JP2667913B2 - 加熱定着用多層エンドレスフィルムの形成方法 - Google Patents

加熱定着用多層エンドレスフィルムの形成方法

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Description

【発明の詳細な説明】 〔技術分野〕 本発明は、静電複写機等の画像形成装置に装備される
加熱定着用多層エンドレスフイルムの形成方法に関する
ものである。
〔背景技術〕
従来、多層エンドレスフイルムを得るためには被塗布
物を塗料中に浸漬し、徐々に引き上げることにより、被
塗布物と塗料の表面張力を利用して塗膜を形成する浸漬
塗布方法、または、微小開口部を有するノズルより塗料
を吐出し霧化することにより、生成した微小液滴を被塗
布物上に付着させて塗膜を形成するスプレー法により層
を形成し、単独あるいはこれらを組合わせて必要な回数
繰返した後、被塗布物より脱型して多層フイルムを得て
いる。当然最外層もこれらの方法によるものであるが、
この場合、浸漬塗布方法では、(1)塗料中の微小な気
泡が、塗布工程中に被塗布物に付着しやすく、塗膜形成
後ピンホールの様な塗膜欠陥が生じやすい。(2)塗布
面にダレが生じやすく、均一な塗膜が得にくい。(3)
厚い塗膜を得るためには、数回重ね積りをしなければな
らない。(4)浸漬塗布法では塗料中に被塗布物を浸漬
するため、すでに被塗布物に塗布してある塗料と同質系
の溶剤を使用している塗料を重ね塗りすることができな
い。
またスプレー法では霧化することにより、生成した微
小液滴を被塗布物上に付着させて塗膜を形成するために
(1)塗膜表面が凸凹になりやすい。(2)塗膜表面が
荒れてしまい、乾燥中あるいは焼成中にクラツクが発生
しやすく、塗膜欠陥となりやすい。という問題点があっ
た。
〔発明の目的〕
本発明の目的は、浸漬塗布方法によるピンホールやス
プレー法によるクラツクや凸凹等の最外層における塗膜
欠陥の発生という問題点を解決することにより表面の平
滑な長寿命の加熱定着用多層エンドレスフイルム形成方
法を提供するものである。
さらに、本発明の目的は、浸漬塗布方法におけるダレ
発生による下層の塗膜厚みの不均一さを緩和する加熱定
着用多層エンドレスフイルム形成方法を提供するもので
ある。
さらに、浸漬塗布方法においては、同質系の溶剤を使
用した塗料の重ね塗りはできなかったが、本発明では、
最外層塗料と下層塗料が同質系の溶剤であっても、重ね
塗りによる塗膜が形成でき、表面が平滑で厚みの均一な
加熱定着用多層エンドレスフイルムを提供できる。
〔発明の概要〕
本発明は、多層のエンドレスフィルムによって構成さ
れる加熱定着用多層エンドレスフィルムの少なくとも最
外層のエンドレスフィルムを被塗布物と離間して配置さ
れる塗料吐出用のノズルチップに設けられた吐出口から
吐出される塗料が実質的に霧化せず、筋状に連続して飛
翔する塗膜形成方法により形成する加熱定着用多層エン
ドレスフィルムの形成方法において、 被塗布物として内層となるエンドレスフィルムが表面
に設けられている回転する円筒状の基体型を用い、該吐
出口と被塗布物との距離を2乃至100mmに設定し、粘度
が200cps以下の塗料を口径が200μm以下の該吐出口か
ら吐出し、該内層となるエンドレスフィルムの表面に該
塗料を付着させ、該円筒状の基体型の回転によって付着
させた塗料により塗膜を形成し、内層となるエンドレス
フィルムの表面に最外層のエンドレスフィルムを形成す
ることを特徴とする加熱定着用多層エンドレスフィルム
の形成方法に関する。
〔発明の具体的説明〕
前記目的を達成するために、本発明の加熱定着用多層
エンドレスフイルム形成方法においては、少なくとも最
外層をビーム塗布方法により形成する。ビーム塗布方法
は、塗膜の面状態、均一性、膜厚に優れた塗膜欠陥のな
い塗膜形成方法である。
本発明に用いる塗料用材料としては、熱可塑性樹脂ま
たは熱硬化性樹脂の溶液または分散液があり、特に最外
層用材料としてはフツ素樹脂、ポリエーテルサルホン樹
脂(以下PESと略す)が好ましい。エンドレスフイルム
の其待となるべき材料としては、ポリアミドイミド樹脂
(以下PAIと略す)、ポリエーテルイミド樹脂(以下PEI
と略す)、ポリイミド樹脂(以下PIと略す)及びその前
駆体、PES、ポリスルホン樹脂、ポリオキシベンゾイル
ポリエステル樹脂、エポキシ樹脂が好ましい。
以下、添付図面を参照しながら本発明を説明する。
本発明では、塗膜の成膜性を向上させるために、微小
開口部から吐出される塗料を第1図に示すように実質的
に霧化せずに筋状に飛翔させることにより塗料が専有す
る空間体積の割合を高めて塗料の空気との接触を少なく
して、塗料中の揮発成分の揮発等による塗料の変性を防
止するものである。
塗料が専有する空間体積の割合は、塗料の変性防止の
点からは100%、すなわち霧化しないで筋状に被塗布物
に到達することが本発明の主たる特長であるが、従来の
スプレー塗布の如き塗布方法(第2図参照)における塗
料が専有する空間体積の割合は0.1〜0.001%と著しく低
いことと比較すると、吐出角度を3゜以下とした場合に
も塗料が専有する空間体積の割合が95〜100%程度とな
り塗料中の揮発成分の揮発が少なく塗料の変性がなくな
ることから実質的に本発明の主旨と同じ効果が得られ
た。
従って、本発明における微小開口部から塗料を吐出し
塗膜を形成する方法においては、実質的に霧化しない状
態とは吐出角度が3゜以下好ましくは0゜の筋状に連続
して飛翔する状態を示すものである。
さらに、従来の塗布方法では20〜50%と非常に低い塗
料の付着効率であり、50〜80%の塗料を損失していたも
のが、前記のように実質的に霧化をさせないことによ
り、塗料が微小領域に集中するため、塗料の付着効率が
95%以上となり、また、非塗膜形成部分への塗料付着が
なくなり、他の部分へのまわり込みを生ずることがなく
なる。
一方、塗料が微小領域に集中することから、塗料の飛
翔エネルギーが密度的に高くなり、塗膜の表面性を粗面
化する傾向にあり、従来のような高速吐出(スプレー法
では吐出速度100〜200m/sec程度)では被塗布物表面へ
の影響を生じやすくなる。特に、はなはだしい場合に
は、塗膜中に気泡を生じさせることになり、塗膜欠陥と
なる。そこで塗膜の表面性をさらによくするには、塗料
の微小領域への集中化(基板上では塗料が若干広がるた
め面積で約1/100に集中)を考慮すると吐出速度は30m/s
ec以下が好ましく、さらには25m/sec〜2m/secの範囲、
特には10m/sec〜5m/secの範囲が好ましい。
吐出速度を30m/sec以下にすることにより、塗料が被
塗布物に付着したときのエネルギーが小さくなり、塗料
が反射散乱することなく、被塗布物上に総じて付着し、
従来の塗布方法では大きな問題であったオーバーミスト
処理(被塗布物に付着しなかった塗料が塗膜にブツ,ハ
ジキ,光沢損失の原因となるため排気設備をそなえ系外
へ排出した。公害防止のため排出時に集塵設備等で回収
を要する。)を著しく軽減するとともに、塗料付着防止
手段を設けることなく非塗膜形成部分への塗料付着がか
くなる。
本発明の塗布方法においては、被塗布物と微小開口部
との距離は2〜100mm、好ましくは5〜50mmの範囲であ
ることが良い。塗料は溶剤中に固形分を溶解あるいは分
散させたものや、固形分のみのものなど広く適用するこ
とができる。また、溶剤は揮発性のものはもちろんであ
るが不揮発性のものも適用することができる。また塗料
の粘度は、基板上に塗料が付着後表面張力により平滑化
するために、200cps以下、好ましくは50cps〜4cpsの範
囲であることが良い。
また、微小開口部の吐出口口径は、200μm以下、好
ましくは50μm〜180μm、より好ましくは60μm〜150
μmの範囲であることが良い。微小開口部からの塗料の
吐出圧は3Kgf/cm2以下が好ましく、さらには0.3Kgf/cm2
〜1.5Kgf/cm2の範囲、特には0.5Kgf/cm2〜1Kgf/cm2の範
囲が好ましい。塗料の吐出量は20cc/分以下、特には0.8
cc/15cc分の範囲であることが好ましい。
第3b図において、01は基体型としての基体シリンダー
であり、これはシリンダーの保持を兼用する回転軸02に
固定される。又、回転軸02は回転モーター03により所定
の回転速度で回転される。一方、ビーム状の塗布液04を
吐出するためのガン05は、横送り機構の架台06に乗せら
れており、基体シリンダー01の回転軸方向と平行方向に
移動する。また、ガン05はフイルター08および導出管07
を経由してタンク09に接続されている。エアーパイプ10
で導入された圧縮エアーにより、ゲージ11で定めた圧力
にタンク09内の塗料は加圧され、フイルター08および導
出管07を経由してガン05の先端のノズルチツプ(不図
示)から吐出される。
この装置を用いて実際に塗布する場合、ガンの横送り
機構のスイツチとガン・ニードルのエアースイツチをセ
ツトし、基体シリンダー01の所定位置からビーム04を吐
出する。同時に回転モーターのスイツチも入れ、基体シ
リンダー保持の回転軸を回転させる。第3a図に示したよ
うに、ガン05の先端に設けられたノズルチツプ12から吐
出したビーム状の塗布液04は、基体シリンダー01上にネ
ジを切ったようなパターン16で糸巻き状(らせん状)に
付着し、レベリングすることにより塗膜15が成膜され
る。レベリングによる塗膜の生成工程は、以下に示すと
おりである。すなわち、基体シリンダー01上に付着した
糸巻き状塗料は、塗料の衝突エネルギーおよび塗料の表
面張力ならびに被塗布物の表面張力の為、徐々に幅広く
拡がっていき、隣接する塗料がたがいに接触し被塗布物
の塗布面をすきまなくおおう。そして、塗料の表面張力
および拡散性ならびに被塗布物の表面張力により適切な
時間経過後、ピツチに応じて生じていた当初の塗膜凹凸
がレベリングしならされて、平滑な面として成膜され
る。なお、糸巻き状に付着する塗料は、塗料の端部どう
しが重なり合うように付着してもよい。更に、塗料の溶
剤蒸気を制御する為にフードを併用すれば表面をより平
滑にすることも可能である。
第4a図及び第4b図に塗料の吐出口の具体例を示す。第
4a図は標準的な単一吐出口を有するノズルチツプ12
(a)を示すが、塗布速度を早める為に、第4b図の如く
3つの吐出口を有するノズルチツプ12(b)の形態のよ
うに多数の吐出口を有する形態をとってもよい。
以下、実施例にもとづいて本発明を説明する。
〔実施例1〕 ポリアミツク酸溶液100重量部をN−メチル−2−ピ
ロリドン300重量部で希釈し、粘度20cpsの塗料を調整し
た。口径50mm、長さ250mmのシリンダーに上記塗料を浸
漬塗布した後、120℃で30分予備乾燥、350℃で15分焼成
しイミド化した後、脱型、平均膜厚10μmのPIエンドレ
スフイルムを得た。
次に固形分49%の四フツ化エチレン−パークロロアル
コキシエチレン共重合体(以下PFAと略す)を調整し、
粘度100cpsの塗料を得、PIエンドレスフイルムを再度シ
リンダーに圧入した後、口径100μmの吐出口を一つ中
央に有するノズルチツプを用いて吐出圧1Kg/cm2で塗料
を霧化させず筋状で第3b図のビーム塗布装置を用いてシ
リンダー表面の長手方向10mmから240mmの幅に吐出し
た。塗布装置の条件は、シリンダーの回転速度120rpm、
吐出口の横送り速度240mm/分、吐出口とシリンダー表面
の距離35mmであった。ビーム塗布後、120℃で15分予備
乾燥、400℃で15分焼成して、表面の平滑な二層エンド
レスフイルムを得た。
この二層エンドレスフイルム表面層の表面粗サを測定
するとRz=0.3〜0.4μmであった。このエンドレスフイ
ルムを用いてエンドレスフイルム表面温度185℃で紙上
のトナー像を定着したところ、2000枚でオフセツトは全
く発生しなかった。
〔比較例1〕 実施例1と同様の塗料を用い最外層をビーム塗布の代
りに第2図に示すスプレー法塗布することにより、二層
エンドレスフイルムを形成した。この二層エンドレスフ
イルム表面層の表面粗サを測定するとRz=2.0〜3.5μm
であった。このエンドレスフイルムを用いて、エンドレ
スフイルム表面温度185℃で紙上のトナー像を定着した
ところ、1300枚でオフセツトが発生した。
〔実施例2〕 実施例1のPFA塗料の代りに、PES10重量部をN−メチ
ル−2−ピロリドン90重量部に溶解した粘度30cpsの塗
料を使用した。条件、操作等は実施例1と同様に行な
い、表面の平滑な二層エンドレスフイルムを得た。この
二層エンドレスフイルムの表面粗サを測定するとRz=0.
3〜0.5μmであった。
〔比較例2〕 実施例2と同様の塗料を用い最外層をビーム塗布の代
りにスプレー法で塗布することにより、二層エンドレス
フイルムを形成しようとしたところ、下層のPIエンドレ
スフイルムがN−メチル−2−ピロリドンにより膨潤
し、乾燥後もシワが残留して、エンドレスフイルムとし
ての使用ができなかった。
〔実施例3〕 実施例1のPFA分散液の代りに、四フツ化エチレン樹
脂(以下PTFEと略す)100重量部に粒径7μmのグラフ
アイト50重量部を均一に分散させた粘度200cpsの塗料を
使用した。条件、操作等は実施例1と同様とし、二層エ
ンドレスフイルムを得た。フイルムの上部の端部厚さを
測定すると17μmであり、下部の端部厚さは18μmであ
った。
〔比較例3〕 実施例3と同様の塗料を用い、最外層をビーム塗布の
代りに浸漬塗布方法で塗布することにより二層エンドレ
スフイルムを得た。フイルムの上部の端部厚さを測定す
ると15μmであり、下部の端部厚さは20μmであった。
以上の様に本発明の加熱定着用多層エンドレスフイル
ム形成方法によれば、 1.少なくとも最外層のエンドレスフィルムを特定の条件
に設定したビーム塗装方法を用いて、内層となるエンド
レスフィルムの表面に形成することにより、塗膜の面状
態、均一性、膜厚に選れ、ピンホールやクラック等の塗
膜欠陥のない最外層を形成することが可能であり、さら
に、下層に凹凸または微細なピンホール等の塗膜欠陥が
生じていたとしても、これらの塗膜欠陥を補い、よっ
て、表面平滑性の優れた多層エンドレスフィルムを形成
することができ、この多層エンドレスフィルムをトナー
像の加熱定着に用いた場合に、オフセット性の寿命が長
くなる。
2.浸漬塗布方法の様に、塗料中に被塗布物を浸漬するこ
とがないので、下層の塗料と同質系の溶剤を使用した塗
料でも重ね塗りが可能である。
3.浸漬塗布方法においては重力を利用しているため、被
塗布物の上部と下部では膜圧の違いが発生するが、ビー
ム塗布方法は遠心力を利用するので、レベリングしやす
く、浸漬塗布方法における上部と下部の膜厚の差を吸収
して、総膜厚として均一になりやすい。
等の利点があり、特性及び精度の非常に優れた加熱定着
用エンドレスフイルムを供給することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に用いるビーム塗布方法による塗膜形成
の概念図、 第2図は従来のスプレー法による塗膜形成の概念図、 第3a図及び第3b図は、円筒状シリンダー表面または内面
に塗膜を形成する装置の具体例、 第4a図及び第4b図は、塗料の吐出口の具体例である。 01……基体シリンダー 02……シリンダー保持兼用回転軸 03……回転モーター 04……塗布液ビーム 05……ガン 06……横送り機構の架台 07……ペイント導出管 08……フイルター 09……ペイント・タンク 10……エアーパイプ 11……圧力ゲージ 12……ノズルチツプ 12(a)……1穴ビーム用チツプ(側面図) 12(a)……1穴ビーム用チツプ(正面図) 12(b)……3穴ビーム用(側面図) 14……3穴ビーム用チツプ(正面図) 15……レベリングした状態の塗膜 16……レベリングする前の状態の塗膜

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】多層のエンドレスフィルムによって構成さ
    れる加熱定着用多層エンドレスフィルムの少なくとも最
    外層のエンドレスフィルムを被塗布物と離間して配置さ
    れる塗料吐出用のノズルチップに設けられた吐出口から
    吐出される塗料が実質的に霧化せず、筋状に連続して飛
    翔する塗膜形成方法により形成する加熱定着用多層エン
    ドレスフィルムの形成方法において、 被塗布物として内層となるエンドレスフィルムが表面に
    設けられている回転する円筒状の基体型を用い、該吐出
    口と被塗布物との距離を2乃至100mmに設定し、粘度が2
    00cps以下の塗料を口径が200μm以下の該吐出口から吐
    出し、該内層となるエンドレスフィルムの表面に該塗料
    を付着させ、該円筒状の基体型の回転によって付着させ
    た塗料により塗膜を形成し、内層となるエンドレスフィ
    ルムの表面に最外層のエンドレスフィルムを形成するこ
    とを特徴とする加熱定着用多層エンドレスフィルムの形
    成方法。
  2. 【請求項2】該吐出口からの該塗料の吐出圧が3Kgf/cm2
    以下であることを特徴とする請求項1に記載の加熱定着
    用多層エンドレスフィルムの形成方法。
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