JPH0524374Y2 - - Google Patents

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JPH0524374Y2
JPH0524374Y2 JP16514287U JP16514287U JPH0524374Y2 JP H0524374 Y2 JPH0524374 Y2 JP H0524374Y2 JP 16514287 U JP16514287 U JP 16514287U JP 16514287 U JP16514287 U JP 16514287U JP H0524374 Y2 JPH0524374 Y2 JP H0524374Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、取付板に形成した球入口の前面両側
に一対の開閉翼片を起立及び傾動自由に軸支し、
その開閉翼片の起立と傾動を球の接触によつて回
転する回転体によつて制御するようにしたパチン
コ機用セーフ球受口器に関するものである。
[従来の技術] 従来、第10〜12図に示すように、回転体1
01を軸支した箱枠102にスイツチ手段103
を固定し、回転体101の回転角を規制する作動
部材104又は開閉翼片105,105間を通つ
て球入口106の下方部後方から流れ出る球の接
触によつて後方回動するレバー部材107に前記
スイツチ手段103を動作する永久磁石108を
固定し、それによつて開閉翼片105,105間
に入つた球を電気的に検出するようにしたセーフ
球受口器は、本出願人による特願昭61−291309号
明細書に記載されている。
[考案が解決しようとする問題点] ところで、前記のような永久磁石108を作動
部材104に固定した場合、作動部材104が重
くなつて回転体101に対する重量バランスに狂
いが生じることになりそれによつて回転体101
の円滑な回転がなし得なくなる等セーフ球受口器
自体の本来機能が阻害される虞れがある。一方、
永久磁石108をレバー部材107に固定した場
合には、従来のセーフ球受口器の構造に直接的に
改変を加えることなくスイツチ動作を行わせるこ
とができる反面、外部から衝激が加えられるとレ
バー部材が妄動して誤動作を生じさせてしまうと
いう問題点があつた。
それゆえに、本考案の目的は、セーフ球受口器
自体の本来機能を損なわせることなく、しかも開
閉翼片間に入つた球によるスイツチ動作を正確に
なし得るようなパチンコ機用セーフ球受口器を提
供することである。
[問題点を解決するための手段] 上記の目的を達成するための本考案の構成を実
施例に対応する第1〜9図を用いて説明する。
本考案は、取付板1に形成した球入口2の前面
両側に一対の開閉翼片3,3を起立及び傾動自由
に軸支してその下方にチヤツカー6を装着し、取
付板1の裏面の箱枠8内に前面球入口2の上方部
後方に位置して開閉翼片3,3間を通る球により
回転し、該開閉翼片3,3の起立と傾動を制御す
る回転体12を軸支してなるセーフ球受口器にお
いて、 前記回転体12の下方に、球入口2の下方部後
方に臨む衝合部30aを設けたレバー部材30
と、球入口2の下方部後方からチヤツカー6内に
突入する球受部31aを設けた妄動防止部材31
を回動可能に装着する。そして、前記レバー部材
30に永久磁石30cを固定すると共に、該レバ
ー部材30が後方回動したとき永久磁石30cに
よつて作動するスイツチ手段32を箱枠8に設け
る。また、前記妄動防止部材31にはレバー部材
30の後方に対応させて該レバー部材30の妄動
を防止する係止部31bを設けて構成したもので
ある。
[作用] 常には、妄動防止部材31の係止部31bがレ
バー部材30の衝合部30aに後方から接触可能
に対応してレバー部材30の後方回動を防止す
る。この状態で開閉翼片3,3間に球が入ると、
これがチヤツカー6内に臨む妄動防止部材31の
球受部31a上に落下してこれを下動しながら球
入口2の下方部後方に導かれレバー部材30に突
き当たる。このため、妄動防止部材31の係止部
31bがレバー部材30より下方に下げられ同時
にレバー部材30は球に押されて後方へ回動し、
それによつて、永久磁石30cがスイツチ手段3
2を動作して開閉翼片3,3間に入つた球を検出
する。
[実施例] 以下本考案の一実施例を図面について説明す
る。図において、1は取付板であつて、これに球
入口2を設け、その球入口2の前面両側に第1図
実線の平行起立と同図鎖線の逆八字形傾動自由な
一対の開閉翼片3,3を軸4,4により軸着す
る。開閉翼片3,3は重心が夫々の軸4,4の外
方としたもので、その各下端の後側縁に突設した
突起5,5を球入口2内に突入させている。6は
開閉翼片3,3の軸4,4より下方を覆つて取付
板1に固定したチヤツカーで、これに球入口2の
下側片と連通状に球の誘導底片7を設ける。8は
球入口2の後部において取付板1の裏面に連着し
た箱枠であつて、これの前部下面に球通路9を設
け、後部上面には球の導入開口10を形成する。
また、一側壁には球の流出開口11が形成され
る。
12は球入口2の上方部後方に位置して箱枠8
内に差渡した横軸13に回転自由に支持した回転
体で、この回転体12は第7図に示すように中心
から等間隔で放射方向に突出する3個の球係合片
14a〜14cを設け、両側端の一部には係合壁
15,15を設ける。前記各球係合片14a〜1
4cは常にその一つが開閉翼片3,3間を通つて
球入口2に入る球に接触する位置に置かれる。ま
た、係合壁15,15は開閉翼片3,3の突起
5,5内面に係合位置したとき該開閉翼片3,3
を第1図実線の起立位置に保持する。16は取付
板1の裏面に上端を固定し、遊離端を回転体12
の後部からその一つの球係合片14a〜14cに
圧接した板バネであつて、回転体12の妄動や過
回動を防止するものである。
17は回転体12の後方部において箱枠8に差
渡した横軸18に揺動自在に支持したレバー作動
体であつて、横軸18の下方であり、かつ後方で
停止する球係合片14cに係合して回転体12を
回転させる送り爪19を突出状に設け、横軸18
の後方において箱枠8の導入開口10の下方に位
置する球受部20を設ける。また、横軸18の上
方位置に溝状の係合凹部21を設ける。前記球受
部20の上面は流出開口11に向かう傾斜面とし
て形成される。そして、レバー作動体17は、横
軸18より下方に重錘22を装着して常には第5
図実線で示す略水平位置に回動保持される。23
は箱枠8に形成したストツパである。
24はレバー作動体17の上方部において箱枠
8に差渡した横軸25に回動自由に軸支した可動
拘束部材であつて、横軸25の下方に、前記レバ
ー作動体17の係合凹部21に係合する係合部2
6を垂下状に設け、横軸25の後方において箱枠
8の導入開口10に臨む球接触部27を突出状に
形成する。そして、可動拘束部材24は、横軸2
5より下方に重錘28を設けて常に下向きに回動
付勢し第5図に示すように係合部26をレバー作
動体17の係合凹部21に係合させてレバー作動
体17の妄動を防止する。
前記回転体12は、球係合片14a,14bの
後端部を切欠してレバー作動体17の送り爪19
との接触を避けるための間隔部29を設けてい
る。また、前記可動拘束部材24の係合部26と
レバー作動体17の係合凹部21のそれぞれ係合
面は、横軸25を中心とする円弧面として形成さ
れる。
かかる構成のセーフ球受口器は、第1図及び第
4図実線のように開閉翼片3,3が起立している
とき、その開閉翼片3,3間に球が入るとこれが
チヤツカー6の誘導底片7に導かれて回転体12
の球係合片14aに接触し回転体12を回転させ
ながら球通路9に流出する。そして、板バネ16
の圧接作用によつて回転体12の過回動を防いで
球が開閉翼片3,3間に入るごとに回転体12を
球係合片14a〜14c間の角度づつ(この実施
例では120度)正しく回転規制する。一方、開閉
翼片3,3は回転体12の前記回転により係合壁
15,15が後方へ移動して突起5,5との係合
が解かれるため第1図鎖線のように自重で傾動す
る。以後同じように球が開閉翼片3,3間に入る
ごとに回転体12が回転し、開閉翼片3,3は突
起5,5が回転体12の係合壁15,15に係合
されると起立し、その係合が解かれると傾動する
動作を狂いなく生じる。
また、開閉翼片3,3が起立しているとき、箱
枠8の導入開口10から球が入ると、これが第6
図実線で示すように球接触片27に接触して可動
拘束部材27を回動させながらレバー作動体17
の球受部20に導かれる。この可動拘束部材24
の回動により係合部26がレバー作動体17の係
合凹部21の円弧面を滑りながら外れてレバー作
動体17の拘束を解除する。このため、該球がレ
バー作動体17を第6図鎖線のように揺動させて
流出開口11から外方へ流出し、同時に送り爪1
9が球係合片14cに接触して回転体12を回転
させ開閉翼片3,3を傾動する。そして、球が外
方へ流出するとレバー作動体17、可動拘束部材
24がそれぞれ重錘22,28の作用で第5図の
状態に復帰する。なお、開閉翼片3,3が傾動し
ているときは、送り爪19が間隔部29に対応す
るので回転体12を回転させることなくその間隔
部29を抜けて往復動するに止まる。
しかして、本考案によれば、前記回転体12の
下方にレバー部材30と妄動防止部材31を設
け、箱枠8の側面にスイツチ手段32を設ける。
レバー部材30は、第4図及び第8図に示すよう
に箱枠8の外方において回転体12の横軸13に
上端を回動自在に軸着し、これに球入口2の下方
部後方に臨んで球入口2から流出する球が突き当
る衝合部30aと、横軸13より下方に垂下する
腕30bを設け、該腕30bは永久磁石30cを
固着する。妄動防止部材31は、弾力性のある針
金状のものを第9図のように折曲げて球入口2の
下方部後方からチヤツカー6内に突入する球受部
31aと、レバー部材30の腕30bの後方に対
応して妄動を防止する係止部31bを設ける。そ
して、後端の折曲げ部を箱枠8の球通路9後部に
遊挿し、常には球受部31aをレバー部材30の
永久磁石30cにより吸引してチヤツカー6の底
部から浮き上がらせるようにして上下動自在に支
持する。前記スイツチ手段32は、本実施例の場
合ホール素子32aが用いられ、配線板33を介
して箱枠8の側壁外面に装着される。ホール素子
32aは、素子面(半導体薄片)に電流を流し、
その流れと直角方向に磁界を加えると電流及び磁
界と直角方向に電圧が発生するいわゆるホール効
果を利用したもので、レバー部材30が後方回動
したとき永久磁石30cがホール素子32aの素
子面に相対するようにその位置が選ばれる。
次に本考案の作用を説明するに、第4,5図実
線のように妄動防止部材31の係止部31bが、
レバー部材30の腕30bの後方に対応している
とき、外部から衝激が加えられてレバー部材30
が後方へ妄回動しようとしても腕30bの下端が
係止部31bに当接して回動し得ず、このため、
レバー部材30の妄動による永久磁石30cの接
近でホール素子32aに磁界を印加してしまうよ
うな誤動作を完全に防止する。
一方、この状態で、開閉翼片3,3間に球が入
ると、これがチヤツカー6内に落下して妄動防止
部材31の球受部31aに乗り、その球重量で該
妄動防止部材31を第5図鎖線のように下動しな
がら球入口2の下方部から後方へ流れてレバー部
材30の衝合部30aに突き当る。しかして、妄
動防止部材31が下動するとこれの係止部31b
がレバー部材30の腕30b下端より下方へ下が
り、それによつてレバー部材30は球に押されて
第4図鎖線のように後方へ回動するため、永久磁
石30cがホール素子32aの素子面に相対向し
て磁界を与えることになり、これによつてホール
素子32aにホール電圧が生じることになつてス
イツチ動作が行われる。そして、球がレバー部材
30の衝合部30aから外れて後方へ流出すると
レバー部材30、妄動防止部材31はそれぞれ第
4,5図実線の状態に復帰する。
[考案の効果] 以上のように、本考案によれば、球が開閉翼片
3,3間に入る毎にレバー部材30を後方回動さ
せて確実にスイツチ動作を行わせ得ると共に、妄
動防止部材31の介在によつて外部からの衝激に
よるレバー部材30の妄回動を防止し得てスイツ
チの誤動作を完全に生じさせないようにすること
ができる。
また、開閉翼片3,3間に入つた球が妄動防止
部材31、レバー部材30に接触することによつ
て、その流速が緩和されることになり、それによ
つて長い通電時間が確保できて高い検出能力が得
られる。さらに、スイツチ動作をセーフ球受口器
の構成部品以外の部材によつて行わせることがで
きるものであるから、セーフ球受口器の本来機能
に全く影響を及ぼすことがなく正確な作動を保持
できる等の特有の効果が奏される。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示すもので、第1図
は一部断面にして示す正面図、第2図は一部断面
にして示す平面図、第3図は裏面からの斜視図、
第4図は側面図、第5図及び第6図は中央縦断側
面図、第7図は回転体の斜視図、第8図はレバー
部材の斜視図、第9図は妄動防止部材の斜視図、
第10図は従来技術のセーフ球受口器の側面図、
第11図は従来技術のセーフ球受口器の縦断側面
図、第12図は従来技術の他のセーフ球受口器の
斜視図である。 1……取付板、2……球入口、3,3……開閉
翼片、6……チヤツカー、8……箱枠、12……
回転体、30……レバー部材、30a……衝合
部、30c……永久磁石、31……妄動防止部
材、31a……球受部、31b……係止部、32
……スイツチ手段。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 取付板に形成した球入口の前面両側に一対の開
    閉翼片を起立及び傾動自由に軸支してその下方に
    チヤツカーを装着し、取付板の裏面の箱枠内に前
    記球入口の上方部後方に位置して開閉翼片間を通
    る球により回転し、該開閉翼片の起立と傾動を制
    御する回転体を軸支してなるセーフ球受口器にお
    いて、 前記回転体の下方に、球入口の下方部後方に臨
    む衝合部を設けたレバー部材と、球入口の下方部
    後方からチヤツカー内に突入する球受部を設けた
    妄動防止部材を回動可能に装着し、前記レバー部
    材に永久磁石を固定すると共に、該レバー部材が
    後方回動したとき永久磁石によつて動作するスイ
    ツチ手段を箱枠に設け、前記妄動防止部材にはレ
    バー部材の後方に対応させて該レバー部材の妄動
    を防止する係止部を設けたことを特徴とするパチ
    ンコ機用セーフ球受口器。
JP16514287U 1987-10-28 1987-10-28 Expired - Lifetime JPH0524374Y2 (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16514287U JPH0524374Y2 (ja) 1987-10-28 1987-10-28

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JP16514287U JPH0524374Y2 (ja) 1987-10-28 1987-10-28

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Publication Number Publication Date
JPH0169573U JPH0169573U (ja) 1989-05-09
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