JPH0567345B2 - - Google Patents

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JPH0567345B2
JPH0567345B2 JP63258551A JP25855188A JPH0567345B2 JP H0567345 B2 JPH0567345 B2 JP H0567345B2 JP 63258551 A JP63258551 A JP 63258551A JP 25855188 A JP25855188 A JP 25855188A JP H0567345 B2 JPH0567345 B2 JP H0567345B2
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coating
discharge
coating film
electrophotographic photoreceptor
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Hitoshi Toma
Shigeto Tanaka
Keiichi Murai
Akira Unno
Tsugiko Takemura
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Canon Inc
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    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G5/00Recording members for original recording by exposure, e.g. to light, to heat, to electrons; Manufacture thereof; Selection of materials therefor
    • G03G5/02Charge-receiving layers
    • G03G5/04Photoconductive layers; Charge-generation layers or charge-transporting layers; Additives therefor; Binders therefor
    • G03G5/05Organic bonding materials; Methods for coating a substrate with a photoconductive layer; Inert supplements for use in photoconductive layers
    • G03G5/0525Coating methods
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B05SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
    • B05DPROCESSES FOR APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
    • B05D1/00Processes for applying liquids or other fluent materials
    • B05D1/26Processes for applying liquids or other fluent materials performed by applying the liquid or other fluent material from an outlet device in contact with, or almost in contact with, the surface
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B05SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
    • B05DPROCESSES FOR APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
    • B05D1/00Processes for applying liquids or other fluent materials
    • B05D1/30Processes for applying liquids or other fluent materials performed by gravity only, i.e. flow coating
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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    • B05DPROCESSES FOR APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
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    • B05D1/002Processes for applying liquids or other fluent materials the substrate being rotated
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B05SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
    • B05DPROCESSES FOR APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
    • B05D2254/00Tubes
    • B05D2254/02Applying the material on the exterior of the tube

Description

【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕 本発明は簡便で優れた塗膜を得ることのできる
塗布方法を用いた電子写真感光体の製造方法に関
する。 〔従来の技術〕 従来、塗料を用いて被塗布物に塗膜を形成する
方法としては、例えば、被塗布物を塗料中に浸漬
し、徐々に上げることにより被塗布物と塗料の表
面張力を利用して塗膜を形成する浸漬布方法や、
ロール上に一度塗料層を形成し該塗料層を被塗布
物上に転写することにより塗膜を形成するロール
コーテイング法などが知られている。浸漬塗布方
法は膜厚の均一な塗膜が比較的簡単に形成できる
が、使用すべき塗料が多量に必要であり、被塗布
物の形状・大きさによつては装置が大型化してし
まう。また、浸漬部分はすべて塗布されるので被
塗布物の非塗布部分にも塗膜が形成されてしま
い。塗膜の除去を必要とし、作業能率が低下して
しまう。 また、ロールコーテイング法は形成される塗膜
状態がロールと被塗布物の距離に依存しており、
この距離を制御しやすいシート物・缶等の塗布に
用いられるが、やはり多量の塗料を必要とし、特
に缶などに塗布した場合塗膜に継ぎ目を生じてし
まう。 一方、前記のような塗布方法の他に、スプレー
法と呼ばれる塗布方法も知られている。スプレー
法は、微小開口部を有するノズルより塗料を吐出
し霧化することにより生成した微小液滴を被塗布
物上に付着させて塗膜を形成する方法であり、い
ろいろな形状や大きさの被塗布物に、しかも広範
囲にわたつて塗膜を形成することができ、缶等に
継ぎ目なしの塗布も可能であり、非常に有効な塗
膜形成方法である。 しかしながら、このスプレー法によれば、霧化
するときの圧力により、塗料が飛翔し塗料中の揮
発成分が著しく揮発して、塗料組成が変質する傾
向にあり、均一な塗膜を得るのが難しい。また、
塗料は圧力等により霧化されて放射状になるため
塗料の被塗布物への付着効率が低く、損失した塗
料を排出するための排気と汚染防止のための塗料
回収設備も必要となつてまう。また、被塗布物と
相対的にスプレーガンを移動させながら被塗布物
上に塗膜を形成させると、すでに塗膜が形成され
た部分に、飛散霧化塗料の一部が付着して、被塗
布物上に塗膜欠陥が生じてしまう。さらに塗膜の
非形成部分にも塗料のまわり込みを生ずるため、
剥離もしくは塗料付着防止のために保護手段等が
必要となつてしまう。 また、特開昭52−119651号公報みられるように
被塗布物表面に注液塗布機又はカーテン塗布機を
近接して配置し、塗料の粘度および表面張力を利
用して被塗布物および注液塗布機又はカーテン塗
布機の間に塗料を支持し、塗料のもれ防止しなが
ら成膜する方法が提案されている。 しかしながら、かかる塗布方法は、塗膜の状況
が塗料の支持状態に依存していることから、被塗
布物と注液塗布機又はカーテン塗布機の間隔を精
密に制御する必要があり、塗膜の精度ならびに表
面状態をすぐれたものにするためには被塗布物の
精度および注液塗布機又はカーテン塗布機の精度
をきわめて高いのにする必要を生じ、コストアツ
プが著しくまた被塗布物と塗布機の間隔から塗料
もれを生じやすく安定な成膜条件の維持がきわめ
て困難である。 〔発明が解決しようとする問題点〕 本発明は、塗膜の面状態、均一性、膜厚の均一
性に優れた欠陥のない塗膜を有する電子写真感光
体の製造方法を提供することを目的とする。 また、本発明は簡便で装置の大型化を要するこ
となく、塗布効率が良好で飛散塗料の除去と集塵
