JPH0569712B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0569712B2
JPH0569712B2 JP62227374A JP22737487A JPH0569712B2 JP H0569712 B2 JPH0569712 B2 JP H0569712B2 JP 62227374 A JP62227374 A JP 62227374A JP 22737487 A JP22737487 A JP 22737487A JP H0569712 B2 JPH0569712 B2 JP H0569712B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
substrate
board
head
drive
resistor array
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP62227374A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6469361A (en
Inventor
Hiroaki Oonishi
Takanari Nagahata
Hiroshi Fukumoto
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Rohm Co Ltd
Original Assignee
Rohm Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Rohm Co Ltd filed Critical Rohm Co Ltd
Priority to JP22737487A priority Critical patent/JPS6469361A/ja
Publication of JPS6469361A publication Critical patent/JPS6469361A/ja
Publication of JPH0569712B2 publication Critical patent/JPH0569712B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Electronic Switches (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (a) 産業上の利用分野 この発明は、サーマルプリンタなどに使用され
るサーマルヘツドの製造方法に関する。
(b) 従来の技術 従来、この種のサーマルヘツドは、発熱抵抗体
列とその駆動回路とをそれぞれ一枚の基板上に形
成し、その基板を、放熱を兼ねる金属平板からな
る支持体に固定することによつて形成されてい
る。
ところが、このような従来の一般的なサーマル
ヘツドは、平板構造となつているため、プリンタ
装置内に設置した場合に、その設置平面の面積が
大きくなつてプリンタの小型化を図り難いという
欠点がある。特に、プラテンを用いないで任意の
平面に印字を行う場合やプラテンに通すことので
きない厚紙などに対して印字を行う場合は、印字
すべき面とサーマルヘツドとの対向面積が小さ
く、かつ発熱抵抗体列以外の領域は印字面からで
きるだけ離れていることが望ましい。例えば、第
3図に示すように、発熱抵抗体列11を形成した
ヘツド基板1と、駆動用IC5を設けた駆動基板
2をそれぞれ別個に設け、両基板間をケーブル3
によつて電気的に接続するとともに支持体7に取
り付けた分離型のサーマルヘツドが開発されてい
る。
(c) 発明が解決しようとする問題点 このような分離型のサーマルヘツドは、発熱抵
抗体列を形成したヘツド基板のみを印字面に対向
させ、駆動用ICなどを印字面から離れた任意の
場所に設けることができるため、印字態様の自由
度を高める点で好都合である。ところが、印字態
様の自由度が高まるにつれて、種々の印字装置の
仕様に応じて種々の形状や寸法のサーマルヘツド
が要求されている。従来の製造方法では、このよ
うなサーマルヘツドを個々に設計し製造しなけれ
ばならない。さらに基板が2種類となるため、製
造工程の種類が増大するという問題があつた。
この発明の目的は、特に第3図に示したヘツド
基板1のリード配線方向の寸法aと駆動基板2の
リード配線方向の寸法bの値が異なつても、大部
分は共通の工程によつて製造できるようにしたサ
ーマルヘツドの製造方法を提供することにある。
(d) 問題点を解決するための手段 この発明のサーマルヘツドの製造方法は、発熱
抵抗体列と、駆動部と、発熱抵抗体列と駆動部間
を電気的に接続するリードと、を同一基板上に形
成する基板形成工程と、 前記リード部で、基板を分断し、発熱抵抗体列
を含むヘツド基板と、駆動部を含む駆動基板とを
形成する基板分断工程と、 この両基板間をケーブルで接続する基板接続工
程と、 前記ヘツド基板と駆動基板をそれぞれ支持体に
取り付ける基板支持工程と、 によつて製造することを特徴としている。
(e) 作用 この発明のサーマルヘツドの製造方法において
は、基板形成工程によつて、発熱抵抗体列と、駆
動部と、発熱抵抗体列と駆動部間を電気的に接続
するリードとが同一基板上に形成される。基板分
断工程では前記基板に形成されているリード部
で、基板が分断される。これにより発熱抵抗体列
を含むヘツド基板と、駆動部を含む駆動基板とが
分離形成される。基板接続工程では両基板間がケ
ーブルによつて電気的に接続される。さらに基板
支持工程ではヘツド基板と駆動基板のそれぞれが
支持体に取り付けられる。
このように同一基板上に発熱抵抗体列と駆動部
と、その間を接続するリードとを予め一体的に形
成し、要求される寸法に応じてこの基板のリード
の平行配線部で基板を分断することによつて、所
定寸法のヘツド基板と駆動基板とを得ることがで
きる。
