JPH0566116U - 構造物固定支持金具 - Google Patents
構造物固定支持金具Info
- Publication number
- JPH0566116U JPH0566116U JP552292U JP552292U JPH0566116U JP H0566116 U JPH0566116 U JP H0566116U JP 552292 U JP552292 U JP 552292U JP 552292 U JP552292 U JP 552292U JP H0566116 U JPH0566116 U JP H0566116U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- metal fitting
- fixing
- floor surface
- tubular
- fitting
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Joining Of Building Structures In Genera (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】床面あるいは床面の仕上げ材を損傷することな
く強固に物置等の構造物を床面に固定できる構造物固定
支持金具を提供する。 【構成】構造物固定支持金具は、床面100を支持する
鉄骨構造物200への取付部11及び取付部11から連
続して略筒状に形成された筒状部12を有する支持金具
10と、支持金具10の筒状部12に嵌装される、内面
に雌螺子部21を有する筒状金具20と、筒状金具20
の雌螺子部21に上記床面100に形成された孔101
を介して螺合する雄螺子部31及び構造物をボルト締結
可能にした固定部32を上端に有する固定用金具30と
を備えている。
く強固に物置等の構造物を床面に固定できる構造物固定
支持金具を提供する。 【構成】構造物固定支持金具は、床面100を支持する
鉄骨構造物200への取付部11及び取付部11から連
続して略筒状に形成された筒状部12を有する支持金具
10と、支持金具10の筒状部12に嵌装される、内面
に雌螺子部21を有する筒状金具20と、筒状金具20
の雌螺子部21に上記床面100に形成された孔101
を介して螺合する雄螺子部31及び構造物をボルト締結
可能にした固定部32を上端に有する固定用金具30と
を備えている。
Description
【0001】
本考案は、構造物固定支持金具に関し、更に詳しくは、床面を傷めることなく 、床面上に物置等の構造物を固定することができる構造物固定支持金具に関する 。
【0002】
従来、構造物を床面に載置する場合には、床面を形成するコンクリート上、あ るいはコンクリート上に形成された防水層等からなる仕上げ材上に基礎ブロック を設置し、この基礎ブロック上に足元金具等を用いて物置等の構造物を固定支持 するようにしていた。
【0003】 しかしながら、従来の基礎ブロックを用いた固定方法では、基礎ブロックが床 面に載置してあるに過ぎないため、物置等の構造物を強固に固定することができ ないばかりか、床面に防水層等からなる仕上げ材がある場合には、基礎ブロック で仕上げ材を損傷し、得てして傷んだ部分からの雨漏りを誘発する虞があり、し かも基礎ブロックを含む固定用金具の荷重も無視し得ないものであった。
【0004】 従って、本考案の目的は、床面あるいは床面の仕上げ材を損傷することなく強 固に物置等の構造物を固定できる構造物固定支持金具を提供することにある。
【0005】
本考案は、床面を支持する鉄骨構造物への取付部及び取付部から連続して略筒 状に形成された筒状部を有する支持金具と、支持金具の筒状部に嵌挿される、内 面に雌螺子部を有する筒状金具と、筒状金具の雌螺子部に上記床面に形成された 孔を介して螺合する雄螺子部及び構造物をボルト締結可能な固定部を上端に有す る固定用金具とを備えたことを特徴とする構造物固定支持金具を提供することに より上記目的を達成したものである。
【0006】
本考案によれば、床面を支持する鉄骨構造物へ取付部を介して支持金具取り付 け、この支持金具の筒状部に筒状金具を嵌挿した後、床面の孔から固定用金具を 挿通してその雄螺子部を筒状金具の雌螺子部にその固定部を床面から突出させた 状態で螺合し、然る後、この固定部に構造物をボルトよって締結すれば構造物を 固定することができる。
【0007】
以下、図1〜図7に示す実施例に基づいて本考案を説明する。尚、各図中、図 1は本考案の構造物固定支持金具の一実施例を示す側面図、図2は図1に示す構 造物固定支持金具の支持金具を示す斜視図、図3は図1に示す構造物固定支持金 具の筒状金具を示す斜視図、図4は図1に示す構造物固定支持金具の固定用金具 を示す斜視図、図5は図1に示す構造物固定支持金具の固定用金具を取り付ける 前の状態を示す平面図、図6は本考案の構造物固定支持金具の他の実施例を示す 図5相当図、図7は図6に示す構造物固定支持金具の支持金具を示す斜視図であ る。
