JPH0570016A - シート材の積重ね兼移送装置及び方法 - Google Patents

シート材の積重ね兼移送装置及び方法

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JPH0570016A
JPH0570016A JP3261094A JP26109491A JPH0570016A JP H0570016 A JPH0570016 A JP H0570016A JP 3261094 A JP3261094 A JP 3261094A JP 26109491 A JP26109491 A JP 26109491A JP H0570016 A JPH0570016 A JP H0570016A
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Abstract

(57)【要約】 製袋機から袋を次の製造装置に搬送するにあたって、袋
を積み重ねる装置に関し、シャフト(58)、該シャフトの
両端に固定される１対の中空のハブ(56)、該ハブから半
径方向に延長する中空のアーム(34)を有し、該アームが
平行部分と傾斜端部とからなり、前記アームの平行部分
間の間隔は前記シート材の横幅よりも大きくされてお
り、更に前記アームは、該アームの平行部分と共通平面
内で連結され該アームの中空部分に連通するシート材握
持及び支持用の中空のバーを有し、該バーが前記アーム
を経て真空源に連通する孔及び前記シート材を握持及び
保持するスクリーン(64)を具えており、前記バーと前記
スクリーンは前記積重ね装置を通過し得るように前記傾
斜端部から十分な間隔を保つよう構成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、熱可塑性シート材の製
造に関し、さらに詳しく言えば、シート材または該シー
ト材から作られた袋の積重ね体（堆積体）を作る装置と
方法に関する。
【０００２】
【従来の技術】本発明の特定の観点に関係のある特許に
なった従来技術として、エル・マックチエロンに与えら
れた米国特許再第27523 号とデイ・シ・クロウフォード
に与えられた第4,386,924 号とアール・ド・ビンに与え
られた第4,451,249 号を挙げることができる。これらの
特許は本願の出願人に譲渡されていて、これらの特許の
内容はこの明細書の中で言及されている。
【０００３】
【発明が解決しようとする問題点】本発明を実施するこ
とにより作ることができる袋の１つのタイプは、熱可塑
性材料のガセット付き２プライ・シート材を切断するこ
とにより作られた手で把持するループまたは腕に通すよ
うにされたループを有する買物袋として知られている。
さらに詳しく言えば、シート材の一端が切断され、これ
により向かい合った両側のガセットの内側の折り目の一
部分が切断される。通常シート材の一端からＵ字状の部
分が切除される。この形状を呈している袋はＴシャツ形
の袋と呼ばれている。なぜなら、この袋の一般的な輪郭
がＴシャツ等の衣類に似ているからである。
【０００４】
【問題点を解決するための手段】Ｔシャツ形の袋または
買物袋を作るため、いろいろなやり方が採用されてい
る。１つのやり方は、供給方向に関し横方向に延在した
封止端を有するガセット付きのチューブ状熱可塑性材料
のシート材をウェブの前部からＵ字状の部分を切断する
装置に順々に移送することである。
【０００５】別のやり方は、両端が封止された多数のウ
ェブ・セグメントをフラットな水平面の上に位置してい
る当接部に当接させた状態で積重ねて、積重ね体を作る
ことである。前記フラットな水平面は割出し可能なコン
ベヤでもよい。また積重ね体のへりは上下方向に揃った
状態にある。積重ね体の所定の領域で機械や手で高温の
ピンを突き差すことにより積重ね体は一時的に一体化さ
れ、続いてＵ字状の部分を切断して手による把持ループ
を作るために、積重ね体が切断装置に案内される。
【０００６】すなわち、本発明によれば、細長くて柔軟
なウエブから形成したシート材にして、縦方向に相互に
平行して延長する縁部を有するとともにシート移送兼積
重ね装置に向けての直線搬送方向に関して一般に横方向
に延長する縁部を有するように細長くて柔軟なウエブか
ら形成されたシート材を、堆積体として積重ねる積重ね
ステーションに向けて搬送する装置において、シート移
送兼積重ね装置は、シャフト、シャフトの軸線を中心に
して回転し得るようにシャフトの両端に固定される１対
の中空のハブ、ハブから半径方向に延長するようにハブ
に取付けられ、対をなして共通平面内に置かれる複数対
の中空のアームであってハブの内側中空部分に連通する
アームを有し、アームはハブから半径方向に延長する無
孔の平行部分であって、ハブを経て真空源に連通する真
空装置を具えた傾斜端部に連通する平行部分を有し、傾
斜端部は、シート材の横方向縁部の位置から縦方向縁部
の位置に延びる区域でシート材を保持して積重ね装置を
跨いで通過し得るように、相互に横方向に十分離隔して
いて、共通平面内に位置するアームの平行部分間の間隔
は、平行部分とシート材の縦方向縁部との間に間隔が得
られるようにシート材の横幅よりも大きくされており、
更にアームは、アームの平行部分に平行部分と共通平面
内で連結され傾斜端部から縦方向に離隔して横方向に設
けられるとともにアームの内側の中空部分に連通するシ
ート材握持及び支持用の中空のバーを有し、バーはアー
ムを経て真空源に連通する孔、及びシート材の他方の横
方向縁部に隣接して延在するシート材の横方向区域に沿
ってシート材を握持及び保持するスクリーン(64)を具え
ており、バーとスクリーンは積重ね装置を通過し得るよ
うに傾斜端部から十分な間隔を保っており、更に積重ね
ステーションは、傾斜端部の通路内に置かれシート材の
一方の横方向縁部に挿通されてシート材を傾斜端から分
離する直立した第１ピン、アームの平行部分の横方向間
隔よりも短い幅をもった細長くて堅固なサポートであっ
て、シート材の一方の横方向縁部が前記傾斜端部から分
離されるとシート材の他方の横方向縁部をバー及びスク
リーンから分離し、続いてシート材の他方の横方向縁部
に隣接した部分でシート材がサポート上に掛けられるサ
ポート、及びサポートの両端から離隔して設けられる直
立案内子であって、アームの平行部とシート材の縦方向
縁部の間で延びていてサポートから垂下したシートの部
