JPH057020Y2 - - Google Patents

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JPH057020Y2
JPH057020Y2 JP3698488U JP3698488U JPH057020Y2 JP H057020 Y2 JPH057020 Y2 JP H057020Y2 JP 3698488 U JP3698488 U JP 3698488U JP 3698488 U JP3698488 U JP 3698488U JP H057020 Y2 JPH057020 Y2 JP H057020Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、パチンコ機の遊技盤面に設置して使
用するセーフ玉受口器に関し、更に詳しくは、取
付板の前面に起立及び傾動自由な一対の可動翼片
を設け、取付板の後面に箱枠を取付けてその内部
に、中心から放射方向に所定角度で突出する複数
の玉接触片と、その各玉接触片の両側端間の一部
に係合壁を設けたカム車を軸支し、前記可動翼片
間に入る打玉によつてカム車が回転して係合壁が
該可動翼片間に介入することによりその起立を保
持し、係合壁がない部分が介入したときその傾動
を生じさせるようにしたパチンコ機用セーフ玉受
口器に関するものである。
[従来の技術] 従来、上述のような構成を有するセーフ玉受口
器は、可動翼片間に入る打玉が玉接触片に接触す
る毎にカム車を該玉接触片の数によつて設定され
る一定の角度づつ正しく回転させて停止する構造
を有するようになつているが、そのような構造と
して幾つかのものが提案されている。しかして、
そのような構造の一例として、本出願人は、先に
第3図に示されるような構造を有するセーフ玉受
口器を実願昭59−56108号において提案した。こ
のセーフ玉受口器は、中心から放射方向にほぼ等
角度で突出する数個(図示では3個)の玉接触片
Aと、その各玉接触片Aの両側端間の一部に係合
壁Bを有するカム車Cを回転自在に設け、カム車
Cを収納する箱枠Dの後端寄りには、揺動軸とし
ての横軸Eが横臥され、該横軸Eには、その先端
に重錘Fを内装した回転制御体Gが揺動自在に設
けられている。そして、回転制御体Gの先端部を
前記玉接触片Aの上面に接触させる構造となつて
いる。
このような構造から成るセーフ玉受口器は、打
玉が可動翼片Hに入ると、これが玉接触片Aに接
触してその玉重量によりカム車Cに回転を与え、
その回転により前記係合壁Bが可動翼片Hの基部
と係合したときに第3図aに示すように可動翼片
Hを起立状態に保持し、係合壁Bのない部分で
は、可動翼片Hの基部が係合されないので第3図
bに示すように傾動した状態を保持する。そし
て、このいずれの状態でも、回転制御体Gの前端
部が玉接触片A上に接触係合する状態となるた
め、カム車Cの妄動を防止するようになつてい
る。
[考案が解決しようとする課題] しかしながら、上記したセーフ玉受口器におい
ては、回転制御体Gが横軸Eを中心にして揺動自
在となつているため、外部から衝撃を与えると、
第3図c7示すように回転制御体Gが通常時の揺動
範囲を超えて箱枠Dの上部壁内面D1に当接する
まで揺動してしまうことがある。このような場合
に、回転制御体Gが玉接触片Aと完全に離れてか
ら上部壁内面D1に当接して戻つてくるまでの間
にカム車Cが衝撃により回転してその位置を変化
させ、可動翼片Hが係合壁Bと係合している起立
状態から係合していない傾動状態に変化してしま
うという問題点を有することが分かつた。
本考案は、上記した問題点に鑑みなされたもの
で、その目的とするところは、回転制御体が外部
からの衝撃によつて揺動した場合であつても、カ
ム車が回転しないようなパチンコ機用セーフ玉受
口器を提供することにある。
[課題を解決するための手段] 上記した問題点を解決するために、本考案のセ
ーフ玉受口器は、カム車が回転したときに揺動す
る回転制御体の揺動範囲外の近傍位置に、回転制
御体の上辺部と当接する当接部材を設けるように
構成したものである。
[作用] 外部の衝撃により回転制御体が揺動してカム車
と離れても、通常の状態における揺動範囲よりも
僅かに大きく揺動するだけで当接部材に衝突して
即座に戻つてくるので、カム車が回転する時間的
余裕がなく、再度カム車と回転制御体とが当接係
合してカム車の回転を抑制する。
[実施例] 以下、図面を参照して本考案の実施例について
説明する。まず、主として第2図を参照してセー
フ玉受口器の構成について説明する。図におい
て、取付板1のほぼ中央には、長方形状の玉入口
2が開設され、その玉入口2の前面側に起立位置
と傾動位置とに変化可能な一対の可動翼片3a,
3bが軸4a,4bにより軸支されている。軸4
a,4bは、可動翼片3a,3bの前面を覆う案
内カバー5に突設されているとともに、可動翼片
3a,3bに穿設された軸貫通穴7a,7b及び
取付板1に穿設された軸貫通穴9a,9bを貫通
させ、その先端を後述する箱枠17の軸受穴19
a,19bに到達させている。また、案内カバー
5の後面には、打玉を後方に誘導する誘導枠5a
が一体的に形成され、この誘導枠5aの内部に
は、打玉がスムーズに流下するように誘導突片6
a,6bが突設されている。
また、前記取付板1の玉入口2の左右両側に一
対の軸受部12a,12bが突設され、該軸受部
12a,12bに回転軸13を軸支することによ
りカム車14が回転自在に設けられている。カム
車14は、第1図に示すように中心から放射方向
に複数個(図示では4個)の玉接触片15が突設
され、その各玉接触片15の両側端間の一部に係
合壁16が形成されている。したがつて、玉接触
片15の両側端間には、係合壁16がある部分と
ない部分とがあり、係合壁16がある部分が取付
板1の前面側に位置すると、前記可動翼片3a,
3bの基部8a,8bと係合して可動翼片3a,
3bを起立状態に保持し、係合壁16がない部分
が取付板1の前面側に位置すると、可動翼片3
a,3bの基部8a,8bが係合するものがな
く、このため、可動翼片3a,3bが傾動状態と
なる。
取付板1の後面には、透明な合成樹脂で成型さ
れた箱枠17が設けられる。すなわち、箱枠17
の左右両側に形成されたビス止め穴20a,20
bにビス21a,21bを挿入して、取付板1に
穿設されたビス貫通穴10a,10b(ただし、
10aは図示省略)を貫通し、前記誘導枠5aに
形成されたビス止め穴11a,11bに止着する
ことにより、箱枠17が取付板1を挟持するよう
にして案内カバー5に固定されている。また、箱
枠17の下方には、前記誘導突辺6a,6bから
誘導されたセーフ玉を下方に落下させるセーフ玉
落下口18が開設されている。更に、箱枠17の
後面には、図示しないランプを取り付けるための
ランプ取付部22が形成されている。
また、箱枠17の後部壁寄りには、軸穴23が
穿設され、該軸穴23に揺動軸24が遊嵌されて
いる。揺動軸24には、回転制御体25が揺動自
在に軸支されており、この回転制御体25の先端
部には、重錘26が埋設されている。そして、こ
の先端部を前記カム車14の上方から玉接触片1
5の上面に接触させるようになつている。更に、
箱枠17には、前記軸穴23の上方位置に当接部
材貫通穴27が穿設され、該当接部材貫通穴27
に棒状の当接部材28が横臥されるように遊嵌さ
れている。しかして、この当接部材28が配置さ
れる位置は、前記カム車14が打玉の通過により
回転し、これにより回転制御体25が玉接触片1
5に案内されて揺動するが、その最大となる揺動
範囲の外側の近傍位置に配置されれば良い。これ
により、カム車14は、回転することができるの
で、可動翼片3a,3bの起立と傾動を確保する
ことができる。また、図示の実施例では、当接部
材28の径に対して当接部材貫通穴27の径のほ
うが大きく形成されているが、これは、合成樹脂
で成型される箱枠17に穿設される当接部材貫通
穴27の穿設位置に多少のバラツキが生ずるが、
このようなバラツキがある場合でも当接部材28
が遊嵌されたときに、当接部材28が当接部材貫
通穴27内を移動できるようにして回転制御体2
5がスムーズに回転できるように考慮されている
からである。
以上の構成から成るセーフ玉受口器の動作につ
いて第1図を参照して説明すると、まず、第1図
aに示すように可動翼片3a,3bが開放してい
る状態においては、カム車14は、その上部に位
置する玉接触係合片15に回転制御体25の重く
した前端を接触係合させられて、その回転が抑制
されている。また、取付板1の前面側には、係合
壁16がない部分が位置している。このような状
態で可動翼片3a,3b間に打玉が入ると、該打
玉は、可動翼片3a,3bを起立させるととも
に、取付板1の前面側に突出している玉接触片1
5に接触してその玉重量によりカム車14を強制
的に回転させる。このとき、第1図bに示すよう
に回転制御体25は、玉接触片15に案内されて
重錘の作用に抗して上方へ押し上げられる。そし
て、打玉が第1図cに示すようにカム車14を一
定の角度(図示の実施例では約90度)回転させて
玉入口2の後方へ抜けると同時に、回転制御体2
5の先端部がいままで接触していた玉接触片15
から外れて重錘26の作用により瞬時に降下し、
次の玉接触片15の上面に接触係合してカム車1
4の回転を抑制する。このとき、カム車14の係
合壁16が取付板1の前面側に位置するので可動
翼片3a,3bの基部8a,8bと係合して可動
翼片3a,3bを起立状態に保持する。
しかして、第1図a又はcの状態であるとき
に、外部から衝撃を加えられて回転制御体25が
揺動した場合を考えると、回転制御体25は最大
限揺動しても当接部材28に当接する位置までで
あり、しかも、この当接部材28に当接する位置
は、前記した通常の揺動範囲よりも僅かに外側で
あるため、回転制御体25の上辺部が当接部材2
8に衝突して跳ね返つてくる時間は、極めて短時
間である。そして、この短時間の間にカム車14
が回転動作を起こし始めていても、すぐに回転制
御体25の先端部と玉接触片15とが再係合して
カム車14の回転を停止させることになる。した
がつて、カム車14の位置が変化しないため、可
動翼片3a,3bの状態が変化しない。
なお、上記した実施例においては、当接部材2
8として棒状のものを示したが、回転制御体25
の揺動範囲外の近傍に配置される構造であればど
のような構造であつてもよく、例えば、箱枠17
を揺動時における回転制御体25の上辺部に沿う
ような形状に構成して当接部材としてもよい。
[考案の効果] 以上説明したように本考案によれば、外部から
の衝撃により回転制御体が揺動しても、該回転制
御体は、当接部材に当接して即座に跳ね返つてく
るので、カム車が回転する余裕がなく、このため
可動翼片の状態が変化せず、確実に可動翼片の状
態を保持することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、実施例に係るセーフ玉受口器の動作
を示す断面概略図、第2図は、セーフ玉受口器の
後方から見た分解斜視図、第3図は、従来のセー
フ玉受口器の断面図である。 1……取付板、3a,3b……可動翼片、14
……カム車、15……玉接触片、16……係合
壁、17……箱枠、24……揺動軸、25……回
転制御体、26……重錘、28……当接部材。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 取付板の前面に起立及び傾動自由な一対の可動
    翼片を設け、取付板の後面に箱枠を取付けてその
    内部に、中心から放射方向に所定角度で突出する
    複数の玉接触片と、その各玉接触片の両側端間の
    一部に可動翼片間に介入してその起立を保持する
    係合壁を設けたカム車を回転自在に軸支してなる
    セーフ玉受口器において、 前記箱枠内に差し渡した揺動軸に前端を重くし
    た回転制御体を揺動自在に軸支して、該回転制御
    体の前端を前記カム車の上方から玉接触片に接触
    させ、 前記カム車が回転したときに揺動する前記回転
    制御体の揺動範囲外の近傍位置に、回転制御体の
    上辺部と当接する当接部材を設けたことを特徴と
    するパチンコ機用セーフ玉受口器。
JP3698488U 1988-03-19 1988-03-19 Expired - Lifetime JPH057020Y2 (ja)

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JP3698488U JPH057020Y2 (ja) 1988-03-19 1988-03-19

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JP3698488U JPH057020Y2 (ja) 1988-03-19 1988-03-19

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Publication Number Publication Date
JPH0223582U JPH0223582U (ja) 1990-02-16
JPH057020Y2 true JPH057020Y2 (ja) 1993-02-23

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