JPH0567516U - ドアガラス昇降装置のドアガラス支持構造 - Google Patents

ドアガラス昇降装置のドアガラス支持構造

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JPH0567516U
JPH0567516U JP1740892U JP1740892U JPH0567516U JP H0567516 U JPH0567516 U JP H0567516U JP 1740892 U JP1740892 U JP 1740892U JP 1740892 U JP1740892 U JP 1740892U JP H0567516 U JPH0567516 U JP H0567516U
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JP
Japan
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door glass
retainer
door
lifting device
glass
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JP1740892U
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English (en)
Inventor
功 成瀬
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Toyota Auto Body Co Ltd
Original Assignee
Toyota Auto Body Co Ltd
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Publication date
Application filed by Toyota Auto Body Co Ltd filed Critical Toyota Auto Body Co Ltd
Priority to JP1740892U priority Critical patent/JPH0567516U/ja
Publication of JPH0567516U publication Critical patent/JPH0567516U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 自動車のドアガラス昇降装置のドアガラス支
持構造において、ドアガラスを昇降装置に支持させてボ
ルト締めするときに、ドアガラスが昇降装置からずり落
ちるのを防止して、ドアガラスの組付け作業性を改善す
ることである。 【構成】 ドアガラス2の下端部にリテーナ3を取付
け、リテーナ3をドアガラス昇降装置Rの昇降部材4に
支持せしめるようになし、リテーナ3にはドアガラス2
を挟持するガラス挟持部31の底部両側に取付部32と
突起部33を形成し、リテーナ3をその取付部32と突
起部33の間の位置で昇降部材4に支持させ、取付部3
2を昇降部材4にボルト締め固定する構造とした。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、自動車のドアガラス昇降装置のドアガラス支持構造に関するもので ある。
【0002】
【従来の技術】
自動車のドアガラスは、手動またはモータで作動せしめられるワイヤまたはリ ンクに、ドアガラス下端部に設けたドアガラス支持部材を連結することで昇降せ しめるようになっている(実開平2−108615号)。
【0003】 ドアガラスの支持構造としては、図4に示すように、ドアガラス2の下端部に 、該下端部を挟持する断面U字形のガラス挟持部31と、該ガラス挟持部31の 一方の側壁311の下端から下方へ延出する取付部32を備えたリテーナ3を固 着し、一方、ドア側には図略のガイドレールにて案内されてワイヤまたはリンク を介して昇降動せしめられる昇降部材4を設け、ドアガラス3を上記リテーナ3 のガラス挟持部31により上記昇降部材4に支持せしめ、上記取付部32を昇降 部材4にボルト8にて締結する構造としたものがある。
【0004】 ところで、ドアへのドアガラス2の組付けは一般に、ドア組付けラインで行な われるが、ドアガラス2をリテーナ3により昇降部材4に支持させるときに支持 位置がずれたりすると、次の締付け工程へ至る間にラインにおいてドアに作用す る振動で、図5に示すようにリテーナ3が昇降部材4からはずれ、あるいは締付 け作業中にはずれが生じてドアガラス2が落下するおそれがあった。従って位置 ずれがないようにリテーナ3を支持させるとともに、ドア搬送中および締付け時 にドアガラス2が落下しないよう注意しなければならず、作業性がよくなかった 。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】 そこで本考案は、ドアへのドアガラス組付け時に、ドアガラスの落下が生じな いドアガラス支持構造を提供し、もってドアガラス組付作業性を向上せしめるこ とを課題としてなされたものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案は図3に示すように、断面U字形でドアガラス2の下端部を挟持するガ ラス挟持部31と、ガラス挟持部31の一方の側壁311の下端から下方へ延出 する取付部32を備えたリテーナ3に、取付部32と対向して他方の側壁312 の下端から下方へ突出する突起部33を形成し、リテーナ3を取付部32と突起 部33の間の位置でドアガラス昇降装置の昇降部材4に支持せしめ、上記取付部 32を昇降部材4にボルト締めする構造としたものである。
【0007】
【作用】
昇降部材4は取付部32と突起33とに挟まれてリテーナ3を支持するから、 ドアに振動が作用してもドアガラス2が昇降部材4から落下することはない。
【0008】
【実施例】
図1に示すように自動車ドア1にはドアガラス2を昇降せしめる昇降装置Rが 設置してある。昇降装置Rは、ガイドレール5、モータ6、ガイドレール5に昇 降動可能に嵌着した昇降部材たるブラケット4、モータ6の動力をブラケット4 に伝達しモータ6の正逆転によりブラケット4を昇降動せしめるワイヤ7を備え ている。ドアガラス2の下端には中央部の前後位置にリテーナ3が取付けてあり 、このリテーナ3をブラケット4に固定することでドアガラス2がブラケット4 に支持され、ドアガラス2はブラケット4と一体に昇降するようになっている。
【0009】 リテーナ3は合成樹脂の成形体で、図2および図3に示すように断面U字形の ガラス挟持部31と、該ガラス挟持部31の一方の側壁31の下端から下方へ延 出する半円形平板状の取付部32を備えている。そして更にリテーナ3は、その 前後端に他方の側壁312の下端から下方へ突出して取付部32と対向する爪状 の突起部33を備えている。取付部32には埋込みナット9が設けてある。各リ テーナ3は、そのガラス挟持部31にドアガラス2の下端部を挿置し、接着剤を 介してドアガラス2に固定することでドアガラス2に取付けられている。
【0010】 ドアガラス2をドア1に組付けるには、予めリテーナ3を取付けたドアガラス 2の下端部をドア1内に投入してリテーナ3を取付部32と突起部33の間の位 置でブラケット4に載置し、これによりドアガラス2を支持させる。そしてブラ ケット4に設けたボルト孔41からリテーナ3の埋め込みナット9にボルト8を ねじ込んでドアガラス2をブラケット4に支持固定せしめるのである。
【0011】 しかして、本考案のドアガラス支持構造によれば、ドアガラス2をブラケット 4に支持せしめるとき、ブラケット4の支持位置がリテーナ3の底面の偏った位 置となっていても、両側に取付部32と突起部33が突出しているので、振動に よって、リテーナ3がブラケット4からはずれ落ちることはない。かつ、リテー ナ3をブラケット4に締付ける作業中に、同様のはずれ落ちが生じることはない 。
【0012】 なお、上記実施例ではリテーナ3として合成樹脂製のものを用いているが、金 属製のものを用いてもよい。また、上記図例では突起部33をリテーナ3の両端 にそれぞれ設けており、ブラケット4のはずれ防止作用をするのはそのうちの一 方のみとなっている。しかるに突起部33を両端に設けたのは、そのリテーナ3 を前側のリテーナにも後側のリテーナにも共用できるようにするためである。ま た突起部33はリテーナ3の中央部に、あるいは前後に連続して設けてもよいが 、ボルト締め作業の邪魔になるので、突起部33はボルト直上位置からずれた位 置とした方がよい。
【0013】
【考案の効果】
しかして本考案によれば、ドアガラス組付け時、昇降装置に載置したドアガラ スがずれて落下することがないから、載置に格別の注意を必要とせず、かつボル ト締め作業も容易となり、ドアガラス組付け作業性が改善されるのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案のドアガラス支持構造が適用されたドア
を示す図である。
【図2】図1のA部の拡大図である。
【図3】図2のIII −III 線断面図である。
【図4】従来のドアガラス支持構造の断面図である。
【図5】図4のドアガラス支持構造の不都合を説明する
図である。
【符号の説明】
R ドアガラス昇降装置 1 ドア 2 ドアガラス 3 リテーナ 31 挟持部 311,312 側壁 32 取付部 33 突起部 4 ブラケット(昇降部材) 5 ガイドレール 6 モータ 7 ワイヤ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動車のドアガラス下端部にリテーナを
    固着し、該リテーナを、ドア内を昇降動する昇降装置の
    昇降部材に支持固定せしめたドアガラス昇降装置のドア
    ガラス支持構造において、断面U字形でドアガラス下端
    部を挟持する上記リテーナのガラス挟持部には一方の側
    壁の下端から下方へ延出する取付部と、他方の側壁の下
    端から下方へ突出する突起部を形成し、上記ガラス挟持
    部の底面を、上記取付部と突起部間の位置で上記昇降部
    材に支持せしめ、上記取付部を昇降部材にボルト締め固
    定したことを特徴とするドアガラス昇降装置のドアガラ
    ス支持構造。
JP1740892U 1992-02-25 1992-02-25 ドアガラス昇降装置のドアガラス支持構造 Pending JPH0567516U (ja)

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JPH0567516U true JPH0567516U (ja) 1993-09-07

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ID=11943177

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JP1740892U Pending JPH0567516U (ja) 1992-02-25 1992-02-25 ドアガラス昇降装置のドアガラス支持構造

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JP (1) JPH0567516U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017036568A (ja) * 2015-08-07 2017-02-16 旭硝子株式会社 車両窓用部品

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2017036568A (ja) * 2015-08-07 2017-02-16 旭硝子株式会社 車両窓用部品

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