示すようにGaAs
電流阻止層11のみレジスト18が塗布されている状態
にする。そして次に図3(k)に示すように硫酸系のエ
ッチャントによりGaAs多結晶15を除去する。この
時Al2O3膜14はエッチストップ層として作用する。
その後、図3(l)に示すようにアッシャーを用いてレ
ジスト18をすべて除去する。そしてその後、HF系エ
ッチャントによりAl2O3膜14を除去する。
aInP選択エッチャントを用いて図2(g)に示すよ
うにAlGaInP第3クラッド層8をストライプ状に
エッチングしGaInPエッチングストップ層7が露出
するまで行う。次いで、MBE法により図2(h)に示
すように第1導電型GaAs電流阻止層11(1.05
μm)を成長する。この時、成長前には充分な量のAs
分子線を照射しながら、基板温度を500〜580℃の
範囲に上昇させ約5分間待機してGaInP表面を清浄
化する。その結果、Al2O3膜14の上にはGaAs多
結晶15が成長する。そして次にレジスト18をスピナ
ーにより塗布する。この場合図2(i)に示すようにG
aAs電流阻止層11上にはレジストが塗布されるがG
aAs多結晶ストライプ15上にはレジストはほとんど
塗布されない。この後、表面全体のレジストをO3−U
Vでアッシングして、図3(j)に示すようにGaAs
電流阻止層11のみレジスト18が塗布されている状態
にする。そして次に図3(k)に示すように硫酸系のエ
ッチャントによりGaAs多結晶15を除去する。この
時Al2O3膜14はエッチストップ層として作用する。
その後、図3(l)に示すようにアッシャーを用いてレ
ジスト18をすべて除去する。そしてその後、HF系エ
ッチャントによりAl2O3膜14を除去する。
【0023】最後に、このようにして形成した積層構造
の上面及び基板1の裏面に、電極12、13を形成する
ことにより、図3(m)に示すような屈折率導波型の半
導体レーザ素子が得られる。
の上面及び基板1の裏面に、電極12、13を形成する
ことにより、図3(m)に示すような屈折率導波型の半
導体レーザ素子が得られる。
【0024】以上製造工程によれば、MBE法2回成長
で、しかもセルフアラインプロセスにより、表面が平坦
な半導体レーザ素子が得られる。そして本素子は2回成
長であるために熱放散に優れ、また表面が平坦であるた
めに良好な電極が作成でき、マウント時のマウント台と
の密着も良好で、熱放散がより良好となり接触抵抗も低
減できた効果により、閾値電流45mA、微分量子効率
片面当たり60%、単一横モードで光出力20mWまで
直線的に増大し、良好な電流−光出力特性を示した。ま
た更に駆動電圧の素子間変動も減少し、信頼性が向上し
た。
で、しかもセルフアラインプロセスにより、表面が平坦
な半導体レーザ素子が得られる。そして本素子は2回成
長であるために熱放散に優れ、また表面が平坦であるた
めに良好な電極が作成でき、マウント時のマウント台と
の密着も良好で、熱放散がより良好となり接触抵抗も低
減できた効果により、閾値電流45mA、微分量子効率
片面当たり60%、単一横モードで光出力20mWまで
直線的に増大し、良好な電流−光出力特性を示した。ま
た更に駆動電圧の素子間変動も減少し、信頼性が向上し
た。
【0025】<実施例2〉図4(a)〜(d)、図5
(e)〜(i)、及び図6(j)〜(m)は、本発明の
第2の実施例の半導体レーザ素子の製造方法を示す断面
図である。図6(m)の本実施例で作製される半導体レ
ーザ素子は第1の実施例と同じく屈折率導波型の半導体
レーザ素子であるが、電流阻止の方法として、AlGa
InPとGaAsの価電子帯障壁を利用するものであ
る。通常、上記構造の作製は2回成長で行われるが、表
面を平坦化するためには再成長層を厚く積む必要があ
り、熱放散が悪くなる、あるいは成長時間が長くなると
いった問題があった。しかし本実施例を用いると、同じ
く2回成長で再成長層を薄くして表面を平坦化すること
ができる。
(e)〜(i)、及び図6(j)〜(m)は、本発明の
第2の実施例の半導体レーザ素子の製造方法を示す断面
図である。図6(m)の本実施例で作製される半導体レ
ーザ素子は第1の実施例と同じく屈折率導波型の半導体
レーザ素子であるが、電流阻止の方法として、AlGa
InPとGaAsの価電子帯障壁を利用するものであ
る。通常、上記構造の作製は2回成長で行われるが、表
面を平坦化するためには再成長層を厚く積む必要があ
り、熱放散が悪くなる、あるいは成長時間が長くなると
いった問題があった。しかし本実施例を用いると、同じ
く2回成長で再成長層を薄くして表面を平坦化すること
ができる。
【0026】図4(a)〜(d)、図5(e)〜
(i)、及び図6(j)〜(m)を参照しながら、上記
半導体レーザ素子の製造方法を説明する。この図4、図
5、及び図6は第1導電型をn型、第2導電型をp型と
すること、及び第1導電型GaAs電流阻止層11をp
型GaAs第2コンタクト層211とすること以外は上
記実施例1に示した図1、図2、及び図3の工程と同一
である。ただしGaInPエッチングストップ層7は8
0Åと薄いためAlGaInPとGaAsの価電子帯障
壁に影響を及ぼすものではない。そして本実施例で作成
した素子は、閾値電流50mA、微分量子効率片面当た
り50%、単一横モードで光出力10mWまで直線的に
増大し、良好な電流−光出力特性を示した。また実施例
1と同様に駆動電圧の素子間変動も減少し、信頼性が向
上した。
(i)、及び図6(j)〜(m)を参照しながら、上記
半導体レーザ素子の製造方法を説明する。この図4、図