(f) 実施例 この発明のサーマルヘツドの製造方法の手順を
第1図と第2図A,Bに示す。
基板形成工程 第1図は基板形成工程によつて形成された一体
基板の構造を表す平面図であり、10はセラミク
スなどの絶縁性基板、11は発熱抵抗体列、12
は各発熱抵抗体に対して共通接続されるコモンリ
ードであり、12a,12bは外部と接続される
コモンリードの接続端子である。13は各発熱抵
抗体毎に接続される個別リード、5は各発熱抵抗
体を駆動する駆動用ICであり、ワイヤ15を介
して個別リード13にワイヤボンデイングされて
いる。14は外部から印字信号を入力する接続端
子であり、ワイヤ16によつてIC5とワイヤボ
ンデイングされている。IC5の上部には、さら
に樹脂6がモールドされている。
第1図から明らかなように個別リード13およ
びコモンリード12は図中dで示す範囲にわたつ
て各リードが比較的粗いピツチで平行に配線され
ている。この平行配線部において、平行配線部に
直交して基板を分断することによつて、発熱抵抗
体列11を含むヘツド基板と駆動用IC5を含む
駆動基板とが分離形成される。第1図において1
7は基板を分断する際の位置を表すマークであ
り、予め基板の両端部に形成されている。
この一体基板は次のようにして製造する。先
ず、発熱抵抗体列11を形成すべき基板10の端
部の表面にグレーズ層を形成する。これは発熱抵
抗体列11付近4を突出させて熱転写リボンや用
紙との接触を良好にするためである。次に基板の
全面に抵抗体層と導体層を形成し、この二層をフ
オトリソグラフイプロセスによつてパターン化す
ることにより、コモンリード12や個別リード1
3のパターン化および発熱抵抗体列11を露出さ
せる。さらに、発熱抵抗体列の上部に保護膜を形
成して耐摩耗性を高める。また、駆動用ICの取
付位置に駆動用IC5をマウントし、ICのパツド
と各リードや端子との間をワイヤボンデイングす
る。さらに、ICの上部を樹脂モールドする。
なお、この一体基板は次工程で分断され加工さ
れるが、一体形状のままでも平板ヘツド基板とし
て使用され得る汎用性を備えている。
基板分断工程 第1図においてたとえばA−AおよびB−Bの
ラインで基板を分断することによつてヘツド基板
と駆動基板がそれぞれ形成される。第2図A,B
は分断後の各基板であり、Aはヘツド基板、Bは
駆動基板をそれぞれ表している。
基板接続工程 第2図Aにおけるeの領域とBにおけるfの領
域はそれぞれ第3図に示したケーブル3の接続領
域であり、ポリイミドなどの耐熱性の高いフイル
ムをベースとしたフレキシブルケーブルを、この
領域に半田付けすることによつて両基板間を電気
的に接続する。なお、ケーブル接続部を補強する
場合は接続部を樹脂モールドする。
基板支持工程 以上のようにして形成されたヘツド基板1と駆
動基板2を第3図に示したようにAlなどの金属
からなる支持体7の所定の面に接着することによ
つて両基板を支持する。
以上の実施例のように、平行配線部のピツチを
多少粗く形成したことにより、ヘツド基板と駆動
基板とはフレキシブルケーブルを用いて半田付け
によつて容易に接続することができる。
なお、実施例では基板支持工程の前に基板接続
工程を行つたが、この順序を逆にしても製造する
ことができる。また基板形成工程においては、駆
動部として駆動用ICの取り付け部のみ形成し、
駆動用ICのボンデイングは後で行うことも可能
である。
(g) 発明の効果 以上のようにこの発明によれば、いわゆる分離
型サーマルヘツドを製造する際、同一基板上に発
熱抵抗体列と、駆動用ICと、発熱抵抗体列と駆
動用IC間を電気的に接続するリードとを形成し、
リード部で基板を分断することによつてヘツド基
板と駆動基板とを形成するようにしたため、両基
板を同時に製造することができる。このためパタ
ーン形成用のフオトマスクなどの種類が増大する
ことはない。しかもリード部の任意の箇所で基板
を分断することができるため、同一の基板から、
要求される寸法のヘツド基板と駆動基板を直ちに
製造することができ、各寸法に応じた個別の製造
ラインを必要としない。したがつて、製造コスト
を大幅に低減することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図と第2図A,Bはこの発明の実施例であ
るサーマルヘツドの製造方法を表す図であり、第
1図は基板分断前の一体基板の構造を表す平面
図、第2図Aはヘツド基板、Bは駆動基板をそれ
ぞれ表す。第3図は一般的な分離型サーマルヘツ
ドの構造を表す側面図である。 1……ヘツド基板、2……駆動基板、3……ケ
ーブル、5……駆動用IC、7……支持体、10
……基板、11……発熱抵抗体列、12……コモ
ンリード、13……個別リード。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 発熱抵抗体列と、駆動部と、発熱抵抗体列と
    駆動部間を電気的に接続するリードと、を同一基
    板上に形成する基板形成工程と、 前記リード部で、基板を分断し、発熱抵抗体列
    を含むヘツド基板と、駆動部を含む駆動基板とを
    形成する基板分断工程と、 この両基板間をケーブルで接続する基板接続工
    程と、 前記ヘツド基板と駆動基板をそれぞれ支持体に
    取り付ける基板支持工程と、 からなるサーマルヘツドの製造方法。
JP22737487A 1987-09-10 1987-09-10 Production of thermal head Granted JPS6469361A (en)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22737487A JPS6469361A (en) 1987-09-10 1987-09-10 Production of thermal head

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22737487A JPS6469361A (en) 1987-09-10 1987-09-10 Production of thermal head

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6469361A JPS6469361A (en) 1989-03-15
JPH0569712B2 true JPH0569712B2 (ja) 1993-10-01

Family

ID=16859804

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP22737487A Granted JPS6469361A (en) 1987-09-10 1987-09-10 Production of thermal head

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6469361A (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6278585B1 (en) 1999-04-19 2001-08-21 International Business Machines Corporation Transducer suspension termination system

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60257257A (ja) * 1984-06-04 1985-12-19 Rohm Co Ltd サ−マルプリントヘツドの製造方法

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60257257A (ja) * 1984-06-04 1985-12-19 Rohm Co Ltd サ−マルプリントヘツドの製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6469361A (en) 1989-03-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3185204B2 (ja) 発光素子アセンブリ
JPH0569712B2 (ja)
JPS6221559A (ja) サ−マルヘツド
JPH0632932B2 (ja) サーマルヘッドの製造方法
JPH0138678B2 (ja)
JPS6225067A (ja) サ−マルヘツドの電極形成方法
JPH0735413Y2 (ja) 混成集積回路におけるチツプ電子部品の取付構造
US5764267A (en) Conduction recording head
JPH0751810Y2 (ja) サーマルヘッド用印刷配線基板
JPS6237738Y2 (ja)
JP3295492B2 (ja) ライン型サーマルプリントヘッドの構造
JPS625339B2 (ja)
JPH04239658A (ja) サーマルプリントヘッド
JPS6217251Y2 (ja)
JPH0613741A (ja) 表面実装部品用回路基板
JPH0939281A (ja) 熱印字ヘッド
JPH04126858U (ja) 厚膜型サーマルヘツド
JPS5923432Y2 (ja) 半導体装置
JP2507318Y2 (ja) サ―マルヘッド
JP2002067368A (ja) サーマルヘッド
JP2527326Y2 (ja) 回路基板装置
JPS62244660A (ja) サ−マルヘツド
JPH08127144A (ja) サーマルヘッド
JPH0899423A (ja) サーマルヘッド
JPS592865A (ja) ドライバ搭載型サ−マルヘツド