分を案内する案内子を有するシート材搬送装置が与えら
れる。
【０００７】また、本発明によると、シート材の縁部の
位置に隣接する部分をピンに通してシート材を実質的に
平面状態に配置するシート材配置方法において、シート
材の両側の縁部とピンが挿通された地点を含む第１横方
向区域とでアームの傾斜端部がシート材を解放可能に握
持する段階、シート材を握持、支持するバーで横方向区
域から離隔した第２横方向区域でシート材を解放可能に
握持する段階、及び記シート材が前記ピンの周囲で回動
しないようにシート材を第１横方向区域と第２横方向区
域の間に設けられた直立案内子の間に配置した上、シー
ト材を第１横方向区域と第２横方向区域から連続的に解
放する段階を含有するシート材配置方法が与えられる。
【０００８】
【実施例】以下、本発明の好ましい実施例を図解した添
付図面を参照しながら本発明を詳細に説明する。
【０００９】本発明の原理を取り入れたシート材移送兼
積重ね装置が第１図に示されていて、この装置は参照数
字20により代表的に表示されている。一般に使用されて
いる製袋機24により作られたガセット付きの２プライ・
シート材より成るチューブ状の熱可塑性シート材22は前
縁26と後縁28に沿ってシールされている。順々に作られ
たシート材は従来の要領で構成されたサポート30上に広
げた状態に載置される。シート材がサポート30上に広げ
て載置されたあとただちに、シート材は（図１で見て）
時計方向に回転する移送兼積重ね装置32により把持され
る。この装置32は半径方向に延在することともに、円周
方向に沿って隔置されている複数の対をなすアーム34を
具えており、該アーム34は従来公知の要領に従ってアー
ムに設けられた複数個の開口を経て真空源に接続されて
いて、シート材を把持して積重ねステーション36に移送
する。積重ねステーション36は、保持部40と協働するポ
ストすなわちピン38を具えていて、積重ねステーション
でウェブセグメントの整列した積重ね体42を広げた状態
に保持する。本明細書に使用している用語「ウェブ・セ
グメントの整列した積重ね体」とは、順々に重ねられた
シート材の縁部が互いに上下に揃っている状態を意味す
るものである。
【００１０】一般に使用されている電子式カウンターを
使用して所定数のシート材が積重ね体に積重ねられる
と、積重ね体42は横移動機構または割出し機構46により
挟持装置44まで破線の矢印で表示されている方向に移送
される。横移動機構46が作動する直前に、貯留装置48が
作動状態になって、積重ね体を構成する所定数のウェブ
・セグメントを貯留する働きをする。このとき、これ以
前に束ねられた積重ね体は挟持装置44に向かって移動し
ている。
【００１１】好ましい構成要素の一般的な配置に関する
上記の簡単な説明を念頭におけば、移送兼積重ね装置32
は、熱可塑性シート材がサポート30の上に広げて載置さ
れて湾曲した経路を経て積重ねステーション36に移送さ
れるとき、シート材を把持して、これを保持するもので
あることは理解できよう。各シート材は、ピン38と保持
部40と協働するローラー50（図２参照）の横移動サポー
トにより積重ねられた状態に保持される。所定数のシー
ト材が貯留されると、貯留装置48はシート材の経路の中
にすばやく突出して一時的に積重ね体を作る。そして、
完成した積重ね体を挟持装置44に向かって移動させる。
【００１２】図２と図３は、ポスト38を具えた積重ねス
テーション36にシート材22を移送することに関与してい
る半径方向に延在したアーム34の好ましい輪郭を図示し
たものである。保持部40は、上向きに延在したサポート
52（図５参照）に回転可能に支持され、横方向に延設さ
れたローラー50を具えている。サポート52には上に向か
ってわずかに末広がりに広がった保持指体54が形成され
ている。従って、袋の積重ね体を構成する個々の袋は、
ピン38と、横方向に延設された支持ローラー50の両端の
保持指体54とにより保持される。
【００１３】移送兼積重ね装置32は、適当な装置により
回転されるシャフト58上に固定された中空のハブ56を具
えている。半径方向に延在したアーム34はそれぞれ中空
に作られていて、ハブ56の内部と連通している。さら
に、アーム34はハブ56に強固に接続されているととも
に、横方向に延在するバー60と62を介して相互に接続さ
れており、バー60と62はアーム34を経て中空のハブ56と
連通している。スクリーン、すなわち複数のロッド64は
バー60と62に接続されているとともに、バー60と62の間
に延設されていて、シート材が積重ねステーション36に
移動する間、シート材をバックアップ的に支持する働き
をする。
【００１４】中空のアーム34の端部66は、後述する目的
のため内向きに互いに向かい合うように曲げられてい
る。横方向に延在したバー60，62のそれぞれに多数の小
孔68が穿設されている。同様に、アーム34に内向きに曲
げ加工された部分66に多数の小孔70が穿設されている。
従来の装置の場合と同様、ハブはアーム34の横方向に延
在したバー60，62と連通している真空源に接続されてい
て、これらのアーム・バーがサポート30上に広げて載置
されているシート材と接触すると、シート材をしっかり
と保持する働きをする。これにより、シート材は、円弧
状の経路をたどって積重ねステーション36に移送され
る。
【００１５】図３は、半径方向に延在したアーム34及び
横方向に延在したバー60，62とシート材22との関係を図
示したものである。このように、シート材の横方向のへ
りとなる後縁28から長さ方向のへりLMまで延在する斜め
の領域72によってシート材が保持されていることは明ら
かである。横方向に延在したバー60，62は横方向に延在
した領域74に沿ってシート材を把持しており、該領域74
の一方はシート材22の横方向に延在した今一つのへりと
なる前縁26の近傍に位置している。このように配置構成
されているので、シート材は横方向に延在したへり26，
28の近くに保持されることになる。シート材を強固にか
つ安定的に保持するため半径方向に延在したアーム34と
横方向に延在したバー60，62についていろいろな変更を
行うことが可能であることは容易に理解できよう。たと
えば、アーム34の外端部66を90°の角度をなして互いに
向かい合わせに内向きに曲げるようにするか、あるいは
アーム34と一体に作られた中空のブロックがシート材の
後縁28のあたりを把持するようアーム34を構成してもよ
い。また、横方向に延在したバー60，62の一方または両
方を無くし、その代わりに真空源に接続され、内向きに
延在した延長部を設けて左右の延長部の間でシート材を
支持する表面を形成し、このシート材支持表面でもって
ロッド、すなわちスクリーン64と同等の機能を発揮させ
ることも可能である。図３に示されているシート材22に
は製袋機で打貫された穴76が設けられており、穴76は積
重ねステーション36にあるポスト38に差し通される取付
け穴の働きをする。必要な場合、シート材22に取付け穴
を設けないで、先のとがったピンで差し通すことにより
積重ねを行うようにしてもよい。
【００１６】図４は完成した袋の形態の１つを示したも
のである。シート材はそれぞれ、内向きに延在したガセ
ットを具えており、該ガセットの内縁は点線78により表
示されている。袋の積重ね体を切断する行程の間に部分
80が取り除かれる。なお、切断線は、ガセットの内縁78
の外側に位置して長さ方向のへりLMにほぼ平行に延在す
る線82と、該線82を相互に接続する横方向に延在してい
る線84とから構成されている。したがって、完成した袋
は手で把持するループ85を具えており、ループ85は、通
常、使用者の手を差し入れることができるよう十分に大
きく寸法ぎめされている。しかし、いろいろなスタイル
の袋やＴシャツ形の袋を作ることができることは容易に
理解できよう。比較的重要な例としては、結合した袋の
積重ね体から１つまたは複数の袋をひきちぎることによ
って袋を１つずつ分離できるように袋を積重ねる構造が
ある。
【００１７】本発明によれば、個々の袋またはシート材
が（しわのない）なめらかな表面のままでシート材移送
兼積重ね装置20の把持部からシート材を取りはずすこと
ができ、また、ポスト38を１本だけ使用することにより
積重ね体の整列状態を保持することができる。この場
合、１本より多くのピンまたはポストまたはクランプの
ごとき保持手段を使用してさしつかえないことは理解で
きよう。これらの目的を達成する装置は、半径方向に延
在したアーム34及びシート材22と、保持指体54と随意に
係合する横方向に延在しているサポート52との関係に関
連している。第2A図を参照すると、シート材22の長さ方
向のへりLMが半径方向に延在したアーム34の内側にある
ので、ギャップ86が生じることは容易に理解できよう。
このようにして担持されたシート材が積重ねステーショ
ン36に到達すると、ポスト38が穴76を通り抜けて突出
し、これとほぼ同時に保持指体54がギャップ86に入るの
で、２個の保持指体54の間でシート材が横方向に移動す
ることを制止することができる。シート材がピン38のま
わりで移動することができるので、保持指体54または該
保持指体54に相当する部材は、シート材が不整合な状態
になることを積極的に防止する手段を構成している。し
かし、積重ね体を貯留して移送する間、指体54のごとき
制止手段が無くとも積重ね体を整合させることができる
ことは理解できよう。ピン38が穴76を通って突出し、シ
ート材の長さ方向に延在したへりLMが指体54の間で制止
されたあと、シート材はローラー50を覆う。このとき、
横方向に延在したバー60，62による真空吸引作用によ
り、ピン38とローラー50との間である程度の張力がシー
ト材に与えられる。アーム34が積重ねステーションに接
近する際における、積重ねステーションの傾斜角度とア
ーム34の接近角度との関係によって、シート材が解除さ
れる順序が決定されるが、シート材の解除がまず後縁28
で行われ、その後に横方向に延在しているバー60，62に
よってシート材を保持し続けることにより、シート材が
ローラー50に完全にかぶさる前に、シート材をわずかに
引張る効果が生じることが好ましい。
【００１８】図６は、図２の一部を拡大した平面図であ
って、半径方向に延在しているアーム34が積重ねステー
ション36に熱可塑性シート材22を載置する段階を図示し
たものである。保持指体54と、アーム34とシート材22の
長さ方向に延在したへりLMとの間のギャップとの関係を
この図面からはっきりと理解することができよう。横方
向に延在したバー60の把持作用または保持作用によりし
わのない状態にシート材が順々に載置されている状態が
図９に示されている。図９から、横方向に延在したバー
60，62と接するシート材の一部分がいぜんとしてしっか
りと保持されている状態で、取付け穴76を貫通してポス
ト38が突出していることが理解することができよう。な
お、シート材の長さ方向のへりは２個の保持指体54の間
に位置しており、また、シート材がローラー50のまわり
にかぶさったとき、バー60，62によりシート材を保持す
ることによってシート材が引張られた状態になり、この
状態は、半径方向に延在したアームがさらに回転して、
前縁26に隣接したシート材の部分が横方向に延在したバ
ー60，62からはがれるにいたるまで持続する。したがっ
て、ポスト38を指体54の複合作用と横方向に延在したバ
ー60，62によるシート材の保持作用によりシート材をし
わの発生を伴うことなく整列した状態に積重ねた積重ね
体の形成が促進されることになる。
【００１９】本発明によれば貯留装置48が設けられてお
り、貯留装置48は、所定数のシート材が積重ね体に貯留
されると、作動状態となって、積重ね体を積重ねステー
ション36から移送するようになっている。同時に作動す
る貯留装置48が一時的に積重ねステーションに配置され
ていて、完成した積重ね体を積重ねステーション36から
移動させる間、シート材を貯留する働きをする。これら
の目的を達成する好ましい装置を図１、図５、図９乃至
図13に示す。完成した積重ね体が積重ねステーション36
を移動する途中、積重ね体の整列状態を安定化させる装
置も設けられている。シート材積重ね体は、図５に示さ
れている逆Ｕ字状のサポート88に貯留される。細長いス
ロット90がサポート88に形成されており、スロット90の
幅はピン38が自由に移動することができるよう十分に広
く寸法決めされている。シート材の積重ね体の中央部分
を支持する表面は横方向に外向きに広がり、長さ方向の
へりLM間で測定したシート材の幅に少なくとも等しい横
幅をもったほぼ三角形のテーブル92を形成している。完
成した積重ね体を担持しているピン38が挟持装置44に向
って移動するにしたがって、アクチュエーター94（１個
だけを図示する）を動作させて、固定の枢軸100 まわり
で枢動可能に取り付けられたベル・クランク98を介して
プレッシャー・ローラー96を上下動させ、積重ね体の移
動を安定させるようになっている。後縁28がローラー96
を越えて前進したあとに、プレッシャー・ローラー96が
積重ね体と接触することは理解できよう。したがって、
プレッシャー・ローラー96を使用することにより、積重
ね体が移動する間、積重ね体を整列した状態に維持する
ことができる。ピン38は袋の積重ね体を長さ方向に十分
な距離移動させ、挟持装置44の下で積重ね体の前縁を位
置ぎめする。挟持装置44はチャンネル部材102 を具えて
おり、挟持指体106 を楽に収容するスロットがチャンネ
ル部材102 の下側の腹面104 に形成されている。三角形
状のテーブル92の延長部を限定している複数の支持指体
108 が隔置されていて、チャンネル部材104 の下側の腹
面に形成されたスロットとほぼ一致するスロット110 を
限定している。上述の構成により往復動するクロスヘッ
ドにより担持されている挟持指体106 は、積重ね体の前
縁を担持して挟持し、把持部85を形成するため線82と84
に沿って積重ね体を切断する装置も具えた次の処理区画
に積重ね体を移送するよう位置決めされている。三角形
状のテーブル92の表面から取付けフランジ116 に向って
下向きに延在して横方向外向きに広がった壁114 と一体
をなす傾斜した壁112が逆Ｕ字状のサポート88に形成さ
れている。横向きに外に向って徐々に広がっている壁11
4 の輪郭は、ピンまたはポストに結合されていて、完成
した積重ね体が挟持装置44に向って移動するときピンま
たはポスト38といっしょに移動するフレキシブルなフラ
ップ118 のカム機能表面を提供している。フラップ118
は皮またはその他適当な材料から作られているので、フ
ラップ118 が壁114 に接するにしたがって、フラップ11
8 は徐々に外に向って広げられる。従って、積重ね体の
基部にあるシート材が壁112 から壁114 に移動し、さら
にテーブル92の表面に移動するにしたがって、前記シー
ト材がちぎれたりあるいはしわがよったりすることはな
い。シート材または袋の積重ね体がピン38により挟持装
置44に移送されると、チャンネル部材102 はアクチュエ
ーター120 により下に向って移動し、積重ね体の前縁を
押圧する。押圧が行われている間、挟持指体106 は積重
ね体と係合し、その後アクチュエーター120 が動作し
て、挟持指体106 を図５で見て右方に移動させる前に、
チャンネル部材102 を持ち上げる。この一連の動作によ
り積重ね体がテーブル92から除去される。こうして、テ
ーブル92は後続の積重ね体を受け入れる用意ができあが
る。
【００２０】中断が生じることなく積重ねを行い、した
がって製袋機が連続的に運転するようにするため、少な
くとも先に完成した積重ね体がスライドしている間、後
続の積重ね体の所定数のウェブ・セグメントを貯留させ
る働きをする装置が用意されている。この装置は、図
１、図５、図９乃至図13に示すように、代表的に参照数
字48により表示されている。なお、本発明の特徴をなす
動作構成要素の図解の簡明化をはかるため、特定の動作
構成要素を支持するフレーム構造の一部分の図示は省略
されている。なぜなら、このようなフレーム構造は当業
者には周知のことであるからである。図９を参照する
と、完成した積重ね体を移動させながら複数のシートを
貯留する装置48はビーム、すなわちクロスヘッド124 を
具えており、該ビーム124 の両端は適当な固定部材によ
ってしっかりと固定されていて、図示の実施例では横方
向に延在したシャフト132 に固定されたプーリ130 のま
わりに巻き付けられているタイミング・ベルト126 ，12
8 の下側の行程に位置決めされている。説明の便宜上、
プーリ130 は後部プーリと呼び、プーリ134 は前部プー
リと称す。プーリ134 は、支持フレーム構造（図示せ
ず）により担持されている短いスタブ・シャフト136 上
に回転可能に取り付けられている。
【００２１】ヘッド124 の一方の端部はブロック140 と
142 との間でベルトを挟持する適当な固定部材138 によ
りタイミング・ベルト128 にしっかりと固定されてい
る。図示されていないフレーム構造上に設けられた案内
通路上を走行する案内ロール144 がビーム124 を支持す
る働きをしている。ビーム124 の他方の端部は、上下に
並べて配置されたブロック148 と150 との間でタイミン
グ・ベルト126 の下側の行程を挟持する固定部材146 に
よりベルト126 に固定されている。ケーブル・シリンダ
ー158 の両端の間で延在している該両端に固定されたプ
レート156 にしっかりと接続されている案内ロッド154
を摺動可能に収容している穴が穿設されたブロック152
がブロック150 の下面にしっかりと接続されている。
【００２２】ケーブル・シリンダーは流体圧力源に接続
されている。ケーブル・シリンダー内で往復動するピス
トンは溝付きプーリ162 と164 のまわりに張設されてい
るケーブル160 に接続されていて、ケーブル160 を動作
させる（図11参照）。プーリ162 と164 はそれぞれ、プ
レート156 に固設された２枚のプレート166 の間に回転
可能に取付けられている。ケーブル160 のうち露出した
側の行程はブロック152 にしっかりと固定されているの
で、ケーブル・シリンダー158 を動作させると、往復動
がケーブル160 を介してビームまたはクロスヘッド124
に伝達される。
【００２３】上述の構成によれば、挟持装置44に向って
完成した積重ね体が移動している間、シート材移送兼積
重ね装置20と同期して、１つまたは複数のシート材を一
時的に貯留する貯留装置168 が位置決めされる。貯留装
置168 は横方向に隔置された細長いバー170 を具えてお
り、該バー170 は一端にローラー172 を担持している。
バー170 の反対の端部は、参照数字175 により表示され
ている箇所のように、クロスヘッド124 にしっかりと取
付けられている（図11参照）。
【００２４】アクチュエーター176 を作動させることに
より一時的な積重ねポスト、すなわちピン174 がバー17
0 の表面の上下に突出することができるようになってい
る。さらに詳しく言えば、積重ねピン174は図示のよう
