JPH0632932B2 - サーマルヘッドの製造方法 - Google Patents

サーマルヘッドの製造方法

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JPH0632932B2
JPH0632932B2 JP62227375A JP22737587A JPH0632932B2 JP H0632932 B2 JPH0632932 B2 JP H0632932B2 JP 62227375 A JP62227375 A JP 62227375A JP 22737587 A JP22737587 A JP 22737587A JP H0632932 B2 JPH0632932 B2 JP H0632932B2
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JP
Japan
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original plate
cable
head
drive
heating resistor
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JP62227375A
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弘朗 大西
隆也 長畑
中村  勉
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Rohm Co Ltd
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Rohm Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 (a)産業上の利用分野 この発明は、サーマルプリンタなどに使用されるサーマ
ルヘッドの製造方法に関する。
(b)従来の技術 従来、この種のサーマルヘッドは、発熱抵抗体列とその
駆動回路とをそれぞれ一枚の基板上に形成し、その基板
を、放熱を兼ねる金属平板からなる支持体に固定するこ
とによって形成されている。
ところが、このような従来の一般的なサーマルヘッド
は、平板構造となっているため、プリンタ装置内に設置
した場合に、その設置平面の面積が大きくなってプリン
タの小型化を図り難いという欠点がある。特に、プラテ
ンを用いないで任意の平面に印字を行う場合や、プラテ
ンに通すことのできない厚紙などに対して印字を行う場
合は、印字すべき面とサーマルヘッドとの対向面積が小
さく、かつ発熱抵抗体列以外の領域は印字面からできる
だけ離れていることが望ましい。例えば、第4図に示す
ように、発熱抵抗体列11を形成したヘッド基板1a
と、駆動用IC5を設けた駆動基板2aをそれぞれ別個
に設け、両基板間をケーブル3aによって電気的に接続
するとともに支持体7に取り付けた、分離型のサーマル
ヘッドが開発されている。
このような分離型のサーマルヘッドを製造する場合、従
来はヘッド基板と駆動基板のみをそれぞれ異なった原板
に多数個形成し、これらを分断することによって単一の
ヘッド基板と、単一の駆動基板をそれぞれ形成し、ヘッ
ド基板と駆動基板間にフレキシブルケーブルを半田付け
し、さらに支持板に接合することによって製造してい
る。
(c)発明が解決しようとする問題点 このような分離型のサーマルヘッドは、発熱抵抗体列を
形成したヘッド基板のみを印字面に対向させ、駆動用I
Cなどを印字面から離れた任意の場所に設けることがで
きるため、印字態様の自由度を高める点で好都合であ
る。しかしながら一つのサーマルヘッドに対して二つの
基板を必要とし、しかも両基板間にケーブルを接続する
ための作業が必要であり製造効率の低下が問題であっ
た。
この発明の目的は、前述の分離型サーマルヘッドを製造
する際、その製造効率を著しく高め、製造コストの低減
を可能としたサーマルヘッドの製造方法を提供すること
にある。
(d)問題点を解決するための手段 この発明のサーマルヘッドの製造方法は、発熱抵抗体列
と、ケーブル接続部と、このケーブル接続部と前記発熱
抵抗体列との間を電気的に接続するリードとを原板上に
複数組形成するヘッド原板形成工程と、 前記発熱抵抗体列の駆動部と、ケーブル接続部と、この
ケーブル接続部と前記駆動部との間を電気的に接続する
リードとを原板上に複数組形成する駆動原板形成工程
と、 前記ヘッド原板と前記駆動原板の両ケーブル接続部間を
単一のケーブルで一括接続する原板接続工程と、 前記ケーブルとともに前記ヘッド原板と前記駆動原板と
を分断して複数の個別のサーマルヘッドに分離する原板
個別分離工程と、 によって製造することを特徴としている。
(e)作用 この発明のサーマルヘッドの製造方法においては、ヘッ
ド原板形成工程によって、発熱抵抗体列と、ケーブル接
続部と、発熱抵抗体列とケーブル接続部間を電気的に接
続するリードとが原板上に複数組み形成される。駆動原
板形成工程では、発熱抵抗体列の駆動部と、ケーブル接
続部と、駆動部とケーブル接続部間を電気的に接続する
リードとが原板上に複数組み形成される。原板接続工程
では、ヘッド原板と駆動原板のそれぞれの接続部間が単
一のケーブルによって一括接続される。さらに、原板個
別分離工程では、一括接続されたケーブルとともにヘッ
ド原板と駆動原板とが分断されて、複数の個別のサーマ
ルヘッドに分離される。
このようにヘッド原板と駆動原板との両ケーブル接続部
間を単一のケーブルによって一括接続し、これを同時に
分断することによって複数の個別のサーマルヘッドを得
るようにしたため、ケーブルの一度の接続で多数のサー
マルヘッドを得ることができ、ケーブルの接続による製
造効率の低下が抑えられる。
(f)実施例 この発明のサーマルヘッドの製造方法の手順と各工程に
おける状態を第1図〜第3図に示す。
ヘッド原板形成工程および駆動原板形成工程第1図
(A)はヘッド原板と駆動原板の共通原板の形状を表す
平面図であり、第2図は第1図(A)におけるハッチン
グ部分の具体的構造を表している。第2図において10
はセラミクスなどの絶縁性原板、11は発熱抵抗体列、
12は各発熱抵抗体に対して共通接続されるコモンリー
ドであり、12a,12bは外部と接続されるコモンリ
ードの接続端子である。13は各発熱抵抗体毎に接続さ
れる個別リード、5は各発熱抵抗体を駆動する駆動用I
Cであり、ワイヤ15によって個別リード13にワイヤ
ボンディングされている。14は外部から印字信号を入
力する接続端子であり、ワイヤ16によってIC5とワ
イヤボンディングされている。IC5の上部には、さら
に樹脂6がモールドされている。
同図から明らかなように個別リード13およびコモンリ
ード12は各リードが比較的粗いピッチで平行に配線さ
れている。この平行配線部において、後述するように共
通原板を分断することによって発熱抵抗体列11を含む
ヘッド原板と駆動用IC5を含む駆動原板とが分離形成
される。
前記原板は次のようにして製造する。先ず、発熱抵抗体
列11を形成すべき原板10の端部の表面にグレーズ層
を形成する。これは発熱抵抗体列11付近4を突出させ
て熱転写リボンや用紙との接触を良好にするためであ
る。次に原板の全面に抵抗体層と導体層を形成し、この
二層をフォトリソグラフィプロセスによってパターン化
することにより、コモンリード12や個別リード13を
パターン化し、発熱抵抗体列11を露出させる。さら
に、発熱抵抗体列の上部に保護膜を形成して耐摩耗性を
高める。また、駆動用ICの取付位置に駆動用IC5を
マウントし、ICのパッドと各リードや端子との間をワ
イヤボンディングする。さらに、ICの上部を樹脂モー
ルドする。
その後、第1図(A)に示したA−Aのラインで原板全
体を分断する。この分断ラインA−Aは前述のように第
2図に示した平行配線部に直交するラインであり、第1
図(B)に示すようにヘッド原板1と駆動原板2とが分
離形成される。
原板接続工程 第1図(C)に示すように分離されたヘッド原板1と駆
動原板2との間に単一のフレキシブルケーブル3を半田
付けによって接続する。ケーブル3の配線パターンはヘ
ッド原板と駆動原板のリードピッチと同一であり、両原
板に対して単一のフレキシブルケーブルを位置合わせし
て一括接続する。
第3図は分離されたヘッド原板と駆動原板の詳細を表す
ものであり、図中c,dの領域はケーブル接続部であ
り、フレキシブルケーブルの両端をここに半田付けする
が、図に示すように個別リードのリードピッチをaと
し、一ヘッドあたりの個別リードのリード数をnとした
場合、隣接するヘッドの両端のリード間隔をaの整数倍
(m×a)の関係とすることにより、ケーブルは均一ピ
ッチのストレートパターンを有する標準化されたフレキ
シブルケーブルを用いることができる。
原板個別分離工程 以上のようにしてケーブルによって一体化された原板
を、第1図(C)に示す二点鎖線のラインで、ケーブル
とともにヘッド原板1と駆動原板2とを同時に分断す
る。これにより第1図(D)に示すようにヘッド基板1
aと駆動基板2aとの間にケーブル3aが接続された分
離型サーマルヘッドが形成される。
なお、原板接続工程において原板とケーブルとの接続部
に樹脂コートを行うことによって接続部の補強を行い、
分断処理時の破損を防止することができる。また、実施
例ではヘッド原板と駆動原板を同一の原板を分断するこ
とによって形成した例であったが、例えば駆動原板とし
てガラスエポキシからなる原板を用い、ヘッド原板とは
別工程によって形成することも可能である。
(g)発明の効果 以上のようにこの発明によれば、分離型のサーマルヘッ
ドを製造する際、個別のヘッド基板と駆動基板を形成す
る前の原板の段階で、単一のケーブルによって一括して
接続を行うため、ケーブルと基板との位置合わせや半田
付けなどケーブル接続時の作業工程をまた単一のケーブ
ルを介して一体化されたヘッド原板と駆動原板とを、単
一のケーブルとともに分断するようにしたため、全体と
して製造効率が高まり、コストダウンを図ることができ
る。さらに、ヘッド原板と駆動原板とを別個の原板から
形成すれば、それぞれ原板に適した材料および工程によ
り高効率で高精度なヘッド原板と駆動原板が得られ、全
体の製造効率をさらに高めることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図(A)〜(D)はこの発明の実施例であるサーマ
ルヘッドの製造方法を表す図、第2図は第1図(A)に
おけるハッチング部分の具体的構成図、第3図は第1図
(B)における具体的構成図、第4図は一般的な分離型
サーマルヘッドの構造を表す側面図である。 1……ヘッド原板、1a……ヘッド基板、 2……駆動原板、2a……駆動基板 3……ケーブル、5……駆動用IC、 7……支持体、11……発熱抵抗体列、 12……コモンリード、13……個別リード。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】発熱抵抗体列と、ケーブル接続部と、この
    ケーブル接続部と前記発熱抵抗体列との間を電気的に接
    続するリードとを原板上に複数組形成するヘッド原板形
    成工程と、 前記発熱抵抗体列の駆動部と、ケーブル接続部と、この
    ケーブル接続部と前記駆動部との間を電気的に接続する
    リードとを原板上に複数組形成する駆動原板形成工程
    と、 前記ヘッド原板と前記駆動原板の両ケーブル接続部間を
    単一のケーブルで一括接続する原板接続工程と、 前記ケーブルとともに前記ヘッド原板と前記駆動原板と
    を分断して複数の個別のサーマルヘッドに分離する原板
    個別分離工程と、 からなるサーマルヘッドの製造方法。
JP62227375A 1987-09-10 1987-09-10 サーマルヘッドの製造方法 Expired - Lifetime JPH0632932B2 (ja)

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JPS6469362A JPS6469362A (en) 1989-03-15
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KR100714292B1 (ko) * 2005-09-27 2007-05-02 삼성전자주식회사 공기조화기의 파이프 방진장치

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JPS60257257A (ja) * 1984-06-04 1985-12-19 Rohm Co Ltd サ−マルプリントヘツドの製造方法

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