JPH04130692A - 半導体レーザ装置とその製造方法 - Google Patents

半導体レーザ装置とその製造方法

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JPH04130692A
JPH04130692A JP25270890A JP25270890A JPH04130692A JP H04130692 A JPH04130692 A JP H04130692A JP 25270890 A JP25270890 A JP 25270890A JP 25270890 A JP25270890 A JP 25270890A JP H04130692 A JPH04130692 A JP H04130692A
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JP
Japan
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layer
thin film
gainp
upper cladding
type
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Application number
JP25270890A
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English (en)
Inventor
Satoshi Arimoto
有本 智
Naoto Yoshida
直人 吉田
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Priority to US07/757,808 priority patent/US5210767A/en
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Priority to DE69115198T priority patent/DE69115198D1/de
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、AfGa InP系材系材用いた半導体レ
ーザ装置に関し、埋め込み成長時の再成長界面特性を向
上させることが可能なレーザ装置の構造とその作製方法
に関するものである。
〔従来の技術〕
第8図は、例えばエレクトロニクスレターズ第23巻(
”High−Power 0peration of 
A Transverse−Mode 5tabili
zed AlGaInP Visible Light
(λ、=683nm) Sem1conductor 
La5er”、  H,Fujii、  K、  Ko
bayashi、  S、  にawata、  A、
  Gomyo、  1.  Hotta and T
5uzuki、  Electronics Lett
ers、  vol、23. 1987゜pp、 93
8−939)に示された、AfGa InP系材系材用
いたリッジ導波路型可視光半導体レーザの構造を示す斜
視図であり、第4図はその製造フローを示す断面工程図
である。
第8図において、1はn型GaAs基板てあり、n型A
f!Ga InP下クラッド層2a、GaInP活性層
3a、第1のP型Aj7Ga InP上クラッド層4a
からなるダブルヘテロ構造が基板l上に配置される。上
クラッド層4a上にはP型GaInPエツチングストッ
パ層5aか配置され、ストライプ状リッジ形状の第2の
P型AlGa InP上クラッド層6aはエツチングス
トッパ層5a上に配置される。また、エツチングストッ
パ層5a上のリッジが配置された領域以外の領域上には
N型GaAs電流ブロック層8aがリッジを埋め込むよ
うに配置される。P型GaAs層7aはリッジ上に配置
され、P型GaAsコンタクト層はN型GaAs電流ブ
ロック層8a及びP型GaAS層7a上に配置される。
さらに電極12.13は基板l裏面およびコンタクト層
9a上に設けられる。対向する一対の襞間端面14.1
5はりッジのストライプ方向に対して垂直に形成される
以下、第4図に沿って製造方法を説明する。
まず第4図<fa)ニ示すように、(100)n型Ga
As基板1上に、厚さ約1μmのn型CAlo、7Ga
a、s ) *、s  I n(1,s P上クラッド
層2a、厚さ約0.1μmのGaa、s  I rl+
、s P活性層3a。
厚さ約0.3μmの第1のP型(A f o、 7G 
a ’0.2 )。、s  夏nn、s p上クラッド
層4a、厚さ40人〜100人のP型G aa、i  
I na、s pエツチングストッパ層5a、厚さ約0
.7μmの第2のP型(Alm、7Gao、s ) @
、I  I na、s P上クラッド層6a及び厚さ約
0.2μmのP型GaAs層7aを順次、例えばMOC
VD (有機金属気相成長)法を用いてエピタキシャル
成長する(第1回目のエピタキシャル成長)。
次に例えばSiNやS i O2などの誘電体膜llを
P型GaAs層7a上にパターニングし、これをマスク
とするエツチングにより、第4図(b)に示すような順
メサリッジ構造10aを形成する。
これは、まずP型GaAs層7aのみをエツチングした
後、/l’Ga InPがエツチングされ、Ga In
Pはほとんどエツチングされない様な適当なエッチャン
トを用いて上クラッド層6aをエツチングすることによ
り、P型Ga InP層5aがエツチングストッパとし
て作用させ第4図(b)に示す様なリッジ構造10aを
制御性よく形成することができる。なおこの台形リッジ
構造の下底の長さは3〜5μmになるようにする。
引き続き、誘電体膜11を選択成長マスクとして用い、
MOCVD法を用いた第2回目のエピタキシャル成長に
より第4図(C)に示す様に、リッジ構造10aを埋め
込むようにn型GaAsブロック層8aを成長した後、
誘電体膜11を除去し、第3回目のエピタキシャル成長
によりP型GaASコンタクト層9aを第4図(d)に
示すように形成し、さらに、基板1裏面およびコンタク
ト層9a表面にn側電極12及びn側電極13を設け、
襞間により端面14.15を形成して第8図に示すレー
ザ素子が完成する。
次に動作について説明する。
このリッジ導波路型半導体レーザ装置のn側電極12.
n側電極13間に順方向に電圧を印加すると、電流はブ
ロック層8aにより狭窄されて活性層3aに注入されこ
こで発光再結合により光を発生する。発生した光はスト
ライプ状リッジに沿って導波され、かつ1対の襞間端面
14,15の間で反射増幅され、レーザ発振に至る。レ
ーザの発振波長は活性層材料の禁制帯幅に依存し、活性
層がGaInPからなるレーザにおいては、光通信に用
いる光ファイバでの損失が少ない可視光帯域の発振波長
が得られる。
また第9図は従来のS A S (self−alig
ned 5tructure)型の半導体レーザの構造
を示す斜視図であり、第5図はその製造工程を示す断面
工程図である。
以下、第5図に沿って製造方法を説明する。
まず第5図(a)に示すように、n型GaAs基板1上
に、厚さ約1μmのn型(A[。tGao、z)o、s
  Ino、s P下りラッド層2b、厚さ約0.1 
μmのGao、s Ino、s P活性層3b、厚さ約
0.3μmの第1のP型(Afo、t Gao、s )
 o!I n。、P上りラッド層4b、厚さ約1.cz
mのn型GaAs電流ブロック層8bを順次、MOCV
D法を用いてエピタキシャル成長する(第1回目のエピ
タキシャル成長)。
次に第5図(b)に示すように、n型GaAs電流ブロ
ック層の一部を選択的にエツチング除去してストライプ
状溝12を形成する。
この後、第2回目のエピタキシャル成長により、厚さ約
0.7μmの第2のP型(A1’o、t GFlo、s
 )o、s  Ina、s P上りラッド7b及び厚さ
約3μmのP型GaAsコンタクト層9bを第5図(C
)に示すように順次エピタキシャル成長し、さらに、基
板1裏面およびコンタクト層9a表面にn側電極12及
びn側電極13を設け、襞間により端面14.15を形
成して第9図に示すレーザ素子が完成する。
次に動作について説明する。
このSAS型半導体レーザ装置のn側電極12゜n側電
極13間に順方向に電圧を印加すると、電流はブロック
層8bにより狭窄されて活性層3bに注入されここで発
光再結合により光を発生する。
発生した光はストライプ溝に沿って導波され、がっ1対
の襞間端面14.15の間で反射増幅され、レーザ発振
に至る。レーザの発振波長については、上記リッジ導波
路型のレーザ装置と同様、可視光帯域の波長が得られる
〔発明が解決しようとする課題〕
従来のAj7Ga InP系材料を用いたリッジ導波路
型、SAS型の半導体レーザ装置では、上述した様に2
回もしくは3回のエピタキシャル成長を必要としており
、この際再成長界面となるGaInPあるいはAnGa
 InP層が成長前に大気にさらされ表面が酸化される
。また特にGaInPでは再成長条件により熱分解が生
じ易いなどの理由により再成長界面特性を良好なものと
することが困雛であり、良好なレーザ特性が得られない
という問題点があった。
また、リッジ導波路型の半導体レーザにおいてエツチン
グストッパ層として用いられるGaInPは、同量の不
純物をドープした場合、AIGaInPに比して、その
抵抗が2桁程度低い。このためAlGa InP第1ク
ラッド層上の全面にこのエツチングストッパ層があると
、電流ブロック層で狭窄された電流がこのエツチングス
トッパ層内で横方向に広がってしまい、電流狭窄効果を
低下させてしまうという問題点もあった。
この発明は上記のような問題点を解消するためになされ
たものであり、再成長界面特性が良好なリッジ導波路型
、SAS型の半導体レーザ装置およびその製造方法を得
ることを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
この発明に係る半導体レーザ装置は、AjPGaInP
系材料を用いた第1導電形下クラッド層。
活性層、及び第2導電形第1上クラッド層からなるダブ
ルヘテロ構造上にGa InP薄膜層を介して第2導電
形第2上クラッド層を形成し、該第2上クラッド層を上
記Ga InP薄膜層をエツチングストッパ層として用
いてリッジ状に成形し、該リッジを第1導電形のブロッ
ク層で埋め込んでなる構造を有する、リッジ導波路型の
半導体レーザ装置において、上記リッジ以外の領域の上
記第1上クラッド層上の上記Ga InP薄膜層を除去
した構造としたものである。
また、この発明に係る半導体レーザ装置は、AfGa 
InP系材系材用いた第1導電形下クラッド層、活性層
、及び第2導電形第1上クラッド層からなるダブルヘテ
ロ構造上にGaInP薄膜層を介して第1導電形のブロ
ック層を形成し、上記GaInP薄膜層をエツチングス
トッパ層として用いて上記ブロック層に電流通路となる
ストライプ状溝を形成し、上記ブロック層上および上記
ストライプ状溝上に第2導電形第2上クラッド層を形成
してなる構造を有する、SAS型の半導体レーザ装置に
おいて、上記ストライプ状溝の底部の上記Ga InP
薄膜層を除去した構造としたものである。
また、この発明に係る半導体レーザ装置の製造方法は、
AlGa InP系の第1の上クラッド層上に形成され
、選択エツチング時に表面に露出したGaInP薄膜層
を再成長時の結晶成長装置内で、Ga InPとAlG
a InPの熱分解の温度差を利用して熱分解除去し、
引き続き半導体レーザ装置を構成するに必要な半導体層
をエピタキシャル成長するようにしたものである。
〔作用〕
この発明によるリッジ導波路型半導体レーザ装置におい
ては、活性層上に設けたAiPGa InP系第1上ク
ラッド層上のリッジ部以外の領域のGa InPエツチ
ングストッパ層を除去した構造としているから、上記A
I!Ga InP系第1上クラッド層とブロック層との
間の再成長界面特性を向上できるとともに、電流のエツ
チングストッパ層における横方内拡がりを抑えることが
できる。
また、この発明によるSAS型半導体レーザ装置におい
ては、活性層上に設けたAlGa InP系第1上クラ
ッド層上のストライプ状溝底部のGa InPエツチン
グストッパ層を除去した構造としているから、上記AI
!Ga lnP系第1上クラッド層とAI!Ga In
P系第2上クラッド層との間の再成長界面特性を向上で
きる。
また、この発明による半導体レーザの製造方法において
は、AlGa InP系の第1の上クラッド層上に形成
され、選択エツチング時に表面に露出したGa InP
薄膜層を再成長時の結晶成長装置内で熱分解除去し、引
き続き半導体レーザ装置を構成するに必要な半導体層を
エピタキシャル成長するようにしたから、再成長界面の
接合特性が大幅に改善された半導体レーザ層を実現でき
る。
〔実施例〕
以下、この発明の実施例を図について説明する。
第1図および第6図は本発明の第1の実施例による半導
体レーザを説明するための図であり、第6図はその構造
を示す斜視図、第1図はその作製フローを示す断面工程
図である。
第6図において、第8図と同一符号は同一または相当部
分である。またGaInP薄膜層5bはA420a I
nP第1上クラッド層4a上のリッジ領域のみに配置さ
れ、上クラッド層4aのリッジ領域以外の領域上の薄膜
層は除去された構造になっている。
次に製造フローを詳細に説明する。
まず第1図(a)に示すように、(100)n型GaA
s基板1上に、厚さ約1μmのn型(Alo、1Gao
、 ) o、h  I no、s P上クラッド層2a
、厚さ約0.1μmのGao、5ln6゜、P活性層3
a。
厚さ約0.3μmの第1のP型(Al!o、v Gao
、s )o、b  I no、s P上クラッド層4a
、厚さ40人〜100人のP型Gao、s  Ino、
s pエツチングストッパ層5b、厚さ約0.7μmの
第2のP型(AI!o、7Gao、s ) o、s  
I no、s P上クラッド層a及び厚さ約0.2μm
のP型GaAs層7aを順次、例えばMOCVD (有
機金属気相成長)法を用いてエピタキシャル成長する(
第1回目のエピタキシャル成長)。
次に例えばSiNや5iftなどの誘電体膜llをP型
GaAs層7a上にパターニングし、これをマスクとす
るエツチングにより、第1図(blに示すような順メサ
リッジ構造10aを形成する。
これは、まずP型GaAs層7aのみをエツチングした