に半円形の中空のポストの形に設計されているのが好ま
しく、この中空のポストはバー170 の間に配置されたほ
ぼＬ字状のビーム178 により担持されている。ビーム17
8 の短い脚つまり後部脚は、ビーム124 の後部の垂直に
延在したウェブに固定された横ガイド180の間に配置さ
れていて、アクチュエーター176 の出力ロッドにしっか
りと取付けられている。ロッドを延在させるような構成
されたアクチュエーター176 を作動させると、該アクチ
ュエーター176 により担持されているビーム178 と積重
ねポスト174 はバー170 の上部表面を包有した面の下に
下向きに突出する。必要な場合、バー170 の上部表面に
パッド182 を固定し、一時的積重ねポスト174 に一般的
に貯留されたシート材を支持する平滑な表面を提供する
ようにしてもよい。
【００２５】上述のように、ピン38は、横移動機構46に
より積重ねステーション36から挟持装置44までスロット
90の中を移動することができ、横移動機構46は、プレー
ト188 に固定されかつ該プレート188 から突設された２
枚のプレート186 間でケーブル192 が掛けられた溝付き
車190 を回転可能に取付けているケーブル・シリンダー
184 を備える。マニホルド・ブロック194 はケーブル19
2 の露出した側の行程にしっかりと固定されていて、前
部スプロケット198 と後部スプロケット200 のまわりに
張設されたスプロケット・チェーン196 のリンクを構成
する。マニホルド・ブロック194 は２つの基本的な機能
を具えている。すなわち、一方の機能は、シリンダー18
4 の往復動をスプロケット・チェーン196 に伝達するこ
とであり、他方の機能は、アクチュエーター204 に空気
圧を供給して、参照数字202 により代表的に表示されて
いるフレキシブルな導管をへて図10に示されている３つ
の異なった位置に積重ねピン38を位置決めするよう動作
させることである。
【００２６】さて、図10を参照すれば、ピン38の３つの
位置、つまり、移送位置、積重ね位置、及びひっこんだ
位置が、それぞれ38T と38S と38R として表示されてお
り、移送位置が実線により示され、積重ね位置とひっこ
んだ位置とが仮想線により示されている。積重ねポスト
174 の一時的な位置も図示されている。輪郭が実線で描
かれている持ち上げられた位置は積重ねステーションで
１枚または複数のシート材を貯留するよう動作するとき
に積重ねポスト174 が占める位置であって、この位置は
実線により示されており、一方、積重ねピン38が積重ね
位置に戻って、位置38T を占めると、一時的積重ねポス
ト174 は、アクチュエーター176 の動作により仮想線の
輪郭位置まで下がり、しかるのちケーブル・シリンダー
158 の作用により図８に示されている位置まで戻され
る。
【００２７】導管202 を圧力ライン206 と排気ライン20
8を接続する複数の流体通路がマニホルド・ブロック194
に形成されている。図10に示されている選択された位
置に積重ねポストまたはピン38を位置ぎめする働きをす
る圧力源に圧力ラインを接続しあるすは圧力ラインとの
接続を解除するため、適当な制御ロジックを使用しても
よい。導管202が比較的びんと張った状態に保たれてい
るようにするため、導管はチェーンのリンクにピン止め
された耳部212 を有するフラットな頂部セグメント210
上に配置されていて（図12参照）、アクチュエーター20
4の近傍からマニホルド194 まで延在したフラットでフ
レキシブルな表面を形成している。アクチュエーター20
4 はほぼ長方形の形状を呈しているキャリジ214 の一部
分であって、該キャリジ214 に取付けられている。キャ
リジ214 はチェーン196 の一端を取付けている比較的厚
いブロック216 とチェーン196 の他端を取付けているプ
ロック218 により構成されている。ボックス状のキャリ
ジ構造体214 はブロック216 と218 にしっかりと取付け
られたサイド・プレート220(図13参照）により完成した
ものとなり、垂直方向に隔置された対をなす案内ローラ
ー222 がキャリジ214 に取付けられている。案内ローラ
ー222 は積重ねステーションから挟持装置44の領域まで
キャリジ214 を案内する細長いボックス・ビーム224 と
係合するようになっている。
【００２８】製袋機を連続的に運転させるという目的を
達成し、装置20によるシート材のピックアップと移送を
連続的に行うようにするため、積重ねピン38が占める領
域の中で一時的な積重ねポスト174 を位置ぎめする一時
的な貯留装置48はケーブル・シリンダー158 の迅速な加
速と減速を指令するようにされていることは理解できよ
う。一時的な積重ねピン174 か積重ねポスト38に関し包
みかこむ位置関係を占めたとき、一時的な積重ねピン17
4 の迅速な加速にもとづく力を吸収しあるいは解放する
ため、エネルギ吸収装置226 が設けられている。この装
置の好ましい構成によれば、パッド228 がばね232 によ
り取り囲まれたロッド230 の端部に固定されている（図
11参照）。ロッド230 は、積重ね体貯留装置48を支持し
ている天井フレーム構造（図示せず）に固定されたブロ
ック234 の中に形成されている穴の中に摺動可能に取付
けられている。１つのパッドだけが図示されているが、
２つまたは２つより多くのパッド228 を設けてさしつか
えないことは理解できよう。ポスト174 がポスト38に到
達すると、パッドはビームまたはクロスヘッド124と接
触する。ポスト174 とポスト38との間で正しい包みかこ
み関係を維持するため、エネルギー吸収装置226 は調節
可能なストッパー229 を具えている。パッド228 とクロ
スヘッド124 との間の接触圧力はシリンダー158 内の圧
力によって維持されている。ポスト174 とポスト38との
間の包みかこみ関係は図10に示されている通りである。
ピン38により担持されている完成した積重ね体を挟持装
置まで移動させる間、何枚かのシート材がポスト174 の
上に載置されていることと、移動が終ったあと、ピン38
が通常のスタッフ貯留位置まで戻ることはこの図面より
理解できよう。図10に示されているように、アクチュエ
ーター204 は、一時的積重ねポスト174 から積重ねポス
ト38までシート材22を移動するためにピンを突出させる
ことと、積重ね体を限定するために補足的なシートの貯
留の間、ピン38を突出させることと、挟持装置44から積
重ね位置までキャリジ216 が移動する間、ピン38を突出
させることとを制御する。さらに詳しく言えば、所定数
のシート材がピン38上に貯留されると、ケーブル・シリ
ンダー158 が作動して、ビーム124を迅速に移動させ、
シート材の移動軌道の中でビーム124 により担持されて
いるバー170 が移送され、ピン174 が次の積重ね体の１
枚または複数のシート材を貯留する位置に到達すると、
このような動作は抑止される。前に向ってあるいは積重
ねステーション36に向って移動するさい、ローラー172
は完成した積重ね体のもっとも上位にあるシートに当接
してこのシート上を転動する。このとき、ピン38は位置
28S にあって、ピン38上に貯留された積重ね体を挟持装
置44に向って移動させる。積重ね体の前縁が挟持される
と、アクチュエーター204 はピンを位置38R にひっこま
せ、ケーブル・シリンダー184 がキャリジ216 を積重ね
ステーション36に戻すまでピンをこの位置に保持する。
この期間中に何枚かのシート材がポスト174 上に積重ね
られる。シート材をポスト174 からピン38まで移送する
ため、アクチュエーター204 は位置38T までピンを上に
向って突出させると、ピン38はシート材の穴76を貫通す
る。このとき、アクチュエーター176 が付勢されて、
（図10で仮想線で示されているように）下に向ってポス
ト174 を移動させ、続いてケーブル・シリンダー158 が
動作して、積重ねステーション36から離れ勝手にうしろ
向きにビーム124 を移動させる。アクチュエーター204
は再び動作して、通常の位置である位置38S までピンを
移動させる。
【００２９】図14より図23までの概念的な説明図を参照
しながら上述の装置の全動作を説明する。図14は、アー
ム34により保持されているシート材22が完成した積重ね
体Ｓの最後のシート材である状態を図解したものであ
る。シート材が積重ねられると、一時的な積重ねテーブ
ルを構成するロッド170 が積重ね位置で迅速に突出す
る。これにより後続の袋またはシート材がポスト174 上
でロッド170 により支持される。ほぼこれと同時に、チ
ェーン196 を動作させるケーブル・シリンダー184が動
作して、完成した積重ね体を挟持装置44に向って移動さ
せる。積重ね体Ｓが移動すると、アクチュエーター94
（図５参照）が動作して、ローラー96を積重ね体と接触
せしめ、これによりシート材22がポスト38のまわりで回
動しようとする傾向を制止する。さらに、ロッド170 が
積重ね体の最初のシート材を積重ねるよう位置ぎめされ
ると、アイドラー・ローラー51がローラー172 の下に位
置するようになる。完成した積重ね体が移動すると、ロ
ーラー51は積重ね体の自由な移動を促進する可動表面と
して機能する。袋の積重ね体の前縁が挟持ステーション
44に到達すると、アクチュエーター120 が作動してチャ
ンネル102 が下に向って移動し、積重ね体の前縁を指示
体108 に押圧する（図17参照）。テーブル92から積重ね
体を取り除くため、広がった状態にあった挟持指体106
が積重ね体に向って移動して積重ね体を挟持する（図18
参照）。積重ね体の前縁がチャンネル102 により挟持さ
れると、アクチュエーター204 が動作して、ピン38を位
置38R までひっこませる（図10参照）。積重ね体のため
の制御が挟持指体106 に伝達されると、プレッシャー・
ローラー96が持ち上げられる。これらの動作の間、シー
ト材22は引き続き捕集されて、ポスト174 上に積重ねら
れる。挟持指体106 が袋の積重ね体をしっかりと把持し
たあと、アクチュエーター（図示せず）のごとき適当な
装置を操作することにより挟持指体106 は移動し、テー
ブル92から積重ね体を取りはずす。積重ね体をテーブル
92から取りはずす間、アクチュエーター204 を担持して
いるキャリジ214 は積重ねステーション36に向って移動
し、これに応じてポスト38が位置38T （図10参照）まで
突出し、積重ね体の保持状態をポスト174からピン38に
転移させる（図20参照）。続いてアクチュエーター176
が動作して、ポスト174 を十分な距離降下させ、ポスト
174 は積重ね体から解放された状態となる。続いてケー
ブル・シリンダー158 が動作して、一時的な積重ね装置
122を図23に示されている元の位置に戻す。積重ねポス
ト38が図８に示されている位置38S に戻ったとき、一連
の行程は終了する。
【００３０】本発明を実施するうえで最適切と思われる
態様を図解し説明したが、本発明の範囲を逸脱しない限
り、本発明に適宜修正または変更を加えてさしつかえな
いことは容易に理解できよう。
【図面の簡単な説明】
【図１】一般的に使用されている製袋機の一部分とシー
ト材を順々に留置装置に移送する真空アーム移送兼積重
ね装置を示す立面図である。
【図２】図１の部分平面図であって、バキューム・アー
ムの好適した構成と製袋機と積重ねステーションに対す
るバキューム・アームの関係を図解したものである。
【図３】図１の部分平面図であって、バキューム・アー
ムの好適した構成と製袋機と積重ねステーションに対す
るバキューム・アームの関係を図解したものである。
【図４】図１の部分平面図であって、バキューム・アー
ムの好適した構成と製袋機と積重ねステーションに対す
るバキューム・アームの関係を図解したものである。
【図５】ウェブ・セグメントと、ウェブ・セグメントを
積重ねステーション上に載置する１対の真空アームと、
完成した積重ね体を収容する挟持ステーションを図解し
た斜視図である。
【図６】図２の部分拡大図であって、積重ねステーショ
ンでシート材を載置する１対のアームを示したものであ
る。
【図７】図６の５−５線で切断した図６の立面図であ
る。
【図８】図７の６−６線の位置から矢印の方向に見た図
７の端面図である。
【図９】一時的な積重ね体貯留機構と完成した積重ね体
を積重ねステーションからスライドさせる機構を図解し
た斜視図である。
【図10】積重ねステーションでウェブ・セグメントをな
んら妨げをうけることなく積重ねるよう協働する柱材の
関係を図解した拡大詳細図である。
【図11】図２の９−９線で切断した拡大立面図であっ
て、積重ね体貯留兼スライド装置の好ましい構成を図解
したものである。
【図12】図11の10−10線で位置ずれした状態で切断した
断面図てあって、往復動するバッキング・ポストまたは
ピンに加圧空気を供給する構成を図解したものである。
【図13】図11の11−11線で位置ずれした状態で切断した
断面図であって、一時的な積重ねピンを有するサポート
を具えた積重ねステーションの詳細な構成を図解したも
のである。
【図14】好ましくは複数のクランプより成る積重ね体取
りはずし機構に完成した積重ね体を積重ねポストまたは
ピンに移送しながら、完成した積重ね体を順々に移送す
るとともに、積重ねステーションで多数のウェブ・セグ
メントを貯留している状態を示す図である。
【図15】好ましくは複数のクランプより成る積重ね体取
りはずし機構に完成した積重ね体を積重ねポストまたは
ピンに移送しながら、完成した積重ね体を順々に移送す
るとともに、積重ねステーションで多数のウェブ・セグ
メントを貯留している状態を示す図である。
【図16】好ましくは複数のクランプより成る積重ね体取
りはずし機構に完成した積重ね体を積重ねポストまたは
ピンに移送しながら、完成した積重ね体を順々に移送す
るとともに、積重ねステーションで多数のウェブ・セグ
メントを貯留している状態を示す図である。
【図17】好ましくは複数のクランプより成る積重ね体取
りはずし機構に完成した積重ね体を積重ねポストまたは
ピンに移送しながら、完成した積重ね体を順々に移送す
るとともに、積重ねステーションで多数のウェブ・セグ
メントを貯留している状態を示す図である。
【図18】好ましくは複数のクランプより成る積重ね体取
りはずし機構に完成した積重ね体を積重ねポストまたは
ピンに移送しながら、完成した積重ね体を順々に移送す
るとともに、積重ねステーションで多数のウェブ・セグ
メントを貯留している状態を示す図である。
【図19】好ましくは複数のクランプより成る積重ね体取
りはずし機構に完成した積重ね体を積重ねポストまたは
ピンに移送しながら、完成した積重ね体を順々に移送す
るとともに、積重ねステーションで多数のウェブ・セグ
メントを貯留している状態を示す図である。
【図20】好ましくは複数のクランプより成る積重ね体取
りはずし機構に完成した積重ね体を積重ねポストまたは
ピンに移送しながら、完成した積重ね体を順々に移送す
るとともに、積重ねステーションで多数のウェブ・セグ
メントを貯留している状態を示す図である。
【図21】好ましくは複数のクランプより成る積重ね体取
りはずし機構に完成した積重ね体を積重ねポストまたは
ピンに移送しながら、完成した積重ね体を順々に移送す
るとともに、積重ねステーションで多数のウェブ・セグ
メントを貯留している状態を示す図である。
【図22】好ましくは複数のクランプより成る積重ね体取
りはずし機構に完成した積重ね体を積重ねポストまたは
ピンに移送しながら、完成した積重ね体を順々に移送す
るとともに、積重ねステーションで多数のウェブ・セグ
メントを貯留している状態を示す図である。
【図23】好ましくは複数のクランプより成る積重ね体取
りはずし機構に完成した積重ね体を積重ねポストまたは
ピンに移送しながら、完成した積重ね体を順々に移送す
るとともに、積重ねステーションで多数のウェブ・セグ
メントを貯留している状態を示す図である。
【符号の説明】
20 シート材移送兼積重ね装置 22 チューブ状熱可塑性シート材 24 製袋機 26 前縁 28 後縁 30 サポート 32 移送兼積重ね装置 34 アーム 36 積重ねステーション 40 保持部 42 ウェブ・セグメント 44 挟持装置 46 横移動機構 48 装置 50 ローラー 52 サポート 54 保持指体 62,62 バー 88 逆Ｕ字状サポート 90 三角形のテーブル 94 アクチュエーター 106 挟持指体 108 支持指体 110 スロット 120 アクチュエーター 126,128 タイミング・ベルト 130 前部プーリ 134 後部プーリ 158 ケーブル・シリンダー 168 貯留装置 174 積重ねポスト 176 アクチュエーター 184 ケーブル・シリンダー 190 溝付き車 196 スプロケット・チェーン 198 前部スプロケット 200 後部スプロケット 214 キャリジ 226 エネルギー吸収装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ロナルド・エル・ロツト アメリカ合衆国ウイスコンシン州ボンデユ エル、ルート・ナンバー ２、ボツクス 357

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】 細長くて柔軟なウエブから形成したシー
    ト材にして、縦方向に相互に平行して延長する縁部を有
    するとともにシート移送兼積重ね装置に向けての直線搬
    送方向に関して一般に横方向に延長する縁部を有するよ
    うに細長くて柔軟なウエブから形成されたシート材を、
    堆積体として積重ねる積重ねステーション(36)に向けて
    搬送する装置において；前記シート移送兼積重ね装置
    は、 シャフト(58)、該シャフトの軸線を中心にして回転し得
    るように該シャフトの両端に固定される１対の中空のハ
    ブ(56)、該ハブから半径方向に延長するように該ハブに
    取付けられ、対をなして共通平面内に置かれる複数対の
    中空のアームであって前記ハブの内側中空部分に連通す
    るアーム(34)を有し、該アームは前記ハブから半径方向
    に延長する無孔の平行部分であって、前記ハブを経て真
    空源に連通する真空装置を具えた傾斜端部に連通する平
    行部分を有し、前記傾斜端部は、前記シート材の横方向
    縁部の位置から縦方向縁部の位置に延びる区域で前記シ
    ート材を保持して前記積重ね装置を跨いで通過し得るよ
    うに、相互に横方向に十分離隔していて、共通平面内に
    位置する前記アームの平行部分間の間隔は、前記平行部
    分と前記シート材の縦方向縁部との間に間隔が得られる
    ように前記シート材の横幅よりも大きくされており；更
    に前記アームは、該アームの平行部分に該平行部分と共
    通平面内で連結され前記傾斜端部から縦方向に離隔して
    横方向に設けられるとともに前記アームの内側の中空部
    分に連通するシート材握持及び支持用の中空のバーを有
    し、前記バーは前記アームを経て真空源に連通する孔、
    及び前記シート材の他方の横方向縁部に隣接して延在す
    る前記シート材の横方向区域に沿って前記シート材を握
    持及び保持するスクリーン(64)を具えており、前記バー
    と前記スクリーンは前記積重ね装置を通過し得るように
    前記傾斜端部から十分な間隔を保っており；更に前記積
    重ねステーション(36)は、 前記傾斜端部の通路内に置かれ前記シート材の一方の横
    方向縁部に挿通されて前記シート材を前記傾斜端から分
    離する直立した第１ピン(38)；前記アームの平行部分の
    横方向間隔よりも短い幅をもった細長くて堅固なサポー
    トであって、前記シート材の一方の横方向縁部が前記傾
    斜端部から分離されると前記シート材の他方の横方向縁
    部を前記バー及び前記スクリーンから分離し、続いて前
    記シート材の他方の横方向縁部に隣接した部分で前記シ
    ート材が前記サポート上に掛けられるサポート(88)；及
    び 前記サポートの両端から離隔して設けられる直立案内子
    であって、前記アームの平行部と前記シート材の縦方向
    縁部の間で延びていて前記サポートから垂下した前記シ
    ートの部分を案内する案内子(118) を有するシート材搬
    送装置。
  2. 【請求項２】 請求項１記載のシート材搬送装置におい
    て、 前記積重ねステーションは、 前記アームの傾斜端部間の通路内に進入し得る第２のピ
    ンであって前記アームによって搬送されてくる前記シー
    ト材を部分的に積重ねる第２ピン；前記第２ピン上に部
    分的に積重ねられたシート材を前記第１ピン上にもたら
    す運搬装置；及び 前記第１ピン上に予定した数量の前記シート材が積重ね
    られるとその積重ね体を移動する移動機構を含有するシ
    ート材搬送装置。
  3. 【請求項３】 請求項１記載のシート材搬送装置におい
    て、 前記積重ねステーションは、 前記ピン上に予定した数量の前記シード材が積重ねられ
    ると前記アームの傾斜端部の通路から前記ピンを移動す
    る装置；前記ピンが移動し始めると同時に前記シート材
    を一時的に貯留する貯留装置を前記傾斜端部の通路内に
    移動する装置；及び 前記ピンを復帰させ、部分的に積重ねられたシート材を
    前記ピン上に移送する装置を含有するシート材搬送装
    置。
  4. 【請求項４】 請求項２又は３記載のシート材搬送装置
    において、 前記積重ねステーションは、 第１面、第２面、及び連結面を具えた支持面を有し、前
    記第１面の幅は前記第２面の幅よりも狭く、前記第２面
    の幅は前記シート材の積重ね体の横幅よりも大きく、前
    記連結面は前記第１面と前記第２面を連結しており、前
    記第１面上にはシート材積重ね体の下側で柔軟なフラッ
    プが取付けられており、前記フラップは、前記ピンが前
    記傾斜端部の通路から移動してシート材積重ね体が前記
    連結面上を進行する間にシート材積重ね体を整然と搬送
    する作用するシート材搬送装置。
  5. 【請求項５】 請求項４記載のシート材搬送装置におい
    て、前記第１ピンを前記通路内にもたらす装置、及び前
    記第１ピンが移動すると同時に前記第２ピンを前記通路
    に関して進入、後退させる装置を含有するシート材搬送
    装置。
  6. 【請求項６】 請求項４記載のシート材搬送装置におい
    て、シート材積重ね体が移動した後に前記ピンをシート
    材積重ね体から解放する装置を含有するシート材搬送装
    置。
  7. 【請求項７】 請求項６記載のシート材搬送装置におい
    て、前記ピンをシート材積重ね体から解放する装置は、
    同解放装置を作動する装置、及び前記シート材を一時的
    に貯留する装置からシート材積重ね体を連続的に移動す
    る間に前記一時的に貯留する装置上に新たな積重ね体を
    保持するように前記ピンを作動する装置を有するシート
    材搬送装置。
  8. 【請求項８】 請求項１記載のシート材搬送装置におい
    て、 前記積重ねステーションは、 前記ピン上に所定数の前記シート材が積重ねられるとそ
    の積重ね体を前記ピンが位置していた地点から離れた地
    点に運搬する装置；前記シート材の完成された積重ね体
    を運搬する間に、１個の又は複数個の新たな積重ね体を
    予め形成する装置；及び 前記新たな積重ね体を、積重ね体を予め形成する装置か
    ら前記ピンに向けて運搬する装置を含有するシート材搬
    送装置。
  9. 【請求項９】 シート材の縁部の位置に隣接する部分を
    ピンに通して前記シート材を実質的に平面状態に配置す
    るシート材配置方法において、 前記シート材の両側の縁部と前記ピンが挿通された地点
    を含む第１横方向区域とでアームの傾斜端部が前記シー
    ト材を解放可能に握持する段階；前記シート材を握持、
    支持するバーで前記横方向区域から離隔した第２横方向
    区域で前記シート材を解放可能に握持する段階；及び 前記シート材が前記ピンの周囲で回動しないように前記
    シート材を前記第１横方向区域と前記第２横方向区域の
    間に設けられた直立案内子の間に配置した上、前記シー
    ト材を前記第１横方向区域と前記第２横方向区域から連
    続的に解放する段階を含有するシート材配置方法。
  10. 【請求項１０】 請求項９記載のシート材配置方法にお
    いて、前記シート材は最初に前記第１横方向区域が解放
    されるシート材配置方法。
  11. 【請求項１１】 請求項１０記載のシート材配置方法に
    おいて、前記シート材が前記直立案内子間に配置される
    まで、前記シート材は前記第１横方向区域で握持される
    シート材配置方法。
  12. 【請求項１２】 請求項１１記載のシート材配置方法に
    おいて、前記シート材を前記第２横方向区域で握持し続
    けることによって、前記シート材に前記ピンと、前記直
    立案内子間で延長する堅固なサポートとの間で張力を与
    えるシート材配置方法。
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