JPS6217251Y2 - - Google Patents

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JPS6217251Y2
JPS6217251Y2 JP3835278U JP3835278U JPS6217251Y2 JP S6217251 Y2 JPS6217251 Y2 JP S6217251Y2 JP 3835278 U JP3835278 U JP 3835278U JP 3835278 U JP3835278 U JP 3835278U JP S6217251 Y2 JPS6217251 Y2 JP S6217251Y2
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JP
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substrate
heat sink
thermal head
diode array
film
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JP3835278U
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JPS54141948U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は薄膜型サーマルヘツドに関するもので
ある。
感熱記録方式に用いるサーマルヘツドには、主
として抵抗体形成法の違いから厚膜型、薄膜型、
半導体型がある。これらの中で薄膜型は消費電
力、解像度等の面で最も優れていると考えられる
が、反面、量産性の面では厚膜型にやや劣ると考
えられている。
本考案はかかる薄膜型ヘツドにおける欠点を改
善し、量産性に優れたヘツド構造を提供すること
を目的としたものである。
フアツクス用サーマルヘツドとしての基本構成
は、第1に発熱抵抗体及び配線用導体と耐摩耗保
護層、第2に多層配線部領域、第3に発熱体を分
割(マトリツクス)駆動するために不可欠なダイ
オードアレイ及びそのボンデイングのための領域
の三者からなつている。
ところで、薄膜型ヘツドでは抵抗体、配線用導
体及び耐摩耗保護層は真空蒸着又はスパツタリン
グで形成されているため、1度にできる限り多く
の基板枚数を処理できることが量産性の点から要
求される。そのためには基板幅を短くすることが
望ましい。しかしながら、第1図、第2図の従来
例に示すように、従来は上述した3領域を1枚の
基板上にすべて形成しており、それぞれの領域に
必要な幅を加え合わせた長さ以下にすることがで
きないために処理枚数、即ち量産性に欠けるとい
う欠点があつた。
なお、第1図、第2図において、1は絶縁性基
板、2は発熱抵抗体列、3は耐摩耗保護層、4は
多層配線部、5はダイオードアレイ、6は共通リ
ード取出し用電極、7は外部取出し用リード、8
は配線用導体、11は放熱板である。
基板幅を短くして量産性を高めるためには、3
領域で形成されるヘツドの一部を分割して形成し
組立時にボンデイングする方法が考えられる。こ
のような考え方から、第3図、第4図に示す構造
のヘツドも考えられている。
第3図、第4図に示すヘツドは、多層配線部領
域を別の基板上に形成し、放熱板上に両者を固定
した後に図に示すような特殊なフイルムキヤリヤ
によりダイオードのボンデイングと多層配線を同
時に行うものである。従つて、真空蒸着又はスパ
ツタリングを行う基板幅は、第1図、第2図のも
のに比べて多層配線部だけ短くでき、量産性が向
上する。この場合、基板幅はほぼ半分に縮めるこ
とができることから、量産性は約2倍向上する。
第3図、第4図で第1図、第2図と同一は同一番
号を付してある。第3図、第4図において、9は
フイルムキヤリヤ、10は多層配線用プリント基
板である。
しかしながら、この方式では蒸着又はスパツタ
リングにおける量産性は向上するが、次のような
欠点が存在する。
第1にフイルムキヤリヤは特殊な形状であり、
又微細パターンを形成するためコスト高になるこ
と。第2に発熱体部の配線用導体と画信号リード
とをフイルムキヤリヤ9でボンデイングするため
に位置合わせが困難となること、第3にダイオー
ドアレイは分離型を用いなければならないため
に、第1、第2図に示すものの場合に比べてコス
ト的に高くなること、第4にフイルムキヤリヤは
比較的大きくなるために、それぞれ非常に近接し
てボンデイングされることになり、ボンデイング
不良又はダイオード不良をボンデイング後に発見
した時に修理が困難であることなどの欠点があ
る。
以上のように、第3図、第4図に示すものは抵
抗体等の膜生成のための量産性は向上している
が、逆にボンデイング工程の困難さ、あるいはダ
イオードアレイのコスト等からみて、コストが安
く量産性に優れたヘツドを得ることは必ずしも容
易ではない。
そこで本考案は以上の点を考慮して、抵抗体等
の膜生成工程の量産性に優れ、しかもボンデイン
グ工程も簡単な構造とすることでコストの安いヘ
ツドを提供しようとするものであり、以下本発明
の実施例について説明する。
本考案におけるヘツド構造の一実施例を第5
図、第6図に、又、他の実施例を第7図に示す。
第5図において、12は絶縁性基板、13は抵抗
体列、14は耐摩耗層、15は多層配線部、16
はダイオードアレイ、17は外部取出し用リー
ド、18は放熱板、19は共通リード用フイルム
基板、20は共通リード用電極である。
絶縁性基板12上に多数の発熱抵抗体が一列に
配列されて抵抗体列が形成されている。この発熱
抵抗体の各々の一端は多層配線部15に接続され
ている。多層配線部では各ライン15a,15
b,15c,15d,15e,15fに対し、発
熱抵抗体13a,13b,13c,13d,13
e,13fが一対になつて接続されている。抵抗