5、及び図6は第1導電型をn型、第2導電型をp型と
すること、及び第1導電型GaAs電流阻止層11をp
型GaAs第2コンタクト層211とすること以外は上
記実施例1に示した図1、図2、及び図3の工程と同一
である。ただしGaInPエッチングストップ層7は8
0Åと薄いためAlGaInPとGaAsの価電子帯障
壁に影響を及ぼすものではない。そして本実施例で作成
した素子は、閾値電流50mA、微分量子効率片面当た
り50%、単一横モードで光出力10mWまで直線的に
増大し、良好な電流−光出力特性を示した。また実施例
1と同様に駆動電圧の素子間変動も減少し、信頼性が向
上した。
【0027】尚、上記実施例1及び実施例2の半導体レ
ーザ素子においてダブルヘテロ構造はクラッド層をAl
GaInP層、活性層をGaInPからなるものとした
が、他の組成のAlGaInP系半導体層からなる構造
であってもよい。例えば、クラッド層をAlInP三元
混晶からなるものを用いてもよい。また、活性層として
AlGaInP四元混晶からなる層を用いてもよい。ま
た、活性層として量子井戸構造や超格子構造を有する層
を用いてもよい。またクラッド層と活性層の間にガイド
層を設けることによりSCH構造としてもよい。
ーザ素子においてダブルヘテロ構造はクラッド層をAl
GaInP層、活性層をGaInPからなるものとした
が、他の組成のAlGaInP系半導体層からなる構造
であってもよい。例えば、クラッド層をAlInP三元
混晶からなるものを用いてもよい。また、活性層として
AlGaInP四元混晶からなる層を用いてもよい。ま
た、活性層として量子井戸構造や超格子構造を有する層
を用いてもよい。またクラッド層と活性層の間にガイド
層を設けることによりSCH構造としてもよい。
【0028】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、組成と膜
厚の制御性、界面の急峻性、p型ドーピング効率、安全
性に優れたMBE法を用いて2回成長で、しかもセルフ
アラインプロセスにより、表面が平坦な半導体レーザの
素子が得られる。そして上記要領で作製した素子は2回
成長であるために熱放散に優れ、また表面が平坦である
ために良好な電極が作成でき、マウント時のマウント台
との密着も良好で熱放散がより良好となり接触抵抗も低
減できるために、素子特性及び信頼性を向上できる。
厚の制御性、界面の急峻性、p型ドーピング効率、安全
性に優れたMBE法を用いて2回成長で、しかもセルフ
アラインプロセスにより、表面が平坦な半導体レーザの
素子が得られる。そして上記要領で作製した素子は2回
成長であるために熱放散に優れ、また表面が平坦である
ために良好な電極が作成でき、マウント時のマウント台
との密着も良好で熱放散がより良好となり接触抵抗も低
減できるために、素子特性及び信頼性を向上できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1のプロセスを示す要部断面図
である。
である。
【図2】図1に続く本発明の実施例1のプロセスを示す
要部断面図である。
要部断面図である。
【図3】図2に続く本発明の実施例1のプロセスを示す
要部断面図である。
要部断面図である。
【図4】本発明の実施例2のプロセスを示す要部断面図
である。
である。
【図5】図4に続く本発明の実施例2のプロセスを示す
要部断面図である。
要部断面図である。
【図6】図5に示す本発明の実施例2のプロセスを示す
要部断面図である。
要部断面図である。
【図7】従来例を示す要部断面図である。
【図8】従来例を示す要部断面図である。
【図9】従来例を示す要部断面図である。
1 第1導電型GaAs基板
2 第1導電型GaAsバッファ層
3 第1導電型GaInPバッファ層
4 第1導電型AlGaInP第1クラッド層
5 GaInP活性層
6 第2導電型AlGaInP第2クラッド層
7 GaInPエッチングストップ層
8 第2導電型AlGaInP第3クラッド層
9 第2導電型GaInP中間層
10 第2導電型GaAsコンタクト層
11 第1導電型GaAs電流阻止層
12,13 電極
14 酸化膜
15 GaAs多結晶
16 誘電体膜
17,18 レジスト膜
21 n型GaAs基板
22 n型GaAsバッファ層
23 n型GaInPバッファ層
24 n型AlGaInP第1クラッド層
26 p型AlGaInP第2クラッド層
28 p型AlGaInP第3クラッド層
29 p型GaInP中間層
210 p型GaAsコンタクト層
211 p型GaAs第2コンタクト層
519 第2導電型GaAs第2コンタクト層
フロントページの続き
(72)発明者 高橋 向星
大阪市阿倍野区長池町22番22号 シヤープ
株式会社内
(72)発明者 谷 健太郎
大阪市阿倍野区長池町22番22号 シヤープ
株式会社内
(72)発明者 松井 完益
大阪市阿倍野区長池町22番22号 シヤープ
株式会社内
Claims (7)
- 【請求項1】 第1導電型半導体基板上に形成された少
なくとも第1導電型クラッド層、活性層及びストライプ
状凸部を有した第2導電型クラッド層と第2導電型コン
タクト層を有するダブルヘテロ構造と、前記ストライプ
状凸部を除く領域に形成された第1導電型電流阻止層を
具備してなることを特徴とする半導体レーザ素子。 - 【請求項2】 n型半導体基板上に形成された少なくと
もn型クラッド層、活性層及びストライプ状凸部を有し
たp型クラッド層とp型コンタクト層を有するダブルヘ
テロ構造と前記ストライプ状凸部を除く領域に形成され