後、AfGa InPがエツチングされ、Ga InP
はほとんどエツチングされない様な適当なエッチャント
、例えばHCI!とHtOの混合液を用いることにより
、P型GaInP層5bがエツチングストッパとして作
用するので第1図(b)に示す様なリッジ構造10aを
制御性よく形成することができる。なおこの台形リッジ
構造の下底の長さは3〜5μmになるようにする。
ここまでは、第4図の従来例と同様の工程である。
次に第1図(b)の状態に加工されたウェハを例えばM
OCVD成長炉内でPH,を流しながら昇温する。P 
Hsを流すのは、熱分解されたPH,によりPを含んだ
材料(ここではAlGa InPもしくはGaInP)
が熱分解しないようにP圧を印加するために、−船釣に
行われる方法である。
しかしながら、本件発明者らが調査した結果、同−PH
,流量、温度においてGaInPとAj’Ga InP
では熱分解の状態が異なることが明らかとなった。例え
ば、76Torrの減圧状態にしたMOCVD成長炉内
では、PHz(10%)を30O5CCU流した場合、
Ga InPは600°Cて既に熱分解が生じはじめ、
740°Cにおいては完全に熱分解した。これに対しク
ラッド層4a、6aとして用いている(AI!o、v 
Gao、a ) o、s  I no、sPの組成のA
fGalnPでは740″Cにおいても全く熱分解しな
かった。この違いは、原子の結合エネルギの関係がAL
P>GaP> InPであることに起因している。本実
施例では、この様な、Ga InPとAfGalnPの
熱分解温度の違いを製造方法の基本原理として利用して
いる。例えば第1図(blの形状に加工したウェハを成
長炉内にて76Torr、 PHs (l 0%)= 
300SCCM、 740°Cl2O分間保持すること
により、第1図(C)に示すように、リッジ部10a以
外のGa InP薄膜層5bのみが熱分解除去され、第
1の上クラッド層4aの表面が現れる。
このような、GaInP薄膜層5bの除去条件は、以下
に述べるような実験結果に基づいている。
先述したように、Ga InPは600℃から既に熱分
解が生ずるものの、600〜700℃ではPH2中で長
時間保持しても厚さ40〜100人のGaTnP薄膜層
5bの表面荒れが生じる程度で残存する。この表面荒れ
の生じたGaInP薄膜層5b上にn型GaAs電流ブ
ロック層8aを成長した場合、その成長層界面特性が劣
化するばかりでなく、電流ブロック層8aの結晶性自体
も悪化してしまう。これに対して、40〜100人のG
a InP薄膜層5bはPH,中740″Cで20分間
保持することで完全に除去されるため、上述の問題が解
消される。もちろん除去温度としては740℃以上に設
定してもよく、この場合は保持時間を短縮できる。
さてこのようにして第1の上クラッド層4aの表面か露
出した後、連続して同一成長炉内で、第1図(d)に示
すようにn型GaAs電流ブロック層8aを成長する。
このようにして形成される第1の上クラッド層4aと電
流ブロック層8aの再成長界面は、結晶成長前に大気(
空気)にさらされることがないため、非常にクリーンな
状態であり、第4図の従来例におけるGaInP薄膜層
5aとn型GaAs電流ブロック層8aよりなる再成長
界面特性をはるかに上回る良好なものが得られる。
加えて第1図(d)に示す構造では、第4図(d)に示
す構造に比べてP型Gal’nP薄膜層5aがn型Ga
As電流ブロック層8aとの間に存在しないため、従来
例のP型Ga InP薄膜5aを介して電流の横方向へ
の広がりがなくなり電流ブロック効果が一層向上したも
のとなる。この様にして形成された第1図(d)のウェ
ハから、従来例と全く同様の工程を経て、第6図のレー
ザ構造を得ることができる。
第2図は第1の実施例の変形例による半導体レーザの構
造を示す断面図である。これはりッジ導波路の形状が逆
メサとなったものであり第1図と全く同様の工程により
作製することができる。
次に、本発明の第2の実施例による半導体レーザ装置に
ついて説明する。
第7図は本発明の第2の実施例による半導体レーザの構
造を示す斜視図、第3図はその作製フローを示す断面工
程図である。
第7図において、第9図と同一符号は同一または相当部
分である。またGaInP薄膜層5dはAI!GaIn
P第1上クラッド層4b上のブロック層が形成されてい
る領域のみに配置され、ストライプ溝底部の薄膜層は除
去された構造になっている。
次に作製フローについて説明する。
まず、第3図(a)に示すように、n型GaAs基板1
上に、厚さ約1μmのn型(Al6.7 Gao、xo
、s  I n@、6 p上クラッド層2b、厚さ約0
.1μmのGa、、s  Ino、s P活性層3b、
厚さ約0.3μmの第1のP型(Alo、t Gao、
a ) o、s I n。、sP上クラッド層、厚さ約
40〜100人のP型Ga6.、s I no、s P
薄膜層5c、厚さ約1.czmのn型GaAs電流ブロ
ック層8bを順次MOCVD法によりエピタキシャル成
長する(第1回目のエピタキシャル成長)。これを第3
図(b)に示すように、n型GaAs電流ブロック層8
bのみを選択的にエツチングし、ストライプ上溝12を
形成する。このウェハを上記第1の実施例で示したと全
く同じ方法で12のストライプ状溝部のGaInP薄膜
層5Cのみを熱分解除去し、清浄な第1のAlGaIn
P上クラッド層4bの表面を露出させた後、連続して厚
さ約0.7μmの第2のP型(Ai?o、t Gao、
s ) o、s I no、i P上クラッド層6b、
厚さ約3μmのP型GaAsコンタクト層を第3図(d
)に示すように順次エピタキシャル成長しく第2回目の
エピタキシャル成長)、さらに、基板1裏面およびコン
タクト層9a表面にn側電極12及びp側電極13を設
け、襞間により端面14.15を形成して第7図に示す
レーザ素子が完成する。
このように本実施例では、第2の上クラッド層6bを成
長する前に、ストライプ状溝12の底部に露出したGa
InP薄膜層5cが熱分解により完全に除去されるので
、第2回目のエピタキシャル成長層の結晶性が向上する
とともに、再成長界面特性も大幅に向上できる。
以上の第1〜第3図の実施例は、MOCVD法を用いた
場合について説明したが、他のエピタキシー技術、例え
ばMBE (分子線エピタキシー)法においても実現可
能である。
〔発明の効果〕
以上のように、この発明によれば、リッジ導波路型半導
体レーザ装置において、活性層上に設けたAlGa I
nP系第1上クラッド層上のリッジ部以外の領域のGa
InP工ツチングストツパ層を除去した構造としている
から、上記AjPGa InP系第1上クラッド層とブ
ロック層との間の再成長界面特性を向上できるとともに
、電流のエツチングストッパ層における横方内拡がりを
抑えることができ、これにより低しきい値電流、高信頼
性のリッジ導波路型可視光半導体レーザ装置を実現でき
る効果がある。
また、この発明によれば、SAS型半導体レーザ装置に
おいて、活性層上に設けたAI!GaInP系第1上ク
ラッ系層1上クラッド GaInP工ツチングストツパ層を除去した構造として
いるから、上記AlGa InP系第1上クラッド層と
1j7Ga InP系第2上クラッド層との間の再成長
界面特性を向上できこれにより低しきい値電流,高信頼
性のSAS型可型光視光半導体レーザ装置現できる効果
がある。
また、この発明によれば、半導体レーザの製造方法にお
いては、AfGa InP系の第1の上クラッド層上に
形成され、選択エツチング時に表面に露出したGa I
nP薄膜層を再成長時の結晶成長装置内で熱分解除去し
、引き続き半導体レーザ装置を構成するに必要な半導体
層をエピタキシャル成長するようにしたから、再成長界
面の接合特性が大幅に改善された可視光半導体レーザ装
置を実現できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の第1の実施例による半導体レーザ装
置の作製フローを示す断面図、第2図は第1の実施例の
変形例による半導体レーザ装置を示す断面図、第3図は
この発明の第2の実施例による半導体レーザ装置の作製
フローを示す断面図、第4図は従来のリッジ導波路型半
導体レーザ装置の作製フローを示す断面図、第5図は従
来のSAS型半導体レーザ装置の作製フローを示す断面
図、第6図は本発明の第1の実施例による半導体レーザ
装置を示す斜視図、第7図は本発明の第2の実施例によ
る半導体レーザ装置を示す斜視図、第8図は従来のリッ
ジ導波路型半導体レーザ装置を示す斜視図、第9図は従
来のSAS型半導体レーザ装置を示す斜視図である。 図において、1はn型GaAs基板、2a、2bはn型
AfGa InPクラッド層、3a、3bはGa Tn
P活性層、4a、4b、6a、6bはP型AlGa I
nPクラッド層、5a、5b、5dはGa InP薄膜
層、7a、7bはP型GaASキャップ層、8a、8b
はn型GaAs電流ブロック層、9a、9bはP型Ga
Asコンタクト層、12.13は電極、14.15は襞
間端面である。 なお図中同一符号は同−又は相当部分を示す。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)AlGaInP系材料を用いた第1導電形下クラ
    ッド層、活性層、及び第2導電形第1上クラッド層から
    なるダブルヘテロ構造を形成するとともに、該ダブルヘ
    テロ構造上にGaInP薄膜層、及びAlGaInP系
    材料からなる第2導電形第2上クラッド層を形成し、 該第2上クラッド層を上記GaInP薄膜層をエッチン
    グストッパ層として用いてリッジ状に成形し、 該リッジを第1導電形のブロック層で埋め込んでなる構
    造を有する、リッジ導波路型の半導体レーザ装置におい
    て、 上記リッジ以外の領域の上記第1上クラッド層上の上記
    GaInP薄膜層を除去した構造としていることを特徴
    とする半導体レーザ装置。
  2. (2)AlGaInP系材料を用いた第1導電形下クラ
    ッド層、活性層、及び第2導電形第1上クラッド層から
    なるダブルヘテロ構造を形成するとともに、該ダブルヘ
    テロ構造上にGaInP薄膜層、及び第1導電形のブロ
    ック層を形成し、上記GaInP薄膜層をエッチングス
    トッパ層として用いて上記ブロック層に電流通路となる
    ストライプ状溝を形成し、 上記ブロック層上および上記ストライプ状溝上に第2導
    電形第2上クラッド層を形成してなる構造を有する、S
    AS型の半導体レーザ装置において、 上記ストライプ状溝の底部の上記GaInP薄膜層を除
    去した構造としていることを特徴とする半導体レーザ装
    置。
  3. (3)活性層上に形成したAlGaInP系第1上クラ
    ッド層上にGaInP薄膜層を形成し、さらに該GaI
    nP薄膜層上に他の半導体層を形成した後、上記GaI
    nP薄膜層をエッチングストッパとして用いて上記他の
    半導体層の一部をエッチング除去する工程と、 上記選択エッチング工程で露出した上記GaInP薄膜
    層を、P雰囲気とした再成長を行なう結晶成長装置内に
    おいてGaInPのみが熱分解しAlGaInPは熱分
    解しないような温度に昇温し、所定時間保持することに
    より熱分解除去する工程と、 上記熱分解除去工程に連続して上記他の半導体層上、及
    びGaInP薄膜層除去により露出したAlGaInP
    系第1上クラッド層上に半導体層を再成長する工程とを
    含むことを特徴とする半導体レーザ装置の製造方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US8934513B2 (en) 1994-09-14 2015-01-13 Rohm Co., Ltd. Semiconductor light emitting device and manufacturing method therefor

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