体13a〜13fの他端はダイオードアレイの各
ダイオードの一端に接続されている。上記の基板
12は放熱板18上に取付けられている。放熱板
18の一端はL字状に形成され、上記基板12の
上面とほぼ面一な水平面18aを持つている。そ
して、この水平面18aから垂直面18bにかけ
て、別の絶縁板である共通フイルム19が取付け
られ、その上に共通リード用電極20が設けられ
て、ダイオードアレイの共通端子と接続されてい
る。
このように、本考案では共通リード用電極20
をフイルム基板19上に形成し、放熱板18の上
面から端面に折曲げて接着し、しかる後にダイオ
ードアレイ16によるボンデイングで抵抗体列1
3側の配線用導体と共通リード用電極20とを電
気的に接続するものである。本実施例においては
外部取出しリード17は発熱抵抗体が形成された
面とは別の面上で半田付け等で接続されることか
ら、発熱抵抗体の位置は従来のサーマルヘツドに
比べて端部に近くなり記録時に直ちに印字状況が
目視でき共に記録紙の無駄な使用がなくなる等の
特徴も有する。なお、共通リード用のフイルム基
板19は折曲げずに水平面18aのみに接着して
行うことも可能である。
この場合、抵抗体列13側の配線用導体部は微
細パターンであるが、共通リード用電極20側の
接続は1本でよく、ピツチも大きいことからボン
デイングのための位置合わせは簡単であるし、従
つて、フイルムリードの接着も正確な位置合わせ
は不要であり、ボンデイング工程は非常に簡単で
ある。しかも、基板幅は共通リード部分及びダイ
オード部分だけ短くでき、生膜工程での量産性が
向上する。
第7図に示すものは共通リード取出し用フイル
ムリード21の他端にコネクター22を直接取付
けられるようにしたものである。
本考案においては次のごとき効果を有する。第
1に基板幅を短くすることにより生膜工程での量
産性が向上する。第2にボンデイング工程も容易
であり、又特殊なフイルムキヤリヤを用いること
がないためコスト的にも安くなる。第3にダイオ
ードアレイも分離型を用いる必要がないからコス
ト的に安くなる。第4に外部取出し用リードは端
面で半田付けあるいは直接コネクタ接続する構造
とすることができるため、第1図に示すように外
部取出しリードの半田が邪魔になることがないの
で感熱紙を接触させる時に障害とならない。
以上のように本考案によればサーマルヘツドと
しての量産性が大きく向上するとともにコスト的
にも効果が大きいものである。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図は従来の薄膜型サーマルヘツド
の斜視図および断側面図、第3図、第4図は他の
従来の薄膜型サーマルヘツドの斜視図および側面
図、第5図、第6図は本考案の一実施例における
薄膜型サーマルヘツドの斜視図および側面図、第
7図は同他の実施例の薄膜型サーマルヘツドの斜
視図である。 12……絶縁性基板、13……抵抗体列、14
……耐摩耗層、15……多層配線部、16……ダ
イオードアレイ、18……放熱板、19……フイ
ルム基板、20……電極。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 絶縁性基板上に列状に形成した発熱抵抗体と
    該発熱抵抗体に通電するための個別導体と感熱
    紙との摩耗を防止するための耐摩耗層と前記個
    別導体の一端を前記絶縁性基板上に設けられた
    多層配線部に接続してなる前記絶縁性基板を放
    熱板に取付け、この放熱板にダイオードアレイ
    に対応した共通電極部を有する別の絶縁板を設
    け、前記個別導体の他端と該共通電極とをダイ
    オードアレイに接続してなる薄膜型サーマルヘ
    ツド。 (2) 別の絶縁板を放熱板の水平面から垂直面にか
    けて形成し、電極を上記絶縁板上に水平面から
    垂直面にかけて形成した実用新案登録請求の範
    囲第1項記載の薄膜型サーマルヘツド。 (3) 電極を可撓性フイルム基板で構成した実用新
    案登録請求の範囲第1項記載の薄膜型サーマル
    ヘツド。
JP3835278U 1978-03-24 1978-03-24 Expired JPS6217251Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3835278U JPS6217251Y2 (ja) 1978-03-24 1978-03-24

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3835278U JPS6217251Y2 (ja) 1978-03-24 1978-03-24

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS54141948U JPS54141948U (ja) 1979-10-02
JPS6217251Y2 true JPS6217251Y2 (ja) 1987-05-01

Family

ID=28903149

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JP3835278U Expired JPS6217251Y2 (ja) 1978-03-24 1978-03-24

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5867473A (ja) * 1981-10-19 1983-04-22 Oki Electric Ind Co Ltd サ−マルヘツド

Also Published As

Publication number Publication date
JPS54141948U (ja) 1979-10-02

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