たp型コンタクト層を具備してなることを特徴とする半
導体レーザ素子。 - 【請求項3】 上記半導体基板はGaAsであり、クラ
ッド層、活性層はGaAsに格子整合するAlGaIn
P混晶であることを特徴とする請求項1、または2に記
載の半導体レーザ素子。 - 【請求項4】 第1導電型半導体基板上に、第1導電型
クラッド層、活性層、第2導電型クラッド層及び第2導
電型コンタクト層を順にMBE(分子線エピタキシー)
法を用いて成長をする工程と、上記第2導電型コンタク
ト層上に酸化膜からなるエッチングマスクを形成する工
程と、次いで上記マスクを用いて、上記第2導電型コン
タクト層、及び第2導電型クラッド層を途中までエッチ
ングして、該クラッド層にストライプ状の凸部を形成す
る工程と、次いで上記のように作製した構造にMBE
(分子線エピタキシー)法を用いて第1導電型電流阻止
層を成長する工程と、次いで表面にレジストを塗布する
工程と、上記ストライプ状凸部上のみのレジストを除去
し、レジストマスクを形成する工程と、次いでストライ
プ凸部の酸化膜マスク上の成長層を、酸化膜マスク上ま
で選択エッチングする工程と、上記作製したレジストマ
スクを除去する工程と、次いでストライプ凸部上の酸化
膜マスクを除去する工程とを含むことを特徴とする半導
体レーザ素子の製造方法。 - 【請求項5】 n型半導体基板上にn型クラッド層、活
性層、p型クラッド層及びp型コンタクト層を順にMB
E(分子線エピタキシー)法を用いて成長する工程と、
上記p型コンタクト層上に酸化膜からなるエッチングマ
スクを形成する工程と、次いで上記マスクを用いて、上
記p型コンタクト層、及びp型クラッド層を途中までエ
ッチングして該クラッド層にストライプ状の凸部を形成
する工程と、次いで上記のように作製した構造にMBE
(分子線エピタキシー)法を用いてp型コンタクト層を
成長する工程と、次いで表面にレジストを塗布する工程
と、上記ストライプ状凸部上のみのレジストを除去し、
レジストマスクを形成する工程と、次いでストライプ凸
部の酸化膜マスク上の成長層を、酸化膜マスク上まで選
択エッチングする工程と、上記作製したレジストマスク
を除去する工程と、次いでストライプ凸部上の酸化膜マ
スクを除去する工程とを含むことを特徴とする半導体レ
ーザ素子の製造方法。 - 【請求項6】 上記酸化膜エッチングマスクがAl
2O3、またはSiO2であることを特徴とする請求項
4、または5に記載の半導体レーザ素子の製造方法。 - 【請求項7】 上記ストライプ凸部上のみのレジスト除
去法がO3−UVアッシング法またはO2プラズマアッシ
ング法であることを特徴とする請求項4、または5に記
載の半導体レーザ素子の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3156592A JP2675692B2 (ja) | 1991-06-27 | 1991-06-27 | 半導体レーザ素子の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3156592A JP2675692B2 (ja) | 1991-06-27 | 1991-06-27 | 半導体レーザ素子の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH057050A true JPH057050A (ja) | 1993-01-14 |
JP2675692B2 JP2675692B2 (ja) | 1997-11-12 |
Family
ID=15631131
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3156592A Expired - Fee Related JP2675692B2 (ja) | 1991-06-27 | 1991-06-27 | 半導体レーザ素子の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2675692B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5888844A (en) * | 1996-02-28 | 1999-03-30 | Sharp Kabushiki Kaisha | Method of etching semiconductor laser device having Alx Ga1-x As and Alv Ga1-(v+y) Iny P compound |
US6999488B2 (en) | 2002-07-16 | 2006-02-14 | Sharp Kabushiki Kaisha | Semiconductor laser device capable of preventing a threshold current and an operating current from increasing and manufacturing method therefor |
JP2006086494A (ja) * | 2004-08-20 | 2006-03-30 | Victor Co Of Japan Ltd | リッジ導波路型半導体レーザ素子の製造方法 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH03136389A (ja) * | 1989-10-23 | 1991-06-11 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 半導体レーザおよびその製造方法 |
