JPH0539581U - パチンコ機用セーフ球受口器 - Google Patents

パチンコ機用セーフ球受口器

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JPH0539581U
JPH0539581U JP9848591U JP9848591U JPH0539581U JP H0539581 U JPH0539581 U JP H0539581U JP 9848591 U JP9848591 U JP 9848591U JP 9848591 U JP9848591 U JP 9848591U JP H0539581 U JPH0539581 U JP H0539581U
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JP
Japan
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rotating body
contact
ball
rotation
pieces
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Pending
Application number
JP9848591U
Other languages
English (en)
Inventor
誠二郎 磯井
Original Assignee
株式会社真城
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 一対の可動翼片の起立及び傾動動作を常に正
確に行なわせるようにする。 【構成】 起立及び傾動自在な一対の可動翼片3,3
と、該可動翼片3,3間を通る球が接触することにより
回転して両可動翼片3,3の起立と傾動を制御する回転
体11と、該回転体11を正しく回転規制する回転規制
片17とを設けてなるパチンコ機用セーフ球受口器にお
いて、前記箱枠8と回転規制片17とにそれぞれ磁石2
3,24を設け、両磁石23,24の磁気反発作用によ
り回転規制片17を回転体11に圧接させるようにした
ことを特徴とする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、起立及び傾動自在な一対の可動翼片と、該可動翼片間を通る球が接 触することにより回転して両可動翼片の起立と傾動を制御する回転体と、該回転 体を正しく回転規制する回転規制片とを設けたパチンコ機用セーフ球受口器の改 良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種のパチンコ機用セーフ球受口器としては例えば図6に示すものが 知られている。 即ち、取付板100に設けた球入口101の前面両側に一対の可動翼片102 ,102を起立及び傾動自在に軸着し、取付板100裏側の箱枠103内には、 複数の球接触片104を放射状に突出して前記可動翼片102,102間を通る 球が球接触片104に接触することにより回転し、可動翼片102,102の起 立と傾動を制御する回転体105と、該回転体105の上方に位置してその下面 に前記回転体105の各球接触片104間に上方から接触する係合突起106を 設けた回転規制片107を夫々軸108により軸支し、該回転規制片107を重 錘109またはばね(図示せず)で付勢して回転体105に圧接させることによ り該回転体105の過回動を防いで球が可動翼片102,102間に入る毎に回 転体105を球接触片104間の角度ずつ正しく回転規制するようにしている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
従来のセーフ球受口器にあっては、回転規制片107に対する重錘109また はばね等の強い付勢力が常に回転体105に加えられているため、球の接触によ る回転体105の円滑な回転動作を妨たげる大きな要因となっていた。一方、回 転体105に対する回転規制片107の付勢力を弱くすると、外部からの衝撃に よって回転体105が無用に回転したり過回動を生じて回転体105を正しく回 転規制することができなくなり却って問題が多い。 本考案は、従来技術の有するこのような問題に鑑みてなされたものであり、そ の目的とするところは、球の接触による回転体の円滑な回転動作を保証すると共 に、外部からの衝撃によって無用に回転したり過回動したりする等の誤作動を確 実に防止して回転体を最高の条件で正しく回転規制し得るようなパチンコ機のセ ーフ球受口器を提供しようとするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
かかる目的を達成するため本考案は、取付板に設けた球入口の前面両側に一対 の可動翼片を起立及び傾動自在に軸着し、取付板裏面の箱枠内には、軸筒外周面 に複数の球接触片を放射状に突出して前記可動翼片間を通る球が球接触片に接触 することにより回転し両可動翼片の起立と傾動を制御する回転体と、該回転体の 上方に位置すると共に、その下面に前記回転体の各球接触片間に上方から接触す る係合突起を設けて回転体を正しく回転規制する回転規制片とを夫々軸支してな るパチンコ機用セーフ球受口器において、前記箱枠と回転規制片とにそれぞれ磁 石を設け、両磁石の磁気反発作用により回転規制片を回転体に圧接させるように したものである。
【0005】
【作用】
回転体が停止しているときには、箱枠と回転規制片に設けた両磁石の弱い磁気 反発作用によって回転規制片が最も適正な付勢力で回転体に圧接している。この ため、回転体は球の接触によって無理なく円滑に回転動作を行うことができる。 一方、この状態で回転体が外部からの衝撃を受けて回転すると、該回転体に圧 接している回転規制片も回動してこれの磁石が箱枠の磁石に接近することになる 。このため、両磁石の磁気反発作用が増して回転規制片が強い付勢力で回転体に 圧接することになり、これによって回転体の無用な回転を確実に阻止する。
【0006】 また、回転体が球の接触によって所定角度回転すると、回転規制片も回転体の 回転に伴ない上方へ回動する。この回転規制片の回動によってこれの磁石が箱枠 の磁石に最も接近して両磁石の磁気反発作用が急激に増す。このため、回転規制 片はさらに強い付勢力で回転体に圧接して該回転体を確実に停止させるもので、 これによって回転体の過回動を防止して所定角度ずつ正しく回転規制する。
【0007】
【実施例】
以下に本考案の一実施例を図面と共に説明する。図において1は取付板であっ て、これの下方に球入口2を設け、この球入口2の前面両側に図2実線の平行起 立と同図鎖線の逆八字形に傾動自由な一対の可動翼片3,3を軸4,4により軸 着する。各可動翼片3,3は重心が夫々軸4,4の外方に位置し、その下端の後 側縁に突設した突起5,5を前記球入口2内に突入させている。6は両可動翼片 3,3の軸4,4により下方を覆って取付板1に固定したチャッカーで、これに 球入口2の下側辺と連通状に球の誘導底辺7を設ける。
【0008】 8は球入口2の後方において取付板1の裏側に連着した箱枠であり、これの前 部下面に球通路9を設け、後部上面には球の導入開口10を形成する。11は球 入口2の上方部分に対応させ、かつ、箱枠8内に差渡した横軸12に回転自在に 軸支した回転体であり、該回転体11は図4に示すように軸筒11aの外周面に 中心から等間隔で放射状に突出する3個の球接触片13a〜13cを軸方向に所 定間隔を離して2組設け、更に軸筒11aの両側端の一部には係合壁14,14 を設ける。前記各球接触片13a〜13cは常にそのひとつが可動翼片3,3間 を通って球入口2に入る球に接触する位置に置かれる。また、係合壁14,14 は一対の可動翼片3,3の突起5,5内面に係合位置したとき該各可動翼片3, 3を図2実線の起立位置に保持する。なお、前記2組の球接触片13a〜13c 間に位置した軸筒11aの外周面には、各球接触片13a〜13cにそれぞれ対 応する平らな係合面15a〜15cを有する断面三角形の係合部16が形成され ている。
【0009】 17は回転体11の上方において箱枠8に差渡した横軸18に後端部を回動自 在に軸支した回転規制片であって、下面に常時回転体11の係合面15a〜15 cの1つに上方から接触する係合突起19を設けている。なお、係合突起19の 下端は各係合面15a〜15cに密着し得るように傾斜面として形成されている 。また、20は箱枠8の導入開口10に導かれる球を受けて回動し、先端を回転 体11の係合片21に下方から接触させて該回転体11を回転させるレバー部材 、22は該レバー部材20の妄動を防止するロック部材である。
【0010】 しかして、本考案では、前記箱枠8の上側内面に磁石23を設けると共に、回 転規制片17の前部位置に該回転規制片17の回動によって前記磁石23に接近 対向する磁石24を設けている。これら両磁石23,24は互いに同極を対向さ せて磁気反発作用を生じさせるようにしている。
【0011】 次に、本実施例の作用を説明する。図2及び図3実線のように一対の可動翼片 3,3が起立しているとき、回転規制片17は、磁石23,24による弱い磁気 反発作用を受けており、これによって、回転規制片17の係合突起19が回転体 11の係合面15a〜15cのいずれかに適正な付勢力で圧接して回転体11が 無用に回転しないように規制している。そして、この状態で、その可動翼片3, 3間に球が入るとこれがチャッカー6の誘導底辺7に導かれて回転体11の一つ の球接触片13aに接触し、回転体11を回転させながら球通路9へ流出する。
【0012】 一方、回転体11の回転に伴ない回転規制片17の係合突起19が図3鎖線の ように回転体11の係合部16の角部で上方へ押動される。そして、係合突起1 9と係合部16の角部との係合が外れる直前に両磁石23,24が最も接近して 磁気反発作用が急激に増す。このため、回転体11が球接触片13a〜13cの 数/360度回転してこれの係合部16と回転規制片17の係合突起19との係 合が外れると該係合突起19は磁気反発作用による強い付勢力で回転体11の係 合部16に圧接して該回転体11の回転を停止する。これによって、回転体11 の過回動を防いで球が可動翼片3,3間に入るごとに回転体11を球接触片13 a〜13cの数/360度づつ(本実施例では120度)正しく回転規制する。
【0013】 そして、可動翼片3,3は回転体11の前記回転により係合壁14,14が後 方へ移動して突起5,5との係合が解かれるため、図2鎖線のように自重で外方 へ傾動して開く。以後同じように球が可動翼片3,3間に入るごとに回転体11 が球接触片13a〜13cの数/360度づつ回転し、可動翼片3,3は突起5 ,5が回転体11の係合壁14,14に係合されると起立し、その係合が解かれ ると傾動する動作を正しくかつ確実に繰り返し行う。
【0014】 また、可動翼片3,3が起立しているとき、外部からの衝撃で回転体11が回 転すると、回転規制片17も上方へ回動して両磁石23,24が接近し、磁気反 発作用が増すことになる。このため、回転規制片17の係合突起19が強い付勢 力で回転体11の係合部16に圧接することになり、これによって回転体11の 無用な回転を確実に阻止する。
【0015】
【考案の効果】
以上のように、本考案のパチンコ機用セーフ球受口器は、箱枠と回転規制片と にそれぞれ磁石を設け、該両磁石の磁気反発作用を利用して回転体を最高の条件 で回転規制し得るようにしたものであるから、一対の可動翼片の起立と傾動々作 が常に正確に行なわれる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】パチンコ機用セーフ球受口器の斜視図である。
【図2】図1の正面図である。
【図3】図1の縦断側面図である。
【図4】回転体の斜視図である。
【図5】回転規制片の斜視図である。
【図6】従来のパチンコ機用セーフ球受口器の縦断側面
図である。
【符号の説明】
1 取付板 2 球入口 3,3 可動翼片 8 箱枠 11 回転体 13a〜13c 球接触片 17 回転規制片 19 係合突起 23,24 磁石

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 取付板に設けた球入口の前面両側に一対
    の可動翼片を起立及び傾動自在に軸着し、取付板裏面の
    箱枠内には、軸筒外周面に複数の球接触片を放射状に突
    出して前記可動翼片間を通る球が球接触片に接触するこ
    とにより回転し両可動翼片の起立と傾動を制御する回転
    体と、該回転体の上方に位置すると共に、その下面に前
    記回転体の各球接触片間に上方から接触する係合突起を
    設けて回転体を正しく回転規制する回転規制片とを夫々
    軸支してなるパチンコ機用セーフ球受口器において、 前記箱枠と回転規制片とにそれぞれ磁石を設け、両磁石
    の磁気反発作用により回転規制片を回転体に圧接させる
    ようにしたことを特徴とするパチンコ機用セーフ球受口
    器。
JP9848591U 1991-11-01 1991-11-01 パチンコ機用セーフ球受口器 Pending JPH0539581U (ja)

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JP9848591U Pending JPH0539581U (ja) 1991-11-01 1991-11-01 パチンコ機用セーフ球受口器

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005334211A (ja) * 2004-05-26 2005-12-08 Sanyo Product Co Ltd 遊技機

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0223582B2 (ja) * 1978-11-17 1990-05-24 Kuroodo Saborudori

Patent Citations (1)

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