【0008】 本実施例の構造物固定支持金具は、図1に示すように、床面100を下面から 支持するH型鋼等からなる鉄骨構造物200への取付部11、11及び取付部1 1、11から連続して略筒状に形成された筒状部12を有する支持金具10と、 支持金具10の筒状部12に嵌挿される、内面に雌螺子部(図3参照)21を有 する筒状金具20と、筒状金具20の雌螺子部21に上記床面100に形成され た孔101を介して螺合する雄螺子部31及び構造物をボルト締結可能にした固 定部(図4参照)32を上端に有する固定用金具30とを備えている。
【0009】 而して、上記支持金具10は、図2に示すように、上記取付部11、11が上 記筒状部12から左右にプレート状に延設されて全体として平面視で略Ω形状に 一体的に屈曲形成された部材で、上記取付部11、11に形成されたボルト孔1 1Aにおいてボルト40、ナット41によって図1に示すように鉄骨構造物20 0に締結固定するようになっている。
【0010】 また、上記筒状金具20は、図3に示すように、上記支持金具10の筒状部1 2の高さと同一高さで且つその内面に全長に亘って雌螺子部21が形成された部 材で、上記筒状部12に対して隙間なく嵌挿できるようになっている。
【0011】 また、上記固定用金具30は、図4に示すように、略ボルト状に形成され、上 記雄螺子部31で上記筒状金具20の雌螺子部21に螺合し、これらの螺子部2 1、31で上記筒状金具20への進入の程度を適宜調整すると共に、その上端の 固定部32に形成されたボルト孔32Aを介して物置等の構造物(図示せず)を 上記固定部32にボルト締結するようになっている。
【0012】 次に、上記構造物固定支持金具を用いた物置等の構造物を固定する方法につい て説明する。まず、図1、図5に示すように、ボルト40、ナット41を用いて 支持金具10をその取付部11、11において鉄骨構造物200に締結固定する 。次いで、床面100の孔101から筒状金具20を支持金具10の筒状部12 に嵌挿する。然る後、固定用金具30をその雄螺子部31で筒状金具20の雌螺 子部21に螺合して固定すべき構造物の設置高さに合わせて固定部32の床面1 00からの突出高さを調整する。この調整後、固定部32に対して物置等の構造 物をボルト、ナットによって締結固定して構造物を床面100に固定して一連の 作業を終了する。
【0013】 以上説明したように本実施例によれば、床面100に接触させることなく構造 物を床面100に設置することができるため、床面100あるいはその表面に形 成された防水層等の仕上げ材を損傷することがなく、しかも、床面100に余分 な荷重をかけることがなく、延いては床面100からの雨漏り等を防止すること ができる。
【0014】 また、図6及び図7は本考案の他の実施例を示す図で、本実施例の構造物固定 支持金具は、各図に示すように、鉄骨構造物200で形成された隅角部に取り付 けるようにした部材で、その筒状部12から左右に延設された取付部11、11 が隅角部の二面に沿うように折曲形成されている以外は上記実施例と同様に構成 されている。従って、本実施例においても上記実施例と同様の作用効果を期する ことができ、また、構造物固定支持金具は上記実施例のものと適宜組み合わせて 用いることができる。
【0015】 尚、本考案の構造物固定支持金具は上記各実施例に何等制限されるものではな く、特に、支持金具10の取付部11、11は、鉄骨構造物の形態によって適宜 の形態に成形することができる。要は、床面を支持する鉄骨構造物への取付部及 び取付部に連続する略筒状に形成された筒状部を有する支持金具と、支持金具の 筒状部に嵌挿される、内面に雌螺子部を有する筒状金具と、筒状金具の雌螺子部 に上記床面に形成された孔を介して螺合する雄螺子部及び構造物をボルト締結可 能な固定部を上端に有する固定用金具とを備えた構造物固定支持金具であれば、 全て本考案に包含され、これの各構成部材は必要に応じて適宜設計変更すること ができる。
【0016】
本考案の構造物固定支持金具は、床面あるいは床面の仕上げ材を損傷すること なく強固に物置等の構造物を固定できるものである。
【図1】本考案の構造物固定支持金具の一実施例を示す
側面図である。
側面図である。
【図2】図1に示す構造物固定支持金具の支持金具を示
す斜視図である。
す斜視図である。
【図3】図1に示す構造物固定支持金具の筒状金具を示
す斜視図である。
す斜視図である。
【図4】図1に示す構造物固定支持金具の固定用金具を
示す斜視図である。
示す斜視図である。
【図5】図1に示す構造物固定支持金具の固定用金具を
取り付ける前の状態を示す平面図である。
取り付ける前の状態を示す平面図である。
【図6】本考案の構造物固定支持金具の他の実施例を示
す図5相当図である。
す図5相当図である。
【図7】図6に示す構造物固定支持金具の支持金具を示
す斜視図である。
す斜視図である。
10 支持金具 11 取付部 12 筒状部 20 筒状金具 21 雌螺子部 30 固定用金具 31 雄螺子部 32 固定部 100 床面 101 孔 200 鉄骨構造物
Claims (1)
- 【請求項1】 床面を支持する鉄骨構造物への取付部及
び取付部に連続する略筒状に形成された筒状部を有する
支持金具と、支持金具の筒状部に嵌挿される、内面に雌
螺子部を有する筒状金具と、筒状金具の雌螺子部に上記
床面に形成された孔を介して螺合する雄螺子部及び構造
物をボルト締結可能にした固定部を上端に有する固定用
金具とを備えたことを特徴とする構造物固定支持金具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP552292U JP2561876Y2 (ja) | 1992-02-13 | 1992-02-13 | 構造物固定支持金具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP552292U JP2561876Y2 (ja) | 1992-02-13 | 1992-02-13 | 構造物固定支持金具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0566116U true JPH0566116U (ja) | 1993-08-31 |
JP2561876Y2 JP2561876Y2 (ja) | 1998-02-04 |
Family
ID=11613525
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP552292U Expired - Fee Related JP2561876Y2 (ja) | 1992-02-13 | 1992-02-13 | 構造物固定支持金具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2561876Y2 (ja) |
-
1992
- 1992-02-13 JP JP552292U patent/JP2561876Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2561876Y2 (ja) | 1998-02-04 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH0566116U (ja) | 構造物固定支持金具 | |
JPS5847725B2 (ja) | コンピユ−タ等機器の耐震支持方法 | |
JPH0733690B2 (ja) | アンカーフレームおよびその固定治具 | |
JP2515516Y2 (ja) | 手摺の支柱固定具 | |
JPH0115774Y2 (ja) | ||
JP3015125U (ja) | ユニットバス用吊り架台 | |
JPS597470Y2 (ja) | 機器支持装置 | |
JPS6337589Y2 (ja) | ||
KR102705576B1 (ko) | 설비 장치를 바닥에 고정하기 위한 바닥 고정 장치 | |
JP2694431B2 (ja) | アンカーボルトの施工方法 | |
JP2516101Y2 (ja) | 浴槽脚部の固定構造 | |
JPH0352322Y2 (ja) | ||
JPS6337375Y2 (ja) | ||
JPH0729033U (ja) | アンカーボルト定着装置 | |
JPH0439847Y2 (ja) | ||
JPH0227071Y2 (ja) | ||
JPS5835774Y2 (ja) | パネル取付装置 | |
JPH10169850A (ja) | 配管設備用支持金具 | |
JPS6336086Y2 (ja) | ||
JP2588203Y2 (ja) | 中空柱状材の立設用固定具、及びその固定位置調整装置 | |
JPH0615058Y2 (ja) | カーテンウォールのパネル取付具 | |
JPS6023364Y2 (ja) | 根太掛け固定装置 | |
JP3549996B2 (ja) | 手摺りの支持構造 | |
JPS5819217Y2 (ja) | パネル取付部の構造 | |
JPH0622062Y2 (ja) | 固定機構 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |