JPH02272563A - 電子写真感光体の製造方法 - Google Patents

電子写真感光体の製造方法

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JPH02272563A
JPH02272563A JP9310489A JP9310489A JPH02272563A JP H02272563 A JPH02272563 A JP H02272563A JP 9310489 A JP9310489 A JP 9310489A JP 9310489 A JP9310489 A JP 9310489A JP H02272563 A JPH02272563 A JP H02272563A
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JP
Japan
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paint
coating
film
cylindrical support
coating film
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JP9310489A
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English (en)
Inventor
Mitsuru Honda
充 本田
Kazunari Nakamura
一成 中村
Naoki Matsushige
松重 直樹
Shigeto Tanaka
成人 田中
Tsuguko Takemura
竹村 亜子
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は電位の一様性及び耐久画像に優れた電子写真感
光体の簡便且つ低コストでの製造方法に関する。
[従来の技術] 従来、電子写真感光体形成用塗料を用いて電子写真感光
体用円筒状支持体に塗膜を形成してドラム状電子写真感
光体を製造する方法としては、例えば円筒状支持体を塗
料中に浸漬し、徐々に引き上げることにより円筒状支持
体と塗料の界面張力を利用して塗膜を形成する浸漬塗布
方法や、ロール上に一度塗料層を形成し、該塗料層を円
筒状支持体上に転写することにより塗膜を形成するロー
ルコーティング法などが知られている。浸漬塗布方法は
膜厚の均一な塗膜が比較的簡単に形成できるが、使用す
べき塗料が多量に必要であり、また浸漬部分はすべて塗
布されるので円筒状支持体の非塗布部分にも塗膜が形成
されてしまい、塗膜の除去を必要とし、作業能率が低下
してしまう。また、ロールコーティング法もやはり多量
の塗料を必要とし、また塗膜に継ぎ目が生じてしまう。
前記のような塗布方法の他に、スプレー法と呼ばれる塗
布方法も知られている。スプレー法は、微小開口部を有
するノズルより塗料を吐出して霧化することにより生成
した微小液滴を円筒状支持体上に付着させて塗膜を形成
する方法であり、継ぎ目なしの塗布が可能であり、非常
に有効な塗膜形成方法である。しかしながら、このスプ
レー法によれば、霧化するときの圧力により塗料が飛翔
し、塗料中の揮発成分が著しく揮発して、塗料組成が変
質する傾向にあり、均一な塗膜を得るのが難しい。また
、塗料は圧力等により霧化されて放射状になるため、円
筒状支持体への塗料の付着効率が低(、また損失した塗
料を排出するための排気と汚染防止のための塗料回収設
備も必要となってしまう。また、円筒状支持体と相対的
にスプレーガンを移動させながら円筒状支持体上に塗膜
を形成させると、すでに塗膜が形成された部分に、飛散
霧化塗料の一部が付着して、円筒状支持体上に塗膜欠陥
が生じてしまう、さらに塗膜の非形成部分にも塗料のま
わり込みを生ずるため、剥離もしくは塗料付着防止のた
めに保護手段等が必要となってしまう。
スプレー法のように微小開口部を有するノズルより塗料
を吐出すが、しかし塗料を実質的に霧化せず筋状に吐出
して円筒状支持体上に塗膜を形成することによる電子写
真感光体の製造方法を本出願人は先に発明し、出願した
(特願昭63−258551号)。この方法の場合には
、必要以上の塗料の吐出なしで、必要部分のみに塗膜を
形成することができ、非常に有効な電子写真感光体の製
造方法である。
次に塗料の塗布に引き続き、塗膜の乾燥が行なわれるの
であるが、これは電子写真感光体の特性に影響を及ぼす
重要な工程であり、従来においては一定の温度に保たれ
た乾燥炉内に塗布後の円筒状支持体を装入し、乾燥する
方法が行なわれてきた。
又、特開昭58−178360号公報、特開昭58−1
79841号公報に記載されているように円筒状支持体
の内部に熱源を設け、或いは、円筒状支持体の内外から
加熱する方法によって塗料溶剤の完全な除去をめざし、
塗料中樹脂の固化を行なう方法も提案されている。
[発明が解決しようとする課題] エアースプレー法においては、大量にエアーを供給しつ
つ噴霧するので、塗布直後には塗料中溶剤か蒸発し終わ
り、既に指触乾燥が終了しているが、他の従来例におい
ては円筒状支持体上の塗膜は溶剤を多量に含んでいて流
動性を有しているので、不安定な状態である。
例えば、浸漬法の場合には、塗布直後の塗布液は円筒状
支持体上を下方に流動し、所定膜厚の形成に必要な量の
塗料を残して過剰の塗料が円筒状支持体下端よりたれ落
ち、また、円筒状支持体が引上げられる途中で指触乾燥
が若干進行するため塗料中溶剤が比較的少なくなった状
態で次の乾燥工程に移動する。そして、乾燥炉内に所定
時間室てて置き、塗料中溶剤を蒸発せしめ、塗料樹脂の
固化を行なうのであるが、指触乾燥を充分に行なわない
場合には塗料中樹脂の軟化等により加熱乾燥中の塗料ブ
レの問題が生じる。
しかし、このような場合においても乾燥が速やかに進行
すれば、上記、塗料ブレの問題も極力、抑制することも
可能であり、確かに、前記特開昭58−178360号
公報及び特開昭58−179841号公報に記されてい
る内面加熱は速やかに乾燥を進める効果があるが、加熱
された空気の動きを充分に考慮していない。
また、例えば、ロールコーティング法や、円筒状支持体
を横おきに回転させながら塗布するスプレ一方法(特に
エアーレス・スプレ一方法)や、微小開口部を有する吐
出ガンから塗料を実質的に霧化せずに吐出する方法(ビ
ーム塗布方法)の場合には、塗布直後の塗膜に溶剤を多
く含む為、塗料の流動性がな(なるまで充分に指触乾燥
を進める必要があり、又、使用する溶剤の性質によって
は、かなり長時間を要する場合もある。
温度により溶剤の蒸気圧は変動するから、塗工室の温度
を上げるか、円筒状支持体の温度を上げるかすれば、上
記指触乾燥はより速やかに進行する。
従って前記した内面加熱は円筒状支持体及びその周辺温
度を上昇させるので確かに有効であるが、円筒状支持体
を立てた状態で乾燥を実施しているため、折角の暖気が
円筒状支持体上方に突き抜けることになり、熱効率がよ
くない。
又、内面加熱の温度は各塗料溶剤の沸点近傍の温度であ
る為、突沸による塗膜損傷の恐れが大きく、条件の設定
が難しい。突沸までいかな(とも、かなり、激しく蒸発
することになる為、乾燥後の表面は若干粗(なる欠点も
ある。
次に装置としてみた場合、指触乾燥促進方法、例えば、
強制的な乾燥風や内面加熱を適用しないと、塗膜が自然
に指触乾燥するまでにかなり時間がかかる。塗布の終了
した円筒状支持体を塗布・指触乾燥装置内の次ロケーシ
ョンに送り込んで指触乾燥を継続し、塗布のロケーショ
ンにおいて新規の円筒状支持体の塗布を行ない、又、次
のロケーションに送り込む事を順次、繰りかえし、この
ようにして塗布の終了した円筒状支持体は幾つかの指触
乾燥のロケーションを経由し、指触乾燥を完了して、次
工程の加熱乾燥装置へ移動する。
従って、蒸発しに(い溶剤を含む塗料の場合には長大な
塗布、指触乾燥の装置となり、装置コストが高くなって
しまう。
本発明は、塗膜の面状態、均一性、膜厚の均一性に優れ
た塗膜欠陥のない電子写真感光体の製造方法を提供する
ことを目的とする。
また、本発明は簡便で装置の大型化を要することな(、
塗布効率化が良好であり、飛散塗料の除去や集塵のため
の排気設置を必要とせず、短時間に効率よく指触乾燥す
ることのできる電子写真感光体の製造方法を提供するこ
とを目的とする。
また、本発明は非塗膜形成部分や形成された塗膜部分に
余分な塗料が付着せず、塗料のまわり込みのない電子写
真感光体の製造方法を提供することを目的とする。
また、本発明は電位の一様性および耐久画像に優れた電
子写真感光体の製造方法を提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段] すなわち、本発明は、電子写真感光体用円筒状支持体を
その中心軸を横向きに維持し且つその中心軸の回りに所
定速度で回転させながら、該円筒状支持体の表面上に又
はその表面上の塗膜層上に、微小開口部を有する塗料吐
出ガンより電子写真感光体形成用塗料を実質的に霧化せ
ずに吐出して塗料液膜を形成し、その後該円筒状支持体
の内部から、該塗料液膜構成成分の固化及び表面の粗面
化を引き起こさない範囲の温度で加熱して指触乾燥塗膜
層を形成することを特徴とする電子写真感光体の製造方
法である。
塗料吐出用の微小開口部から塗料を吐出して塗布する方
法としては、加圧エアーを吐出させることにより生ずる
負圧により塗料を吐出し霧化することにより生成した微
小液滴を被塗布物上に付着させるエアースプレー法や、
塗料を加圧し高速で吐出霧化することにより生成した微
小液滴を被塗布物上に付着させるエアーレススプレー法
などのスプレー法が知られている。このような塗布方法
の特徴は、霧化塗料の分布を均一にして塗膜の均一性を
得るために、吐出口から吐出された霧化塗料の最大角度
である吐出角度を30°〜90°位と大きく設定し、霧
化粒子を安定に微小化するために高圧で吐出させて、吐
出口からの塗料吐出速度を100〜200 m/see
と高速にしている。その結果、吐出口から塗膜にいたる
までの霧化塗料が分布する円錐形の内部において、塗料
が専有する空間体積の割合は、0.1〜0.001%と
非常に小さくなる。すなわち、エアースプレー法やエア
ーレススプレー法等の微小開口部から塗料を吐出する塗
布方法においては、塗料は著しく空気にさらされること
になる。
塗料は、シンナー等の揮発性成分で希釈されていること
が一般的であるので、空気中にさらされると揮発性成分
が著しく揮発し、塗料中の固形分濃度の増加に代表され
るように塗料の変性を生じてしまう。その結果、塗膜に
ブツ、表面の粗面化、膜厚のバラツキ等を生じることに
なる。特にひどい場合には吐出口付近で糸引き状態と称
される塗料が霧化せずに糸状に固化してしまう状態が発
生する。かかる場合においては、塗膜の平滑性、均一性
は望むべくもない。
また、吐出角が太き(塗料の存在が0,1〜0、001
%程度と希薄でかつ塗料の分布する領域が広範囲でゆら
ぎやすいため、塗膜端部の境界線を意図したところに設
定し難(非塗膜形成部分にまわり込みを生ずる結果とな
り、非塗膜形成部分に塗料が付着しないようにカバー等
の保護を要することから作業性の点で非常に煩雑となる
そこで本発明では、塗膜の成膜性を向上させるために、
微小開口部から吐出される塗料を実質的に霧化せずに筋
状に飛翔させることにより塗料が専有する空間体積の割
合を高めて塗料の空気との接触を少な(し、塗料中の揮
発成分の揮発等による塗料の変性を防止する。
塗料が専有する空間体積の割合は、塗料の変性防止の点
からは100%、すなわち霧化しないで筋状に、円筒状
支持体の表面上に又はその表面上の塗膜層上に到達する
ことが本発明の特長であるが、従来の塗布方法において
塗料が専有する空間体積の割合は0.1〜0.001%
と著しく低いことと比較すると、吐出角度3°以下とし
た場合にも塗料が専有する空間体積の割合が95〜10
0%程度となり、塗料中の揮発成分の揮発が少な(塗料
の変性がな(なる。
従って、本発明におけるように微小開口部から塗料を吐
出して塗膜を形成する方法においては、実質的に霧化し
ない状態とは吐出角度が3°以下、好ましくは0°の筋
状に連続して飛翔する状態を示すものである。
さらに、従来の塗布方法では20〜50%と非常に低い
塗料の付着効率であり、50〜80%の塗料を損失して
いたものが、前記のように実質的に霧化をさせないこと
により、塗料が微小領域に集中するため、塗料の付着効
率が95%以上となり、また、非塗膜形成部分への塗料
付着がな(なり、他の部分への塗料のまわり込みを生ず
ることがなくなる。
一方、塗料が微小領域に集中することから、塗料の飛翔
エネルギーが密度的に高くなり、塗膜の表面を粗面化す
る傾向にあり、従来のような高速吐出(スプレー法では
吐出速度100〜200m/sec程度)では円筒状支
持体表面への影響が生じゃすくなる。特に、はなはだし
い場合には、塗膜中に気泡を生じさせることになり、塗
膜欠陥となる。
そこで塗膜の表面性をさらによくするには、塗料の微小
領域への集中化(円筒状支持体上では塗料が若干法がる
ため面積で約1/100に集中)を考慮すると、吐出速
度は30 m/see以下が好ましく、さらには25 
m/see〜2 m/secの範囲、特にはl Om/
sec〜5 m/secの範囲が好ましい。
吐出速度を30 m/sec以下にすることにより、塗
料が円筒状支持体に付着したときのエネルギーが小さく
なり、塗料が反射散乱することなく、円筒状支持体上に
総べて付着し、従来の塗布方法では大きな問題であった
オーバーミスト処理(円筒状支持体に付着しなかった塗
料が塗膜にブツ、ハジキ、光沢損失を引き起す原因とな
るため、排気設備をそなえて系外へ排出した。公害防止
のため排出時に集塵設備等で回収を要する。)を著しく
軽濾するとともに、塗料付着防止手段を設けることな(
非塗膜形成部分への塗料付着がなくなる。
本発明で用いる塗布方法においては、円筒状支持体と微
小開口部との距離は2〜100mm、特に5〜50a+
mの範囲であることが好ましい、塗料は溶剤中に固形分
を溶解あるいは分散させたものや、固形分のみのものな
ど広(適用することができる。また塗料の粘度は、円筒
状支持体上に塗料が付着した後界面張力により平滑化で
きるために、1000cps以下、さらには200cp
s以下、特に50cps〜4 cpsの範囲とするのが
好ましい。
また、微小開口部の吐出口口径は、200tLm以下が
好ましく、さらには50μm〜180umの範囲、特に
60μffi〜150umの範囲が好ましい。微小開口
部からの塗料の吐出圧ば3kgf/cm”以下が好まし
く、さらにはo、3kgf/cm2〜1.5kgf/c
m”の範囲、特に0.5kgf/cm” 〜1 kgf
/cm”の範囲が好ましい、塗料の吐出量は20 cc
/分以下、特には0.8cc/分〜15cc/分の範囲
であることが好ましい。
また、特開昭52−119651号公報に記載の塗布方
法においては、被塗布物と注液塗布機又はカーテン塗布
機の間隙に塗料の界面張力により塗料を保持することが
特徴であり、塗膜の状態が被塗布物と塗布機の配置に依
存することになる。
しかしながら、本発明で用いる塗布方法においては、塗
料を飛翔させることにより円筒状支持体と吐出口との配
置による依存性が排除されるので、成膜状態が前述の塗
布方法に比べて非常に安定することになる。
本発明で用いる塗布方法は、精密性が要求される電子写
真感光体における感光層、中間層などの薄膜塗布に対し
て極めて有効である。このような薄膜は、大面積でピン
ホール、ブッ、ハジキ等の欠陥を有することなく、膜厚
が数μ団のオーダーで均質・均一な塗膜が必要とされる
が、塗料の変性を生じず、塗料の付着性に優れ、オーバ
ーミストの発生がない塗布方法はとりわけ優れている。
本発明の電子写真感光体の製造方法においては、電子写
真感光体形成用塗料を、実質的に霧化せず筋状に連続し
て飛翔させて円筒状支持体に塗布する。
電子写真感光体形成用塗料としては、電荷発生層形成用
塗料や電荷輸送層形成用塗料などの感光層形成用塗料、
あるいは、接着性及びバリヤー性向上のための下引き層
形成用塗料や、金属シリンダーの局部電池の防止や欠陥
の隠ぺいのための導電層形成用塗料などの中間形成用塗
料、等が挙げられる。
電荷発生層形成用塗料としては、アゾ顔料、キノン顔料
、キノシアニン顔料、ペリレン顔料、イソジゴ顔料、フ
タロシアニン顔料などの電荷発生物質と、ポリビニルブ
チラール、ポリスチレン、アクリル樹脂、ポリエステル
、ポリ酢酸ビニル、ポリカーボネートなどの結着剤樹脂
とを、アルコール、ケトン、エーテル、脂肪族ハロゲン
化炭化水素、芳香族系などの有機溶剤に分散した分散液
、等が挙げられる。
電荷輸送層形成用塗料としては、スチリル系化合物、ヒ
ドラゾン系化合物、カルバゾール系化合物、ピラゾリン
系化合物、ベンジジン系化合物、トリアリールメタン系
化合物などの電荷輸送物質と、ボリアリレート、ポリス
チレン、アクリル樹脂、ポリエステル、ポリカーボネー
トなどの結着剤樹脂とを、前述のような有機溶剤に溶解
した溶液、等が挙げられる。
下引き層形成用塗料としては、カゼイン、ポリビニルア
ルコール、ポリアミドなどの樹脂を前述のような有機溶
剤に溶解した溶液、等が挙げられる。
導電層形成用塗料としては、酸化チタン、酸化スズ、カ
ーボンブラックなどの導電性粒子とエポキシ樹脂、フェ
ノール樹脂、ポリウレタンなどの適当な樹脂とを、前述
のような有機溶剤とに分散した分散液、等が挙げられる
なお、これらの各塗料には、潤滑剤、酸化防止剤、レベ
リング剤などの添加剤を加えてもよい。
円筒状支持体としては、アルミニウムシリンダ、アルミ
ニウム合金シリンダー、ステンレスシリンダーなどが挙
げられる。
これらの電子写真感光体形成用塗料を用いて本発明の方
法により製造した電子写真感光体の層構成の例として、
支持体上に中間層及び感光層が順次積層されており、詳
しくは中間層としては導電層と下引き層とが積層されて
おり、また、感光層は、電荷発生層と電荷輸送層とが積
層されている。
各層の好ましい膜厚は、導電層は5〜30μm、下引き
層は0.1〜5μm、電荷発生層は0.01〜3μm、
電荷輸送層は10〜30μmである。
本発明の方法は、導電層、下引き層、電荷発生層、及び
電荷輸送層の全層を形成するのに適用することがもっと
も好ましいが、これらの層のうちの1層あるいは2層な
どいくつかの層を、浸漬塗布方法などの他の塗布方法に
よって形成しても良い。また、電子写真感光体の層構成
として、導電層及び/又は下引き層は形成しなくしても
よい。
さらに、感光層の構成において、電荷発生層は電荷輸送
層の上に形成してもよく、また、感光層は、積層タイプ
ではなく、単一要撃であってもよい。
本発明の電子写真感光体の製造方法においては、円筒状
支持体をその中心軸を横向きに、好ましくは水平に維持
し且つ中心軸の回りに所定速度で回転させながら、その
表面上に塗料液膜を形成し、その後指触乾燥させる。こ
のように操作することにより、多量の溶剤を含み、流動
性を有している塗料液膜の異常なタレの発生を抑制しつ
つ、又、内面から穏やかに加熱することによって、熱効
率よく速やかに、しかし、突沸を発生させることなく、
溶剤蒸気を蒸発せしめ、指触乾燥を完了させることがで
きる。
又、これにより、本発明の内面加熱を適用しない場合に
比べ、塗料塗布から指触乾燥の完了に至るまでの工程を
格段に短縮し、簡略な装置構成とすることができる。
本発明の電子写真感光体の製造方法に用いる塗布装置の
具体例を第1図に示す。
第1図(a)において、1は円筒状支持体であり、これ
は円筒状支持体の保持を兼用する回転軸2に固定される
。又、回転軸2は回転モーター3により所定の回転速度
で回転される。一方、ビーム状の塗布液4を吐出するた
めのガン5は、横送り機構の架台6に乗せられており、
基体シリンダー1の回転軸方向と平行方向に移動する゛
。また、ガン5は、導出管7及びフィルター8を経由し
てタンク9に接続されている。エアーパイプ10で導入
された圧縮エアーにより、ゲージ11で定めた圧力にタ
ンク9内の塗料は加圧され、フィルター8および導出管
7を経由してガン5の先端のノズルチップ(不図示)か
ら吐出される。
この装置を用いて実際に塗布する場合、ガンの横送り機
構のスイッチとガン・ニードルのエアースイッチをセッ
トし、円筒状支持体1の所定位置からビーム4を吐出す
る。同時に回転モーター3のスイッチも入れ、円筒状支
持体保持の回転軸2を回転させる。第1図(b)に示し
たように、ガン5の先端に設けられたノズルチップ12
から吐出したビーム状の塗布液4は、円筒状支持体l上
にネジを切ったようなパターン13で糸巻き状(らせん
状)に付着し、レベリングすることにより塗膜14が成
膜される。レベリングによる塗膜の生成工程は、以下に
示すとおりである。すなわち、円筒状支持体1上に付着
した糸巻き状塗料は、塗料の衝突エネルギーおよび塗料
と被塗布物との界面張力の為、徐々に幅広く拡がってい
き、隣接する塗料がたがいに接触し被塗布物の塗布面を
すきまなくおおう。そして、塗料の拡散性ならびに塗料
と被塗布物との界面張力により適切な時間経過後、ピッ
チに応じて生じていた当初の塗膜凹凸がレベリングされ
て、平滑な面として成膜される。なお、糸巻き状に付着
する塗料は、塗料の端部どうじが重なり合うように付着
してもよい。
更に、塗料の溶剤蒸気を制御する為にフードを併用すれ
ば表面をより平滑にすることも可能である。
ビームにより形成する糸巻きのラインのピッチは、回転
速度とガンの送り速度によって決まる。
又、単位面積上の塗布液の量は吐出量が一定であればガ
ンの送り速度によって決まる。
ΔV&I  −r e υ ・ d Δvv υ また、 がある。
:単位面積当りの吐出量(cc/分・c+n”):吐出
圧(kgf/cm”) :吐出ロ径(am) ニオリフイスのベアリング長(am) :送り速度(cm/分) ビームのピッチ巾に関しては、次の関係υ P−″  Ro Pw :ビームピッチ巾(cm) Ro :円筒状支持体回転数(rpm)上記の塗布装置
で用いる塗料吐出口の具体例としては標準的には単一吐
出口を有するノズルチップであるが、塗布速度を早める
為に多数の、例えば3つの吐出口を有するノズルチップ
の形態をとってもよい。
吐出口について、塗料の侵入口の広がり角度をθ1、吐
出口の出口側の拡がり角度を02、吐出口の口径なr、
その口径部分の長さ(筒の長さ)をんとすると、θ1及
びθ、の角度は30°〜160°の範囲が好ましい。特
にθ2は吐出口の出口部分に塗料溜りができないように
、角度を120゛〜160°とすることか望ましい。し
かしながら塗料条件あるいは塗布条件によってはθ、の
角度はOo、すなわち吐出口の出口部分は拡がりを持た
な(でもよい。λ(オリフィスのベアリング長)は長く
なると圧損が太き(なり、短かくなると耐久性の点で問
題がでてくる。したがってんの数値は一般的には20μ
L11〜200μmの範囲、好ましくは50LLm−1
00μl11の範囲である。rは200μm以下が好ま
しく、さらには50μm〜180μmの範囲、特には6
0μm〜150μmの範囲が好ましい。なお、吐出口の
形状は、安定に塗料を吐出するためには真円が特に好ま
しいが、真円から形状の崩れた円、楕円、または多角形
であってもよい。なお、吐出口の形状が真円以外の場合
には、その孔の垂直断面積から割り出した、仮想円の径
をもって吐出口の口径とする。
吐出口形成部材としてダイヤモンド結晶を使用し、この
ダイヤモンド結晶を金属合金で保持固定することが好ま
しい。
ダイヤモンド結晶は、その表面の平滑性および耐摩耗性
に優れており、本発明の方法では、塗料がその滑らかな
面を経由して、安定した吐出状態になる。なお、本発明
の方法においては、吐出口の構造は、上記したものの他
、もっと簡易なもの、例えば両切り円筒体に孔のあいた
フタを付けただけのもの、あるいは一体的に底ブタが形
成された円筒体の底ブタに孔をあけただけのものなども
使用することができる。
本発明の電子写真感光体の製造方法においては前記した
ようにして形成した、円筒状支持体の表面上の塗料液膜
を円筒状支持体の内部から該塗料液膜構成成分の固化及
び表面の粗面化を引き起こさない範囲の温度、好ましく
は80℃以下の温度で加熱して指触乾燥、塗膜層を形成
する。
第2図は、内部から加熱する方法の一例を示す概略説明
図である。塗布後、一定時間レベリング回転した後、ブ
ロアー15によって円筒状支持体内部に熱風を吹き込み
、塗膜中の塗料溶剤の蒸発を促進させる。
その様子を図示すると第3図の如くであると考えられる
。円筒状支持体1上の塗布液膜14は、円筒状支持体1
がフロア−15によって送りこまれた熱風によって加熱
されることにより、溶剤蒸発が活発になる。
塗布液膜14には蒸発により、温度と濃度の勾配が生じ
る。蒸発熱(気化熱)によって液膜表面の温度が下がり
、円筒状支持体近傍の液は熱せられて液膜表面に向かっ
て移動しようとする0円筒状支持体内部が加熱されるこ
とによって、このような対流が活発におこり、速やかに
均衡に達し、指触乾燥は完了する。
室温においても上記の蒸発、対流の動きは同様であるが
、蒸発環境の温度の違いによって、その激しさは異なる
ものと考えられる。即ち、蒸発時の室温を試みに5℃高
くすれば、その分、溶剤の蒸発は速くなるので、通常の
室温、例えば20±2℃下の指触乾燥時間より速く進行
する。
使用する溶剤の気化熱が大きい場合には、液膜表面から
奪う熱量が多く、急激に表面温度を下げることになり、
もし、設定環境下で露結すると水分を含んだ塗膜となり
、表面状態及び特性に影響がある。
しかし、本発明におけるように熱量を円筒状支持体内部
から付加する手段をとることにより、液膜表面から潜熱
が奪われても露結するに至らないような条件を設定する
ことが可能である。
尚、円筒状支持体を支持して回転させる治具、塗布に使
用する治具の温度上昇を避けるために、円筒状支持体が
40℃乃至70℃となるように熱源及び時間を設定する
ことが好ましい。内面加熱後、治具を速やかに冷却し、
室温に戻すことができるように冷却器を含んだ装置構成
であれば、上記温度範囲を拡大することは可能である。
第4図は熱源として、ブロアーに加^て、面ヒ−ター1
6を円筒状支持体の中に挿入し、機能させるようにした
例である0円筒状支持体内壁に近接して面ヒーターを挿
入、設置するので、熱の伝搬も効率よく、又、円筒状支
持体の温度をモニターするセンサーを内蔵した設計にす
れば、円筒状支持体の温度制御が容易になる。
面ヒーターあるいは熱風を吹き込む構造の他に、安全上
の対策から、熱源として、例えば熱湯あるいは熱風等の
熱媒体を蛇管を通し、該蛇管を円筒状支持体中に挿入す
る方法も考えられる。
第5図は、前記で説明した内面加熱の治具の利用に加え
て、塗布した感光体の外面に送風、排気する機構を設け
た例である。17は排気ダクト、18は排気バイブであ
る。
外気を塗工面に供給、排気することにより、自然指触乾
燥に比べてかなり指触乾燥が速(なることが判っている
が、第5図に示す組み合わせによると指触乾燥は更に速
(なる。
ちなみに、フェノール樹脂10重量部、酸化チタン11
重量部、メタノール4重量部及びメチルセロソルブ9重
量部を混合、分散したものをメチルセロソルブで希釈し
た塗料を、第1図の装置において、φ150μmの口径
のノズルチップを持つビームガンによって約20μm塗
工したものを上記例も含め、種々の方法で指触乾燥した
各々の方法の指触乾燥時間は以下の通りであった。
実施例1 アルコール可溶性ナイロン−6樹脂(数平均分子量5 
X 10 ’)1.0部をn−ブチルアルコール99部
に溶解して粘度4.5cpsの下引き層形成用塗料を調
整した。
第1図(a)の塗布装置を用い、口径90μmの吐出口
を一つ中央に有するノズルチップを用いて吐出圧1.0
kgf/cm2で塗料を加圧し、吐出速度1O56II
I/sec、毎分3.8ccの条件で塗料を実質的に霧
化させず筋状で口径6C1nm、長さ240+on+の
アルミシリンダー表面の長手方向10mmから230m
mの幅に吐出した。塗布装置の条件は、シリンダーの回
転速度1100rp、吐出口の横送り速度200m/分
、吐出口とアルミシリンダー表面の距離30mmであっ
た。塗料のピッチ幅は2mmであった。
塗布後、第2図に示す乾燥方式で、熱風温度50℃で5
分間乾燥して平均膜厚1.1μmの塗膜下引き層を得た
該塗膜の上に、更に電荷発生物質としてC型銅フタロシ
アニン0.7部をブチルアルデヒド変性をした酢酸ビニ
ル樹脂(数平均分子量10XIO’)0.3部とともに
シクロへキサノン99部中に分散(数平均粒子径0.0
6μm)した粘度5.0cpsの電荷発生層形成用塗料
を調整した。
第1図(a)の塗布装置を用い、口径70μmの吐出口
を一つ中央に有するノズルチップを用いて吐出圧0.5
gf/cm2で塗料を加圧し、吐出速度5.6m/se
c 、毎分1.2ccの条件で塗料を霧化させず筋状で
アルコール可溶性ナイロン−6樹脂を塗布したアルミシ
リンダー表面の長手方向10mmから230mmの幅に
吐出した。塗布装置の条件は、シリンダーの回転速度1
100rp、吐出口の横送り速度200m/分、吐出口
とアルミシリンダー表面の距離30mmであった。塗料
のピッチ幅は2mmであった。
塗布後、第2図に示す乾燥方式で、熱風温度40℃で5
分間乾燥して平均膜厚0.3μmの塗膜電荷発生層を得
た。
該塗膜の上に、更に電荷輸送物質としてベンズアルデヒ
ド−4−(ジエチルアミノ)−1−ナフチルエニルフェ
ニルヒドラゾン5部と、スチレンメチルメタクリレート
樹脂(数平均分子量10X10’)5部とをモノクロル
ベンゼン90部に溶解して粘度20cpsの電荷輸送そ
う形成溶塗料を調整した。
第1図(a)の塗布装置を用い、口径120μmの吐出
口を一つ中央に有するノズルチップを用いて吐出圧1.
 Okgf/cm”で塗料を加圧し、吐出速度10.6
 m/sec、毎分7.2ccの条件で塗料を霧化させ
ず筋状で、口径60m+m、長さ240a+mのアルミ
シリンダー表面の長手方向10mmから230mmの幅
に吐出した。塗布装置の条件は、シリンダーの回転速度
1100rp、吐出口の横送り速度200m/分、吐出
口とアルミシリンダー表面の距離30■であった。塗料
のピッチ幅は2ma+であった。
塗布後、第2図に示す乾燥方式で、熱風温度50℃で7
分間乾燥して平均膜厚19μmの塗膜電荷輸送層を得た
比較例1 実施例1で用いた塗料を実施例1で用いた塗布装置で同
様の条件でエアースプレー法により塗膜を形成した。塗
膜の膜厚を実施例1と同一にするために以下の塗料吐出
条件とした。
Δ」 く口 1tX −ト rt  八 全ロ ト【 以上の条件で塗膜を積層したものを比較例1とした。
実施例1、比較例1の結果及び電子写真感光体として使
用したときの結果を以下に示す。電子写真感光体として
は、以下の条件で評価した。
発振波長778止のアルミニウム/ガリウム/ヒ素の三
元系半導体レーザー(出力;5mW)を備えた反転現像
方式の電子写真方式プリンターであるレーザービームプ
リンター[−次帯電時の表面帯電制御電位、−700V
、像露光光量9.5μJ/cm” 、転写電位: +7
00V、現像剤極性;負極性、プロセススピード; 5
0 mm/sec、現像条件(現像バイアス)、−45
0V、像露光スキャン方式;イメージスキャン、−次帯
電前露光;501ux−secの赤色全面露光]に装填
しプリント画像を形成した。
5郭 全 ■ sI 斜ト 籐腎 目撃 −次帯電時 像露光後の 画像欠陥 の表面電位 表面電位  (黒ポチ) コ/100cm” 実施例1  700    150      0比較
例1700〜600 150〜110   10以上の
様に実施例1においては、膜厚の標準偏差が非常に少な
く、電子写真感光体とし使用したときの一次帯電時の表
面電位の一様性に極めて優れている。塗膜表面アラサの
点でも比較例よりもはるかに表面アラサが小さいため画
像欠陥(黒ボチ:本来白地の所に感光体の欠陥のために
黒いドツト状の異常を生じる)の発生がまったく認めら
れない。
したがって本発明にもとづいて作成された電子写真感光
体は、−様性、画像欠陥の少ない点できわめて優れてい
ることがわかる。
[発明の効果] 以上のような本発明の方法によれば、 ■膜厚均一性にすぐれ、表面アラサのきわめて小さい均
一な塗膜が得られる。
■塗料の飛散が少なく塗膜の欠陥が発生しにくく、コス
ト低減に著しい効果が達成される。
■塗料の飛散が少な(、塗料の回収に複雑な装置を要す
ることなく安価な装置で塗布が可能である。
■自然指触乾燥に比べて格段に早(指触乾燥を達成する
ことができ、従って装置構成を簡略化でき、装置コスト
を低(おさえることができる。
■塗料の散乱が少な(、塗料のまわり込み、散乱等によ
るよごれ防止のためにマスキング等を要することなく、
塗膜形成の制御性にすぐれている。
■内面加熱の初期に、塗料液膜の粘度が一旦下がり、レ
ベリングに寄与するので、平坦な面を得やすい。
■電位の一様性および耐久画像に優れた電子写真感光体
を得ることができる。
等のすぐれた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施で用いる塗布装置の具体例を示す
概略説明図、第2図は本発明の実施で用いる内部加熱の
一例を示す概略説明図、第3図は塗料液膜の指触乾燥態
様を示す概略説明図、第4図は内部加熱の他の例を示す
概略説明図、第5図は本発明の別の実施態様を示す概略
説明図である。 図中、1は円筒状支持体、2は回転軸、3は回転モータ
、4はビーム状塗布液、5はガン、6きは架台、7は導
出管、8はフィルター、9はタンク、10はエアーパイ
プ、11はゲージ、12はノズルチップ、13はパター
ン、14は塗料液膜、15はブロアー 16は面ヒータ
−17は排気ダクト、18は排気パイプである。 第1図(Q) 第1図(b) 代理人 弁理士 山 下 穣 平

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 電子写真感光体用円筒状支持体をその中心軸を横向きに
    維持し且つその中心軸の回りに所定速度で回転させなが
    ら、該円筒状支持体の表面上に又はその表面上の塗膜層
    上に、微小開口部を有する塗料吐出ガンより電子写真感
    光体形成用塗料を実質的に霧化せずに吐出して塗料液膜
    を形成し、その後該円筒状支持体の内部から、該塗料液
    膜構成成分の固化及び表面の粗面化を引き起こさない範
    囲の温度で加熱して指触乾燥塗膜層を形成することを特
    徴とする電子写真感光体の製造方法。
JP9310489A 1989-04-14 1989-04-14 電子写真感光体の製造方法 Pending JPH02272563A (ja)

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