のための排気設置を要しない電子写真感光体の製
造方法を提供することを目的とする。 また、本発明は非塗膜形成部分や形成された塗
膜部分に余分な塗料が付着せず、塗料のまわり込
みのない電子写真感光体の製造方法を提供するこ
とを目的とする。 また、本発明は改良されたすぐれた電子写真感
光体の製造方法を提供することを目的とする。 また、本発明は電位の一様性および耐久画像に
優れた電子写真感光体の製造方法を提供すること
を目的とする。 〔問題点を解決するための手段〕 すなわち、本発明は、微小開口部から電子写真
感光体形成用塗料を吐出して円筒状支持体上に塗
布する電子写真感光体の製造方法において、微小
開口部から吐出する電子写真感光体形成用塗料が
実質的に霧化せず筋状に連続して飛翔することを
特徴とする電子写真感光体の製造方法である。 また、本発明は、微小開口部から吐出する電子
写真感光体形成用塗料が実質的に霧化せず筋状に
連続して飛翔し、該飛翔した塗料は円筒状支持体
に付着し、該付着した塗料はレベリングすること
により成膜されることを特徴とする電子写真感光
体の製造方法である。 塗料吐出用の微小開口部から塗料を吐出して塗
布する方法としては、加圧エアーを吐出させるこ
とにより生ずる負圧により塗料を吐出し露化する
ことにより生成した微小液滴を被塗布物上に付着
させるエアースプレー法や、塗料を加圧し高速で
吐出霧化することにより生成した微小液滴を被塗
布物上に付着させるエアーレススプレー法などの
スプレー法が知られている。このような塗布方法
の特徴は、霧化塗料の分布を均一にして塗膜の均
一性を得るために、吐出口から吐出された霧化塗
料の最大角度である吐出角度を30゜〜90゜位と大き
く設定し、霧化粒子を安定に微小化するために高
圧で吐出させて、吐出口からの塗料吐出速度を
100〜200m/secと高速にしている。その結果、
吐出口から塗膜にたるまでの霧化塗料が分布する
円錐形の内部において、塗料が専有する空間体積
の割合は、0.1〜0.001%と非常に小さくなる(第
2図参照)。すなわち、エアースプレー法やエア
ーレススプレー法等の微小開口部から塗料を吐出
する塗布方法においては、塗料は著しく空気にさ
らされることになる。 塗料は、シンナー等の揮発性成分で希釈されて
いることが一般的であるので、空気中にさらされ
ると揮発性成分が著しく揮発し、塗料中の固形分
濃度の増加に代表されるように塗料の変性を生じ
てしまう。その結果、塗膜にブツ、表面の粗面
化、膜厚のバラツキ等を生じることになる。特に
ひどい場合には吐出口付近で糸引状態と称される
塗料が霧化せずに糸状に固化してしまう状態が発
生する。かかる場合においては、塗膜の平滑性、
均一性を望むべくもない。 また、吐出角が大きく塗料の存在が0.1〜0.001
%程度と希薄でかつ塗料の分布する領域が広範囲
でゆらぎやすいため、塗膜端部の境界線を意図し
たところに設定し難く非塗膜形成部分にまわり込
みを生ずる結果となり、非塗膜形成部分に塗料が
付着しないようにカバー等の保護を要することか
ら作業性の点で非常に煩雑となる。 そこで本発明では、塗膜の成膜性を向上させる
ために、微小開口部から吐出される塗料を第2図
に示すように実質的に霧化せずに筋状に飛翔させ
ることにより塗料が専有する空間体積の割合を高
めて塗料の空気との接触を少なくして、塗料中の
揮発成分の揮発等による塗料の変性を防止するも
のである。 塗料が専有する空間体積の割合は、塗料の変性
防止の点からは100%、すなわち霧化しないで筋
状に被塗布物に到達することが本発明の主たる特
長であるが、従来の塗布方法における塗料が専有
する空間体積の割合は0.1〜0.001%と著しく低い
ことと比較すると、吐出角度を3゜以下とした場合
にも塗料が専有する空間体積の割合が95〜100%
程度となり塗料中の揮発成分の揮発が少なく塗料
の変性がなくなることから実質的に本発明の主旨
と同じ効果が得られた。 従つて、本発明における微小開口部から塗料を
吐出し塗膜を形成する方法においては、実質的に
霧化しない状態とは吐出角度が3゜以下好ましくは
0゜の筋状に連続して飛翔する状態を示すものであ
る。 さらに、従来の塗布方法では20〜50%と非常に
低い塗料の付着効率であり、50〜80%の塗料を損
失していたものが、前記のように実質的に霧化を
させないことにより、塗料が微小領域に集中する
ため、塗料の付着効率が95%以上となり、また、
非塗膜形成部分への塗料付着がなくなり、他の部
分の塗料のまわり込みを生ずることがなくなる。 一方、塗料が微小領域に集中することから、塗
料の飛翔エネルギーが密度的に高くなり、塗膜の
表面性を粗面化する傾向にあり、従来のような高
速吐出(スプレー法では吐出速度100〜200m/
sec程度)では被塗布物表面への影響を生じやす
くなる。特に、はなはだしい場合には、塗膜中に
気泡を生じさせることになり、塗膜欠陥となる。
そこで塗膜の表面性をさらによくするには、塗料
の微小領域への集中化(基板上では塗料が若干広
がるため面積で約1/100に集中)を考慮すると吐
出速度は30m/sec以下が好ましく、さらには
25m/sec〜2m/secの範囲、特には10m/sec〜
5m/secの範囲が好ましい。 吐出速度を30m/sec以下にすることにより、
塗料が被塗布物に付着したときのエネルギーが小
さくなり、塗料が反射散乱することなく、被塗布
物上に総べて付着し、従来の塗布方法では大きな
問題であつたオーバーミスト処理(被塗布物に付
着しなかつた塗料が塗膜にブツ、ハジキ、光沢損
失の原因となるため排気設備をそなえ系外へ排出
した。公害防止のため排出時に集塵設備等で回収
を要する。)を著しく軽減するとともに、塗料付
着防止手段を設けることなく非塗膜形成部分への
塗料付着がなくなる。 本発明の塗布方法においては、被塗布物と微小
開口部との距離は2〜100mm、特には5〜50mmの
範囲であることが好ましい。塗料は溶剤中に固形
分を溶解あるいは分散させたものや、固形分のみ
のものなど広く適用することができる。また、溶
剤は揮発性のものはもちろんであるが不揮発性の
ものも適用することができる。また塗料の粘度
は、基板上に塗料が付着後表面張力により平滑化
するために、1000cps、さらには200cps以下、特
には50cps〜4cpsの範囲とするのが好ましい。 また、微少開口部の吐出口口径は、200μm以下
が好ましく、さらには50μm〜180μmの範囲、特
には60μm〜150μmの範囲が好ましい。微少開口
部からの塗料の吐出圧は3Kgf/cm2以下が好まし
く、さらには0.3Kgf/cm2〜1.5Kgf/cm2の範囲、
特には0.5Kgf/cm2〜1Kgf/cm2の範囲が好ましい。
塗料の吐出量は20c.c./分以下、特には0.8c.c./分
〜15c.c./分の範囲であることが好ましい。 また、特開昭52−119651号公報の塗布方法にお
いては、被塗布物と注液塗布機又はカーテン塗布
機の間〓に塗料の表面張力により塗料を保持する
ことが特徴であり、塗膜の状態が被塗布物と塗布
機の配置に依存することになる。しかしながら、
本発明は塗料を飛翔させることにより被塗布物と
吐出口の配置による依存性を排除した結果、成膜
状態が前述の塗布方法に比べて非常に安定するこ
となる。 このような本発明に用いられる塗布方法は、精
密性が要求される用途である電子写真感光体にお
ける感光層、中間層などの薄膜塗布に対して極め
て有効である。このような薄膜は、大面積でピン
ホール、ブツ、ハジキ等の欠陥を有することな
く、膜厚が数μmのオーダーで均質・均一な塗膜
が必要とされるが、塗料の変性を生じず、塗料の
付着性に優れ、オーバーミストの発生がない本発
明に用いられる塗布方法はとりわけ優れている。 本発明においては、電子写真感光体形成用塗料
を、実質的に霧化せず筋状に連続して飛翔させ円
筒状支持体に塗布する。 電子写真感光体形成用塗料としては、電荷発生
層形成用塗料や電荷輪送層形成用塗料などの感光
層形成用塗料、あるいは、接着性およびバリヤー
性向上のための下引き層形成用塗料や、金属シリ
ンダーの局部電池の防止や欠陥の隠ぺいのための
導電層形成用塗料などの中間層形成用塗料、等が
挙げられる。 電荷発生層形成用塗料としては、アゾ顔料、キ
ノン顔料、キノシアニン顔料、ペリレン顔料、イ
ソジゴ顔料、フタロシアニン顔料などの電荷発生
物を、ポリビニルブチラール、ポリスチレン、ア
クリル樹脂、ポリエステル、ポリ酢酸ビニル、ポ
リカーボネートなどの結着剤樹脂と、さらにアル
コール、ケトン、エーテル、脂肪族ハロゲン化炭
化水素、芳香族系などの有機溶剤とに分散した分
散液等が挙げられる。 電荷輪送層形成用塗料としては、スチリル系化
合物、ヒドラゾン系化合物、カルバゾール系化合
物、ピラゾリン系化合物、ベンジジン系化合物、
トリアリールメタン系化合物などの電荷輪送物質
と、ポリアリレート、ポリスチレン、アクリル樹
脂、ポリエステル、ポリカーボネートなどの結着
剤樹脂とを、前述のような有機溶剤に溶解した溶
液等が挙げられる。 下引き層形成用塗料としては、カゼイン、ポリ
ビニルアルコール、ポリアミドなどの樹脂を前述
のような有機溶剤に溶解した溶液、等が挙げられ
る。 導電層形成用塗料としては、酸化チタン、酸化
スズ、カーボンブラツクなどの導電性粒子をエポ
キシ樹脂、フエノール樹脂、ポリウレタンなどの
適当な樹脂と、さらに前述のような有機溶剤とに
分散した分散液等が挙げられる。 なお、これらの各塗料には、潤滑剤、酸化防止
剤、レベリング剤などの添加剤を加えてもよい。 円筒状支持体としては、アルミニウムシリンダ
ー、アルミニウム合金シリンダー、ステンレスシ
リンダーなどが挙げられる。 なお、これらの電子写真感光体形成用塗料を用
いて電子写真感光体を製造する場合の塗料条件お
よび塗布条件は前述した条件と同じ条件を適用で
きる。 これらの電子写真感光体形成用塗料を用いて本
発明により製造した電子写真感光体の層構成を第
3図に示す。第3図は支持体1上に中間層2およ
び感光層3が順次積層されており、詳しくは中間
層2は、導電層4と下引き層5が積層されてお
り、また、感光層3は、電荷発生層6と電荷輪送
層7が積層されている。 各層の好ましい膜厚は、導電層4は5〜30μm、
下引き層は0.1〜5μm、電荷発生層は0.01〜3μm、
電荷輪送層は10〜30μmである。 本発明は、第3図に示した導電層4、下引き層
5、電荷発生層6、および電荷輪送層7の全層を
形成するのに適用することがもつとも好ましい
が、これらの層のうちの1層あるいは2層などい
くつかの層を、浸漬塗布方法などの他の塗布方法
によつて形成しても良い。また、電子写真感光体
の層構成として、導電層4および/または下引き
層5は形成しなくてもよい。さらに、感光層3の
構成において、電荷発生層6は電荷輪送層7の上
に形成してもよく、また、感光層3は、積層タイ
プではなく、単一層型であつてもよい。 本発明により、電子写真感光体のような円筒状
シリンダー表面に塗膜を形成するための塗布装置
の具体例を第4図に示す。 第4図aにおいて、8は基体シリンダーであ
り、これはシリンダーの保持を兼用する回転軸9
に固定される。又、回転軸9は回転モーター10
により所定の回転速度で回転される。一方、ビー
ム状の塗布液11を吐出するためのガン12は、
横送り機構の架台13に乗せられており、基体シ
リンダー8の回転軸方向と平行方向に移動する。
また、ガン12は、フイルター14および導出管
15を経由してタンク16に接続されている。エ
アーパイプ17で導入された圧縮エアーにより、
ゲージ18で定めた圧力にタンク16の塗料は加
圧され、フイルター14および導出管15を経由
してガン12の先端のノズルチツプ(不図示)か
ら吐出される。 この装置を用いて実際に塗布する場合、ガンの
横送り機構のスイツチとガン・ニードルのエアー
スイツチをセツトし、基体シリンダー8の所定位
置からビーム11を吐出する。同時に回転モータ
ーのスイツチも入れ、基体シリンダー保持の回転
軸を回転させる。第4図bに示したように、ガン
12の先端に設けられたノズルチツプ19から吐
出したビーム状の塗布液11は、基体シリンダー
8上にネジを切つたようなパターン20で糸巻き
状(らせん状)に付着し、レベリングすることに
より塗膜21が成膜される。レベリングによる塗
膜の生成工程は、以下に示すとおりである。すな
わち、基体シリンダー8上に付着した糸巻き状塗
料は、塗料の衝突エネルギーおよび塗料の表面張
力ならびに被塗布物の表面張力の為、第5図aに
示すように、徐々に幅広く拡がつていき、隣接す
る塗料がたがいに接触し被塗布物の塗布面をすき
なくおおう。そして、塗料の表面張力および拡散
性ならびに被塗布物の表面張力により適切な時間
経過後、ピツチに応じて生じていた当初の塗膜凹
凸がレベリングしならされて、第5図bに示すよ
うに、平滑な面として成膜される。なお、糸巻き
状に付着する塗料は、第5図cに示すように塗料
の端部どうしが重なり合うように付着してもよ
い。更に、塗料の溶剤蒸気を制御する為にフード
を併用すれば表面をより平滑にすることも可能で
ある。 ビームにより形成する糸巻きのラインのピツチ
は、回転速度とガンの送り速度によつて決まる。
又、単位面積上の塗布液の量は吐出量が一定であ
れば送り速度によつて決まる。 ΔVu∝P・r/υ・d ΔVu:単位面積当り吐出量(c.c./分・cm2) P:吐出圧(Kgf/cm2) r:吐出口径(cm) d:オリフイスのベアリング長(cm) υ:送り速度(cm/分) また、ビームのピツチ巾に関しては、次の関係
がある。 Pw∝υ/R0 Pw:ビームピツチ巾(cm) R0:シリンダー回転数(rpm) 第6図に塗料の吐出口の具体例を示す。第6a
は標準的な単一吐出口を有するノズルチツプ19
aを示すが塗布速度を早めるに3つの吐出口を有
するノズルチツプ19bの形態のように多数の吐
出口を有する形態をとつてもよい。 第6図cに本発明に特に適した吐出口の拡大断
面図を示す。θ1は塗料の侵入口の拡がり角度を示
し、θ2は吐出口の出口側の拡がり角度を示す。ま
た、rは吐出口の口径を示し、λはその口径部分
の長さ(筒の長さ)を示す。22は吐出口形成部
材、23は吐出口形成部材22を保持固定するた
めの部材、24は前面ブタを示す。θ1およびθの
角度は30゜〜160゜の範囲が好ましい。特にθ2は吐出
口の出口部分に塗料溜りができないように、角度
を120゜〜160゜とすることが望ましい。しかしなが
ら塗料条件あるいは塗布条件によつてはθ2の角度
は0゜、すなわち吐出口の出口部分は拡がりを持た
なくてもよい。λ(オリフイスのベアリング長)
は長くなると圧損が大きくなり、短かくなると耐
久性の点で問題がでてくる。したがつてλの数値
は一般的には20μm〜200μmの範囲、好ましくは
50μm〜100μmの範囲である。rは200μm以下が
好ましく、さらには50μm〜180μmの範囲、特に
は60μm〜150μmの範囲が好ましい。なお、吐出
口の形状は、安定に塗料を吐出するためには真円
が特に好ましいが、真円から形状の崩れた円、楕
円、または多角形であつてもよい。なお、吐出口
の形状が真円以外の場合には、その孔の垂直断面
積から割り出した、仮想円の径をもつて吐出口の
口径とする。 本発明では、吐出口形成部材22はダイヤモン
ド結晶を使用し、このダイヤモンド結晶を金属合
金(23に相当)で保持固定した。 ダイヤモンド結晶は、その表面の平滑性および
耐摩耗性に優れており、本発明の塗布方法では、
塗料がその滑らかな面を経由して、安定した吐出
状態になる。なお、本発明においては、吐出口の
構造は、第6図cに示したものの他、もつとも簡
易なもの、例えば両切り円筒体に孔のあいたフタ
を付けただのもの、あるいは一体的に底ブタが形
成された円筒体の底ブタに孔をあけただけのもの
なども使用することができる。 以下実験例および実施例により本発明を更に説
明する。なお、部はすべて重量部を示す。 実験例 1 ポリメチルメタクリレート樹脂(数平均分子量
1×104)20部をメチルエチルケトン80部に溶解
し粘度50cpsの塗料を調整した。 口径100μmの吐出口を一つ中央に有するノズル
チツプを用いて吐出圧1Kgf/cm2で塗料を加圧
し、吐出速度10.6m/sec、毎分5c.c.の条件で塗
料を霧化させず筋状で第4図aの塗布装置を用い
て口径60mm、長さ240mmのアルミシリンダー表面
の長手方向10mmから230mmの幅に吐出した。塗布
装置の条件は、シリンダーの回転速度100rpm、
吐出口の横送り速度200mm/分、吐出口とアルミ
シリンダー表面の距離30mmであつた。塗料のピツ
チ巾は2mmであつた。 塗布後100℃で10分乾燥し平均膜厚18μmの塗膜
を得た。 実験例 2 実験例1で用いた口径100μmの吐出口の中央に
直径10μmの金属ワイヤーを配し、吐出角度3゜の
条件で実験例1と同様の条件で平均膜厚18μmの
塗膜を得た。 以下口径100μmの吐出口の中央に直径10μmの
金属ワイヤーを配し位置を調整することにより吐
出角を順次変更し比較実験例1〜4を得た。 これらの結果を以下の表に示す。
【表】 以上の結果を第7図〜第10図に示す。 第7図は吐出角度と塗料使用効率の関係であ
り、第8図は吐出角度と塗膜表面アラサの関係で
あり、第9図は実験例1の塗膜厚分布の模式図、
第10図は比較実験例2の塗膜厚分布の模式図で
ある。 吐出角度が筋状から80゜に大きくなるに従つて
平均膜厚が18μmから3μmに薄くなり、第7図に
も示したように、塗料使用効率が100%から17%
低下している。 尚、塗料使用効率とは吐出口から吐出された塗
料の塗膜形成成分に対し実際に表面塗膜を形成し
ている形成成分の割合である。 塗膜の状態を示す塗膜表面アラサ(長さ2.5mm
の表面アラサを測定したときの10点平均アラサ)
をみても、吐出角が筋状(0゜)から80゜に広がつ
たとき、0.1μmから0.67μmへ拡大している(第8
図参照)。 膜厚の標準偏差(シリンダーの長手方向に1cm
間隔で膜厚を測定したときの標準偏差)も、吐出
角度が筋状(0゜)から80゜に広がつたとき、0.2μm
から1.0μmへ拡大している。 また糸引き状態も比較実験例1、2、3、4に
つれて大きくなり塗膜の欠陥を大きくしている。
特に塗膜の分布を示す第9図、第10図にみられ
るように本発明にもとづく実験例1においては、
塗膜の形成領域の制御性に優れ、塗布巾10mmから
230mmに対し、塗布巾領域外への塗料付着がなく、
10mm位置から230mm位置に塗膜が形成できている。 一方、吐出角度が大きくなつた比較実験例にお
いては、塗布巾領域へ塗料が付着し0mm位置から
240mm位置に著しい膜厚の変動をともなつて塗膜
が形成されている。従つて比較実験例において
は、塗膜巾を制御するためにシリンダー両端のマ
スキング、もしくは塗料の剥離を要し、塗布に際
し複雑な手順を要することになる。 実験例 3 ポリメチルメタクリレート樹脂(数平均分子量
1×104)20部をメチルエチルケトン80部に溶解
し粘度50cpsの塗料を調整した。 口径140μmの吐出口を一つ中央に有するノズル
チツプを用いて吐出圧0.5Kgf/cm2で塗料を加圧
し吐出速度5.0m/sec、毎分5c.c.の条件で塗料を
霧化させず筋状で第4図aの塗布装置を用いて、
口径60mm、長さ240mmのアルミシリンダー表面の
長手方向10mmから230mmの幅に吐出した。塗布装
置の条件は、シリンダーの回転速度100rpm、吐
出口の横送り速度200mm/分、吐出口とアルミシ
リンダー表面の距離30mmであつた。塗料のピツチ
巾は2mmであつた。 塗布後100℃で10分乾燥し平均膜厚18μmの塗膜
を得た。 尚、吐出条件を一部変更し、実験例3の方法に
もとづき以下実験例4、5、比較実験例5、6、
7を示す。なお比較実験例の吐出角度は8゜であ
る。吐出条件の変更点と結果を以下の表に示す。
【表】 以上の結果を第11図〜第14図に示す。 第11図は吐出速度と塗料使用効率の関係であ
り、第12図は吐出速度と塗膜表面アラサの関係
であり、第13図は実験例3の塗膜厚分布であ
り、第14図は比較実験例5の塗膜厚分布であ
る。 吐出速度が5.0m/secから100m/secに大きく
なるに従つて平均膜厚が18μmから10μmに減少し
ており、第11図にも示したように塗料使用効率
が100%から50%に少なくなつている。 塗膜の表面状態を示す塗膜表面アラサをみても
吐出速度が5.0m/secから100m/secになると
0.1μmから0.48μmへ表面アラサが大きくなる(第
12図参照)。 膜厚の標準偏差も吐出速度が5m/secから
100m/secへ速くなると0.2μmから1.0μmへ増加
する。 また塗膜中のアワも比較実験例5、6、7と大
きくなるにつれて5コ、10コ、20コ/100cm2と多
くなり塗膜の欠陥を大きくしている。 特に塗膜の分布を示す第13図、第14図にみ
られるように、実験例3にみられるように本発明
にもとづくと、塗膜の形成領域の制御性に優れ、
塗布巾10mmから230mmに対し、塗布巾領域外への
塗料付着がなく、10mm位置から230mm位置に塗膜
が形成できている。 一方、吐出角が大きくなつた比較実験例におい
ては、塗布巾領域外へ塗料が付着し0mm位置から
240mm位置に著しく膜厚の変動をともなつて塗膜
が形成されている。従つて比較実験例において
は、塗膜巾を制御するためにシリンダー両端のマ
スキング、もしくは塗料の剥離を要し、塗布に際
し複雑な手順を要することになる。 実施例 1 アルコール可溶性ナイロン−6樹脂(数平均分
子量5×104)1.0部をn−ブチルアルコール99部
に溶解し粘度4.5cpsの下引き層形成用塗料を調整
した。 口径90μmの吐出口を一つ中央に有するノズル
チツプを用いて吐出圧1.0kgf/cm2で塗料を加圧
し、吐出速度10.6m/sec、毎分3.8c.c.の条件で塗
料を実質的に霧化させず筋状で第4図aの塗布装
置を用いて口径60mm、長さ240mmのアルミシリン
ダー表面の長手方向10mmから230mmの幅に吐出し
た。塗布装置の条件は、シリンダーの回転速度
100rpm、吐出口の横送り速度200m/分、吐出口
とアルミシリンダー表面の距離30mmであつた。塗
料のピツチ巾は2mmであつた。 塗布後100℃で10分乾燥し平均膜厚1.1μmの塗
膜下引き層を得た。 該塗膜の上に、更に電荷発生物質としてε型銅
フタロシアニン0.7部をブチルアルデヒド変性を
した酢酸ビニル樹脂(数平均分子量10×104)0.3
部とともにシクロヘキサノン99部中に分散(数平
均粒子径0.06μm)した粘度5.0cpsの電荷発生層形
成用塗料を調整した。 口径70μmの吐出口を一つ中央に有するノズル
チツプを用いて吐出圧0.5kgf/cm2で塗料を加圧
し、吐出速度5.0m/sec、毎分1.2c.c.の条件で塗料
を霧化させず筋状で第4図aの塗布装置を用いて
アルコール可溶性ナイロン.6樹脂を塗布したア
ルミシリンダー表面の長手方向10mmから230mmの
幅に吐出した。塗布装置の条件は、シリンダーの
回転速度100rpm、吐出口の横送り速度200m/
分、吐出口とアルミシリンダー表面の距離30mmで
あつた。塗料のピツチ巾は2mmであつた。 塗布後100℃で10分乾燥し平均膜厚0.3μmの塗
膜電荷発生層を得た。 該塗膜の上に更に電荷輪送物質としてベンズア
ルデヒド−4−(ジエチルアミノ)−1−ナフチル
エニルフエニルヒドラゾン5部と、スチレンメチ
ルメタクリレート共重合樹脂(数平均分子量10×
104)5部とモノクロルベンゼン90部に溶解し粘
度20cpsの電荷輪送層形成用塗料を調整した。 口径120μmの吐出口を一つ中央に有するノズル
チツプを用いて吐出圧1.0kgf/cm2で塗料を加圧
し、吐出速度10.6m/sec、毎分7.2c.c.の条件で塗
料を霧化させず筋状で第4図aの塗布装置を用い
て口径60mm、長さ240mmのアルミシリンダー表面
の長手方向10mmから230mmの幅に吐出した。塗布
装置の条件は、シリンダーの回転速度100fpm、
吐出口の横送り速度200m/分、吐出口とアルミ
シリンダー表面の距離30mmであつた。塗料のピツ
チ巾は2mmであつた。 塗布後100℃で60分乾燥し平均膜厚19μmの塗膜
電荷輪送層を得た。 比較例 1 尚、吐出口を比較実験例3と同様にし吐出角
40゜に設定し、実施例1で用いた塗料を実施例6
で用いた塗布装置で同様の条件で塗膜を形成し
た。 塗膜の膜厚を実施例1と同一にするために以下
の塗料吐出条件とした。
【表】 効率
以上の条件で塗膜を積層したものを比較例8と
した。 比較例 2 また吐出圧を実施例1より大きくし、吐出角度
を15゜として、実施例1で用いた塗料を実施例6
で用いた塗布装置で同様の条件で塗膜を形成し
た。塗膜の膜厚を実施例1と同一にするために以
下の塗料吐出条件とした。
【表】 効率
以上の条件で塗膜を積層したものを比較例9と
した。 比較例 3 また実施例1で用いた塗料を実施例6で用いた
塗布装置で同様の条件でエアースプレー法により
塗膜を形成した。塗膜の膜厚を実施例6と同一に
するために以下の塗料吐出条件とした。
【表】 効率
以上の条件で塗膜を積層したものを比較例10と
した。 比較例 4 また実施例1で用いた塗料を実施例6で用いた
塗布装置で同様の条件でエアーレススプレー法に
より塗膜を形成した。塗膜の膜厚を実施6と同一
にするために以下の塗料吐出条件とした。
【表】 径
吐出圧 50Kg〓cm2 50Kg〓cm2 50
Kg〓cm2
【表】 脂塗装 含有塗膜 塗膜
吐出速度 200m〓sec 200m〓sec 200m〓sec

吐出量 9.5c.c.〓分 3c.c.〓分
18c.c.〓分
塗料使用 40% 40%
40%
効率
以上の条件で塗膜を積層したものを比較例11と
した。 実施例1、比較例1、2、3および4の結果お
よび電子写真感光体として使用したときの結果を
以下に示す。電子写真感光体としては、以下の条
件で評価した。 発振波長778nmのアルミニウム/ガリウム/ヒ
素の三元系半導体レーザー(出力;5mW)を備
えた反転現像方式の電子写真方式プリンターであ
るレーザービームプリンター〔一次帯電時の表面
帯電制御電位;−700V、像露光光量9.5μJ/c
m2、転写電位;+700V、現像剤極性;負極性、
プロセススピード;50mm/sec、現像条件(現像
バイアス);−450V、像露光スキヤン方式;イメ
ージスキヤン、一次帯電前露光;50lux・secの赤
色全面露光〕に装填しプリント画像を形成した。
〔発明の効果〕
以上のような本発明によれば、 膜厚均一性にすぐれ、表面アラサのきわめて
小さい均一な塗膜を得られ 塗料の飛散が少なく塗膜の欠陥が発生しにく
く、コスト低減に著しい効果が得られ 塗料の飛散が少なく、塗料の回収に複雑な装
置を要することなく安価な装置で塗布が可能 塗料の飛散が少なく、オープンスペースでの
塗装が簡便に可能 塗料の散乱が少なく、塗料のまわり込み、散
乱等によるよごれ防止のためにマスキング等を
要することなく塗膜形成の制御性にすぐれてい
る ことなる色の塗料を別々に制御し、多色の塗
装を行うときに塗膜の制御性に優れていること
から塗料の混色がなく彩度、鮮明度、解像性等
にきわめて優れている 電位の一様性および耐久画像に優れた電子写
真感光体を得ることができる。 等のすぐれた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に用いられる塗布方法の概念
図、第2図は従来のスプレー法による塗膜形成の
概念図、第3図は電子写真感光体の層構成の模式
図、第4図は円筒状シリンダー表面に塗膜を形成
する装置の具体例、第5図は付着した塗料の状態
を模式的に示した図、第6図は塗料の吐出口の具
体例、第7図及び第11図は吐出角度と塗料使用
効率の関係を示す図、第8図及び第12図は吐出
角度と塗膜表面アラサの関係を示す図、第9図及
び第13図は実験例の塗膜厚分布の模式図、第1
0図及び第14図は比較実験例の塗膜厚分布の模
式図である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 微小開口部から電子写真感光体形成用塗料を
    吐出して円筒状支持体上に塗布する電子写真感光
    体の製造方法において、微小開口部から吐出する
    電子写真感光体形成用塗料が実質的に霧化せず筋
    状に連続して飛翔することを特徴とする電子写真
    感光体の製造方法。 2 微小開口部から吐出する電子写真感光体形成
    用塗料が実質的に霧化せず筋状に連続して飛翔
    し、 該飛翔した塗料は円筒状支持体に付着し、 該付着した塗料レベリングすることにより成膜
    される、 ことを特徴とする電子写真感光体の製造方法。 3 該微小開口部は円筒状支持体の回転軸方向と
    平行方向に移動する特許請求の範囲第2項記載の
    電子写真感光体の製造方法。 4 該飛翔した塗料は巻き状に付着する特許請求
    の範囲第3項記載の電子写真感光体の製造方法。
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