-
1991
- 1991-06-27 JP JP3156592A patent/JP2675692B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH03136389A (ja) * | 1989-10-23 | 1991-06-11 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 半導体レーザおよびその製造方法 |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5888844A (en) * | 1996-02-28 | 1999-03-30 | Sharp Kabushiki Kaisha | Method of etching semiconductor laser device having Alx Ga1-x As and Alv Ga1-(v+y) Iny P compound |
US6999488B2 (en) | 2002-07-16 | 2006-02-14 | Sharp Kabushiki Kaisha | Semiconductor laser device capable of preventing a threshold current and an operating current from increasing and manufacturing method therefor |
JP2006086494A (ja) * | 2004-08-20 | 2006-03-30 | Victor Co Of Japan Ltd | リッジ導波路型半導体レーザ素子の製造方法 |
JP4678208B2 (ja) * | 2004-08-20 | 2011-04-27 | 日本ビクター株式会社 | リッジ導波路型半導体レーザ素子の製造方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2675692B2 (ja) | 1997-11-12 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US5737351A (en) | Semiconductor laser including ridge structure extending between window regions | |
US5023880A (en) | Semiconductor laser device | |
JP2893827B2 (ja) | 半導体レーザ | |
JP2675692B2 (ja) | 半導体レーザ素子の製造方法 | |
JPH0815228B2 (ja) | 半導体レ−ザ装置及びその製造方法 | |
JP4056717B2 (ja) | 半導体レーザおよびその製造方法 | |
JP2944312B2 (ja) | 半導体レーザ素子の製造方法 | |
JP3523432B2 (ja) | 半導体レーザ装置の製造方法 | |
JPH1098234A (ja) | 半導体レーザ,及びその製造方法 | |
JP2924435B2 (ja) | 半導体レーザおよびその製造方法 | |
JP2916037B2 (ja) | 半導体装置の製造方法 | |
JP2911270B2 (ja) | 可視光レーザダイオード及びその製造方法 | |
JP2000252587A (ja) | 半導体レーザおよびその製造方法 | |
JP3244312B2 (ja) | AlGaInP系可視光半導体レーザ素子 | |
JP2002314200A (ja) | 半導体レーザ素子及びその作製方法 | |
JP3143105B2 (ja) | 半導体レーザ素子の製造方法 | |
JPH0437598B2 (ja) | ||
JP2699662B2 (ja) | 半導体レーザとその製造方法 | |
JPH0537078A (ja) | 量子井戸半導体レーザ素子およびその製造方法 | |
JP2708949B2 (ja) | 半導体レーザ装置の製造方法 | |
JPH04144296A (ja) | 半導体レーザ装置とその製造方法 | |
JP2500588B2 (ja) | 半導体レ―ザおよびその製造方法 | |
JP2611486B2 (ja) | 半導体レーザおよびその製造方法 | |
JP2812187B2 (ja) | 半導体レーザの製造方法 | |
JPH04130692A (ja) | 半導体レーザ装置とその製造方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20070718 Year of fee payment: 10 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080718 Year of fee payment: 11 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080718 Year of fee payment: 11 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Year of fee payment: 12 Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090718 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |